JPH11250524A - 磁気テープ制御装置 - Google Patents

磁気テープ制御装置

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JPH11250524A
JPH11250524A JP10054691A JP5469198A JPH11250524A JP H11250524 A JPH11250524 A JP H11250524A JP 10054691 A JP10054691 A JP 10054691A JP 5469198 A JP5469198 A JP 5469198A JP H11250524 A JPH11250524 A JP H11250524A
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reel
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Atsushi Murase
篤 村瀬
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き込み動作が遅くなり、磁気テープ上の映
像音声信号記録領域に隣接して記録されたサブコード領
域の再生信号が、FF/REWモードでしばらく再生で
きないことがあるという問題点があった。 【解決手段】 FF/REWモードにおける第1の特性
に対して、実際は第2の特性22に示すように階段状特
性となるが、その第2の特性22をできる限り第1の特
性21に近づけることにより、引き込み動作を速やかに
行わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVフォーマット
ヘリカルスキャン方式VTR等に利用して有効な磁気テ
ープ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル技術の著しい進歩に伴
い、ホームビデオ向けとして磁気テープ上に映像、音
声、磁気テープに関するシステムデータ等をディジタル
記録再生できるDVフォーマットVTRが普及しつつあ
る。また、磁気テープに関するシステムデータの中には
磁気テープを高速で送ったり、巻き戻す際にも再生する
ことを目的とするテープの位置情報、頭出し信号のよう
なものがある。
【0003】以下、従来の磁気テープ制御装置について
説明する。図4は従来のヘリカルスキャン方式VTRの
磁気テープ走行系を上面から構成およびキャプスタンモ
ータの制御系を示すブロック図である。図4において、
1は磁気テープ2に映像音声信号等を記録再生可能な磁
気ヘッドを有した回転ヘッドドラム、2は回転ヘッドド
ラム1により映像音声信号等が記録される磁気テープ、
3は回転してピンチローラ4とともに磁気テープ2を挟
持して所定速度で走行させるキャプスタン軸、4はピン
チローラ、5はキャプスタン軸3を所定回転数で回転さ
せるキャプスタンモータで、キャプスタン軸3と一体に
なっている。6はキャプスタンモータ5の回転周波数
(回転速度)を検出してキャプスタンFG信号を出力す
る第1の周波数発電機であるキャプスタンFGセンサ、
7は磁気テープ2が巻き取られる巻取リール(以下、T
リールと記す)、8は磁気テープ2を送出する供給リー
ル(以下、Sリールと記す)、9及び10はそれぞれT
リールハブ及びSリールハブ、11及び12はTリール
7及びSリール8の回転周波数(回転速度)を検出して
TリールFG信号及びSリールFG信号を出力する第2
の周波数発電機であるTリールFGセンサ及びSリール
FGセンサ、13はキャプスタンFGセンサ6からのキ
ャプスタンFG信号を分周する分周手段であるキャプス
タンFG分周器、16はTリールFG信号周期及びSリ
ールFG信号周期のそれぞれの2乗の和が所定の基準値
になるようにキャプスタンFG基準周期を変化させてT
リール7の回転速度を制御するリール周期制御手段であ
るリール周期制御部、14はキャプスタンFG分周器1
3からのキャプスタンFG信号とリール周期制御部16
からのリールFG信号とによりキャプスタンモータ5の
回転制御を行う制御信号を出力する制御手段である制御
回路、15は制御回路14からの制御信号に基づいてキ
ャプスタンモータ5を駆動する駆動回路、17はテープ
厚、テープ長さとテープ残量を検出するテープ残量検出
部、18はFF/REWモードにおいてテープ残量検出
部17からのテープ残量情報からTリール側の巻き取り
径を算出し、巻き取り径変化に応じてテープ送り速度が
所定速度になるようにキャプスタンFG分周器13の分
周比を算出して分周比データ20を出力する分周比算出
部であり、テープ残量検出部17と分周比算出部18と
で分周比制御手段を形成する。20は分周比算出部18
で算出された分周比データである。
【0004】以上のように構成された従来の磁気テープ
制御装置について、以下その動作について説明する。
【0005】記録再生モードでの磁気テープ2の移送は
キャプスタンモータ5と一体となったキャプスタン軸3
とピンチローラ4に挟み込まれるようにして矢印A方向
へ駆動され、Sリール8から送出された磁気テープ2は
Tリール7で巻き取られる。FFモードでは、磁気テー
プ2はキャプスタン軸3とピンチローラ4による挟持が
解除され、Tリール7の高速回転によりTリール7に巻
き取られる。Tリール7はキャプスタンモータ5を駆動
源としてギヤ等を介して減速比係数Czで駆動される。
一方、REWモードでは、磁気テープ2はキャプスタン
軸3及びピンチローラ4の挟持が解除されるが、Sリー
ル8が高速回転し磁気テープ2は矢印B方向に高速走行
されて、Sリール8で巻き取る。
【0006】DVフォーマットでは映像音声信号以外に
使い勝手を良くする様々なシステムデータが磁気テープ
上に記録されており、サブコードエリアには高速サーチ
のデータやテープ管理のための絶対トラック番号、テー
プカウンタとして機能するタイムコード等が記録されて
いる。これらの信号はFF/REWモードでも回転ヘッ
ドドラム1で再生させる必要があり、このとき磁気テー
プ移送速度は一定速度であることが要求される。以下こ
れを実現する方法を、FFモードを一例に説明する。
【0007】FFモードではキャプスタンモータ5を駆
動源に、Tリール7を高速回転させてTリール7で巻き
取られるが、その巻き径は磁気テープ2の巻き取った量
で変化していくので、テープの始端から終端まで一定回
転数で回転させると、磁気テープ2の移送速度は一定で
はなくなる。つまり、FFモードにおいてはテープ始端
で最も低速となり、序々にテープ速度は速くなってい
き、テープ終端で最も高速となる。磁気テープ2の移送
速度を終始一定に保つためには、巻き径が小さい時つま
りテープ始端ではTリール7を速く回転させ、巻き径が
大きくなるに従ってTリール7の回転速度を下げるよう
に制御する必要がある。
【0008】キャプスタンモータ5は、キャプスタンモ
ータ5の回転速度を検知するキャプスタンFGセンサ6
と、キャプスタンFGセンサ6からのキャプスタンFG
信号を分周するキャプスタンFG分周器13と、キャプ
スタンFG信号の周期を計測しFG周期があらかじめ設
定されたキャプスタンモータFG基準周期に等しくなる
ようにキャプスタンモータの回転速度を制御する制御回
路14と、制御回路14からの制御によりキャプスタン
モータ5を回転駆動させる駆動回路15とで制御され、
回転速度を制御する方法として以下の2つの方法が一般
的である。
【0009】まず第1の制御方法として、キャプスタン
FG分周器13の分周比を変化させることで、分周後の
キャプスタンFG周期が一定周期になるようにキャプス
タンモータ5の回転制御を行う方法がある。この方法に
よれば、例えば分周比を「2」に設定すれば、キャプス
タンモータ5の回転速度が2倍になり、分周比を「3」
にすれば回転速度が3倍になるように回転速度を制御で
きる。
【0010】次に第2の制御方法として、制御回路14
においてキャプスタンFG周期を計測してキャプスタン
FG周期があらかじめ設定されたキャプスタンFG周期
基準に等しくなるように、キャプスタンモータ5の回転
速度を制御する方法がある。この方法において、キャプ
スタンFG周期基準を変化させることで、回転速度を制
御できる。
【0011】第1の制御方法におけるキャプスタン分周
器13の分周比設定による回転制御だけでは1倍、2
倍、3倍……等、整数倍速の回転制御しかできず、また
第2の制御方法だけではキャプスタンFG周期を計測す
るカウンタ段数、クロックパルス周波数に対してキャプ
スタンFG周波数の周波数レンジが制限を受けてしまう
ため、第1及び第2の制御方法を組み合わせて、第1の
制御方法でキャプスタンFG周波数の周波数レンジをカ
バーし、第2の制御方法で第1の制御方法の速度補正を
することで回転数レンジの広いキャプスタンモータ回転
制御が可能となる。その動作について以下詳述する。
【0012】まず第1の制御方法に関して、テープ残量
よりTリール7の巻き径を算出し、キャプスタンFG分
周器13の分周比を算出する方法を説明する。リールハ
ブ9及び10の半径をRh、Tリール7側に巻回された
テープとハブとを含んだ半径をRt、Sリール8側に巻
回されたテープとハブとを含んだ半径をRs、磁気テー
プ2のテープ全長をL、テープ厚をT、Sリール8側の
テープ残量の残量時間をZ[min]とし、使用する磁気
テープが例えば60分テープであった場合、Tリール7
側の総面積は、
【0013】
【数3】
【0014】となり、つまりTリールに巻回されたテー
プ面積+Tリール側のハブ面積となる。また、テープ速
度1倍速時のテープ速度をV1、倍速比をNx、キャプ
スタン回転数をNcp、減速比(キャプスタン回転数/リ
ール回転数)をCzとすると、テープ速度1倍速×倍速
比=リール円周×リール回転数であることより、
【0015】
【数4】
【0016】となる。さらにキャプスタンFG分周比を
N、キャプスタン回転数(1倍速)をNcp1とすると、
【0017】
【数5】
【0018】となり、Tリール側のリール半径Rtは
(数3)より、
【0019】
【数6】
【0020】となる。またキャプスタン回転数Ncpは
(数4)より、
【0021】
【数7】
【0022】となる。(数5)に(数7)を代入し、さ
らに(数6)を代入するとキャプスタンFG分周比は、
【0023】
【数8】
【0024】となる。この(数8)より磁気テープ移送
速度を一定(Nx倍速)にするときのテープ残量に対す
るキャプスタンFG分周比を得る。
【0025】また(数8)の右辺におけるテープ全長
L、テープ厚T、テープ残量Zは、図4のテープ残量検
出部17で検出される。それ以外の数値(1倍速時のテ
ープ速度V1、リールハブ半径Rh、減速比Cz、キャ
プスタン回転数Ncp1)はDVフォーマットやメカニズ
ムにより一義的に求めることができる。これらの数値を
もとに分周比算出部18で(数8)に基づいて、キャプ
スタンFG分周器13において設定すべき分周比を算出
し、分周比データ20としてキャプスタンFG分周器1
3に出力する。
【0026】次に、第2の制御方法について説明する。
図3はヘリカルスキャン方式VTRの磁気テープ走行系
を上面から見た模式図で、SsはSリール側のリール面
積(テープ面積+ハブ面積)、StはTリール側のリー
ル面積(テープ面積+ハブ面積)で、リール面積Ssと
Stの和は磁気テープ全長に対して現在位置がどこであ
っても変化しない。これを利用してSリール及びTリー
ル回転周期の2乗和が基準値になるように、キャプスタ
ンのFG周期基準を変化させることでテープ移送速度を
一定にする方法が、第2の制御方法である。以下、その
制御動作について、テープ移送速度を記録速度の60倍
(60倍速)とした場合を一例として詳述する。
【0027】まず、Tリール側におけるリールハブを含
んだリール半径をRt、Sリール側におけるリールハブ
を含んだリール半径をRs、テープ全長をL、テープ厚
をT、リールハブの半径をRhとした時、Tリール及び
Sリールのそれぞれのリール面積和=テープ面積+ハブ
面積であることより、
【0028】
【数9】
【0029】という数式が成り立つ。ここで、60倍速
のテープ速度をV60とした時、T側リール回転周期T
t、S側リール回転周期Tsは、
【0030】
【数10】
【0031】
【数11】
【0032】となる。ここで(数10)及び(数11)
を(数9)に代入すると、
【0033】
【数12】
【0034】となり、よってV60を一定にするならば右
辺は一定となる。よって Tt、Tsの2乗和が一定に
なるようにキャプスタンモータをキャプスタンFG基準
周期を変化させることで制御すればテープ巻径に関係な
くテープ速度を一定(V60)に保つことができる。尚、
Tt、Tsは図4におけるSリールFGセンサ12及びT
リールFGセンサ11の周期を計測することで得られ、
(数12)右辺を基準値として「左辺>右辺」であれば
磁気テープの移送速度は遅いことになり、キャプスタン
FG周期基準を小さくする。逆に「左辺<右辺」であれ
ば磁気テープの移送速度は速いことになり、キャプスタ
ンFG周期基準を大きくするように、リール周期制御部
16は制御回路14内のキャプスタンFG周期基準を変
化させる。
【0035】また(数12)の右辺において、テープ全
長L及びテープ厚Tは図4のテープ残量検出部17で検
出される。それ以外の数値(リールハブ半径Rh、60
倍速時のテープ速度V60)はDVフォーマット、所望の
倍速比より一義的に求めることができる。これらの数値
をもとにリール周期制御部16で(数12)が計算さ
れ、制御回路14内のキャプスタンFG周期基準を変化
させている。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、以下のような問題点があった。その問題点
について図5を用いて説明する。
【0037】図5(a)は60分標準テープのテープ残
量に対するキャプスタンFG分周比、つまり(数8)で
算出されるキャプスタンFG分周比特性を示した特性図
で、1倍速時のテープ速度V1を18.812[mm/
s]、倍速比Nxを60(倍)、減速比Czを2.57
5、キャプスタン回転数Ncp1を2.996[rps]、テ
ープ全長Lを70400[mm](一例としてDVフォー
マットの60分カセット)、テープ厚Tを0.007
[mm]、リールハブ半径Rhを5.85[mm]としたと
きのものである。
【0038】また 図5(b)は図5(a)において点
線で囲んだ部分を拡大した特性図である。図5(b)に
おいて、41は理想的な連続曲線となっている第1の特
性、42は実際の特性であり階段状特性である第2の特
性である。図5(b)において分周比は実際は正の整数
であり、またテープ残量は離散的に検出される(図5
(b)では5分毎)ので、理想的な連続曲線に対して、
実際は図5(b)に示すような階段状曲線となる。図5
(b)において、テープ残量60分における分周比から
55分の分周比に移行する直前では、第1の特性41に
対してNaに示すような差分が生じ、55分の分周比に
なった直後では前述した第2の制御方法による補正引き
込み動作に時間がかかってしまう。特にテープ残量値が
大きいときには差分Naの値は大きくなっており、第2
の制御方法の引き込み動作が遅くなり、磁気テープ上の
映像音声信号記録領域に隣接して記録されたサブコード
領域の再生信号が、FF/REWモードでしばらく再生
できないことがあるという問題点があった。
【0039】本発明は上記の問題点を解決するもので、
FF/REWモードでの速やかでなめらかなテープ定速
走行への移行が可能でかつ、FF/REWモードにおい
てもサブコード領域の再生が良好に行える磁気テープ制
御装置を提供することを目的とする。
【0040】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、キャプスタンモータの駆動に連動してリー
ル駆動を行い磁気テープの走行制御を行う磁気テープ制
御装置であって、前記キャプスタンモータの回転速度を
検出する第1の周波数発電機と、前記第1の周波数発電
機で検知した回転速度信号を分周する分周手段と、前記
磁気テープのリールにおけるテープ残量を検出して分周
比を算出し前記分周手段の分周比を制御する分周比制御
手段と、前記リールの回転速度を検出する第2の周波数
発電機と、前記第2の周波数発電機で検出した回転速度
から前記リールの回転周期を検出するリール周期制御手
段と、前記分周手段で分周された回転速度信号と前記リ
ール周期制御手段で検出した回転周期から前記キャプス
タンモータの駆動制御を行う制御手段とを備え、前記分
周比制御手段は、テープ残量に基づいて算出されるリー
ルのテープ巻き取り径の連続的変化に応じた分周比特性
上で、検出されるテープ残量値Z(i)に対する分周比を
N(i)とし、Z(i)より所定量多いテープ残量値Z(i+1)
に対応する分周比をN(i+1)とした時、前記分周手段に
て設定する分周比Nr(i)を、(数1)としたものであ
る。
【0041】このような構成により、FF/REWモー
ドでの速やかでなめらかなテープ定速走行への移行が可
能でかつ、FF/REWモードにおいてもサブコード領
域の再生が良好に行える磁気テープ制御装置を得ること
ができる。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1及び2に記載の
発明は、キャプスタンモータの駆動に連動してリール駆
動を行い磁気テープの走行制御を行う磁気テープ制御装
置であって、前記キャプスタンモータの回転速度を検出
する第1の周波数発電機と、前記第1の周波数発電機で
検知した回転速度信号を分周する分周手段と、前記磁気
テープのリールにおけるテープ残量を検出して分周比を
算出し前記分周手段の分周比を制御する分周比制御手段
と、前記リールの回転速度を検出する第2の周波数発電
機と、前記第2の周波数発電機で検出した回転速度から
前記リールの回転周期を検出するリール周期制御手段
と、前記分周手段で分周された回転速度信号と前記リー
ル周期制御手段で検出した回転周期から前記キャプスタ
ンモータの駆動制御を行う制御手段とを備え、前記分周
比制御手段は、テープ残量に基づいて算出されるリール
のテープ巻き取り径の連続的変化に応じた分周比特性上
で、検出されるテープ残量値Z(i)に対する分周比をN
(i)とし、Z(i)より所定量多いテープ残量値Z(i+1)に
対応する分周比をN(i+1)とした時、前記分周手段にて
設定する分周比Nr(i)を、(数1)としたものであ
り、上記手段を設けることにより、FF/REWモード
においては、理想的なキャプスタンFG分周比−テープ
残量特性(連続曲線)に対して実際は階段状のキャプス
タンFG分周比−テープ残量特性となる。故にこの階段
状特性をできる限り理想特性(連続曲線)に近づけるこ
とにより、引き込み動作に負担をかけず速やかな引き込
み動作をさせることができ、またサブコード領域の再生
も良好に行うことができる。
【0043】以下本発明の実施の形態について、図面を
参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態におけるヘリカル
スキャン方式VTRの磁気テープ走行系を上面から構成
およびキャプスタンモータの制御系を示すブロック図で
ある。図1において、1は磁気テープ2に映像音声信号
等を記録再生可能な磁気ヘッドを有した回転ヘッドドラ
ム、2は回転ヘッドドラム1により映像音声信号等が記
録される磁気テープ、3は回転してピンチローラ4とと
もに磁気テープ2を挟持して所定速度で走行させるキャ
プスタン軸、4はピンチローラ、5はキャプスタン軸3
を所定回転数で回転させるキャプスタンモータで、キャ
プスタン軸3と一体になっている。6はキャプスタンモ
ータ5の回転周波数(回転速度)を検出してキャプスタ
ンFG信号を出力する第1の周波数発電機であるキャプ
スタンFGセンサ、7は磁気テープ2が巻き取られる巻
取リール(以下、Tリールと記す)、8は磁気テープ2
を送出する供給リール(以下、Sリールと記す)、9及
び10はそれぞれTリールハブ及びSリールハブ、11
及び12はTリール7及びSリール8の回転周波数(回
転速度)を検出してTリールFG信号及びSリールFG
信号を出力する第2の周波数発電機であるTリールFG
センサ及びSリールFGセンサ、13はキャプスタンF
Gセンサ6からのキャプスタンFG信号を分周する分周
手段であるキャプスタンFG分周器、16はTリールF
G信号周期及びSリールFG信号周期のそれぞれの2乗
の和が所定の基準値になるようにキャプスタンFG基準
周期を変化させてTリール7の回転速度を制御するリー
ル周期制御手段であるリール周期制御部、14はキャプ
スタンFG分周器13からのキャプスタンFG信号とリ
ール周期制御部16からのリールFG信号とによりキャ
プスタンモータ5の回転制御を行う制御信号を出力する
制御手段である制御回路、15は制御回路14からの制
御信号に基づいてキャプスタンモータ5を駆動する駆動
回路、17はテープ厚、テープ長さ、テープ残量を検出
するテープ残量検出部、18はFF/REWモードにお
いてテープ残量検出部17からのテープ残量情報からT
リール側の巻き取り径を算出し、巻き取り径変化に応じ
てテープ送り速度が所定速度になるようにキャプスタン
FG分周器13の分周比を算出して分周比データ19を
出力する分周比算出部で、テープ残量検出部17と分周
比算出部18とで分周比制御手段を形成する。19は分
周比算出部18で算出された分周比データである。
【0044】以上のように構成された本実施の形態の磁
気テープ制御装置について、以下その動作について説明
する。
【0045】記録再生モードでの磁気テープ2の移送は
キャプスタンモータ5と一体となったキャプスタン軸3
とピンチローラ4に挟み込まれるようにして矢印A方向
へ駆動され、Sリール8から送出された磁気テープ2は
Tリール7で巻き取られる。FFモードでは、磁気テー
プ2はキャプスタン軸3とピンチローラ4による挟持が
解除され、Tリール7の高速回転によりTリール7に巻
き取られる。Tリール7はキャプスタンモータ5を駆動
源としてギヤ等を介して減速比係数Czで駆動される。
一方、REWモードでは、磁気テープ2はキャプスタン
軸3及びピンチローラ4の挟持が解除されるが、Sリー
ル8が高速回転して磁気テープ2は矢印B方向に高速走
行されて、Sリール8で巻き取る。
【0046】DVフォーマットでは映像音声信号以外に
使い勝手を良くする様々なシステムデータが磁気テープ
上のサブコード領域に記録されており、サブコード領域
には高速サーチのデータやテープ管理のための絶対トラ
ック番号、テープカウンタとして機能するタイムコード
等が記録されている。これらの信号はFF/REWモー
ドでも回転ヘッドドラム1で再生させる必要があり、こ
のとき磁気テープ移送速度は一定速度であることが要求
される。以下これを実現する方法を、FFモードを一例
に説明する。
【0047】FFモードではキャプスタンモータ5を駆
動源に、Tリール7を高速回転させてTリール7で巻き
取られるが、その巻き径は磁気テープ2の巻き取った量
で変化していくので、テープの始端から終端まで一定回
転数で回転させると、磁気テープ2の移送速度は一定で
はなくなる。つまり、FFモードにおいてはテープ始端
で最も低速となり、序々にテープ速度は速くなってい
き、テープ終端で最も高速となる。磁気テープ2の移送
速度を終始一定に保つためには、Tリール7の巻き径が
最も小さい時、つまりテープ始端ではTリール7を最も
速く回転させ、巻き径が大きくなるに従って、Tリール
7の回転速度を下げるように制御する必要がある。
【0048】キャプスタンモータ5は、キャプスタンモ
ータ5の回転速度を検知するキャプスタンFGセンサ6
と、キャプスタンFGセンサ6からのキャプスタンFG
信号を分周するキャプスタンFG分周器13と、キャプ
スタンFG信号の周期を計測しFG周期があらかじめ設
定されたキャプスタンモータFG基準周期に等しくなる
ようにキャプスタンモータの回転速度を制御する制御回
路14と、制御回路14からの制御によりキャプスタン
モータ5を回転駆動させる駆動回路15とで制御され、
回転速度を制御する方法として以下の2つの方法があ
る。
【0049】まず第1の制御方法として、キャプスタン
FG分周器13の分周比を変化させることで、分周後の
キャプスタンFG周期が一定周期になるようにキャプス
タンモータ5の回転制御を行う方法がある。この方法に
よれば、例えば分周比を「2」に設定すれば、キャプス
タンモータ5の回転速度が2倍になり、分周比を「3」
にすれば回転速度が3倍になるように回転速度を制御で
きる。
【0050】次に第2の制御方法として、制御回路14
においてキャプスタンFG周期を計測してキャプスタン
FG周期があらかじめ設定されたキャプスタンFG周期
基準に等しくなるように、キャプスタンモータ5の回転
速度を制御する方法がある。この方法において、キャプ
スタンFG周期基準を変化させることで、回転速度を制
御できる。
【0051】第1の制御方法におけるキャプスタン分周
器13の分周比設定による回転制御だけでは1倍、2
倍、3倍……等、整数倍速の回転制御しかできず、また
第2の制御方法だけではキャプスタンFG周期を計測す
るカウンタ段数、クロックパルス周波数に対してキャプ
スタンFG周波数の周波数レンジが制限を受けてしまう
ため、第1及び第2の制御方法を組み合わせて、第1の
制御方法でキャプスタンFG周波数の周波数レンジをカ
バーし、第2の制御方法で第1の制御方法の速度補正を
することで回転数レンジの広いキャプスタンモータ回転
制御が可能となる。その動作について以下詳述する。
【0052】まず第1の制御方法に関して、テープ残量
検出部17で検出したテープ残量よりTリール7の巻き
径を算出し、分周比算出部18でキャプスタンFG分周
器13の分周比を決定する方法を説明する。リールハブ
9及び10の半径をRh、Tリール7側に巻回されたテ
ープとハブとを含んだTリール半径をRt、Sリール8
側に巻回されたテープとハブとを含んだSリール半径を
Rs、磁気テープ2のテープ全長をL、テープ厚をT、
Sリール8側のテープ残量の残量時間をZ[min]と
し、使用する磁気テープが例えば60分テープであった
場合、Tリール7側のリール総面積は、
【0053】
【数13】
【0054】となり、つまり「Tリール7に巻回された
テープ面積+Tリール側のハブ面積」となる。また、テ
ープ速度1倍速時のテープ速度をV1、倍速比をNx、
キャプスタン回転数をNcp、減速比(キャプスタン回転
数/リール回転数)をCzとすると、「テープ速度1倍
速×倍速比=リール円周×リール回転数」であることよ
り、
【0055】
【数14】
【0056】となる。さらにキャプスタンFG分周比を
N、キャプスタン回転数(1倍速)をNcp1とすると、
【0057】
【数15】
【0058】となり、Tリール側のリール半径Rtは
(数13)より、
【0059】
【数16】
【0060】となる。またキャプスタン回転数Ncpは
(数14)より、
【0061】
【数17】
【0062】となる。(数15)に(数17)を代入
し、さらに(数16)を代入するとキャプスタンFG分
周比は、
【0063】
【数18】
【0064】となる。この(数18)より磁気テープ移
送速度を一定(Nx倍速)にするときのテープ残量に対
するキャプスタンFG分周比を得る。
【0065】また(数18)の右辺におけるテープ全長
L、テープ厚T、テープ残量Zは、図1のテープ残量検
出部17で検出される。それ以外の数値(1倍速時のテ
ープ速度V1、リールハブ半径Rh、減速比Cz、キャ
プスタン回転数Ncp1)はDVフォーマット、メカニズ
ムにより一義的に求めることができる。これらの数値を
もとに分周比算出部18で(数18)に基づいて、キャ
プスタンFG分周器13において設定すべき分周比を算
出し、分周比データ19としてキャプスタンFG分周器
13に入力される。キャプスタンFG分周器13は、入
力された分周比データ19に基づいて駆動回路15を制
御し、キャプスタンモータ5の回転制御を行う。
【0066】次に、第2の制御方法について説明する。
図3はヘリカルスキャン方式VTRの磁気テープ走行系
を上面から見た模式図で、SsはSリール8側のリール
面積(テープ面積+ハブ面積)、StはTリール7側の
リール面積(テープ面積+ハブ面積)で、リール面積S
sとStの和は磁気テープ全長に対して現在位置がどこ
であっても変化しない。これを利用してSリール8及び
Tリール7の回転周期の2乗和が基準値になるように、
キャプスタンモータ5のFG周期基準を変化させること
でテープ移送速度を一定にする方法が、第2の制御方法
である。以下、その動作制御について、テープ移送速度
を記録速度の60倍(60倍速)とした場合を一例とし
て詳述する。
【0067】まず、Tリール7側におけるリールハブを
含んだリール半径をRt、Sリール8側におけるリール
ハブを含んだリール半径をRs、テープ全長をL、テー
プ厚をT、リールハブ9及び10の半径をRhとした
時、Tリール7及びSリール8のそれぞれのリール面積
和=テープ面積+ハブ面積であることより、
【0068】
【数19】
【0069】という式が成り立つ。ここで、60倍速の
テープ速度をV60とした時、Tリール7の回転周期Tt
とSリール8の回転周期Tsは、
【0070】
【数20】
【0071】
【数21】
【0072】となる。ここで(数20)及び(数21)
を(数19)に代入すると、
【0073】
【数22】
【0074】となり、よってV60を一定にするならば右
辺は一定となる。よって Tt、Tsの2乗和が一定に
なるようにキャプスタンモータ5をキャプスタンFG基
準周期を変化させることで制御すれば、テープ巻径に関
係なくテープ速度を一定(V60)に保つことができる。
尚、Tt、Tsは図1におけるSリールFGセンサ12
及びTリールFGセンサ11の周期を計測することで得
られ、(数22)右辺を基準値として「左辺>右辺」で
あれば磁気テープ2の移送速度は遅いことになり、キャ
プスタンFG周期基準を小さくする。逆に「左辺<右
辺」であれば磁気テープ2の移送速度は速いことにな
り、キャプスタンFG周期基準を大きくするように、リ
ール周期制御部16は制御回路14内のキャプスタンF
G周期基準を変化させる。
【0075】また(数22)の右辺において、テープ全
長L及びテープ厚Tは図1のテープ残量検出部17で検
出される。それ以外の数値(リールハブ半径Rh、60
倍速時のテープ速度V60)はDVフォーマット、所望の
倍速比より一義的に求めることができる。これらの数値
をもとにリール周期制御部16で(数22)が計算さ
れ、制御回路14内のキャプスタンFG周期基準を変化
させている。
【0076】以下、本実施の形態の磁気テープ駆動装置
におけるテープ残量に対する分周比特性について説明す
る。
【0077】図2は本実施の形態におけるテープ残量に
対する分周比の特性を示した特性図で、21は理想的な
連続曲線よりなる第1の特性、22は実際の分周特性で
あり階段状特性である第2の特性である。従来技術にお
ける図5(b)でテープ残量60分(60分テープで始
端)直後から55分までのFG分周比は、第1の特性4
1上のテープ残量55分のキャプスタンFG分周比が
「22」に設定されるのに対して、図2(a)でのテー
プ残量60分直後から55分までのFG分周比は、第1
の特性21上のテープ残量60分と55分のキャプスタ
ンFG分周比の中間値「24」が設定されている。図2
(a)の第2の特性22と図5(b)の第2の特性42
とを比較すると、図5(b)に示す差分Naよりも図2
(a)における差分Nbの方が小さくなっており、理想
的な連続曲線である第1の特性21に、より近似された
特性となっていることがわかる。
【0078】図2(b)はさらに詳細に示した特性図
で、テープ残量をZ(i)で示し(Z(i-2)<Z(i-1)<Z
(i)<Z(i+1)…)、これに対応した第1の特性21上の
分周比をN(i)とすると、実際に設定する分周比Nr(i)
は、
【0079】
【数23】
【0080】で算出される。つまり、実際の分周比Nr
(i)は、Z(i)に対応する分周比N(i)と、Z(i+1)に対応
する分周比N(i+1)との中間値(平均値)に設定され
る。また、N(i+1)が存在しないとき、つまりN(i)が磁
気テープの始端の時(Z(i)=60の時)は、
【0081】
【数24】
【0082】という関係にすることにより、第2の特性
22が、より第1の特性21の曲線に近似した特性とな
る。
【0083】以上のように本実施の形態によれば、FF
/REWモードにおける第1の特性に対して、実際は第
2の特性22に示すように階段状特性となるが、その第
2の特性22をできる限り第1の特性21に近づけるこ
とにより、引き込み動作を速やかに行わせることができ
る。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、FF/R
EWモードでの速やかでなめらかなテープ定速走行への
移行が可能でかつ、FF/REWモードにおいてもサブ
コード領域の再生が良好に行えるという優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の磁気テープ制御装置の構
成を示すブロック図
【図2】同実施の形態におけるキャプスタンFG分周比
−テープ残量特性を示す特性図
【図3】ヘリカルスキャン方式VTRの磁気テープ走行
系を示す模式図
【図4】従来の磁気テープ制御装置の構成を示すブロッ
ク図
【図5】従来の磁気テープ制御装置におけるキャプスタ
ンFG分周比−テープ残量特性を示す特性図
【符号の説明】
1 回転ヘッドドラム 2 磁気テープ 3 キャプスタン軸 4 ピンチローラ 5 キャプスタンモータ 6 キャプスタンFGセンサ 7 Tリール 8 Sリール 9 Tリールハブ 10 Sリールハブ 11 TリールFG 12 SリールFG 13 キャプスタンFG分周器 14 制御回路 15 駆動回路 16 リール周期制御部 17 テープ残量検出部 18 分周比算出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャプスタンモータの駆動に連動してリ
    ール駆動を行い磁気テープの走行制御を行う磁気テープ
    制御装置であって、前記キャプスタンモータの回転速度
    を検出する第1の周波数発電機と、前記第1の周波数発
    電機で検知した回転速度信号を分周する分周手段と、前
    記磁気テープのリールにおけるテープ残量を検出して分
    周比を算出し前記分周手段の分周比を制御する分周比制
    御手段と、前記リールの回転速度を検出する第2の周波
    数発電機と、前記第2の周波数発電機で検出した回転速
    度から前記リールの回転周期を検出するリール周期制御
    手段と、前記分周手段で分周された回転速度信号と前記
    リール周期制御手段で検出した回転周期から前記キャプ
    スタンモータの駆動制御を行う制御手段とを備え、前記
    分周比制御手段は、テープ残量に基づいて算出されるリ
    ールのテープ巻き取り径の連続的変化に応じた分周比特
    性上で、検出されるテープ残量値Z(i)に対する分周比
    をN(i)とし、Z(i)より所定量多いテープ残量値Z(i+
    1)に対応する分周比をN(i+1)とした時、前記分周手段
    にて設定する分周比Nr(i)を、 【数1】 としたことを特徴とする磁気テープ制御装置。
  2. 【請求項2】 分周比制御手段は、テープ始端ではテー
    プ残量に基づいて算出されるリールのテープ巻き取り径
    の連続的変化に応じた分周比特性上で、検出されるテー
    プ残量値Z(i)に対する分周比をN(i)とした時、前記分
    周手段にて設定する分周比Nr(i)を、 【数2】 になるように設定することを特徴とする請求項1記載の
    磁気テープ制御装置。
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