JPH11258244A - 分注装置の異常検知方法および異常検知装置 - Google Patents

分注装置の異常検知方法および異常検知装置

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JPH11258244A
JPH11258244A JP6488698A JP6488698A JPH11258244A JP H11258244 A JPH11258244 A JP H11258244A JP 6488698 A JP6488698 A JP 6488698A JP 6488698 A JP6488698 A JP 6488698A JP H11258244 A JPH11258244 A JP H11258244A
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pressure
abnormality
pressure data
pressure sensor
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JP6488698A
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Yuji Ogawa
祐司 小川
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調整しないでも正確にサンプルノズル異常等
の分注装置異常の検知を行うことができる、分注装置の
異常検知方法および異常検知装置を提供する。 【解決手段】 吸排ポンプ4の作動により管路2および
サンプルノズル1を介してサンプル31等の所定液体を
分注する間のサンプルノズル1または管路2内の圧力を
圧力センサ3により検知し、圧力センサ3からの圧力デ
ータに基づいて分注装置の異常を検知するに際し、異常
検知用の基準液体である洗剤33の分注時の第1の圧力
データを圧力センサ3により検知し、サンプル31の分
注時の第2の圧力データを圧力センサ3により検知し、
前記第1および第2の圧力データの比に基づいて分注装
置の異常を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸排ポンプの作動
により管路および分注ノズルを介して所定液体を分注す
る分注装置の異常検知方法および異常検知装置、特に自
動化学分析装置に用いられる分注装置の異常検知方法お
よび異常検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動化学分析装置においては、所定量の
サンプルをサンプルカップから反応容器に移すために分
注装置が用いられている。
【0003】自動化学分析装置のサンプルとしては、通
常、血清あるいは血漿が使用されるが、これらサンプル
中のフィブリン等の固形物がサンプルノズルや管路の内
部に詰まると、所定量のサンプルを分注できない場合が
ある。また、サンプルノズルをサンプルが収容されたサ
ンプルカップ内へ挿入したときの挿入量が不十分である
ため空気が吸引されてしまい、所定量のサンプルを分注
できない場合もある。
【0004】このような状況に気付かないでそのまま分
注を続けた場合、所望のデータが得られないため、誤っ
た分析結果を得ることになり、誤判定を招く要因とな
る。
【0005】上記不具合の対策として、サンプルノズル
または管路内の圧力を検知する圧力センサを設け、この
圧力センサからの圧力データに基づいてサンプルノズル
の異常の有無を検知し、異常検知時に警報を発する技術
が実公平2−45818号公報により提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のように
圧力センサを用いる場合、圧力センサの出力信号を増幅
する増幅回路を用いるのが一般的である。このとき、圧
力センサに加わる圧力Pと、増幅回路により電気信号に
変換された出力である出力電圧Dとの関係は、図5に示
すように、 P=a×D−d (ただし、1/a;感度、d;オフセット)‥‥(1) という比例関係になるので、電気信号Dから圧力Pを算
出することができる。
【0007】ここで、感度である1/aは、圧力センサ
や増幅回路構成部品の特性のばらつきによりばらつくの
で、感度の逆数であるaが一定になるように増幅回路を
調整する必要がある。その場合、圧力センサと増幅回路
とを組み合わせた状態で調整する必要があるので、取り
扱いが不便であり、製造コストが上昇してしまう。ま
た、感度は経年変化や温度変化によっても変動し、この
感度の変動は圧力算出時の誤差となり、誤判定を招く要
因となる。
【0008】さらに、サンプルノズルおよび管路の曲が
り、長さ、径等の形状のばらつきや、周囲温度によるサ
ンプル粘度の変動は、サンプルノズルまたは管路内の圧
力に影響を及ぼすため、これらを考慮せずに常に同一の
判定値を用いてサンプルノズルの異常の有無を検知(判
定)すると、誤判定を招くおそれがある。
【0009】なお、上記実公平2−45818号公報に
より開示された、圧力センサを用いるサンプルノズルの
詰まり検知技術では、圧力センサからの信号をそのまま
使用しているため、上記誤差が含まれることになり、誤
判定を招くおそれがある。その上、圧力センサや増幅回
路構成部品の特性のばらつきの影響をなくすための調整
を行う場合には、製造コストが上昇してしまう。
【0010】本発明は、製造コストの上昇を招く調整を
行うことなく、正確にサンプルノズル異常等の分注装置
異常の検知を行うことができる分注装置の異常検知方法
および異常検知装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
の請求項1は、吸排ポンプの作動により管路および分注
ノズルを介して所定液体を分注する間の分注ノズルまた
は管路内の圧力を圧力センサにより検知し、該圧力セン
サからの圧力データに基づいて分注装置の異常を検知す
るに際し、異常検知用の基準液体の分注時の第1の圧力
データを前記圧力センサにより検知し、前記所定液体の
分注時の第2の圧力データを前記圧力センサにより検知
し、前記第1および第2の圧力データの比に基づいて分
注装置の異常を検知することを特徴とするものである。
【0012】上記目的のため、本発明の請求項2は、吸
排ポンプの作動により管路および分注ノズルを介して所
定液体を分注する間の分注ノズルまたは管路内の圧力を
圧力センサにより検知し、該圧力センサからの圧力デー
タに基づいて分注装置の異常を検知するに際し、異常検
知用の第1基準液体の分注時の第1の圧力データを前記
圧力センサにより検知し、前記所定液体の分注時の第2
の圧力データを前記圧力センサにより検知し、静止時ま
たは前記第1基準液体と異なる第2基準液体の分注時の
第3の圧力データを前記圧力センサにより検知し、前記
第1および第3の圧力データの差分値ならびに前記第2
および第3の圧力データの差分値の比に基づいて分注装
置の異常を検知することを特徴とするものである。
【0013】上記目的のため、本発明の請求項3は、先
端に分注ノズルを結合される管路と、前記管路および分
注ノズルを介して所定液体を分注する吸排ポンプと、前
記分注ノズルまたは管路内の圧力を検知する圧力センサ
と、前記圧力センサからの圧力データに基づいて分注装
置の異常を検知する異常検知回路とを備える、分注装置
の異常検知装置において、異常検知用の基準液体を収容
するための基準液体収容部と、前記異常検知用の基準液
体の分注時の前記圧力センサからの第1の圧力データを
記憶する記憶部と、前記第1の圧力データと前記所定液
体の分注時の前記圧力センサからの第2の圧力データと
の比を算出する圧力比算出部とを設け、前記異常検知回
路が、前記第1および第2の圧力データの比に基づいて
分注装置の異常を検知するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0014】上記目的のため、本発明の請求項4は、先
端に分注ノズルを結合される管路と、前記管路および分
注ノズルを介して所定液体を分注する吸排ポンプと、前
記分注ノズルまたは管路内の圧力を検知する圧力センサ
と、前記圧力センサからの圧力データに基づいて分注装
置の異常を検知する異常検知回路とを備える、分注装置
の異常検知装置において、異常検知用の基準液体の分注
時の第1の圧力データを入力する第1の入力手段と、前
記第1の圧力データと前記所定液体の分注時の前記圧力
センサからの第2の圧力データとの比を算出する圧力比
算出部と、異常検知用の判定値を入力する第2の入力手
段とを設け、前記異常検知回路が、前記第1および第2
の圧力データの比ならびに前記判定値に基づいて分注装
置の異常を検知するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0015】本発明の請求項1および請求項3によれ
ば、異常判定用の基準液体の分注時の第1の圧力データ
と、所定液体(サンプル等)の分注時の第2の圧力デー
タとの比に基づいて分注装置の異常が検知され、本発明
の請求項2によれば、静止時または異常判定用の第1基
準液体と異なる第2基準液体の分注時の第3の圧力デー
タを前記圧力センサにより検知し、前記第1および第3
の圧力データの差分値ならびに前記第2および第3の圧
力データの差分値の比に基づいて分注装置の異常が検知
され、本発明の請求項4によれば、異常判定用の基準液
体の分注時の第1の圧力データおよび所定液体の分注時
の第2の圧力データの比ならびに異常検知用の判定値に
基づいて分注装置の異常が検知される。
【0016】その際、第1および第2の圧力データに
は、上述した経年変化や温度変化による誤差要因が同様
に影響していると見なされるので、両者の比を算出する
ことにより上記誤差要因の影響が打ち消される。また、
異常検知用の基準液体および所定液体の粘度に関する温
度特性が同様なものである場合には、粘度の温度特性に
よる誤差要因も打ち消される。
【0017】その結果、第1および第2の圧力データの
比は上記各誤差要因の影響を排除した正確な圧力データ
比となるので、上述した感度やばらつきに関する調整を
行うことなく、サンプルノズルの詰まり等の分注装置の
異常を正確に検知することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態
の分注装置の異常検知装置の構成を示す図である。本実
施形態の分注装置の異常検知装置は、自動化学分析装置
に用いられる分注装置の異常検知装置として構成されて
いる。
【0019】図1に示すように、分注ノズルであるサン
プルノズル1は管路2の先端に結合されている。このサ
ンプルノズル1は、サンプルノズル駆動手段7により駆
動されてサンプルカップ11の位置まで水平移動した後
に下降し、サンプルノズル先端がサンプルカップ11に
収容されたサンプル(分注すべき所定液体)31内に挿
入される。
【0020】サンプルノズル1は、管路2によって吸排
ポンプ4および電磁弁9(定常時には閉状態となる)に
接続されているので、ポンプ駆動手段8の作動により吸
排ポンプ4が吸引動作をすることによりサンプルノズル
1内が負圧の状態となり、サンプル31がサンプルカッ
プ11から吸引される。
【0021】次に、サンプルノズル1は、サンプルノズ
ル駆動手段7の駆動により分注容器13の位置まで水平
移動する。このとき、ポンプ駆動手段8の作動により吸
排ポンプ4が吐出動作をすることによりサンプルノズル
1内が正圧の状態となり、サンプル31が分注容器13
内に吐出される。
【0022】次に、サンプルノズル1は、サンプルノズ
ル駆動手段7の駆動により洗浄位置14まで水平移動す
る。その後、電磁弁9を開くとともに洗浄ポンプ10を
動作させることにより、洗浄水タンク15内の洗浄水3
2を管路2を経てサンプルノズル1から吐出させ、サン
プルノズル1を洗浄する。
【0023】以上の一連の動作を繰り返すことにより、
サンプルカップ11から分注容器13へサンプル31を
分注するが、上記洗浄ではサンプルノズル1の汚れを洗
浄し切れないことがある。その場合、残った汚れを落と
すため、サンプルノズル駆動手段7の駆動によりサンプ
ルノズル1を洗剤カップ12の位置まで水平移動させ、
洗剤カップ12内の洗剤33を吸引した後、サンプルノ
ズル1を洗浄位置14まで水平移動させて洗剤33を吐
出する動作を含む洗剤洗浄動作を行う。なお、この洗剤
洗浄動作は毎回行う必要はなく、サンプルノズル1の汚
れの程度に応じて適宜行えばよい。
【0024】上記吸排ポンプ4および電磁弁9の間の管
路には圧力センサ3が接続されている。この圧力センサ
3からの圧力データは、増幅回路5で増幅された後、異
常検知回路6に取り込まれる。異常検知回路6はA/D
変換器6a、CPU6b、記憶装置6c等より成り、増
幅された圧力データに基づいてサンプルノズルの詰まり
等の分注装置の異常の有無を検知する。
【0025】上記異常検知回路6には制御回路16を接
続する。この制御回路16は、異常検知回路6からの信
号(例えば異常判定信号)や、図示しない上位の制御回
路からの制御信号や、入力装置(キーボード等)20か
らの入力信号に基づいて、サンプルノズル駆動手段7、
ポンプ駆動手段8、電磁弁9、洗浄水ポンプ10等の構
成部品の作動制御を行うとともに、各構成部品の動作状
況に対応した異常検知回路6の作動制御を行う。
【0026】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態の分注装置においては、正常にサンプルの吸引ま
たは吐出が行われた場合の圧力センサ3からの圧力デー
タは図2に例示するようになるが、例えば吸引時に詰ま
りが発生した場合には、圧力センサ3からの圧力データ
は図3に例示するようになる。この場合、吸引が行われ
ている間の瞬時t0 での圧力データは、サンプルノズル
1に詰まりが発生した場合には正常時に比べて著しく大
きくなることから、異常の有無を検知することができ
る。なお、以下においては、標準サンプル(フィブリン
等の不純物を含まない)等の異常判定用の基準液体を吸
引または吐出するときには、サンプルノズル1の詰まり
が発生しないという前提に基づいて説明を展開する。
【0027】瞬時t0 に制御回路16から異常検知用の
基準液体の吸引が行われていることを示す情報が異常検
知回路6に入力されると、異常検知回路6は、増幅回路
5で増幅された圧力センサ3からの圧力データ(第1の
圧力データ)をディジタル値Dkに変換して、記憶装置
6cに記憶する。なお、上記基準液体の吸引が行われて
いることを示す情報は、サンプルカップ11に貼付けら
れたラベル34に印刷されたバーコード35またはキー
ボード等の入力装置20からの入力信号に基づいて制御
回路16が発生する。
【0028】自動化学分析装置では、定期的にキャリブ
レーションが行われ、管理されたキャリブレーション用
の標準サンプルが定期的に分注されるので、自動化学分
析装置に用いられる分注装置においては、異常検知用の
基準液体として前記キャリブレーション用の標準サンプ
ルを利用することができる。この場合、異常検知用の基
準液体の分注時の圧力データを得るための分注動作を行
うことなく、基準液体の圧力データを得ることができ
る。なお、本実施形態のように洗剤カップ12を具備し
た分注装置を用いる場合には、異常検知用の基準液体と
して上記標準サンプルの代わりに洗剤カップ12内の洗
剤を利用するようにしてもよい。
【0029】次に、瞬時t0 に制御回路16からサンプ
ルの吸引が行われていることを示す情報が異常検知回路
6に入力されると、異常検知回路6は、増幅回路5で増
幅された圧力センサ3からの圧力データ(第2の圧力デ
ータ)をディジタル値Dsに変換する。なお、上記サン
プルの吸引が行われていることを示す情報は、上記と同
様にして制御回路16が発生する。
【0030】次に、異常検知回路6は、サンプル吸引時
の圧力データDsと、記憶しておいた基準液体吸引時の
圧力データDkとの比(Ds/Dk)を算出し、この比
を予め設定しておいた判定値R1 と比較する。この比較
においてR1 <(Ds/Dk)であれば、サンプルノズ
ルの詰まり等の分注装置の異常が発生したと判断して、
制御回路16に異常判定情報を入力する。なお、判定値
R1 としては、正常時には比(Ds/Dk)が1の近傍
の値になることを考慮して、例えば1よりも十分に大き
い値に設定するものとする。
【0031】なお、上記においては、比(Ds/Dk)
を算出するためにサンプル吸引時の圧力データDsと基
準液体吸引時の圧力データDkとを用いているが、サン
プル吸引時または吐出時の圧力データDsと基準液体引
時または吐出時の圧力データDkとの4通りの組合せの
何れを用いてもよい。その場合、上記判定条件式をR1
<|Ds/Dk|に変更する。
【0032】上記異常判定情報が異常検知回路6から入
力されると、制御回路16は、分注装置の動作を停止さ
せる、洗浄動作に移行する、警報を発する等の異常判定
時の制御を行う。
【0033】ところで、サンプルノズル1内の圧力をP
とすると、Pは圧力センサ3からの圧力データDに基づ
き、前述した(1)式 P=a×D−d (ただし、1/a;感度、d;オフセット)‥‥(1) により算出されるが、前述のように比例定数aは多くの
要因で変動するので、算出された圧力Pには誤差が含ま
れている。
【0034】一方、サンプルおよび異常判定用の基準液
体の分注時のサンプルノズル1内の圧力を夫々Ps,P
kとして両者の比Ps/Pkを算出すると、 Ps/Pk=(a×Ds−b)/(a×Dk−b) =(Ds−b/a)/(Dk−b/a) ‥‥(2) となる。上式中のオフセットb/aは小さいので、無視
すると、 Ps/Pk =Ds/Dk ‥‥(3) となる。
【0035】この場合、比例定数aを使用せずに、ディ
ジタル化した圧力データ比Ds/Dkから直接的に比P
s/Pkを算出しているので、経年変化や温度変化によ
る誤差要因の影響が打ち消される。また、異常検知用の
基準液体およびサンプルとして粘度に関する温度特性が
同様なものを用いれば、粘度の温度特性による誤差要因
も打ち消される。その結果、圧力データ比Ds/Dkは
上記各誤差要因の影響を排除した正確な圧力データ比と
なるので、圧力データ比Ds/Dkに基づいて上記判定
を行うことにより、上述した感度やばらつきに関する調
整を行うことなく、サンプルノズルの詰まり等の分注装
置の異常を正確に検知することができる。
【0036】なお、本実施形態においては、分注装置の
異常としてサンプルノズルの詰まりを検知するようにし
ているが、これに限定されるものではない。例えば1よ
りも十分に小さい値に設定した判定値R2 を用いて、
(Ds/Dk)<R2 であるか否かにより空吸引を検知
することができる。この場合、空吸引であればDsは0
に近い値となるがDkは0にならないので(Ds/D
k)は0に近い値となり、上記判定条件式(Ds/D
k)<R2 が成立することになる。
【0037】また、洗浄動作終了直後の吐出圧力および
正常洗浄動作終了時の吐出圧力に基づいて、サンプルノ
ズルの詰まりが除去されたか否かを検知することもでき
る。すなわち、詰まり発生時に正常に洗浄が行われた場
合にはサンプルノズル内の詰まりの原因となる物質が洗
浄水によって流されるため、洗浄動作終了直後には「詰
まっていないとき」と同様の正常値(例えば0に近い圧
力値)が検知される。一方、洗浄しても詰まりの原因と
なる物質が除去できなかった場合には、洗浄動作終了直
後に「詰まっているとき」と同様の異常値(例えば大き
い圧力値)が検知される。したがって、洗浄動作終了直
後の吐出圧力の大きさに基づいてサンプルノズルの詰ま
りが除去されたか否かを判定することができる。
【0038】次に、本発明の第2実施形態の分注装置の
異常検知装置を説明する。本実施形態の分注装置の異常
検知装置は、上記第1実施形態と同様に図1に示すよう
に構成されており、自動化学分析装置に用いられる分注
装置の異常検知装置として構成されている。
【0039】本実施形態においては、異常判定用の第1
基準液体としてキャリブレーション用の標準サンプルを
使用するとともに、第2基準液体として洗剤カップ12
内の洗剤を使用することにより、オフセットを除去する
ようにしている。この場合、洗剤カップ12が異常判定
用の基準液体の収容部となる。
【0040】本実施形態では、まず、第1基準液体であ
る標準サンプルの吸引時の圧力データDkを検知してか
ら、同様にして第2基準液体である洗剤33の吸引時の
圧力データD0を検知し、圧力データDkおよびD0を
異常検知回路6の記憶装置6cに記憶しておく。次に、
異常検知回路6は、第1実施形態と同様にして、サンプ
ル吸引時の圧力データDsを求めた後、この圧力データ
Dsに基づいて、DsおよびD0の差分値である(Ds
−D0)とDkおよびD0の差分値である(Dk−D
0)との比である(Ds−D0)/(Dk−D0)を算
出する。次に、この比を予め設定しておいた判定値R1
と比較する。この比較においてR1 <(Ds−D0)/
(Dk−D0)であれば、サンプルノズルの詰まり等の
分注装置の異常が発生したと判断して、制御回路16に
異常判定情報を入力する。
【0041】ところで、サンプル分注時、標準サンプル
分注時および洗剤分注時のサンプルノズル1内の圧力を
夫々Ps、Pk、P0として、洗剤吸引時の圧力P0を
基準としたサンプル分注時の圧力Psとの差分値および
洗剤吸引時の圧力P0を基準とした標準サンプル分注時
の圧力Pkとの差分値の比を算出すると、 (Ps−P0)/(Pk−P0) ={(a×Ds−b)−(a×D0−b)}/{(a×Dk−b)−(a× D0−b)} =(Ds−D0)/(Dk−D0) ‥‥(4) となり、算出された比は誤差要因となるa,bとは無関
係になる。したがって、測定誤差が除去され、より正確
にサンプルノズルの詰まり等の分注装置の異常を判定す
ることが可能になる。
【0042】なお、本実施例では、第2基準液体として
洗剤を用いたが、他の液体を用いることも可能であり、
あるいは、分注装置が静止しているときの圧力データを
基準データD0として用いることも可能である。
【0043】図4は本発明の第3実施形態の分注装置の
異常検知装置の構成を示す図である。本実施形態の分注
装置の異常検知装置は、自動化学分析装置に用いられる
分注装置の異常検知装置として構成されている。本実施
形態の上記第1実施形態に対する変更点は、サンプルノ
ズル1の代わりに使い捨て型のサンプルノズルであるサ
ンプルノズルディスポチップ41を使用するようにした
ことであり、それに伴い洗浄水ポンプ9および洗浄水タ
ンク15を廃止してチップ交換手段42を新設するとと
もに、洗剤カップ12および洗浄位置14を夫々、基準
液体容器43およびチップ交換位置44に変更してい
る。なお、それ以外の部分は上記第1実施形態と同様に
構成する。
【0044】本実施形態では、第1実施形態のように洗
浄位置でサンプルノズル1を洗浄する代わりに、交換手
段42の作動によりチップ交換位置44でサンプルノズ
ルディスポチップ41の交換を行うようにしている。
【0045】上記構成においては、異常判定用の基準液
体45をサンプルカップ11の位置と異なる位置である
基準液体容器43の位置に配置するので、異常判定用の
基準液体をサンプルカップ11の位置に配置する第1実
施形態の場合とは相違して、任意の時刻に基準液体45
の圧力データを測定することができる。なお、異常判定
用の基準液体45としてキャリブレーション用の標準サ
ンプルを使用し、この標準サンプルを基準液体容器43
の位置に配置するようにしてもよいことは言うまでもな
い。
【0046】本実施形態における圧力データ検知および
分注装置の異常検知は、上述した第1実施形態(オフセ
ット補正なし)または第2実施形態(オフセット補正あ
り)と同様にして行う。その際、基準液体45である標
準サンプルの吸引時の圧力データDkは、一度測定して
記憶しておいたものを所定期間流用するものとするが、
サンプルノズルディスポチップ41を交換する度に測定
するようにしてもよい。また、上記異常検知に用いる判
定値Rは、固定値として記憶装置6cに記憶しておいた
ものを用いてもよいが、異常判定用の基準液体の種類
や、対象とするサンプルの種類等に応じて異なる判定値
Rを使用する方がより正確な異常検知が可能となる。そ
の場合、異常検知に用いる判定値Rをキーボード等の入
力装置20から入力する。
【0047】本実施形態によれば、上記第1実施形態ま
たは第2実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0048】次に、本発明の第4実施形態の分注装置の
異常検知装置を説明する。本実施形態の分注装置の異常
検知装置は、上記第3実施形態と同様に図4に示すよう
に構成されている。
【0049】本実施形態においては、異常判定用の基準
液体45の分注時の第1の圧力データDkおよび判定値
Rの一方または双方として、キーボード等の入力装置2
0からの入力データを用いたり、あるいは、予め記憶装
置6cに記憶しておいた複数の圧力データ/判定値の中
から、当該異常判定用の基準液体を収容したサンプルカ
ップ11に貼付けたラベル34のバーコード35のデー
タに応じて選択的に入力されるものを用いる。なお、第
1の圧力データDkおよび判定値Rの一方として記憶装
置6cに記憶しておいたデータを用いてもよいことは言
うまでもない。
【0050】本実施形態によれば、上記第3実施形態と
同様の作用効果が得られる上に、異常判定用の基準液体
の分注時の第1の圧力データや判定値Rを容易に変更で
きるため、連続的に同一サンプルを分注している間に異
なるサンプルの分注を割り込ませる必要がある場合に、
容易に対処できるという効果も得られる。
【0051】なお、上記各実施形態では圧力センサから
の圧力データに基づいて分注装置の異常検知を行ってい
るが、代わりに以下の判定条件によりセンサ故障検知を
行うようにすることも可能である。すなわち、基準液体
の吸引時、吐出時の圧力データDkの夫々に対し正常デ
ータ範囲の上限値および下限値を予め設定しておき、圧
力センサにより検知した圧力データが当該正常データ範
囲外である場合に「圧力センサの故障」と判定すること
により、圧力センサの故障を検知することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
常判定用の基準液体の分注時の第1の圧力データと所定
液体の分注時の第2の圧力データとの比または前記第1
および第2の圧力データの夫々と第3の圧力データとの
差分値の比に基づいて分注装置の異常を検知するから、
圧力センサや回路構成部品の特性、分注管路のばらつ
き、経年変化等の影響を受けることなく、サンプルノズ
ルの詰まり等の分注装置の異常を正確に検知することが
できる。また、圧力センサおよび増幅回路を組み合わせ
た調整が不要となるので、取り扱いが簡単になり、製造
コストの上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2実施形態の分注装置の
異常検知装置の構成を示す図である。
【図2】第1実施形態において正常に分注が行われた場
合の圧力センサからの圧力データを例示する図である。
【図3】第1実施形態において分注時にサンプルノズル
の詰まり等の異常が発生した場合の圧力センサからの圧
力データを例示する図である。
【図4】本発明の第3および第4実施形態の分注装置の
異常検知装置の構成を示す図である。
【図5】圧力センサに加わる圧力と増幅回路により電気
信号に変換される出力電圧との関係を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 サンプルノズル(分注ノズル) 2 管路 3 圧力センサ 4 給排ポンプ 5 増幅回路 6 異常検知回路 7 サンプルノズル駆動手段 8 ポンプ駆動手段 9 電磁弁 10 洗浄水ポンプ 11 サンプルカップ 12 洗剤カップ 13 分注容器 14 洗浄位置 15 洗浄水タンク 16 制御回路 20 入力装置 31 サンプル 33 洗剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸排ポンプの作動により管路および分注
    ノズルを介して所定液体を分注する間の分注ノズルまた
    は管路内の圧力を圧力センサにより検知し、該圧力セン
    サからの圧力データに基づいて分注装置の異常を検知す
    るに際し、 異常検知用の基準液体の分注時の第1の圧力データを前
    記圧力センサにより検知し、前記所定液体の分注時の第
    2の圧力データを前記圧力センサにより検知し、前記第
    1および第2の圧力データの比に基づいて分注装置の異
    常を検知することを特徴とする分注装置の異常検知方
    法。
  2. 【請求項2】 吸排ポンプの作動により管路および分注
    ノズルを介して所定液体を分注する間の分注ノズルまた
    は管路内の圧力を圧力センサにより検知し、該圧力セン
    サからの圧力データに基づいて分注装置の異常を検知す
    るに際し、 異常検知用の第1基準液体の分注時の第1の圧力データ
    を前記圧力センサにより検知し、前記所定液体の分注時
    の第2の圧力データを前記圧力センサにより検知し、静
    止時または前記第1基準液体と異なる第2基準液体の分
    注時の第3の圧力データを前記圧力センサにより検知
    し、前記第1および第3の圧力データの差分値ならびに
    前記第2および第3の圧力データの差分値の比に基づい
    て分注装置の異常を検知することを特徴とする分注装置
    の異常検知方法。
  3. 【請求項3】 先端に分注ノズルを結合される管路と、
    前記管路および分注ノズルを介して所定液体を分注する
    吸排ポンプと、前記分注ノズルまたは管路内の圧力を検
    知する圧力センサと、前記圧力センサからの圧力データ
    に基づいて分注装置の異常を検知する異常検知回路とを
    備える、分注装置の異常検知装置において、 異常検知用の基準液体を収容するための基準液体収容部
    と、 前記異常検知用の基準液体の分注時の前記圧力センサか
    らの第1の圧力データを記憶する記憶部と、 前記第1の圧力データと前記所定液体の分注時の前記圧
    力センサからの第2の圧力データとの比を算出する圧力
    比算出部とを設け、 前記異常検知回路が、前記第1および第2の圧力データ
    の比に基づいて分注装置の異常を検知するようにしたこ
    とを特徴とする分注装置の異常検知装置。
  4. 【請求項4】 先端に分注ノズルを結合される管路と、
    前記管路および分注ノズルを介して所定液体を分注する
    吸排ポンプと、前記分注ノズルまたは管路内の圧力を検
    知する圧力センサと、前記圧力センサからの圧力データ
    に基づいて分注装置の異常を検知する異常検知回路とを
    備える、分注装置の異常検知装置において、 異常検知用の基準液体の分注時の第1の圧力データを入
    力する第1の入力手段と、 前記第1の圧力データと前記所定液体の分注時の前記圧
    力センサからの第2の圧力データとの比を算出する圧力
    比算出部と、 異常検知用の判定値を入力する第2の入力手段とを設
    け、 前記異常検知回路が、前記第1および第2の圧力データ
    の比ならびに前記判定値に基づいて分注装置の異常を検
    知するようにしたことを特徴とする分注装置の異常検知
    装置。
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