JPH11256111A - 表面保護フイルム用粘着剤と表面保護フイルム - Google Patents

表面保護フイルム用粘着剤と表面保護フイルム

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JPH11256111A
JPH11256111A JP10059250A JP5925098A JPH11256111A JP H11256111 A JPH11256111 A JP H11256111A JP 10059250 A JP10059250 A JP 10059250A JP 5925098 A JP5925098 A JP 5925098A JP H11256111 A JPH11256111 A JP H11256111A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、加工性にすぐれ、かつ再剥離性にす
ぐれて、長期保存とくに高温雰囲気下で長期保存しても
小さな力で再剥離でき、また手作業領域である高速剥離
でも小さな力で再剥離できる表面保護フイルムを提供す
る。 【解決手段】 基材上に、a)炭素数8〜10のアルキ
ル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主
成分とする(メタ)アクリル酸アルキルエステル100
重量部に、b)カルボキシル基含有共重合性化合物1〜
15重量部と、c)炭素数1〜5の脂肪族カルボン酸の
ビニルエステル3〜100重量部とを加えてなる単量体
混合物の共重合体に、上記b成分のカルボキシル基に対
して当量以上の架橋剤を配合してなる粘着剤を設け、こ
れを架橋処理してゲル分率を60%以上に設定したこと
を特徴とする表面保護フイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属板、化粧板、
プラスチツク板、ガラス板などの加工、運搬、貯蔵など
に際し一時的にその表面を保護するために使用する表面
保護フイルムと、これに用いる表面保護フイルム用粘着
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の表面保護フイルムとしては、プ
ラスチツクフイルムなどの基材上に、炭素数7以下のア
ルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル
とカルボキシル基含有共重合性化合物との共重合体を主
成分とし、これを架橋剤で架橋処理してなるアクリル系
の粘着剤層を設けたものが知られている。
【0003】しかし、この表面保護フイルムは、長期間
接着した場合に粘着剤が被着体側へ移着し、また被着体
に対する接着力の経時上昇性が大きいという問題があつ
た。これを回避するため、炭素数8〜10のアルキル基
を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルとアルコ
―ル性水酸基を有する共重合性化合物との共重合体を用
い、これを架橋剤で架橋処理した粘着剤層を設けたもの
(特開昭63−225677号公報)、上記同様の共重
合体に(メタ)アクリル酸アルキルエステルとカルボキ
シル基含有共重合性化合物との共重合体を少量配合し、
これを架橋剤で架橋処理した粘着剤層を設けたものなど
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら提案の
表面保護フイルムは、耐熱性に乏しく、電子分野や光学
分野などで防眩や光拡散などの目的で用いられる表面に
微細な凹凸を有するプラスチツク板、またトリアセテ―
ト板のように表面張力が低くて表面が平滑なプラスチツ
ク板などの表面保護に使用すると、加工時や保存時の加
熱により浮きなどの剥離現象を生じる問題があつた。こ
の剥離現象は異物の侵入原因となり、またエア―吸着な
どを不可能にする原因となる。また、別の問題として、
手作業領域である高速での剥離時の再剥離性に劣るとい
う問題もあつた。
【0005】本発明は、このような事情に照らし、耐熱
性にすぐれ、加工時や保存時などに浮きなどの剥離現象
を生じることなく、所期の保護目的を十分に達成でき、
また切断などの加工時の糊切れ性が良好で切断カスなど
を生じることのない、すぐれた加工性を示し、しかも接
着力の経時上昇性が小さく再剥離性にすぐれており、長
期保存とくに高温雰囲気下で長期保存しても、小さな力
で容易に再剥離でき、またその際に被着体上に糊残りを
生じるおそれもなく、さらに手作業領域である高速剥離
でも小さな力で再剥離できる表面保護フイルムと、これ
に用いる表面保護フイルム用粘着剤を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために、鋭意検討した結果、特定の(メ
タ)アクリル酸アルキルエステルとカルボキシル基含有
共重合性化合物と炭素数1〜5の脂肪族カルボン酸のビ
ニルエステルとの共重合体を主成分として用い、これを
架橋剤で特定ゲル分率となるまで架橋処理した粘着剤層
を基材上に設ける構成としたときに、耐熱性の改良され
た表面保護フイルムを得ることができ、これによれば加
工時や保存時などに浮きなどの剥離現象を生じることが
ないため、所期の保護目的を十分に達成でき、しかもこ
の表面保護フイルムはすぐれた加工性を備えており、切
断などの加工時の糊切れ性が良いために、切断カスなど
を生じるおそれがなく、そのうえ接着力の経時上昇性が
小さくて再剥離性にすぐれており、長期保存とくに高温
雰囲気下で長期保存しても小さな力で再剥離でき、その
際被着体上に糊残りを生じず、また高速剥離を行つたと
きでも小さな力で再剥離できることを知り、本発明を完
成するに至つた。
【0007】すなわち、本発明は、a)炭素数8〜10
のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルを主成分とする(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル100重量部に、b)カルボキシル基含有共重合性化
合物1〜15重量部と、c)炭素数1〜5の脂肪族カル
ボン酸のビニルエステル3〜100重量部とを加えてな
る単量体混合物の共重合体に、上記b成分のカルボキシ
ル基に対して当量以上の架橋剤を配合したことを特徴と
する表面保護フイルム用粘着剤(請求項1)に係るもの
であり、とくに上記の架橋剤が1分子中にエポキシ基を
2個以上有するエポキシ系化合物である上記構成の表面
保護フイルム用粘着剤(請求項1)を提供できるもので
ある。
【0008】また、本発明は、基材上に、上記構成の表
面保護フイルム用粘着剤を架橋処理した粘着剤層を設け
てなり、この粘着剤層のゲル分率が60%以上であるこ
とを特徴とする表面保護フイルム(請求項3)に係るも
のであり、とくに上記の基材がポリエチレンフイルム、
ポリプロピレンフイルムまたはポリエステルフイルムの
中から選ばれるプラスチツクフイルムである上記構成の
表面保護フイルム(請求項4)を提供できるものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において用いられる共重合
体は、a成分の(メタ)アクリル酸アルキルエステル
と、b成分のカルボキシル基含有共重合性化合物と、c
成分の炭素数1〜5の脂肪族カルボン酸のビニルエステ
ルとからなる単量体混合物を、溶液重合、乳化重合、懸
濁重合、塊状重合などの方法で重合させて得られるもの
であり、重量平均分子量が通常30万〜150万の範囲
にあるそれ自体で常温で粘着性を有するアクリル系共重
合体である。
【0010】a成分の(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルは、炭素数8〜10のアルキル基、たとえば、2−
エチルヘキシル基、イソノニル基、イソオクチル基など
のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルを主成分(すなわち、a成分中、50重量%を超え
る割合)としたものであり、これに必要に応じてエチル
基、ブチル基などの上記以外のアルキル基を有する他の
(メタ)アクリル酸アルキルエステルを加えたものであ
つてもよい。また、b成分のカルボキシル基含有共重合
性化合物としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸などの分子内にカルボキシル基と重合性不飽和結合
を有する化合物が用いられる。さらに、c成分の炭素数
1〜5の脂肪族カルボン酸のビニルエステルとしては、
蟻酸、酢酸、プロピオン酸などのビニルエステルが用い
られる。
【0011】上記単量体混合物において、b成分のカル
ボキシル基含有共重合性化合物は、a成分の(メタ)ア
クリル酸アルキルエステル100重量部あたり、1〜1
5重量部、好ましくは3〜10重量部の割合で用いられ
る。また、c成分の炭素数1〜5の脂肪族カルボン酸の
ビニルエステルは、a成分の(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステル100重量部あたり、3〜100重量部、好
ましくは30〜90重量部の割合で用いられる。a成分
に対するb成分およびc成分の使用量が上記範囲を逸脱
してしまうと、耐熱性、加工性、再剥離性(とくに、高
温雰囲気下での長期保存性や高速剥離性)などのいずれ
かの特性を満足できなくなるため、好ましくない。
【0012】本発明においては、上記の共重合体に、こ
の共重合体を構成するb成分のカルボキシル基に対して
当量以上、通常1〜10当量、好ましくは1.5〜7当
量の架橋剤を配合して、表面保護フイルム用粘着剤とす
る。架橋剤の配合量が上記カルボキシル基に対して当量
未満となると、架橋処理後のゲル分率が60%を下回
り、前記特性に好結果が得られにくい。架橋剤は、カル
ボキシル基と反応する官能基を1分子中に2個以上有す
る多官能性化合物であればよいが、とくに上記官能基と
してエポキシ基を有するエポキシ系化合物が好ましく用
いられる。このような表面保護フイルム用粘着剤には、
さらに必要により、充填剤、酸化防止剤などの公知の種
々の添加剤を配合してもよい。
【0013】本発明の表面保護フイルムは、基材上に、
上記構成の表面保護フイルム用粘着剤を架橋処理した粘
着剤層を設けてなるものであり、この粘着剤層のゲル分
率が60%以上、好ましくは70%以上であることを特
徴とする。ここで、架橋処理は、一般に、上記構成の表
面保護フイルム用粘着剤を基材上に塗設したのち、加熱
乾燥およびその後の熟成処理などを施すことにより、実
施できる。基材としては、プラスチツク、紙、布、金属
箔などからなる薄葉体が一般的に用いられるが、これら
の中でも、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイ
ルムまたはポリエステルフイルムの中から選ばれるプラ
スチツクフイルムが好ましい。
【0014】本発明の表面保護フイルムは、金属、プラ
スチツク、ガラス板などの被着体に対して、表面保護に
必要な適度な接着力を示し、とくに耐熱性にすぐれてい
ることから、上記被着体が電子分野や光学分野などで防
眩や光拡散などの目的で用いられる表面に微細な凹凸を
有するプラスチツク板(たとえば、偏光板など)や、ト
リアセテ―ト板のように表面張力が低くて表面が平滑な
プラスチツク板などの場合でも、その加工時などの加熱
やさらにこの加熱後の冷却によつて浮きなどの剥離現象
を生じることがない。また、加工性にすぐれているた
め、切断などの加工時の糊切れ性が良好で切断カスなど
を生じることもない。
【0015】しかも、このように表面保護の目的を達成
したのち、再剥離する際には、接着力の経時上昇性が小
さく、再剥離性にすぐれており、長期保存とくに高温雰
囲気下で長期保存しても、被着体上に糊残りを生じるこ
となく、小さな力で容易に再剥離できる。たとえば、偏
光板などのプラスチツク板に貼り付け、高温雰囲気下で
長期保存したのちでも、初期の剥離強度を2倍以内に抑
えることができる。また、手作業領域である高速剥離で
も小さな力で再剥離でき、たとえば、上記偏光板などの
プラスチツク板に対して、剥離速度を300mm/分から
30m/分まで変化させても、剥離強度を2倍以内に抑
えることができ、剥離速度に影響を受けることなく再剥
離できるという利点が得られる。
【0016】このため、本発明の表面保護フイルムは、
金属板、化粧板、プラスチツク板、ガラス板などの被着
体の加工、運搬、貯蔵などに際し、上記被着体の表面に
貼り合わせて上記表面を一時的に保護するための表面保
護材料として、電子分野や光学分野などをはじめとする
各種分野に、有利に利用できる。
【0017】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を記載して、より具
体的に説明する。以下において、部とあるのは重量部を
意味するものとする。なお、本発明において、粘着剤層
のゲル分率は、下記の方法により、測定したものであ
る。
【0018】<ゲル分率の測定>表面保護フイルムから
50mm×50mmの大きさの試験片を作製し、これを、酢
酸エチルからなる溶剤中に室温で7日間浸漬処理したの
ち、取り出し、その重量Wtを測定する。この重量と浸
漬前の初期の重量Woとから、ゲル分率(%)=(Wt
/Wo)×100として、算出した。
【0019】実施例1 アクリル酸イソノニル100部、アクリル酸7部および
酢酸ビニル50部からなる単量体混合物を、トルエンか
らなる溶剤中で、過酸化ベンゾイル0.2部を重合開始
剤として重合させ、共重合体溶液を得た。これに、共重
合体100部あたり、1分子中にエポキシ基を4個有す
る化合物(ナガセ化成社製の「デナコ―ルEX41
1」)9部(アクリル酸のカルボキシル基に対して2.
6当量に相当)を加え、表面保護フイルム用粘着剤の溶
液とした。
【0020】この表面保護フイルム用粘着剤の溶液を、
厚さが38μmのポリエチレンテレフタレ―トフイルム
からなる基材の片面に、乾燥後の厚さが20μmとなる
ように均一に塗布したのち、約100℃で3分間乾燥
し、さらに50℃で24時間熟成して、架橋処理した粘
着剤層を形成し、表面保護フイルムを作製した。このフ
イルムにおける上記粘着剤層のゲル分率は90%であつ
た。
【0021】実施例2 アクリル酸2−エチルヘキシル70部、アクリル酸ブチ
ル30部、アクリル酸13部および酢酸ビニル40部か
らなる単量体混合物を用いて、実施例1と同様にして重
合させ、共重合体溶液を得た。これに、共重合体100
部あたり、1分子中にエポキシ基を4個有する化合物
(実施例1と同じもの)9部(アクリル酸のカルボキシ
ル基に対して2.6当量に相当)を加え、表面保護フイ
ルム用粘着剤の溶液とした。この表面保護フイルム用粘
着剤の溶液を用いて、以下実施例1と同様にして、表面
保護フイルムを作製した。このフイルムにおける架橋処
理した粘着剤層のゲル分率は90%であつた。
【0022】実施例3 アクリル酸2−エチルヘキシル100部、アクリル酸4
部および酢酸ビニル80部からなる単量体混合物を用い
て、実施例1と同様にして重合させ、共重合体溶液を得
た。これに、共重合体100部あたり、1分子中にエポ
キシ基を4個有する化合物(三菱化学社製の「テトラツ
ドC」)10部(アクリル酸のカルボキシル基に対して
2.7当量に相当)を加え、表面保護フイルム用粘着剤
の溶液とした。この溶液を用いて、以下実施例1と同様
にして、架橋処理した実施例1と同様のゲル分率の粘着
剤層を有する表面保護フイルムを作製した。
【0023】比較例1 1分子中にエポキシ基を4個有する化合物(「デナコ―
ルEX411」)の使用量を2部(アクリル酸のカルボ
キシル基に対して0.6当量に相当)に変更した以外
は、実施例1と同様にして、表面保護フイルムを作製し
た。このフイルムにおける架橋処理した粘着剤層のゲル
分率は50%であつた。
【0024】比較例2 1分子中にエポキシ基を4個有する化合物(「デナコ―
ルEX411」)の使用量を2部(アクリル酸のカルボ
キシル基に対して0.6当量に相当)に変更した以外
は、実施例2と同様にして、表面保護フイルムを作製し
た。このフイルムにおける架橋処理した粘着剤層のゲル
分率は55%であつた。
【0025】比較例3 アクリル酸ブチル90部とアクリル酸10部からなる単
量体混合物を用いて、実施例1と同様にして重合させ、
共重合体溶液を得た。これに、共重合体100部あた
り、ポリイソシアネ―ト系化合物1.5部を加え、表面
保護フイルム用粘着剤の溶液とした。この表面保護フイ
ルム用粘着剤の溶液を用いて、以下実施例1と同様にし
て、表面保護フイルムを作製した。このフイルムにおけ
る架橋処理した粘着剤層のゲル分率は50%であつた。
【0026】上記の実施例1〜3および比較例1〜3の
各表面保護フイルムについて、被着体としてポリメチル
メタクリ―ト板とトリアセテ―ト板を使用し、下記の方
法により、加熱冷却後の剥がれ性(浮き)試験、加工性
(切断性)試験、再剥離力試験を行つた。これらの結果
は、表1(被着体:ポリメチルメタクリ―ト板)および
表2(被着体:トリアセテ―ト板)に示されるとおりで
あつた。
【0027】<加熱冷却後の剥がれ性(浮き)試験>表
面保護フイルムを幅20mmに切断して試験片を作製し、
この試験片をその粘着剤層を介して、23℃,60%R
Hの雰囲気下、被着体に2Kg/cm2 の圧力で圧着する。
圧着後、90℃で2時間加熱処理し、その後、低温(−
5〜5℃)で冷却処理したのち、試験片の浮き(剥が
れ)を目視により観察し、浮きが全く確認されないもの
を○、浮きが確認されたものを×、と評価した。
【0028】<加工性(切断性)試験>加熱冷却後の剥
がれ性(浮き)試験の場合と同様にして被着体に圧着
し、この圧着後、30分間経過したのち、NTカツタで
被着体ごと切断し、その断面およびその周辺を目視によ
り観察し、糊切れ性不良に起因した切断カスが全く確認
されないものを○、上記切断カスが確認されたものを
×、と評価した。
【0029】<再剥離力試験>加熱冷却後の剥がれ性
(浮き)試験の場合と同様にして被着体に圧着し、この
圧着後、30分間経過したのち(初期)、または90℃
で2時間保存後、雰囲気温度(23℃)に冷却したのち
(加熱後)、試験片(表面保護フイルム)を剥離速度3
00mm/分で引き剥がし、180度剥離力を測定した。
また、高速の剥離力として、上記の圧着後、30分間経
過したのち、試験片(表面保護フイルム)を剥離速度5
m/分の条件で引き剥がし、180度剥離力を測定し
た。
【0030】
【0031】
【0032】上記の表1および表2から、本発明の実施
例1〜3の表面保護フイルムは、被着体に貼り合わせた
のちの加熱冷却により剥がれ(浮き)を生じることがな
く、また加工(切断)時の糊切れ性が良好で切断カスを
生じるおそれもなく、さらに再剥離性にすぐれ、貼り合
わせ初期はもちろん、加熱後においても小さな剥離力で
再剥離でき、また5m/分という高速剥離を行つても、
300mm/分という低速剥離とほとんど変わらない小さ
な力で再剥離できるものであることがわかる。これに対
し、比較例1〜3の表面保護フイルムは、加熱冷却後の
剥がれ性、加工性、加熱後または高速での再剥離性に著
しく劣つている。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明は、加工時や保存
時などに浮きなどを生じないすぐれた耐熱性と、切断な
どの加工時に切断カスなどを生じないすぐれた加工性を
備え、しかも接着力の経時上昇性が小さくて再剥離性に
すぐれ、長期保存とくに高温雰囲気下で長期保存して
も、被着体上に糊残りを生じることなく小さな力で再剥
離でき、さらに剥離速度に影響されることなく再剥離で
きる表面保護フイルムと、これに用いる表面保護フイル
ム用粘着剤を提供することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)炭素数8〜10のアルキル基を有す
    る(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とする
    (メタ)アクリル酸アルキルエステル100重量部に、
    b)カルボキシル基含有共重合性化合物1〜15重量部
    と、c)炭素数1〜5の脂肪族カルボン酸のビニルエス
    テル3〜100重量部とを加えてなる単量体混合物の共
    重合体に、上記b成分のカルボキシル基に対して当量以
    上の架橋剤を配合したことを特徴とする表面保護フイル
    ム用粘着剤。
  2. 【請求項2】 架橋剤が1分子中にエポキシ基を2個以
    上有するエポキシ系化合物である請求項1に記載の表面
    保護フイルム用粘着剤。
  3. 【請求項3】 基材上に、請求項1または2に記載の表
    面保護フイルム用粘着剤を架橋処理した粘着剤層を設け
    てなり、この粘着剤層のゲル分率が60%以上であるこ
    とを特徴とする表面保護フイルム。
  4. 【請求項4】 基材がポリエチレンフイルム、ポリプロ
    ピレンフイルムまたはポリエステルフイルムの中から選
    ばれるプラスチツクフイルムである請求項3に記載の表
    面保護フイルム。
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