JPH11254836A - 感熱記録体 - Google Patents
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- JPH11254836A JPH11254836A JP10057033A JP5703398A JPH11254836A JP H11254836 A JPH11254836 A JP H11254836A JP 10057033 A JP10057033 A JP 10057033A JP 5703398 A JP5703398 A JP 5703398A JP H11254836 A JPH11254836 A JP H11254836A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐油性、耐可塑剤性、耐湿性等の画像保存性
に優れ、又地色の耐熱性にも優れるとともに、サーマル
ヘッドへのカス付着やスティッキングが生じ難く、さら
に耐光性にも優れた感熱記録体の提供。 【解決手段】 支持体上に、下塗層、感熱記録層、保護
層を積層した感熱記録体において、下塗層及び/または
感熱記録層中に紫外線吸収剤を含有し、感熱記録層及び
/または保護層中に紫外線遮断剤を含有し、かつ保護層
中に蛍光染料を含有し、さらに感熱記録層中に3−(フ
ェニルカルバモイルスルファモイル)カルバニリド等の
尿素(チオ尿素)誘導体を含有することを特徴とする感
熱記録体。
に優れ、又地色の耐熱性にも優れるとともに、サーマル
ヘッドへのカス付着やスティッキングが生じ難く、さら
に耐光性にも優れた感熱記録体の提供。 【解決手段】 支持体上に、下塗層、感熱記録層、保護
層を積層した感熱記録体において、下塗層及び/または
感熱記録層中に紫外線吸収剤を含有し、感熱記録層及び
/または保護層中に紫外線遮断剤を含有し、かつ保護層
中に蛍光染料を含有し、さらに感熱記録層中に3−(フ
ェニルカルバモイルスルファモイル)カルバニリド等の
尿素(チオ尿素)誘導体を含有することを特徴とする感
熱記録体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像部保存性およ
び地色部の安定性に優れた感熱記録体に関するものであ
る。
び地色部の安定性に優れた感熱記録体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、感熱記録体は通常無色ないし淡
色の塩基性無色染料とフェノ−ル性化合物等の有機顕色
剤とを、それぞれ微細な粒子に磨砕分散した後、両者を
混合し、バインダ−、充填剤、感度向上剤、滑剤及びそ
の他の助剤を添加して得られた塗料を、紙、合成紙、フ
ィルム、プラスチック等の支持体に塗工したものであ
り、サ−マルヘッド、ホットスタンプ、熱ペン、レ−ザ
−光等の加熱による瞬時の化学反応により発色し、記録
画像が得られる。感熱記録体の記録装置は、トナーやリ
ボンの交換が不要であり、又感熱ヘッドを発熱させるだ
けで記録可能なためメンテナンスもほとんど必要がない
ため、ファクシミリ、コンピュ−タ−の端末プリンタ
−、自動券売機、計測用レコ−ダ−等に広範囲に使用さ
れている。感熱記録体が様々な用途に使用されるに従
い、近年、熱、油、可塑剤、光に対する保存性も要求さ
れるようになった。さらに最近では、電子写真方式やイ
ンクジェット方式などの普通紙へ記録する方式が普及す
るにつれて、感熱記録もこれらの普通紙記録と比較され
る機会が多くなっているため、ますます感熱記録体の保
存性は必要となっている。
色の塩基性無色染料とフェノ−ル性化合物等の有機顕色
剤とを、それぞれ微細な粒子に磨砕分散した後、両者を
混合し、バインダ−、充填剤、感度向上剤、滑剤及びそ
の他の助剤を添加して得られた塗料を、紙、合成紙、フ
ィルム、プラスチック等の支持体に塗工したものであ
り、サ−マルヘッド、ホットスタンプ、熱ペン、レ−ザ
−光等の加熱による瞬時の化学反応により発色し、記録
画像が得られる。感熱記録体の記録装置は、トナーやリ
ボンの交換が不要であり、又感熱ヘッドを発熱させるだ
けで記録可能なためメンテナンスもほとんど必要がない
ため、ファクシミリ、コンピュ−タ−の端末プリンタ
−、自動券売機、計測用レコ−ダ−等に広範囲に使用さ
れている。感熱記録体が様々な用途に使用されるに従
い、近年、熱、油、可塑剤、光に対する保存性も要求さ
れるようになった。さらに最近では、電子写真方式やイ
ンクジェット方式などの普通紙へ記録する方式が普及す
るにつれて、感熱記録もこれらの普通紙記録と比較され
る機会が多くなっているため、ますます感熱記録体の保
存性は必要となっている。
【0003】しかし、支持体上に塩基性無色染料(染料
前駆体)、顕色剤及び結着剤を主成分とする感熱記録層
を塗工した従来の感熱記録体においては、発色画像が経
時的に消色することが知られており問題となっていた。
この消色は、光、高温、高湿雰囲気下において加速さ
れ、さらに水中での長時間の放置、サラダオイルのよう
な油、ラップフィルム等に含まれる可塑剤との接触によ
って著しく進行し、記録画像は読取り不可能になってし
まう。
前駆体)、顕色剤及び結着剤を主成分とする感熱記録層
を塗工した従来の感熱記録体においては、発色画像が経
時的に消色することが知られており問題となっていた。
この消色は、光、高温、高湿雰囲気下において加速さ
れ、さらに水中での長時間の放置、サラダオイルのよう
な油、ラップフィルム等に含まれる可塑剤との接触によ
って著しく進行し、記録画像は読取り不可能になってし
まう。
【0004】このような記録画像の消色現象を抑制する
ために、塩基性無色染料と顕色剤を主成分とする感熱記
録体について、数多くの技術が開示されてきた。例えば
特開昭60−78782号公報及び特開昭59−114
096号公報に見られるようにフェノ−ル系酸化防止剤
を感熱発色層中に配合したもの、特開昭56−1467
94号に見られるように疎水性高分子化合物エマルジョ
ン等を保護層に使用したもの等が知られている。その
他、フェノール系顕色剤にエポキシ化合物を併用したも
の(特開昭62−164579号公報)、アジリジン化
合物を併用したもの(特開平4−113888号公
報)、各種金属塩を併用したもの(特開昭63−226
83号公報)が知られている。しかしながら、可塑剤に
対する効果は十分でなく、経時での消色が問題として残
っていた。さらに、前記の添加剤を導入した場合は、水
や熱に対する耐性が失われ、地肌汚染等の問題を抱えて
いた。
ために、塩基性無色染料と顕色剤を主成分とする感熱記
録体について、数多くの技術が開示されてきた。例えば
特開昭60−78782号公報及び特開昭59−114
096号公報に見られるようにフェノ−ル系酸化防止剤
を感熱発色層中に配合したもの、特開昭56−1467
94号に見られるように疎水性高分子化合物エマルジョ
ン等を保護層に使用したもの等が知られている。その
他、フェノール系顕色剤にエポキシ化合物を併用したも
の(特開昭62−164579号公報)、アジリジン化
合物を併用したもの(特開平4−113888号公
報)、各種金属塩を併用したもの(特開昭63−226
83号公報)が知られている。しかしながら、可塑剤に
対する効果は十分でなく、経時での消色が問題として残
っていた。さらに、前記の添加剤を導入した場合は、水
や熱に対する耐性が失われ、地肌汚染等の問題を抱えて
いた。
【0005】さらに高保存性を目的として、従来から用
いられてきたフェノール系顕色剤にかわり、ヒドロキシ
基を有しない非フェノール系顕色剤の開発も進んでい
る。しかし、特開平5−147357号公報に記載され
ている複数のスルホニル(チオ)尿素基をもつような化
合物を顕色剤とした感熱記録体の場合、地肌の汚染が経
時で進んだり、水の存在や熱の環境下でも地肌汚染が進
行するといった問題を抱えている。さらに特開平5−3
2061号公報や特開平5−246146号公報に記載
されているスルホニル(チオ)尿素構造をもつような化
合物を顕色剤とした感熱記録体の場合は、アジリジン化
合物との併用により、可塑剤等に対する画像の安定性を
向上させており、この顕色剤のみでは、十分な耐可塑剤
性を得ることが出来ない上、混合による地肌汚染の問題
も抱えている。また、記録画像の耐湿性(40度、90
%RH、48時間)に関しては、決して満足のいくもの
ではなく、特にこのような環境に長時間さらされること
で画像の消色が進行してしまう。
いられてきたフェノール系顕色剤にかわり、ヒドロキシ
基を有しない非フェノール系顕色剤の開発も進んでい
る。しかし、特開平5−147357号公報に記載され
ている複数のスルホニル(チオ)尿素基をもつような化
合物を顕色剤とした感熱記録体の場合、地肌の汚染が経
時で進んだり、水の存在や熱の環境下でも地肌汚染が進
行するといった問題を抱えている。さらに特開平5−3
2061号公報や特開平5−246146号公報に記載
されているスルホニル(チオ)尿素構造をもつような化
合物を顕色剤とした感熱記録体の場合は、アジリジン化
合物との併用により、可塑剤等に対する画像の安定性を
向上させており、この顕色剤のみでは、十分な耐可塑剤
性を得ることが出来ない上、混合による地肌汚染の問題
も抱えている。また、記録画像の耐湿性(40度、90
%RH、48時間)に関しては、決して満足のいくもの
ではなく、特にこのような環境に長時間さらされること
で画像の消色が進行してしまう。
【0006】一方、耐光性の向上に関しては、従来より
さまざまな方法が試みられてきた。特開昭63−307
981号公報には、紫外線吸収剤を感熱記録層に含有さ
せることが記載されている。しかしこの方法では、紫外
線吸収剤の融点が一般的に低いために耐熱性に劣るとい
う問題があった。特開昭61―193883号公報に
は、ベンゾトリアゾール系の疎水性紫外線吸収剤を保護
層に含有させることが開示されている。しかしこの方法
では、印字の際にカス付着やスティッキングを生じると
いう欠点があった。水溶性の紫外線吸収剤を用いた場合
については、特開平7―17131号公報に記載されて
いる。しかしこの方法では、水可溶性の紫外線吸収剤の
可溶化に当たりナトリウム塩等のイオンを形成させてい
るため、サーマルヘッドを電気化学的に摩耗させるとい
う欠点があった。特開昭62−176879号公報で
は、裏面からの紫外線をも吸収することを目的として、
下塗層及び保護層中にベンゾトリアゾール化合物を含有
させることが記載されている。しかしこの方法によって
も、保護層中の紫外線吸収剤が印字の際のカス付着、ス
ティッキングの原因となり、十分な品質の感熱記録体は
得られなかった。
さまざまな方法が試みられてきた。特開昭63−307
981号公報には、紫外線吸収剤を感熱記録層に含有さ
せることが記載されている。しかしこの方法では、紫外
線吸収剤の融点が一般的に低いために耐熱性に劣るとい
う問題があった。特開昭61―193883号公報に
は、ベンゾトリアゾール系の疎水性紫外線吸収剤を保護
層に含有させることが開示されている。しかしこの方法
では、印字の際にカス付着やスティッキングを生じると
いう欠点があった。水溶性の紫外線吸収剤を用いた場合
については、特開平7―17131号公報に記載されて
いる。しかしこの方法では、水可溶性の紫外線吸収剤の
可溶化に当たりナトリウム塩等のイオンを形成させてい
るため、サーマルヘッドを電気化学的に摩耗させるとい
う欠点があった。特開昭62−176879号公報で
は、裏面からの紫外線をも吸収することを目的として、
下塗層及び保護層中にベンゾトリアゾール化合物を含有
させることが記載されている。しかしこの方法によって
も、保護層中の紫外線吸収剤が印字の際のカス付着、ス
ティッキングの原因となり、十分な品質の感熱記録体は
得られなかった。
【0007】また、特開昭62―18626号公報に
は、紫外線遮蔽効果をもつ無機填料である酸化亜鉛を感
熱記録層に含有させることが記載されている。しかしこ
の方法では、紫外線遮蔽効果を持つ無機填料の場合紫外
線遮断効果は大きいものの可視光領域の透過性が小さ
く、発色部が隠蔽され印字濃度が低くなる。そのため十
分な印字濃度を保てる程度に使用量を減少すると、紫外
線遮断効果が悪くなり実用的ではないという問題があっ
た。また、酸化セリウム微粒子を保護層に含有させるこ
とが特開平6―64324号公報に開示されている。し
かしこの方法では、酸化セリウム自体が着色している場
合もあり、感熱記録体の材料として適当とはいいがた
い。
は、紫外線遮蔽効果をもつ無機填料である酸化亜鉛を感
熱記録層に含有させることが記載されている。しかしこ
の方法では、紫外線遮蔽効果を持つ無機填料の場合紫外
線遮断効果は大きいものの可視光領域の透過性が小さ
く、発色部が隠蔽され印字濃度が低くなる。そのため十
分な印字濃度を保てる程度に使用量を減少すると、紫外
線遮断効果が悪くなり実用的ではないという問題があっ
た。また、酸化セリウム微粒子を保護層に含有させるこ
とが特開平6―64324号公報に開示されている。し
かしこの方法では、酸化セリウム自体が着色している場
合もあり、感熱記録体の材料として適当とはいいがた
い。
【0008】さらに、特開平7−25147号公報に
は、無機顔料からなる核粒子に酸化セリウムを被覆し、
酸化セリウム被覆面に無機顔料と同一または異質の無機
顔料を被覆した3層構造からなる紫外線遮断剤を保護層
に含有させることが記載されている。しかしこの方法で
は、酸化セリウムの着色が多少目立たなくなるものの、
酸化セリウムの紫外線遮断効果が遮られ、十分な耐光性
が得られるとはいえなかった。
は、無機顔料からなる核粒子に酸化セリウムを被覆し、
酸化セリウム被覆面に無機顔料と同一または異質の無機
顔料を被覆した3層構造からなる紫外線遮断剤を保護層
に含有させることが記載されている。しかしこの方法で
は、酸化セリウムの着色が多少目立たなくなるものの、
酸化セリウムの紫外線遮断効果が遮られ、十分な耐光性
が得られるとはいえなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、耐油性、耐可
塑剤性、耐湿性等の画像保存性に優れるとともに、サー
マルヘッドへのカス付着やスティッキングが生じ難く、
光による地色の安定性や画像の保存性に優れ、また地色
の耐熱性に優れた感熱記録体を提供することを課題とす
る。
塑剤性、耐湿性等の画像保存性に優れるとともに、サー
マルヘッドへのカス付着やスティッキングが生じ難く、
光による地色の安定性や画像の保存性に優れ、また地色
の耐熱性に優れた感熱記録体を提供することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、支持体上
に、下塗層、無色ないし淡色の染料前駆体と顕色剤とか
らなるロイコ染料型発色成分を含有する感熱記録層、保
護層を積層した感熱記録体において、下塗層及び/また
は感熱記録層中に紫外線吸収剤を含有し、感熱記録層及
び/または保護層中に紫外線遮断剤を含有し、かつ保護
層中に蛍光染料を含有し、更に感熱記録層中に下記一般
式(I)で表される少なくとも1種の尿素(チオ尿素)
化合物を含む感熱記録体に関するものである。
に、下塗層、無色ないし淡色の染料前駆体と顕色剤とか
らなるロイコ染料型発色成分を含有する感熱記録層、保
護層を積層した感熱記録体において、下塗層及び/また
は感熱記録層中に紫外線吸収剤を含有し、感熱記録層及
び/または保護層中に紫外線遮断剤を含有し、かつ保護
層中に蛍光染料を含有し、更に感熱記録層中に下記一般
式(I)で表される少なくとも1種の尿素(チオ尿素)
化合物を含む感熱記録体に関するものである。
【0011】
【化2】 (式中、R1、R2、R3、R4は、同一又は異なっていて
もよく、水素原子、C1〜C4のアルキル基、ハロゲン原
子を示し、R1とR2あるいはR3とR4は互いに結合して
芳香環を形成してもよい。X,Yは、各々同一又は異な
っていてもよく、酸素原子又は硫黄原子を表す。)
もよく、水素原子、C1〜C4のアルキル基、ハロゲン原
子を示し、R1とR2あるいはR3とR4は互いに結合して
芳香環を形成してもよい。X,Yは、各々同一又は異な
っていてもよく、酸素原子又は硫黄原子を表す。)
【0012】本発明の一般式(I)で示される化合物
は、有機顕色剤として使用することにより優れた顕色能
力を示すと共に極めて高い画像保存性を示す。またこの
化合物は、他の有機顕色剤を含有する感熱記録層に添加
した場合、過酷な保存条件下でも記録画像を安定化する
作用を発揮するため、安定剤としても使用することがで
きる。
は、有機顕色剤として使用することにより優れた顕色能
力を示すと共に極めて高い画像保存性を示す。またこの
化合物は、他の有機顕色剤を含有する感熱記録層に添加
した場合、過酷な保存条件下でも記録画像を安定化する
作用を発揮するため、安定剤としても使用することがで
きる。
【0013】本発明において、一般式(I)で示される
化合物を顕色剤として使用する場合は、塩基性無色染料
1部に対して1〜8部含有することにより、十分な顕色
機能を得ることができる。このとき、本発明の化合物の
利点を損なわない範囲であれば、他の有機顕色剤を1種
又は2種以上併用することも可能である。
化合物を顕色剤として使用する場合は、塩基性無色染料
1部に対して1〜8部含有することにより、十分な顕色
機能を得ることができる。このとき、本発明の化合物の
利点を損なわない範囲であれば、他の有機顕色剤を1種
又は2種以上併用することも可能である。
【0014】また、本発明においては、一般式(I)で
示される化合物を安定剤として使用することもできる。
この場合は、一般式(I)で示される化合物を塩基性無
色染料1部に対して0.25〜3部含有することが有効
であり、かつ他の有機顕色剤を単独または2種以上用い
て感熱記録層を形成する。
示される化合物を安定剤として使用することもできる。
この場合は、一般式(I)で示される化合物を塩基性無
色染料1部に対して0.25〜3部含有することが有効
であり、かつ他の有機顕色剤を単独または2種以上用い
て感熱記録層を形成する。
【0015】本発明で用いられる一般式(I)の化合物
は分子内に電子吸引基に隣接して電子密度の減少した、
いわゆる酸性化した窒素原子を複数有することから酸・
塩基の化学結合力が高まり、その結果、熱溶融反応時に
おける顕色剤と塩基性無色染料との反応で発色すると共
に記録画像の安定化が起こり、記録画像が水、油、熱の
影響を受ける環境条件下に長期間さらされても、発色画
像の安定性が保たれるものと考えられる。また、本発明
の感熱記録体が地色の耐熱性に優れる理由は明確にはわ
からないが、本発明で用いられる一般式(I)で表され
る化合物においては、スルホニル基に結合する芳香環が
アリール(チオ)ウレイド基で置換されているため融点
が高くなる傾向にあることや、(チオ)尿素基およびス
ルホニル(チオ)尿素基が存在することにより、特に
(チオ)尿素基は100℃程度の温度では顕色機能が発
現すると考えられる中性構造(尿素の場合はケト型構
造)から酸性型構造への互変異が起こらないため、地色
部の熱安定性が高くなると推察される。しかし一般式
(I)の化合物を用いた感熱記録体は、直射日光で暴露
されたり、室内の蛍光灯下に長時間放置しておくと、地
色が変色したり画像の退色が起こり十分な耐光性が得ら
れているとはいい難い。
は分子内に電子吸引基に隣接して電子密度の減少した、
いわゆる酸性化した窒素原子を複数有することから酸・
塩基の化学結合力が高まり、その結果、熱溶融反応時に
おける顕色剤と塩基性無色染料との反応で発色すると共
に記録画像の安定化が起こり、記録画像が水、油、熱の
影響を受ける環境条件下に長期間さらされても、発色画
像の安定性が保たれるものと考えられる。また、本発明
の感熱記録体が地色の耐熱性に優れる理由は明確にはわ
からないが、本発明で用いられる一般式(I)で表され
る化合物においては、スルホニル基に結合する芳香環が
アリール(チオ)ウレイド基で置換されているため融点
が高くなる傾向にあることや、(チオ)尿素基およびス
ルホニル(チオ)尿素基が存在することにより、特に
(チオ)尿素基は100℃程度の温度では顕色機能が発
現すると考えられる中性構造(尿素の場合はケト型構
造)から酸性型構造への互変異が起こらないため、地色
部の熱安定性が高くなると推察される。しかし一般式
(I)の化合物を用いた感熱記録体は、直射日光で暴露
されたり、室内の蛍光灯下に長時間放置しておくと、地
色が変色したり画像の退色が起こり十分な耐光性が得ら
れているとはいい難い。
【0016】そこで耐光性を向上させる目的で上記一般
式(I)で表される少なくとも1種の尿素(チオ尿素)
誘導体を含有する感熱記録層に紫外線吸収剤を含有させ
ると、油、可塑剤性等に対する保存性が低下する傾向に
ある。この原因は明確にはわからないが、紫外線吸収剤
が油、可塑剤等に溶融することによって本発明の尿素
(チオ尿素)誘導体に何らかの化学作用を及ぼし、発色
状態である染料−尿素(チオ尿素)誘導体の複合体、あ
るいは染料−顕色剤−尿素(チオ尿素)誘導体の複合体
の解離をより促進させるためと考えられる。又、紫外線
吸収剤を含有させることにより熱に対する地色安定性も
低下が認められる。これについては、紫外線吸収剤が尿
素(チオ尿素)誘導体に何らかの化学的な作用を及ぼ
し、比較的低温下でも発色が起こりやすくなってしまう
ためと推定される。また、一般に紫外線吸収剤の融点は
140℃以下であるので、比較的低温で溶融し顕色剤と
染料前駆体とが接触しやすい環境を与えてしまうことも
原因の一つであると考えられる。又、紫外線吸収剤を保
護層中に含有させると、カス付着やスティッキングが顕
著に認められる。更に各種の紫外線遮断能を有する無機
顔料を保護層中に含有させても、十分な耐光性が得られ
ず、高い耐光性を得るために含有量を増やすと、記録濃
度の低下が認められる。このように従来の技術では課題
を解決することができず、そこで本発明者らは鋭意検討
を行い、前記構成とすることによって課題を達成し得る
ことを見出し本発明を完成させたものである。
式(I)で表される少なくとも1種の尿素(チオ尿素)
誘導体を含有する感熱記録層に紫外線吸収剤を含有させ
ると、油、可塑剤性等に対する保存性が低下する傾向に
ある。この原因は明確にはわからないが、紫外線吸収剤
が油、可塑剤等に溶融することによって本発明の尿素
(チオ尿素)誘導体に何らかの化学作用を及ぼし、発色
状態である染料−尿素(チオ尿素)誘導体の複合体、あ
るいは染料−顕色剤−尿素(チオ尿素)誘導体の複合体
の解離をより促進させるためと考えられる。又、紫外線
吸収剤を含有させることにより熱に対する地色安定性も
低下が認められる。これについては、紫外線吸収剤が尿
素(チオ尿素)誘導体に何らかの化学的な作用を及ぼ
し、比較的低温下でも発色が起こりやすくなってしまう
ためと推定される。また、一般に紫外線吸収剤の融点は
140℃以下であるので、比較的低温で溶融し顕色剤と
染料前駆体とが接触しやすい環境を与えてしまうことも
原因の一つであると考えられる。又、紫外線吸収剤を保
護層中に含有させると、カス付着やスティッキングが顕
著に認められる。更に各種の紫外線遮断能を有する無機
顔料を保護層中に含有させても、十分な耐光性が得られ
ず、高い耐光性を得るために含有量を増やすと、記録濃
度の低下が認められる。このように従来の技術では課題
を解決することができず、そこで本発明者らは鋭意検討
を行い、前記構成とすることによって課題を達成し得る
ことを見出し本発明を完成させたものである。
【0017】本発明の感熱記録体が油、可塑剤に対して
極めて安定であり、かつ地色の安定性、耐光性にも優れ
る理由は、明確には解明されていないが次のように推察
される。耐光性を向上させるために使用される紫外線吸
収剤あるいは紫外線遮断剤は、本発明の尿素(チオ尿
素)誘導体を含有している感熱記録体において、油、可
塑剤に対して不安定になる、耐熱性を低下させる、保護
層中に含有されるとカス付着やスティッキングの発生原
因になるなどの弊害を引き起こすが、紫外線吸収剤、紫
外線遮断剤および蛍光染料を組み合わせて用いることに
よってこれらの相互作用により、一般式(I)で表され
る化合物と染料の複合体、あるいは染料−顕色剤−尿素
(チオ尿素)誘導体の複合体の優れた安定性を維持しつ
つ、本発明の尿素(チオ尿素)誘導体が本来有している
高い地色の安定性を損なうことなく、耐光性を得ること
ができる。
極めて安定であり、かつ地色の安定性、耐光性にも優れ
る理由は、明確には解明されていないが次のように推察
される。耐光性を向上させるために使用される紫外線吸
収剤あるいは紫外線遮断剤は、本発明の尿素(チオ尿
素)誘導体を含有している感熱記録体において、油、可
塑剤に対して不安定になる、耐熱性を低下させる、保護
層中に含有されるとカス付着やスティッキングの発生原
因になるなどの弊害を引き起こすが、紫外線吸収剤、紫
外線遮断剤および蛍光染料を組み合わせて用いることに
よってこれらの相互作用により、一般式(I)で表され
る化合物と染料の複合体、あるいは染料−顕色剤−尿素
(チオ尿素)誘導体の複合体の優れた安定性を維持しつ
つ、本発明の尿素(チオ尿素)誘導体が本来有している
高い地色の安定性を損なうことなく、耐光性を得ること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の感熱記録体を得るには、
例えば紫外線吸収剤をバインダー、填料とともに分散し
て下塗層塗液を調整し、支持体上に塗布乾燥して下塗層
を形成する。次に、染料前駆体および一般式(I)で表
される顕色剤をそれぞれバインダーとともに分散した分
散液を混合し、必要に応じて紫外線遮断剤、紫外線吸収
剤分散液、填料等その他必要な添加剤を加えて感熱記録
層塗液を調整し、前記下塗層上に塗布乾燥して感熱記録
層を形成する。さらに、蛍光染料、必要に応じて紫外線
遮断剤、水溶性高分子および填料などの添加剤を含有し
た保護層塗液を調整し、前記感熱記録層上に塗布乾燥し
て保護層を形成することによって、本発明の感熱記録体
を製造することができる。
例えば紫外線吸収剤をバインダー、填料とともに分散し
て下塗層塗液を調整し、支持体上に塗布乾燥して下塗層
を形成する。次に、染料前駆体および一般式(I)で表
される顕色剤をそれぞれバインダーとともに分散した分
散液を混合し、必要に応じて紫外線遮断剤、紫外線吸収
剤分散液、填料等その他必要な添加剤を加えて感熱記録
層塗液を調整し、前記下塗層上に塗布乾燥して感熱記録
層を形成する。さらに、蛍光染料、必要に応じて紫外線
遮断剤、水溶性高分子および填料などの添加剤を含有し
た保護層塗液を調整し、前記感熱記録層上に塗布乾燥し
て保護層を形成することによって、本発明の感熱記録体
を製造することができる。
【0019】本発明の感熱記録体において、下塗層ある
いは感熱記録層中に含有される紫外線吸収剤としては、
疎水性または水溶性の各種公知のものが使用可能であ
る。疎水性紫外線吸収剤としては、例えば、2,4−ジ
ヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクチルオ
キシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオ
キシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,
4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキシ−5−スルホベンゾフェノンなどのベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−tert−ブチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,
5’−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−
5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−
ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2
−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミノ
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−te
rt−ブチルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’−ドデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2’’
−エチルヘキシル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾー
ル、メチル−3−[3−tert−ブチル−5−(2H−ベ
ンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニ
ル]プロピオネート−ポリエチレングリコ−ル(分子量
約300)との縮合物、5−tert−ブチル−3−(5−
クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−
ヒドロキシベンゼン−プロピオン酸オクチル、2,2−
メチレンビス[4−(1,1,3,3,−テトラメチル
ブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)フェノール]、2−(2’−ヒドロキシ−3’―se
c−ブチル−5’−tert−ブチルフェニル)−5−tert
−ブチルベンゾトリアゾールなどのベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤、フェニルサリシレート、p−tert−ブ
チルフェニルサリシレ−ト、p−オクチルフェニルサリ
シレートなどのサリチル酸系紫外線吸収剤、2−エチル
ヘキシル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレ
ート、エチル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアク
リレートなどのシアノアクリレート系紫外線吸収剤、ビ
ス(2,2,6,6,−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、コハク酸−ビス(2,2,6,6,−
テトラメチル−4−ピペリジル)エステル、2−(3,
5−ジ−tert−ブチル)マロン酸−ビス(1,2,2,
6,6,−ペンタメチル−4−ピペリジル)エステルな
どのヒンダードアミン系紫外線吸収剤等を例示すること
ができる。
いは感熱記録層中に含有される紫外線吸収剤としては、
疎水性または水溶性の各種公知のものが使用可能であ
る。疎水性紫外線吸収剤としては、例えば、2,4−ジ
ヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクチルオ
キシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオ
キシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,
4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキシ−5−スルホベンゾフェノンなどのベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−tert−ブチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,
5’−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−
5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−
ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2
−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミノ
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−te
rt−ブチルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’−ドデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2’’
−エチルヘキシル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾー
ル、メチル−3−[3−tert−ブチル−5−(2H−ベ
ンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニ
ル]プロピオネート−ポリエチレングリコ−ル(分子量
約300)との縮合物、5−tert−ブチル−3−(5−
クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−
ヒドロキシベンゼン−プロピオン酸オクチル、2,2−
メチレンビス[4−(1,1,3,3,−テトラメチル
ブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)フェノール]、2−(2’−ヒドロキシ−3’―se
c−ブチル−5’−tert−ブチルフェニル)−5−tert
−ブチルベンゾトリアゾールなどのベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤、フェニルサリシレート、p−tert−ブ
チルフェニルサリシレ−ト、p−オクチルフェニルサリ
シレートなどのサリチル酸系紫外線吸収剤、2−エチル
ヘキシル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレ
ート、エチル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアク
リレートなどのシアノアクリレート系紫外線吸収剤、ビ
ス(2,2,6,6,−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、コハク酸−ビス(2,2,6,6,−
テトラメチル−4−ピペリジル)エステル、2−(3,
5−ジ−tert−ブチル)マロン酸−ビス(1,2,2,
6,6,−ペンタメチル−4−ピペリジル)エステルな
どのヒンダードアミン系紫外線吸収剤等を例示すること
ができる。
【0020】水溶性紫外線吸収剤としては、例えば、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スル
ホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン
−5−スルホン酸ナトリウム、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン−5−スルホン酸カリウム、2,
2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェ
ノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,4−ジヒドロキ
シベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,
2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェ
ノン−5,5’−ジスルホン酸ナトリウム、2,4―ジ
ヒドロキシベンゾフェノン−5’−スルホン酸ナトリウ
ム、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン−5,5’−ジスルホン酸ナトリウムなどのベンゾ
フェノン系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−
4’−メトキシ−5’−スルホフェニル)ベンゾトリア
ゾールナトリウム塩、2−(2’−ヒドロキシ−4’−
ブトキシ−5’−スルホフェニル)ベンゾトリアゾール
ナトリウム塩などのベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤
等を挙げることができる。
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スル
ホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン
−5−スルホン酸ナトリウム、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン−5−スルホン酸カリウム、2,
2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェ
ノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,4−ジヒドロキ
シベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,
2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェ
ノン−5,5’−ジスルホン酸ナトリウム、2,4―ジ
ヒドロキシベンゾフェノン−5’−スルホン酸ナトリウ
ム、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン−5,5’−ジスルホン酸ナトリウムなどのベンゾ
フェノン系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−
4’−メトキシ−5’−スルホフェニル)ベンゾトリア
ゾールナトリウム塩、2−(2’−ヒドロキシ−4’−
ブトキシ−5’−スルホフェニル)ベンゾトリアゾール
ナトリウム塩などのベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤
等を挙げることができる。
【0021】本発明ではこれらに限定されるものではな
いが、中でも耐光性に最も効果が高いベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤が好ましく用いられる。また、必要に
応じて二種以上併用することもできる。特に感熱記録層
中に含有させる場合は、耐光性、融点共に高い2,2−
メチレンビス[4−(1,1,3,3,−テトラメチル
ブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)フェノール]が、着色が少なく感熱記録体の耐熱性
も良好になり望ましい。
いが、中でも耐光性に最も効果が高いベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤が好ましく用いられる。また、必要に
応じて二種以上併用することもできる。特に感熱記録層
中に含有させる場合は、耐光性、融点共に高い2,2−
メチレンビス[4−(1,1,3,3,−テトラメチル
ブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)フェノール]が、着色が少なく感熱記録体の耐熱性
も良好になり望ましい。
【0022】紫外線吸収剤の使用量については、下塗層
の乾燥重量に対して0.1重量%〜15重量%、感熱記
録層の乾燥重量に対して0.1重量%〜8重量%含有さ
せる。より好ましくは、下塗層の乾燥重量に対して1重
量%〜10重量%、感熱記録層の乾燥重量に対して2重
量%〜6重量%の範囲である。下塗層あるいは感熱記録
層中の紫外線吸収剤の使用量が0.1重量%以下である
と耐光性に対する効果が低く、下塗層の15重量%以
上、あるいは感熱記録層の8重量%以上であると感熱記
録体の耐熱性、発色感度や画像保存性が低下する。
の乾燥重量に対して0.1重量%〜15重量%、感熱記
録層の乾燥重量に対して0.1重量%〜8重量%含有さ
せる。より好ましくは、下塗層の乾燥重量に対して1重
量%〜10重量%、感熱記録層の乾燥重量に対して2重
量%〜6重量%の範囲である。下塗層あるいは感熱記録
層中の紫外線吸収剤の使用量が0.1重量%以下である
と耐光性に対する効果が低く、下塗層の15重量%以
上、あるいは感熱記録層の8重量%以上であると感熱記
録体の耐熱性、発色感度や画像保存性が低下する。
【0023】本発明の感熱記録体において、感熱記録層
あるいは保護層中に含有される紫外線遮断剤は、発色感
度の点から透明性が高く隠蔽性の小さいものが望まし
い。このような紫外線遮断剤としては、例えば、本発明
の請求項4に係る屈折率が1.5〜1.6のフレーク状
顔料表面を不溶性セリウム化合物で被覆し、さらに不定
型シリカで被覆した三層構造を有する粒子の焼成物や、
或いは本発明の請求項5に係る不溶性セリウム化合物に
不定型シリカで被覆した二層構造を有する粒子の焼成物
を挙げることができ、本発明においてこれらは好ましく
用いられる。
あるいは保護層中に含有される紫外線遮断剤は、発色感
度の点から透明性が高く隠蔽性の小さいものが望まし
い。このような紫外線遮断剤としては、例えば、本発明
の請求項4に係る屈折率が1.5〜1.6のフレーク状
顔料表面を不溶性セリウム化合物で被覆し、さらに不定
型シリカで被覆した三層構造を有する粒子の焼成物や、
或いは本発明の請求項5に係る不溶性セリウム化合物に
不定型シリカで被覆した二層構造を有する粒子の焼成物
を挙げることができ、本発明においてこれらは好ましく
用いられる。
【0024】このような紫外線遮断剤については、三層
構造を有する粒子の焼成物は特開平6−145645号
に開示されており公知である。また二層構造を有する粒
子の焼成物は特開平9−202048に記載されており
公知である。この三層構造を有する紫外線遮断剤を製造
するには、まずフレーク状顔料の水分散液に加熱下でセ
リウム塩水溶液を顔料に対しCeO2として1〜30重
量%滴下し、pH7〜9に調整して、該顔料表面に不溶
性セリウム化合物を沈積させてセリウム被覆顔料とす
る。次いでこのセリウム被覆顔料の水分散液に加熱下で
ケイ酸塩溶液を添加し、pH6〜8に調整して、前記顔
料表面に不定型シリカを沈積被覆させた後、200℃以
上の高温で焼成することによって得られる。不定型シリ
カの沈積量は、SiO2としてセリウム被顔料に対し2
〜40重量%の範囲である。
構造を有する粒子の焼成物は特開平6−145645号
に開示されており公知である。また二層構造を有する粒
子の焼成物は特開平9−202048に記載されており
公知である。この三層構造を有する紫外線遮断剤を製造
するには、まずフレーク状顔料の水分散液に加熱下でセ
リウム塩水溶液を顔料に対しCeO2として1〜30重
量%滴下し、pH7〜9に調整して、該顔料表面に不溶
性セリウム化合物を沈積させてセリウム被覆顔料とす
る。次いでこのセリウム被覆顔料の水分散液に加熱下で
ケイ酸塩溶液を添加し、pH6〜8に調整して、前記顔
料表面に不定型シリカを沈積被覆させた後、200℃以
上の高温で焼成することによって得られる。不定型シリ
カの沈積量は、SiO2としてセリウム被顔料に対し2
〜40重量%の範囲である。
【0025】核になる顔料はフレーク状で、屈折率が
1.5〜1.6程度であるものが適している。このよう
な顔料としては、マイカ、タルク、セリサイト、水酸化
アルミニウム、炭酸カルシウム、カオリン、水酸化カル
シウム、けい酸アルミニウム、ポリエチレンパウダー、
ポリスチレン、ラテックス等を挙げることができる。こ
れらの中でもマイカ、タルク、セリサイトである場合
は、発色濃度が良好な感熱記録体が得られ好ましい。ま
た、セリウム化合物としては、塩化セリウム、硝酸セリ
ウム、硫酸セリウム等が使用でき、ケイ酸塩としては、
ケイ酸ナトリウム等の無機塩のほか有機ケイ酸塩も使用
できる。
1.5〜1.6程度であるものが適している。このよう
な顔料としては、マイカ、タルク、セリサイト、水酸化
アルミニウム、炭酸カルシウム、カオリン、水酸化カル
シウム、けい酸アルミニウム、ポリエチレンパウダー、
ポリスチレン、ラテックス等を挙げることができる。こ
れらの中でもマイカ、タルク、セリサイトである場合
は、発色濃度が良好な感熱記録体が得られ好ましい。ま
た、セリウム化合物としては、塩化セリウム、硝酸セリ
ウム、硫酸セリウム等が使用でき、ケイ酸塩としては、
ケイ酸ナトリウム等の無機塩のほか有機ケイ酸塩も使用
できる。
【0026】又、二層構造を有する粒子の焼成物は、液
温60℃以下、pHを5以上に保った水にセリウム塩溶
液とアルカリ溶液を添加して生成する水酸化セリウムの
スラリーを80℃以上に加熱し、pHを9以上に保ちな
がらケイ酸ナトリウム溶液と鉱酸溶液を添加して不定形
シリカを生成させ、水洗、濾過した後、乾燥または焼成
する方法によって製造される。
温60℃以下、pHを5以上に保った水にセリウム塩溶
液とアルカリ溶液を添加して生成する水酸化セリウムの
スラリーを80℃以上に加熱し、pHを9以上に保ちな
がらケイ酸ナトリウム溶液と鉱酸溶液を添加して不定形
シリカを生成させ、水洗、濾過した後、乾燥または焼成
する方法によって製造される。
【0027】紫外線遮断剤の使用量は、感熱記録層中に
おいて、その乾燥重量に対して10重量%〜40重量%
含有することが好ましい。10重量%以下であると耐光
性に対する効果が少なく、40重量%以上であると発色
感度が低下する。保護層中においては、その乾燥重量に
対して5重量%〜40重量%含有するのが好ましい。5
重量%以下であると耐光性に対する効果が少なく、40
重量%以上であると保護層のバリア性や発色感度が低下
する。
おいて、その乾燥重量に対して10重量%〜40重量%
含有することが好ましい。10重量%以下であると耐光
性に対する効果が少なく、40重量%以上であると発色
感度が低下する。保護層中においては、その乾燥重量に
対して5重量%〜40重量%含有するのが好ましい。5
重量%以下であると耐光性に対する効果が少なく、40
重量%以上であると保護層のバリア性や発色感度が低下
する。
【0028】蛍光染料としては各種公知のものが使用で
き、スチルベン誘導体、クマリン誘導体、ピラゾリン誘
導体、ビススチリルビフェニル誘導体、ナフタルイミド
誘導体、ビスベンゾオキサゾリル誘導体などが挙げら
れ、これらに限定されるものではないが、特にジアミノ
スチルベンジスルホン誘導体は耐光性に対する効果が高
く好ましく用いられる。
き、スチルベン誘導体、クマリン誘導体、ピラゾリン誘
導体、ビススチリルビフェニル誘導体、ナフタルイミド
誘導体、ビスベンゾオキサゾリル誘導体などが挙げら
れ、これらに限定されるものではないが、特にジアミノ
スチルベンジスルホン誘導体は耐光性に対する効果が高
く好ましく用いられる。
【0029】蛍光染料の使用量については、保護層の乾
燥重量に対して0.01〜3重量%存在させるのが好ま
しい。より好ましくは0.1〜2重量%の範囲である。
保護層中の蛍光染料の量が0.01重量%以下であると
耐光性に対する効果が低下し、3重量%以上であると保
護層塗料の着色がはげしくなり、記録体の地色の低下に
つながる。
燥重量に対して0.01〜3重量%存在させるのが好ま
しい。より好ましくは0.1〜2重量%の範囲である。
保護層中の蛍光染料の量が0.01重量%以下であると
耐光性に対する効果が低下し、3重量%以上であると保
護層塗料の着色がはげしくなり、記録体の地色の低下に
つながる。
【0030】本発明において用いられる前記紫外線遮断
剤は、特徴的な層状構造を有しており十分な白色度を保
持できる。また、感熱記録体で一般的に使用されている
顔料から構成されているため、感熱記録層に含有された
場合でも地肌カブリ、減感等の悪影響がみられない。ま
た、前記紫外線遮断剤は下塗層中に含有させることもで
きる。
剤は、特徴的な層状構造を有しており十分な白色度を保
持できる。また、感熱記録体で一般的に使用されている
顔料から構成されているため、感熱記録層に含有された
場合でも地肌カブリ、減感等の悪影響がみられない。ま
た、前記紫外線遮断剤は下塗層中に含有させることもで
きる。
【0031】しかし、前記紫外線遮断剤だけを感熱記録
体に含有させても、本発明が求める耐光性は得られな
い。おそらく、セリウム化合物が不定形シリカによって
被覆されており、セリウム化合物の紫外線遮断効果が遮
られるためと考えられる。特に、下塗層中に紫外線吸収
剤を含有し、かつ、感熱記録層中に紫外線吸収剤や紫外
線遮断剤を含有し、更に保護層中に蛍光染料を含有する
と、高い耐光性が得られ効果的である。感熱記録層中に
紫外線吸収剤と紫外線遮断剤とを含有する場合には、紫
外線吸収剤と紫外線遮断剤とは、1:4〜4:1の割合
で配合すると良い。
体に含有させても、本発明が求める耐光性は得られな
い。おそらく、セリウム化合物が不定形シリカによって
被覆されており、セリウム化合物の紫外線遮断効果が遮
られるためと考えられる。特に、下塗層中に紫外線吸収
剤を含有し、かつ、感熱記録層中に紫外線吸収剤や紫外
線遮断剤を含有し、更に保護層中に蛍光染料を含有する
と、高い耐光性が得られ効果的である。感熱記録層中に
紫外線吸収剤と紫外線遮断剤とを含有する場合には、紫
外線吸収剤と紫外線遮断剤とは、1:4〜4:1の割合
で配合すると良い。
【0032】また、本発明においては、下塗層あるいは
感熱記録層中に紫外線吸収剤を含有させることにより、
感熱記録体裏面からの紫外線を吸収するだけでなく、感
熱記録層中の紫外線遮断剤との相乗効果により、紫外線
吸収能が増大されると考えられる。
感熱記録層中に紫外線吸収剤を含有させることにより、
感熱記録体裏面からの紫外線を吸収するだけでなく、感
熱記録層中の紫外線遮断剤との相乗効果により、紫外線
吸収能が増大されると考えられる。
【0033】本発明の一般式(I)で示される化合物
は、3−アミノベンゼンスルホンアミドとイソシアネー
ト化合物あるいはイソチオシアネート化合物の反応によ
り合成することができる。例えば、式(II)で示され
る3−アミノベンゼンスルホンアミドと一般式(II
I)で示されるイソシアネート化合物、あるいは一般式
(IV)で示されるイソチオシアネート化合物との反応
で容易に得ることができる。
は、3−アミノベンゼンスルホンアミドとイソシアネー
ト化合物あるいはイソチオシアネート化合物の反応によ
り合成することができる。例えば、式(II)で示され
る3−アミノベンゼンスルホンアミドと一般式(II
I)で示されるイソシアネート化合物、あるいは一般式
(IV)で示されるイソチオシアネート化合物との反応
で容易に得ることができる。
【0034】
【化3】
【0035】
【化4】R5−NCO (III) (式中、R5は無置換の単環芳香環又は縮合多環芳香環
(例えばベンゼン、ナフタレンなど)、C1〜C4のアル
キル基またはハロゲンの1〜2個で置換された単環芳香
環又は縮合多環芳香環(前述のものが参照される)を表
す。)
(例えばベンゼン、ナフタレンなど)、C1〜C4のアル
キル基またはハロゲンの1〜2個で置換された単環芳香
環又は縮合多環芳香環(前述のものが参照される)を表
す。)
【0036】
【化5】R5−NCS (IV) (式中、R5は無置換の単環芳香環又は縮合多環芳香環
(前述のものが参照される)、C1〜C4のアルキル基ま
たはハロゲンの1〜2個で置換された単環芳香環又は縮
合多環芳香環(前述のものが参照される)を表す。)
(前述のものが参照される)、C1〜C4のアルキル基ま
たはハロゲンの1〜2個で置換された単環芳香環又は縮
合多環芳香環(前述のものが参照される)を表す。)
【0037】即ち、3−アミノベンゼンスルホンアミド
を−10℃〜60℃の反応温度、中性条件下、有機溶媒
中あるいは含水溶媒中でイソシアネート化合物またはイ
ソチオシアネート化合物と反応させ3−スルファモイル
(チオ)カルバニリド化合物を生成する。生成した3−
スルファモイル(チオ)カルバニリド化合物を単離する
ことなく仏国特許第993465号に記載された方法に
準じてアルカリ水酸化物水溶液を加え3−スルファモイ
ル(チオ)カルバニリド化合物のアルカリ金属塩とした
後、さらに相当するイソシアネート化合物あるいはイソ
チオシアネート化合物と反応させることにより容易に製
造することができる。
を−10℃〜60℃の反応温度、中性条件下、有機溶媒
中あるいは含水溶媒中でイソシアネート化合物またはイ
ソチオシアネート化合物と反応させ3−スルファモイル
(チオ)カルバニリド化合物を生成する。生成した3−
スルファモイル(チオ)カルバニリド化合物を単離する
ことなく仏国特許第993465号に記載された方法に
準じてアルカリ水酸化物水溶液を加え3−スルファモイ
ル(チオ)カルバニリド化合物のアルカリ金属塩とした
後、さらに相当するイソシアネート化合物あるいはイソ
チオシアネート化合物と反応させることにより容易に製
造することができる。
【0038】イソシアネート化合物としてはフェニルイ
ソシアネート、トルエンイソシアネート、ジイソプロピ
ルフェニルイソシアネート、クロロフェニルイソシアネ
ート、ブロモフェニルイソシアネート、ナフタレンイソ
シアネートなどが挙げられ、一方、イソチオシアネート
化合物としてはフェニルイソチオシアネート、トルエン
イソチオシアネート、クロロフェニルイソチオシアネー
ト、ブロモフェニルイソチオシアネート、ナフタレンイ
ソチオシアネートなどが挙げられる。
ソシアネート、トルエンイソシアネート、ジイソプロピ
ルフェニルイソシアネート、クロロフェニルイソシアネ
ート、ブロモフェニルイソシアネート、ナフタレンイソ
シアネートなどが挙げられ、一方、イソチオシアネート
化合物としてはフェニルイソチオシアネート、トルエン
イソチオシアネート、クロロフェニルイソチオシアネー
ト、ブロモフェニルイソチオシアネート、ナフタレンイ
ソチオシアネートなどが挙げられる。
【0039】反応に用いられる有機溶媒としてはアセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ア
セトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、酢酸エチル、メタノール、エタノールであるが
好ましくはアセトン、アセトニトリル、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシドである。
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ア
セトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、酢酸エチル、メタノール、エタノールであるが
好ましくはアセトン、アセトニトリル、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシドである。
【0040】アルカリ水酸化物としては水酸化リチウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシ
ウムである。
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシ
ウムである。
【0041】本発明の一般式(I)で表される化合物と
しては、具体的に以下の化合物を挙げることができ、こ
れらの化合物は単独或いは必要に応じて2種以上併用す
ることができる。
しては、具体的に以下の化合物を挙げることができ、こ
れらの化合物は単独或いは必要に応じて2種以上併用す
ることができる。
【0042】3−(フェニルカルバモイルスルファモイ
ル)カルバニリド、3−(フェニルカルバモイルスルフ
ァモイル)チオカルバニリド、3−(フェニルチオカル
バモイルスルファモイル)カルバニリド、3−(フェニ
ルチオカルバモイルスルファモイル)チオカルバニリ
ド、3−(p−トリルカルバモイルスルファモイル)カ
ルバニリド、3−(p−トリルカルバモイルスルファモ
イル)チオカルバニリド、3−(p−トリルチオカルバ
モイルスルファモイル)カルバニリド、3−(p−トリ
ルチオカルバモイルスルファモイル)チオカルバニリ
ド、3−(m−トリルカルバモイルスルファモイル)カ
ルバニリド、3−(m−トリルカルバモイルスルファモ
イル)チオカルバニリド 、3−(m−トリルチオカル
バモイルスルファモイル)カルバニリド、3−(m−ト
リルチオカルバモイルスルファモイル)チオカルバニリ
ド、4−メチル−3’−(フェニルカルバモイルスルフ
ァモイル)カルバニリド、3−メチル−3’−(フェニ
ルカルバモイルスルファモイル)カルバニリド、4−メ
チル−3’−(フェニルチオカルバモイルスルファモイ
ル)カルバニリド、3−メチル−3’−(フェニルチオ
カルバモイルスルファモイル)カルバニリド、4−メチ
ル−3’−(フェニルカルバモイルスルファモイル)チ
オカルバニリド、3−メチル−3’−(フェニルカルバ
モイルスルファモイル)チオカルバニリド、4−メチル
−3’−(フェニルチオカルバモイルスルファモイル)
チオカルバニリド、3−メチル−3’−(フェニルチオ
カルバモイルスルファモイル)チオカルバニリド、 3
−(p−クロロフェニルカルバモイルスルファモイル)
カルバニリド、3−(m−クロロフェニルカルバモイル
スルファモイル)カルバニリド、3−(p−クロロフェ
ニルチオカルバモイルスルファモイル)カルバニリド、
3−(m−クロロフェニルカルバモイルスルファモイ
ル)チオカルバニリド、4−クロロ−3’−(フェニル
カルバモイルスルファモイル)カルバニリド、3−クロ
ロ−3’−(フェニルカルバモイルスルファモイル)カ
ルバニリド、4−ブロモ−3’−(フェニルカルバモイ
ルスルファモイル)カルバニリド、4−クロロ−3’−
(p−クロロフェニルカルバモイルスルファモイル)カ
ルバニリド、4−クロロ−3’−(フェニルカルバモイ
ルスルファモイル)チオカルバニリド、4−クロロ−
3’−(フェニルチオカルバモイルスルファモイル)チ
オカルバニリド、3−(α−ナフチルカルバモイルスル
ファモイル)カルバニリド 、 3−(β−ナフチルカル
バモイルスルファモイル)カルバニリド 、1−(α−
ナフチル)−3−(m−フェニルカルバモイルスルファ
モイルフェニル)尿素、3−(α−ナフチルチオカルバ
モイルスルファモイル)カルバニリド、3−(β−ナフ
チルチオカルバモイルスルファモイル)カルバニリド
、1−(α−ナフチル)−3−(m−フェニルカルバ
モイルスルファモイルフェニル)チオ尿素、1−(β−
ナフチル)−3−(m−フェニルカルバモイルスルファ
モイルフェニル)チオ尿素、1−(α−ナフチル)−3
−(m−α−ナフチルカルバモイルスルファモイルフェ
ニル)尿素、1−(α−ナフチル)−3−(m−α−ナ
フチルカルバモイルスルファモイルフェニル)チオ尿素
が挙げられる。
ル)カルバニリド、3−(フェニルカルバモイルスルフ
ァモイル)チオカルバニリド、3−(フェニルチオカル
バモイルスルファモイル)カルバニリド、3−(フェニ
ルチオカルバモイルスルファモイル)チオカルバニリ
ド、3−(p−トリルカルバモイルスルファモイル)カ
ルバニリド、3−(p−トリルカルバモイルスルファモ
イル)チオカルバニリド、3−(p−トリルチオカルバ
モイルスルファモイル)カルバニリド、3−(p−トリ
ルチオカルバモイルスルファモイル)チオカルバニリ
ド、3−(m−トリルカルバモイルスルファモイル)カ
ルバニリド、3−(m−トリルカルバモイルスルファモ
イル)チオカルバニリド 、3−(m−トリルチオカル
バモイルスルファモイル)カルバニリド、3−(m−ト
リルチオカルバモイルスルファモイル)チオカルバニリ
ド、4−メチル−3’−(フェニルカルバモイルスルフ
ァモイル)カルバニリド、3−メチル−3’−(フェニ
ルカルバモイルスルファモイル)カルバニリド、4−メ
チル−3’−(フェニルチオカルバモイルスルファモイ
ル)カルバニリド、3−メチル−3’−(フェニルチオ
カルバモイルスルファモイル)カルバニリド、4−メチ
ル−3’−(フェニルカルバモイルスルファモイル)チ
オカルバニリド、3−メチル−3’−(フェニルカルバ
モイルスルファモイル)チオカルバニリド、4−メチル
−3’−(フェニルチオカルバモイルスルファモイル)
チオカルバニリド、3−メチル−3’−(フェニルチオ
カルバモイルスルファモイル)チオカルバニリド、 3
−(p−クロロフェニルカルバモイルスルファモイル)
カルバニリド、3−(m−クロロフェニルカルバモイル
スルファモイル)カルバニリド、3−(p−クロロフェ
ニルチオカルバモイルスルファモイル)カルバニリド、
3−(m−クロロフェニルカルバモイルスルファモイ
ル)チオカルバニリド、4−クロロ−3’−(フェニル
カルバモイルスルファモイル)カルバニリド、3−クロ
ロ−3’−(フェニルカルバモイルスルファモイル)カ
ルバニリド、4−ブロモ−3’−(フェニルカルバモイ
ルスルファモイル)カルバニリド、4−クロロ−3’−
(p−クロロフェニルカルバモイルスルファモイル)カ
ルバニリド、4−クロロ−3’−(フェニルカルバモイ
ルスルファモイル)チオカルバニリド、4−クロロ−
3’−(フェニルチオカルバモイルスルファモイル)チ
オカルバニリド、3−(α−ナフチルカルバモイルスル
ファモイル)カルバニリド 、 3−(β−ナフチルカル
バモイルスルファモイル)カルバニリド 、1−(α−
ナフチル)−3−(m−フェニルカルバモイルスルファ
モイルフェニル)尿素、3−(α−ナフチルチオカルバ
モイルスルファモイル)カルバニリド、3−(β−ナフ
チルチオカルバモイルスルファモイル)カルバニリド
、1−(α−ナフチル)−3−(m−フェニルカルバ
モイルスルファモイルフェニル)チオ尿素、1−(β−
ナフチル)−3−(m−フェニルカルバモイルスルファ
モイルフェニル)チオ尿素、1−(α−ナフチル)−3
−(m−α−ナフチルカルバモイルスルファモイルフェ
ニル)尿素、1−(α−ナフチル)−3−(m−α−ナ
フチルカルバモイルスルファモイルフェニル)チオ尿素
が挙げられる。
【0043】本発明において、一般式(I)で示される
化合物と併用できる有機顕色剤としては、前記に示す如
く従来公知のものが挙げられる。以下に他の有機顕色剤
の具体例を示す。
化合物と併用できる有機顕色剤としては、前記に示す如
く従来公知のものが挙げられる。以下に他の有機顕色剤
の具体例を示す。
【0044】<ビスフェノールA類> 4,4´−イソプロピリデンジフェノール(別名ビスフ
ェノールA) 4,4´−シクロヘキシリデンジフェノール p,p´−(1−メチル−ノルマルヘキシリデン)ジフ
ェノール 1,7−ジ(ヒドロキシフェニルチオ)−3,5−ジオ
キサヘプタン <4−ヒドロキシ安息香酸エステル類> 4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル 4−ヒドロキシ安息香酸エチル 4−ヒドロキシ安息香酸プロピル 4−ヒドロキシ安息香酸イソプロピル 4−ヒドロキシ安息香酸ブチル 4−ヒドロキシ安息香酸イソブチル 4−ヒドロキシ安息香酸メチルベンジル <4−ヒドロキシフタル酸ジエステル類> 4−ヒドロキシフタル酸ジメチル 4−ヒドロキシフタル酸ジイソプロピル 4−ヒドロキシフタル酸ジベンジル 4−ヒドロキシフタル酸ジヘキシル <フタル酸モノエステル類> フタル酸モノベンジルエステル フタル酸モノシクロヘキシルエステル フタル酸モノフェニルエステル フタル酸モノメチルフェニルエステル フタル酸モノエチルフェニルエステル フタル酸モノプロピルベンジルエステル フタル酸モノハロゲンベンジルエステル フタル酸モノエトキシベンジルエステル <ビス−(ヒドロキシフェニル)スルフィド類> ビス−(4−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−6−
メチルフェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−メチル−5−エチルフェ
ニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−メチル−5−イソプロピ
ルフェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,3−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジイソプロピルフェ
ニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,3,6−トリメチルフェ
ニル)スルフィド ビス−(2,4,5−トリヒドロキシフェニル)スルフ
ィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−シクロヘキシル−5−メ
チルフェニル)スルフィド ビス−(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)スルフ
ィド ビス−(4,5−ジヒドロキシ−2−tert−ブチル
フェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジフェニルフェニ
ル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−tert−オクチル−5
−メチルフェニル)スルフィド <4−ヒドロキシフェニルアリールスルホン類> 4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスル
ホン 4−ヒドロキシ−4′−n−ブチルオキシジフェニルス
ルホン 4−ヒドロキシ−4′−n−プロポキシジフェニルスル
ホン <4−ヒドロキシフェニルアリールスルホナート類> 4−ヒドロキシフェニル−ベンゼンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−トリルスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−メシチレンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−クロルベンゼンスルホナ
ート 4−ヒドロキシフェニル−p−tert−ブチルベンゼ
ンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−イソプロポキシベンゼン
スルホナート 4−ヒドロキシフェニル−1′−ナフタリンスルホナー
ト 4−ヒドロキシフェニル−2′−ナフタリンスルホナー
ト <1,3−ジ[2−(ヒドロキシフェニル)−2−プロ
ピル]ベンゼン類> 1,3−ジ[2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−プ
ロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(4−ヒドロキシ−3−アルキルフェ
ニル)−2−プロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−
2−プロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)−2−プロピル]ベンゼン <レゾルシノール類> 1,3−ジヒドロキシ−6(α,α−ジメチルベンジ
ル)−ベンゼン <4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸エステル> 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ベンジル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸メチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸エチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸プロピル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ブチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸イソプロピル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸tert−ブ
チル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ヘキシル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸オクチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ノニル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸シクロヘキシ
ル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸β−フェネチ
ル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸フェニル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸α−ナフチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸β−ナフチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸sec−ブチ
ル <ビスフェノールスルホン類(I)> ビス−(3−1−ブチル−4−ヒドロキシ−6−メチル
フェニル)スルホン ビス−(3−エチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(3−プロピル−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(2−イソプロピル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン ビス−(2−エチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(3−クロル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(2,3−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン ビス−(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン ビス−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン 4−ヒドロキシフェニル−2′−エチル−4′−ヒドロ
キシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−2′−イソプロピル−4′−
ヒドロキシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−3′−イソプロピル−4′−
ヒドロキシフェニルホルホン 4−ヒドロキシフェニル−3′−secブチル−4′−
ヒドロキシフェニルホルホン 3−クロル−4−ヒドロキシフェニル−3′−イソプロ
ピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−4′−ヒド
ロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−アミノフェニル−4′−ヒド
ロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−イソプロピルフェニル−4′
−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル−4′−ヒ
ドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−クロ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−イソ
プロピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−2′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン <ビスフェノールスルホン類(II)> 4,4′−スルホニルジフェノール 2,4′−スルホニルジフェノール 3,3′−ジクロル−4,4′−スルホニルジフェノー
ル 3,3′−ジブロモ−4,4′−スルホニルジフェノー
ル 3,3′,5,5′−テトラブロモ−4,4′−スルホ
ニルジフェノール 3,3′−ジアミノ−4,4′−スルホニルジフェノー
ル <その他> p−tert−ブチルフェノール 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン ノボラック型フェノール樹脂 4−ヒドロキシアセトフェノン p−フェニルフェノール ベンジル−4−ヒドロキシフェニルアセテート p−ベンジルフェノール
ェノールA) 4,4´−シクロヘキシリデンジフェノール p,p´−(1−メチル−ノルマルヘキシリデン)ジフ
ェノール 1,7−ジ(ヒドロキシフェニルチオ)−3,5−ジオ
キサヘプタン <4−ヒドロキシ安息香酸エステル類> 4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル 4−ヒドロキシ安息香酸エチル 4−ヒドロキシ安息香酸プロピル 4−ヒドロキシ安息香酸イソプロピル 4−ヒドロキシ安息香酸ブチル 4−ヒドロキシ安息香酸イソブチル 4−ヒドロキシ安息香酸メチルベンジル <4−ヒドロキシフタル酸ジエステル類> 4−ヒドロキシフタル酸ジメチル 4−ヒドロキシフタル酸ジイソプロピル 4−ヒドロキシフタル酸ジベンジル 4−ヒドロキシフタル酸ジヘキシル <フタル酸モノエステル類> フタル酸モノベンジルエステル フタル酸モノシクロヘキシルエステル フタル酸モノフェニルエステル フタル酸モノメチルフェニルエステル フタル酸モノエチルフェニルエステル フタル酸モノプロピルベンジルエステル フタル酸モノハロゲンベンジルエステル フタル酸モノエトキシベンジルエステル <ビス−(ヒドロキシフェニル)スルフィド類> ビス−(4−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−6−
メチルフェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−メチル−5−エチルフェ
ニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−メチル−5−イソプロピ
ルフェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,3−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジイソプロピルフェ
ニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,3,6−トリメチルフェ
ニル)スルフィド ビス−(2,4,5−トリヒドロキシフェニル)スルフ
ィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−シクロヘキシル−5−メ
チルフェニル)スルフィド ビス−(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)スルフ
ィド ビス−(4,5−ジヒドロキシ−2−tert−ブチル
フェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジフェニルフェニ
ル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−tert−オクチル−5
−メチルフェニル)スルフィド <4−ヒドロキシフェニルアリールスルホン類> 4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスル
ホン 4−ヒドロキシ−4′−n−ブチルオキシジフェニルス
ルホン 4−ヒドロキシ−4′−n−プロポキシジフェニルスル
ホン <4−ヒドロキシフェニルアリールスルホナート類> 4−ヒドロキシフェニル−ベンゼンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−トリルスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−メシチレンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−クロルベンゼンスルホナ
ート 4−ヒドロキシフェニル−p−tert−ブチルベンゼ
ンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−イソプロポキシベンゼン
スルホナート 4−ヒドロキシフェニル−1′−ナフタリンスルホナー
ト 4−ヒドロキシフェニル−2′−ナフタリンスルホナー
ト <1,3−ジ[2−(ヒドロキシフェニル)−2−プロ
ピル]ベンゼン類> 1,3−ジ[2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−プ
ロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(4−ヒドロキシ−3−アルキルフェ
ニル)−2−プロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−
2−プロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)−2−プロピル]ベンゼン <レゾルシノール類> 1,3−ジヒドロキシ−6(α,α−ジメチルベンジ
ル)−ベンゼン <4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸エステル> 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ベンジル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸メチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸エチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸プロピル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ブチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸イソプロピル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸tert−ブ
チル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ヘキシル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸オクチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ノニル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸シクロヘキシ
ル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸β−フェネチ
ル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸フェニル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸α−ナフチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸β−ナフチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸sec−ブチ
ル <ビスフェノールスルホン類(I)> ビス−(3−1−ブチル−4−ヒドロキシ−6−メチル
フェニル)スルホン ビス−(3−エチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(3−プロピル−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(2−イソプロピル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン ビス−(2−エチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(3−クロル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(2,3−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン ビス−(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン ビス−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン 4−ヒドロキシフェニル−2′−エチル−4′−ヒドロ
キシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−2′−イソプロピル−4′−
ヒドロキシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−3′−イソプロピル−4′−
ヒドロキシフェニルホルホン 4−ヒドロキシフェニル−3′−secブチル−4′−
ヒドロキシフェニルホルホン 3−クロル−4−ヒドロキシフェニル−3′−イソプロ
ピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−4′−ヒド
ロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−アミノフェニル−4′−ヒド
ロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−イソプロピルフェニル−4′
−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル−4′−ヒ
ドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−クロ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−イソ
プロピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−2′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン <ビスフェノールスルホン類(II)> 4,4′−スルホニルジフェノール 2,4′−スルホニルジフェノール 3,3′−ジクロル−4,4′−スルホニルジフェノー
ル 3,3′−ジブロモ−4,4′−スルホニルジフェノー
ル 3,3′,5,5′−テトラブロモ−4,4′−スルホ
ニルジフェノール 3,3′−ジアミノ−4,4′−スルホニルジフェノー
ル <その他> p−tert−ブチルフェノール 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン ノボラック型フェノール樹脂 4−ヒドロキシアセトフェノン p−フェニルフェノール ベンジル−4−ヒドロキシフェニルアセテート p−ベンジルフェノール
【0045】本発明の感熱記録体に使用する染料前駆体
としては、従来の感圧あるいは感熱記録紙分野で公知の
ものは全て使用可能であり、特に制限されるものではな
いが、トリフェニルメタン系化合物、フルオラン系化合
物、フルオレン系、ジビニル系化合物等が好ましい。以
下に代表的な染料前駆体の具体例を示す。また、これら
の染料前駆体は単独または2種以上混合して使用しても
よい。
としては、従来の感圧あるいは感熱記録紙分野で公知の
ものは全て使用可能であり、特に制限されるものではな
いが、トリフェニルメタン系化合物、フルオラン系化合
物、フルオレン系、ジビニル系化合物等が好ましい。以
下に代表的な染料前駆体の具体例を示す。また、これら
の染料前駆体は単独または2種以上混合して使用しても
よい。
【0046】<トリフェニルメタン系ロイコ染料> 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド[別名クリスタルバイオレットラ
クトン] 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド
[別名マラカイトグリーンラクトン] <フルオラン系ロイコ染料> 3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラ
ン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフル
オロメチルアニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロ
アニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルア
ニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルア
ミノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ベンジルアニリ
ノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ジベンジルアニ
リノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラ
ン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−p−メチルアニ
リノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フ
ルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ[a]フルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ[c]フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロ
アニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフル
オロメチルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−クロロフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−p−メチルアニ
リノフルオラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フ
ルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−(p−ク
ロロアニリノ)フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノ
フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−7−(p−クロロアニリ
ノ)フルオラン 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル
−7−アニリノフルオラン 3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−キシルアミノ)−6−メチル−
7−(p−クロロアニリノ)フルオラン 3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−クロ
ロ−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジメチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジプロピルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン 2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミ
ノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルア
ミノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン <フルオレン系ロイコ染料> 3、6、6´−トリス(ジメチルアミノ)スピロ[フル
オレン−9,3´−フタリド] 3、6、6´−トリス(ジエチルアミノ)スピロ[フル
オレン−9,3´−フタリド] <ジビニル系ロイコ染料> 3,3−ビス−[2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラブロモフタリド 3,3−ビス−[2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラクロロフタリド 3,3−ビス−[1,1−ビス(4−ピロリジノフェニ
ル)エチレン−2−イル]−4,5,6,7−テトラブ
ロモフタリド 3,3−ビス−[1−(4−メトキシフェニル)−1−
(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル]−
4,5,6,7−テトラクロロフタリド <その他> 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−4−アザフタリド 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−
3−(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−4−アザフタリド 3−(4−シクロヘキシルエチルアミノ−2−メトキシ
フェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−4−アザフタリド 3,3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3
−イル)フタリド 3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(3
´−ニトロ)アニリノラクタム 3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(4
´−ニトロ)アニリノラクタム 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジニトリルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2−
β−ナフトイルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジアセチルエタン ビス−[2,2,2´,2´−テトラキス−(p−ジメ
チルアミノフェニル)−エテニル]−メチルマロン酸ジ
メチルエステル
メチルアミノフタリド[別名クリスタルバイオレットラ
クトン] 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド
[別名マラカイトグリーンラクトン] <フルオラン系ロイコ染料> 3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラ
ン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフル
オロメチルアニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロ
アニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルア
ニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルア
ミノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ベンジルアニリ
ノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ジベンジルアニ
リノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラ
ン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−p−メチルアニ
リノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フ
ルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ[a]フルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ[c]フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロ
アニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフル
オロメチルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−クロロフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−p−メチルアニ
リノフルオラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フ
ルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−(p−ク
ロロアニリノ)フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノ
フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−7−(p−クロロアニリ
ノ)フルオラン 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル
−7−アニリノフルオラン 3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−キシルアミノ)−6−メチル−
7−(p−クロロアニリノ)フルオラン 3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−クロ
ロ−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジメチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジプロピルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン 2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミ
ノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルア
ミノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン <フルオレン系ロイコ染料> 3、6、6´−トリス(ジメチルアミノ)スピロ[フル
オレン−9,3´−フタリド] 3、6、6´−トリス(ジエチルアミノ)スピロ[フル
オレン−9,3´−フタリド] <ジビニル系ロイコ染料> 3,3−ビス−[2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラブロモフタリド 3,3−ビス−[2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラクロロフタリド 3,3−ビス−[1,1−ビス(4−ピロリジノフェニ
ル)エチレン−2−イル]−4,5,6,7−テトラブ
ロモフタリド 3,3−ビス−[1−(4−メトキシフェニル)−1−
(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル]−
4,5,6,7−テトラクロロフタリド <その他> 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−4−アザフタリド 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−
3−(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−4−アザフタリド 3−(4−シクロヘキシルエチルアミノ−2−メトキシ
フェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−4−アザフタリド 3,3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3
−イル)フタリド 3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(3
´−ニトロ)アニリノラクタム 3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(4
´−ニトロ)アニリノラクタム 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジニトリルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2−
β−ナフトイルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジアセチルエタン ビス−[2,2,2´,2´−テトラキス−(p−ジメ
チルアミノフェニル)−エテニル]−メチルマロン酸ジ
メチルエステル
【0047】本発明においては、上記課題に対する所望
の効果を阻害しない範囲で、従来公知の増感剤を使用す
ることができる。耐熱性の極めて優れた感熱記録体を製
造する場合には、原則として増感剤を使用しない方がよ
いが、目的の熱環境に対する耐熱温度特性に応じて、増
感剤を適当量添加することができる。かかる増感剤とし
ては、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド等の脂
肪酸アマイド、エチレンビスアミド、モンタン酸ワック
ス、ポリエチレンワックス、1,2−ジ−(3−メチル
フェノキシ)エタン、p−ベンジルビフェニル、β−ベ
ンジルオキシナフタレン、4−ビフェニル−p−トリル
エーテル、m−ターフェニル、1,2−ジフェノキシエ
タン、シュウ酸ジベンジル、シュウ酸ジ(p−クロロベ
ンジル)、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)、テレフ
タル酸ジベンジル、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジ
ル、ジ−p−トリルカーボネート、フェニル−α−ナフ
チルカーボネート、1,4−ジエトキシナフタレン、1
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニルエステル、o−
キシレリン−ビス−(フェニルエ−テル)、4−(m−
メチルフェノキシメチル)ビフェニルを例示することが
できるが、特に、これらに制限されるものではない。こ
れらの増感剤は単独または2種以上混合して使用しても
よい。
の効果を阻害しない範囲で、従来公知の増感剤を使用す
ることができる。耐熱性の極めて優れた感熱記録体を製
造する場合には、原則として増感剤を使用しない方がよ
いが、目的の熱環境に対する耐熱温度特性に応じて、増
感剤を適当量添加することができる。かかる増感剤とし
ては、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド等の脂
肪酸アマイド、エチレンビスアミド、モンタン酸ワック
ス、ポリエチレンワックス、1,2−ジ−(3−メチル
フェノキシ)エタン、p−ベンジルビフェニル、β−ベ
ンジルオキシナフタレン、4−ビフェニル−p−トリル
エーテル、m−ターフェニル、1,2−ジフェノキシエ
タン、シュウ酸ジベンジル、シュウ酸ジ(p−クロロベ
ンジル)、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)、テレフ
タル酸ジベンジル、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジ
ル、ジ−p−トリルカーボネート、フェニル−α−ナフ
チルカーボネート、1,4−ジエトキシナフタレン、1
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニルエステル、o−
キシレリン−ビス−(フェニルエ−テル)、4−(m−
メチルフェノキシメチル)ビフェニルを例示することが
できるが、特に、これらに制限されるものではない。こ
れらの増感剤は単独または2種以上混合して使用しても
よい。
【0048】本発明の感熱記録層中に使用するバインダ
ーとしては、重合度が200〜1900の完全ケン化ポ
リビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコー
ル、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アマイド変
性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルア
ルコール、ブチラール変性ポリビニルアルコールなどの
変性ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、アセチルセルロースなどのセルロー
ス誘導体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸エステル、
ポリビニルブチラール、ポリスチロール及びそれらの共
重合体、ポリアミド樹脂、シリコン樹脂、石油樹脂、テ
ルペン樹脂、ケトン樹脂、クマロン樹脂を例示すること
ができる。これらの高分子物質は水、アルコール、ケト
ン、エステル、炭化水素等の溶剤に溶かして使用するほ
か、水または他の媒体中乳化またはペースト状に分散し
た状態で使用し、要求品質に応じて併用することもでき
る。
ーとしては、重合度が200〜1900の完全ケン化ポ
リビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコー
ル、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アマイド変
性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルア
ルコール、ブチラール変性ポリビニルアルコールなどの
変性ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、アセチルセルロースなどのセルロー
ス誘導体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸エステル、
ポリビニルブチラール、ポリスチロール及びそれらの共
重合体、ポリアミド樹脂、シリコン樹脂、石油樹脂、テ
ルペン樹脂、ケトン樹脂、クマロン樹脂を例示すること
ができる。これらの高分子物質は水、アルコール、ケト
ン、エステル、炭化水素等の溶剤に溶かして使用するほ
か、水または他の媒体中乳化またはペースト状に分散し
た状態で使用し、要求品質に応じて併用することもでき
る。
【0049】また、本発明においては、上記課題に対す
る所望の効果を阻害しない範囲で、記録画像の耐油性効
果などを示す公知の安定剤であるp−ニトロ安息香酸金
属塩(Ca,Zn)、または、フタル酸モノベンジルエ
ステル金属塩(Ca,Zn)を添加することも可能であ
る。
る所望の効果を阻害しない範囲で、記録画像の耐油性効
果などを示す公知の安定剤であるp−ニトロ安息香酸金
属塩(Ca,Zn)、または、フタル酸モノベンジルエ
ステル金属塩(Ca,Zn)を添加することも可能であ
る。
【0050】本発明の感熱記録層中に使用することがで
きる填料としては、シリカ、炭酸カルシウム、カオリ
ン、焼成カオリン、ケイソウ土、タルク、酸化チタン、
酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ポリスチレン樹脂、尿
素−ホルマリン樹脂、スチレン−メタクリル酸共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体や、中空プラスチッ
クピグメントなどの無機または有機充填剤などが挙げら
れる。
きる填料としては、シリカ、炭酸カルシウム、カオリ
ン、焼成カオリン、ケイソウ土、タルク、酸化チタン、
酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ポリスチレン樹脂、尿
素−ホルマリン樹脂、スチレン−メタクリル酸共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体や、中空プラスチッ
クピグメントなどの無機または有機充填剤などが挙げら
れる。
【0051】このほかに脂肪酸金属塩などの離型剤、ワ
ックス類などの滑剤、グリオキザールなどの耐水化剤、
分散剤、消泡剤、酸化防止剤、蛍光染料などを使用する
ことができる。
ックス類などの滑剤、グリオキザールなどの耐水化剤、
分散剤、消泡剤、酸化防止剤、蛍光染料などを使用する
ことができる。
【0052】本発明の下塗層中において、バインダーと
しては、一般的に使用されている水溶性高分子あるいは
疎水性高分子のエマルジョン等が適宜使用可能である。
具体としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセ
タール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、等のセルロース誘導
体、デンプンとその誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポ
リビニルピロリドン、アクリル酸アミド/アクリル酸エ
ステル共重合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステ
ル/メタクリル酸共重合体、スチレン/無水マレイン酸
共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共
重合体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソ
ーダ、ゼラチン、カゼイン等の水溶性高分子、ポリ酢酸
ビニル、ポリウレタン、スチレン/ブタジエン共重合
体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、塩化ビ
ニル/酢酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレー
ト、エチレン/酢酸ビニル共重合体、スチレン/ブタジ
エン/アクリル系共重合体等の疎水性高分子のエマルジ
ョンを用いることができる。
しては、一般的に使用されている水溶性高分子あるいは
疎水性高分子のエマルジョン等が適宜使用可能である。
具体としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセ
タール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、等のセルロース誘導
体、デンプンとその誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポ
リビニルピロリドン、アクリル酸アミド/アクリル酸エ
ステル共重合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステ
ル/メタクリル酸共重合体、スチレン/無水マレイン酸
共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共
重合体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソ
ーダ、ゼラチン、カゼイン等の水溶性高分子、ポリ酢酸
ビニル、ポリウレタン、スチレン/ブタジエン共重合
体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、塩化ビ
ニル/酢酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレー
ト、エチレン/酢酸ビニル共重合体、スチレン/ブタジ
エン/アクリル系共重合体等の疎水性高分子のエマルジ
ョンを用いることができる。
【0053】下塗層中の填料としては、従来一般的に使
用されている公知の填料、具体例としては炭酸カルシウ
ム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、焼成カオリン、クレー、タル
ク等の無機填料のほか、スチレン−メタクリル共重合体
樹脂、尿素−ホルマリン樹脂、ポリスチレン樹脂等の有
機フィラーを使用することが可能である。とくにJIS
K5101に基づく吸油量が100ml/100g以下
の顔料を含有すると、発色濃度、印刷適性の向上がなさ
れる。
用されている公知の填料、具体例としては炭酸カルシウ
ム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、焼成カオリン、クレー、タル
ク等の無機填料のほか、スチレン−メタクリル共重合体
樹脂、尿素−ホルマリン樹脂、ポリスチレン樹脂等の有
機フィラーを使用することが可能である。とくにJIS
K5101に基づく吸油量が100ml/100g以下
の顔料を含有すると、発色濃度、印刷適性の向上がなさ
れる。
【0054】本発明の保護層中においては、填料として
各種公知のものが使用できる。かかる填料の具体例とし
てはカオリン、クレー、炭酸カルシウム、焼成クレー、
焼成カオリン、水酸化アルミニウム、酸化チタン、珪藻
土、微粒子状無水シリカ、活性白土等の無機顔料やスチ
レンマイクロボール、ナイロンパウダー、ポリエチレン
パウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、生デンプン
粒子等の有機顔料等が挙げられる。
各種公知のものが使用できる。かかる填料の具体例とし
てはカオリン、クレー、炭酸カルシウム、焼成クレー、
焼成カオリン、水酸化アルミニウム、酸化チタン、珪藻
土、微粒子状無水シリカ、活性白土等の無機顔料やスチ
レンマイクロボール、ナイロンパウダー、ポリエチレン
パウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、生デンプン
粒子等の有機顔料等が挙げられる。
【0055】保護層中のバインダーとしては、感熱記録
の分野で通常用いられる高分子化合物からなるバインダ
ーを使用することができる。かかるバインダーの具体例
としては、例えばデンプン類、ヒドロキシエチルセルロ
ース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム、ポリビニルア
ルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アセ
トアセチル基変性ポリビニルアルコール、珪素変性ポリ
ビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸
ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、アク
リロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、酢酸ビ
ニル−アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸共重
合体、スチレン・アクリル酸共重合体、アクリル酸エス
テル樹脂、アクリルエマルジョン、ジイソブチレン・無
水マレイン酸共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重
合体、スチレン・ブタジエン共重合体エマルジョン、メ
タクリル酸メチル−ブタジエン共重合体、メタクリル酸
メチル−スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン重合
体、イソプレン重合体、ブタジエン重合体、塩化ビニル
重合体、塩化ビニリデン重合体、尿素樹脂、メラミン樹
脂、アミド樹脂、ポリウレタン樹脂等が例示できる。
の分野で通常用いられる高分子化合物からなるバインダ
ーを使用することができる。かかるバインダーの具体例
としては、例えばデンプン類、ヒドロキシエチルセルロ
ース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム、ポリビニルア
ルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アセ
トアセチル基変性ポリビニルアルコール、珪素変性ポリ
ビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸
ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、アク
リロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、酢酸ビ
ニル−アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸共重
合体、スチレン・アクリル酸共重合体、アクリル酸エス
テル樹脂、アクリルエマルジョン、ジイソブチレン・無
水マレイン酸共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重
合体、スチレン・ブタジエン共重合体エマルジョン、メ
タクリル酸メチル−ブタジエン共重合体、メタクリル酸
メチル−スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン重合
体、イソプレン重合体、ブタジエン重合体、塩化ビニル
重合体、塩化ビニリデン重合体、尿素樹脂、メラミン樹
脂、アミド樹脂、ポリウレタン樹脂等が例示できる。
【0056】さらに、保護層中には、必要に応じてステ
アリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ポリエチレン
ワックス、カルナバロウ、パラフィンワックス、エステ
ルワックス等の滑剤、ジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウム等の界面活性剤(分散剤、湿潤剤)、消泡剤、カリ
ミョウバンや酢酸アルミニウム等の水溶性多価金属塩等
の各種助剤を適宜添加することもできる。また、耐水性
を一層向上させるためにグリオキサール、ホウ酸、ジア
ルデヒドデンプン、エポキシ系化合物等の硬化剤を併用
することもできる。
アリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ポリエチレン
ワックス、カルナバロウ、パラフィンワックス、エステ
ルワックス等の滑剤、ジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウム等の界面活性剤(分散剤、湿潤剤)、消泡剤、カリ
ミョウバンや酢酸アルミニウム等の水溶性多価金属塩等
の各種助剤を適宜添加することもできる。また、耐水性
を一層向上させるためにグリオキサール、ホウ酸、ジア
ルデヒドデンプン、エポキシ系化合物等の硬化剤を併用
することもできる。
【0057】本発明の感熱記録層に使用する顕色剤及び
染料前駆体の量、その他の各種成分の種類及び量は要求
される性能及び記録適性に従って決定され、特に限定さ
れるものではないが、通常、染料前駆体1部に対して、
本発明の顕色剤1〜8部、填料1〜20部を使用し、バ
インダーは全固形分中10〜25%が適当である。感熱
記録層中に紫外線吸収剤と紫外線遮断剤とを含有する場
合には、紫外線吸収剤と紫外線遮断剤とは、1:4〜
4:1の割合で配合すると良い。
染料前駆体の量、その他の各種成分の種類及び量は要求
される性能及び記録適性に従って決定され、特に限定さ
れるものではないが、通常、染料前駆体1部に対して、
本発明の顕色剤1〜8部、填料1〜20部を使用し、バ
インダーは全固形分中10〜25%が適当である。感熱
記録層中に紫外線吸収剤と紫外線遮断剤とを含有する場
合には、紫外線吸収剤と紫外線遮断剤とは、1:4〜
4:1の割合で配合すると良い。
【0058】前述の顕色剤、染料前駆体並びに必要に応
じて添加する材料はボールミル、アトライター、サンド
グラインダーなどの粉砕機あるいは適当な乳化装置によ
って数ミクロン以下の粒子径になるまで微粒化し、バイ
ンダー及び目的に応じて各種の添加材料を加えて塗液と
する。
じて添加する材料はボールミル、アトライター、サンド
グラインダーなどの粉砕機あるいは適当な乳化装置によ
って数ミクロン以下の粒子径になるまで微粒化し、バイ
ンダー及び目的に応じて各種の添加材料を加えて塗液と
する。
【0059】支持体としては、紙、合成紙、プラスチッ
クフィルム、不織布、金属箔等が使用可能であり、ま
た、これらを組み合わせた複合シートを使用してもよ
い。これら支持体のうち任意のものに、上記組成から成
る各層用塗液を順次塗布することによって目的とする感
熱記録体が得られる。
クフィルム、不織布、金属箔等が使用可能であり、ま
た、これらを組み合わせた複合シートを使用してもよ
い。これら支持体のうち任意のものに、上記組成から成
る各層用塗液を順次塗布することによって目的とする感
熱記録体が得られる。
【0060】また、下塗層用塗液の塗布量は乾燥重量で
2〜12g/m2、好ましくは3〜10g/m2程度、感
熱記録層用塗液の塗布量は乾燥重量で2〜12g/
m2、好ましくは3〜10g/m2程度、保護層用塗液の
塗布量は乾燥重量で0.1〜20g/m2、好ましくは
0.5〜10g/m2程度の範囲で調節される。
2〜12g/m2、好ましくは3〜10g/m2程度、感
熱記録層用塗液の塗布量は乾燥重量で2〜12g/
m2、好ましくは3〜10g/m2程度、保護層用塗液の
塗布量は乾燥重量で0.1〜20g/m2、好ましくは
0.5〜10g/m2程度の範囲で調節される。
【0061】
【実施例】<紫外線遮断剤の製造例1>本発明で用いら
れる紫外線遮断剤の核物質となるフレーク状顔料500
gを水10リットルに分散後、80℃に加熱撹拌しなが
ら硝酸セリウム水溶液264gを滴下する。続いて水酸
化ナトリウム溶液でpH7〜9に中和し、顔料表面に水
酸化セリウムを沈積させた後、乾燥粉砕してセリウム被
覆顔料を得た。次に、このセリウム被覆顔料を水10リ
ットルに分散後、80℃以上に加熱撹拌しながら3号ケ
イ酸ナトリウム348gを添加し、硫酸でpH6〜8に
調整後、乾燥粉砕してセリウム−シリカ被覆顔料を得
た。さらにこれを500℃で2時間焼成して三層構造を
有する紫外線遮断剤を得た。
れる紫外線遮断剤の核物質となるフレーク状顔料500
gを水10リットルに分散後、80℃に加熱撹拌しなが
ら硝酸セリウム水溶液264gを滴下する。続いて水酸
化ナトリウム溶液でpH7〜9に中和し、顔料表面に水
酸化セリウムを沈積させた後、乾燥粉砕してセリウム被
覆顔料を得た。次に、このセリウム被覆顔料を水10リ
ットルに分散後、80℃以上に加熱撹拌しながら3号ケ
イ酸ナトリウム348gを添加し、硫酸でpH6〜8に
調整後、乾燥粉砕してセリウム−シリカ被覆顔料を得
た。さらにこれを500℃で2時間焼成して三層構造を
有する紫外線遮断剤を得た。
【0062】<紫外線遮断剤の製造例2>塩化セリウム
CeCl3488gを水に溶解し、塩化セリウム溶液
3.3リットルを調製する。又、水酸化ナトリウムNa
OH237gを水に溶解し、水酸化ナトリウム溶液3.
3リットルを調製する。30〜40℃に加温した水8.
5リットルに、撹拌しながら塩化セリウム溶液と水酸化
ナトリウム溶液を、反応後のpHが9〜11で温度が5
0℃以下に保てるように同時に滴下する。両液の滴下が
終了したら30分撹拌を続けた後、反応液のpHが5以
上になるように再調整する。生成した水酸化セリウムス
ラリーを水で4〜5回デカンテーション洗浄し、水酸化
セリウムスラリーを調製する。ケイ酸ナトリウム液56
2g(SiO2含有量28.5重量%)を水に溶解しケ
イ酸ナトリウム溶液2リットルを調製する。95重量%
の硫酸75.8gを水に希釈して、希硫酸溶液2リット
ルを調製する。水酸化セリウムスラリーを80℃以上に
加熱撹拌しながら、ケイ酸ナトリウム溶液と希硫酸溶液
を反応液のpHが9以上に保てるように同時に滴下す
る。両液の滴下が終了したら30分撹拌を続けた後、反
応液のpHが7〜8になるように希硫酸で調製する。こ
れを濾過、水洗、乾燥、粉砕して、二層構造を有するS
iO232重量%含有の酸化セリウム・不定形シリカ複
合粒子を得た。
CeCl3488gを水に溶解し、塩化セリウム溶液
3.3リットルを調製する。又、水酸化ナトリウムNa
OH237gを水に溶解し、水酸化ナトリウム溶液3.
3リットルを調製する。30〜40℃に加温した水8.
5リットルに、撹拌しながら塩化セリウム溶液と水酸化
ナトリウム溶液を、反応後のpHが9〜11で温度が5
0℃以下に保てるように同時に滴下する。両液の滴下が
終了したら30分撹拌を続けた後、反応液のpHが5以
上になるように再調整する。生成した水酸化セリウムス
ラリーを水で4〜5回デカンテーション洗浄し、水酸化
セリウムスラリーを調製する。ケイ酸ナトリウム液56
2g(SiO2含有量28.5重量%)を水に溶解しケ
イ酸ナトリウム溶液2リットルを調製する。95重量%
の硫酸75.8gを水に希釈して、希硫酸溶液2リット
ルを調製する。水酸化セリウムスラリーを80℃以上に
加熱撹拌しながら、ケイ酸ナトリウム溶液と希硫酸溶液
を反応液のpHが9以上に保てるように同時に滴下す
る。両液の滴下が終了したら30分撹拌を続けた後、反
応液のpHが7〜8になるように希硫酸で調製する。こ
れを濾過、水洗、乾燥、粉砕して、二層構造を有するS
iO232重量%含有の酸化セリウム・不定形シリカ複
合粒子を得た。
【0063】<化合物の合成例;合成例1〜3> [合成例1] 3−(フェニルカルバモイルスルファモイル)カルバニ
リドの合成 撹拌機、冷却器、温度計を付した500mlの4口フラス
コに3−アミノベンゼンスルホンアミド17.2g、ア
セトニトリル200mlを仕込み攪拌溶解した。次に、液
温を20℃に保持したまま、アセトニトリル50mlに溶
解したフェニルイソシアネート11.9gを1時間で滴
下した。その後6時間反応させることで3−スルファモ
イルカルバニリドが生成した。生成した3−スルファモ
イルカルバニリドを単離する事なく反応液に10%水酸
化ナトリウム水溶液42gを加え1時間攪拌した後、さ
らにアセトニトリル50mlに溶解したフェニルイソシア
ネート11.9gを1時間で滴下し6時間反応を行っ
た。反応終了後、減圧下にアセトニトリルを留去し濃縮
残渣に水200gと酢酸エチル100mlを加え未反応物
を抽出し水層を分液した。水溶液を塩酸で酸析すると白
色結晶が析出した。結晶を濾取し酢酸エチルで再結晶し
て融点197〜199℃の白色結晶を34g得た。赤外
分光分析、質量分析、元素分析から白色結晶が3−(フ
ェニルカルバモイルスルファモイル)カルバニリドであ
る事を確認した。
リドの合成 撹拌機、冷却器、温度計を付した500mlの4口フラス
コに3−アミノベンゼンスルホンアミド17.2g、ア
セトニトリル200mlを仕込み攪拌溶解した。次に、液
温を20℃に保持したまま、アセトニトリル50mlに溶
解したフェニルイソシアネート11.9gを1時間で滴
下した。その後6時間反応させることで3−スルファモ
イルカルバニリドが生成した。生成した3−スルファモ
イルカルバニリドを単離する事なく反応液に10%水酸
化ナトリウム水溶液42gを加え1時間攪拌した後、さ
らにアセトニトリル50mlに溶解したフェニルイソシア
ネート11.9gを1時間で滴下し6時間反応を行っ
た。反応終了後、減圧下にアセトニトリルを留去し濃縮
残渣に水200gと酢酸エチル100mlを加え未反応物
を抽出し水層を分液した。水溶液を塩酸で酸析すると白
色結晶が析出した。結晶を濾取し酢酸エチルで再結晶し
て融点197〜199℃の白色結晶を34g得た。赤外
分光分析、質量分析、元素分析から白色結晶が3−(フ
ェニルカルバモイルスルファモイル)カルバニリドであ
る事を確認した。
【0064】[合成例2] 3−(フェニルカルバモイルスルファモイル)チオカル
バニリドの合成 合成例1の3−アミノベンゼンスルホンアミドとフェニ
ルイソシアネートの反応で、フェニルイソシアネートの
代わりにフェニルイソチオシアネート13.5gを用い
る以外、合成例1と同様の操作を行い融点170〜17
2℃の白色結晶を25g得た。赤外分光分析、質量分
析、元素分析から白色結晶が3−(フェニルカルバモイ
ルスルファモイル)チオカルバニリドである事を確認し
た。
バニリドの合成 合成例1の3−アミノベンゼンスルホンアミドとフェニ
ルイソシアネートの反応で、フェニルイソシアネートの
代わりにフェニルイソチオシアネート13.5gを用い
る以外、合成例1と同様の操作を行い融点170〜17
2℃の白色結晶を25g得た。赤外分光分析、質量分
析、元素分析から白色結晶が3−(フェニルカルバモイ
ルスルファモイル)チオカルバニリドである事を確認し
た。
【0065】[合成例3] 3−(フェニルチオカルバモイルスルファモイル)カル
バニリドの合成 合成例1と同様の反応を行い3−スルファモイルカルバ
ニリドを生成した後、フェニルイソシアネートの代わり
にフェニルイソチオシアネート13.5gを用いる以外
合成例1と同様の操作を行い融点165〜168℃の白
色結晶を25g得た。赤外分光分析、質量分析、元素分
析から白色結晶が3−(フェニルチオカルバモイルスル
ファモイル)カルバニリドである事を確認した。
バニリドの合成 合成例1と同様の反応を行い3−スルファモイルカルバ
ニリドを生成した後、フェニルイソシアネートの代わり
にフェニルイソチオシアネート13.5gを用いる以外
合成例1と同様の操作を行い融点165〜168℃の白
色結晶を25g得た。赤外分光分析、質量分析、元素分
析から白色結晶が3−(フェニルチオカルバモイルスル
ファモイル)カルバニリドである事を確認した。
【0066】<感熱記録体の製造> −実施例1〜17、比較例1〜34− 以下に本発明の感熱記録体を実施例によって説明する。
説明中、部及び%はそれぞれ重量部及び重量%を示す。
なお本実施例、比較例の感熱記録体に使用される化合物
は、顕色剤としては前記の3−(フェニルカルバモイル
スルファモイル)カルバニリド、3−(フェニルカルバ
モイルスルファモイル)チオカルバニリド、3−(フェ
ニルチオカルバモイルスルファモイル)カルバニリド、
又はビスフェノールA、4−ヒドロキシ−4′−イソプ
ロポキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−
n−プロポキシジフェニルスルホンのいずれか、染料前
駆体としては3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン(ODB−2)、安定剤としては3−
(フェニルカルバモイルスルファモイル)カルバニリ
ド、3−(フェニルカルバモイルスルファモイル)チオ
カルバニリド、3−(フェニルチオカルバモイルスルフ
ァモイル)カルバニリド、又はN−(p−トルエンスル
ホニル)−N′−(p−トリル)尿素、N−(p−メト
キシベンゼンスルホニル)−N′−フェニル尿素であ
る。
説明中、部及び%はそれぞれ重量部及び重量%を示す。
なお本実施例、比較例の感熱記録体に使用される化合物
は、顕色剤としては前記の3−(フェニルカルバモイル
スルファモイル)カルバニリド、3−(フェニルカルバ
モイルスルファモイル)チオカルバニリド、3−(フェ
ニルチオカルバモイルスルファモイル)カルバニリド、
又はビスフェノールA、4−ヒドロキシ−4′−イソプ
ロポキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−
n−プロポキシジフェニルスルホンのいずれか、染料前
駆体としては3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン(ODB−2)、安定剤としては3−
(フェニルカルバモイルスルファモイル)カルバニリ
ド、3−(フェニルカルバモイルスルファモイル)チオ
カルバニリド、3−(フェニルチオカルバモイルスルフ
ァモイル)カルバニリド、又はN−(p−トルエンスル
ホニル)−N′−(p−トリル)尿素、N−(p−メト
キシベンゼンスルホニル)−N′−フェニル尿素であ
る。
【0067】下記配合の顕色剤分散液(A液)、染料前
駆体分散液(B液)、安定剤分散液(C液)を、それぞ
れ別々にサンドグラインダーで平均粒子径1ミクロンに
なるまで湿式磨砕を行った。 A液(顕色剤分散液) 顕色剤 6.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部 水 11.2部 B液(染料前駆体分散液) 3−N−n−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン (ODB−2) 2.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 4.6部 水 2.6部 C液(安定剤分散液) 安定剤 2.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 2.5部 水 1.5部
駆体分散液(B液)、安定剤分散液(C液)を、それぞ
れ別々にサンドグラインダーで平均粒子径1ミクロンに
なるまで湿式磨砕を行った。 A液(顕色剤分散液) 顕色剤 6.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部 水 11.2部 B液(染料前駆体分散液) 3−N−n−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン (ODB−2) 2.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 4.6部 水 2.6部 C液(安定剤分散液) 安定剤 2.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 2.5部 水 1.5部
【0068】また、紫外線吸収剤を下記配合で、サンド
グラインダーで平均粒子径1ミクロンになるまで湿式磨
砕を行い分散液とした。 D液(紫外線吸収剤分散液1) 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール 5部 3%ポリビニルアルコール水溶液 1部 水 20部 E液(紫外線吸収剤分散液2) 2、2−メチレンビス[4−(1,1,3,3,−テトラメチルブチル) −6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール] 1.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 2.0部 水 4.0部 F液(紫外線吸収剤分散液2) 2、2−メチレンビス[4−(1,1,3,3,−テトラメチルブチル) −6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール] 3.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 6.0部 水 12.0部 G液(紫外線吸収剤分散液1) 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール 1.0部 3%ポリビニルアルコール水溶液 0.2部 水 5.0部 H液(紫外線吸収剤分散液3) 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン 1.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 2.0部 水 4.0部 I液(紫外線吸収剤分散液4) 2−ヒドロキシ−4−n−オクチルオキシベンゾフェノン 1.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 2.0部 水 4.0部 J液(紫外線吸収剤分散液2) 2、2−メチレンビス[4−(1,1,3,3,−テトラメチルブチル) −6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール] 5.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10.0部 水 20.0部 K液(紫外線吸収剤分散液3) 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン 5.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10.0部 水 20.0部 L液(紫外線吸収剤分散液4) 2−ヒドロキシ−4−n−オクチルオキシベンゾフェノン 5.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10.0部 水 20.0部
グラインダーで平均粒子径1ミクロンになるまで湿式磨
砕を行い分散液とした。 D液(紫外線吸収剤分散液1) 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール 5部 3%ポリビニルアルコール水溶液 1部 水 20部 E液(紫外線吸収剤分散液2) 2、2−メチレンビス[4−(1,1,3,3,−テトラメチルブチル) −6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール] 1.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 2.0部 水 4.0部 F液(紫外線吸収剤分散液2) 2、2−メチレンビス[4−(1,1,3,3,−テトラメチルブチル) −6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール] 3.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 6.0部 水 12.0部 G液(紫外線吸収剤分散液1) 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール 1.0部 3%ポリビニルアルコール水溶液 0.2部 水 5.0部 H液(紫外線吸収剤分散液3) 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン 1.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 2.0部 水 4.0部 I液(紫外線吸収剤分散液4) 2−ヒドロキシ−4−n−オクチルオキシベンゾフェノン 1.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 2.0部 水 4.0部 J液(紫外線吸収剤分散液2) 2、2−メチレンビス[4−(1,1,3,3,−テトラメチルブチル) −6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール] 5.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10.0部 水 20.0部 K液(紫外線吸収剤分散液3) 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン 5.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10.0部 水 20.0部 L液(紫外線吸収剤分散液4) 2−ヒドロキシ−4−n−オクチルオキシベンゾフェノン 5.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 10.0部 水 20.0部
【0069】[実施例1、2] (1)下塗層の形成 下記の割合で分散液を混合して下塗層塗液とした。 D液(紫外線吸収剤分散液1) 26部 10%ポリビニルアルコール水溶液 5部 スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(固形分48
%)11部 焼成カオリン(40%分散液) 250部 上記塗液を50g/m2の基紙の片面に塗布量6.0g
/m2塗布した後、乾燥を行い、下塗層を形成した。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表1参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 E液(紫外線吸収剤分散液2) 7.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 30.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 蛍光染料(ジアミノスチルベンスルホン酸誘導体;チバガイキー製 チノパルABPliq.) 0.5部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
%)11部 焼成カオリン(40%分散液) 250部 上記塗液を50g/m2の基紙の片面に塗布量6.0g
/m2塗布した後、乾燥を行い、下塗層を形成した。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表1参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 E液(紫外線吸収剤分散液2) 7.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 30.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 蛍光染料(ジアミノスチルベンスルホン酸誘導体;チバガイキー製 チノパルABPliq.) 0.5部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
【0070】[実施例3、4]実施例1、2の感熱記録
体において、感熱記録層中の製造例1の紫外線遮断剤
(三層構造)を製造例2の紫外線遮断剤(二層構造)に
かえた以外は実施例1、2と同様にして感熱記録体を得
た。
体において、感熱記録層中の製造例1の紫外線遮断剤
(三層構造)を製造例2の紫外線遮断剤(二層構造)に
かえた以外は実施例1、2と同様にして感熱記録体を得
た。
【0071】[実施例5、6]実施例1、2の感熱記録
体において、感熱記録層中のE液を除いた以外は実施例
1、2と同様にして感熱記録体を得た。
体において、感熱記録層中のE液を除いた以外は実施例
1、2と同様にして感熱記録体を得た。
【0072】[実施例7、8]実施例1、2の感熱記録
体において、感熱記録層中の製造例1の紫外線遮断剤
(三層構造)を除いた以外は実施例1、2と同様にして
感熱記録体を得た。
体において、感熱記録層中の製造例1の紫外線遮断剤
(三層構造)を除いた以外は実施例1、2と同様にして
感熱記録体を得た。
【0073】[実施例9、10]実施例1、2の感熱記
録体において、感熱記録層と保護層を以下にかえた以外
は実施例1、2と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表1参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 炭酸カルシウム(50%分散液) 12.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液) (核になるフレーク状顔料がシリカ) 30.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 10.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 蛍光染料(ジアミノスチルベンスルホン酸誘導体;チバガイキー製 チノパルABPliq.) 0.5部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
録体において、感熱記録層と保護層を以下にかえた以外
は実施例1、2と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表1参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 炭酸カルシウム(50%分散液) 12.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液) (核になるフレーク状顔料がシリカ) 30.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 10.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 蛍光染料(ジアミノスチルベンスルホン酸誘導体;チバガイキー製 チノパルABPliq.) 0.5部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
【0074】[実施例11、12]実施例1、2におい
て保護層を以下のようにかえた以外は実施例1、2と同
様にして感熱記録体を得た。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液) (核になるフレーク状顔料がシリカ) 30.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 10.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 蛍光染料(ジアミノスチルベンスルホン酸誘導体;チバガイキー製 チノパルABPliq.) 0.5部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
て保護層を以下のようにかえた以外は実施例1、2と同
様にして感熱記録体を得た。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液) (核になるフレーク状顔料がシリカ) 30.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 10.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 蛍光染料(ジアミノスチルベンスルホン酸誘導体;チバガイキー製 チノパルABPliq.) 0.5部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
【0075】[実施例13]実施例1、2の感熱記録体
において、感熱記録層中のE液をF液にかえた以外は実
施例1、2と同様にして感熱記録体を得た。
において、感熱記録層中のE液をF液にかえた以外は実
施例1、2と同様にして感熱記録体を得た。
【0076】[実施例14]実施例1、2の感熱記録体
において、感熱記録層中のE液をG液にかえた以外は実
施例1、2と同様にして感熱記録体を得た。
において、感熱記録層中のE液をG液にかえた以外は実
施例1、2と同様にして感熱記録体を得た。
【0077】[実施例15〜17]実施例1、2の感熱
記録体において、感熱記録層を以下のように変えた以外
は実施例1、2と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表5参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 C液(安定剤分散液)(表5参照) 6.0部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 E液(紫外線吸収剤分散液2) 7.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
記録体において、感熱記録層を以下のように変えた以外
は実施例1、2と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表5参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 C液(安定剤分散液)(表5参照) 6.0部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 E液(紫外線吸収剤分散液2) 7.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
【0078】[比較例1、2] (1)下塗層の形成 下記の割合で分散液を混合して下塗層塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 5部 スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(固形分48
%)11部 焼成カオリン(40%分散液) 250部 上記塗液を50g/m2の基紙の片面に塗布量6.0g
/m2塗布した後、乾燥を行い、下塗層を形成した。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表2参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 炭酸カルシウム(50%分散液) 12.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 30.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
%)11部 焼成カオリン(40%分散液) 250部 上記塗液を50g/m2の基紙の片面に塗布量6.0g
/m2塗布した後、乾燥を行い、下塗層を形成した。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表2参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 炭酸カルシウム(50%分散液) 12.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 30.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
【0079】[比較例3、4]比較例1、2の感熱記録
体において、下塗層中にD液を加えた以外は比較例1、
2と同様にして感熱記録体を得た。
体において、下塗層中にD液を加えた以外は比較例1、
2と同様にして感熱記録体を得た。
【0080】[比較例5、6]比較例1、2の感熱記録
体において、感熱記録層中にJ液を加えた以外は比較例
1、2と同様にして感熱記録体を得た。
体において、感熱記録層中にJ液を加えた以外は比較例
1、2と同様にして感熱記録体を得た。
【0081】[比較例7]比較例5の感熱記録体におい
て、感熱記録層中のJ液をD液にかえた以外は比較例5
と同様にして感熱記録体を得た。
て、感熱記録層中のJ液をD液にかえた以外は比較例5
と同様にして感熱記録体を得た。
【0082】[比較例8]比較例5の感熱記録体におい
て、感熱記録層中のJ液をK液にかえた以外は比較例5
と同様にして感熱記録体を得た。
て、感熱記録層中のJ液をK液にかえた以外は比較例5
と同様にして感熱記録体を得た。
【0083】[比較例9]比較例5の感熱記録体におい
て、感熱記録層中のJ液をL液にかえた以外は比較例5
と同様にして感熱記録体を得た。
て、感熱記録層中のJ液をL液にかえた以外は比較例5
と同様にして感熱記録体を得た。
【0084】[比較例10、11]比較例1、2の感熱
記録体において、感熱記録層を以下にようにかえた以外
は比較例1、2と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表2、3参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液) (核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
記録体において、感熱記録層を以下にようにかえた以外
は比較例1、2と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表2、3参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液) (核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
【0085】[比較例12、13]比較例10、11の
感熱記録体において、感熱記録層を以下にようにかえた
以外は比較例10、11と同様にして感熱記録体を得
た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表3参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例2の紫外線遮断剤(二層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
感熱記録体において、感熱記録層を以下にようにかえた
以外は比較例10、11と同様にして感熱記録体を得
た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表3参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例2の紫外線遮断剤(二層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
【0086】[比較例14、15]比較例1、2の感熱
記録体において、感熱記録層、保護層を以下のようにか
えた以外は比較例1、2と同様にして感熱記録体を得
た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表3参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 炭酸カルシウム(50%分散液) 12.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 30.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 蛍光染料(ジアミノスチルベンスルホン酸誘導体;チバガイキー製 チノパルABPliq.) 0.5部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
記録体において、感熱記録層、保護層を以下のようにか
えた以外は比較例1、2と同様にして感熱記録体を得
た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表3参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 炭酸カルシウム(50%分散液) 12.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 30.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 蛍光染料(ジアミノスチルベンスルホン酸誘導体;チバガイキー製 チノパルABPliq.) 0.5部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
【0087】[比較例16、17]比較例1、2の感熱
記録体において、保護層を以下のようにかえた以外は比
較例1、2と同様にして感熱記録体を得た。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 30.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 10.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
記録体において、保護層を以下のようにかえた以外は比
較例1、2と同様にして感熱記録体を得た。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 30.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 10.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
【0088】[比較例18、19]比較例1、2の感熱
記録体において、下塗層、感熱記録層を以下のようにか
えた以外は比較例1、2と同様にして感熱記録体を得
た。 (1)下塗層の形成 下記の割合で分散液を混合して下塗層塗液とした。 D液(紫外線吸収剤分散液1) 26部 10%ポリビニルアルコール水溶液 5部 スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(固形分48
%)11部 焼成カオリン(40%分散液) 250部 上記塗液を50g/m2の基紙の片面に塗布量6.0g
/m2塗布した後、乾燥を行い、下塗層を形成した。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表3参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
記録体において、下塗層、感熱記録層を以下のようにか
えた以外は比較例1、2と同様にして感熱記録体を得
た。 (1)下塗層の形成 下記の割合で分散液を混合して下塗層塗液とした。 D液(紫外線吸収剤分散液1) 26部 10%ポリビニルアルコール水溶液 5部 スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(固形分48
%)11部 焼成カオリン(40%分散液) 250部 上記塗液を50g/m2の基紙の片面に塗布量6.0g
/m2塗布した後、乾燥を行い、下塗層を形成した。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表3参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
【0089】[比較例20]比較例15の感熱記録体に
おいて、下塗層を以下のようにかえた以外は比較例15
と同様にして感熱記録体を得た。 (1)下塗層の形成 下記の割合で分散液を混合して下塗層塗液とした。 D液(紫外線吸収剤分散液1) 26部 10%ポリビニルアルコール水溶液 5部 スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(固形分48
%)11部 焼成カオリン(40%分散液) 250部 上記塗液を50g/m2の基紙の片面に塗布量6.0g
/m2塗布した後、乾燥を行い、下塗層を形成した。
おいて、下塗層を以下のようにかえた以外は比較例15
と同様にして感熱記録体を得た。 (1)下塗層の形成 下記の割合で分散液を混合して下塗層塗液とした。 D液(紫外線吸収剤分散液1) 26部 10%ポリビニルアルコール水溶液 5部 スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(固形分48
%)11部 焼成カオリン(40%分散液) 250部 上記塗液を50g/m2の基紙の片面に塗布量6.0g
/m2塗布した後、乾燥を行い、下塗層を形成した。
【0090】[比較例21]比較例20の感熱記録体に
おいて、感熱記録層を以下のようにかえた以外は、比較
例20と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表4参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 炭酸カルシウム(50%分散液) 12.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
おいて、感熱記録層を以下のようにかえた以外は、比較
例20と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表4参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 炭酸カルシウム(50%分散液) 12.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
【0091】[比較例22、23]比較例15の感熱記
録体において、感熱記録層を以下のようにかえた以外
は、比較例15と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表4参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
録体において、感熱記録層を以下のようにかえた以外
は、比較例15と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表4参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
【0092】[比較例24]比較例1の感熱記録体にお
いて、感熱記録層、保護層を以下のようにかえた以外は
比較例1と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表4参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 炭酸カルシウム(50%分散液) 12.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 E液(紫外線吸収剤分散液2) 7.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 30.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
いて、感熱記録層、保護層を以下のようにかえた以外は
比較例1と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表4参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 炭酸カルシウム(50%分散液) 12.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 E液(紫外線吸収剤分散液2) 7.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 30.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 水 70.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
【0093】[比較例25]比較例24の感熱記録体に
おいて、保護層中のE液をG液にかえた以外は比較例2
4と同様にして感熱記録体を得た。
おいて、保護層中のE液をG液にかえた以外は比較例2
4と同様にして感熱記録体を得た。
【0094】[比較例26]比較例24の感熱記録体に
おいて、保護層中のE液をH液にかえた以外は比較例2
4と同様にして感熱記録体を得た。
おいて、保護層中のE液をH液にかえた以外は比較例2
4と同様にして感熱記録体を得た。
【0095】[比較例27]比較例24の感熱記録体に
おいて、保護層中のE液をI液にかえた以外は比較例2
4と同様にして感熱記録体を得た。
おいて、保護層中のE液をI液にかえた以外は比較例2
4と同様にして感熱記録体を得た。
【0096】[比較例28]比較例24の感熱記録体に
おいて、保護層を以下にかえた以外は比較例24と同様
にして感熱記録体を得た。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 酸化亜鉛(50%分散液) 18.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 10.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 水 82.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
おいて、保護層を以下にかえた以外は比較例24と同様
にして感熱記録体を得た。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 酸化亜鉛(50%分散液) 18.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 10.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 水 82.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
【0097】[比較例29]比較例28の感熱記録体に
おいて、保護層を以下のようにかえた以外は比較例28
と同様にして感熱記録体を得た。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 酸化セリウム(50%分散液) 18.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 10.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 水 82.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
おいて、保護層を以下のようにかえた以外は比較例28
と同様にして感熱記録体を得た。 (3)保護層の作成 下記の割合で分散液を混合して塗液とした。 10%ポリビニルアルコール水溶液 60.0部 酸化セリウム(50%分散液) 18.0部 水酸化アルミニウム(50%分散液) 10.0部 ステアリン酸亜鉛 10.0部 水 82.0部 上記塗液を感熱記録層上に塗布量4.0g/m2になる
ように塗布乾燥した後スーパーカレンダーで平滑度が7
00〜800秒になるように処理を行い感熱記録体を得
た。
【0098】[比較例30〜32]実施例1、2の感熱
記録体において、感熱記録層を以下のようにかえた以外
は実施例1、2と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表4参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 E液(紫外線吸収剤分散液2) 7.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
記録体において、感熱記録層を以下のようにかえた以外
は実施例1、2と同様にして感熱記録体を得た。 (2)感熱記録層の形成 下記の割合で分散液を混合して感熱層塗液とした。 A液(顕色剤分散液)(表4参照) 36.0部 B液(染料前駆体「ODB−2」分散液) 9.2部 製造例1の紫外線遮断剤(三層構造)(30%分散液)
(核になるフレーク状顔料がシリカ) 10.0部 E液(紫外線吸収剤分散液2) 7.0部 炭酸カルシウム(50%分散液) 6.0部 上記塗液を下塗層上に塗布量5.0g/m2になるよう
に塗布乾燥して感熱記録層を形成した。
【0099】[比較例33、34]実施例15〜17と
同様にして感熱記録体を得た。
同様にして感熱記録体を得た。
【0100】<感熱記録体の評価;実施例1〜17、比
較例1〜34>実施例1〜17、比較例1〜34の感熱
記録体について、感熱記録性テスト、地色の測定、耐油
性テスト、耐可塑剤性テスト、耐光性テスト、耐熱性テ
スト(但し実施例15〜17、比較例33、34は除
く)、カス・スティックテスト、を行った。(表1、
6、7「実施例の品質試験結果1、2、3」、表2〜
4、8〜11「比較例の品質試験結果1〜7」、表5、
12、13「実施例15〜17、比較例33,34で示
す感熱記録体の特性1〜3」参照)。
較例1〜34>実施例1〜17、比較例1〜34の感熱
記録体について、感熱記録性テスト、地色の測定、耐油
性テスト、耐可塑剤性テスト、耐光性テスト、耐熱性テ
スト(但し実施例15〜17、比較例33、34は除
く)、カス・スティックテスト、を行った。(表1、
6、7「実施例の品質試験結果1、2、3」、表2〜
4、8〜11「比較例の品質試験結果1〜7」、表5、
12、13「実施例15〜17、比較例33,34で示
す感熱記録体の特性1〜3」参照)。
【0101】[感熱記録性テスト(動的発色濃度)]大
倉電気社製のTH−PMD(感熱記録紙印字試験機、京
セラ社製サーマルヘッド装着)を使用し、印加エネルギ
ー0.413mj/dotで、作製した感熱記録体に感
熱記録を行った。記録部の記録濃度はマクベス濃度計
(RD−914、アンバーフィルター使用)で測定し
た。
倉電気社製のTH−PMD(感熱記録紙印字試験機、京
セラ社製サーマルヘッド装着)を使用し、印加エネルギ
ー0.413mj/dotで、作製した感熱記録体に感
熱記録を行った。記録部の記録濃度はマクベス濃度計
(RD−914、アンバーフィルター使用)で測定し
た。
【0102】[地色の測定]白紙部分をマクベス濃度計
(RD−914、アンバーフィルター使用)で測定し
た。本発明の要件を満たす実施例1〜17の感熱記録体
は、十分に白色度の高い地色が得られた。
(RD−914、アンバーフィルター使用)で測定し
た。本発明の要件を満たす実施例1〜17の感熱記録体
は、十分に白色度の高い地色が得られた。
【0103】[耐油性テスト]0.413mj/dot
の条件で動的印字した発色部にサラダ油を滴下し、3日
経過後濾紙で軽く拭き取った後に、マクベス濃度計(R
D−914、アンバーフィルター使用)で測定した。本
発明の要件を満たす実施例1〜14の感熱記録体は、サ
ラダ油滴下後、3日経過後も、画像部は1.1以上、又
安定剤として本発明の尿素(チオ尿素)誘導体を使用
し、公知の顕色剤を用いた実施例15〜17の画像部は
0.8以上残っており、良好な耐油性を示した。
の条件で動的印字した発色部にサラダ油を滴下し、3日
経過後濾紙で軽く拭き取った後に、マクベス濃度計(R
D−914、アンバーフィルター使用)で測定した。本
発明の要件を満たす実施例1〜14の感熱記録体は、サ
ラダ油滴下後、3日経過後も、画像部は1.1以上、又
安定剤として本発明の尿素(チオ尿素)誘導体を使用
し、公知の顕色剤を用いた実施例15〜17の画像部は
0.8以上残っており、良好な耐油性を示した。
【0104】[耐可塑剤性テスト]0.413mj/d
otの条件で動的印字し、そのサンプルの表面に3重、
及び裏面に1重の塩化ビニルフィルム(三井東圧製ハイ
ラップKMA)を重ねて40℃の恒温試験器中に24時
間放置後の画像濃度、白紙部濃度をマクベス濃度計(R
D−914、アンバーフィルター使用)で測定した。本
発明の要件を満たす実施例1〜14の感熱記録体は、画
像部が1.0以上残っており、又安定剤として本発明の
尿素(チオ尿素)誘導体を使用し、公知の顕色剤を用い
た実施例15〜17の画像部は0.8以上残っており、
良好な耐可塑剤性を示した。
otの条件で動的印字し、そのサンプルの表面に3重、
及び裏面に1重の塩化ビニルフィルム(三井東圧製ハイ
ラップKMA)を重ねて40℃の恒温試験器中に24時
間放置後の画像濃度、白紙部濃度をマクベス濃度計(R
D−914、アンバーフィルター使用)で測定した。本
発明の要件を満たす実施例1〜14の感熱記録体は、画
像部が1.0以上残っており、又安定剤として本発明の
尿素(チオ尿素)誘導体を使用し、公知の顕色剤を用い
た実施例15〜17の画像部は0.8以上残っており、
良好な耐可塑剤性を示した。
【0105】[耐光性テスト]前記記載の0.413m
j/dotの条件で感熱記録を既に行った実施例、比較
例、および未印字の感熱記録体についてフェードメータ
ー(東洋精機製BH)にて12H処理後、印字部の濃度
をマクベス濃度計(RD−914、アンバーフィルター
使用)で、白紙部の濃度をマクベス濃度計イエローポジ
ションで測定した。本発明の要件を満たす実施例1〜1
7の感熱記録体は、フェードメーター12H処理後、地
色は0.15以下、画像部は0.8以上を示し、高い耐
光性が得られた。
j/dotの条件で感熱記録を既に行った実施例、比較
例、および未印字の感熱記録体についてフェードメータ
ー(東洋精機製BH)にて12H処理後、印字部の濃度
をマクベス濃度計(RD−914、アンバーフィルター
使用)で、白紙部の濃度をマクベス濃度計イエローポジ
ションで測定した。本発明の要件を満たす実施例1〜1
7の感熱記録体は、フェードメーター12H処理後、地
色は0.15以下、画像部は0.8以上を示し、高い耐
光性が得られた。
【0106】[耐熱性テスト]未印字の感熱記録体を9
0℃の環境下に5分放置後、白紙部の濃度をマクベス濃
度計(RD−914、アンバーフィルター使用)で測定
した。本発明の要件を満たす実施例1〜14の感熱記録
体は、90℃の環境下に5分放置後、地色は0.15以
下を示し、非常に高い耐熱性を示した。
0℃の環境下に5分放置後、白紙部の濃度をマクベス濃
度計(RD−914、アンバーフィルター使用)で測定
した。本発明の要件を満たす実施例1〜14の感熱記録
体は、90℃の環境下に5分放置後、地色は0.15以
下を示し、非常に高い耐熱性を示した。
【0107】[カステスト]大倉電気社製のTH−PM
Dを使用し、印加エネルギー0.413mj/dotで
ベタ黒記録をB4サイズで20枚行い、感熱ヘッドに付
着したカスの量を目視により観察し、○:良好、△:や
や劣る、×:不良で評価した。本発明の要件を満たす実
施例1〜17の感熱記録体は、すべて良好な結果が得ら
れた。
Dを使用し、印加エネルギー0.413mj/dotで
ベタ黒記録をB4サイズで20枚行い、感熱ヘッドに付
着したカスの量を目視により観察し、○:良好、△:や
や劣る、×:不良で評価した。本発明の要件を満たす実
施例1〜17の感熱記録体は、すべて良好な結果が得ら
れた。
【0108】[スティックテスト]大倉電気社製のTH
−PMDを使用し、印加エネルギー0.413mj/d
otでベタ黒記録を行い、記録面の白抜け、及びスティ
ック音を確認した。その結果を○:良好、△:やや劣
る、×:不良で評価した。本発明の要件を満たす実施例
1〜17の感熱記録体は、すべて良好な結果が得られ
た。
−PMDを使用し、印加エネルギー0.413mj/d
otでベタ黒記録を行い、記録面の白抜け、及びスティ
ック音を確認した。その結果を○:良好、△:やや劣
る、×:不良で評価した。本発明の要件を満たす実施例
1〜17の感熱記録体は、すべて良好な結果が得られ
た。
【0109】
【表1】
【0110】
【表2】
【0111】
【表3】
【0112】
【表4】
【0113】
【表5】
【0114】
【表6】
【0115】
【表7】
【0116】
【表8】
【0117】
【表9】
【0118】
【表10】
【0119】
【表11】
【0120】
【表12】
【0121】
【表13】表13 実施例15-17、比較例33,34で示す感熱
記録体の特性3
記録体の特性3
【0122】
【発明の効果】以上に示すごとく、本発明の感熱記録体
は、耐油性、耐可塑剤性、耐湿性等の画像保存性に優
れ、また地色の耐熱性にも優れるとともに、サーマルヘ
ッドへのカス付着やスティッキングが生じ難く、さらに
耐光性にも優れた性能を有するものである。本発明の効
果として次の諸点が挙げられる。
は、耐油性、耐可塑剤性、耐湿性等の画像保存性に優
れ、また地色の耐熱性にも優れるとともに、サーマルヘ
ッドへのカス付着やスティッキングが生じ難く、さらに
耐光性にも優れた性能を有するものである。本発明の効
果として次の諸点が挙げられる。
【0123】(1)塩化ビニルフィルムに貼り付けた
り、油が接触するような環境下で使用される食品用ラベ
ル等の用途として使用することができる。 (2)又、熱のかかる環境下に放置されても地色が変色
することなく使用することができる。 (3)又、日光に曝されたり、室内光に長時間曝される
ことがあっても地色が変色したり、画像部が退色するこ
となく使用することができる。
り、油が接触するような環境下で使用される食品用ラベ
ル等の用途として使用することができる。 (2)又、熱のかかる環境下に放置されても地色が変色
することなく使用することができる。 (3)又、日光に曝されたり、室内光に長時間曝される
ことがあっても地色が変色したり、画像部が退色するこ
となく使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 脇田 豊 東京都新宿区上落合1丁目30番6号 日本 製紙株式会社商品開発研究所内
Claims (10)
- 【請求項1】 支持体上に、下塗層、無色ないし淡色の
染料前駆体と顕色剤とからなるロイコ染料型発色成分を
含有する感熱記録層、保護層を積層した感熱記録体にお
いて、該下塗層及び/または該感熱記録層中に紫外線吸
収剤を含有し、該感熱記録層及び/または該保護層中に
紫外線遮断剤を含有し、かつ該保護層中に蛍光染料を含
有し、更に該感熱記録層に下記一般式(I)で示される
化合物が少なくとも1種含有されていることを特徴とす
る感熱記録体。 【化1】 (式中、R1、R2、R3、R4は、同一又は異なっていて
もよく、水素原子、C1〜C4のアルキル基、ハロゲン原
子を示し、R1とR2あるいはR3とR4は互いに結合して
芳香環を形成してもよい。X,Yは、各々同一又は異な
っていてもよく、酸素原子又は硫黄原子を表す。) - 【請求項2】 前記感熱記録層において、前記一般式
(I)で示される化合物が有機顕色剤として、塩基性無
色染料1部に対して1〜8部含有されていることを特徴
とする請求項1記載の感熱記録体。 - 【請求項3】 前記感熱記録層において、前記一般式
(I)で示される化合物が安定剤として、塩基性無色染
料1部に対して0.25〜3部含有されていることを特
徴とする請求項1記載の感熱記録体。 - 【請求項4】 紫外線遮断剤が、屈折率が1.5〜1.
6であるフレーク状顔料表面を不溶性セリウム化合物と
不定型シリカで被覆した三層構造を有する粒子の焼成物
からなることを特徴とする請求項1乃至3記載の感熱記
録体。 - 【請求項5】 紫外線遮断剤が、不溶性セリウム化合物
を不定型シリカで被覆した二層構造を有する粒子の焼成
物からなることを特徴とする請求項1乃至3記載の感熱
記録体。 - 【請求項6】 紫外線吸収剤が、ベンゾトリアゾール化
合物であることを特徴とする請求項1乃至5記載の感熱
記録体。 - 【請求項7】 下塗層及び/または感熱記録層中に含有
される紫外線吸収剤の含有量が、下塗層乾燥重量に対し
て0.1重量%〜15重量%、感熱記録層乾燥重量に対
して0.1重量%〜8重量%である請求項1乃至6記載
の感熱記録体。 - 【請求項8】 感熱記録層に含有される紫外線吸収剤の
融点が130℃以上であることを特徴とする請求項1乃
至7記載の感熱記録体。 - 【請求項9】 感熱記録層及び/または保護層に含有さ
れる紫外線遮断剤の含有量が、感熱記録層乾燥重量に対
して10重量%〜40重量%、保護層乾燥重量に対して
5重量%〜40重量%である請求項1乃至8記載の感熱
記録体。 - 【請求項10】 保護層中に含有される蛍光染料の含有
量が、保護層乾燥重量に対して0.01〜3重量%であ
ることを特徴とする請求項1乃至9記載の感熱記録体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05703398A JP3336606B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 感熱記録体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05703398A JP3336606B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 感熱記録体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11254836A true JPH11254836A (ja) | 1999-09-21 |
JP3336606B2 JP3336606B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=13044141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05703398A Expired - Fee Related JP3336606B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 感熱記録体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3336606B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006102954A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 感熱記録体 |
EP2265092A1 (en) * | 2002-06-06 | 2010-12-22 | Ciba Holding Inc. | Electroluminescent device |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP05703398A patent/JP3336606B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2265092A1 (en) * | 2002-06-06 | 2010-12-22 | Ciba Holding Inc. | Electroluminescent device |
JP2006102954A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 感熱記録体 |
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Publication number | Publication date |
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JP3336606B2 (ja) | 2002-10-21 |
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