JPH11257433A - バランスウェイトおよびバランスウェイト・ホイール組み合わせ体 - Google Patents

バランスウェイトおよびバランスウェイト・ホイール組み合わせ体

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JPH11257433A
JPH11257433A JP10058517A JP5851798A JPH11257433A JP H11257433 A JPH11257433 A JP H11257433A JP 10058517 A JP10058517 A JP 10058517A JP 5851798 A JP5851798 A JP 5851798A JP H11257433 A JPH11257433 A JP H11257433A
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JP
Japan
Prior art keywords
wheel
balance weight
tire
present
engaging part
Prior art date
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Pending
Application number
JP10058517A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kawabe
浩 川邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPH11257433A publication Critical patent/JPH11257433A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンバランスを修正する際に、鉛の使用量を
削減できるバランスウェイトおよびバランスウェイト・
ホイール組み合わせ体を提供することを課題とする。 【解決手段】 ホイール10のリム14における内周面
に周回する噛合部22が形成されている。噛合部22
は、軸方向に延びる断面三角形の凹凸20が設けられ、
ここに、一部が磁石から形成されたバランスウェイトが
磁着される。バランスウェイトにも断面三角形の凹凸が
設けられた噛合部があるため、バランスウェイトとホイ
ール10の噛合部を噛み合わせることにより、バランス
ウェイトがホイール10の所定位置に装着される。噛合
部を噛み合わせているため、タイヤの回転によって、バ
ランスウェイトがホイール10における装着位置から位
置ずれすることはなく、アンバランスを確実に修正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンバランス修正
を行うバランスウェイトおよびバランスウェイト・ホイ
ール組み合わせ体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からタイヤをホイールに装着した後
に、バランサ等によってアンバランス量を測定する。こ
のアンバランス量を修正する方法として、ホイールのリ
ムフランジ部に鉛のバランスウェイトを装着する方法が
用いられている。
【0003】この場合、バランスウェイトは以下に示す
2通りの方法でホイールの周方向における所定位置に装
着されている。
【0004】第1の方法は、棒状に形成された鉛に対し
て鉄等の金属からなるフックが形成されたバランスウェ
イトをホイールのリム部に引っかけるような形で打ち込
む方法である。
【0005】第2の方法は、細長い板状の鉛の片面に接
着剤もしくは両面テープを付けたものを必要な長さだけ
切り取り、ホイールに貼りつける方法である。
【0006】いずれの方法においても、鉛からなるバラ
ンスウェイトをホイールの周方向において所定位置に装
着することができるため、タイヤが装着されたホイール
のアンバランスを修正することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、環境に対する影
響を考慮して、世界的に鉛の使用量を削減することが非
常に大きなテーマになっている。したがって、バランス
ウェイトも使用する鉛の量を削減させることが必要とな
ってきた。このような観点から、バランスウェイトの再
使用が検討されたが、以下のような問題があった。
【0008】すなわち、従来のアンバランス修正方法に
おいて、第1の方法ではフックの耐久性に問題があり、
再使用すると走行中に金属製のフックが折れてしまうお
それがある。また、第2の方法では一度バランスウェイ
トを剥がすと再度貼りつけることはできない。
【0009】したがって、バランスウェイトとして使用
された鉛は、一部素材として融解されて再利用される以
外は、使い捨てとなっていた。
【0010】本発明は係る事実を考慮して、アンバラン
ス修正に用いられる鉛の使用量を削減できるバランスウ
ェイトおよびバランスウェイト・ホイール組み合わせ体
を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、ホイールに装着されることによって、ホイールある
いはタイヤ・ホイール組み合わせ体のアンバランスを修
正するバランスウェイトであって、少なくとも一部が磁
石から形成されていることを特徴とする。
【0012】請求項1記載の発明の作用について説明す
る。バランスウェイトの少なくとも一部を磁石で形成し
ているため、ホイールに対して磁着可能で着脱自在であ
る。したがって、何回でも再利用できる。この結果、鉛
の使用量も削減できる。
【0013】請求項2に記載の発明では、タイヤが装着
されるホイールと、少なくとも一部が磁石から形成され
ているバランスウェイトと、を備え、バランスウェイト
を磁力によってホイールの所定位置に装着することによ
り、ホイールあるいはタイヤ・ホイール組み合わせ体の
アンバランスを修正することを特徴とする。
【0014】請求項2に記載の発明の作用について説明
する。ホイールの所定位置に対してバランスウェイトを
磁力によって装着するため、バランスウェイトが脱着自
在であり、タイヤを交換した場合等に取り外し、ホイー
ルの他の位置に装着して再使用することが可能である。
【0015】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、磁着可能な部材から形成されたバラ
ンスウェイト装着部をホイールに設けることを特徴とす
る。
【0016】請求項3記載の発明の作用について説明す
る。ホイールが磁着しないアルミニウム等の部材から形
成されている場合に、磁着可能な部材から形成されたバ
ランスウェイト装着部をホイールに設けることによっ
て、少なくとも一部が磁石から形成されたバランスウェ
イトを磁力によってホイールに装着可能となる。
【0017】請求項4に記載の発明では、請求項2また
は3に記載の発明において、ホイールとバランスウェイ
トには、凹凸を有する噛合部が設けられ、双方の噛合部
を噛み合わせることによって、バランスウェイトがホイ
ールの回転時に変位することを防止することを特徴とす
る。
【0018】請求項4に記載の発明の作用について説明
する。ホイールとバランスウェイト双方の凹凸を有する
噛合部を噛み合わせることによって、タイヤ(ホイー
ル)の回転によってバランスウェイトがホイールの周方
向あるいは径方向に位置ずれすることを防止する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態に係るバラ
ンスウェイトおよびホイールの組み合わせ体について図
1〜図3を参照して説明する。図1にホイールの斜視
図、図2にホイールの断面図、図3にホイールとバラン
スウェイトの噛合状態説明図を示す。
【0020】ホイール10は鉄で形成されており、セン
ターハブ12とタイヤが装着されるリム14と両者を接
続するディスク16から構成されている。リム14の内
周面には、ホイール10の軸方向と平行な円周面が形成
された平坦部18が形成されており、平坦部18の端部
に軸方向に平行な断面三角形の凹凸20が連続的に形成
された噛合部22が周方向に設けられている。
【0021】このホイール10に装着されるバランスウ
ェイト24は、図3に示すように、略直方体形状であ
り、磁石からなる磁着部25と、比重の重い材料、例え
ば鉄からなる重量部27とから構成される。このバラン
スウェイト24は、噛合部22の軸方向幅と同一の幅で
ある装着面26に断面三角形の凹凸28が連続的に形成
された噛合部30が設けられている。
【0022】このように構成されたホイール10および
バランスウェイト24は、ホイール10にタイヤ(図示
せず)を装着した状態で、バランサによってアンバラン
ス量を測定し、これに基づいて必要な重量のバランスウ
ェイト24をホイール10における噛合部22の所定位
置に装着する。この際、ホイール10とバランスウェイ
ト24双方の噛合部22、30の凹凸20、28が噛み
合うため、タイヤ(ホイール10)が回転してもバラン
スウェイト24が周方向に位置ずれを起こすおそれはな
い。したがって、走行中もタイヤ・ホイール組み合わせ
体のアンバランス修正を確実に行う。また、タイヤある
いはホイールの交換の際にも、バランスウェイト24は
磁力でホイール10に装着されているため、ホイール1
0からの着脱が簡単にでき、再使用可能である。
【0023】なお、ホイール10が鉄製であることを前
提にして説明してきたが、アルミニウム等の磁着不可能
な部材から形成されている場合には、噛合部22の部分
を含むリング状の部材を磁着可能な部材、例えば強磁性
体の鉄で形成し、これを鋳ぐるみでアルミニウムから形
成されるホイール10と一体的に成形することにより、
ホイール10に鉄製の噛合部22が設けられることにな
る。したがって、磁石からなる磁着部25を備えるバラ
ンスウェイト24をホイール10に磁着可能とすること
ができる。なお、鋳ぐるみに限らず、他の方法(嵌合、
接着、ねじ止め等)でホイール10に鉄からなるリング
状の部材を装着しても良い。
【0024】次に、本発明の第2実施形態に係るバラン
スウェイトおよびホイールの組み合わせ体について図4
および図5を参照して説明する。第1実施形態と同様の
構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳細な説明
を省略する。図4にホイール40の側面図、図5にホイ
ール40の断面図を示す。
【0025】ホイール40は、図5に示すように、リム
14の外端部にリムフランジ部42を形成している。リ
ムフランジ部42は、ホイール40の軸方向と垂直な径
方向に形成された径方向面44と、径方向面44に連続
して軸方向に延びる軸方向面46から構成されている。
径方向面44には、径方向に延びる断面三角形の凹凸4
8が連続的に形成された噛合部50が周方向に形成され
ている。
【0026】このように構成されたホイール40にバラ
ンスウェイト24を装着することにより、噛合部50、
30の凹凸48、28が噛み合い、ホイール40におけ
るバランスウェイト24の周方向の位置ずれを防止す
る。また、タイヤの回転によりバランスウェイト24に
遠心力が作用するが、バランスウェイト24はホイール
40のリムフランジ部42における軸方向面46に当接
しているため、径方向に位置ずれすることもない。
【0027】なお、噛合部50、30における凹凸4
8、28の形状は、径方向に延びる断面三角形となって
いるが、図6に示すように半球状としても良い。このよ
うに形成することにより、周方向、径方向の双方の位置
ずれを防止することができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は上記構成とした
ので、バランスウェイトが着脱自在で再使用可能とな
り、鉛の使用量も削減することができる。
【0029】請求項2記載の本発明は上記構成としたの
で、バランスウェイトがホイールのに対して磁力によっ
て装着、取り外し自在となり、再使用可能である。した
がって、鉛の使用量も削減できる。
【0030】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
発明において上記構成としたので、ホイールがアルミニ
ウム等の磁着しいな部材から形成されていても、バラン
スウェイトを磁力で着脱自在にできる。
【0031】請求項4記載の本発明は、請求項2または
3記載の発明において上記構成としたので、タイヤの回
転時にバランスウェイトが装着位置から位置ずれを起こ
すことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るホイールの斜視図
である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るホイールの断面図
である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るホイールとバラン
スウェイトの斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るホイールの側面図
である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るホイールの断面図
である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るホイールとバラン
スウェイトの斜視図である。
【符号の説明】
10、40 ホイール 22 バランスウェイト 20、48 噛合部(バランスウェイト装着部) 26 噛合部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイールに装着されることによって、ホ
    イールあるいはタイヤ・ホイール組み合わせ体のアンバ
    ランスを修正するバランスウェイトであって、 少なくとも一部が磁石から形成されていることを特徴と
    するバランスウェイト。
  2. 【請求項2】 タイヤが装着されるホイールと、 少なくとも一部が磁石から形成されているバランスウェ
    イトと、 を備え、バランスウェイトを磁力によってホイールの所
    定位置に装着することにより、ホイールあるいはタイヤ
    ・ホイール組み合わせ体のアンバランスを修正すること
    を特徴とするバランスウェイト・ホイール組み合わせ
    体。
  3. 【請求項3】 磁着可能な部材から形成されたバランス
    ウェイト装着部をホイールに設けることを特徴とする請
    求項2記載のバランスウェイト・ホイール組み合わせ
    体。
  4. 【請求項4】 ホイールとバランスウェイトには、凹凸
    を有する噛合部が設けられ、双方の噛合部を噛み合わせ
    ることによって、バランスウェイトがホイールの回転時
    に変位することを防止することを特徴とする請求項2ま
    たは3記載のバランスウェイト・ホイール組み合わせ
    体。
JP10058517A 1998-03-10 1998-03-10 バランスウェイトおよびバランスウェイト・ホイール組み合わせ体 Pending JPH11257433A (ja)

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JP10058517A JPH11257433A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 バランスウェイトおよびバランスウェイト・ホイール組み合わせ体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6285982B1 (en) * 1997-08-22 2001-09-04 Hitachi, Ltd. Sound decompressing apparatus providing improved sound quality during special reproducing such as forward search reproducing and reverse search reproducing
WO2004018899A1 (en) * 2002-08-23 2004-03-04 Arvinmeritor Do Brasil Sistemas Automotivos Ltda. A balance weight, a wheel, a wheel rim and a wheel disc
JP2016514819A (ja) * 2013-04-12 2016-05-23 ヴェークマン アウトモーティブ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトWEGMANN automotive GmbH & Co. KG 強磁性体インレイを有するバランスウェイト

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