JPH11255086A - 制動力保持制御装置 - Google Patents
制動力保持制御装置Info
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- JPH11255086A JPH11255086A JP5697398A JP5697398A JPH11255086A JP H11255086 A JPH11255086 A JP H11255086A JP 5697398 A JP5697398 A JP 5697398A JP 5697398 A JP5697398 A JP 5697398A JP H11255086 A JPH11255086 A JP H11255086A
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- braking force
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Abstract
と駐車ブレーキとを併用できる統合された制動力保持制
御装置を提供する。 【解決手段】 坂道発進補助機能のためのシステムスイ
ッチ7と並列に電磁リレー21を設け、駐車レバーが一
定値以上引かれ、ブレーキペダルが踏まれ、ブレーキロ
ックスイッチ23が押されると、この電磁リレー21を
駆動して制動力保持機能を有効にする。そして前後の制
動用電磁弁4の夫々を動作させてブレーキロック状態を
維持し、駐車ブレーキと併用する。そして、ブレーキロ
ックスイッチ23が再度押されるか駐車ブレーキが解除
されると、前後の制動用電磁弁4の夫々の動作を止めて
ブレーキロック状態を解除する。
Description
を保持し、坂道での発進を補助できる制動力保持制御装
置に関する。
ば特開平4−244462号公報に示されているものが
ある。この公報に示された制動力保持制御装置は坂道発
進補助の装置であり、図2に示すように、ブレーキペダ
ル1と連携するマスタシリンダ2と前後のホイールシリ
ンダ3の夫々との間に設けた制動用電磁弁4を車両の停
止時に制御し、ブレーキペダル1から足が離されても制
動力を保持するものである。発進時に運転者がクラッチ
ペダルを戻して行く過程で、保持された制動力は、運転
者が予め設定した制動力保持圧解除点をクラッチが通過
した時点で解除される。この坂道発進補助装置により、
坂道でブレーキペダルから足を離しても車両は動き出す
ことがなく円滑な発進が可能になる。
持制御の構成を示す回路図である。この図において、イ
グニッションスイッチ6と直列で手動操作されるシステ
ムスイッチ7が接続されており、このシステムスイッチ
7をオンすると制動力保持による坂道発進補助機能が有
効になる。そして、CPU8はトランジスタ16をオン
して電磁リレー19のコイル19aを通電状態にし、電
磁リレー19の接点19bを閉じ、車輪の制動用電磁弁
4の夫々のコイル4aの一端が接点19bを介してバッ
テリ(図示略)に接続される。更にトランジスタ17、
18をオンする事で、制動用電磁弁4が駆動する。
10、スピードセンサ12、クラッチストロークセンサ
11、常用ブレーキセンサ13、及び駐車ブレーキセン
サ14それぞれから車両停止と認識できる所定の信号を
受けると、トランジスタ16、17、18の駆動によ
り、前後車輪の制動用電磁弁4夫々のコイル4aを通電
状態として弁(図示略)の閉状態を維持することとな
る。これによってブレーキペダルが踏み込まれた時にホ
イールシリンダ3に流入した制動油が逆流しなくなって
制動力が保持される。そして、発進時、CPU8は、上
記各入力から発進操作検出信号を受けると、トランジス
タ16又はトランジスタ17、18をオフとする。これ
により、前後の車輪の制動用電磁弁4の夫々のコイル4
aが非通電状態となって弁(図示略)が開状態となり、
ホイールシリンダ3に流入した制動油が逆流して制動力
保持が解除される。
キングレバーによる停車中に、フットブレーキを踏んで
常用ブレーキの制動力を保持し、2つのブレーキを併用
するといった装置もある。例えば、ゴミ収集作業のよう
にエンジン駆動状態で頻繁に停車する場合などでは、任
意に常用ブレーキをロックさせ、且つ駐車ブレーキと併
用し、確実に停車させたいという要望がある。
力保持制御装置において、ニュートラルスイッチ10、
クラッチストロークセンサ11、スピードセンサ12、
常用ブレーキセンサ13、及び駐車ブレーキセンサ14
からの信号の各条件により、常用ブレーキの制動力保持
及び解除を行う図3のような装置と、任意の時期に常用
ブレーキの制動力保持状態(即ちブレーキをロックさせ
る状態)と駐車ブレーキとを併用する装置とを統合する
装置が求められている。
し、且つ常用ブレーキと駐車ブレーキとを併用できる制
動力保持制御装置を提供することを目的としている。
両停止時に常用ブレーキの制動力を保持する制動力保持
手段を有し、制動力保持制御手段の作動・非作動の切り
替えを行い手動操作されるシステムスイッチと、システ
ムスイッチをバイパスして制動力保持手段を作動状態と
することが可能であるスイッチ手段と、制動力保持手段
に接続された駐車ブレーキセンサと、制動力保持手段に
接続された常用ブレーキセンサと、制動力保持手段に接
続されて常用ブレーキロックの設定を行い手動操作され
るブレーキロックスイッチとを備え、制動力保持手段
が、駐車ブレーキセンサからの駐車ブレーキ操作信号と
常用ブレーキセンサからの常用ブレーキ操作信号とブレ
ーキロックスイッチのオン信号との入力を基にスイッチ
手段によるバイパス接続を行い、制動力保持手段により
常用ブレーキのロック状態を実施する構成とすることで
達成される。
バイパス可能であるスイッチ手段(例えば、電磁リレ
ー)が設けられ、手動操作されるブレーキロックスイッ
チを操作することで、そのスイッチ手段の開閉接点が閉
状態になる。即ち、システムスイッチによって制動力保
持設定手段をオンしたことと同等になるが、このシステ
ムスイッチによって制動力保持設定手段をオンした時
は、車両の停止が検出されることで制動力保持状態とな
り、発進操作で解除されるのに対し、ブレーキロックス
イッチを操作した時は、駐車ブレーキを引いた状態でも
制動力保持可能状態となる。そして、その状態はブレー
キロックスイッチが再度操作されるか、若しくは駐車ブ
レーキが解除されるまで継続する。即ち、手動でブレー
キロックすることが可能になる。
については、上記条件に加えて駐車ブレーキレバーが一
定値以上引かれることで有効になるようにしても良い。
このようにすると、安全性を十分に確保できる。
を用いて説明する。図1は本発明による坂道発進補助装
置の実施の形態の回路図である。なお、この図におい
て、前述した図3と共通する部分には同一の符号を付け
てある。この実施の形態の坂道発進補助装置は、図3の
坂道発進補助装置の構成の他に、スイッチ手段としての
電磁リレー21、トランジスタ22、ブレーキロックス
イッチ23、駐車ブレーキロードスイッチ24及び抵抗
25を備えられている。ブレーキロックスイッチ23が
押されており、ブレーキペダルが踏まれた状態で駐車ブ
レーキレバーが一定値以上引かれることでブレーキをロ
ックするブレーキロック機能を有する。
aはシステムスイッチ7に並列接続されており、コイル
21bはその一端がシステムスイッチ7のイグニッショ
ンスイッチ6側に接続され、他端がトランジスタ22の
コレクタに接続されている。トランジスタ22はCPU
8によってオン/オフ駆動され、オンのときには上記電
磁リレー21のコイル21bが通電が状態となり、接点
21aが閉状態となる。
ック機能のオン/オフを設定するものである。このブレ
ーキロックスイッチ23は押されると自動的に復帰する
自動復帰型のスイッチであり、押される度にCPU8内
のブレーキロックオン/オフを示すフラグが1→0→1
→0…と交互に設定値が変化する。駐車ブレーキロード
スイッチ24は、駐車ブレーキの引きが一定値以上でオ
ンとなるものである。この駐車ブレーキロードスイッチ
24とCPU8との間には抵抗25を介して電圧が印加
される。
により駐車レバーが引かれたことを検出し、さらにその
引きが駐車ブレーキロードスイッチ24により一定値以
上で、ブレーキロックスイッチ23がオンであることを
検出すると、トランジスタ22をオンし、電磁リレー2
1のコイル21aを通電状態として電磁リレー21の接
点21bを閉状態とする。これにより、CPU8は制動
力保持機能を有効にしつつ、トランジスタ16をオン
し、電磁リレー19の接点19bを閉状態として前後の
制動用電磁弁4の夫々のコイル4aの一端をバッテリに
接続する。
検出する常用ブレーキセンサ13がブレーキ作動を検出
し、ブレーキロックオン/オフを示すフラグの設定値を
確認して「1」であると判断すると、トランジスタ1
7、18を共にオンし、双方の制動用電磁弁4の夫々の
コイル4aを通電状態として、ホイールシリンダ3(図
3参照)に流入した制動油の逆流を防止して制動力を保
持する。このようにしてブレーキがロック状態となる。
ブレーキロックスイッチ23を押すことである。CPU
8は、ブレーキロックスイッチ23のフラグがロック解
除になったことを検出すると、トランジスタ22、1
6、17、18をオフし、ブレーキロックが解除され
る。また、駐車ブレーキレバーを戻して駐車ブレーキを
解除する場合も、上記と同様にトランジスタ22、1
6、17、18をオフし、ブレーキロックが解除され
る。
ムスイッチ7と並列に電磁リレー21を設けている。そ
して、駐車ブレーキレバーが一定値以上引かれ、ブレー
キロックスイッチ23が押された状態で、ブレーキペダ
ルが踏まれると、この電磁リレー21を駆動して制動力
保持機能を有効にできる。つまり、常用ブレーキに対し
て人的作用を与えなくとも、前後の制動用電磁弁4の夫
々を動作させたブレーキロック状態維持を実現し、且つ
駐車ブレーキの作動を同時に実行する設定としている。
そして、ブレーキロックスイッチ23が再度押されるか
駐車ブレーキが解除されると、前後の制動用電磁弁4の
夫々の動作を止めてブレーキロック状態を解除する。こ
のように、手動でブレーキロック状態維持を実行するこ
とができる。
の坂道発進補助装置に、電磁リレー21、トランジスタ
22、ブレーキロックスイッチ23、駐車ロードスイッ
チ24及び抵抗25の追加と、常用ブレーキセンサ1
3、駐車ブレーキセンサ14、ブレーキロックスイッチ
23及び駐車ブレーキロードスイッチ24の出力に基づ
いてトランジスタ22を制御するソフトウェアの追加の
みで実現することができる。即ち、低コストで従来の坂
道発進補助装置にブレーキロック機能を追加することが
できる。
従来の坂道発進補助装置のシステムスイッチに対して並
列的にリレーを設けるとともに、ブレーキロックスイッ
チを操作することでそのリレーの開閉接点を閉状態にし
て制動力保持状態とし、その状態をブレーキロックスイ
ッチが再度操作されるまで、又は駐車ブレーキが再度解
除されるまでの間継続するので、坂道発進補助機能を備
えると共に、駐車ブレーキと併用してブレーキロックす
ることができる統合された制動力保持制御装置を提供す
ることができる。
の電気的構成を示す回路図である。
の図である。
路図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両停止時に常用ブレーキの制動力を保
持する制動力保持手段を有し、 制動力保持制御手段の作動・非作動の切り替えを行い手
動操作されるシステムスイッチと、 システムスイッチをバイパスして制動力保持手段を作動
状態とすることが可能であるスイッチ手段と、 制動力保持手段に接続された駐車ブレーキセンサと、 制動力保持手段に接続された常用ブレーキセンサと、 制動力保持手段に接続されて常用ブレーキロックの設定
を行い手動操作されるブレーキロックスイッチとを備
え、 制動力保持手段が、駐車ブレーキセンサからの駐車ブレ
ーキ操作信号と常用ブレーキセンサからの常用ブレーキ
操作信号とブレーキロックスイッチのオン信号との入力
を基にスイッチ手段によるバイパス接続を行い、制動力
保持手段により常用ブレーキのロック状態を実施するこ
とを特徴とする制動力保持制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05697398A JP4160146B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 制動力保持制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05697398A JP4160146B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 制動力保持制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11255086A true JPH11255086A (ja) | 1999-09-21 |
JP4160146B2 JP4160146B2 (ja) | 2008-10-01 |
Family
ID=13042476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05697398A Expired - Fee Related JP4160146B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 制動力保持制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4160146B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000016263A (ja) * | 1998-06-12 | 2000-01-18 | Robert Bosch Gmbh | 自動車用電気式ブレ―キ装置 |
CN106030164A (zh) * | 2014-02-26 | 2016-10-12 | 奥迪股份公司 | 用于操纵车辆具有自动变速器的传动系的制动装置的方法和控制装置 |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP05697398A patent/JP4160146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000016263A (ja) * | 1998-06-12 | 2000-01-18 | Robert Bosch Gmbh | 自動車用電気式ブレ―キ装置 |
US6256570B1 (en) | 1998-06-12 | 2001-07-03 | Robert Bosch Gmbh | Electrical braking system for a motor vehicle |
CN106030164A (zh) * | 2014-02-26 | 2016-10-12 | 奥迪股份公司 | 用于操纵车辆具有自动变速器的传动系的制动装置的方法和控制装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4160146B2 (ja) | 2008-10-01 |
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