JPH11253648A - 遊技媒体精算システム - Google Patents

遊技媒体精算システム

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JPH11253648A
JPH11253648A JP8294498A JP8294498A JPH11253648A JP H11253648 A JPH11253648 A JP H11253648A JP 8294498 A JP8294498 A JP 8294498A JP 8294498 A JP8294498 A JP 8294498A JP H11253648 A JPH11253648 A JP H11253648A
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JP
Japan
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game
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lending
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Withdrawn
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JP8294498A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Hisaharu Takarada
久治 宝田
Toshihiro Tozaki
智弘 戸崎
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技客により個々に選択された貸し出しレー
トに基づき、遊技媒体の精算を実施することのできる遊
技媒体精算システムを提供する。 【解決手段】 遊技客が遊技媒体の貸し出しレートを選
択可能とされた貸し出しレート選択手段15と、この貸
し出しレートに基づいて遊技媒体の貸し出しを行う遊技
媒体貸し出し装置2と、ID等の識別情報を記録する識
別情報記録媒体26が設けられた遊技媒体容器3と、こ
の識別情報記録媒体26を読み取る第1の読み取り装置
と、この識別情報記録媒体を読み取る第2の読み取り装
置38および計数された遊技媒体数と貸し出しレートを
関連付けて精算を行う精算手段41とが設けられた遊技
媒体計数機6と、前記選択された貸し出しレートと前記
ID等の識別情報とを関連付けて登録し、前記遊技媒体
計数機6にて読み取られたID等の識別情報に関連付け
られて登録されている貸し出しレートを前記遊技媒体計
数機6に出力する管理コンピュータ7と、から構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のパチンコ台
やスロットマシン等の遊技台が設置された遊技場におい
て、遊技媒体の貸し出しレートを遊技客が選択可能とさ
れ、貸し出された遊技媒体により遊技して獲得される遊
技媒体の精算を行う遊技媒体精算システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の遊技人口の増加に伴い、遊技客に
よっては、その日の所持金や時間的な余裕等の各状況に
応じて、射幸性を重視する遊技客もいれば、遊技性を重
視する遊技客もおり、遊技客の目的が多様化してきてい
る。
【0003】これら多様化した遊技客に対応すること
は、遊技客へのサービス向上と遊技人口の更なる増加に
おいて重要であるが、従来、パチンコ台やスロットマシ
ン等の遊技媒体を使用して遊技を行う遊技場において
は、遊技媒体の貸し出す際の貸し出しレートが各遊技場
において固定されており、これら遊技客の多様性に対応
して、遊技客へ貸し出される遊技媒体の貸し出しレート
を、遊技客自身が選択することはできなかった。
【0004】これら遊技客の多様性に対応する手法とし
て、遊技場内の特定の位置に設けられた遊技台等におい
て、遊技媒体の貸し出しレートを他の一般の遊技台の貸
し出しレートと変更(一般的には低い貸し出しレートに
変更)し、遊技可能とすることが近年実施されるように
なってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た方法では、遊技台の機種等が限定されてしまうととも
に、それら各遊技台においては、変更された貸し出しレ
ートも単一なものとされており、遊技客がそれぞれの遊
技台において、独自に貸し出しレートを選択できず、遊
技客の多様性に十分に対応できるものではなく、これら
遊技客が自分の所望する遊技台において遊技媒体の貸し
出しレートを選択できるようにしたものは存在せず、こ
れら遊技客により個々に異なる貸し出しレートが選択さ
れた場合には、これら遊技客により選択された貸し出し
レートに基づいて遊技媒体の精算を行う必要があるが、
これら遊技客により選択された個々に異なる貸し出しレ
ートに対応して、その貸し出しレートに基づき遊技媒体
の精算を行うことのできるシステムも存在しなかった。
【0006】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、各遊技台において遊技客により個々
に選択された貸し出しレートに基づき、遊技媒体の精算
を実施することのできる遊技媒体精算システムを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の遊技媒体精算システムは、遊技台に1対
1に対応付けらて遊技客が遊技媒体の貸し出しレートを
選択可能とされ、遊技台の周囲に設けられた貸し出しレ
ート選択手段と、この貸し出しレート選択手段により選
択された貸し出しレートに基づいて遊技媒体の貸し出し
を行う遊技媒体貸し出し装置と、ID等の識別情報を読
み取り可能に記録または記憶する識別情報記録媒体を備
えるとともに、遊技客により獲得された獲得遊技媒体が
貯溜される遊技媒体容器と、この識別情報記録媒体より
ID等の識別情報を読み取る第1の読み取り装置と、こ
の識別情報記録媒体よりID等の識別情報を読み取る第
2の読み取り装置および計数された遊技媒体数と貸し出
しレートを関連付けて精算を行う精算手段とが設けられ
た遊技媒体計数機と、前記貸し出しレート選択手段と第
1の読み取り装置および遊技媒体計数機に接続され、前
記選択された貸し出しレートと前記ID等の識別情報と
を関連付けて登録するとともに、前記第2の読み取り装
置にて読み取られたID等の識別情報に関連付けられて
登録されている貸し出しレートを前記遊技媒体計数機に
出力する管理コンピュータと、から成ることを特徴とし
ている。この特徴によれば、遊技客は所望の貸し出しレ
ートを選択し、各遊技台に1対1に対応付けられている
遊技媒体貸し出し装置より、その貸し出しレートに基づ
く遊技媒体数を借り受けて遊技を実施でき、遊技客が遊
技により遊技媒体を獲得した場合には、前記遊技客によ
り個々に選択された貸し出しレートが、獲得した遊技媒
体が貯溜される遊技媒体容器に付与されたID等の識別
情報データと関連付けられて管理コンピュータに登録さ
れるようになり、遊技客はこの遊技媒体容器を計数機に
持参して獲得遊技媒体を計数する際に、この遊技媒体容
器に付与されたID等の識別情報データが、前記第2の
読み取り装置にて読み取られて、そのID等の識別情報
データに関連付けられて管理コンピュータ登録されてい
る貸し出しレートが出力され、この貸し出しレートと計
数された遊技媒体数とが関連付けられて精算がなされる
ようになるため、遊技客により選択された個々に異なる
貸し出しレートに基づく遊技媒体の精算が可能となる。
なお、「接続」とは、有線、無線を問わず、情報通信可
能な接続状態を意味する。
【0008】本発明の遊技媒体精算システムは、前記貸
し出しレート選択手段が遊技媒体貸し出し装置に設けら
れ、前記第1の読み取り装置が遊技媒体貸し出し装置に
接続されていることが好ましい。このようにすれば、遊
技媒体貸し出し装置に前記第1の読み取り装置および貸
し出しレート選択手段が接続または配置されていること
から、前記管理コンピュータを遊技媒体貸し出し装置と
接続することにより、読み取り装置および貸し出しレー
ト選択手段との個別の接続を個々に行う必要がなく、シ
ステムを簡素化できる。
【0009】本発明の遊技媒体精算システムは、前記遊
技媒体貸し出し装置に、選択された貸し出しレートと前
記第1の読み取り装置により読み取られたID等の識別
情報とを関連付けて、所定の期間記憶、保持する記憶部
が設けられていることが好ましい。このようにすれば、
前記管理コンピュータに障害等が生じて、登録データが
消失した場合等においても、この記憶部より記憶内容を
読み出すことにより、その登録データを確認できるよう
になり、システムの安全性を向上できる。
【0010】本発明の遊技媒体精算システムは、前記識
別情報記録媒体がバーコードやベリコード等の情報記録
シンボルであることが好ましい。このようにすれば、こ
れら情報記録シンボルを用いることで、識別情報記録媒
体を薄くすることができ、遊技媒体容器内の表面やケー
ス内部に容易に配置することができる。
【0011】本発明の遊技媒体精算システムは、前記識
別情報記録媒体が電気的にID等の識別情報を記憶、保
持し、非接触にてID等の識別情報データを出力可能と
されており、遊技媒体容器内に埋設されていることが好
ましい。このようにすれば、識別情報記録媒体を改ざん
されたり交換されたりする事による不正を防止すること
ができる。
【0012】本発明の遊技媒体精算システムは、前記第
1の読み取り装置が、膳板またはその周囲に設けられて
いることが好ましい。このようにすれば、遊技により獲
得された遊技媒体を、遊技台の下皿より遊技媒体容器に
移すために、遊技媒体容器が膳板上に置かれた際に、遊
技者に意識させることなく識別情報記録媒体の読み取り
を実施できるようになる。
【0013】本発明の遊技媒体精算システムは、前記遊
技媒体容器と嵌合または係合することにより、その載置
位置を特定する位置特定手段が設けられていることが好
ましい。このようにすれば、遊技媒体容器の載置位置が
常に一定とされ、前記読み取り装置による読み取りを容
易に、しかも確実に実施できるようになる。
【0014】本発明の遊技媒体精算システムは、前記第
1および/または第2の読み取り装置にてID等の識別
情報が読み取られたことを告知する告知手段が設けられ
ていることが好ましい。このようにすれば、前記読み取
り装置にてID等の識別情報が読み取られたことをその
都度確認でき、読み取りミスによる未登録等の不具合を
防止することができる。
【0015】本発明の遊技媒体精算システムは、前記遊
技媒体計数機が、遊技媒体の計数、精算時に前記第2の
読み取り装置にて読み取られたID等の識別情報を前記
管理コンピュータに出力することにより、そのID等の
識別情報に該当する遊技媒体容器の登録を解除するよう
になっていることが好ましい。このようにすれば、遊技
媒体計数機に遊技媒体容器が持参され、遊技媒体が投入
されて精算がなされる際に、自動的にその遊技媒体容器
の登録が解除されるようになり、即座にその遊技媒体容
器を再使用できるようになるとともに、同一の遊技媒体
容器が重複して登録されてしまうことを防止することが
できる。
【0016】本発明の遊技媒体精算システムは、前記識
別情報記録媒体よりID等の識別情報を読み取る第3の
読み取り装置を具備し、読み出されたID等の識別情報
を前記管理コンピュータに出力することにより、そのI
D等の識別情報に該当する遊技媒体容器の登録を解除す
る解除装置が設けられていることが好ましい。このよう
にすれば、遊技客が一度獲得した遊技媒体を全て消費
し、その遊技媒体が不要となった場合に、その登録を随
時解除することができ、他の遊技台に提供して再使用で
きるようになるとともに、同一の遊技媒体容器が重複し
て登録されてしまうことを防止することができる。
【0017】本発明の遊技媒体精算システムは、前記精
算手段として、少なくとも計数された遊技媒体数データ
と貸し出しレートまたは景品交換レートと発行番号とが
関連付けられて記録された精算記録媒体を発行する発行
装置が設けられ、これら精算記録媒体に記録される前記
各データが前記管理コンピュータに出力されて記憶され
るようになっていることが好ましい。このようにすれ
ば、遊技客に発行される精算記録媒体と同様の内容が管
理コンピュータに記憶されていることから、景品交換時
に使用されるPOSレジ等を管理コンピュータに接続す
ることにより、精算記録媒体の内容を照合、確認するこ
とができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0019】(実施例)本実施例は、本発明の遊技媒体
精算システムにおいて、遊技媒体としてパチンコ玉を用
いた例である。
【0020】図1は、本実施例における遊技媒体精算シ
ステムの主な構成を示すブロック図であり、図2は、本
実施例の遊技媒体精算システムの遊技島台を示す正面外
観図であり、図3は、本実施例の遊技媒体精算システム
に用いた遊技島台の膳板部を示す外観斜視図であり、図
4は、本実施例の遊技媒体精算システムの膳板および玉
箱の構成を示す断面A―Aにおける断面図であり、図5
は、本実施例における遊技媒体精算システムの構成を示
すブロック図であり、図6は、本実施例の遊技媒体精算
システムの遊技媒体計数機を示す外観斜視図であり、図
7は、本実施例の遊技媒体精算システムの携帯型登録解
除端末を示す外観斜視図である。
【0021】本実施例の遊技媒体精算システムは、図1
に示されるように、主に複数台が並設された遊技台であ
るパチンコ台1と、このパチンコ台1間に配置され、各
パチンコ台1と1対1に対応付けられ、遊技者がパチン
コ玉4の貸し出しレートを選択可能とされた遊技媒体貸
し出し装置としての玉貸機2と、パチンコ台1より出さ
れたパチンコ玉4を貯溜し、その内部に各遊技媒体容器
に付与された個別のIDデ−タに基づく情報記録シンボ
ルであるバ−コ−ドがその両面に形成されたIDプレ−
ト26が設けられた遊技媒体容器である玉箱3と、前記
玉貸機2に接続され、前記バ−コ−ドを読み取る第1の
読み取り装置としてのバ−コ−ドリ−ダ5と、前記ID
プレ−ト26のバ−コ−ドを読み取る第2の読み取り装
置としてのバ−コ−ドリ−ダ38を具備する遊技媒体計
数機(以下計数機と略記する)6と、前記玉貸機2およ
び計数機6に接続された管理コンピュータ7とから構成
されている。
【0022】本実施例の遊技媒体精算システムを構成す
るパチンコ台1は、図1および図2に示されるように通
常のパチンコ台で良く、何ら特別なものではない。
【0023】本実施例の遊技媒体精算システムを構成す
る前記玉貸機2は、図2に示されるような外観を成して
おり、その前面には、パチンコ玉4の貸し出しが可能で
あることを遊技客に知らせる作動ランプ11と、前記玉
箱3に設けられたIDプレ−ト26のバ−コ−ドから、
前記バ−コ−ドリ−ダ5がそのIDデ−タを読み取った
ことを告知する告知ランプ12と、硬貨投入部13と、
パチンコ玉排出部17と、パチンコ玉排出部17から排
出されたパチンコ玉4を、所定のパチンコ台1に導くガ
イド18と、投入された硬貨を返却する硬貨返却口19
と、パチンコ玉の貸し出しレートを遊技客が選択する貸
し出しレート選択部15とが設けられており、この貸し
出しレート選択部15には、遊技客が所望の貸し出しレ
ートを入力するテンキー部14と、入力した貸し出しレ
ートの決定を行う決定キー部16が設けられており、本
実施例では、これら選択された貸し出しレートは、パチ
ンコ台1の上部位置の呼び出しランプユニット22に設
けられた表示パネル23に表示されるようになってい
る。
【0024】この玉貸機2の内部構成は、図5に示され
るようになっており、前記硬貨投入部13に連接し、投
入された硬貨の種別を判定し、所定の信号を出力する硬
貨種別検出ユニット32と、前記パチンコ玉排出部17
に連接し、パチンコ玉4の排出、停止を実施するととも
に、排出するパチンコ玉4を計数し、計数値に基づき所
定の信号を出力する玉切り払い出しユニット33と、遊
技客により選択された貸し出しレート及び玉箱3に付与
されたIDデータとを関連付けて記憶する記憶部として
のメモリ34と、作動ランプ11と、告知ランプ12
と、貸し出しレート選択部15と、前記管理コンピュー
タ7と通信ケーブル8を介して接続され、データ通信を
行う通信部35と、前記バ−コ−ドリ−ダ5と接続ケー
ブル9を介して接続され、バ−コ−ドリ−ダ5とのデー
タ通信を行うインターフェイス部36と、これら各ユニ
ットや各部と接続され、その制御や、投入された金額と
前記選択された貸し出しレートに基づく払い出されるパ
チンコ玉数量の決定を所定のプログラムに基づき実施す
る制御部37とから構成されており、本実施例では制御
部37として、その内部に格納されたROM(図示せ
ず)に前記所定のプログラムである制御プログラムが書
き込まれたMPU(マイクロプロセッサ)を用いてお
り、このMPUにおいて、制御プログラムによる各種の
演算や判断がなされるようになっている。
【0025】この玉貸機2には、前記したように、バ−
コ−ドリ−ダ5が接続ケーブル9を介して接続されてお
り、このバ−コ−ドリ−ダ5は、図2および図3に示さ
れるように、膳板21に設けられた凸部24の内部に配
置されるようになっている。
【0026】この本実施例のバ−コ−ドリ−ダ5の構成
は、図5に示されるように、前記IDプレ−ト26のバ
−コ−ドの読み取りを行うスキャナ部30と、このスキ
ャナ部30により読み取られたバ−コ−ドの画像デ−タ
を、所定のIDデ−タに変換するデコ−ダ31と、前記
玉貸機2とのデータ通信を実施する通信部29と、これ
ら各部の制御を実施するコントローラ28とから構成さ
れており、このバ−コ−ドリ−ダ5の前記スキャナ部3
0上部には、透明な窓材27が設けられている。
【0027】また、本実施例の遊技媒体精算システムに
用いた玉箱3は、図3および図4に示されるように、そ
の底部ほぼ中央には、前記膳板21に設けられた凸部2
4と嵌合可能とされた所定の形状を有する凹部25が設
けられ、この凹部25の玉箱ケース内部には、前記ID
プレ−ト26が配置され、この玉箱3は透明性を有する
アクリル材にて形成されていることから、これらIDプ
レ−ト26のバ−コ−ドが、玉箱3の外部からも読み取
ることが可能なようにされており、前記膳板21に設け
られた凸部24と、この玉箱3に設けられた前記凹部2
5とが、嵌合することにより、前記バ−コ−ドリ−ダ5
上の所定の位置にIDプレ−ト26が配置され、読み取
りがなされるようになっている。
【0028】また、本実施例の遊技媒体精算システムを
構成する計数機6は、図6に示すような外観を有してお
り、ほぼ通常の計数機と同様の外観を有しているが、そ
の特徴として、前記玉箱3に設けられたIDプレ−ト2
6のバ−コ−ドの読み出しを行うバ−コ−ドリ−ダ38
が、計数機6の前部中央に設けられた透明な窓材47の
下部に内蔵され、このバ−コ−ドリ−ダ38により玉箱
3のIDデータが読み取られたことを告知するサウンダ
40と、表示部42とが設けられており、この表示部4
2には、計数されたパチンコ玉4の数量が表示される数
量表示部48と、前記管理コンピュ−タ7に前記バ−コ
−ドリ−ダ38により読み取られた玉箱3のIDデ−タ
に関連付けられて登録されている貸し出しレートが表示
される貸し出しレート表示部49と、この貸し出しレー
トに対応する景品交換レートを表示する景品交換レート
表示部50が設けられている。
【0029】また、この計数機6は、図5に示されるよ
うな構成とされており、パチンコ玉4を計数する計数ユ
ニット39と、計数されたパチンコ玉4の数量および貸
し出しレ−トや景品交換レート等の精算内容等が記録さ
れたレシートを発行する発行装置41と、前記表示部4
2と、発行ボタン43と、前記サウンダ40と、各デー
タや後述する制御部46が実施する制御プログラム等を
記憶するメモリ44と、IDプレ−ト26のバ−コ−ド
の読み出しを行うバ−コ−ドリ−ダ38と、前記管理コ
ンピュータ7とのデータ通信を通信ケーブル10を介し
て実施する通信部45と、これら各部の制御や判断を所
定のプログラムに基づき実施する制御部46とから構成
されている。
【0030】また、本実施例の遊技媒体精算システムで
は、図7に示されるような前記バ−コ−ドリ−ダ5によ
ってそのIDデ−タが読み取れらて登録された玉箱3の
登録解除を行う携帯型の登録解除端末51を、遊技場の
係員が所持するようになっており、この登録解除端末5
1の構成は、その内部に電池を有して単独で動作可能と
された前記バ−コ−ドリ−ダ5と同様の構成とされてお
り、その前面には、読み取りボタン54と、読み取られ
たIDデ−タを等の表示を行うLCDパネル52と、送
信ボタン55が設けられており、この登録解除端末51
を登録を解除したい玉箱3に、図7のように近接させて
IDプレ−ト26のバ−コ−ドを読み取り、そのIDデ
−タを前記送信ボタン55を押してアンテナ53より所
定の電波にて前記管理コンピュ−タ7に出力することに
より、その玉箱3の登録が解除されるようになってい
る。
【0031】以下、本実施例の遊技媒体精算システムの
動作を説明すると、遊技客は遊技媒体であるパチンコ玉
4を借り受けたい金額、例えば500円硬貨を硬貨投入
部13に投入する。
【0032】投入された硬貨は、硬貨種別検出ユニット
32にてその種別が判定され、例えば前記500円硬貨
が投入された場合には、500円硬貨に相当する所定の
信号が制御部37に出力される。
【0033】この硬貨種別検出ユニット32よりの出力
信号に基づいて、制御部37は投入された金額を算出
(例えば100円が3枚なら300円と算出、前記50
0円硬貨が1枚なら500円と算出)する。
【0034】遊技客は、所定の時間内に所望の貸し出し
レート、例えば3.0円/玉である場合には、「3」、
「0」をテンキー部14より入力し、次いで決定キー部
16を入力する。
【0035】この入力に基づいて制御部37は、入力さ
れた貸し出しレートを前記呼び出しランプユニット22
に設けられた表示パネル23に表示するとともに、前記
メモリ34に記憶する。
【0036】次いで、前記投入金額と選択された貸し出
しレートに基づいて、制御部37は払い出し玉数を算出
するとともに、前記玉切り払い出しユニット33にパチ
ンコ玉4の払い出しを指示する。
【0037】この指示に基づいて、玉切り払い出しユニ
ット33はパチンコ玉の払い出しを開始し、払い出され
るパチンコ玉4の数を計数し、その計数信号(本実施例
では1個毎に1信号が出力されるようにされている)を
制御部37に出力する。
【0038】制御部37は、この計数信号を監視、積算
して、前記算出された払い出し玉数と積算された玉数と
が一致した段階にて払い出しを停止するように玉切り払
い出しユニット33に指示する。
【0039】このようにすることで、遊技客により選択
された貸し出しレートに基づくパチンコ玉数が、前記パ
チンコ玉排出部17から排出され、ガイド18を介して
所定のパチンコ台1に供給され、遊技客は遊技を実施す
る。
【0040】遊技者が遊技により大当り等が発生してパ
チンコ玉4を獲得した場合には、獲得したパチンコ玉4
を貯溜する玉箱3が係員により提供され、前記膳板24
に設けられた凸部24と、玉箱3に設けられた凹部25
とが嵌合するように配置される。
【0041】また本実施例では、前記のように、玉箱3
を大当りが生じた必要時に係員が持参するようにしてい
るが、これを事前に提供するようにしても良い。
【0042】この玉箱3が配置されると、前記凸部24
の内部に配置されているバーコードリーダ5により前記
玉箱3に配置されているIDプレ−ト26のバ−コ−ド
が読み取られ、その玉箱3に付与されたIDデータに変
換されて、前記通信部29および接続ケーブル9を介し
て玉貸機2の制御部37に出力される。
【0043】これらバーコードリーダ5よりのIDデー
タ出力に基づいて、制御部37は、そのIDデータを前
記メモリ34に前記貸し出しレート「3.0円/個」と
関連付けて記憶するとともに、前記告知ランプ12を点
灯させる。
【0044】このようにすることで、係員や遊技客は、
提供された玉箱3に付与されたIDデータが読み取られ
たことを随時確認することができる。
【0045】また、本実施例では、これらメモリ34に
貸し出しレートと関連付けて記憶されたIDデータは、
所定の時間、本実施例では1日分が記憶、保持されるよ
うになっており、前記管理コンピュータ7に障害等が生
じた場合には、このメモリ34の記憶内容を読み出すこ
とにより、玉箱3に貯溜されているパチンコ玉4に対応
する貸し出しレートを確認できるようにされている。
【0046】次いで制御部37は、この貸し出しレート
「3.0円/個」と関連付けて記憶されたIDデータ
と、その玉貸機2を特定可能な情報、例えば本実施例で
はその玉貸機2が対応付けられている遊技台の台番号で
ある「111」とが関連付けられて通信部35および通
信ケーブル8を介して管理コンピュータ7に出力されて
登録される。
【0047】遊技客が遊技を終了する場合には、獲得し
たパチンコ玉4を貯溜した玉箱3を計数機6に持参し、
計数機6の前部中央内部に設けられた前記バーコードリ
ーダ38上に玉箱3の底面部を配置して、その玉箱3の
IDプレート26に記録されたバーコードを読み取らせ
る。
【0048】このバーコードリーダ38にて読み取られ
た玉箱3のIDデータは、計数機6の制御部46に出力
されてメモリ44に記憶されるとともに、通信部45お
よび通信ケーブル10を介して管理コンピュータ7に出
力され、前記制御部46は、サウンダ40より発信音を
出力し、玉箱3のIDデータが読み取られたことを告知
する。
【0049】この際に、計数機6の前記計数ユニット3
9入り口部にシャッタ等を設けておき、前記サウンダ4
0の出力と連動して、このシャッタが開かれ、パチンコ
玉4が計数ユニット39に投入されるようにしても良
い。
【0050】遊技者は、このサンウダの告知に基づい
て、玉箱3内部のパチンコ玉4を投入する。
【0051】管理コンピュータ7は、この計数機6より
出力されるIDデータに基づき、そのIDデータに関連
付けられて登録されているその遊技台番号「111」
と、貸し出しレート「3.0円/個」と、予めこの貸し
出しレート「3.0円/個」およびその遊技台番号「1
11」に対応して記憶されている景品交換レート「1.
8円/個」のデータを計数機6に出力するとともに、そ
のIDデータに該当する玉箱3の登録を解除して、再登
録可能とする。
【0052】計数機6の制御部46は、前記管理コンピ
ュータ7より出力された遊技台番号「111」と、貸し
出しレート「3.0円/個」と、景品交換レート「1.
8円/個」とを、前記メモリ44に記憶するとともに、
それぞれ前記貸し出しレート表示部49および景品交換
レート表示部50に表示し、計数部39により計数され
て出力される前記投入されたパチンコ玉4の計数データ
に基づき、その総数を数量表示部48に随時表示する。
【0053】遊技者は、全ての玉を投入した後、発行ボ
タン43を押す。
【0054】これにより、前記制御部46は、前記数量
表示部48に表示されたパチンコ玉4の総数データを、
前記IDデータとともに管理コンピュータ7に出力し、
管理コンピュータ7は、前記IDデータに関連付けられ
ている遊技台番号「111」と、貸し出しレート「3.
0円/個」と、この総数データおよびその時間情報とを
関連付けて登録し、前記時間情報を計数機6に出力す
る。
【0055】制御部46は、管理コンピュータ7より出
力された時間情報と、前記メモリ44に記憶されている
遊技台番号「111」と、貸し出しレート「3.0円/
個」と、景品交換レート「1.8円/個」と、前記総数
データとが関連付けられたバーコードおよび精算明細と
して記録されたレシートを発行部41に発行させる。
【0056】遊技者は、この発行されたレシートを景品
交換カウンタに持参することにより、このレシートのバ
ーコードをPOSレジ等により読み取ることにより、自
分の選択した貸し出しレートに基づく景品交換レート
と、前記総数データに基づいて景品交換が実施されるよ
うになる。
【0057】また、この際、このPOSレジ等を前記管
理コンピュータ7に接続して、レシートより読み取られ
た台番号データ「111」および時間情報に関連付けら
れて記憶されている総数データおよび貸し出しレート等
の情報を照合して、不正を防止するようにしても良い。
【0058】また、本実施例では、前記したように、玉
箱3に付与されたIDデータは各玉箱3で個別とされ、
重複して登録されることがないように管理コンピュータ
7が管理し、前記登録時に、同一の玉箱3が既に登録さ
れている場合には、その登録を受け付けないようにされ
ていることから、遊技客が獲得した玉を使いきり、玉箱
3が不要になった際に、他の遊技客にその玉箱3を提供
するためには、再度その玉箱3を登録可能なように、登
録解除を行う必要があるが、その際には、前記係員が携
帯する登録解除端末51を、前記IDプレート26が配
置された玉箱3の凹部28に近接させ、IDプレート2
6のバーコードに記録されたIDデータを読み取り、そ
のIDデータを管理コンピュータ7に、無線により出力
することにより、その玉箱3の登録が解除され、再度そ
の玉箱3が登録できるようになっている。
【0059】このようにすれば、一々所定の登録解除装
置等に出向かずに、その場にて玉箱3の登録解除を実施
できるようになることから好ましい。
【0060】以上、本発明の実施形態を図面に基づき説
明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0061】また、前記実施例では、玉貸機2が現金に
より遊技媒体であるパチンコ玉を貸し出すようにされて
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技
場用プリペイドカード等により遊技媒体が貸し出される
ものであっても良い。
【0062】また、前記実施例では、玉箱3に個別に付
与されたIDを記録する識別情報記録媒体として、バー
コードが形成されたIDプレート26を用いているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これらIDデ
ータを電気的に記憶し、電波や光等を用いて非接触にて
出力可能とされたIDカード等のデバイスであっても良
く、この場合には、前記膳板21に配置される第1の読
み取り装置を、そのIDカード等のデバイスより出力さ
れるIDデータを受信可能なものとすれば良い。
【0063】また、前記実施例では、バーコードリーダ
5を膳板24に設けているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、これら第1の読み取り装置は、前記I
Dプレート26等のIDを記録または記憶する識別情報
記録媒体を読み取り可能とされた遊技台周辺の位置に配
置されれば良い。
【0064】また、前記実施例では、貸し出しレート選
択部を玉貸機2に設けており、この玉貸機2にバーコー
ドリーダ5が接続されているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これら貸し出しレート選択部を遊技
台や遊技台周囲に設けても良く、その場合には、前記バ
ーコードリーダ5をその貸し出しレート選択部を制御す
る制御部に接続するようにしても良い。
【0065】また、前記実施例では、玉箱3の配置位置
を特定する位置特定手段として、膳板21に凸部24
を、玉箱3に凹部25を形成して実現しているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、これら位置特定手
段を玉箱の外形と係合する段部を設けたり、玉箱と係合
する突起部を膳板やその周囲等に設けて配置位置を特定
するようにしても良い。
【0066】また、前記実施例では、前記IDプレート
26のバーコードが、バーコードリーダ5により読み取
られた段階にて告知手段である告知ランプが点灯するよ
うになっているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、これら告知ランプを前記読み取りが実施された段
階にて所定の色、例えば赤に点灯し、前記管理コンピュ
ータ7に登録が完了した段階にてグリーン等に変化する
ようにして、読み取りおよび登録の状態を随時判断可能
とするようにしても良い。
【0067】また、前記実施例において、遊技客が一度
選択した貸し出しレートを変更する場合には、予め玉箱
が膳板に載置されていると、この玉箱を重複して登録す
る畏れがあることから、本実施例のように、玉箱を登録
する際に、その遊技台番号とともに管理コンピュータ7
に出力し、管理コンピュータ7では、この遊技台番号が
同一であれば、その登録が更新されるようにすることが
好ましいが、これに限定されるものではない。
【0068】また、前記実施例では、前記計数機6にお
いてバーコードがプリントされたレシートを発行するよ
うにされているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、その他記録媒体、例えばICカードや磁気カー
ド、リライトカード等であっても良く、更にはこれら精
算データを会員カードに記憶したり、前記管理コンピュ
ータに会員カードに記憶されている遊技者情報と関連付
けて記憶し、遊技者がこれら獲得した遊技媒体を再度使
用して遊技を実施できるようにしても良い。
【0069】また、前記各実施例においては、遊技媒体
としてパチンコ玉を例に説明しているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、他の遊技媒体、例えばパチ
スロのコイン等の小片媒体であっても良いことは言うま
でもない。
【0070】また、本発明における遊技台とは、前記実
施例に示されるパチンコ台に限定されるものではなく、
パチンコ玉やコイン、その他の小片媒体で遊技する各種
遊技機や、これら遊技機がコンピュータ等により画像に
て成されている遊技台および遊技に必要な各種装置の設
置台を示すものである。
【0071】また、本発明おける遊技媒体とは、前記し
たようにパチンコ玉やコインその他の小片媒体を示すと
ともに、遊技台が前記コンピュータの画像等にて成され
ている場合には、その獲得データ等を示すものである。
【0072】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0073】(a)請求項1項の発明によれば、遊技客
は所望の貸し出しレートを選択し、各遊技台に1対1に
対応付けられている遊技媒体貸し出し装置より、その貸
し出しレートに基づく遊技媒体数を借り受けて遊技を実
施でき、遊技客が遊技により遊技媒体を獲得した場合に
は、前記遊技客により個々に選択された貸し出しレート
が、獲得した遊技媒体が貯溜される遊技媒体容器に付与
されたID等の識別情報データと関連付けられて管理コ
ンピュータに登録されるようになり、遊技客はこの遊技
媒体容器を計数機に持参して獲得遊技媒体を計数する際
に、この遊技媒体容器に付与されたID等の識別情報デ
ータが、前記第2の読み取り装置にて読み取られて、そ
のID等の識別情報データに関連付けられて管理コンピ
ュータ登録されている貸し出しレートが出力され、この
貸し出しレートと計数された遊技媒体数とが関連付けら
れて精算がなされるようになるため、遊技客により選択
された個々に異なる貸し出しレートに基づく遊技媒体の
精算が可能となる。
【0074】(b)請求項2項の発明によれば、遊技媒
体貸し出し装置に前記第1の読み取り装置および貸し出
しレート選択手段が接続または配置されていることか
ら、前記管理コンピュータを遊技媒体貸し出し装置と接
続することにより、読み取り装置および貸し出しレート
選択手段との個別の接続を個々に行う必要がなく、シス
テムを簡素化できる。
【0075】(c)請求項3項の発明によれば、前記管
理コンピュータに障害等が生じて、登録データが消失し
た場合等においても、この記憶部より記憶内容を読み出
すことにより、その登録データを確認できるようにな
り、システムの安全性を向上できる。
【0076】(d)請求項4項の発明によれば、これら
情報記録シンボルを用いることで、識別情報記録媒体を
薄くすることができ、遊技媒体容器内の表面やケース内
部に容易に配置することができる。
【0077】(e)請求項5項の発明によれば、識別情
報記録媒体を改ざんされたり交換されたりする事による
不正を防止することができる。
【0078】(f)請求項6項の発明によれば、遊技に
より獲得された遊技媒体を、遊技台の下皿より遊技媒体
容器に移すために、遊技媒体容器が膳板上に置かれた際
に、遊技者に意識させることなく識別情報記録媒体の読
み取りを実施できるようになる。
【0079】(g)請求項7項の発明によれば、遊技媒
体容器の載置位置が常に一定とされ、前記読み取り装置
による読み取りを容易に、しかも確実に実施できるよう
になる。
【0080】(h)請求項8項の発明によれば、前記読
み取り装置にてID等の識別情報が読み取られたことを
その都度確認でき、読み取りミスによる未登録等の不具
合を防止することができる。
【0081】(i)請求項9項の発明によれば、遊技媒
体計数機に遊技媒体容器が持参され、遊技媒体が投入さ
れて精算がなされる際に、自動的にその遊技媒体容器の
登録が解除されるようになり、即座にその遊技媒体容器
を再使用できるようになるとともに、同一の遊技媒体容
器が重複して登録されてしまうことを防止することがで
きる。
【0082】(j)請求項10項の発明によれば、遊技
客が一度獲得した遊技媒体を全て消費し、その遊技媒体
が不要となった場合に、その登録を随時解除することが
でき、他の遊技台に提供して再使用できるようになると
ともに、同一の遊技媒体容器が重複して登録されてしま
うことを防止することができる。
【0083】(k)請求項11項の発明によれば、遊技
客に発行される精算記録媒体と同様の内容が管理コンピ
ュータに記憶されていることから、景品交換時に使用さ
れるPOSレジ等を管理コンピュータに接続することに
より、精算記録媒体の内容を照合、確認することができ
るようになる。
【0084】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における遊技媒体精算システム
の主な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例における遊技媒体精算システム
の遊技島台を示す正面外観図である。
【図3】本発明の実施例における遊技媒体精算システム
に用いた遊技島台の膳板部を示す外観斜視図である。
【図4】本発明の実施例における遊技媒体精算システム
の膳板および玉箱の構成を示す断面A―Aにおける断面
図である。
【図5】本発明の実施例における遊技媒体精算システム
の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例における遊技媒体精算システム
の計数機を示す外観斜視図である。
【図7】本発明の実施例における遊技媒体精算システム
の携帯型登録解除端末を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ台(遊技台) 2 玉貸機(遊技媒体貸し出し装置) 3 玉箱(遊技媒体容器) 4 パチンコ玉(遊技媒体) 5 バーコードリーダ(第1の読み取り装置) 6 計数機 7 管理コンピュータ 8 通信ケーブル 9 接続ケーブル 10 通信ケーブル 11 作動ランプ 12 告知ランプ 13 硬貨投入部 14 テンキー部 15 貸し出しレート選択部 16 決定キー部 17 パチンコ玉排出部 18 ガイド部 19 硬貨返却口 20 下皿 21 膳板 22 呼び出しランプユニット 23 表示パネル 24 凸部(位置特定手段) 25 凹部(位置特定手段) 26 IDプレート(識別情報記録媒体) 27 窓材 28 コントローラ 29 通信部 30 スキャナ部 31 デコーダ 32 硬貨種別検出ユニット 33 玉切り払い出しユニット 34 メモリ 35 通信部 36 インターフェイス部 37 制御部 38 バーコードリーダ(第2の読み取り装置) 39 計数ユニット 40 サウンダ(告知手段) 41 発行装置 42 表示部 43 発行ボタン 44 メモリ 45 通信部 46 制御部 47 窓材 48 数量表示部 49 貸し出しレート表示部 50 景品交換レート表示部 51 登録解除端末 52 LCDパネル 53 アンテナ 54 読み取りボタン 55 送信ボタン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技台に1対1に対応付けらて遊技客が
    遊技媒体の貸し出しレートを選択可能とされ、遊技台の
    周囲に設けられた貸し出しレート選択手段と、この貸し
    出しレート選択手段により選択された貸し出しレートに
    基づいて遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸し出し装
    置と、ID等の識別情報を読み取り可能に記録または記
    憶する識別情報記録媒体を備えるとともに、遊技客によ
    り獲得された獲得遊技媒体が貯溜される遊技媒体容器
    と、この識別情報記録媒体よりID等の識別情報を読み
    取る第1の読み取り装置と、この識別情報記録媒体より
    ID等の識別情報を読み取る第2の読み取り装置および
    計数された遊技媒体数と貸し出しレートを関連付けて精
    算を行う精算手段とが設けられた遊技媒体計数機と、前
    記貸し出しレート選択手段と第1の読み取り装置および
    遊技媒体計数機に接続され、前記選択された貸し出しレ
    ートと前記ID等の識別情報とを関連付けて登録すると
    ともに、前記第2の読み取り装置にて読み取られたID
    等の識別情報に関連付けられて登録されている貸し出し
    レートを前記遊技媒体計数機に出力する管理コンピュー
    タと、から成ることを特徴とする遊技媒体精算システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記貸し出しレート選択手段が遊技媒体
    貸し出し装置に設けられ、前記第1の読み取り装置が遊
    技媒体貸し出し装置に接続されている請求項1に記載の
    遊技媒体精算システム。
  3. 【請求項3】 前記遊技媒体貸し出し装置に、選択され
    た貸し出しレートと前記第1の読み取り装置により読み
    取られたID等の識別情報とを関連付けて、所定の期間
    記憶、保持する記憶部が設けられている請求項2に記載
    の遊技媒体精算システム。
  4. 【請求項4】 前記識別情報記録媒体がバーコードやベ
    リコード等の情報記録シンボルである請求項1〜3のい
    ずれかに記載の遊技媒体精算システム。
  5. 【請求項5】 前記識別情報記録媒体が電気的にID等
    の識別情報を記憶、保持し、非接触にてID等の識別情
    報データを出力可能とされており、遊技媒体容器内に埋
    設されている請求項1〜4のいずれかに記載の遊技媒体
    精算システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の読み取り装置が、膳板または
    その周囲に設けられている請求項1〜5のいずれかに記
    載の遊技媒体精算システム。
  7. 【請求項7】 前記遊技媒体容器と嵌合または係合する
    ことにより、その載置位置を特定する位置特定手段が設
    けられている請求項1〜6のいずれかに記載の遊技媒体
    精算システム。
  8. 【請求項8】 前記第1および/または第2の読み取り
    装置からID等の識別情報が読み取られたことを告知す
    る告知手段が設けられている請求項1〜7のいずれかに
    記載の遊技媒体精算システム。
  9. 【請求項9】 前記遊技媒体計数機が、遊技媒体の計
    数、精算時に前記第2の読み取り装置にて読み取られた
    ID等の識別情報を前記管理コンピュータに出力するこ
    とにより、そのID等の識別情報に該当する遊技媒体容
    器の登録を解除するようになっている請求項1〜8のい
    ずれかに記載の遊技媒体精算システム。
  10. 【請求項10】 前記識別情報記録媒体よりID等の識
    別情報を読み取る第3の読み取り装置を具備し、読み出
    されたID等の識別情報を前記管理コンピュータに出力
    することにより、そのID等の識別情報に該当する遊技
    媒体容器の登録を解除する解除装置が設けられている請
    求項1〜9のいずれかに記載の遊技媒体精算システム。
  11. 【請求項11】 前記精算手段として、少なくとも計数
    された遊技媒体数データと貸し出しレートまたは景品交
    換レートと発行番号とが関連付けられて記録された精算
    記録媒体を発行する発行装置が設けられ、これら精算記
    録媒体に記録される前記各データが前記管理コンピュー
    タに出力されて記憶されるようになっている請求項1〜
    10のいずれかに記載の遊技媒体精算システム。
JP8294498A 1998-03-13 1998-03-13 遊技媒体精算システム Withdrawn JPH11253648A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006181113A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Heiwa Corp カード式遊技機及び携帯型精算器
JP2011194000A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Yamasa Kk 遊技機
CN108734856A (zh) * 2018-08-13 2018-11-02 江西佳铭特实业有限公司 一种投币机票款收银点钞系统

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