JP2017204014A - 生体情報取得システム - Google Patents
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Abstract
【課題】スマートフォンの所有者にパケット代金の負担をかけないと共に組織側のパケット代金を低減させてヘルスデバイスの生体情報をセンタ側に送信できる生体情報収集システムを得る。
【解決手段】近距離無線通信インターフェースの通信規格で情報を送受するヘルスデバイス1を装着したデバイス使用者DCiが入出する場所にゲート機器10を配置し、このゲート機器10がヘルスデバイス1からの生体検出情報をBLuetoothで受信し、一定時刻経過後の生体検出情報をインターネット網40を介してセンタサーバ30に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】近距離無線通信インターフェースの通信規格で情報を送受するヘルスデバイス1を装着したデバイス使用者DCiが入出する場所にゲート機器10を配置し、このゲート機器10がヘルスデバイス1からの生体検出情報をBLuetoothで受信し、一定時刻経過後の生体検出情報をインターネット網40を介してセンタサーバ30に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、生体情報検出端末を装着したデバイス使用者の生体検出情報を収集する生体情報取得システムに関する。
近年は、血圧、心拍数等の生体情報を常に取得できるバンドタイプの生体情報検出端末をユーザの手首に装着して自分の健康状態のチェックをする傾向にある。
例えば、特許文献1の生体情報計測装置は、バンドタイプの生体情報検出端末(以下ヘルスデバイスという)を手首に巻き付けて、生体情報を検出する。そして、この生体情報を携帯端末であるスマートフォンによってインターネット網を介してセンタである生体情報解析システムに送信している(段落[0065]〜段落[0071]参照)。
しかしながら、生体情報をスマートフォンによってインターネット網を介して生体情報解析システムに送信しているのでパケット代金が発生する。
一般に、会社に所属している社員であってもスマートフォンは会社が提供するのではなく、個人が購入して使用する。つまり、スマートフォンはパケット代金に関してはスマートフォンの所有者が負担している。
スマートフォンのパケット代金は、ブロバイダと月単位で定額料を払って無制限に使用を可能とする契約(以下第1の契約という)と、パケット量がある一定量を超えた場合は、それ以上は一定額にし、一定量を超えていない場合は従量課金とする契約(以下第2の契約という)等がある。
生体情報は、大容量であるので、パケット量は直ぐに一定量を超えることになる。このため、第2の契約のユーザにとっては常に一定額のパケット代金を払わないといけない。
一方、近年は会社、病院、学校等(以下総称して組織という)において、ヘルスデバイスを各個人に配布して生体情報を収集し、各個人の健康状態を把握して適切な対処を事前にとるようにすることが計画されている。特に、運送業、タクシー会社、バス会社、警備会社がこの傾向にある。
しかし、会社がヘルスデバイスを社員に無償又は格安で配布しても、スマートフォンは個人持ちであるから、第2の契約をしている社員にとっては会社業務で自分のスマートフォンに対するパケット代金が発生する。
このため、会社内の社員がヘルスデバイスを装着することに抵抗があり、計画が進まない一因になっていた。
また、ブロバイダと第2の契約をしている会社にとっては、できるだけパケット代金を抑えたい。しかし、スマートフォンは、ヘルスデバイスから生体情報が送信されている間は、その生体検出情報を常に通信ネットワークを介してセンタに送信する。このため、会社側では生体情報の送信に関してパケット代金を抑制することができなかった。
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、スマートフォンの所有者にパケット代金の負担をかけないと共に組織側のパケット代金を低減させてヘルスデバイスの生体情報をセンタ側に送信できる生体情報収集システムを得ることを目的とする。
本発明に係る生体情報取得システムは、近距離無線通信インターフェースの通信規格で情報を送受する生体情報検出端末を装着したデバイス使用者(DCi)が出入りする場所に近距離無線通信インターフェースの通信規格で情報を送受するゲート機器(10)を配置し、このゲート機器(10)が取得した前記デバイス使用者(DCi)のデバイス側生体検出情報(DSHJi)を通信ネットワークによってセンタサーバ(30)に送信する生体情報取得システムであって、
前記ゲート機器(10)は、
前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれている前記生体情報検出端末を識別するデバイス識別コードと前記ゲート機器を識別するゲート識別コードとからなるデバイス側ペアリングIDに受信時刻を付加したデバイス側生体情報管理情報(DFJi)がゲート側生体情報管理情報(GFJi)として記憶される生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)を備え、さらに、
前記近距離無線通信インターフェースの通信規格で前記生体情報検出端末からの前記デバイス側ペアリングIDを含む前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)を受信し、これをゲート側受信用メモリ(115)に記憶するゲート側近距離無線通信部(104)と、
前記ゲート側受信用メモリ(115)に記憶されたデバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれている前記デバイス側生体情報管理情報(DFJi)に一致する前記ゲート側生体情報管理情報(GFJi)を前記生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)から検索し、前回と今回の受信時刻の差が一定時刻を超えている場合は前記受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)を受け付け、受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)の前記デバイス側生体情報管理情報(DFJi)を前記ゲート側生体情報管理情報(GFJi)として前記生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)に記憶するゲート側生体検出情報収集部(106)と、
前記受け付けたデバイス側生体検出情報(DSHJi)を前記通信ネットワークによって前記センタサーバ(30)に送信するゲート側転送部(107)とを備えたことを要旨とする
前記ゲート機器(10)は、
前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれている前記生体情報検出端末を識別するデバイス識別コードと前記ゲート機器を識別するゲート識別コードとからなるデバイス側ペアリングIDに受信時刻を付加したデバイス側生体情報管理情報(DFJi)がゲート側生体情報管理情報(GFJi)として記憶される生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)を備え、さらに、
前記近距離無線通信インターフェースの通信規格で前記生体情報検出端末からの前記デバイス側ペアリングIDを含む前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)を受信し、これをゲート側受信用メモリ(115)に記憶するゲート側近距離無線通信部(104)と、
前記ゲート側受信用メモリ(115)に記憶されたデバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれている前記デバイス側生体情報管理情報(DFJi)に一致する前記ゲート側生体情報管理情報(GFJi)を前記生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)から検索し、前回と今回の受信時刻の差が一定時刻を超えている場合は前記受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)を受け付け、受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)の前記デバイス側生体情報管理情報(DFJi)を前記ゲート側生体情報管理情報(GFJi)として前記生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)に記憶するゲート側生体検出情報収集部(106)と、
前記受け付けたデバイス側生体検出情報(DSHJi)を前記通信ネットワークによって前記センタサーバ(30)に送信するゲート側転送部(107)とを備えたことを要旨とする
以上のように本発明によれば、ゲート機器をデバイス使用者(DCi)が通過する毎に、このデバイス使用者(DCi)が装着している生体情報検出端末からのデバイス側生体検出情報(DSHJi)が近距離無線通信インターフェースの通信規格でゲート機器が受信する。
そして、ゲート機器は、このデバイス側生体検出情報(DSHJi)とこのデバイス側生体検出情報(DSHJi)と同じデバイス側ペアリングID(ゲート側ペアリングID)を有する前回のデバイス側生体検出情報(DSHJi)との受信時刻の差が一定時刻を超えている場合はこのデバイス側生体検出情報(DSHJi)を通信ネットワークを介してサービスセンタに送信する。
このため、デバイス使用者(DCi)にとっては、通信ネットワークのパケット代金の負担がないと共に、ゲート機器を設置している組織側は、常時、デバイス側生体検出情報DSHJiが送信されないのでパケット代金を低減できる。
本実施の形態のシステムは、近距離無線通信インターフェースの通信規格で通信をするヘルスデバイスを装着した使用者(以下デバイス使用者DCiという)のスマートフォンを介さないでデバイス使用者DCiの生体情報(以下デバイス側生体検出情報DSHJiという)を組織のコンピュータシステムによりサービスセンタに送信する。
これによって、デバイス使用者DCiにパケット代金を担わせないと共に、組織へのパケット代金を低減できるシステムである。
前述の近距離無線通信インターフェースはBLuetooth(登録商標)を一例として説明する。
また、BLuetooth(登録商標)機能を有するマスター(親局)と、BLuetooth(登録商標)機能を有するスレーブ(子局)とで同時通信する場合に、マスター(親局)側においてスレーブの台数に制限があったとしても、多数のスレーブからのデバイス側生体検出情報DSHJiを受け付けてサービスセンタに送信できるシステムである。
また、前述の組織は、会社、役所、病院、学校等であるが、実施の形態では会社を一例として説明する。
また、前述のスレーブは、ヘルスデバイスであり、マスターは会社のドア付近の壁に設けられたゲート機器として説明する。
また、ヘルスデバイスは、表示器を備えたものもあるが実施の形態においては表示器を備えていないデバイスとして説明する。
ヘルスデバイスは耳、上着等に装着されるものもあるが実施の形態においては、腕に巻き付けて装着するバンド内に収められており、バンドを含んでヘルスデバイス1と称している。そして、ヘルスデバイスを装着したユーザをデバイス使用者DCiと称する。実施の形態は、社員をデバイス使用者DCiとして説明する。
また、実施の形態1として、BLuetooth(登録商標)の通信規格で一度に通信できるデバイス個数を維持し、かつデバイス使用者DCiのスマートフォンを介さないでヘルスデバイスが取得したデバイス側生体検出情報DSHJiをサービスセンタにインターネット網で送信するシステムとして説明する。但し、実施の形態1においてはデバイス使用者DCiは一般社員として説明する。
実施の形態2として、会社の上司又は健康管理センタの担当者がデバイス使用者DCiによって許可された項目(血圧、睡眠、閲覧許可期間等)をサービスセンタから提供させるシステムとして説明する。但し、実施の形態1、2では、会社の入退場所にゲート機器を設けて、デバイス側生体検出情報DSHJiを自動検出する例として説明する。
さらに、実施の形態3として、ゲート機器を通過後の複数のデバイス使用者DCiのデバイス側生体検出情報DSHJiを自動検出する例として説明する。
<実施の形態1>
図1は実施の形態1の生体情報取得システムの概略構成図である。図1に示すように、実施の形態1の生体情報取得システムは、生体情報検出端末であるヘルスデバイス1と、ゲート機器10と、社内サーバ20と、サービスセンタのサーバ(以下センタサーバ30という)と、通信ネットワークであるインターネット網40等からなる。
図1は実施の形態1の生体情報取得システムの概略構成図である。図1に示すように、実施の形態1の生体情報取得システムは、生体情報検出端末であるヘルスデバイス1と、ゲート機器10と、社内サーバ20と、サービスセンタのサーバ(以下センタサーバ30という)と、通信ネットワークであるインターネット網40等からなる。
前述の社内サーバ20に、上司端末60と健康管理センタ端末70等をLANを介して接続している。また、上司端末60と健康管理センタ端末70とを総称して生体情報閲覧者端末90と称する。
生体情報閲覧者端末90は、センタサーバ30から生体情報解析結果取得用アプリを既にダウンロードしているとして説明する。
また、実施の形態1では、ゲート機器10から送信する各種情報を総称してゲート側送信情報GJiと称し、ヘルスデバイス1から送信する各種情報を総称してデバイス側送信情報DJiと称する。
また、ヘルスデバイス1、ゲート機器10、社内サーバ20、センタサーバ30で使用する各種情報には、どこの情報であるかを容易に区別できるように、できるだけその機器が分かる英文字を付加して説明する。
ヘルスデバイス1で使用する各種情報には英文字の「D」を付加し、ゲート機器10で使用する各種情報には英文字の「G」を付加し、生体情報閲覧者端末90で使用する各種情報には英文字の「S」を付加して説明する。但し、生体情報閲覧者端末90の上司端末60で使用する各種情報には英文字の「SU」を付加し、健康管理センタ端末70で使用する各種情報には英文字の「SH」を付加して説明する。また、センタサーバ30で用いる各種情報には英文字の「K」を付加して説明する。
生体情報閲覧者端末90の上司は、センタサーバ30からの生体情報解析結果取得用アプリを起動させて、図示しない生体情報解析結果取得用画面を表示する。
そして、上司は、上司端末60を操作して社員コードSmiを入力し、この上司が閲覧できるデバイス使用者DCiの解析結果情報KRJiをセンタサーバ30からインターネット網40で送信させる。
例えば、睡眠、脈拍等を送信させて部署内のデバイス使用者DCiの現在の健康状態を把握する。
[ヘルスデバイス1の構成]
ヘルスデバイス1は、図1に示すように、内部にはデバイス側近距離無線通信部2と、デバイス側送信指示部3と、デバイス側データ収集用メモリ4と、センサ部5とLED部6と操作ボタン部7等を備えている。
ヘルスデバイス1は、図1に示すように、内部にはデバイス側近距離無線通信部2と、デバイス側送信指示部3と、デバイス側データ収集用メモリ4と、センサ部5とLED部6と操作ボタン部7等を備えている。
デバイス側近距離無線通信部2は、同時に通信接続するためのゲート側送信用チャネル、ゲート側受信用チャネルの個数は一定個数(例えば7チャネル)であり、これらのいずれかのチャネルを用いてBLuetooth(登録商標)の通信規格でパケットの通信をピコネット(piconet)という単位で行う。
デバイス側近距離無線通信部2は、近距離無線通信インターフェースの通信規格でゲート機器10と通信を行ってデバイス側受信用メモリ(図示せず)にゲート側送信情報GJiを受信する。また、デバイス側送信用メモリ(図示せず)に記憶されたデバイス側送信情報DJiを近距離無線通信インターフェースの通信規格で送信する。
また、デバイス側近距離無線通信部2は、ゲート側送信情報GJiの受信を検知し、この受信強度が一定レベル以下の場合にデバイス側受信用メモリ(図示せず)へのゲート側送信情報GJiを記憶する手段を備えている。
このデバイス側近距離無線通信部2は、操作ボタン部7の操作に伴ってゲート機器10とで互いの識別コードを交換するペアリング初期設定処理を行う。
ペアリング初期設定処理中はLED部6のいずれかのLEDを点灯する。この識別コードは、実施の形態においてはMACアドレスを用いている。ヘルスデバイス1側の識別コードをデバイス側MACアドレスと称し、ゲート機器10側の識別コードは、ゲート側MACアドレスと称する。
そして、ヘルスデバイス1は、デバイス側ペアリング初期設定処理とデバイス側初期設定後処理とを行う。
(デバイス側ペアリング初期設定)
デバイス側ペアリング初期設定処理は、ゲート機器10からのゲート側送信情報GJi(例えば、デバイス存在確認情報GDJi)を受信する毎に、このゲート側送信情報GJi(例えば、デバイス存在確認情報GDJi)に含まれているゲート側モード種GMiを判断する。
デバイス側ペアリング初期設定処理は、ゲート機器10からのゲート側送信情報GJi(例えば、デバイス存在確認情報GDJi)を受信する毎に、このゲート側送信情報GJi(例えば、デバイス存在確認情報GDJi)に含まれているゲート側モード種GMiを判断する。
ゲート側モード種GMiがデバイス確認モードの場合はゲート機器10からのゲート側送信情報GJiをデバイス存在確認情報GDJiと判断する。
そして、デバイス側ペアリングID用メモリ8にデバイス側ペアリングIDが記憶されているかどうかを判断する。前述のデバイス存在確認情報GDJiは、図2(a)に示すように、メーカコードとデバイス機種コードとデバイス存在確認情報送信時刻GDtJi(年月日時刻)とゲート側モード種GMi(例えばデバイス確認モード)等からなる。
そして、デバイス側ペアリングIDが記憶されていない場合は、予め記憶されているヘルスデバイス1のデバイス識別コードであるデバイス側MACアドレスとデバイス側モード種DMiとを含む第1デバイス識別情報DNJi(図2(b)参照)を生成して、これをいずれかのデバイス側送信用チャネルに出力する。
つまり、この第1デバイス識別情報DNJiは、いずれかのデバイス側送信用チャネルによってデバイス側送信情報DJiとしてBLuetooth(登録商標)の通信規格でゲート機器10に送信される。
このときのデバイス側モード種DMiは、デバイス側ペアリングIDが記憶されていないので、ヘルスデバイス1とゲート機器10とでデバイス側ペアリングIDを初期設定処理させる指示(以下デバイス側ペアリングID初期設定準備モードという)である。
すなわち、第1デバイス識別情報DNJiは、図2(b)に示すように、ヘルスデバイス1の識別コードであるデバイス側MACアドレスと、デバイス側モード種DMi(デバイス側ペアリングID初期設定準備モード)と、メーカコード、デバイス機種コード、デバイス側MACアドレス送信時刻Ddti等からなる。
また、デバイス側受信用メモリに記憶したゲート側送信情報GJiに含まれているゲート側モード種GMiがデバイス側ペアリングID初期設定開始モードを示している場合は、受信したゲート側送信情報GJiをゲート側ペアリングID情報GPJiとして読み込む。そして、これに含まれているゲート側MACアドレスとデバイス側MACアドレスとをデバイス側ペアリングIDとしてデバイス側ペアリングID用メモリ8に記憶する。
そして、このデバイス側ペアリングIDとデバイス側ペアリング初期設定完了モードを示すデバイス側モード種DMiを含む第2デバイス識別情報DPJiを生成していずれかのデバイス側送信用チャネルに出力し、これをデバイス側送信情報DJiとしてBLuetoothの通信規格で送信する。
第2デバイス識別情報DPJiは、図2(d)に示すように、デバイス側MACアドレスと、ゲート側MACアドレスと、ゲート側ペアリングID受信時刻GPMtiとデバイス側モード種DMi(デバイス側ペアリング初期設定完了モード)等からなる。
デバイス側MACアドレスとゲート側MACアドレスとを総称してペアリングIDと称するが、ゲート機器10側と区別するために、このデバイス側のペアリングIDをデバイス側ペアリングIDと称している。
前述のゲート側送信情報GJiに含まれているゲート側モード種GMiがデバイス側ペアリングID初期設定開始モードとなっている情報をゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a)参照)と称している。
また、デバイス側近距離無線通信部2は、デバイス側受信用メモリに記憶したゲート側送信情報GJiに含まれているゲート側ペアリングID(デバイス側ペアリングID初期設定開始モード又は生体情報要求モード)に一致するデバイス側ペアリングIDがデバイス側ペアリングID用メモリ8に記憶されている場合は、前述の第2デバイス識別情報DPJi(図2(d)参照)を生成する。そして、デバイス側送信用チャネルに出力して、これをデバイス側送信情報DJiとして送信する。この第2デバイス識別情報DPJiの送信をデバイス側ペアリング初期設定完了処理と称する。
また、ゲート側送信情報GJiのゲート側モード種GMiがゲート側生体情報要求情報GPYJi(図2(c)参照)であることを示す生体情報要求モードの場合は、このゲート側生体情報要求情報GPYJiに含まれているゲート側ペアリングIDがデバイス側ペアリングID用メモリ8に記憶しているデバイス側ペアリングIDに一致する場合にデバイス側送信指示部3を起動する。
このデバイス側生体検出情報DSHJiは、図2(e)に示すように、デバイス側ペアリングID(デバイス側MACアドレスとゲート側MACアドレス)と加速度と温度と心拍数と脈拍数と・・・検出時刻Dti等からなる。
このデバイス側MACアドレスとゲート側MACアドレスと検出時刻Dtiとを総称してデバイス側生体情報管理情報DFJiと称する。また、不一致の場合は、受信したゲート側送信情報GJi(ゲート側生体情報要求情報GPYJi)を削除する。
前述のゲート側生体情報要求情報GPYJiは、図2(c)に示すように、ゲート側ペアリングIDとメーカコードとデバイス機種コードとゲート側ペアリングID送信時刻GSPMtiとゲート側モード種GMi(生体情報要求モード)等からなる。
(デバイス側ペアリング初期設定完了の後の処理)
デバイス側近距離無線通信部2は、デバイス側ペアリング初期設定完了の後にゲート機器10からのゲート側送信情報GJiに含まれているゲート側モード種GMiが生体情報要求モードを示すゲート側生体情報要求情報GPYJiを示している場合は、このゲート側生体情報要求情報GPYJiに含まれているメーカコード、デバイス機種コードが予め設定されているメーカコード、デバイス機種コードに一致するかどうかを判断する。
デバイス側近距離無線通信部2は、デバイス側ペアリング初期設定完了の後にゲート機器10からのゲート側送信情報GJiに含まれているゲート側モード種GMiが生体情報要求モードを示すゲート側生体情報要求情報GPYJiを示している場合は、このゲート側生体情報要求情報GPYJiに含まれているメーカコード、デバイス機種コードが予め設定されているメーカコード、デバイス機種コードに一致するかどうかを判断する。
そして、一致する場合は、このゲート側生体情報要求情報GPYJiに含まれているゲート側ペアリングIDがデバイス側ペアリングID用メモリ8に記憶しているデバイス側ペアリングIDに一致した場合にデバイス側送信指示部3を起動する。
(ヘルスデバイス1の他の構成)
デバイス側送信指示部3は、起動される毎に、ゲート側送信情報GJiの受信レベルが一定以上の場合に、デバイス側データ収集用メモリ4に記憶されているデバイス側生体検出情報DSHJiを検出時刻Dtiが古い順に取り出してデバイス側近距離無線通信部2のデバイス側送信用チャネルに出力する。これによってデバイス側データ収集用メモリ4のメモリ容量が軽くなる。
デバイス側送信指示部3は、起動される毎に、ゲート側送信情報GJiの受信レベルが一定以上の場合に、デバイス側データ収集用メモリ4に記憶されているデバイス側生体検出情報DSHJiを検出時刻Dtiが古い順に取り出してデバイス側近距離無線通信部2のデバイス側送信用チャネルに出力する。これによってデバイス側データ収集用メモリ4のメモリ容量が軽くなる。
また、デバイス側送信指示部3は、デバイス側生体検出情報DSHJiの送信中であることを知らせるLED部6の該当のLEDを点灯、電源オン、デバイス側生体検出情報DSHJiの収集を知らせるために該当のLEDを点灯させている。
センサ部5は、加速度センサ、温度検出センサ、心拍検出センサ、脈拍検出センサ、水分検出センサ、二酸化炭素検出センサ等を備えている。そして、これらの検出センサが検出したデータをデバイス側生体検出情報DSHJiとしてデバイス側データ収集用メモリ4に記憶する。
(ゲート機器10の構成)
ゲート機器10は図1に示すように、ゲート側ペアリング初期設定部101と、ペアリングID数自動調整部102と、デバイス個人情報作成部103と、ゲート側近距離無線通信部104と、ゲート側生体検出情報収集部106と、ゲート側転送部107等を備えている。
ゲート機器10は図1に示すように、ゲート側ペアリング初期設定部101と、ペアリングID数自動調整部102と、デバイス個人情報作成部103と、ゲート側近距離無線通信部104と、ゲート側生体検出情報収集部106と、ゲート側転送部107等を備えている。
ゲート側ペアリング初期設定部101は、表示画面10aがタッチ(以下画面タッチという)されたかどうかを監視している。
画面タッチされる毎に、ペアリング初期設定準備モードと判断し、ペアリングID数自動調整部102を起動してゲート側第1ペアリングID管理テーブル110内のゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a)参照)の数を判断させる。
また、ゲート側ペアリング初期設定部101は、ペアリングID数自動調整部102によってゲート側ペアリングID情報GPJiの数が「0」と判断された場合は(「空」)又は一定個数(7個)以下と判断された場合は、以下に説明する処理(手段)を行う。
ゲート側ペアリング初期設定部101は、ヘルスデバイス1のメーカ名と種類名とデバイス確認モードとしたゲート側モード種GMiを含むデバイス存在確認情報GDJiを生成してゲート側近距離無線通信部104のいずれかのゲート側送信用チャネル(図示せず)に出力する。
そして、ゲート側ペアリング初期設定部101はゲート側近距離無線通信部104のゲート側受信用メモリ115にデバイス側送信情報DJiが記憶されたかどうかを監視する。
ゲート側ペアリング初期設定部101は、ゲート側近距離無線通信部104のゲート側受信用メモリ115にデバイス側送信情報DJiが記憶された場合は、このデバイス側送信情報DJiに含まれているデバイス側モード種DMiを判断する。
そして、デバイス側モード種DMiがゲート側ペアリング初期設定準備モード(第1デバイス識別情報DNJi)を示していると判断した場合は、このデバイス側送信情報DJiに含まれているデバイス側MACアドレスと受信時刻(第1デバイス識別情報受信時刻GMti)と予め記憶されているゲート識別コードとをゲート側ペアリングID情報GPJiとして生成する。
そして、生成されたゲート側ペアリングID情報GPJiを、第1ペアリングID管理テーブル状況情報GAJiに含まれているゲート側第1ペアリングID管理テーブル110の空きレコードのアドレスに記憶してゲート側ペアリングID初期設定完了と判断する。
また、ゲート側近距離無線通信部104のゲート側受信用メモリ115に記憶されたデバイス側送信情報DJiのデバイス側モード種DMiがデバイス側初期設定完了モードとした第2デバイス識別情報DPJiを示している場合は、この第2デバイス識別情報DPJiをゲート側第1ペアリングID管理テーブル110の空きレコードのアドレスに記憶したゲート側ペアリングID情報GPJiに関連付けて記憶する。そして、デバイス側及びゲート側とでペアリング初期設定完了と判断する。
次に、ゲート側ペアリング初期設定部101は、ペアリング初期設定完了と判断する毎に、ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110に記憶されたゲート側ペアリングID情報GPJiを読み込み、これに含まれているデバイス側MACアドレスをデバイス個人情報作成部103に出力する。
また、デバイス個人情報作成部103からのデバイス毎個人情報記憶完了コマンドGOKJiの入力に伴って、ゲート側ペアリングID情報GPJiのゲート側ペアリングIDと生体検出指示フラグとを含む生体情報収集開始コマンドGCPiをゲート側生体検出情報収集部106に出力する。
この生体情報収集開始コマンドGCPiは、図2(f)に示すように、第1ペアリングID管理テーブル状況情報GAJiに含まれているゲート側ペアリングID(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス)を記憶したゲート側第1ペアリングID管理テーブル110におけるレコードアドレス、生体検出指示フラグ等からなる。
ペアリングID数自動調整部102は、ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110及び第2ゲート側ペアリングID管理テーブル110に接続されている。ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110は、例えば7個のゲート側ペアリングID情報GPJiを記憶できる。つまり、ゲート側送信用チャネル、ゲート側受信用チャネルに対応する個数である。
また、第2ゲート側ペアリングID管理テーブル110は、複数のゲート側ペアリングID情報GPJiを記憶できる。
そして、ペアリングID数自動調整部102は、起動(ペアリング初期設定準備モード)に伴って、第1ペアリングID管理テーブル110にゲート側ペアリングID情報GPJi(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス・・)が現在、何個記憶されているかどうかを判断する。
ゲート側ペアリングID情報GPJi(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス・・)が1個も記憶されていない場合は第1ペアリングID管理テーブル110が「空」と判断する。
「空」と判断した場合は、ゲート側ペアリング初期設定部101に対して第1ペアリングID管理テーブル110が「空」であること示すフラグと第1ペアリングID管理テーブル110における先頭レコードアドレスを含む第1ペアリングID管理テーブル状況情報GAJi(図3(b)参照)を出力する。
また、ペアリングID数自動調整部102は、第1ペアリングID管理テーブル110にゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a)参照)が記憶されている場合は(つまり空ではない場合)、その個数を計数し、計数した個数が一定個数(7個)かどうかを判断する(ゲート側ペアリングID情報計数処理という)。
一定個数以下の場合は、最も第1デバイス識別情報受信時刻GMtiが若いゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a)参照)が記憶されている第1ペアリングID管理テーブル110におけるレコードアドレス及び一定個数以下であることを示すフラグを含む第1ペアリングID管理テーブル状況情報GAJiをゲート側ペアリング初期設定部101に出力する(ゲート側ペアリングID情報個数判定処理という)。
さらに、一定個数に到達している場合は、第1ペアリングID管理テーブル110の最も時刻情報が古いゲート側ペアリングID情報GPJiを第2のゲート側ペアリングID管理テーブル112に移動して記憶する。
つまり、第1ペアリングID管理テーブル110は、最も古い第1デバイス識別情報受信時刻GMti(年月日、時刻)を有するゲート側ペアリングID情報GPJiが削除されることになるので常に一定個数以下になる。
そして、前述のゲート側ペアリングID情報計数処理及びゲート側ペアリングID情報個数判定処理を再び行う。これは、最も古い第1デバイス識別情報受信時刻GMti(年月日、時刻)が古いゲート側ペアリングIDのヘルスデバイス1を有するデバイス使用者DCiは、ゲート機器10の所定の範囲(3m、5m、・・10m)を出たと判断できるためである。
デバイス個人情報作成部103は、ゲート側ペアリング初期設定部101がゲート側ペアリングID初期設定完了の判断とした場合は、ゲート側ペアリング初期設定部101から出力されたデバイス側MACアドレスを含む図4(a)に示すデバイス使用者識別入力画面GSaiを表示する。
また、図4(b)に示すデバイス使用者会社側閲覧許可項目画面GSbiを表示する。また、図5(a)に示すデバイス使用者センタ側閲覧許可項目画面GSCi、図5(b)に示す確認画面(デバイス使用者会社側閲覧許可項目確認画面GDSi、デバイス使用者センタ側利用許可確認画面GKSi(図示せず))を表示する。これらの画面の詳細については後述する。
そして、デバイス個人情報作成部103は、これらの画面で入力したデバイス毎個人情報GDCJi(デバイス使用者センタ側利用許可確認情報GKJi、デバイス使用者会社側閲覧許可項目情報GSJi)のメモリ118への記憶に伴って、ゲート側ペアリング初期設定部101及びゲート側転送部107に対してデバイス毎個人情報GDCJiの記憶が完了したことを知らせるメッセージを表示する。このとき、このメッセージを音声にして流してデバイス毎個人情報記憶完了コマンドGOKJiを出力する。
ゲート側近距離無線通信部104は、同時に通信接続するためのゲート側送信用チャネル、ゲート側受信用チャネルの個数は一定個数であり、BLuetooth(登録商標)の通信規格でパケットの通信をピコネット(piconet)という単位で行う。ピコネットは実施の形態においては、例えば最大同時に7台までのスレーブ(ヘルスデバイス)に対して可能とする。7台では不足する場合は、ゲート側近距離無線通信部104を増加するのが好ましい。
また、ゲート側近距離無線通信部104は、図示しないゲート側送信用チャネルを備え、このゲート側送信用チャネルにゲート側送信情報GJiが記憶されたかどうかを監視している。
また、ゲート側受信用メモリ115を備え、このゲート側受信用メモリ115にデバイス側送信情報DJiが記憶されたかどうかを監視している。
また、デバイス側送信情報DJiの受信を検知し、この受信強度が一定レベル以下の場合にゲート側受信用メモリ115へのデバイス側送信情報DJiの受信を許可する。そして、ゲート側送信用チャネルに記憶された情報をゲート側送信情報GJiとしてBLuetoothの通信規格で送信する。
ゲート側生体検出情報収集部106は、ゲート側ペアリング初期設定部101からの生体情報収集開始コマンドGCPiの入力に伴って、これに含まれているゲート側ペアリングIDと生体情報要求モードとしたゲート側モード種GMiを含むゲート側生体情報要求情報GPYJiを生成し、これをゲート側近距離無線通信部104のゲート側送信用チャネルに出力する。
また、ゲート側生体検出情報収集部106は、ゲート側近距離無線通信部104のゲート側受信用メモリ115を監視している。
ゲート側受信用メモリ115に記憶されたデバイス側送信情報DJiに含まれているデバイス側モード種DMiがデバイス側生体情報モードを示すデバイス側生体検出情報DSHJiを示している場合は、第1ペアリングID管理テーブル110(初期設定用)を引き当てる。
そして、この第1のペアリングID管理テーブル110にデバイス側生体検出情報DSHJi(図2(e)参照)に含まれているデバイス側ペアリングIDと一致するゲート側ペアリングIDを有するゲート側ペアリングID情報GPJiが存在するかどうかを判断する。存在する場合は、生体情報収集を仮許可する。
また、第1のペアリングID管理テーブル110にデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側ペアリングIDと一致するゲート側ペアリングIDを有するゲート側ペアリングID情報GPJiが存在しないと判断した場合は、ゲート側第2ペアリングID管理テーブル112を引き当てる。
そして、このゲート側第2ペアリングID管理テーブル112にデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側ペアリングIDと一致するゲート側ペアリングIDを有するゲート側ペアリングID情報GPJiが存在すると判断した場合は、生体情報収集を仮許可する。
また、ゲート側生体検出情報収集部106は、ゲート側第2ペアリングID管理テーブル112にデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側ペアリングIDと一致するゲート側ペアリングIDを有するゲート側ペアリングID情報GPJiが存在しないと判断した場合は、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiを消去する。
そして、生体情報収集の仮許可と判断した場合は、生体検出情報管理情報記憶用メモリ130を引き当て、この生体検出情報管理情報記憶用メモリ130に、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側生体情報管理情報DFJiに一致するゲート側生体情報管理情報GFJiが存在するかどうかを判定する。
一致するゲート側生体情報管理情報GFJiが生体検出情報管理情報記憶用メモリ130に存在すると判定した場合は、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側生体情報管理情報DFJiの検出時刻Dtiと生体検出情報管理情報記憶用メモリ130における一致するゲート側生体情報管理情報GFJiの検出時刻Gtiとを比較する。
そして、検出時刻Dtiと検出時刻Gtiとの差が一定経過時間(例えば30分)以上の場合は、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiと生体検出情報管理情報記憶用メモリ130からこのデバイス側生体検出情報DSHJiのゲート側生体情報管理情報GFJiを削除する。
また、差が一定経過時間以下と判定した場合は、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiを収集すると判断し、このデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側生体情報管理情報DFJiをゲート側生体情報管理情報GFJiとして生体検出情報管理情報記憶用メモリ130に記憶する。
そして、ゲート側受信用メモリ115に記憶されたデバイス側生体検出情報DSHJiを送信させる指示をゲート側転送部107に出力する。
ゲート側転送部107は、デバイス個人情報作成部103からデバイス毎個人情報記憶完了コマンドGOKJiを入力する毎に、これをインターネット網40を介してサービスセンタに送信する。
また、ゲート側生体検出情報収集部106の指示によってゲート側受信用メモリ115のデバイス側生体検出情報DSHJi(ペアリングID、検出時刻を含む)を読み出してインターネット網40を介してセンタサーバ30に送信する。
<実施の形態1のシーケンス>
図6〜図10は実施の形態1のシーケンス図である。ヘルスデバイス1、ゲート機器10は電源オン状態であり、BLuetooth(登録商標)機能が動作状態として説明する。実施の形態1では1個のヘルスデバイス1のデバイス側生体検出情報DSHJiをゲート機器10が取得する例を説明する。
図6〜図10は実施の形態1のシーケンス図である。ヘルスデバイス1、ゲート機器10は電源オン状態であり、BLuetooth(登録商標)機能が動作状態として説明する。実施の形態1では1個のヘルスデバイス1のデバイス側生体検出情報DSHJiをゲート機器10が取得する例を説明する。
図6に示すように、センタサーバ30は、社内サーバ20を介してゲート機器10と回線を接続して以下に示すプログラムをゲート機器10に送信してダウンロードさせている(S1)。
この状態で、ゲート機器10のゲート側ペアリング初期設定部101が内部タイマによって一定時間(例えば10msec)の経過かどうかを判定する(S2)。
一定時間経過と判定した場合は、ゲート側ペアリング初期設定部101は表示画面10aが画面タッチされたかどうかを判定する(S3)。
画面タッチと判定した場合は、ゲート側モード種GMiをペアリング初期設定準備モードと判定してペアリング初期設定準備モード処理を行う(S6)。
例えば、「ペアリング初期設定を行います。」、「ヘルスデバイス1をゲート機器10に近づけてください。」、「青色のLEDが点滅停止するまでそのままの状態を維持」等を表示画面10aに表示する一方、スピーカ(図示せず)からこの文章を音声にして流す。
ゲート側ペアリング初期設定部101は、ペアリング初期設定準備モード処理と判定する毎に、ペアリングID数自動調整部102を起動してペアリングデバイス数管理処理を行わせる(S7)。
ペアリングID数自動調整部102のペアリングデバイス数管理処理は、第1ペアリングID管理テーブル110が「空」かどうかを判定する(S8)。つまり、ゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a)参照)が記憶されているかどうかを判定する。
次に、ペアリングID数自動調整部102は、第1ペアリングID管理テーブル110が「空」と判断した場合は、ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110が「空」であること示すフラグ及びゲート側第1ペアリングID管理テーブル110における先頭レコードアドレスを含む第1ペアリングID管理テーブル状況情報GAJi(「空:フラグ」、先頭レコードアドレス)をゲート側ペアリング初期設定部101に出力する(S9)。
そして、ゲート側ペアリング初期設定部101は、ペアリングID数自動調整部102から第1ペアリングID管理テーブル状況情報GAJi(第1ペアリング管理テーブルが「空」又は一定個数以下)が入力したかどうかを判定する。
入力した場合は、この第1ペアリングID管理テーブル状況情報GAJiに含まれているヘルスデバイス1のメーカ名と種類名とデバイス確認モードとしたゲート側モード種GMiを含むデバイス存在確認情報GDJiを生成してゲート側近距離無線通信部104に出力する(S10)。
また、ペアリングID数自動調整部102は、ステップS8でゲート側第1ペアリングID管理テーブル110にゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a)参照)が記憶されている場合は(つまり「空」ではない場合)、カウンタ等でその個数を計数し、計数した個数が一定個数(7個)かどうかを判断する(S11)。つまり、ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110が満杯かどうかを判断する。
次に、ステップS11で一定個数(7個)以下と判定した場合は、ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110から最も第1デバイス識別情報受信時刻GMti(年月日、時刻)が若いゲート側ペアリングID情報GPJiを検索する(S12)。
そして、検索したゲート側ペアリングID情報GPJiのレコードアドレス及び一定個数以下であることを示すフラグにした第1ペアリングID管理テーブル状況情報GAJiを作成してステップS10に処理を戻す(S13)。このステップS11、12、13の処理をゲート側ペアリングID情報計数処理と称している。
また、ペアリングID数自動調整部102は、ステップS11で一定個数に到達していると判断した場合は、ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110の中で、最も第1デバイス識別情報受信時刻GMti(年月日、時刻)が古いゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a))を第2ゲート側ペアリングID管理テーブル112に移動して処理をステップS8に戻す(S14)。
これは、最も古い第1デバイス識別情報受信時刻GMti(年月日、時刻)のゲート側ペアリングIDのヘルスデバイス1を有するデバイス使用者DCiは、ゲート機器10の所定の範囲(3m、5m、・・10m)を出たと判断できるためである。
つまり、ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110は、最も古い第1デバイス識別情報受信時刻GMti(年月日、時刻)を有するゲート側ペアリングID情報GPJi(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス・・)が削除されることになるので一定個数以下になる。
これによって、ステップS11においてゲート側第1ペアリングID管理テーブル110のゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a)参照)が7個以下とされることになる。
従って、ゲート機器10を通過するデバイス使用者DCiが複数であってもペアリング初期設定をこの1台のゲート機器10で設定できる。
そして、図7に示すように、ゲート機器10はゲート側ペアリング初期設定処理S20aを行い、ヘルスデバイス1がデバイス側ペアリング初期設定処理(20b)を行う。このゲート側ペアリング初期設定処理S20aとデバイス側ペアリング初期設定処理(20b)とを総称してペアリング初期設定処理と称する。
前述のゲート側ペアリング初期設定処理S20aは、ゲート側近距離無線通信部104とゲート側ペアリング初期設定部101とで行う。
図7に示すように、ゲート側近距離無線通信部104は、デバイス存在確認情報GDJi(デバイス確認モード)がゲート側送信用チャネルに出力される毎に、このデバイス存在確認情報GDJiをゲート側送信情報GJiとしてBLuetoothの通信規格で送信する(S20ac)。
一方、ヘルスデバイス1のデバイス側近距離無線通信部2のデバイス側ペアリング初期設定処理(S20b)は、ゲート側送信情報GJi(例えば、デバイス存在確認情報GDJi)がデバイス側ペアリングID用メモリ8に記憶されたかどうかを監視している(S20ba)。
ゲート側送信情報GJiを受信した場合は、このゲート側送信情報GJiに含まれているゲート側モード種GMiがどのような種別を示しているかを判断する(S20bb)。
ゲート側モード種GMiがデバイス確認モードの場合は、ゲート機器10からのゲート側送信情報GJiをデバイス存在確認情報GDJi(図2(a)参照)と判断する。
デバイス存在確認情報GDJi(図2(a)参照:デバイス確認モード)と判断した場合は、デバイス側ペアリングID用メモリ8にデバイス側ペアリングIDが記憶されているかどうかを判断する(S20bc)。
デバイス側近距離無線通信部2は、ステップS20bcでデバイス側ペアリングIDがデバイス側ペアリングID用メモリ8に記憶されていないと判断した場合は、デバイス側モード種DMiをデバイス側ペアリングID初期設定準備モードにする(S20bd)。
そして、予め記憶されているヘルスデバイス1のデバイス識別コードであるデバイス側MACアドレスとデバイス側モード種DMiとを含む第1デバイス識別情報DNJiを生成してこれをデバイス側送信用チャネルに出力する(S20be)。
この第1デバイス識別情報DNJi(図2(b)参照)をデバイス側送信情報DJiとしてBLuetooth(登録商標)の通信規格でゲート機器10に送信する(S20bf)。
他方、ゲート機器10のゲート側近距離無線通信部104は、図7に示すように、デバイス側送信情報DJiを受信してゲート側受信用メモリ115に記憶する(S20ad)。
そして、ゲート側ペアリング初期設定部101がゲート側受信用メモリ115に記憶されたデバイス側送信情報DJiのデバイス側モード種DMiを読み込む(S20ae)。
そして、ゲート側ペアリング初期設定部101がゲート側受信用メモリ115に記憶されたデバイス側送信情報DJiのデバイス側モード種DMiを読み込む(S20ae)。
次に、ゲート側ペアリング初期設定部101は、デバイス側モード種DMiがデバイス側初期設定完了モード(第2デバイス識別情報DPJi)かどうかを判断する(S20af)。
ステップS20afでデバイス側初期設定完了モード(第2デバイス識別情報DPJi)ではないと判断した場合は、デバイス側モード種DMiがゲート側ペアリング初期設定準備モード(第1デバイス識別情報DNJi)を示しているかどうかを判断する(S20ag)。
次に、ゲート側ペアリング初期設定部101は、ゲート側ペアリング初期設定準備モード(第1デバイス識別情報DNJi)と判断した場合は、このデバイス側送信情報DJiに含まれているデバイス側MACアドレスと受信時刻(GMti)と予め記憶されているゲート側MACアドレスとをゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a))として生成する(S20ah)。
そして、生成したゲート側ペアリングID情報GPJiを、ステップS9でペアリングID数自動調整部102から出力された第1ペアリングID管理テーブル状況情報GAJiに含まれているゲート側第1ペアリングID管理テーブル110の空きレコードのアドレスに記憶する(S20ai)。
そして、ゲート側ペアリングID初期設定完了と判断し、このレコードに記憶されたゲート側ペアリングID情報GPJi(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス)をゲート側送信用チャネルに記憶して処理をステップS20adに戻す(S20aj)。このとき、ゲート側モード種GMiをデバイス側ペアリングID初期設定開始モードにする。
すなわち、ゲート側ペアリング初期設定部101は、ゲート側近距離無線通信部104がステップS20acでこのゲート側ペアリングID情報GPJi(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス)をゲート側送信情報GJiとして送信することになる。
一方、ステップS20acでヘルスデバイス1に送信されたゲート側送信情報GJi(ゲート側ペアリングID情報GPJi)は、デバイス側近距離無線通信部2によって受信される。
そして、図7に示すように、ステップS20bbで、デバイス側近距離無線通信部2はゲート側送信情報GJiに含まれているゲート側モード種GMiは、デバイス確認モードを含むデバイス存在確認情報GDJiではないと判断される。
ゲート側ペアリング初期設定部101は、ステップS20bbでゲート側送信情報GJiがデバイス確認モードを示すデバイス存在確認情報GDJiではないと判断した場合は、ゲート側送信情報GJiに含まれているゲート側モード種GMiがデバイス側ペアリングID初期設定開始モードを示すゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a)参照)であるかどうかを判断する(S20bh)。
ステップS20bhでゲート側送信情報GJiがデバイス側ペアリングID初期設定開始モード(ゲート側ペアリングID情報GPJi)であると判断した場合は、このゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a))に含まれているデバイス側MACアドレスとゲート側MACアドレスとをデバイス側ペアリングIDとしてデバイス側ペアリングID用メモリ8に記憶する(S20bhh)。
そして、このデバイス側ペアリングIDとデバイス側ペアリング初期設定完了モードを示すデバイス側モード種DMiを含む第2デバイス識別情報DPJi(図2(d))を生成してデバイス側送信用チャネルに出力する(S20bi)。これによって、デバイス側近距離無線通信部2が送信処理(S20bg)によって第2デバイス識別情報DPJiをデバイス側送信情報DJiとして送信する(S20bf)。
他方、ゲート機器10のゲート側近距離無線通信部104は、デバイス側送信情報DJi(第2デバイス識別情報DPJi(ゲート側ペアリングID))を受信しステップS20adでこれをゲート側受信用メモリ115に記憶する。
ゲート側ペアリング初期設定部101がステップS20afでゲート側受信用メモリ115に記憶されたデバイス側送信情報DJiが第2デバイス識別情報DPJi(デバイス側モード種DMi:デバイス側初期設定完了モード)であると判断することになる。
ステップS20afでデバイス側モード種DMiがデバイス側初期設定完了モードとした第2デバイス識別情報DPJi(図2(d)参照)を示している場合は、この第2デバイス識別情報DPJiをゲート側第1ペアリングID管理テーブル110の空きレコードのアドレスに記憶したゲート側ペアリングID情報GPJiに関連付けて記憶する(S20am)。そして、ゲート側でペアリング初期設定完了と判断する(S20ap)。
次に、ゲート側ペアリング初期設定部101は、ペアリング初期設定完了と判断する毎に、ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110に記憶されたゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a))を読み込み、これに含まれているデバイス側MACアドレスをデバイス個人情報作成部103に出力して起動する(S20aq)。
上記のステップS20ad〜ステップS20aqまでの処理が、ゲート側ペアリング初期設定処理(S20a)である。
また、ステップS20baからステップS20bgまでの処理が、デバイス側ペアリング初期設定処理(S20b)である。
次に、図8に示すように、デバイス個人情報作成部103は、ゲート側ペアリング初期設定部101からのゲート側第1ペアリングID管理テーブル110のメモリアドレスのレコードに記憶されているゲート側ペアリングID情報GPJiを読み込んで、デバイス毎個人情報GDCJiを生成する(S31)。そして、これをメモリ113に記憶する(S32)。
このデバイス毎個人情報GDCJiの生成処理について以下に説明する。
デバイス個人情報作成部103は起動に伴って図4(a)に示すように、表示画面10aにデバイス使用者識別入力画面GSaiを表示する。
デバイス使用者識別入力画面GSaiは、図4(a)に示すように、ペアリング時デバイス情報表示欄GDPiと、使用者連絡情報入力欄GCi等からなる。
ペアリング時デバイス情報表示欄GDPiは、サービス開始時刻表示欄GDPaiと、デバイス側MACアドレス表示欄GDPbiとからなる。このサービス開始時刻表示欄GDPaiとデバイス側MACアドレス表示欄GDPbiとを総称してペアリング時デバイス情報表示欄GDPiと称する。
前述の使用者連絡情報入力欄GCiは、氏名情報入力欄GCaiとメールアドレス入力欄GCbiと電話番号入力欄GCci等からなる。また、デバイス使用者識別入力画面GSaiには、テンキー、次ボタンが表示される。
そして、デバイス個人情報作成部103は、ゲート側ペアリング初期設定部101から出力されたゲート側第1ペアリングID管理テーブル110のメモリアドレスのゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a))を読み込む。
このゲート側ペアリングID情報GPJiに含まれている第1デバイス識別情報受信時刻GMti(2016年3月10日9時10分10秒)をサービス開始時刻表示欄GDPaiに表示する。
また、このゲート側ペアリングID情報GPJi(図3(a))に含まれているデバイス側MACアドレス(例えばAX214B1)をデバイス側MACアドレス表示欄GDPbiに表示する。従って、デバイス側MACアドレス表示欄GDPbiによってヘルスデバイス1のデバイス側MACアドレスをデバイス使用者DCiが容易に知ることができる。
また、氏名情報入力欄GCaiは、スクロールキー又はテンキーボタン(英文字、記号、符号を含む)を操作して、性別、年齢、地域、部署名等を入力することができる。
メールアドレス入力欄GCbiのメールアドレス及び電話番号入力欄GCciの電話番号はテンキーボタンを操作して入力する。この氏名情報入力欄GCaiに入力された情報をデバイス使用者決定会社用氏名情報GCaJiと称する。
これらの入力欄に入力された情報を総称してデバイス使用者識別情報GACJiという(図4(a))。
そして、デバイス個人情報作成部103は、デバイス使用者識別入力画面GSaiの「次ボタン」の選択で図4(b)に示すデバイス使用者会社側閲覧許可項目画面GSbiを表示する。この「次ボタン」の選択で、デバイス使用者識別情報GACJiを図示しないメモリに記憶する。
デバイス側生体検出情報DSHJiというのは個人情報であり、会社に見せたくないものもある。
このため、デバイス使用者DCiがデバイス使用者会社側閲覧許可項目画面GSbiによって会社側に閲覧を許可する項目(以下デバイス使用者決定会社用閲覧許可項目GBaという)と会社側の閲覧期間単位(以下デバイス使用者決定会社用閲覧期間GBbという)を決める。
このデバイス使用者決定会社用閲覧許可項目GBaとデバイス使用者決定会社用閲覧期間GBbとを総称してデバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJiと称する。
また、デバイス使用者会社側閲覧許可項目画面GSbiは、図4(b)に示すように、デバイス使用者決定会社閲覧許可項目入力欄GBaiと、デバイス使用者決定会社閲覧期間入力欄GBbi等からなる。
デバイス使用者決定会社閲覧許可項目入力欄GBaiには、「睡眠」、「血圧」、「脈拍」、「血糖」、・・「全て」、「氏名」等の項目ボタンが表示される。これらの項目ボタンの内で選択された項目ボタン(1個又は複数)の項目をデバイス使用者決定会社用閲覧許可項目GBaと称している。
デバイス使用者決定会社閲覧期間入力欄GBbiは、スクロールキーを操作することによって期間を変更できる。例えば、休日のデバイス側生体検出情報DSHJiを見ることを許可することもできる。これらの中から選択された期間をデバイス使用者決定会社用閲覧期間GBbと称している。つまり、デバイス使用者決定会社用閲覧期間GBbとは、現時点から1日前、1週間前・・・1か月前・・・の期間である。また、氏名等がわかる情報である。
この図4(b)の各々の各入力欄に入力した決定した情報(デバイス使用者決定会社用閲覧許可項目GBaとデバイス使用者決定会社用閲覧期間GBb)をデバイス使用者決定会社用許可項目情報GBJiと称している。
つまり、デバイス使用者決定会社用許可項目情報GBJiは、デバイス使用者決定会社用閲覧許可項目GBaをデバイス使用者決定会社用閲覧期間GBbの単位で上司に閲覧することをデバイス使用者DCiが許可したことを示す情報である。
そして、デバイス使用者会社側閲覧許可項目画面GSbiにおいて「次ボタン」が選択された場合は、デバイス個人情報作成部103は、図5(a)に示すデバイス使用者センタ側閲覧許可項目画面GSCiを表示する。
この「次ボタン」の選択時にはデバイス使用者決定会社用許可項目情報GBJiをデバイス使用者識別情報GACJiに関連付けて図示しないメモリに記憶する。このデバイス使用者決定会社用許可項目情報GBJiとデバイス使用者識別情報GACJiとの組をデバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJiと称する。
また、デバイス使用者センタ側閲覧許可項目画面GSCiは、デバイス側生体検出情報DSHJiというのは個人情報であり、サービスセンタは会社とは別組織である。このため、デバイス使用者DCiがサービスセンタで見られる項目(以下デバイス使用者決定センタ用閲覧許可項目GCSEaという)を決定するための画面である。
デバイス使用者センタ側閲覧許可項目画面GSCiは、図5(a)に示すように、デバイス使用者センタ側閲覧許可項目入力欄GCSEaiと、センタ側許可閲覧許可入力欄GCSEbiと、センタ側許可閲覧氏名情報入力欄GCSEci等からなる。
デバイス使用者センタ側閲覧許可項目入力欄GCSEaiは、「睡眠」、「血圧」、「脈拍」、「血糖」、・・「全て」等の項目ボタンからなる。これらの項目ボタンで選択された項目(一個又は複数)をデバイス使用者決定センタ用閲覧許可項目GCSEaと称している。
センタ側許可閲覧許可入力欄GCSEbiは、スクロールキーを操作することによって閲覧を許可する閲覧期間(以下デバイス使用者決定センタ用閲覧期間GCSEbという)を変更できる。例えば、1週間、・・・1か月、・・1年又は2年以上と変更できる。さらに、休日「OK」、「NG」を入力できる。これらの中から選択された期間をデバイス使用者決定センタ用閲覧期間GCSEbと称している。
つまり、デバイス使用者決定センタ用閲覧期間GCSEbは、現時点から1週間、・・・1か月、・・1年又は2年以上にわたって、デバイス使用者DCiがデバイス側生体検出情報DSHJiをセンタ側に登録して閲覧を許可することを意味する。
また、センタ側許可閲覧氏名情報入力欄GCSEciは、図5(a)に示すように、図示しないスクロールキー又はテンキーボタン(英文字、記号、符号を含む)を操作して、性別、年齢、地域、部署名、メールアドレス及び電話番号等を入力することができる。
このセンタ側許可閲覧氏名情報入力欄GCSEciに入力された情報をデバイス使用者決定センタ用氏名情報GCSEcJiと称する。
そして、デバイス使用者決定センタ用閲覧許可項目GCSEaとデバイス使用者決定センタ用閲覧期間GCSEbとデバイス使用者決定センタ用氏名情報GCSEcJiとを総称してデバイス使用者決定センタ側閲覧許可項目情報GCSJiと称する。
つまり、デバイス使用者決定センタ側閲覧許可項目情報GCSJiは、デバイス使用者DCiが許可したセンタ側で閲覧できる項目、期間であり、かつ性別、地域、年齢等がわかる情報である。
そして、デバイス使用者センタ側閲覧許可項目画面GSCiにおいて「完了ボタン」が選択された場合は、図5(b)に示すように、確認画面を表示する。
この「完了ボタン」の選択でデバイス使用者決定センタ側閲覧許可項目情報GCSJiを図示しないメモリに記憶する。
この確認画面は、デバイス使用者会社側閲覧許可項目確認画面GDSiと、デバイス使用者センタ側利用許可確認画面GKSi(図示せず)とからなる。
デバイス使用者会社側閲覧許可項目確認画面GDSi(図5(b))は、デバイス使用者識別情報GACJiの第1デバイス識別情報受信時刻GMtiとデバイス側MACアドレスと、デバイス使用者決定センタ用氏名情報GCSEcJi(性別、年齢、氏名・・)と、メールアドレスと、TELと、デバイス使用者決定会社用許可項目情報GBJiのデバイス使用者決定会社用閲覧許可項目GBaと、デバイス使用者決定会社用閲覧期間GBb等からなる。
また、デバイス使用者センタ側利用許可確認画面GKSi(図示せず)は、デバイス使用者識別情報GACJiの第1デバイス識別情報受信時刻GMtiと、デバイス側MACアドレスと、デバイス使用者決定センタ側閲覧許可項目情報GCSJi(睡眠、氏名、1か月、男性、神奈川・・、氏名)とからなる。
そして、デバイス個人情報作成部103は、デバイス使用者会社側閲覧許可項目確認画面GDSiにおける「確認ボタン」の選択で、メモリに記憶しているデバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJi(デバイス使用者決定会社用許可項目情報GBJi、デバイス使用者識別情報GACJi)をメモリ118に記憶する。
また、デバイス使用者センタ側利用許可確認画面GKSi(図示せず)の「確認ボタン」の選択に伴って、デバイス使用者識別情報GACJiとデバイス使用者決定センタ側閲覧許可項目情報GCSJiとの組をデバイス使用者センタ側利用許可確認情報GKJiとしてメモリ118に記憶する。
このデバイス使用者センタ側利用許可確認情報GKJi(図12(b)参照)とデバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJi(図12(a)参照)とを総称してデバイス毎個人情報GDCJi(図12参照)と称している。
そして、デバイス個人情報作成部103は、図8に示すように、デバイス毎個人情報GDCJiのメモリ118の記憶に伴ってゲート側転送部107及びゲート側ペアリング初期設定部101に対してデバイス毎個人情報GDCJiの記憶が完了したことを示すコマンド(デバイス毎個人情報記憶完了コマンドGOKJi)を出力する(S33)。
このとき、デバイス個人情報作成部103は、個人情報の設定が完了したことをメッセージ表示すると共に、音声で伝える。
そして、ゲート側転送部107は、デバイス毎個人情報記憶完了コマンドGOKJiの入力に伴って、メモリ118のデバイス毎個人情報GDCJiをインターネット網40によってセンタサーバ30に送信する(S33a)。
センタサーバ30は、デバイス毎個人情報GDCJi(デバイス使用者センタ側利用許可確認情報GKJi、デバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJi)を受信してこれをメモリ360に記憶する(S33b)。
ここまでの処理がペアリング初期設定時における個人閲覧許可情報の設定処理である。
この個人情報の設定が完了したことを知らせるメッセージ表示、音声によってデバイス使用者DCiはペアリング初期設定が完了したことを知るので、ドアを開けて室内に入っていく。
一方、ゲート側ペアリング初期設定部101は、デバイス個人情報作成部103からデバイス毎個人情報記憶完了コマンドGOKJiの入力があるかどうかを監視している(S34)。
ゲート側ペアリング初期設定部101は、デバイス個人情報作成部103からのデバイス毎個人情報記憶完了コマンドGOKJiの入力に伴って、ゲート側ペアリングID情報GPJiのゲート側ペアリングIDと生体検出指示フラグとを含む生体情報収集開始コマンドGCPi(図2(f)参照)をゲート側生体検出情報収集部106に出力する(S36)。
次に、ゲート側生体検出情報収集部106は、生体情報収集開始コマンドGCPiの入力に伴って、これに含まれているゲート側ペアリングIDと生体情報要求モードとしたゲート側モード種GMiを含むゲート側生体情報要求情報GPYJiを生成し、これをゲート側近距離無線通信部104のゲート側送信用チャネルに記憶して処理を図7のステップS20acに戻す(S37)。
これによって、ゲート側近距離無線通信部104からゲート側モード種GMiが生体情報要求モードとしたゲート側送信情報GJi(ゲート側生体情報要求情報GPYJi)がBLuetoothの通信規格で送信される。
一方、ヘルスデバイス1のデバイス側近距離無線通信部2は、ゲート側送信情報GJiを受信し、ステップS20bhでゲート側モード種GMiがデバイス側ペアリングID初期設定開始モード(ゲート側ペアリングID情報GPJi)ではないと判断される。
デバイス側ペアリングID初期設定開始モード(ゲート側ペアリングID情報GPJi)ではないと判断した場合は、図9に示すように、ゲート側モード種GMiが生体情報要求モード(ゲート側生体情報要求情報GPYJi)かどうかを判断する(S41)。
ステップS41において、生体情報要求モード(ゲート側生体情報要求情報GPYJi)と判断した場合は、このゲート側生体情報要求情報GPYJiに含まれているゲート側ペアリングIDが、デバイス側ペアリングID用メモリ8に記憶されているデバイス側ペアリングIDに一致するかどうかを判断する(S42)。
一致する場合は、デバイス側送信指示部3を起動する。デバイス側送信指示部3は、起動される毎に、ゲート側送信情報GJiの受信レベルが一定以上の場合に、デバイス側データ収集用メモリ4に記憶されているデバイス側生体検出情報DSHJi(図2(e)参照)を検出時刻が古い順に読み込みデバイス側送信用チャネルに出力する(S43)。これによってデバイス側データ収集用メモリ4のメモリ容量が軽くなる。このとき、デバイス側モード種DMiは、デバイス側生体情報モードにする。
従って、図7のステップS20bgによってデバイス側生体検出情報DSHJi(デバイス側生体情報モード)がデバイス側送信情報DJiとしてBLuetoothの通信規格で送信されることになる。
また、デバイス側近距離無線通信部2が不一致と判断した場合は、デバイス側受信用メモリに記憶したゲート側送信情報GJi(ゲート側生体情報要求情報GPYJi)を削除して図7に示すステップS20baに処理を移す(S44)。
他方、ゲート機器10のゲート側近距離無線通信部104は、図7に示すように、デバイス側送信情報DJi(デバイス側生体検出情報DSHJi)を受信してステップS20adでゲート側受信用メモリ115に記憶し、ステップS20afを介して、ステップS20agでデバイス側送信情報DJiに含まれているゲート側モード種GMiがゲート側ペアリング初期設定準備モード(第1デバイス識別情報DNJi)ではないと判定される。
ゲート側生体検出情報収集部106はステップS20agでゲート側ペアリング初期設定準備モード(第1デバイス識別情報DNJi)ではないと判定された場合は、図9に示すように、デバイス側送信情報DJiに含まれているデバイス側モード種DMiがデバイス側生体情報モード(デバイス側生体検出情報DSHJi)かどうかを判定する(S45)。
このデバイス側生体検出情報DSHJiは、図2(e)に示すように、デバイス側ペアリングID(デバイス側MACアドレスとゲート側MACアドレス)と加速度と温度と心拍数と脈拍数と・・・検出時刻Dti等からなる。このデバイス側MACアドレスとゲート側MACアドレスと検出時刻Dtiとを総称してデバイス側生体情報管理情報DFJiと称している。
ゲート側生体検出情報収集部106は、デバイス側生体情報モード(デバイス側生体検出情報DSHJi)である場合は、ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110(初期設定用)を引き当てる(S46)。
そして、この第1のペアリングID管理テーブル110にこのデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側ペアリングIDと一致するゲート側ペアリングIDを有するゲート側ペアリングID情報GPJiが存在するかどうかを判断する(S47)。存在する場合は、生体情報収集を仮許可する(S48)。
また、ゲート側生体検出情報収集部106は第1のペアリングID管理テーブル110にデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側ペアリングIDと一致するゲート側ペアリングIDを有するゲート側ペアリングID情報GPJiが存在しないと判断した場合は、ゲート側第2ペアリングID管理テーブル112を引き当てる(S49)。
そして、ゲート側生体検出情報収集部106はこのゲート側第2ペアリングID管理テーブル112にデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側ペアリングIDと一致するゲート側ペアリングIDを有するゲート側ペアリングID情報GPJiが存在すると判断した場合は、ステップS48に処理を戻して生体情報収集を仮許可する(S50)。
また、ゲート側生体検出情報収集部106は、ステップS50でゲート側第2ペアリングID管理テーブル112にデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側ペアリングIDと一致するゲート側ペアリングIDを有するゲート側ペアリングID情報GPJiが存在しないと判断した場合は、ゲート側受信用メモリに記憶されたデバイス側生体検出情報DSHJiを消去して処理を図7に示すステップS20acに戻す(S52)。
そして、ステップS47で生体情報収集の仮許可と判断した場合は、生体検出情報管理情報記憶用メモリ130を引き当てる(S55)。
そして、この生体検出情報管理情報記憶用メモリ130に、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側生体情報管理情報DFJi(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス、検出時刻Dti)に一致するゲート側生体情報管理情報GFJiが存在するかどうかを判定する(S56)。
一致するゲート側生体情報管理情報GFJiが生体検出情報管理情報記憶用メモリ130に存在すると判定した場合は、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側生体情報管理情報DFJiの検出時刻Dtiと生体検出情報管理情報記憶用メモリ130における一致するゲート側生体情報管理情報GFJiの検出時刻Gtiとを比較する(S57)。
そして、図10に示すように、検出時刻Dtiと検出時刻Gtiとの差が例えば30分以上かどうかを判定する(S61)。
30分以上と判断した場合は、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiを削除して(S62)、生体検出情報管理情報記憶用メモリ130からこのデバイス側生体検出情報DSHJiのゲート側生体情報管理情報GFJiを削除して処理を図9のステップS45に戻す(S63)。
すなわち、常時、デバイス側生体検出情報DSHJiがセンタサーバ30に送信されないのでゲート機器10を設置している会社側はパケット代金を低減できる。
また、ステップS61において、差が30分以下と判定した場合は、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiを収集すると判断する(S64)。
そして、このデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側生体情報管理情報DFJiをゲート側生体情報管理情報GFJiとして生体検出情報管理情報記憶用メモリ130に記憶する(S65)。
次に、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiをゲート側転送部107によってゲート側センタ通知情報GHJiとしてセンタサーバ30にインターネット網40で送信する(S66)。
センタサーバ30はゲート側センタ通知情報GHJiであるデバイス側生体検出情報DSHJiを受信し、これをメモリに記憶する(S67)。
すなわち、デバイス使用者DCiがヘルスデバイス1のデバイス側生体検出情報DSHJiをデバイス使用者DCiのスマートフォンを介さないで社内のゲート機器10の通過時に自動送信されている。このため、デバイス使用者DCiに対するパケット料の負担がない。
<実施の形態2>
実施の形態2において、生体情報閲覧者端末90は、上司端末60と、健康管理センタ端末70とを一例として説明する。また、実施の形態2においてはデバイス使用者DCiを部下名と称する。
実施の形態2において、生体情報閲覧者端末90は、上司端末60と、健康管理センタ端末70とを一例として説明する。また、実施の形態2においてはデバイス使用者DCiを部下名と称する。
実施の形態2はセンタサーバ30の構成を示して説明する。図11はセンタサーバ30の概略構成図である。センタサーバ30は、使用者許可項目情報受信部310と、センタ側生体情報受信部320と、許可項目読込部330と、要求項目判定部340と、生体情報解析部350と、デバイス使用者通知部370等を備えている。
使用者許可項目情報受信部310は、ゲート機器10からデバイス毎個人情報GDCJi(図5(b)参照)を受信してメモリ360に記憶する。このメモリ360に記憶されるデバイス毎個人情報GDCJiは、デバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJiと、デバイス使用者センタ側利用許可確認情報GKJiとからなる(図12参照)。
デバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJiは、図12(a)に示すように、第1デバイス識別情報受信時刻GMtiとデバイス側MACアドレスとデバイス使用者決定会社用氏名情報GCaJi(性別、年齢、地域、氏名・・)とメールアドレスと電話番号とデバイス使用者決定会社用閲覧許可項目GBa(例えば睡眠)、デバイス使用者決定会社用閲覧期間GBb(1週間前、休日NG)等からなる。
また、デバイス使用者センタ側利用許可確認情報GKJiは、図12(b)に示すように、第1デバイス識別情報受信時刻GMtiとデバイス側MACアドレスとゲート側MACアドレスとデバイス使用者決定センタ用氏名情報GCSEcJi(性別、年齢、地域、氏名)とメールアドレスと電話番号とデバイス使用者決定センタ側閲覧許可項目情報GCSJi(睡眠、体脂肪率)とデバイス使用者決定センタ用閲覧期間GCSEb(例えば1か月)とゲート側MACアドレス)とからなる。
センタ側生体情報受信部320は、ゲート機器10からデバイス側生体検出情報DSHJi(図2(e)参照)を受信してメモリ390に記憶する。
許可項目読込部330は、社内サーバ20を介して生体情報閲覧者端末90(上司端末60又は健康管理センタ端末70)からの社員コード情報SJi(図3(c)参照)を受信する。
上司の社員コード情報SJiは上司用社員コード情報SUSJiと称し、健康管理センタの社員の社員コード情報SJiは健康管理センタ用社員コード情報SHSJiと称する。
そして、この社員コード情報SJi(SUSJi又はSHSJi)に関連付けられている管理センタ側決定閲覧許可項目情報KEJiをメモリ395から読み込む。
この管理センタ側決定閲覧許可項目情報KEJiは、予め健康管理センタ端末70によって記憶されている。
前述の管理センタ側決定閲覧許可項目情報KEJiは、図13に示すように、管理センタ側決定上司用閲覧許可項目情報SUKEJi(図13(a))と、管理センタ用閲覧許可項目情報SHKEJi(図13(b))とからなる。
管理センタ側決定上司用閲覧許可項目情報SUKEJiは、例えば、図13(a)に示すように、A部署の上司UAには、上司用閲覧期間(1日、3日、一週間、1か月)と部下名とが関連付けられている。
例えば、上司UAの上司用閲覧期間は、1日、3日、一週間、1か月と関連付けられ、部下名は、a〜h(閲覧可能部下グループともいう)であり、各々の部下には閲覧項目が関連付られている。例えば部下a〜hには睡眠が関連付けられている。つまり、上司UAは部下a〜hの睡眠を閲覧することを健康管理センタが許可している。
また、上司UBには、部下j〜pが関連付けられ、部下j〜pには閲覧項目が関連付られている。例えば部下j〜pには睡眠と体脂肪率が関連付けられている。つまり、上司UBは部下j〜pの睡眠と体脂肪率を閲覧することを健康管理センタが許可している。
管理センタ用閲覧許可項目情報SHKEJiは、図13(b)に示すように、例えば部署名は全部、期間は任意、項目は全部となっている。すなわち、全ての社員の項目を任意の期間に渡って閲覧できる。
そして、許可項目読込部330は、社内サーバ20を介して生体情報閲覧者端末90(デバイス使用者端末50、上司端末60、健康管理センタ端末70)から社員コード情報SJi(SUSJi又はSHSJi)を受信する。
そして、この社員コード情報SJi(SUSJi又はSHSJi)に含まれている社員コードSmiに該当する管理センタ側決定閲覧許可項目情報KEJi(管理センタ側決定上司用閲覧許可項目情報SUKEJi又は管理センタ用閲覧許可項目情報SHKEJi)をメモリ395から引き当てる。
そして、この管理センタ側決定閲覧許可項目情報KEJiに基づいた閲覧項目入力画面用情報KKEJi(図14参照)を生成し、生体情報閲覧者端末90及び要求項目判定部340に送信する。
上司用閲覧項目入力画面用情報KSUYEJiは、図14(a)に示すように、端末アドレス(A1)と、会社名(○○)と部署(○○)と要求者名(上司UA)と部下(a〜h)と項目(睡眠)と期間(1日、三日、一週間、1か月)等である。
また、管理センタ閲覧項目入力画面用情報KSHYEJiは、図14(b)に示すように、健康管理センタ端末アドレス、会社名、健康管理センタ名、要求者名(健康管理センタ担当者名)、選択した社員名(部署単位又は全部)、項目(例えば睡眠、体脂肪率)、期間(1年前から本日まで)となっている。
要求項目判定部340は、許可項目読込部330からの閲覧項目入力画面用情報KKEJi(図14参照)を一時記憶する。
そして、この閲覧項目入力画面用情報KKEJi(図14参照)に対する閲覧者閲覧要求項目入力情報SYJiである上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJi(図15(a)参照)又は管理センタ用閲覧要求項目入力情報SHKEJi(図15(b)参照)を受信して記憶する。
そして、閲覧者閲覧要求項目入力情報SYJiが上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJi(図15(a))又は管理センタ閲覧項目入力画面情報SHKEJi(図15(b))を示しているかどうかを判断する。実施の形態では、上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJiとして説明する。
上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJiと判断した場合は、この上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJiに含まれている全ての部下名を読み込み、これらの部下名のデバイス側MACアドレスを有するデバイス毎個人情報GDCJi(図12参照)をメモリ360から順次読み込む。
つまり、上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJiに含まれているデバイス側MACアドレスを有するデバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJi(図12(a)参照)を読み込む。
そして、このデバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJi(図12(a)参照)毎に、これに含まれているデバイス使用者決定会社用閲覧許可項目GBa(睡眠)とデバイス使用者決定会社用閲覧期間GBb(1週間)とデバイス使用者決定会社用氏名情報GCaJi(性別、年齢、地域、氏名・・)の氏名(部下:デバイス使用者)とをデバイス使用者毎決定許可項目情報DVJi(図16(a)参照)として読み込む。
そして、受信した上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJi(図15(a))に含まれている部下(デバイス使用者名)毎に、要求項目(睡眠)と期間(1週間)とを関連付けた図16(b)に示す社員毎閲覧項目入力画面情報CSKYEJiを生成する。
この社員毎閲覧項目入力画面情報CSKYEJiとを比較し、一致しているかどうかを判定する。
一致している場合は、社員毎閲覧項目入力画面情報CSKYEJi(図16(b)参照)に一致フラグを付加した図16(c)に示す社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJiをメモリ396に記憶する処理を行う。
そして、メモリ396の全ての社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図15(c)参照)のメモリアドレスを順次、生体情報解析部350に出力する。
また、不一致の場合は、不一致となった情報(睡眠又は1週間)を示すフラグと要求者名と端末アドレスとを付加した図16(d)に示す社員毎閲覧項目入力画面情報不一致情報NCSKYEJi又はデバイス使用者決定会社用閲覧期間GBbを生成して、これをメモリ397に記憶する処理を行う。
そして、全ての社員毎閲覧項目入力画面情報CSKYEJi(図16(b)参照)と全てのデバイス使用者毎決定許可項目情報DVJi(図16(a)参照)との比較が終了したときデバイス使用者通知部370を起動する。なお、管理センタ閲覧項目入力画面情報SHKEJiの場合は、上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJiを受信した場合と同様な処理である。
デバイス使用者通知部370は、メモリ397の社員毎閲覧項目入力画面情報不一致情報NCSKYEJi(図16(d)参照)を順次読み出す。そして、これに含まれている端末アドレスの要求者名に対して何が不一致であるかを知らせるメッセージを含む図16(e)に示す使用者許可会社側不一致情報NKCSKYEJiを社内サーバ20に送信する。
例えば、「要求された○○はデバイス使用者が許可していません。デバイス使用者に相談して下さい」というメッセージを作成する。
生体情報解析部350は、要求項目判定部340からのメモリ396の社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図16(c)参照)のメモリアドレスが入力する毎に、このメモリアドレスの社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図16(c)参照)を読み込む。
そして、この社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図16(c)参照)に含まれているデバイス使用者名(デバイス側MACアドレス)を有するデバイス側生体検出情報DSHJi(図2(e)参照)をメモリ390から読み込む。
そして、このデバイス側生体検出情報DSHJi(図2(e))を社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図16(c))に含まれている要求項目(睡眠)で期間(1週間)に渡って解析する。
そして、この解析結果(グラフ)に社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJiに含まれているデバイス使用者名(デバイス側MACアドレス)と、要求項目(睡眠)と、期間(1週間)と、端末アドレスと、要求者名と解析結果(グラフ)とからなる図16(f)に示す解析結果情報KRJiとしてインターネット網40、社内サーバ20を介して上司端末60に送信する。
(実施の形態2のシーケンス)
図17〜図19は実施の形態2を説明するシーケンス図である。但し、使用者許可項目情報受信部310が、ゲート機器10からデバイス毎個人情報GDCJi(図5(b)参照)を受信してメモリ360に記憶しているとする。
図17〜図19は実施の形態2を説明するシーケンス図である。但し、使用者許可項目情報受信部310が、ゲート機器10からデバイス毎個人情報GDCJi(図5(b)参照)を受信してメモリ360に記憶しているとする。
このメモリ360に記憶されるデバイス毎個人情報GDCJiは、図12(a)に示すデバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJiと、デバイス使用者センタ側利用許可確認情報GKJiとからなる。
デバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJiは、図12(a)に示すように、第1デバイス識別情報受信時刻GMtiとデバイス側MACアドレスとゲート側MACアドレスとデバイス使用者決定会社用氏名情報GCaJi(性別、年齢、地域、氏名)とメールアドレスと電話番号とデバイス使用者決定会社用閲覧許可項目GBa(例えば睡眠)、デバイス使用者決定会社用閲覧期間GBb(1週間前、休日NG)等からなる。
また、デバイス使用者センタ側利用許可確認情報GKJiは、図12(b)に示すように、第1デバイス識別情報受信時刻GMtiとデバイス側MACアドレスとゲート側MACアドレスとデバイス使用者決定センタ用氏名情報GCSEcJi(性別、年齢、地域、氏名)とメールアドレスと電話番号とデバイス使用者決定センタ側閲覧許可項目情報GCSJi(睡眠、体脂肪率)とデバイス使用者決定センタ用閲覧期間GCSEb(例えば1か月)とゲート側MACアドレス)とからなる。
さらに、センタ側生体情報受信部320が、ゲート機器10からデバイス側生体検出情報DSHJi(ペアリングID、検出時刻、生体情報の種類、心拍、加速度等を含む:図2(e))を受信してメモリ390に記憶しているとする。
この状態で、図17に示すように、センタサーバ30と上司端末60と健康管理センタ端末70)とが通信を行って生体情報解析結果取得用アプリを取得してダウンロードしている(S61、S62)。
上司端末60は、図示しない生体情報解析結果取得用画面に入力された上司の社員コードSmi(デバイス側MACアドレスでもよい)、会社コード(ゲート側MACアドレスでも構わない)を読み込み、これに送信時刻、端末アドレスを付加した上司用社員コード情報SUSJi(図3(c)参照)を生成して社内サーバ20を介してセンタサーバ30に送信する(S63)。
センタサーバ30の許可項目読込部330は、この上司用社員コード情報SUSJiを受信し、この上司用社員コード情報SUSJiに関連付けられている管理センタ側決定上司用閲覧許可項目情報SUKEJi(図13(a)参照)をメモリ395から読み込む(S64)。
そして、許可項目読込部330は、管理センタ側決定上司用閲覧許可項目情報SUKEJiに基づいた上司用閲覧項目入力画面用情報KSUYEJi(図14(a)参照)を生成し、上司端末60及び要求項目判定部340に送信する(S65)。
一方、上司端末60は、社内サーバ20を介してセンタサーバ30からの上司用閲覧項目入力画面用情報KSUYEJi(図14(a)参照)を受信し、ブラウザ機能で上司用閲覧項目入力画面用情報KSUYEJi(図14(a)参照)に基づく上司用閲覧許可項目入力画面SUEiを表示する(S66)。
上司用閲覧許可項目入力画面SUEiは、図20に示すように、会社名SKi、社員コードSmiとからなる。この社員コードSmiは、デバイス側MACアドレスであっても構わない。
また、部署名SDmi、部下名欄SBSa、要求項目指定欄SYi、期間指定欄Swi、要求確認ボックスSZKi等からなる。
部下名欄SBSaは部下全部を選択する部下全部ボタンSBSbと、一部の部下を選択する一部ボタンSBscとからなる。
一部ボタンSBscを選択した場合は、隣のダイアログSBSBcのスクロールキーを用いて部下名を選択することが可能である。デバイス使用者の場合は、一部ボタンSBscを選択して隣のダイアログSBSBcのスクロールキーを用いて自分の氏名を選択する。
また、要求項目指定欄SYiの隣のダイアログSYBiを用いて項目(例えば、睡眠、脈拍等)を選択することが可能である。
期間指定欄Swiの隣のダイアログSWBiを用いて閲覧する期間を選択することが可能である。但し、要求項目、期間はデバイス使用者が決定したものだけが例えば黒字で表示し、許可されていないものは例えば赤字で表示する。
そして、これらの、選択された要求項目、期間は、部下名毎に対応させられた要求確認ボックスSZKiに表示する。
そして、上司端末60は、図示しない送信ボタンの選択でこれらのデータを含んだ上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJi(図15(a))を閲覧者閲覧要求項目入力情報SYJiとしてセンタサーバ30に送信する(S68)。
センタサーバ30の要求項目判定部340は、上司端末60からの閲覧者閲覧要求項目入力情報SYJi(上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJi)を受信する(S69)。
そして、要求項目判定部340は、受信した閲覧者閲覧要求項目入力情報SYJiが上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJi(図15(a))又は管理センタ閲覧項目入力画面情報SHKEJi(図15(b)のいずれであるかを判断する(S72)。
ステップS72において、上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJi(図15(a))と判断した場合は、この上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJi(図15(a))に含まれている全ての部下名(デバイス使用者名)を読み込み、これらの部下名(デバイス使用者名)を有するデバイス毎個人情報GDCJi(図5(b)参照)をメモリ360から順次読み込む(S73)。
そして、要求項目判定部340は、このデバイス毎個人情報GDCJi毎に、図16(a)に示すこのデバイス毎個人情報GDCJiのデバイス使用者決定会社用閲覧許可項目GBa(睡眠)とデバイス使用者決定会社用閲覧期間GBb(1週間)と部下名(デバイス使用者名)とをデバイス使用者毎決定許可項目情報DVJi(部下名、デバイス使用者決定会社用閲覧許可項目GBa(睡眠)、デバイス使用者決定会社用閲覧期間GBb(1週間))として生成する(S74)。
そして、要求項目判定部340は受信した上司用閲覧要求項目入力情報SUKEJi(図13(a))に含まれている部下名(デバイス使用者名)毎に、デバイス使用者毎決定許可項目情報DVJiの要求項目(睡眠)と期間(1週間)とを関連付けた図16(b)に示す社員毎閲覧項目入力画面情報CSKYEJiを生成する(S75)。
この社員毎閲覧項目入力画面情報CSKYEJi(デバイス使用者名、要求項目(睡眠)、期間(1週間)、端末アドレス、要求者名)とデバイス使用者毎決定許可項目情報DVJiとを比較し、一致しているかどうかを判定する(S76)。
要求項目判定部340は、一致している場合は、社員毎閲覧項目入力画面情報CSKYEJi(図16(b))に一致フラグを付加した図16(c)に示す社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJiをメモリ396に記憶する処理を行う(S77)。
そして、メモリ396の全ての社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図14(c)参照)のメモリアドレスを順次、生体情報解析部350に出力する(S78)。
また、ステップS76において、社員毎閲覧項目入力画面情報CSKYEJi(図16(c))とデバイス使用者毎決定許可項目情報DVJi(図15(a))とが不一致の場合は、不一致となった情報(睡眠又は1週間)を示すフラグと要求者名と端末アドレスとを付加した図16(d)に示す社員毎閲覧項目入力画面情報不一致情報NCSKYEJi(図16(d))を生成して、これをメモリ397に記憶して処理をステップS72に戻す(S79)。
そして、全ての社員毎閲覧項目入力画面情報CSKYEJi(図16(b))と全てのデバイス使用者毎決定許可項目情報DVJi(図16(a))との比較が終了したときデバイス使用者通知部370を起動する。
デバイス使用者通知部370は、メモリ397の社員毎閲覧項目入力画面情報不一致情報NCSKYEJi(図16(d))を順次読み出して、これに含まれている端末アドレスの要求者名に対して何が不一致であるかを知らせるメッセージを含む図16(e)に示す使用者許可会社側不一致情報NKCSKYEJi(図16(e))を社内サーバ20によって上司端末60に送信する。
例えば、「要求された○○はデバイス使用者が許可していません。デバイス使用者に相談して下さい」というメッセージを作成する。これによって、上司はデバイス使用者である部下に相談して項目を上司が閲覧できるように要求することができる。OKするかどうかは部下が決める。OKとした場合は、改めてペアリング初期設定等を行う。
そして、生体情報解析部350は、図18に示すように、要求項目判定部340からのメモリ396の社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図16(c))のメモリアドレスが入力したかどうかを監視している(S81)。
ステップS81で社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図16(c))のメモリアドレスが入力した場合は、このメモリアドレスの社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図16(c))をメモリ396から読み込む(S82)。
そして、生体情報解析部350は、この社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図16(c))に含まれているデバイス使用者名(デバイス側MACアドレス)を有するデバイス側生体検出情報DSHJi(ペアリングID、検出時刻、生体情報の種類、心拍、加速度等を含む:図2(e))をメモリ390から読み込む(S83)。
そして、このデバイス側生体検出情報DSHJi(ペアリングID、検出時刻、生体情報の種類、心拍、加速度等を含む:図2(e))を社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図16(c))に含まれている要求項目(睡眠)で期間(1週間)に渡って解析する。
そして、この解析結果(グラフ)に社員毎閲覧項目入力画面情報一致情報ECSKYEJi(図16(c))に含まれているデバイス使用者名(デバイス側MACアドレス)と、要求項目(睡眠)と、期間(1週間)と、端末アドレスと、要求者名(上司)と解析結果(グラフ)とからなる図16(f)に示す解析結果情報KRJi(デバイス使用者名、デバイス側MACアドレス、要求項目(睡眠)、期間(1週間)、端末アドレス、要求者名、解析結果(グラフ))を作成する(S84)。そして、これをインターネット網、社内サーバ20を介して上司端末に送信する(S85)。
一方、上司端末は、図16(f)に示す解析結果情報KRJiを受信して、これを画面に表示する(S86)。
例えば、解析結果情報KRJiが1日前の睡眠を要求している場合は、図21に示すように、○部内の各部下(デバイス使用者)毎の前日の睡眠時間を横棒グラフで表示する。図21においては、横棒の開始点は睡眠状態に入ったと判断した点(年月日時刻は表示しない)を示す。
図21においては、前日はAのデバイス使用者が5Hの深い眠り状態で、CBのデバイス使用者が2Hの深い眠りで、Cのデバイス使用者が8Hの深い眠り状態を得たことが分かる。
一方、健康管理センタ端末70は、健康管理センタ端末70の担当者が生体情報解析結果取得用画面(図示せず)に入力された健康管理センタの社員コードSmi(デバイス側MACアドレスでもよい)、会社コード(ゲート側MACアドレスでも構わない)を読み込み、これに送信時刻、端末アドレスを付加した管理センタ側社員コード情報SHJi(図3(c)参照)を生成して社内サーバ20を介してセンタサーバ30にインターネット網40で送信する(S91)。
センタサーバ30の許可項目読込部330は、この管理センタ側社員コード情報SHJi(健康管理センタ用)を受信する。そして、この管理センタ側社員コード情報SHJi(健康管理センタ用)に関連付けられている図15(b)に示す管理センタ用閲覧許可項目情報SHKEJiを読み込み、これを管理センタ側決定閲覧許可項目情報KEJiとしてインターネット網40、社内サーバ20を介して健康管理センタ端末70に送信する(S92)。
この管理センタ用閲覧許可項目情報SHKEJiは、図15(b)に示すように、例えば部署名は全部、期間は任意、項目は全部となっている。すなわち、全ての社員の項目を任意の期間に渡って閲覧できる。
そして、許可項目読込部330は、この管理センタ用閲覧許可項目情報SHKEJiに基づく管理センタ閲覧項目入力画面用情報KSHYEJi(15(b))を健康管理センタ端末70にインターネット網40、社内サーバ20を介して送信すると共に、要求項目判定部340に送信する(S92)。
健康管理センタ端末70は、管理センタ閲覧項目入力画面用情報KSHYEJi(15(b))を受信し、ブラウザ機能でこの管理センタ閲覧項目入力画面用情報KSHYEJi(15(b))に基づく管理センタ側閲覧許可項目入力画面HKEi(図22)を表示する(S93)。
この管理センタ側閲覧許可項目入力画面HKEiは、図22に示すように、会社名SKiと、社員コードSmi(健康管理センタ担当者名)と、部署名SDmi(健康管理センタ)と、部署全部を選択する部署全部選択ボタンSALbiと、部署一部を選択する一部ボタンSEbiと、個別ボタンSObiとからなる。
一部ボタンSEbiの隣には部署を選択するためのダイアログSBEbiが表示される。このダイアログSBEbiのスクロールキーによって、希望の部署を選択できる。また、個別ボタンSOBiの隣には、名前を選択するためのダイアログSObBiが表示されている。このダイアログSObBiのスクロールキーによって、希望の社員名を選択できる。
また、要求項目指定欄SYiが表示され、この要求項目指定欄SYiの下に項目の全部を選択する全部選択ボタンSYaL、一部を選択する一部ボタンSYoLが表示されている。また、一部ボタンSYoLの隣には項目を選択するためのダイアログSYBoLが表示されている。このダイアログSYBoLのスクロールキーによって、希望の項目を選択できる。
また、健康管理センタ閲覧期間SHWiが表示されている。この健康管理センタ閲覧期間SHWiの下に、健康管理センタ閲覧期間SHWiを選択するダイアログSHWBiが表示されている。このダイアログSHWBiのスクロールキーによって、希望の期間を選択できる。また、選択項目決定事項を確認するための確認ボックスSHZKiが表示されている。
そして、図示しない送信ボタンの選択で図15(b)に示す管理センタ用閲覧要求項目入力情報SHKEJiを社内サーバ20、インターネット網40を介してセンタサーバ30に送信する(S93)。
センタサーバ30の要求項目判定部340は、許可項目読込部330からの管理センタ閲覧項目入力画面用情報KSHYEJi(図14(b))を一時記憶している。そして、この管理センタ閲覧項目入力画面用情報KSHYEJi(図14(b))に対する管理センタ閲覧項目入力画面用情報SHYEJi(図15(b))を受信する(S96)。
これによって、ステップS72で、SYJiが管理センタ閲覧項目入力画面用情報SHYEJi(図15(b))であると判定される。
ステップS72で、管理センタ閲覧項目入力画面用情報SHYEJi(図15(b))と判断した場合は、この管理センタ閲覧項目入力画面用情報SHYEJi(図15(b))に含まれている全てのデバイス使用者名を読み込む(S98)。
そして、要求項目判定部340は、これらのデバイス使用者名を有するデバイス毎個人情報GDCJi(図5(b)参照)をメモリ360から順次読み込む(S99)。
そして、このデバイス毎個人情報GDCJi毎に、管理センタ閲覧項目入力画面用情報SHYEJi(図15(b))に含まれている項目とデバイス毎個人情報GDCJiに含まれているデバイス使用者名、端末アドレス等を生体情報解析部350に出力する(S100)。
生体情報解析部350は、管理センタ閲覧項目入力画面用情報SHYEJi(図15(b))に含まれている項目に該当するデバイス側生体検出情報DSHJi(ペアリングID、検出時刻、生体情報の種類、心拍、加速度等を含む:図2(e))をメモリ390から読み込み、この項目で期間(1週間)に渡って解析する(S101)。そして、この解析結果情報KRJi(グラフ)をインターネット網40、社内サーバ20を介して健康管理センタ端末70に送信する(S102)。
一方、健康管理センタ端末70は、解析結果情報KRJi(グラフ)をセンタサーバ30から受信してブラウザ機能で図23に示すように表示する(S103)。
図23はCA氏、CB氏の体脂肪率を要求期間(2016年3月10日〜2016年3月15日)に渡ったものを解析結果情報KRJi(グラフ)として表示した例である。
<実施の形態3>
実施の形態3は、ゲート機器10を通過後の複数のデバイス使用者DCiのデバイス側生体検出情報DSHJiを自動検出する。
実施の形態3は、ゲート機器10を通過後の複数のデバイス使用者DCiのデバイス側生体検出情報DSHJiを自動検出する。
実施の形態3においては、社内の天井、壁等にBLuetooth機能(近距離無線通信部)を有するアクセスポイントAPi(AP1、AP2・・・)を設けて、これらのアクセスポイントAPi(AP1、AP2・・・)を複数のデバイス使用者毎常駐エリアCEi(CE1、CE2・・・)で区分けしている。このアクセスポイントAPi(AP1、AP2・・・)の一度に通信できるデバイス個数は、例えば7個として説明する。一度に通信できるデバイス個数を増加させる場合は、BLuetooth機能(近距離無線通信部)を増加するのが好ましい。
例えば、アクセスポイントAP1はデバイス使用者毎常駐エリアCE1、アクセスポイントAP2はデバイス使用者毎常駐エリアCE1としている。
図24は実施の形態3のシステムの概略構成図である。実施の形態3においては、社内サーバ20とゲート機器10とはLAN回線で接続され、社内サーバ20とアクセスポイントAPiとはLANで接続されている。
(ゲート機器10)
ゲート機器10は、図1と同様に、ゲート側ペアリング初期設定部101と、ペアリングID数自動調整部102と、デバイス個人情報作成部103と、ゲート側近距離無線通信部104と、ゲート側生体検出情報収集部106と、ゲート側転送部107と、生体検出情報管理情報記憶用メモリ130と、メモリ114と、メモリ118と、ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110と、ゲート側第2ペアリングID管理テーブル112等を備えている。そして、さらにゲート側ペアリングID転送部140を備えている。
ゲート機器10は、図1と同様に、ゲート側ペアリング初期設定部101と、ペアリングID数自動調整部102と、デバイス個人情報作成部103と、ゲート側近距離無線通信部104と、ゲート側生体検出情報収集部106と、ゲート側転送部107と、生体検出情報管理情報記憶用メモリ130と、メモリ114と、メモリ118と、ゲート側第1ペアリングID管理テーブル110と、ゲート側第2ペアリングID管理テーブル112等を備えている。そして、さらにゲート側ペアリングID転送部140を備えている。
ゲート側ペアリングID転送部140は、メモリ118にデバイス毎個人情報GDCJi(デバイス使用者センタ側利用許可確認情報GKJi、デバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJi:図4、図5)が記憶される毎に、デバイス使用者センタ側利用許可確認情報GKJi又はデバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJi含まれている部署と氏名とデバイス側MACアドレスとに、メモリ114に予め記憶されているゲート側MACアドレスとを付加したアクセスポイント用ペアリングID情報APJiを生成し、これを社内サーバ20に送信する(1つのアクセスポイントに対して最大7人)。
(社内サーバ)
社内サーバ20は、メモリ210と、ペアリングID配置部220と、アクセスポイントテーブル230等を備えている。
社内サーバ20は、メモリ210と、ペアリングID配置部220と、アクセスポイントテーブル230等を備えている。
アクセスポイントテーブル230は、図25に示すように、アクセスポイントAPiの番号と部署名とデバイス使用者毎常駐エリアCEiの番号とデバイス使用者DCiの氏名Csiとを関連付けている。例えば、デバイス使用者毎常駐エリアCE1には、氏名Cs1、・・Cs5を関連付けている。また、デバイス使用者毎常駐エリアCE1には、氏名Cs6、・・Cs10を割り付けている。
さらに、氏名毎にゲート側ペアリングID(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス)が書き込まれる欄(以下ゲート側ペアリングID書込欄BPiという)を有している。
ペアリングID配置部220は、ゲート機器10のゲート側ペアリングID転送部140からアクセスポイント用ペアリングID情報APJiを受信し、これをメモリ210に記憶する。そして、メモリ210にアクセスポイント用ペアリングID情報APJiを記憶する毎に、このアクセスポイント用ペアリングID情報APJiに含まれている部署及び氏名(総称して社員所属情報という)を読み込む。
そして、アクセスポイントテーブル230におけるこの社員所属情報に関連付けられているゲート側ペアリングID書込欄BPiを引き当てる。
そして、ゲート側ペアリングID書込欄BPiの各々のレコードが「空」かどうかを判定する。「空」と判定した場合は、このゲート側ペアリングID書込欄BPiの先頭のレコードに受信したアクセスポイント用ペアリングID情報APJiに含まれているゲート側ペアリングID(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス)を書き込む。
また、ペアリングID配置部220は、ゲート側ペアリングID書込欄BPiの各々のレコードが「空」でない場合は、アクセスポイント用ペアリングID情報APJiが記憶されているレコードのアドレスを検出し、このアドレスの次のアドレスに受信したアクセスポイント用ペアリングID情報APJiを記憶する。
社内サーバ側転送部240は、アクセスポイントテーブル230にゲート側ペアリングIDが記憶される毎に、このゲート側ペアリングID(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス)を、社員所属情報に関連付けられているアクセスポイントAPiに送信する。
また、社内サーバ側転送部240は、アクセスポイントAPiからのデバイス側生体検出情報DSHJi(ペアリングID、検出時刻を含む)を読み出してインターネット網を介してサービスセンタに送信する。
(アクセスポイント)
アクセスポイント側近距離無線通信部410は、デバイス側近距離無線通信部2と同様なものであり、例えば最大同時に7台までのスレーブ(ヘルスデバイス)に対して可能とする。7台では不足する場合は、アクセスポイント側近距離無線通信部410を増加するのが好ましい。
アクセスポイント側近距離無線通信部410は、デバイス側近距離無線通信部2と同様なものであり、例えば最大同時に7台までのスレーブ(ヘルスデバイス)に対して可能とする。7台では不足する場合は、アクセスポイント側近距離無線通信部410を増加するのが好ましい。
また、アクセスポイント側近距離無線通信部410は、図示しない送信用メモリを備え、この送信用メモリに情報が記憶されたかどうかを監視している。また、受信した各種情報を記憶する。
実施の形態3においては、ヘルスデバイス1、ゲート機器10と区別するために英文字「A」を付加して説明する。例えば、デバイス存在確認情報をアクセスポイント側デバイス存在確認情報AGDJiと称し、送信情報をアクセスポイント側送信情報AGJiと称する。
アクセスポイント側近距離無線通信部410は、アクセスポイント側生体検出情報収集部440からのゲート側生体情報要求情報GPYJiをアクセスポイント側送信情報AGJiとしてBLuetoothの通信規格で送信する。
アクセスポイント側ペアリングID更新部420は、社内サーバ20のペアリングID配置部220からのゲート側ペアリングIDを受信して、デバイス側送信指示部3に記憶する。そして、一定時間毎にアクセスポイント側近距離無線通信部410に対してペアリング初期完了コマンドを出力して起動する。
アクセスポイント側生体検出情報収集部440は、起動に伴ってゲート側ペアリングIDを含むアクセスポイント側生体情報要求情報AGRYJiを作成し、このアクセスポイント側生体情報要求情報AGRYJiをアクセスポイント側近距離無線通信部410によってアクセスポイント側送信情報AGJiとして送信させる。
また、アクセスポイント受信用メモリ415を監視しており、アクセスポイント受信用メモリ415に記憶されたデバイス側送信情報DJiがデバイス側生体検出情報DSHJi(図2(e)参照)かどうかを判定する。
また、実施の形態3においては、デバイス側生体検出情報DSHJiのデバイス側MACアドレスとゲート側MACアドレスと検出時刻Dtiとを総称してアクセスポイント側生体情報管理情報AGFJiと称する。
デバイス側生体検出情報DSHJiである場合は、このデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側ペアリングIDと一致するゲート側ペアリングIDを有するアクセスポイント側ペアリングID情報AGPJiがアクセスポイント用ペアリングID用メモリ430に存在するかどうかを判断する。存在する場合は、生体情報収集を仮許可する。存在しない場合は、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiを消去する。
そして、生体情報収集の仮許可と判断した場合は、アクセスポイント側生体情報管理テーブル445を引き当て、このアクセスポイント側生体情報管理テーブル445に、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているアクセスポイント側生体情報管理情報AGFJi(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス、検出時刻Dti)に一致するアクセスポイント側生体情報管理情報AGFJiが存在するかどうかを判定する。
一致するアクセスポイント側生体情報管理情報AGFJiがアクセスポイント側生体情報管理テーブル445に存在すると判定した場合は、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側生体情報管理情報DFJi(デバイス側MACアドレス、ゲート側MACアドレス、検出時刻Dti)の検出時刻Dtiとアクセスポイント側生体情報管理テーブル445における一致するアクセスポイント側生体情報管理情報AGFJiの検出時刻Gtiとを比較する。
そして、検出時刻Dtiと検出時刻Gtiとの差が一定経過時間(例えば30分)以上の場合は、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiとアクセスポイント側生体情報管理テーブル445からこのデバイス側生体検出情報DSHJiのアクセスポイント側生体情報管理情報AGFJiを削除する。
また、差が一定経過時間以下と判定した場合は、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiを収集すると判断し、このデバイス側生体検出情報DSHJiに含まれているデバイス側生体情報管理情報DFJiをアクセスポイント側生体情報管理情報AGFJiとしてアクセスポイント側生体情報管理テーブル445に記憶する。
そして、受信したデバイス側生体検出情報DSHJiをアクセスポイント側転送部450に送信する。
アクセスポイント側転送部450は、アクセスポイント受信用メモリ415からデバイス側生体検出情報DSHJi(ペアリングID、検出時刻を含む)を読み出して社内サーバ20に送信する。
すなわち、実施の形態3は図26に示すように、アクセスポイントAPi毎に、このアクセスポイントAPiの電波の到達距離diを半径とした円をデバイス使用者毎常駐エリアCEiとする。そして、このデバイス使用者毎常駐エリアCEi(CE1、CE2・・)に、存在する机に座るデバイス使用者名と部署名とを割り付ける。
そして、デバイス使用者DCiが必ず毎朝通過するゲート機器10の前で初めにペアリング初期設定、デバイス毎個人情報GDCJi(デバイス使用者センタ側利用許可確認情報GKJi、デバイス使用者会社側利用許可確認情報GBKJi:図4、図5)行う。
そして、ゲート機器10の通過後にデバイス毎個人情報GDCJiに含まれている部署名及びデバイス使用者が存在しているであろうとするデバイス使用者毎常駐エリアCEiのアクセスポイントAPiに、デバイス毎個人情報GDCJiに含まれているデバイス側MACアドレスと予め設定されているゲート側MACアドレスとをアクセスポイント側ペアリングIDとしてそのアクセスポイントAPiのアクセスポイント側近距離無線通信部に設定している。但し、ゲート機器10におけるゲート側近距離無線通信部のエリアはゲート側電波到達範囲CGoと称する。
従って、図26に示すように、デバイス使用者DCiがゲート機器10を通過した後は、ペアリング初期設定を行わくともデバイス使用者DCiがデバイス使用者の机に座っている場合は、デバイス使用者毎常駐エリアCEiのアクセスポイントによって自動的に生体検出情報が収集されることになる。
デバイス使用者毎常駐エリアCEi内のデバイス使用者の生体情報のみを検出するのは、一般に、デバイス使用者は、部内にいる場合は、ほとんどが机の周囲にいて、大体は昼、会議を除いて30分以内に机(デバイス使用者毎常駐エリアCEi)に戻る。このため、デバイス使用者が他のデバイス使用者毎常駐エリアCEiに移動したとしても、追跡して検出する必要がないためである。
但し、会議等は、長時間に及ぶことが多いので、会議室内のアクセスポイントの近距離無線通信部は複数台設けるのが好ましい。この場合は、会議室のアクセスポイントには、部内全体のデバイス使用者のデバイス側MACアドレスと、ゲート側MACアドレスとを割り付けておくのが好ましい。
<他の実施の形態>
図27に示すように、ゲート機器10は部署のドアの付近の壁等に設けられているので、このゲート機器10の真下の床に体重計を設けて配置しても構わない。
図27に示すように、ゲート機器10は部署のドアの付近の壁等に設けられているので、このゲート機器10の真下の床に体重計を設けて配置しても構わない。
そして、この体重計(デジタル)に近距離無線通信部を設ける。近距離無線通信部は、デバイス使用者がこの体重計に乗る毎に、測定体重を近距離無線通信部でゲート機器10に送信する。
但し、ペアリング初期設定は、ゲート機器とで事前に行っておく。このととき、体重計の近距離無線通信部のMACアドレスをゲート機器に送信して、ゲート機器は体重計のMACアドレスとゲート機器のMACアドレスとを対応させて記憶しておく。
そして、体重計に乗ったときに、この計測体重と生体検出情報とを対応させて記憶する。従って、常に体重も収集できる。
さらに、図28に示すように、アナログ体重計500に近距離無線通信部503とバネ伸長検出部501とデジタル変換機502とを設けて、人がアナログ体重計500に乗ったときにバネの伸長を検出し、これをデジタル変換して体重値を求め、これを近距離無線通信部503でアクセスポイントAPiに送信しても構わない。
こうすると、体重計に乗ったときに、この計測体重と生体検出情報とを対応させて記憶する。従って、常に体重も収集できる。
なお、上記のように、本発明は本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 ヘルスデバイス
2 デバイス側近距離無線通信部
3 デバイス側送信指示部
4 デバイス側データ収集用メモリ
5 センサ部
10 ゲート機器
20 社内サーバ
30 センタサーバ
40 インターネット網
60 上司端末
70 健康管理センタ端末
80 スマートフォン
101 ゲート側ペアリング初期設定部
102 ペアリングID数自動調整部
103 デバイス個人情報作成部
104 ゲート側近距離無線通信部
106 ゲート側生体検出情報収集部
107 ゲート側転送部
140 ゲート側ペアリングID転送部
220 ペアリングID配置部
230 アクセスポイントテーブル
310 使用者許可項目情報受信部
320 センタ側生体情報受信部
330 許可項目読込部
340 要求項目判定部
350 生体情報解析部
370 デバイス使用者通知部
2 デバイス側近距離無線通信部
3 デバイス側送信指示部
4 デバイス側データ収集用メモリ
5 センサ部
10 ゲート機器
20 社内サーバ
30 センタサーバ
40 インターネット網
60 上司端末
70 健康管理センタ端末
80 スマートフォン
101 ゲート側ペアリング初期設定部
102 ペアリングID数自動調整部
103 デバイス個人情報作成部
104 ゲート側近距離無線通信部
106 ゲート側生体検出情報収集部
107 ゲート側転送部
140 ゲート側ペアリングID転送部
220 ペアリングID配置部
230 アクセスポイントテーブル
310 使用者許可項目情報受信部
320 センタ側生体情報受信部
330 許可項目読込部
340 要求項目判定部
350 生体情報解析部
370 デバイス使用者通知部
Claims (12)
- 近距離無線通信インターフェースの通信規格で情報を送受する生体情報検出端末を装着したデバイス使用者(DCi)が出入りする場所に近距離無線通信インターフェースの通信規格で情報を送受するゲート機器(10)を配置し、このゲート機器(10)が取得した前記デバイス使用者(DCi)のデバイス側生体検出情報(DSHJi)を通信ネットワークによってセンタサーバ(30)に送信する生体情報取得システムであって、
前記ゲート機器(10)は、
前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれている前記生体情報検出端末を識別するデバイス識別コードと前記ゲート機器を識別するゲート識別コードとからなるデバイス側ペアリングIDに受信時刻を付加したデバイス側生体情報管理情報(DFJi)がゲート側生体情報管理情報(GFJi)として記憶される生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)を備え、さらに、
前記近距離無線通信インターフェースの通信規格で前記生体情報検出端末からの前記デバイス側ペアリングIDを含む前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)を受信し、これをゲート側受信用メモリ(115)に記憶するゲート側近距離無線通信部(104)と、
前記ゲート側受信用メモリ(115)に記憶されたデバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれている前記デバイス側生体情報管理情報(DFJi)に一致する前記ゲート側生体情報管理情報(GFJi)を前記生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)から検索し、前回と今回の受信時刻の差が一定時刻を超えている場合は前記受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)を受け付け、受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)の前記デバイス側生体情報管理情報(DFJi)を前記ゲート側生体情報管理情報(GFJi)として前記生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)に記憶するゲート側生体検出情報収集部(106)と、
前記受け付けたデバイス側生体検出情報(DSHJi)を前記通信ネットワークによって前記センタサーバ(30)に送信するゲート側転送部(107)と
を有することを特徴とする生体情報取得システム。 - 前記ゲート側生体検出情報収集部(106)は、
前記ゲート側生体情報管理情報(GFJi)の受信時刻と前記デバイス側生体情報管理情報(DFJi)の受信時刻との差が一定時刻以内の場合は前記受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)を前記ゲート側受信用メモリ(115)より削除することを特徴とする請求項1記載の生体情報取得システム。 - 前記ゲート側近距離無線通信部(104)は、
同時に通信を行うためのゲート側送信用チャネル、ゲート側受信用チャネルを一定個数だけ備え、出力された情報をいずれかのゲート側送信用チャネルから前記近距離無線通信インターフェースの通信規格でゲート側送信情報(GJi)として送信し、前記生体情報検出端末からのデバイス側送信情報(DJi)を前記近距離無線通信インターフェースの通信規格でいずれかのゲート側受信用チャネルで受信して、これを前記ゲート側受信用メモリ(115)に記憶する手段を備え、
さらに、
前記ゲート機器(10)は、
ゲート側ペアリングIDと受信時刻とをゲート側ペアリングID情報(GPJi)とし、このゲート側ペアリングID情報(GPJi)が一定個数だけ記憶できるゲート側第1ペアリングID管理テーブル(110)と、
移動されたゲート側ペアリングID情報(GPJi)が記憶されるゲート側第2ペアリングID管理テーブル(112)を備え、さらに、ゲート側ペアリング初期設定部(101)、ペアリングID数自動調整部(102)を備え、
前記ゲート側ペアリング初期設定部(101)は、
ペアリングID初期設定指示が入力する毎に、前記生体情報検出端末の存在を確認するためのデバイス存在確認情報(GDJi)を生成して前記ゲート側近距離無線通信部(104)に出力する手段と、
前記デバイス存在確認情報(GDJi)の送信に伴って前記ゲート側受信用メモリ(115)に記憶された前記デバイス側送信情報(DJi)がゲート側ペアリング初期設定準備を示している場合は、このデバイス側送信情報(DJi)に含まれている前記デバイス識別コードと予め記憶されている前記ゲート機器(10)を識別するためのゲート識別コードとを前記ゲート側ペアリングIDとし、このゲート側ペアリングIDに受信時刻(GMti)及びデバイス側ペアリング初期開始を示す情報を付加した前記ゲート側ペアリングID情報(GPJi)を生成する手段と、
前記生成されたゲート側ペアリングID情報(GPJi)を前記ペアリングID数自動調整部(102)により指示されたメモリアドレスに基づいて前記ゲート側第1ペアリングID管理テーブル(110)に記憶する手段と、
前記ゲート側ペアリングID情報(GPJi)を前記ゲート側近距離無線通信部(104)に出力する手段とを備え、
前記ペアリングID数自動調整部(102)は、
前記ペアリングID初期設定指示が入力する毎に、前記ゲート側第1ペアリングID管理テーブル(110)の前記ゲート側ペアリングID情報(GPJi)の個数が一定個数以下かどうかを判断する手段と、
一定個数以下と判断した場合は、前記ゲート側ペアリングID情報(GPJi)を前記ゲート側第1ペアリングID管理テーブル(110)に記憶するためのメモリアドレスを求め、このメモリアドレスを前記ゲート側ペアリング初期設定部(101)に指示する手段と、
一定個数に到達していると判断した場合は、最も時刻が古いゲート側ペアリングID情報(GPJi)を前記ゲート側第2ペアリングID管理テーブル(112)に移動する調整を行うペアリングID数自動調整部(102)とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の生体情報取得システム。 - 前記ゲート側生体検出情報収集部(106)は、
前記ゲート側受信用メモリ(115)に記憶された前記デバイス側送信情報(DJi)がデバイス側ペアリング初期設定完了を示している場合は、前記ゲート側ペアリングIDと生体情報を要求するゲート側生体情報要求情報(GPYJi)を生成して前記ゲート側近距離無線通信部(104)に出力する手段と、
前記ゲート側受信用メモリ(115)に記憶された前記デバイス側送信情報(DJi)が前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)の場合は、このデバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれている前記デバイス側ペアリングIDを有する前記ゲート側ペアリングID情報(GPJi)が前記ゲート側第1ペアリングID管理テーブル(110)又は前記ゲート側第2ペアリングID管理テーブル(112)に存在するかどうかを判断する手段と、
存在する場合は、前記ゲート側受信用メモリ(115)に記憶された前記デバイス側送信情報(DJi)である前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)を受け付ける手段と
を有することを特徴とする請求項3記載の生体情報取得システム。 - 前記ゲート側生体検出情報収集部(106)は、
前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれている前記デバイス側ペアリングIDと一致する前記ゲート側ペアリングIDを有する前記ゲート側ペアリングID情報(GPJi)が存在すると判断した場合は生体情報収集を仮許可する手段と、
前記生体情報収集の仮許可と判断した場合は、前記生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)に、受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれているデバイス側生体情報管理情報(DFJi)に一致するゲート側生体情報管理情報(GFJi)を読み込む手段と、
このゲート側生体情報管理情報(GFJi)の検出時刻(Gti)と読み込んだ前記デバイス側生体情報管理情報(DFJi)の検出時刻(Dti)との差が一定経過時間以上の場合は、受信した前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)と前記生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)における前記一致するゲート側生体情報管理情報(GFJi)とを削除する手段と、
差が一定経過時間以下と判定した場合は、受信した前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)を収集すると判断し、このデバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれている前記デバイス側生体情報管理情報(DFJi)を前記ゲート側生体情報管理情報(GFJi)として前記生体検出情報管理情報記憶用メモリ(130)に記憶すると共に、前記受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)を前記ゲート側転送部(107)によって送信せる手段と
を有することを特徴とする請求項4記載の生体情報取得システム。 - 前記ゲート側生体検出情報収集部(106)は、
前記ゲート側受信用メモリ(115)に記憶された前記デバイス側送信情報(DJi)がデバイス側ペアリング初期設定完了を示している場合は、前記ゲート側ペアリングIDと生体情報を要求するゲート側生体情報要求情報(GPYJi)を生成して前記ゲート側近距離無線通信部(104)に出力する手段を備え、
前記生体情報検出端末は、
前記デバイス使用者(DCi)の各種の生体情報を一定時間毎に検出してこれをデバイス側データ収集用メモリ(4)に記憶するセンサ部(5)を備え、
前記ゲート機器(10)からの前記ゲート側送信情報(GJi)が前記ゲート側生体情報要求情報(GPYJi)の場合は、前記デバイス側データ収集用メモリ(4)に記憶されている生体情報を時刻が古い方から読みだして前記近距離無線通信インターフェースの通信規格で送信する手段と、
前記デバイス存在確認情報(GDJi)の受信に伴って、予め記憶されている前記デバイス識別コードと前記ゲート側ペアリング初期設定準備を示す情報とを含む前記デバイス側送信情報(DJi)を前記近距離無線通信インターフェースの通信規格で送信する手段と、
前記ゲート機器(10)からの前記ゲート側送信情報(GJi)がデバイス側ペアリング初期開始を示す前記ゲート側ペアリングID情報(GPJi)の場合は、これに含まれている前記デバイス識別コードと前記ゲート識別コードとを前記デバイス側ペアリングIDとして設定し、これに前記デバイス側ペアリング初期設定完了を示す情報を付加した前記デバイス側送信情報(DJi)を生成して前記近距離無線通信インターフェースの通信規格で送信する手段と、
前記ゲート機器(10)からの前記ゲート側送信情報(GJi)が前記ゲート側生体情報要求情報(GPYJi)の場合は、前記デバイス側データ収集用メモリ(4)に記憶されている生体情報を、時刻が古い方から順に読みだして前記デバイス側ペアリングIDと読み出した生体情報と生体情報であることを示す情報とを含むデバイス側生体検出情報(DSHJi)を生成して、これを前記デバイス側送信情報(DJi)として前記近距離無線通信インターフェースの通信規格で送信する手段とを備えていることを特徴とする請求項3記載の生体情報取得システム。 - 生体情報閲覧者端末(90)が前記通信ネットワークに接続されており、
さらに、前記センタサーバ(30)は、
前記ゲート機器(10)からの前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)を受信してメモリ(390)に記憶するセンタ側生体情報受信部(320)と、
生体情報閲覧者端末(90)からデバイス使用者名(Ci)と生体情報を閲覧する閲覧要求項目とを含む閲覧者閲覧要求項目入力情報(SYJi)を受信し、この閲覧者閲覧要求項目入力情報(SYJi)に該当する前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)を前記メモリ(390)から読み込んで解析し、この解析結果を解析結果情報(KRJi)として前記生体情報閲覧者端末(90)に前記通信ネットワークを介して送信する生体情報解析部(350)と
を有することを特徴とする請求項1記載の生体情報取得システム。 - 前記センタサーバ(30)の生体情報解析部(350)は、
前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)をサービス開始日時から現在までの間に渡って解析し、これを地域別、年齢別、性別に分類し、これらを前記解析結果情報(KRJi)として前記生体情報閲覧者端末(90))に前記通信ネットワークを介して送信することを特徴とする請求項7記載の生体情報取得システム。 - 前記デバイス使用者(DCi)が常駐するエリアに、このデバイス使用者(DCi)が装着している前記生体情報検出端末と近距離無線通信インターフェースの通信規格で情報を送受するアクセスポイント(APi)を所定間隔で配置しており、さらにこれらのアクセスポイント(APi)に接続された社内サーバ(20)を備え、
前記ゲート機器(10)は、
ペアリング初期設定完了に伴って、前記デバイス使用者(DCi)の氏名とデバイス識別コードとに、予め記憶されているゲート識別コードとを付加したアクセスポイント用ペアリングID情報(APJi)を生成し、これを社内サーバ(20)に転送するゲート側ペアリングID転送部(140)を備えており、
前記社内サーバ(20)は、
アクセスポイント(APi)毎に、このアクセスポイント(APi)の電波到達距離を半径とするエリアと、このエリアに常駐するデバイス使用者(DCi)の氏名とを関連付けたアクセスポイントテーブル(230)と、
ゲート機器(10)のゲート側転送部(107)からアクセスポイント用ペアリングID情報(APJi)を受信し、このアクセスポイント用ペアリングID情報(APJi)に含まれている氏名に関連付けられているアクセスポイント(APi)を前記アクセスポイント用ペアリングID情報(APJi)を設定するアクセスポイントと決定するペアリングID配置部(220)と、
前記決定されたアクセスポイントに前記受信したアクセスポイント用ペアリングID情報(APJi)を送信する一方、前記アクセスポイント(APi)からのデバイス側生体検出情報(DSHJi)を通信ネットワークを介してセンタサーバ(30)に送信する社内サーバ側転送部(240)とを備えていることを特徴とする請求項1記載の生体情報取得システム。 - 前記アクセスポイント(APi)は、
前記アクセスポイント用ペアリングIDを受信し、一定個数に到達するまでアクセスポイント用ペアリングID用メモリ(430)に記憶すると共に、この記憶毎にペアリング初期完了コマンドを出力するアクセスポイント側ペアリングID更新部(420)と、
前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれている前記生体情報検出端末の前記デバイス側ペアリングIDと受信時刻とがアクセスポイント側生体情報管理情報(AGFJi)として記憶されるアクセスポイント側生体情報管理テーブル(445)を備え、さらに、
前記近距離無線通信インターフェースの通信規格で生体情報検出端末からのデバイス側送信情報(DJi)に含まれているデバイス側ペアリングIDが前記アクセスポイント用ペアリングID用メモリ(430)の前記アクセスポイント用ペアリングIDに一致する毎に、アクセスポイント受信用メモリ(415)に記憶するアクセスポイント側近距離無線通信部(410)と、
前記アクセスポイント受信用メモリ(415)のデバイス側送信情報(DJi)が前記デバイス側生体検出情報(DSHJi)の場合は、このデバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれているアクセスポイント側生体情報管理情報(AGFJi)に一致するアクセスポイント側生体情報管理情報(AGFJi)を前記アクセスポイント受信用メモリ(415)から検索し、受信時刻の差が一定時刻を超えている場合は前記受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)を受け付け、前記受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)の前記デバイス側生体情報管理情報(DFJi)を前記アクセスポイント側生体情報管理情報(AGFJi)として前記アクセスポイント受信用メモリ(415)に記憶するアクセスポイント側生体検出情報収集部(440)と、
前記受け付けたデバイス側生体検出情報(DSHJi)をアクセスポイント側通知情報として前記社内サーバ(20)に送信するアクセスポイント側転送部(450)と
を有することを特徴とする請求項9記載の生体情報取得システム。 - 前記アクセスポイント側生体検出情報収集部(440)は、
前記受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)に含まれているアクセスポイント側生体情報管理情報(AGFJi)の受信時刻と前記アクセスポイント受信用メモリ(415)のアクセスポイント側生体情報管理情報(AGFJi)の受信時刻との差が一定時刻以内の場合は前記受信したデバイス側生体検出情報(DSHJi)を前記アクセスポイント受信用メモリ(415)より削除することを特徴とする請求項10記載の生体情報取得システム。 - 前記ゲート機器(10)は、
前記通信ネットワークを介しての情報の送受のパケット代金を負担する組織側に管理されており、前記生体情報検出端末との情報の送受は前記近距離無線通信インターフェースで行い前記センタサーバ(30)との情報の送受は前記通信ネットワークを介して行うように構築されていることを特徴とする請求項1記載の生体情報取得システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108600043A (zh) * | 2018-04-02 | 2018-09-28 | 郑州云海信息技术有限公司 | 连接服务器和控制端的方法、服务器Memory功能模块测试方法 |
WO2021010569A1 (ko) * | 2019-07-18 | 2021-01-21 | 주식회사 아이센스 | 연속 혈당 측정 시스템의 근거리 통신 연결 방법 |
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- 2016-05-09 JP JP2016093619A patent/JP2017204014A/ja active Pending
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