JPH11252003A - モバイルユーザ向け情報案内における個人情報案内方法および装置と個人情報案内プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

モバイルユーザ向け情報案内における個人情報案内方法および装置と個人情報案内プログラムを記録した記録媒体

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JPH11252003A
JPH11252003A JP5233798A JP5233798A JPH11252003A JP H11252003 A JPH11252003 A JP H11252003A JP 5233798 A JP5233798 A JP 5233798A JP 5233798 A JP5233798 A JP 5233798A JP H11252003 A JPH11252003 A JP H11252003A
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JP
Japan
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personal
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date
terminal
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Application number
JP5233798A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Wake
弘明 和氣
Tatsuo Owada
龍夫 大和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲にいる人およびその関係を含む情報をユ
ーザの携帯情報端末に表示し、コミュニケーションや出
会いの機会を増大し得るモバイルユーザ向け情報案内に
おける個人情報案内方法および装置と個人情報案内プロ
グラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 位置検出可能エリア10内に散在してネ
ットワーク13に接続されたアクセスポイント12が携
帯情報端末11と無線通信して、ユーザの識別情報を受
信し、該端末の位置特定情報およびユーザ識別情報をネ
ットワークに送出し、このユーザ識別情報および位置特
定情報をネットワークから受信し、このユーザ識別情報
および位置特定情報をその受信日時情報とともに訪問履
歴データベース17に記録し、ユーザから訪問者検索要
求を受信した場合、該要求に基づいて訪問履歴データベ
ースを検索し、指定日時に訪問した個人を検出し、この
個人情報を携帯情報端末に送信し表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末を携
帯するユーザに対して該ユーザの位置に応じたタウンガ
イドや観光案内、構内施設の案内、周囲の人の状況案内
(人探し、出会い、混み具合い情報)等を提供するモバ
イルユーザ向け情報案内において観光ポイントや施設等
の各地点において現在だけでなく、過去に訪れた人、将
来訪れる人を対象とした個人情報の表示や検索および周
囲の人の個人間の関係等を表示するモバイルユーザ向け
情報案内における個人情報案内方法および装置と個人情
報案内プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザの位置に応じた従来の個人情報案
内サービスでは、現在の周囲の人を対象とした情報案内
や検索を行ったり、また趣味や所属といった個人に閉じ
た固定的な情報を提供するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の個人情報案内サ
ービスは、現時点において周囲にいる人の情報を案内す
るだけであるので、同じ時期にその場所にいないと出会
うことができない。また、現在いる周囲の人だけでは情
報量が少ない場合があり、個人情報の検索を行っても適
合する人が見つからない可能性が高い。
【0004】更に、従来の個人情報の案内内容は、趣味
や所属等の人の固有の情報であり、個人間の関係は不明
である。共通の知合いがいるなど、個人間の関係がわか
ると、コミュニケーションのきっかけにしやすいが、従
来の個人情報の案内では、このような個人間の関係を知
ることはできない。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、周囲にいる人およびその関係
を含む情報をユーザの携帯情報端末に表示し、コミュニ
ケーションや出会いの機会を増大し得るモバイルユーザ
向け情報案内における個人情報案内方法および装置と個
人情報案内プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、サービスエリア内に存在
する携帯情報端末のユーザに対して該携帯情報端末の周
囲に存在する個人の情報を含む情報を案内すべく該携帯
情報端末に前記案内情報を表示するモバイルユーザ向け
情報案内における個人情報案内方法であって、前記サー
ビスエリア内に散在したネットワークに接続された複数
のアクセスポイントのうち携帯情報端末の近傍に存在す
るアクセスポイントが携帯情報端末と無線通信により通
信して、該携帯情報端末からユーザの識別情報を受信す
るとともに、該携帯情報端末の位置を特定するための位
置特定情報および前記ユーザ識別情報をネットワークに
送出し、該アクセスポイントからの前記ユーザ識別情報
および位置特定情報をネットワークから受信し、この受
信した前記ユーザ識別情報および位置特定情報を該情報
の受信日時情報とともに訪問履歴情報として訪問履歴デ
ータベースに記録管理し、携帯情報端末を介してユーザ
から入力された訪問者検索要求を前記ユーザ識別情報、
位置特定情報および検索日時指定情報とともに前記アク
セスポイントからネットワークを介して受信した場合、
該訪問者検索要求に基づいて前記訪問履歴データベース
を検索し、前記検索日時指定情報で指定される日時にお
いて前記位置特定情報で指定される位置に訪問した個人
を検出し、この検出した個人情報を前記携帯情報端末の
表示手段に表示すべくネットワークを介してアクセスポ
イントから前記携帯情報端末に送信することを要旨とす
る。
【0007】請求項1記載の本発明にあっては、サービ
スエリア内に散在してネットワークに接続されたアクセ
スポイントが携帯情報端末と無線通信して、ユーザの識
別情報を受信し、該端末の位置特定情報およびユーザ識
別情報をネットワークに送出し、このユーザ識別情報お
よび位置特定情報をネットワークから受信し、この受信
したユーザ識別情報および位置特定情報をその受信日時
情報とともに訪問履歴データベースに記録し、ユーザか
らの訪問者検索要求を受信した場合、該訪問者検索要求
に基づいて訪問履歴データベースを検索し、検索日時指
定情報で指定される日時において位置特定情報で指定さ
れる位置に訪問した個人を検出し、この個人情報を携帯
情報端末に送信して表示するため、指定した日時に自分
と同じ場所およびその周辺にどのような人がいるかを認
識することができ、より多くの出会いの機会を得ること
ができる。
【0008】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の本発明において、前記検索日時指定情報は、現
在、過去および将来の日時および日時範囲を含むことを
要旨とする。
【0009】請求項2記載の本発明にあっては、現在の
みならず、過去および将来において自分と同じ場所およ
びその周辺にいた人またはいる人を認識することができ
るため、更に多くの出会いの機会を得ることができる。
【0010】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
記載の本発明において、各個人間の関係を個人関係デー
タベースに記録管理し、前記個人情報をユーザの携帯情
報端末に表示する場合、この表示された個人情報のうち
当該ユーザと関係のある個人を該ユーザに指定させ、こ
のユーザの指定に基づいて前記個人関係データベースに
記録管理されている個人間の関係を更新することを要旨
とする。
【0011】請求項3記載の本発明にあっては、個人情
報をユーザ携帯情報端末に表示する場合、この個人情報
のうちユーザと関係のある個人をユーザに指定させ、こ
の指定により個人関係データベースに記録管理されてい
る個人間の関係を更新するため、個人関係データベース
の内容を自動的に増大することができる。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
本発明において、各個人間の関係を個人関係データベー
スに記録管理し、前記個人情報をユーザの携帯情報端末
に表示する場合、この表示される個人情報における各個
人間の関係を前記個人関係データベースから検索し、こ
の検索した個人間の関係を前記個人情報の表示に重ねて
表示することを要旨とする。
【0013】請求項4記載の本発明にあっては、個人情
報をユーザ携帯情報端末に表示する場合、この表示され
た個人情報における各個人間の関係を個人関係データベ
ースから検索し、この検索した個人間の関係を個人情報
の表示に重ねて表示するため誰と誰が知人である等の個
人関係を容易に知ることができ、コミュニケーションの
きっかけを新たに得ることができる。
【0014】また、請求項5記載の本発明は、サービス
エリア内に存在する携帯情報端末のユーザに対して該携
帯情報端末の周囲に存在する個人の情報を含む情報を案
内すべく該携帯情報端末に前記案内情報を表示するモバ
イルユーザ向け情報案内における個人情報案内装置であ
って、前記サービスエリア内に散在してネットワークに
接続され、近傍に存在する携帯情報端末と無線通信によ
り通信して、該携帯情報端末からユーザの識別情報を受
信するとともに、該携帯情報端末の位置を特定するため
の位置特定情報および前記ユーザ識別情報をネットワー
クに送出する複数のアクセスポイントと、該複数のアク
セスポイントからの前記ユーザ識別情報および位置特定
情報をネットワークから受信し、これらの情報を該情報
の受信日時とともに管理する情報受信管理手段と、該情
報受信管理手段からの前記ユーザ識別情報、位置特定情
報、日時情報を訪問履歴情報として記録管理する訪問履
歴データベースと、携帯情報端末を介してユーザから入
力された訪問者検索要求を前記ユーザ識別情報、位置特
定情報および検索日時指定情報とともに前記アクセスポ
イントからネットワークを介して受信した場合、該訪問
者検索要求に基づいて前記訪問履歴データベースを検索
し、前記検索日時指定情報で指定される日時において前
記位置特定情報で指定される位置に訪問した個人を検出
し、この検出した個人情報を前記携帯情報端末の表示手
段に表示すべくネットワークを介してアクセスポイント
から前記携帯情報端末に送信する情報送信手段とを有す
ることを要旨とする。
【0015】請求項5記載の本発明にあっては、サービ
スエリア内に散在してネットワークに接続されたアクセ
スポイントが携帯情報端末と無線通信して、ユーザの識
別情報を受信し、該端末の位置特定情報およびユーザ識
別情報をネットワークに送出し、このユーザ識別情報お
よび位置特定情報をネットワークから受信し、この受信
したユーザ識別情報および位置特定情報をその受信日時
情報とともに訪問履歴データベースに記録し、ユーザか
らの訪問者検索要求を受信した場合、該訪問者検索要求
に基づいて訪問履歴データベースを検索し、検索日時指
定情報で指定される日時において位置特定情報で指定さ
れる位置に訪問した個人を検出し、この個人情報を携帯
情報端末に送信して表示するため、指定した日時に自分
と同じ場所およびその周辺にどのような人がいるかを認
識することができ、より多くの出会いの機会を得ること
ができる。
【0016】更に、請求項6記載の本発明は、請求項5
記載の本発明において、前記検索日時指定情報は、現
在、過去および将来の日時および日時範囲を含むことを
要旨とする。
【0017】請求項6記載の本発明にあっては、現在の
みならず、過去および将来において自分と同じ場所およ
びその周辺にいた人またはいる人を認識することができ
るため、更に多くの出会いの機会を得ることができる。
【0018】請求項7記載の本発明は、請求項5記載の
本発明において、各個人間の関係を記録管理する個人関
係データベースと、前記情報送信手段でユーザの携帯情
報端末に前記個人情報を表示する場合、この表示された
個人情報のうち当該ユーザと関係のある個人を該ユーザ
に指定させ、このユーザの指定に基づいて前記個人関係
データベースに記録管理されている個人間の関係を更新
する個人関係更新手段とを有することを要旨とする。
【0019】請求項7記載の本発明にあっては、個人情
報をユーザ携帯情報端末に表示する場合、この個人情報
のうちユーザと関係のある個人をユーザに指定させ、こ
の指定により個人関係データベースに記録管理されてい
る個人間の関係を更新するため、個人関係データベース
の内容を自動的に増大することができる。
【0020】また、請求項8記載の本発明は、請求項5
記載の本発明において、各個人間の関係を記録管理する
個人関係データベースと、前記情報送信手段でユーザの
携帯情報端末に前記個人情報を表示する場合、この表示
される個人情報における各個人間の関係を前記個人関係
データベースから検索する個人関係検索手段と、この検
索した個人間の関係を前記個人情報の表示に重ねて表示
するように制御する個人関係重畳表示手段とを更に有す
ることを要旨とする。
【0021】請求項8記載の本発明にあっては、個人情
報をユーザ携帯情報端末に表示する場合、この表示され
た個人情報における各個人間の関係を個人関係データベ
ースから検索し、この検索した個人間の関係を個人情報
の表示に重ねて表示するため、誰と誰が知人である等の
個人関係を容易に知ることができ、コミュニケーション
のきっかけを新たに得ることができる。
【0022】請求項9記載の本発明は、サービスエリア
内に存在する携帯情報端末のユーザに対して該携帯情報
端末の周囲に存在する個人の情報を含む情報を案内すべ
く該携帯情報端末に前記案内情報を表示するモバイルユ
ーザ向け情報案内における個人情報案内プログラムを記
録した記録媒体であって、前記サービスエリア内に散在
してネットワークに接続された複数のアクセスポイント
のうち携帯情報端末の近傍に存在するアクセスポイント
が携帯情報端末と無線通信により通信して、該携帯情報
端末からユーザの識別情報を受信するとともに、該携帯
情報端末の位置を特定するための位置特定情報および前
記ユーザ識別情報をネットワークに送出し、該アクセス
ポイントからの前記ユーザ識別情報および位置特定情報
をネットワークから受信し、この受信した前記ユーザ識
別情報および位置特定情報を該情報の受信日時情報とと
もに訪問履歴情報として訪問履歴データベースに記録管
理し、携帯情報端末を介してユーザから入力された訪問
者検索要求を前記ユーザ識別情報、位置特定情報および
検索日時指定情報とともに前記アクセスポイントからネ
ットワークを介して受信した場合、該訪問者検索要求に
基づいて前記訪問履歴データベースを検索し、前記検索
日時指定情報で指定される日時において前記位置特定情
報で指定される位置に訪問した個人を検出し、この検出
した個人情報を前記携帯情報端末の表示手段に表示すべ
くネットワークを介してアクセスポイントから前記携帯
情報端末に送信する個人情報案内プログラムを記録媒体
に記録することを要旨とする。
【0023】請求項9記載の本発明にあっては、サービ
スエリア内に散在してネットワークに接続されたアクセ
スポイントが携帯情報端末と無線通信して、ユーザの識
別情報を受信し、該端末の位置特定情報およびユーザ識
別情報をネットワークに送出し、このユーザ識別情報お
よび位置特定情報をネットワークから受信し、この受信
したユーザ識別情報および位置特定情報をその受信日時
情報とともに訪問履歴データベースに記録し、ユーザか
らの訪問者検索要求を受信した場合、該訪問者検索要求
に基づいて訪問履歴データベースを検索し、検索日時指
定情報で指定される日時において位置特定情報で指定さ
れる位置に訪問した個人を検出し、この個人情報を携帯
情報端末に送信して表示する個人情報案内プログラムを
記録媒体に記録するため、該記録媒体を用いて、その流
通性を高めることができる。
【0024】また、請求項10記載の本発明は、請求項
9記載の本発明において、前記検索日時指定情報が、現
在、過去および将来の日時および日時範囲を含む個人情
報案内プログラムを記録媒体に記録したことを要旨とす
る。
【0025】請求項10記載の本発明にあっては、現在
のみならず、過去および将来において自分と同じ場所お
よびその周辺にいた人またはいる人を認識することがで
きる個人情報案内プログラムを記録媒体に記録したた
め、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることがで
きる。
【0026】更に、請求項11記載の本発明は、請求項
9記載の本発明において、各個人間の関係を個人関係デ
ータベースに記録管理し、前記個人情報をユーザの携帯
情報端末に表示する場合、この表示された個人情報のう
ち当該ユーザと関係のある個人を該ユーザに指定させ、
このユーザの指定に基づいて前記個人関係データベース
に記録管理されている個人間の関係を更新する個人情報
案内プログラムを記録媒体に記録したことを要旨とす
る。
【0027】請求項11記載の本発明にあっては、個人
情報をユーザ携帯情報端末に表示する場合、この個人情
報のうちユーザと関係のある個人をユーザに指定させ、
この指定により個人関係データベースに記録管理されて
いる個人間の関係を更新する個人情報案内プログラムを
記録媒体に記録したため、該記録媒体を用いて、その流
通性を高めることができる。
【0028】請求項12記載の本発明は、請求項9記載
の本発明において、各個人間の関係を個人関係データベ
ースに記録管理し、前記個人情報をユーザの携帯情報端
末に表示する場合、この表示される個人情報における各
個人間の関係を前記個人関係データベースから検索し、
この検索した個人間の関係を前記個人情報の表示に重ね
て表示する個人情報案内プログラムを記録媒体に記録し
たことを要旨とする。
【0029】請求項12記載の本発明にあっては、個人
情報をユーザ携帯情報端末に表示する場合、この表示さ
れた個人情報における各個人間の関係を個人関係データ
ベースから検索し、この検索した個人間の関係を個人情
報の表示に重ねて表示する個人情報案内プログラムを記
録媒体に記録したため、該記録媒体を用いて、その流通
性を高めることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係わるモバイルユーザ向け情報案内における個人情報
案内装置の構成を示す図である。同図に示す個人情報案
内装置は、そのサービスエリアである位置検出可能エリ
ア10内に散在して配置されている複数のアクセスポイ
ント12を有し、このアクセスポイント12はネットワ
ーク13を介して互いに接続されるとともに、該ネット
ワーク13を介してユーザ位置情報サーバ11および個
人情報案内サーバ16に接続されている。
【0031】位置検出可能エリア10内には複数の携帯
情報端末11がユーザに携帯されて存在し、該携帯情報
端末11は近くに存在するアクセスポイント12と無線
通信により通信し、更に該アクセスポイント12からネ
ットワーク13を介してユーザ位置情報サーバ14およ
び個人情報案内サーバ16に接続され、該個人情報案内
サーバ16から情報を提供されるようになっている。
【0032】各携帯情報端末11は、近傍のアクセスポ
イント12と無線通信により通信することにより、該携
帯情報端末11の位置情報がアクセスポイント12を介
し、更にネットワーク13を介してユーザ位置情報サー
バ14および個人情報案内サーバ16に送信されるよう
になっているが、この携帯情報端末11の位置情報につ
いては、該携帯情報端末11が通信する近傍のアクセス
ポイント12の識別情報をユーザ位置情報サーバ14ま
たは個人情報案内サーバ16に供給し、該サーバにおい
てアクセスポイント12の識別情報から携帯情報端末1
1の位置情報を解読してもよいし、また例えば各携帯情
報端末11にGPSやID発信機等を設けることにより
各携帯情報端末11の位置を検出し、この位置情報を携
帯情報端末11からアクセスポイント12に送信し、ア
クセスポイント12から更にネットワーク13を介して
ユーザ位置情報サーバ14および個人情報案内サーバ1
6に送信するようにしてもよい。この場合、例えばGP
Sでは位置情報は携帯情報端末からアクセスポイント経
由でユーザ位置情報サーバに送られ、ID発信機の場合
は、ID発信機のセンサー(ネットワークに接続されて
いる)から直接、ユーザ位置情報サーバに送られる。な
お、赤外線等含むID発信機を使った位置情報検出は、
ユーザの持つ携帯情報端末とは無関係に行なわれ、例え
ばユーザが身につけた発信機からは、個人情報とは別の
ユーザID、すなわち発信機IDとでもいうIDが出さ
れ、これをセンサーが受信して、ユーザ位置情報サーバ
に送り、ここで個人情報で言うユーザIDへの変換が行
なわれる。つまり、携帯端末がユーザID情報や位置情
報をアクセスポイントを介してサーバに送信することは
なく、別のラインから直接サーバに情報が行くことにな
る。GPSによる位置検出の場合のみ、携帯端末からサ
ーバに位置情報とユーザIDが送信される。
【0033】また、各携帯情報端末11は、ユーザの識
別情報を有し、携帯情報端末11がアクセスポイント1
2と通信を行う場合には、このユーザ識別情報をアクセ
スポイント12に送信し、更にアクセスポイント12か
らユーザ位置情報サーバ14および個人情報案内サーバ
16に送信するようになっている。なお、各携帯情報端
末11は、情報を入力するキーボードのように入力手段
および情報を表示するディスプレイのような表示手段を
有する例えばノート型パソコン等で構成されているもの
である。
【0034】個人情報案内サーバ16は、各携帯情報端
末11のユーザの個人情報(名前、所属、趣味等)をユ
ーザ識別情報(以下、ユーザIDと称する)に対応して
記憶管理している個人情報データベース(以下、DBと
略称する)15、各携帯情報端末11のユーザが訪問し
た施設や地点および訪問日時等の情報をユーザIDに対
応して記憶管理している訪問履歴DB17、個人間の関
係、すなわち知人、同僚、親戚等の関係を記憶管理して
いる個人関係DB19、ネットワーク13を介してアク
セスポイント12から受信したユーザの位置情報、ユー
ザIDおよびこれらの情報を受信した日時情報に基づい
てユーザの訪問情報を訪問履歴DB17に記録するよう
に制御する訪問ユーザ記録手段18、アクセスポイント
12から受信したユーザIDに基づいて該ユーザに関連
する個人情報を個人情報DB15から検索したり、ある
地点や施設を現在訪れている人、過去に訪れた人、将来
訪れる人等を訪問履歴DB17から検索する個人情報検
索手段22、訪問履歴DB17、個人関係DB19およ
び個人情報DB15に記憶管理された情報に基づいてあ
る地点や施設を現在および過去に訪れた人およびその個
人間の関係を重ねて携帯情報端末11の表示手段に表示
すべくこれらの情報をネットワーク13およびアクセス
ポイント12を介して携帯情報端末11に送信し、該携
帯情報端末11の表示手段に表示するように制御する個
人情報表示手段21、および各個人の間の関係を個人関
係DB19に入力して記憶するように制御する個人関係
入力手段20を有する。
【0035】以上のように構成されるモバイルユーザ向
け情報案内における個人情報案内装置では、位置検出可
能エリア10内のある地点または施設に存在するユーザ
の携帯情報端末11は、その近傍に存在するアクセスポ
イント12と無線通信により通信し、該携帯情報端末の
位置情報および該携帯情報端末を所有するユーザのID
がアクセスポイント12およびネットワーク13を介し
てユーザ位置情報サーバ14および個人情報案内サーバ
16に送信される。個人情報案内サーバ16は、この携
帯情報端末11からの位置情報およびユーザIDを受信
すると、この受信日時を識別し、これらの情報を訪問ユ
ーザ記録手段18に供給する。該訪問ユーザ記録手段1
8は、これらの情報から該携帯情報端末11のユーザが
訪問した地点や施設等の場所情報、訪問日時情報、ユー
ザID等を訪問履歴DB17に記録する。このような記
録処理を訪問履歴DB17に行うことにより、訪問履歴
DB17にはどの場所にどのユーザがいつ訪問したかに
関する情報が多数記録されることになる。
【0036】このように訪問履歴DB17に訪問情報が
記録された状態において、あるユーザが位置検出可能エ
リア10内のあるアクセスポイント12に近接し、該ユ
ーザの携帯情報端末11がアクセスポイント12と無線
通信により通信し、ネットワーク13を介して個人情報
案内サーバ16にアクセスし、該携帯情報端末11から
位置情報およびユーザIDを個人情報案内サーバ16に
送信した場合において、ユーザが携帯情報端末11の入
力手段から訪問者検索要求を個人情報案内サーバ16に
対して行うと、個人情報案内サーバ16はこの訪問者検
索要求を受け取った日時を識別し、この識別した日時情
報、前記位置情報およびユーザIDを個人情報検索手段
22に供給する。
【0037】個人情報検索手段22は、これらの日時情
報、位置情報およびユーザIDに基づいて訪問履歴DB
17を検索し、その位置情報に対応する地点や施設等へ
の訪問者を検索し、この検索した訪問者情報を個人情報
表示手段21に供給する。個人情報表示手段21は、こ
の訪問者情報をネットワーク13およびアクセスポイン
ト12を介して携帯情報端末11に送信し、該携帯情報
端末11の表示手段に表示する。この結果、ユーザは、
携帯情報端末11の表示手段に表示された訪問者情報か
ら自分が居る場所の周囲に現在どのような人がいるかを
知ることができる。
【0038】更に、上記処理において、ユーザが携帯情
報端末11から個人情報案内サーバ16にアクセスし、
訪問者検索要求を個人情報案内サーバ16に行う場合
に、訪問時間を指定すると、例えば昨日から現時点まで
のように過去を含む現時点までの訪問者を知りたい場合
には、昨日から現時点までの訪問時間指定情報を入力す
ると、個人情報案内サーバ16は個人情報検索手段22
を介してこの指定された時間における訪問者を訪問履歴
DB17から検索し、この検索した訪問者情報をユーザ
の携帯情報端末11の表示手段に表示することができ
る。
【0039】また、過去の訪問者ばかりでなく、将来の
訪問者の情報も検索可能である。例えば、現在から1ケ
月後までの間の訪問者を知りたい場合には、この旨の時
間指定情報を携帯情報端末11から個人情報案内サーバ
16に入力すると、個人情報案内サーバ16の個人情報
検索手段22は、この1ケ月後までの間、訪問履歴DB
17を監視し続け、時間指定情報に該当する日時に該当
する場所を訪問した人を検出すると、検索依頼したユー
ザの携帯情報端末11に例えば電子メール等で通知する
こともできる。
【0040】個人関係DB19には、各ユーザはどのユ
ーザと知人、同僚等として関係しているかを各ユーザI
Dにより関係付けて個人間の関係として記憶管理されて
いるが、上述したようにユーザがある地点を訪問し、こ
の地点またはこの地点の周囲に現在いる訪問者、過去訪
問した訪問者、将来訪問するであろう訪問者等をユーザ
の携帯情報端末11に表示する場合に、これらの各訪問
者の関係を個人関係DB19から検索することにより、
これらの訪問者の間の関係、すなわちどの人がどの人と
関係しているかもユーザの携帯情報端末11に表示する
ことができる。
【0041】図2は、本発明の他の実施形態に係わるモ
バイルユーザ向け情報案内における個人情報案内装置の
構成を示す図である。同図に示す個人情報案内装置は、
無線LANを利用した構内施設案内システムに適用した
ものであり、展示室1、展示室2、休憩室等の各部屋毎
に無線LANアクセスポイント12Aが設置され、こら
れの無線LANアクセスポイント12Aはネットワーク
13を介してユーザの現在位置を管理するユーザ位置情
報サーバ14、施設情報を案内する施設情報案内サーバ
31、個人情報を案内管理する個人情報案内サーバ16
Aに接続されている。なお、ユーザの位置検出は、無線
LANアクセスポイント12Aの接続状況によりユーザ
位置を大まかに特定することができるが、例えば赤外線
/無線発信機を各ユーザが携帯し、これを感知するセン
サを細かく配置することにより更に詳しい位置検出を行
うこともでき、使用目的に応じて選択すればよい。
【0042】施設情報案内サーバ31は、各施設の詳細
情報(名称、場所、内容等)を保持しており、これらの
情報をユーザに案内するものである。ユーザは例えばノ
ートパソコン等からなる携帯情報端末11を有し、位置
検出可能エリア10内において携帯情報端末11からW
ebインタフェースを利用して個人情報案内サーバ16
Aにアクセスする。また、ユーザは電子メールでの連絡
手段を持っているものとする。
【0043】個人情報案内サーバ16Aは、ユーザから
アクセスされるWebサーバ33、前記訪問ユーザ記録
手段18に対応する訪問ユーザ記録部18A、個人情報
案内部32、前記個人関係入力手段20に対応する個人
関係入力部20A、個人情報DB15、訪問履歴DB1
7、個人関係DB19を有する。
【0044】個人情報DB15は、次の表1に示すよう
に、ユーザIDにより管理された各ユーザの名前、所
属、電子メールアドレス、年齢、趣味等の個人情報を記
憶管理している。
【0045】
【表1】 ユーザは、携帯情報端末11のWebプラウザから個人
情報案内サーバ16AのWebサーバ33にアクセス
し、現在、過去、将来の時間範囲を上述したように指定
すると、個人情報案内サーバ16Aは、この指定した時
間範囲において周囲の存在する訪問者を訪問履歴DB1
7から検索し、この訪問者情報を携帯情報端末11に返
送して表示したり、更にこの表示の際に個人関係DB1
9から検索して入手した個人間の関係を重ねて表示する
ことができる。
【0046】訪問ユーザ記録部18Aは、ユーザ位置情
報サーバ14から得るユーザの現在位置を基に各施設毎
の訪問者を監視し、ユーザIDと訪問日時、退出日時を
訪問履歴DB17に記録し、一定期間保存する。監視対
象とする施設は、部屋、展示物などサービス提供者が自
由に設定すれば良い。ただし、位置検出の粒度内で、監
視対象施設を決める必要がある(位置検出の粒度を越え
た細かさで対象施設の設定はできない)。また、訪問履
歴情報の保存期間は使用状況や訪問履歴DB17の記憶
容量の大小により異なるが、30日、10日等のように
適宜設定する。表2に訪問履歴DB17の例を示す。
【0047】
【表2】 個人関係入力部20Aは、ユーザが個人情報案内により
周囲の人を表示させる度に、その中に同僚や知人など自
分と関係のある人がいればチェックしてもらい、個人と
個人の繋がりをその都度個人関係DB19に入力する。
チェック方法は、表示された周囲の人の情報にチェック
ボックスを設けておき、これにチェックしてもらえば良
い。これにより、チェックされた人とチェックした本人
が関係ありとして個人関係DB19に記録される。個人
間の関係は各ユーザ毎の関係者リストとして表現され
る。表3に個人関係DB19の例を示す。
【0048】
【表3】 個人情報案内部32は、現在以外に、過去や未来の時間
範囲を指定して周囲の人の表示/検索を行ったり、個人
間の関係を重ねて表示するものである。時間範囲指定に
よる周囲の人の表示では、現在および過去の指定が可能
で、現在を指定した場合は現在周囲にいる人を対象に、
過去を指定した場合は○日(時間)前から今日までなど
のように、指定した期間内にその施設に訪れた人を対象
に表示を行う。表示においては、現在周囲にいる人と過
去に訪れた人を色や形を変えるなど区別できるようにす
る。例えば、現在周囲にいる人を一番大きく、過去に遡
るに従って小さく表示するなどの方法がある。図4に表
示画面例を示す。
【0049】時間範囲指定による検索では、現在、過去
に加えて未来の指定も可能であり、今日から○日(時
間)後までのように、指定して期間内にその施設に訪れ
る人を対象として検索を行う。未来指定の場合、検索条
件を指定期間中保持しておき、新しい訪問者が来る度に
検索を行ない、適合する人が現れると、電子メール等で
検索結果を依頼者に通知する。
【0050】時間範囲の指定を追加することにより、よ
り多くの人を案内することができ、その結果より多くの
人と出会う機会が増える。例えば、同じ興味を持った人
が多く集まる施設であれば、同時期にその場にいなくて
も、過去や未来を指定することにより同じ興味を持つ人
と出会う可能性が高くなる。
【0051】表1の個人情報DB15と表2の訪問履歴
DB17の内容を用いて時間対応型の個人情報検索例を
説明する。ユーザID=U001とユーザID=U00
3は釣りという同じ趣味を持っている。展示室1におい
て、U003が10:40に趣味=釣り、時間範囲=現
在で検索を行なうと該当者は見つからないが、時間範囲
=1時間前〜現在という条件で再度検索を行なうと、1
0分まえまで展示室にいたU001が見つかる。
【0052】個人関係の表示は、個人情報表示などで周
囲の人を表示する際に、個人関係DB19を利用して、
周囲の人の個人関係を重ねて表示するものである。関係
の表示は、関係ある人同士をリンクで結ぶことで行な
う。また、関係の表示範囲は、周囲にいる人全てについ
てその関係を示すものが基本であるが、自分の知人だ
け、あるいは自分の知人とその知人の知人までなどのよ
うに、表示範囲を指定することもできる。
【0053】図5は、上述した表3の関係を前提とした
個人関係表示の例を示している。これは、周囲のすべて
の人について関係を表示するモードである。この例で
は、ユーザIDの「U001」と「U003」には「U
004」という共通の知人がおり、この関係が分かるこ
とにより、新たに知合いになれる可能性がある。
【0054】次に、図3を参照して、図2に示したモバ
イルユーザ向け情報案内における個人情報案内装置の作
用を説明する。モバイルユーザ向け情報案内における個
人情報案内装置は、ユーザの周囲の個人情報を案内する
際に、訪問履歴DB17に記憶されている訪問履歴情報
を利用して、現在、過去、将来といった時間軸も考慮し
た個人情報の表示および検索を行うとともに、個人の閉
じた情報以外に個人間の関係も表示するものである。
【0055】ユーザは位置検出が可能な位置検出可能エ
リア10において各所に設置されたアクセスポイント1
2Aを介してネットワーク13に接続可能な携帯情報端
末11を持って、施設や観光ポイントなどの各地点を移
動しながら、周囲の人や施設の案内、知人情報の検索な
どのサービスを受けるに当り、アクセスポイント12A
およびネットワーク13を介して個人情報案内サーバ1
6Aにアクセスする。個人情報案内サーバ16Aにおい
ては、訪問ユーザ記録部18Aがユーザ位置情報サーバ
14と連係して、各地点毎に訪問者のユーザID、訪問
日時等の訪問履歴を訪問履歴DB17に記録し、一定期
間保存する。訪問者に関する情報(名前、所属、趣味
等)は、ユーザIDにより個人情報DB15から検索可
能であるため、ここではユーザIDのみを記録しておけ
ばよい。また、保存期間は、使用状況および訪問履歴D
B17の記憶容量の大小により適宜設定する。
【0056】個人関係入力部20Aでは、ユーザが周囲
の人を表示させる度に、その中に自分と関係ある人(例
えば、同僚、知人など)がいればチェックしてもらうこ
とで、個人と個人の繋がりを個人関係DB19に入力す
る。これにより、システムの運用が長くなるに従い、個
人関係DB19にデータが蓄積されていく。
【0057】個人情報案内部32では、周囲の人の表示
/検索を行なう。表示については、訪問履歴DB17と
個人情報DB15を利用して、ユーザの望む時間範囲
(1ケ月前〜現在、現在のみ等)で、その地点に訪れた
人を表示する。また、個人関係DB19を利用すること
により、(関係のある人がいれば)周囲の人の個人関係
を重ねて表示する。個人関係の表示により、ユーザは個
人に閉じた情報の他に、個人間の関係も知ることがで
き、共通の知人がいた場合などは、コミュニケーション
のきっかけが得やすくなる。
【0058】個人情報検索では、現在、過去の他に、現
在から30日後までなどの未来の指定も可能であり、こ
の場合は条件に適合する人が将来その地点に来ると、検
索依頼者に電子メール等の手段で知らせるものである。
これらにより、現在そこにいる人だけでなく、過去から
未来にわたって、その地点に来た(る)人を知ることが
でき、コミュニケーションの機会が増加する。特に、同
じ興味を持った人が多く集まる場所の場合は、同じ興味
を持つ人と知り合う機会が増える。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サービスエリア内に散在してネットワークに接続された
アクセスポイントが携帯情報端末と無線通信して、ユー
ザの識別情報を受信し、該端末の位置特定情報およびユ
ーザ識別情報をネットワークに送出し、このユーザ識別
情報および位置特定情報をネットワークから受信し、こ
の受信したユーザ識別情報および位置特定情報をその受
信日時情報とともに訪問履歴データベースに記録し、ユ
ーザからの訪問者検索要求を受信した場合、該訪問者検
索要求に基づいて訪問履歴データベースを検索し、検索
日時指定情報で指定される日時において位置特定情報で
指定される位置に訪問した個人を検出し、この個人情報
を携帯情報端末に送信して表示するため、指定した日時
に自分と同じ場所およびその周辺にどのような人がいる
かを認識することができ、より多くの出会いの可能性お
よびコミュニケーションのきっかけを高めることができ
る。
【0060】また、請求項2記載の本発明によれば、現
在のみならず、過去および将来において自分と同じ場所
およびその周辺にいた人またはいる人を認識することが
できるので、更に多くの出会いの機会を得ることができ
る。
【0061】更に、請求項3記載の本発明によれば、個
人情報をユーザ携帯情報端末に表示する場合、この個人
情報のうちユーザと関係のある個人をユーザに指定さ
せ、この指定により個人関係データベースに記録管理さ
れている個人間の関係を更新するので、個人関係データ
ベースの内容を自動的に増大することができる。
【0062】請求項4記載の本発明によれば、個人情報
をユーザ携帯情報端末に表示する場合、この表示された
個人情報における各個人間の関係を個人関係データベー
スから検索し、この検索した個人間の関係を個人情報の
表示に重ねて表示するので、誰と誰が知人である等の個
人関係を容易に知ることができ、コミュニケーションの
きっかけを新たに得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるモバイルユーザ向
け情報案内における個人情報案内装置の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の他の実施形態に係わるモバイルユーザ
向け情報案内における個人情報案内装置の構成を示す図
である。
【図3】図2に示す個人情報案内装置の作用を示す図で
ある。
【図4】図2に示す実施形態における個人情報案内の時
間指定による表示例を説明するための図である。
【図5】図2に示す実施形態における個人関係の表示例
を説明するための図である。
【符号の説明】
10 位置検出可能エリア 11 携帯情報端末 12 アクセスポイント 13 ネットワーク 14 ユーザ位置情報サーバ 15 個人情報DB 16 個人情報案内サーバ 17 訪問履歴DB 18 訪問ユーザ記録手段 19 個人関係DB 20 個人関係入力手段 21 個人情報表示手段 22 個人情報検索手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスエリア内に存在する携帯情報端
    末のユーザに対して該携帯情報端末の周囲に存在する個
    人の情報を含む情報を案内すべく該携帯情報端末に前記
    案内情報を表示するモバイルユーザ向け情報案内におけ
    る個人情報案内方法であって、 前記サービスエリア内に散在したネットワークに接続さ
    れた複数のアクセスポイントのうち携帯情報端末の近傍
    に存在するアクセスポイントが携帯情報端末と無線通信
    により通信して、該携帯情報端末からユーザの識別情報
    を受信するとともに、該携帯情報端末の位置を特定する
    ための位置特定情報および前記ユーザ識別情報をネット
    ワークに送出し、 該アクセスポイントからの前記ユーザ識別情報および位
    置特定情報をネットワークから受信し、 この受信した前記ユーザ識別情報および位置特定情報を
    該情報の受信日時情報とともに訪問履歴情報として訪問
    履歴データベースに記録管理し、 携帯情報端末を介してユーザから入力された訪問者検索
    要求を前記ユーザ識別情報、位置特定情報および検索日
    時指定情報とともに前記アクセスポイントからネットワ
    ークを介して受信した場合、該訪問者検索要求に基づい
    て前記訪問履歴データベースを検索し、前記検索日時指
    定情報で指定される日時において前記位置特定情報で指
    定される位置に訪問した個人を検出し、この検出した個
    人情報を前記携帯情報端末の表示手段に表示すべくネッ
    トワークを介してアクセスポイントから前記携帯情報端
    末に送信することを特徴とするモバイルユーザ向け情報
    案内における個人情報案内方法。
  2. 【請求項2】 前記検索日時指定情報は、現在、過去お
    よび将来の日時および日時範囲を含むことを特徴とする
    請求項1記載のモバイルユーザ向け情報案内における個
    人情報案内方法。
  3. 【請求項3】 各個人間の関係を個人関係データベース
    に記録管理し、前記個人情報をユーザの携帯情報端末に
    表示する場合、この表示された個人情報のうち当該ユー
    ザと関係のある個人を該ユーザに指定させ、このユーザ
    の指定に基づいて前記個人関係データベースに記録管理
    されている個人間の関係を更新することを特徴とする請
    求項1記載のモバイルユーザ向け情報案内における個人
    情報案内方法。
  4. 【請求項4】 各個人間の関係を個人関係データベース
    に記録管理し、前記個人情報をユーザの携帯情報端末に
    表示する場合、この表示される個人情報における各個人
    間の関係を前記個人関係データベースから検索し、この
    検索した個人間の関係を前記個人情報の表示に重ねて表
    示することを特徴とする請求項1記載のモバイルユーザ
    向け情報案内における個人情報案内方法。
  5. 【請求項5】 サービスエリア内に存在する携帯情報端
    末のユーザに対して該携帯情報端末の周囲に存在する個
    人の情報を含む情報を案内すべく該携帯情報端末に前記
    案内情報を表示するモバイルユーザ向け情報案内におけ
    る個人情報案内装置であって、 前記サービスエリア内に散在してネットワークに接続さ
    れ、近傍に存在する携帯情報端末と無線通信により通信
    して、該携帯情報端末からユーザの識別情報を受信する
    とともに、該携帯情報端末の位置を特定するための位置
    特定情報および前記ユーザ識別情報をネットワークに送
    出する複数のアクセスポイントと、 該複数のアクセスポイントからの前記ユーザ識別情報お
    よび位置特定情報をネットワークから受信し、これらの
    情報を該情報の受信日時とともに管理する情報受信管理
    手段と、 該情報受信管理手段からの前記ユーザ識別情報、位置特
    定情報、日時情報を訪問履歴情報として記録管理する訪
    問履歴データベースと、 携帯情報端末を介してユーザから入力された訪問者検索
    要求を前記ユーザ識別情報、位置特定情報および検索日
    時指定情報とともに前記アクセスポイントからネットワ
    ークを介して受信した場合、該訪問者検索要求に基づい
    て前記訪問履歴データベースを検索し、前記検索日時指
    定情報で指定される日時において前記位置特定情報で指
    定される位置に訪問した個人を検出し、この検出した個
    人情報を前記携帯情報端末の表示手段に表示すべくネッ
    トワークを介してアクセスポイントから前記携帯情報端
    末に送信する情報送信手段とを有することを特徴とする
    モバイルユーザ向け情報案内における個人情報案内装
    置。
  6. 【請求項6】 前記検索日時指定情報は、現在、過去お
    よび将来の日時および日時範囲を含むことを特徴とする
    請求項5記載のモバイルユーザ向け情報案内における個
    人情報案内装置。
  7. 【請求項7】 各個人間の関係を記録管理する個人関係
    データベースと、前記情報送信手段でユーザの携帯情報
    端末に前記個人情報を表示する場合、この表示された個
    人情報のうち当該ユーザと関係のある個人を該ユーザに
    指定させ、このユーザの指定に基づいて前記個人関係デ
    ータベースに記録管理されている個人間の関係を更新す
    る個人関係更新手段とを有することを特徴とする請求項
    5記載のモバイルユーザ向け情報案内における個人情報
    案内装置。
  8. 【請求項8】 各個人間の関係を記録管理する個人関係
    データベースと、前記情報送信手段でユーザの携帯情報
    端末に前記個人情報を表示する場合、この表示される個
    人情報における各個人間の関係を前記個人関係データベ
    ースから検索する個人関係検索手段と、この検索した個
    人間の関係を前記個人情報の表示に重ねて表示するよう
    に制御する個人関係重畳表示手段とを更に有することを
    特徴とする請求項5記載のモバイルユーザ向け情報案内
    における個人情報案内装置。
  9. 【請求項9】 サービスエリア内に存在する携帯情報端
    末のユーザに対して該携帯情報端末の周囲に存在する個
    人の情報を含む情報を案内すべく該携帯情報端末に前記
    案内情報を表示するモバイルユーザ向け情報案内におけ
    る個人情報案内プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 前記サービスエリア内に散在してネットワークに接続さ
    れた複数のアクセスポイントのうち携帯情報端末の近傍
    に存在するアクセスポイントが携帯情報端末と無線通信
    により通信して、該携帯情報端末からユーザの識別情報
    を受信するとともに、該携帯情報端末の位置を特定する
    ための位置特定情報および前記ユーザ識別情報をネット
    ワークに送出し、 該アクセスポイントからの前記ユーザ識別情報および位
    置特定情報をネットワークから受信し、 この受信した前記ユーザ識別情報および位置特定情報を
    該情報の受信日時情報とともに訪問履歴情報として訪問
    履歴データベースに記録管理し、 携帯情報端末を介してユーザから入力された訪問者検索
    要求を前記ユーザ識別情報、位置特定情報および検索日
    時指定情報とともに前記アクセスポイントからネットワ
    ークを介して受信した場合、該訪問者検索要求に基づい
    て前記訪問履歴データベースを検索し、前記検索日時指
    定情報で指定される日時において前記位置特定情報で指
    定される位置に訪問した個人を検出し、この検出した個
    人情報を前記携帯情報端末の表示手段に表示すべくネッ
    トワークを介してアクセスポイントから前記携帯情報端
    末に送信することを特徴とするモバイルユーザ向け情報
    案内における個人情報案内プログラムを記録した記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 前記検索日時指定情報は、現在、過去
    および将来の日時および日時範囲を含むことを特徴とす
    る請求項9記載のモバイルユーザ向け情報案内における
    個人情報案内プログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 各個人間の関係を個人関係データベー
    スに記録管理し、前記個人情報をユーザの携帯情報端末
    に表示する場合、この表示された個人情報のうち当該ユ
    ーザと関係のある個人を該ユーザに指定させ、このユー
    ザの指定に基づいて前記個人関係データベースに記録管
    理されている個人間の関係を更新することを特徴とする
    請求項9記載のモバイルユーザ向け情報案内における個
    人情報案内プログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 各個人間の関係を個人関係データベー
    スに記録管理し、前記個人情報をユーザの携帯情報端末
    に表示する場合、この表示される個人情報における各個
    人間の関係を前記個人関係データベースから検索し、こ
    の検索した個人間の関係を前記個人情報の表示に重ねて
    表示することを特徴とする請求項9記載のモバイルユー
    ザ向け情報案内における個人情報案内プログラムを記録
    した記録媒体。
JP5233798A 1998-03-04 1998-03-04 モバイルユーザ向け情報案内における個人情報案内方法および装置と個人情報案内プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11252003A (ja)

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