JPH11254563A - 発泡樹脂を充填したパネルの製造方法、およびパネルの製造装置 - Google Patents

発泡樹脂を充填したパネルの製造方法、およびパネルの製造装置

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JPH11254563A
JPH11254563A JP10056522A JP5652298A JPH11254563A JP H11254563 A JPH11254563 A JP H11254563A JP 10056522 A JP10056522 A JP 10056522A JP 5652298 A JP5652298 A JP 5652298A JP H11254563 A JPH11254563 A JP H11254563A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡樹脂を充填した高強度のハニカムパネル
を経済的に提供する。 【解決手段】 表面材50と芯材30を接着する接着剤
42と、接着剤42とは熱反応温度が異なる発泡樹脂層
44の2層を予めフィルム状40に成形し、芯材30と
表面材50との間にフィルム材40を介在させ、プレス
で加圧後、段階的に加熱温度を上昇させる。先ずフィル
ム材40の接着剤層42が溶融/硬化開始して表面材5
0と芯材30が接着する。その後、熱反応温度を異にす
る発泡樹脂が発泡して芯材30の空間に発泡樹脂が充填
し、ハニカムパネルが構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡樹脂を充填し
た芯材(コア)による高強度ハニカムパネルの製造方
法、および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニュウム合金箔、アラミッド繊維
・クラフト紙などによるハニカムコア(蜂の巣状中空芯
材)の両面に表面材を接着したハニカムパネルは、軽量
であって剛性を有するので、様々な用途に使用されてい
る。使用目的にもよるが、一般的にハニカムパネルに要
求される物理的特性は、下記の項目がある。 1.曲げ及び圧縮強度 2.接着強度 3.耐火性 4.耐久性 5.耐湿、耐水性 6.耐衝撃性 これらの特性の全てを1種類のハニカムパネルに持たせ
ることは困難なので、それぞれの用途に応じて、表面
材、芯材(コア)、接着剤の素材の選択、またはパネル
の厚さ、寸法等を調整して、用途に応じた物理的要求を
達成させている。例えば、ハニカムパネルに曲げモーメ
ントが加わると、表裏の表面材にそれぞれ圧縮応力、引
張り応力が発生すると共に、芯材には剪断応力が発生し
て、表裏の力が打ち消し合って均衝する。このような状
態において、表面材と芯材の接着は重要な意義を持って
いるため、強い接着強度が要求される。
【0003】一方、芯材の中空部に水あるいは湿気が浸
入、蓄積すると、芯材が湿気で腐食される不都合が発生
する。あるいは、芯材と表面材を接着している接着剤が
吸水して接着強度が低下し、ハニカムパネルの耐久性を
損ねる結果となってしまった。そこで、芯材の6角柱
状、円筒状の中空部分への湿気(水分)の浸入の問題を
解決する方法として、芯材の中空部に比重の低い発泡樹
脂を充填して、水分の芯材および接着剤との接触を防止
する方法が採られている。この発泡樹脂を充填したハニ
カムパネルは、発泡樹脂の充填により耐久性が向上する
とともに、ハニカムコア(芯材)内部の空気対流がなく
なるため、パネルに断熱特性が付与されることとなっ
た。発泡樹脂の充填はパネルの重量増を招くため、航空
機への利用などは敬遠されるが、これらの特殊用途を除
いて発泡樹脂充填ハニカムパネルは耐久性が確保される
ため、構造用パネルとしても使用されている。しかし、
現状においては価格が高く、低価格化が要望されてい
る。一方、経済性の問題を解決するためハニカムコアに
替えて、発泡樹脂そのものを芯材として用いたパネルが
あるが、発泡樹脂の剪断剛性が低いため構造用には不適
当で、断熱パネルとして使用されるに止まっている。
【0004】ここで、発泡樹脂充填のハニカムパネルの
従来の製法を説明する。 従来の製法例1. 充填樹脂に表面材の接着機能を兼ねさせる方法(図10
参照) 表面材として未発泡の発泡樹脂粉を塗布した樹脂層6を
積層する。あるいは樹脂を含浸させたガラス繊維の不織
布5を用いる。……(a参照) 芯材3の表裏面に樹脂層6を有する不織布5を積層し、
熱プレスで加熱/加圧する。……(b参照) 加熱により樹脂を発泡させると同時に、加圧して表面材
となる不織布5と芯材3を接着する製造方法である。こ
のハニカムパネルは低価格ではあるが、芯材3と発泡樹
脂6’の接着強度が低いため、高強度のパネルとしての
使用には限界があった。接着強度を高めるために、発泡
樹脂の発泡倍率を抑えることも行われているが、この場
合は、パネルの重量増を招いて軽量化の目的を達してい
ない。
【0005】従来の製法例2. 張り付けた表面材を剥離し、新しい表面材を張る方法
(図11参照) この製造方法は、製法例1で示した製法で芯材3に表面
材5,6を接着させる工程(a,b参照)の後に、表面
材5を機械的に剥離する(c参照)。このとき、芯材3
の端部に充填されている発泡樹脂6’も一緒に除去す
る。次に、新たな表面材7を強度の高い接着剤8により
接着する方法である。このハニカムパネルは発泡樹脂
6’と無関係に接着剤8が選定できるので、構造用に適
する高強度パネルが製造できる。しかし、芯材3の端部
に付着する発泡樹脂6’を完全に除去することが困難で
あって、新しい表面材7と芯材3の接着時に接着強度を
確保するフィレット(接着剤が芯材に沿って盛り上がる
部分)の形成が不確実であって、所望する接着強度が得
られないという問題、および接着工程が2回となり、経
済的でないことが欠点であった。
【0006】従来の製法例3. 片面づつ表面材を接着する方法(図12参照) 先ず、芯材3の片側に表面材5を接着する(a参照)。
芯材3の中空部に接着工程で発泡する粉末の発泡樹脂
6’を入れる(b参照)。その後、もう片方の表面材5
を接着する(c参照)方法である。この方法によるハニ
カムパネルは、強度、断熱性は確保できるが、それぞれ
の表面材の接着強度が異なり完成したパネルに反りがで
易いという問題、および接着工程が2回となり、経済的
でないことが欠点であった。以上の説明の通り、発泡樹
脂を充填したハニカムパネルの製法は種々あるが、強
度、重量、コストの全てを満足する製法はなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべき課
題は、発泡樹脂を充填した高強度のハニカムパネルを経
済的に提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のハニカムパネル
の製造方法は、表面材と芯材を接着する接着剤と、熱反
応温度が異なる発泡樹脂の2層を予めフィルム状に成形
し、表面材と共にプレスで加圧後、段階的に加熱温度を
上昇させることによって、先ず表面材と芯材の接着剤層
を溶融/硬化開始させたのち、発泡樹脂を発泡させて空
間に充填させる構成を有している。また、接着層と発泡
樹脂層をフィルム状に成形せずに、接着、発泡の2層の
樹脂を表面材に積層コーティング、あるいは含浸させて
おくこともできる。この方法は、表面材と芯材の接着に
は、フィレットの形成が確実にできる。
【0009】本発明のハニカムパネルの製造装置は、芯
材の上下面に接着層と発泡樹脂層を有する表面材を積層
する積層手段と、表面材を積層した芯材を挾持して加
熱、加圧する加熱加圧手段と、少なくとも接着層が反応
する反応温度と発泡樹脂層が反応する反応温度に加熱加
圧手段の加熱温度を制御する加熱温度制御手段を備えて
いる。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明に係るハ
ニカムパネルの製造方法の実施の形態を説明する。ハニ
カムパネル10は芯材30の両面に表面材50を2層フ
ィルム40を介して接着して形成されている。表面材5
0はシート状のアルミニューム合金を使用している。芯
材30はアルミニュウム合金箔材による6角筒状(ハニ
カム)の芯材を用いている。芯材30には図4(a)に
示すように、断面6角形の筒状を連続形成するハニカム
コア、あるいは(b)に示すように、断面丸形の円筒を
連続形成するロ−ルコアがある。2層樹脂フィルム40
は、ガラス繊維の担持体41を有するエポキシ樹脂接着
剤層42と、発泡フェノール層44を積層してシ−ト状
としている。……図3参照
【0011】これらの素材を用いて、高強度のハニカム
パネル10を形成する工程を説明する。……図1参照 第1工程.(a) 芯材30の両面に、2層樹脂フィルム40のエポキシ樹
脂接着剤層42を表面材50に対向させて重ね合わせ
る。 第2工程.(b) 芯材30と2層樹脂フィルム40と表面材50とを積層
した積層材をプレス装置にかけ、常温状態のプレスで圧
着する。芯材30に圧迫された発泡フェノール層44は
破壊されて、芯材30はエポキシ接着剤層42に食い込
み圧接される。この状態で、プレスの温度を125℃に
上昇させる。125℃程度の温度でエポキシ樹脂接着剤
層42は溶融する。そして、所定の時間後硬化を始め
る。
【0012】第3工程.(c) プレスの温度を更に180℃まで昇温させて加熱する。
この温度で発泡フェノール層44の発泡樹脂が発泡す
る。発泡した樹脂は芯材30の空間を充填し、発泡層4
40を形成する。このまま20分間180℃の温度を保
持する。この間にエポキシ樹脂接着剤層42の硬化が完
了する。150℃まで冷却させてパネル10をプレス装
置から外し、垂直に立てかけて常温まで冷却して完成さ
せる。
【0013】この例では表面材と芯材の接着剤としてエ
ポキシ樹脂を用いたが、フェノール樹脂、ナイロン樹脂
などの接着強度の高い樹脂を用いても良い。発泡樹脂と
してはフェノール樹脂の例を示したが、ウレタン樹脂、
スチロール樹脂を用いても良い。表面材としては、アル
ミニューム合金シートの他に、炭素繊維、ガラス繊維の
織布が用いられる。芯材にはアラミツド繊維紙、不燃紙
(無機ペーパー)、クラフト紙などの材料を6角筒状、
あるいは円筒状に成形したものを用いる。
【0014】上記製造方法で形成したハニカムパネルの
強度試験を実行した。試験の結果、芯材として高強度で
薄肉のアルミニューム合金ハニカムコアを用いたパネル
が、特に高強度を示した。これは薄肉のアルミニューム
合金の芯材(コア)端部が鋭いため、第2工程におい
て、接着剤層への喰い込み度合いが強く、図5に示すよ
うな、芯材30の端部に接着剤42が盛り上がるフィレ
ット420が確実に形成される。このため、接着強度が
高まり、コア端部への発泡樹脂層440の形成を排除
し、表面材50と芯材30とが直接接着されるためと考
えられる。芯材と接着層との接着強度は、芯材の切断
(スライス加工)に用いる鋸の刃のあさりを強くして、
芯材端面の凹凸を激しくすることにより接着層への食い
込みを強くする手段を用いることもできる。この場合
も、芯材と表面材との接着部分の発泡樹脂の影響を排除
して接着強度を高めることができる。その他、図6に示
すように、発泡樹脂材層44に予め鋭い凹凸あるいは切
り込み45を配設する。そして、この切り込み45に芯
材の端部を食い込ませる方法も有効である。
【0015】この形態の製造方法を実施するプレス装置
を説明する。 〈実施例1〉一台のプレスを使って加熱温度の制御によ
りパネルを一枚づつ製造する装置。この場合のプレス装
置の温度制御を図2に示す。第1工程においては常温で
各部材の積層を行う。第2工程の開始時間t1には温度
を125℃に昇温させる。接着樹脂が溶融する所定の時
間が経過した後、時間t2から温度を180℃に昇温さ
せる。第3工程において発泡樹脂が発泡して芯材中に充
填が終了する時間t3まで、約20分間、180℃を保
持する。そして、加熱を終了させて自然冷却とする。
【0016】〈実施例2〉このプレス装置は、設定温度
を常温とする常温プレス機71、設定温度を125℃と
する中温プレス機73、設定温度を180℃とする高温
プレス機75の3台のプレス機を別体に配設する。そし
て、一枚のパネルを常温プレス機71、中温プレス機7
3、高温プレス機75の順に順次通過させて、常温プレ
ス機71で材料を圧接した後、中温プレス機73で加熱
/加圧して表面材と芯材の接着を進行させ、さらに高温
プレス機73で加熱/加圧して発泡樹脂を芯材中に発泡
充填させる。このプレス装置は発泡樹脂を充填させたハ
ニカムパネルを、一枚づつ製造する。
【0017】〈実施例3〉このプレス装置80は設定温
度を常温とする常温プレス台81、設定温度を125℃
とする中温プレス台83、設定温度を180℃とする高
温プレス台85を直列に配設している。芯材30の上下
面にロール状に巻いた2層樹脂フィルム40を積層した
表面材50を載置し、芯材30の進行に合わせて、2層
樹脂フィルム40を積層した表面材50を巻き解しなが
ら芯材30に重合して行く。表面材50を積層した芯材
30はプレス台81,83,85の間隔寸法に合わせて
間歇的に移動させる。先ず、積層体は常温プレス台81
にプレスされて芯材30端部が接着剤層に食い込む。こ
の状態でプレスを解除して、表面材50を積層した芯材
30を所定の距離移動させる。中温プレス台83位置に
おいて、接着剤層が溶け、芯材30と表面材50が接着
する。中温プレス台83を解除して、表面材50を接着
した芯材30を所定の距離移動させる。高温プレス台8
5位置において、発泡樹脂層が発泡して芯材30の中空
部分を充填する。高温プレス台85を解除して発泡充填
を完了したパネルはさらに所定の距離移動しながら、徐
々に室温に冷却してゆく。
【0018】このプレス装置80は工程を間欠的に連続
自動化させてパネルを形成している。3台のプレス台8
1,83,85は、完全に同期させており、加圧・除圧
を間欠的に繰り返し、除圧時にパネルを適当な長さだけ
移動させて、連続してパネルを製造する。プレス台の加
圧・除圧時間、およびパネルの送り速度は樹脂の材料、
あるいは加熱口ーラーの温度設定などの条件から決定さ
れる。また、この実施例は表面材をアルミニューム合金
とし、予め2層樹脂フィルムを片面に重合した表面材を
ロール状に巻い状態とした例を示しているが、表面材に
ガラス繊維あるいは炭素繊維を用いる場合には、繊維地
(表面材)に予め半硬化させた接着樹脂を含浸させてお
き(この状態の布地は通称プリプレグと呼ばれてい
る)、プリプレグの表面に発泡充填する発泡樹脂をコー
ティングして表面材としても良い。
【0019】〈実施例4〉このプレス装置90は設定温
度を常温とする一対の常温プレスロールを2台、プレス
ロール91A,91Bを併設する。その下流側に設定温
度を125℃とする2台の中温プレスロール93A,9
3Bを併設、さらに下流側に設定温度を180℃とする
2台の高温プレスロール95A,95Bを併設してい
る。芯材30の上下面にロール状に巻いた2層樹脂フィ
ルム40を積層した表面材50を載置し、所定の速度で
芯材30に、2層樹脂フィルム40を積層した表面材5
0を巻き解しながら重合して行く。表面材50を積層し
た芯材30は常温プレスロール91A,91Bにプレス
されて芯材30端部が接着剤層に食い込む。この状態で
進行する表面材50に積層された芯材30は中温プレス
ロール93A,93Bにより、接着剤層が溶解し、芯材
30と表面材50が接着する。中温プレスロール93
A,93Bを通過した表面材50を接着した芯材30
は、高温プレスロール95A,95B位置において、発
泡樹脂層が発泡して芯材30の中空部分を充填する。発
泡充填を完了したパネルはさらに所定の距離移動しなが
ら、徐々に室温に冷却してゆく。
【0020】このプレス装置90は連続自動的に発泡樹
脂を充填したパネルを製造する。すなわち、上下2本の
加熱/加圧ロールを3組併設し、所定の速度で連続的に
移動させることにより、連続したパネルを形成すること
が出来る。芯材30の送り速度は樹脂の材料と加熱口ー
ルの温度設定などの条件から決定される。この場合も、
プリプレグの表面に発泡充填する発泡樹脂をコーティン
グした表面材を用いることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によって、発泡樹脂を充填した高
い強度を有するハニカムパネルの形成が容易に、かつ経
済的に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製造方法の工程説明図。
【図2】加熱温度の変化を示すグラフ。
【図3】接着/発泡樹脂2層フィルムの拡大図。
【図4】芯材(通称ハニカムコア)の上面図。
【図5】フイレットの形成説明図。
【図6】2層フィルムの他の例を示す拡大図。
【図7】プレス装置の第1の実施例を示す説明図。
【図8】プレス装置の第2の実施例を示す説明図。
【図9】プレス装置の第3の実施例を示す説明図。
【図10】従来のプレス方法の工程説明図。
【図11】従来のプレス方法の工程説明図。
【図12】従来のプレス方法の工程説明図。
【符号の説明】
10 ハニカムパネル 30 芯材 40 2層フィルム 41 ガラス繊維の担持体 42 エポキシ樹脂接着剤層 44 発泡フェノール層 50 表面材 71 常温プレス機 73 中温プレス機 75 高温プレス機 80,90 プレス装置 81 常温プレス台 83 中温プレス台 85 高温プレス台 91A,91B プレスロール 93A,93B 中温プレスロール 95A,95B 高温プレスロール 420 フィレット 440 発泡層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡樹脂を充填した芯材の上下面に表面
    材を積層したパネルの製造方法において、 中空柱体を併設する芯材の上下面に、接着層、発泡樹脂
    層、表面材を積層する積層工程と、接着層が熱反応する
    温度で加熱加圧する接着工程と、発泡樹脂層が発泡する
    温度で加熱加圧する充填工程とを備え、接着層の熱反応
    温度は発泡樹脂の発泡温度より低く設定すると共に、各
    工程は段階的に設定した加熱温度により接着、発泡を実
    行させるよう構成してなる発泡樹脂を充填したパネルの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 芯材の上下面に配設する、接着層、発泡
    樹脂層は、接着層、発泡樹脂層を積層したフィルム体よ
    りなり、積層工程は芯材と表面材との間にフィルム体を
    積層するよう構成してなる請求項1記載の発泡樹脂を充
    填したパネルの製造方法。
  3. 【請求項3】発泡樹脂を充填した芯材の上下面に表面材
    を積層したパネルの製造方法において、 中空柱体を併設する芯材の上下面に、表面材を積層する
    積層工程と、接着層が溶融する温度で加熱加圧する接着
    工程と、発泡樹脂層が発泡する温度で加熱加圧する充填
    工程とを備え、 表面材は所定の温度で反応する接着剤を塗布、あるいは
    含浸させて形成されると共に、接着剤の熱反応温度より
    熱反応温度を高くする発泡樹脂を表面材に積層して構成
    され、接着工程、充填工程は段階的に設定した異なる加
    熱温度により接着、発泡を実行させるよう構成してなる
    発泡樹脂を充填したパネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 芯材の上下面に接着層と発泡樹脂層を有
    する表面材を積層する積層手段と、 表面材を積層した芯材を挾持して加熱、加圧する加熱加
    圧手段と、加熱加圧手段の加熱温度を制御する加熱温度
    制御手段とを備え、 加熱温度の制御手段は少なくとも接着層が反応する反応
    温度と発泡樹脂層が反応する反応温度の制御をなすよう
    構成されてなるパネルの製造装置。
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