JPH11260449A - 車両用ドアの給電用接続装置 - Google Patents

車両用ドアの給電用接続装置

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JPH11260449A
JPH11260449A JP5551598A JP5551598A JPH11260449A JP H11260449 A JPH11260449 A JP H11260449A JP 5551598 A JP5551598 A JP 5551598A JP 5551598 A JP5551598 A JP 5551598A JP H11260449 A JPH11260449 A JP H11260449A
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JP
Japan
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door
side connector
terminal
contact
male terminal
Prior art date
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JP5551598A
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Hidehiro Akahori
英広 赤堀
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給電用コネクタに接触してもショートを生じ
ないようにした車両用ドアの給電用接続装置を提供す
る。 【解決手段】 ドア側コネクタの雄端子とボディ側コネ
クタの端子とが接合してドア側とボディ側の回路が接続
される車両用ドアの給電用接続装置において、前記ボデ
ィ側コネクタに前記ドア側コネクタの前記雄端子による
押圧によって前記ボディ側コネクタの端子と接触する導
電性の接続部材を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のバックドア
等に配設された補機に車両ボディ側の電源を供給するた
めの車両用ドアの給電用接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のバックドアにはリヤワイパモータ
やデフォッガやドアロックといった各種の補機が装着さ
れており、これらの補機に電源を供給するために種々の
車両用ドアの給電用接続装置が提案されている。図4
は、実開昭57−47444号公報に記載された従来の
車両用ドアの給電用接続装置を示すものであり、車両の
バックドア120側にピン状の可動端子121がコイル
ばね122の付勢のもとで進退自在に設けられ、車両ボ
ディ123側に、可動端子121の先端部121aに対
向して接触端子124が設けられている。
【0003】可動端子121は先端部121aのみが露
出され、他の部位は絶縁性のホルダ125で覆われてい
る。接触端子124の一つ(1241 )はコイルばね1
26で付勢されてドア開状態において接点に非接触なキ
ャンセルスイッチ機構127を備えている。ドア閉時に
各接触端子124が可動端子121に押圧接続され、且
つ接触端子1241 が接点128に接触して、電源側の
回路130と補機側の回路(図示せず)とが接続され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バック
ドア120は荷室に通じるために頻繁に開閉が行われる
部位であり、上記従来の構造にあっては、各端子12
1,124の接触面が露出し、且つ常時電圧がかかった
状態であるために、導電性の異物の接触によるショート
を防ぐ電源カット機構(キャンセルスイッチ機構等)を
設ける必要があり、そのために構造が複雑化した。ま
た、キャンセルスイッチ機構127は、接点129が傾
いて心ずれした場合に接触性が悪化し、接触不良を起こ
す懸念があった。本発明は給電用コネクタに接触しても
ショートを生じないようにした車両用ドアの給電用接続
装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、ドア側コネクタの雄端子とボディ側コネクタの端
子とが接合してドア側とボディ側の回路が接続される車
両用ドアの給電用接続装置において、前記ボディ側コネ
クタに前記ドア側コネクタの前記雄端子による押圧によ
って前記ボディ側コネクタの端子と接触する導電性の接
続部材を設ける。ボディ側コネクタにドア側コネクタの
雄端子による押圧によってボディ側コネクタの端子と接
触する導電性の接続部材を設けるようにしたので、ボデ
ィ側コネクタとドア側コネクタが開状態ではボディ側コ
ネクタの端子と接続部材とが非接触状態であるため、接
続部材に接触してもショートを生じることがなくなる。
【0006】前記接続部材がピンによって回動支持さ
れ、前記雄端子挿入用の開口を塞ぐようスプリングで付
勢する。接続部材をピンによって回動支持させ、雄端子
挿入用の開口を塞ぐようにスプリングで付勢させるよう
にしたので、ボディ側コネクタの開口より異物の侵入を
防止することができる。前記接続部材と前記端子との接
触点に凸部を設ける。接続部材の端子との接触点に凸部
を設けるようにしたので、接続部材と端子の接触が凸部
を介して行われ、良好な電気的接触を行うことができ
る。
【0007】また、前記ドア側コネクタの雄端子がスプ
リングによって付勢され、前記ボディ側コネクタの接続
部材を押圧する。ドア側コネクタの雄端子をスプリング
によって付勢してボディ側コネクタの接続部材を押圧す
るようにしたので、スプリングの押圧力によって雄端
子、接続部材および端子の接触が強い力で行われ、接触
抵抗値を小さくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
3を参照して説明する。図1は本発明の実施例の断面
図、図2は図1のX−X線およびY−Y線断面図であ
り、ドア開時の状態を示す断面図、図3はドア閉時の状
態の断面図である。図において、1は車両のドア側に設
けられるドア側コネクタ、2は車両のボディ側に設けら
れるボディ側コネクタである。
【0009】雄型のドア側コネクタ1は合成樹脂製のケ
ース11と、ケース11内に後方から挿着される雄端子
12と、ケース11の後部に合体するカバー13とを備
え、ケース11とカバー13とでハウジング14が構成
される。雄端子12は先端が半球面状の円柱形の電気接
続部15と後端にドア側の機器に接続するための接続用
端子16が設けられ、ハウジング14内に設けられた収
容室17に収容されている。また雄端子12は収容室1
7内を前後方向に移動可能に収容され、雄端子12の電
気接続部15はスプリング18の押圧によりケース11
の先端部19より突出している。
【0010】雌形のボディ側コネクタ2は合成樹脂製の
ケース21と、ケース21内に収容された端子22およ
び接続部材23と、ケース21に合体するカバー24と
を備える。またケース21とカバー24とでハウジング
が構成される。またケース21の後半下部には電源線接
続用コネクタ25が一体的に設けられている。ボディ側
コネクタ2は複数の収容室26が並列に設けられ、各収
容室26には端子22および接続部材23が収容され、
カバー24に設けられた開口27を介して前記ドア側コ
ネクタ1の雄端子12の電気接続部15が挿入され、電
気的接続が行われる。
【0011】端子22は導電性のブスバーで構成され、
収容室26の開口27と対向する側面に沿って設けら
れ、他端は電源線接続用コネクタ25の接続端子28を
形成し、ケース21と一体的に形成されている。接続部
材23は収容室26の内側からカバー24に設けられた
開口27を閉止している。すなわち、接続部材23の両
端は折曲げられ、該折曲げられた部分29には挿通孔
(図示されていない)が設けられ、該挿通孔には収容室
26を横切るように設けられたピン30が挿通され、接
続部材23はピン30を軸として回転可能となってい
る。
【0012】またピン30にはスプリング31が挿通さ
れ、該スプリング31によって接続部材23を開口27
を閉止するよう回転押圧させている。なおピン30を並
設される複数の接続部材23に共通の1本のピンで構成
させることもできるが、この場合はピン30は導電性を
有しない材料を使用することが必要である。また接続部
材23の回転先端部には凸部32が設けられ、端子22
と接続部材23との電気的接続を凸部32を介して行
う。
【0013】図2に示すように、車両のドアが開状態の
ときは、ボディ側コネクタ2の開口27は接続部材23
で閉止され、接続部材23は端子22と非接続状態であ
るため、接続部材23に接触してもショートすることが
ない。また、車両のドアが閉状態になると、図3に示さ
れるように、ドア側コネクタ1の雄端子12の電気接続
部15がボディ側コネクタ2の開口27より挿入され、
接続部材23を回転させ端子22と接触させ、電気的接
続が行われる。すなわち、ボディ側コネクタ2の端子2
2は凸部32を介して接続部材23と電気的に接続さ
れ、接続部材23はドア側コネクタ1の電気接続部15
と接触押圧されて電気的に接続され、雄端子12と接続
される。
【0014】ドア側コネクタ1の雄端子12は、前述し
たように、スプリング18によって前方に押圧されてい
るため、電気接続部15と接続部材23との接触圧およ
び接続部材23の凸部32と端子22との接触圧は大で
あり、電気的な接触抵抗値が小さくなり、良好な電気的
接続が行われる。なお接続部材23を開口27の方向に
回転させるスプリング31は、接続部材23によって開
口27を閉止させるに必要な強さのものでよく、前記雄
端子12を押圧するスプリング18に比べて非常に弱い
ものとなっている。
【0015】
【発明の効果】前述したように本発明によれば次の効果
が得られる。ボディ側コネクタにドア側コネクタの雄端
子による押圧によってボディ側コネクタの端子と接触す
る導電性の接続部材を設けるようにしたので、ボディ側
コネクタとドア側コネクタが開状態ではボディ側コネク
タの端子と接続部材とが非接触状態であるため、接続部
材に接触してもショートを生じることがなくなる。
【0016】接続部材をピンによって回動支持させ、雄
端子挿入用の開口を塞ぐようにスプリングで付勢させる
ようにしたので、ボディ側コネクタの開口より異物の侵
入を防止することができる。接続部材の端子との接触点
に凸部を設けるようにしたので、接続部材と端子の接触
が凸部を介して行われ、良好な電気的接触を行うことが
できる。
【0017】また、ドア側コネクタの雄端子をスプリン
グによって付勢してボディ側コネクタの接続部材を押圧
するようにしたので、スプリングの押圧力によって雄端
子、接続部材および端子の接触が強い力で行われ、接触
抵抗値を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】図1のX−X線およびY−Y線の断面図であ
り、ドア開時の状態を示す断面図である。
【図3】ドア閉時の状態の断面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ドア側コネクタ 2 ボディ側コネクタ 12 雄端子 17,26 収容室 18,31 スプリング 22 端子 23 接続部材 27 開口 30 ピン 32 凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア側コネクタの雄端子とボディ側コネ
    クタの端子とが接合してドア側とボディ側の回路が接続
    される車両用ドアの給電用接続装置において、前記ボデ
    ィ側コネクタに前記ドア側コネクタの前記雄端子による
    押圧によって前記ボディ側コネクタの端子と接触する導
    電性の接続部材を設けたことを特徴とする車両用ドアの
    給電用接続装置。
  2. 【請求項2】 前記接続部材がピンによって回動支持さ
    れ、前記雄端子挿入用の開口を塞ぐようスプリングで付
    勢されていることを特徴とする請求項1記載の車両用ド
    アの給電用接続装置。
  3. 【請求項3】 前記接続部材と前記端子との接触点に凸
    部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の車
    両用ドアの給電用接続装置。
  4. 【請求項4】 前記ドア側コネクタの雄端子がスプリン
    グによって付勢され、前記ボディ側コネクタの接続部材
    を押圧するようにしたことを特徴とする請求項1,2ま
    たは3記載の車両用ドアの給電用接続装置。
JP5551598A 1998-03-06 1998-03-06 車両用ドアの給電用接続装置 Abandoned JPH11260449A (ja)

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