JPH11254966A - 車両用ドアの給電用接続装置 - Google Patents

車両用ドアの給電用接続装置

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JPH11254966A
JPH11254966A JP6333898A JP6333898A JPH11254966A JP H11254966 A JPH11254966 A JP H11254966A JP 6333898 A JP6333898 A JP 6333898A JP 6333898 A JP6333898 A JP 6333898A JP H11254966 A JPH11254966 A JP H11254966A
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JP
Japan
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terminal
side connector
door
connecting member
contact
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JP6333898A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Mochizuki
良充 望月
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給電用コネクタに接触してもショートを生じ
ないようにした車両用ドアの給電用接続装置を提供す
る。 【解決手段】 ドア側コネクタの雄端子とボディ側コネ
クタの端子とが接合してドア側とボディ側の回路が接続
される車両用ドアの給電用接続装置において、前記ボデ
ィ側コネクタに前記ドア側コネクタの前記雄端子による
押圧によって前記ボディ側コネクタの端子方向に移動し
前記端子と接触する導電性の接続部材を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のバックドア
等に配設された補機に車両ボディ側の電源を供給するた
めの車両用ドアの給電用接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3および図4は、実開平3−1237
49号公報に記載された従来の車両用ドアの給電接続装
置を示している。図3において、一方のコネクタ41は
車体40に取付けられ、他方のコネクタ51はドア50
に前記一方のコネクタと対向して取付けられる。
【0003】一方のコネクタ41はハウジング42内に
一対の給電用の可動端子43および44と、電源遮断用
の可動端子45が収容され、これらの可動端子43,4
4および45には、それぞれコイルばね47A,47B
および47Cが挿入され、ホルダ46A,46Bおよび
46Cが嵌挿されて可動端子43,44および45の接
点43A,44Aおよび45Aを前方に突出させてい
る。
【0004】また、他方のコネクタ51はハウジング5
2内に一対の給電用の可動端子53および54と、電源
遮断用の可動端子55が収容され、これらの可動端子5
3,54および55には、それぞれコイルばね57A,
57Bおよび57Cが挿入され、ホルダ56A,56B
および57Cが嵌挿されて可動端子53,54および5
5の接点53A,54Aおよび55Aを前方に突出させ
ている。
【0005】車体40に取付けられた一方のコネクタ4
1の電源遮断用の可動端子45の接点45Aは、他の一
対の給電用の可動端子43および44の接点43Aおよ
び44Aより後方の位置になるよう可動端子45の長さ
が短くなっている。したがって、ドア50が、図3に示
す位置から左方向に移動して閉じられると、先ず給電用
の可動端子の接点53Aおよび54Aが車体40に取付
けられたコネクタ41の給電用の接点43Aおよび44
Aと接触し、その後接点55Aと接点45Aが接触す
る。
【0006】図4は、コネクタ41および51に接続さ
れる電源および負荷を示す。電池60の+側端子からリ
レー61を介してコネクタ41の可動端子43に、電池
60の−側端子はコネクタ41の可動端子44に、また
コネクタ41の可動端子45はリレー61の駆動コイル
61Aに接続される。
【0007】またコネクタ51の可動端子53および5
4は負荷62、可動端子55は可動端子54と接続され
ている。したがって、ドアが開状態のときは、リレー6
1の接点62Bが開であり、コネクタの接点43Aには
電圧が加わらないため、接点43Aと44Aがショート
しても電流は流れない。
【0008】ドアが閉状態になると、先ず接点43Aお
よび44Aと接点53Aおよび54Aが接触するが、接
点45Aと接点55Aが開状態であるため負荷62には
電流が供給されない。ドアが完全に閉じられると接点4
5Aと接点55Aが接続され、リレー61のコイル61
Aに電流が流れ、リレー61の接点62Bが閉じられ、
負荷62に電流が供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の車両用ドアの給電用接続装置においては、給電用以外
に電力遮断用の接点および電力遮断用のリレー接点を用
いてドア開状態時における端子間ショートによる過電流
の流れを阻止していた。
【0010】このため、装置構成が複雑になると共に、
図4に示す接点44Aと45Aがショートした場合はリ
レー61が動作し、接点43Aに電圧が加わり、ショー
トによる過電流が流れる場合もあった。本発明は簡易な
装置構成で端子がショートしても過電流が流れないよう
にした車両用ドアの給電用接続装置を提供することを課
題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、ドア側コネクタの雄端子とボディ側コネクタの端
子とが接合してドア側とボディ側の回路が接続される車
両用ドアの給電用接続装置において、前記ボディ側コネ
クタに前記ドア側コネクタの前記雄端子による押圧によ
って前記ボディ側コネクタの端子方向に移動し前記端子
と接触する導電性の接続部材を設ける。ボディ側コネク
タにドア側コネクタの雄端子による押圧によってボディ
側コネクタの端子方向に移動して端子と接触する導電性
の接続部材を設けるようにしたので、ボディ側コネクタ
とドア側コネクタが開状態ではボディ側コネクタの端子
と接続部材とが非接触状態であるため、接続部材に接触
してもショートを生じることがなくなる。
【0012】前記接続部材が前記雄端子挿入用の開口を
塞ぐようスプリングで付勢する。接続部材を雄端子挿入
用の開口を塞ぐようにスプリングで付勢させるようにし
たので、ボディ側コネクタの開口より異物の侵入を防止
することができる。
【0013】また、前記ドア側コネクタの雄端子がスプ
リングによって付勢され、前記ボディ側コネクタの接続
部材を押圧する。ドア側コネクタの雄端子をスプリング
によって付勢してボディ側コネクタの接続部材を押圧す
るようにしたので、スプリングの押圧力によって雄端
子、接続部材および端子の接触が強い力で行われ、接触
抵抗値を小さくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1およ
び図2を参照して説明する。図1は本発明の実施例の断
面図、図2はドア閉時の状態の断面図である。図におい
て、1は車両ボディ、2は車両のバックドア、3は車両
のドア側に設けられるドア側コネクタ、4は車両のボデ
ィ側に設けられるボディ側コネクタである。
【0015】雄型のドア側コネクタ4は合成樹脂製のケ
ース11と、ケース11内に後方から挿着される雄端子
12と、ケース11の後部に合体するカバー13とを備
え、ケース11とカバー13とでハウジング14が構成
される。
【0016】雄端子12は先端が半球面状の円柱形の電
気接続部15と後端にドア側の機器に接続するための接
続用端子16が設けられ、ハウジング14内に設けられ
た収容室17に収容されている。また雄端子12は収容
室17内を前後方向に移動可能に収容され、雄端子12
の電気接続部15はスプリング18の押圧により収容室
17の先端部19より突出している。
【0017】雌形のボディ側コネクタ3は合成樹脂製の
ケース21と、ケース21内に収容された端子22と、
ケース21の前部に合体するカバー24と、カバー24
内に収容される接続部材23とを備える。またケース2
1とカバー24とでハウジングが構成される。またケー
ス21の後半下部には電源線接続用コネクタ25が一体
的に設けられている。
【0018】ボディ側コネクタ3のケース21には端子
収容室26が設けられ、端子収容室26には端子22が
収容される。端子22は導電性のブスバーで構成され、
端子収容室26の前記カバー24と対向する側面に沿っ
て設けられ、他端は電源線接続用コネクタ25の接続端
子22Aを形成し、ケース21と一体的に形成されてい
る。
【0019】カバー24には接続部材23を収容する接
続部材収容室27が設けられている。接続部材収容室2
7の前記端子22と対向する面には接続部材23を挿通
して端子22と接触させるための挿通孔28が、また挿
通孔28と対向し前記ドア側コネクタ4の雄端子12と
対向する面には開口29が設けられている。
【0020】接続部材23は導電性の材料でT字状の円
柱形をしており、T字状の頭部30から柱部31には接
続部材収容室27および挿通孔28と接触して接続部材
23を端子22と開口29方向への移動をガイドするガ
イド部材32が挿着されている。
【0021】接続部材23の柱部31にはスプリング3
3が挿通され、接続部材23を開口29方向に押圧し、
また接続部材23の頭部30はスプリングワッシャ34
によって開口29方向に抜け出るのを阻止され、接続部
材収容室27の開口29を内側から閉止している。
【0022】図1に示すように、車両のドアが開状態の
ときは、ボディ側コネクタ3の開口29は接続部材23
で閉止され、接続部材23は端子22と非接続状態であ
るため、接続部材23に接触してもショートすることが
ない。
【0023】また、車両のドアが閉状態になると、図2
に示されるように、ドア側コネクタ4の雄端子12の電
気接続部15がボディ側コネクタ3の開口29より挿入
され、接続部材23を後退させ端子22と接触させ、電
気的接続が行われる。すなわち、ボディ側コネクタ3の
端子22は接続部材23と電気的に接続され、接続部材
23はドア側コネクタ4の電気接続部15と接触押圧さ
れて電気的に接続され、雄端子12と接続される。
【0024】ドア側コネクタ1の雄端子12は、前述し
たように、スプリング18によって前方に押圧されてい
るため、電気接続部15と接続部材23との接触圧およ
び接続部材23と端子22との接触圧は大であり、電気
的な接触抵抗値が小さくなり、良好な電気的接続が行わ
れる。
【0025】なお接続部材23を開口29の方向に押圧
させるスプリング33は、接続部材23によって開口2
9を閉止させるに必要な強さのものでよく、前記雄端子
12を押圧するスプリング18に比べて非常に弱いもの
となっている。
【0026】
【発明の効果】前述したように本発明によれば次の効果
が得られる。ボディ側コネクタにドア側コネクタの雄端
子による押圧によってボディ側コネクタの端子方向に移
動して端子と接触する導電性の接続部材を設けるように
したので、ボディ側コネクタとドア側コネクタが開状態
ではボディ側コネクタの端子と接続部材とが非接触状態
であるため、接続部材に接触してもショートを生じるこ
とがなくなる。
【0027】接続部材を雄端子挿入用の開口を塞ぐよう
にスプリングで付勢させるようにしたので、ボディ側コ
ネクタの開口より異物の侵入を防止することができる。
また、ドア側コネクタの雄端子をスプリングによって付
勢してボディ側コネクタの接続部材を押圧するようにし
たので、スプリングの押圧力によって雄端子、接続部材
および端子の接触が強い力で行われ、接触抵抗値を小さ
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】本発明の実施例のドア閉時の状態の断面図であ
る。
【図3】従来例を示す断面図である。
【図4】従来例の電気的構成図である。
【符号の説明】
3 ボディ側コネクタ 4 ドア側コネクタ 12 雄端子 17 収容室 18,33 スプリング 22 端子 23 接続部材 26 端子収容室 27 接続部材収容室 29 開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア側コネクタの雄端子とボディ側コネ
    クタの端子とが接合してドア側とボディ側の回路が接続
    される車両用ドアの給電用接続装置において、前記ボデ
    ィ側コネクタに前記ドア側コネクタの前記雄端子による
    押圧によって前記ボディ側コネクタの端子方向に移動し
    前記端子と接触する導電性の接続部材を設けたことを特
    徴とする車両用ドアの給電用接続装置。
  2. 【請求項2】 前記接続部材が前記雄端子挿入用の開口
    を塞ぐようスプリングで付勢されていることを特徴とす
    る請求項1記載の車両用ドアの給電用接続装置。
  3. 【請求項3】 前記ドア側コネクタの雄端子がスプリン
    グによって付勢され、前記ボディ側コネクタの接続部材
    を押圧するようにしたことを特徴とする請求項1または
    2記載の車両用ドアの給電用接続装置。
JP6333898A 1998-03-13 1998-03-13 車両用ドアの給電用接続装置 Pending JPH11254966A (ja)

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JP6333898A JPH11254966A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 車両用ドアの給電用接続装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001110512A (ja) * 1999-10-01 2001-04-20 Ryosei Electro-Circuit Systems Ltd コンタクトコネクタ
CN107323376A (zh) * 2017-06-29 2017-11-07 安徽江淮汽车集团股份有限公司 新型汽车线束插件
US10236624B2 (en) 2015-12-11 2019-03-19 Hyundai Motor Company High voltage connector for vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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