JPH11250509A - 光ディスク原盤の製造方法およびその装置 - Google Patents

光ディスク原盤の製造方法およびその装置

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JPH11250509A
JPH11250509A JP10050248A JP5024898A JPH11250509A JP H11250509 A JPH11250509 A JP H11250509A JP 10050248 A JP10050248 A JP 10050248A JP 5024898 A JP5024898 A JP 5024898A JP H11250509 A JPH11250509 A JP H11250509A
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JP10050248A
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Hideyuki Ishimaru
秀行 石丸
Kenji Takamoto
健治 高本
Masaya Ito
正弥 伊藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ビームの露光スポット径のさらなる微小化
を図って、高密度記録に対応できるようにすることを目
的とする。 【解決手段】 回転される基板16上の感光性層16a
に必要なパターンに応じて強度変調された平行な光ザビ
ームLを対物レンズ15により集光させて露光するの
に、対物レンズ15に供給する光ビームLを半透過膜1
3aの部分を通過させて、回折現象にて光強度の強い中
央のメインビームL1のまわりに発生するサイドローブ
L2の強さを露光に影響ない程度に抑えながら、メイン
ビームL1のビーム径を微小化することにより、上記の
目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクを製作
するためのレプリカ盤を製造するのに使用される光ディ
スク原盤の製造方法およびその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクには、スパイラル状、あるい
は同心円状に、記録再生用光ビームのためのトラック案
内溝、この案内溝に沿った光学的情報としての凹凸状の
ピットが形成されている。
【0003】光ディスク原盤は、マスタリングプロセス
にて製造され利用される。その手順は例えば回転駆動さ
れるガラス基板の上にポジ型の感光性層を塗布により形
成した後、前記スパイラル状、あるいは同心円上のトラ
ック案内溝や、これに沿った凹凸状のピットのパターン
をレーザ光による露光にて書き込み、その後の現像によ
り、スパイラル状ないしは同心円状のトラックガイド溝
や凹凸状のピットを持った光ディスク原盤が製造され
る。製造された光ディスク原盤はその書き込み面にニッ
ケルメッキ層を施し、これを分離することにより金属製
の型部材であるスタンパを製作するのに利用される。次
いで、レプリケーションプロセスにより製作されたスタ
ンパから光ディスクが製造される。その手順は例えばス
タンパを利用した射出成形によって光ディスク原盤と同
じ凹凸形状のパターンを持ったレプリカを製作し、製作
したレプリカの書き込み面にアルミニウムの保護膜を蒸
着により形成して、光ディスクを製造する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで近時では、各
種記録媒体にて取り扱う情報量が膨大化する一方であ
り、情報量の多い光ディスクにあってもさらなる高密度
記録が強く望まれている。
【0005】直進光の一例であるレーザ光は、出射され
た後拡がる。これを有効利用するのに、その拡がるレー
ザ光の全部を受光できる開口数NAを持ったコリメータ
レンズおよび対物レンズが必要であり、しかも、入射し
たレーザ光は微小なスポット径に絞って書き込み位置に
結像させるが、その微小化は現状の記録密度に対応する
のに限界に達している。
【0006】従って、前記さらなる高密度記録に対応す
るために、記録トラックや凹凸状ピットのピッチのさら
なる微小化を図ろうとしても、そのような微小ピッチの
パターンを露光するのに必要な微小なスポット径は現状
の露光光学系では望めないし、レーザ光源の信頼性、お
よび露光光学系に必要な光学部品の信頼性や耐久性の面
においてもまだ不十分である。
【0007】本発明の目的は、光ビームの露光スポット
径のさらなる微小化を図って、高密度記録に対応できる
光ディスク原盤の製造方法およびその装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の光ディスク原盤の製造方法は、基板上の
感光性層に必要なパターンに応じて強度変調された平行
な光ビームを対物レンズにより集光させて露光し光学的
な書き込みを行い光ディスク原盤を製造するのに、平行
な光ビームをそのビーム径内に入る面積の半透過膜部分
を通過させて対物レンズに供給し前記露光を行うことを
特徴とするものである。
【0009】平行光である光ビームの光強度は中央部で
強く、周辺で弱いいわゆるガウシアン分布を示すが、光
ビームをそのビーム径内に入る面積の半透過膜部分を通
過させると、その半透過膜の大きさと透過率とに応じた
光の回折現象により、光強度の強い中央のメインビーム
のまわりに、半透過膜の外回りに回り込んだ光強度の弱
いサイドローブが半透過膜のない場合よりも強い光強度
で発生するが、サイドローブの光強度は半透過膜を透過
率0のものと代替した場合よりも低く露光に影響しない
程度に抑えながら、露光に有効な強い光強度を持ったメ
インビームのビーム径が半透過膜がない場合よりも微小
化するので、サイドローブの影響なく従来よりも微小化
したスポット径にて従来よりも狭いピッチでトラック案
内溝や凹凸状のピットのパターンを露光することがで
き、さらなる高密度記録に対応することができ、半透過
膜は光ビームと同心に配置するのが好適である。
【0010】この場合、感光性層の上にコントラスト増
強層を設けておいて上記の露光を行うと、コントラスト
増強層は、光ビームの、光強度の強い中央のメインビー
ムが入射する部分は直ちに透明になりその下の感光性層
を露光することができ、光強度の弱いまわりのサイドロ
ーブが入射する部分は、その光強度が一定値以下であれ
ば透明にならず、サイドローブが感光性層に達しないよ
うにするので、微小化した径のメインビームだけによる
高密度な書き込みを安定して達成することができる。
【0011】以上のような光ディスク製造方法は、現状
の露光光学系の対物レンズと、これに平行光にした光ビ
ームを供給するコリメータレンズとの間に、光ビームが
通過する位置にそのビーム径内に入る面積の半透過膜を
有したフォトマスクを設けただけの簡単な装置によって
実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ディスク原盤の
製造方法およびその装置の幾つかの実施の形態について
添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】(実施の形態1)本実施の形態1の光ディ
スク原盤の製造装置は、図1に示すように、直進光であ
る光ビームの光源となるArガスレーザ1からのレーザ
光Lを、絞り2、コリメータ光学系4を通して、適当な
径の平行光とし、自動レーザ制御機(オートパワーコン
トローラ)6に入射させ、レーザパワーの安定化を図
る。自動レーザ制御機6から出射されたレーザ光Lは、
光変調器(E/Oモジュレータ)7に入射させ、トラッ
ク案内溝やピットを形成するための変調データに応じて
通過するレーザ光Lを強度変調する。光変調器7から出
射されたレーザ光Lは波長板8、コリメータ光学系1
0、偏光ビームスプリッタ11を通過させる。波長板8
をレーザ光軸と垂直な面内で回転させることにより、偏
光ビームスプリッタ11を透過するレーザパワーを調整
することができる。コリメータ光学系10では、対物レ
ンズ15の開口径に等しいか、それ以上になるような直
径の平行光にする。偏光ビームスプリッタ11を透過し
たレーザ光Lは、フォトマスク13のレーザ光Lのビー
ム径内に入る面積、つまりビームの横断面よりも小さく
その内側に入る大きさの面積を持ったの半透過膜13a
の部分を通過させて対物レンズ15に供給することによ
り、スピンドル17に取付けられ回転される円盤などの
基板16上の感光性層としての、例えば感光性膜16a
に集光させて露光し、光トラック案内溝や凹凸状のピッ
トのパターンの書き込みを行い、現像など必要な処理を
伴って光ディスク原盤を製造する。
【0014】なお、上記の露光光学系31は、各光学要
素の配置上、必要に応じてミラー3、5、9、12、1
4などの反射光学要素を用いて、レーザ光Lの光路を折
り曲げている。
【0015】フォトマスク13は図2の(a)に示すよ
うに、中央部に半透過膜13aを持ち、その周辺が透過
部13bとされたもので、図2の(b)に示すように半
透過膜13aはレーザ光Lの透過率が0.51、透過部
13bの透過率aは1に設定されている。透過部13b
は半透過膜13aをレーザ光Lの通過光路にそのレーザ
光Lのビーム径に対応する所定の割合小さくした大きさ
で同心位置に位置させ、それ自体はレーザ光Lの通過を
妨げない支持部をなすもので、そのような支持条件を満
足する限り、どのような光像で半透過膜13aを設けて
もよい。しかし、本実施の形態1のような1つのフォト
マスク13として設ければ、レンズ類と同じように支持
して簡単に設けることができる。
【0016】平行光であるレーザ光Lの光強度は、中央
部で強く、周辺で弱いいわゆるガウシアン分布を示す
が、レーザ光Lが半透過膜13aの部分を通過する際
に、その半透過膜13aのレーザ光Lのビーム径に対す
る大きさと透過率とに応じた光の回折現象により、図1
に示すように光強度の強い中央のメインビームL1のま
わりに、光強度の弱いサイドローブL2が発生する。こ
れは光強度の強いメインビームL1が半透過膜13aを
透過する抵抗で半透過膜13aの部分の外まわりへ回折
する光量の影響と思われる。半透過膜13aの透過率a
を0.51としたときの光強度分布を図3に実線で示し
てあり、サイドローブL2の光強度は、図3に破線で示
す半透過膜13aがない場合よりも強いものの、図3に
一点鎖線で示す半透過膜13aの代わりに透過率aを0
としたときのように強くはなく、露光に影響しない程度
に抑えられる。一方、露光に有効な強い光強度を持った
メインビームL1の径は半透過膜13aがない場合より
も、従って、従来よりも微小化して、サイドローブL2
の影響なしに、従来よりも狭いピッチのトラック案内溝
やピットのパターンを露光して光学的に書き込むことが
でき、さらなる高密度記録に対応することができる。
【0017】しかし、基本的には露光光学系31は図1
に示すもののほか、基板16上の感光性膜16aに必要
なパターンに応じて強度変調された平行なレーザ光Lを
対物レンズ15により集光させて露光し光学的な書き込
みができる種々の構成のものを採用し、対物レンズ15
に供給する平行なレーザ光Lが半透過膜13aの部分を
通過させられればよい。また、レーザ光Lに代って直進
光であれば他の種類の光ビームを利用することもでき
る。レーザ光Lのビームの横断面と半透膜13a部分と
は相似形であるのが好適である。しかし、これに限られ
ることはない。
【0018】次に、本実施の形態の1つの実施例につい
て述べると、平坦なガラスの基板16を洗浄後、その表
面をシランカップリング剤で処理する。これは基板16
と感光性膜16aとの密着性をよくするためである。こ
の基板16の上にポジ型の感光性膜16aを塗布する。
ガラス基板18は直径200mm、厚み6mmの平坦な
もので、洗浄後に処理するシランカップリング剤はHM
DS(ヘキサメチルジシラサザン)を用いる。ポジ型の
感光性膜16aは東京応化工業社製のip−3300を
用い、0.08μmの厚さに塗布し、80℃で15分ベ
ークした後、室温まで十分に自然冷却する。Arガスレ
ーザ1は出力150mWで波長363.8nmの紫外レ
ーザ光Lを出射する。絞り2はこのレーザ光Lを直径
1.5mmに絞って通過させる。コリメータ光学系4は
レーザ光Lを直径0.75mmの平行ビームにするもの
で、例えば、直径が15mmで、焦点距離が100mm
と50mmの2個の平凸レンズを、150mmの間隔で
レーザ光Lのビームに対して垂直に設置したものから構
成している。光変調器7は信号応答速度が5MHz以上
のものが必要であり、50MHzのものを採用してい
る。自動レーザ制御器6はレーザ光Lの光強度を40m
W程度にする。波長板8はλ/2板で、例えば、材質が
水晶のものを使用しているが、2枚のガラス板に雲母波
長板を挟んだものでもよい。コリメータ光学系10は、
例えば直径が15mmで、焦点距離が30mmと150
mmの2個の平凸レンズを、150mmの間隔でレーザ
光Lのビームに対して垂直に設置したもので構成し、レ
ーザ光Lのビーム径を例えば対物レンズ15の開口径に
等しい3.6mmとしてある。
【0019】フォトマスク13は、例えば、直径20m
m、厚み4mmの光学的に透明、つまり透過率aが1で
均質なガラス板、あるいはプラスチック板などの表面
に、アルミニウム、クロム、タンタル、ニッケルまた
は、その合金、あるいは誘電体膜、前記金属およびその
合金と誘電体膜の積層で図2に示すような半透過膜13
aを形成したものを用いる。また、半透過膜13aの直
径は2b=1mm、透過部13bの直径は2c=4mm
である。対物レンズ15は、例えば、焦点距離2mm、
開口数NAが0.9、開口径3.6mmのものを用い
る。露光後の現像に使用する現像液は東京応化工業社製
のNMD−W(2.38%)を純水で75%に希釈した
ものを使用し、現像は基板16を回転させながら50秒
間基板16の表面に現像液を掛けながら行う。
【0020】このときの感光性膜16aに照射されるレ
ーザ光Lのメインビームのスポット径は、1/e2
0.28μmとなり、半透過膜13aがない場合と比較
して20%微小化でき、0.2μm程度の幅や径を持っ
たトラック案内溝やピットを高密度に形成できた。
【0021】本発明者等の実験によると、フォトマスク
13のレーザ光Lの透過率とメインビームL1の相対強
度との関係は図4に示す通りであり、透過率とサイドロ
ーブの相対強度との関係は図5に示す通りであり、透過
率とレーザ光Lのビーム径相対値との関係は図6に示す
通りである。これらの特性を考慮して必要なビーム径を
実現するための半透過膜13aの透過率aや大きさを決
定すればよい。
【0022】(実施の形態2)本実施の形態2は図7に
示すように、感光性膜16aの上にコントラスト増強層
21を設けておいて上記実施の形態1の露光光学径31
により、実施の形態1の場合と同様に露光を行うと、コ
ントラスト増強層21は、レーザ光Lの、光強度の強い
中央のメインビームL1が入射する部分は直ちに透明に
なりその下の感光性膜16aを露光することができ、光
強度の弱いまわりのサイドローブL2が入射する部分
は、その光強度が一定値以下であれば透明にならず、感
光性膜16aに達しないようにするので、ビーム径が微
小化したメインビームL1だけによる高密度な光学的な
書き込みがサイドローブの影響なくより安定して達成す
ることができる。
【0023】具体的な操作は、平坦なガラスの基板16
を洗浄後、その表面をシランカップリング剤で処理す
る。これは基板16と感光性膜16aとの密着性をよく
するためである。この基板16の上にポジ型の感光性膜
16aを塗布する。これを80℃で15分ベークした
後、基板18が室温になるまで十分に自然冷却する。次
いで、回転塗布により、ポジ型感光性膜16aの上にコ
ントラスト増強層21を形成する。コントラスト増強層
21は水溶性であるために露光後、純水で除去ができ
る。コントラスト増強層21は露光するレーザ光Lに対
し初期透過率は20%程度と低いが、強い光を照射する
と透過率が90%以上となる。感光性膜16a上にコン
トラスト増強層21を形成したガラスの基板16を実施
の形態1の装置で露光した後、基板16を回転させなが
ら、表面を5分純水で洗浄する。これによりコントラス
ト増強層21を除去することができ、その後感光性膜1
6aを現像する。
【0024】本実施の形態2の1つの実施例について説
明すると、ガラスの基板16は直径200mm、厚み6
mmの平坦なもので、洗浄後に処理するシランカップリ
ング剤はHMDS(ヘキサメチルジシラサザン)を用い
る。ポジ型の感光性膜16aは東京応化工業社製のip
−3300を用い、0.08μmの厚さに塗布し、80
℃で15分ベークした後、室温まで十分に自然冷却す
る。コントラスト増強層21は、東京応化工業社製のA
CEM−365iMを用い、0.3μmの厚みに塗布す
る。このコントラスト増強層21は露光を行うレーザ光
Lの波長363.8nmに対して、透過率が25%であ
るが、実施の形態1の場合と同じメインビームL1程度
の強い光を照射すると、透過率が95%になる。現像液
は東京応化工業社製のNMD−W(2.38%)を純水
で75%に希釈したものを用いる。
【0025】以上の条件によって、0.2μm程度の幅
や径を持ったトラック案内溝やピットを高密度に形成で
きた。
【0026】なお、上記各実施の形態1、2では、基板
16は感光性膜16aに露光して現像することによりト
ラック案内溝や凹凸状ピットを形成したが、感光性層と
して露光により凹部や凸部ができる材質のものを採用す
れば、現像は不要であるし、場合によっては露光による
変形や変質を伴って光ディスクそのものを製造するのに
も本発明は適用できる。
【0027】
【発明の効果】本発明の光ディスク原盤の製造方法およ
びその装置は、光ビームの波長およびビーム径と、半透
過膜の大きさおよびその透過度との関係から、サイドロ
ーブの光強度を露光に影響しない程度に抑えながら、露
光に有効な強い光強度を持ったメインビームの径および
スポット径を微小化して、従来よりも狭いピッチの溝や
凹凸状ピットのパターンを光学的に書き込むことがで
き、現状の露光光学系に半透過膜を設けるだけで、さら
なる高密度記録に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す光ディスク原盤の
製造装置を示す概略構成図である。
【図2】図1の装置に用いたフォトマスクを示し、その
(a)はフォトマスクの平面図、その(b)はフォトマ
スクの透過率の分布を示すグラフである。
【図3】フォトマスクの透過率と、透過するレーザ光の
相対強度との関係を示すグラフである。
【図4】フォトマスクの半透過膜部分の透過率と、メイ
ンビーム中心の相対強度との関係を示すグラフである。
【図5】フォトマスクの半透過膜部分の透過率と、メイ
ンビーム強度に対するサイドローブの相対強度との関係
を示すグラフである。
【図6】フォトマスクの半透過膜部分の透過率と、ビー
ム径(相対値)との関係を示すグラフである。
【図7】本発明の実施の形態2の光デイスク原盤の製造
装置の要部の側面図である。
【符号の説明】
1 レーザ光源 7 光変調器 4、10 コリメータ光学系 13 フォトマスク 13a 半透過膜 15 対物レンズ 16 基板 16a 感光性膜 17 スピンドル 21 コントラスト増強層 31 露光光学系 L レーザ光 L1 メインビーム L2 サイドローブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上の感光性層に必要なパターンに応
    じて強度変調された平行な光ビームを対物レンズにより
    集光させて露光し光学的な書き込みを行い光ディスク原
    盤を製造する光ディスク原盤の製造方法において、 平行な光ビームをそのビーム径内に入る面積の半透過膜
    部分を通過させて対物レンズに供給し前記露光を行うこ
    とを特徴とする光ディスク原盤の製造方法。
  2. 【請求項2】 感光性層の上にコントラスト増強層を設
    けて、前記露光を行う光ディスク原盤の製造方法。
  3. 【請求項3】 感光性層を有した基板を回転させなが
    ら、必要なパターンに応じて強度変調されコリメータレ
    ンズにより平行にした光ビームを対物レンズに供給して
    感光性層に集光させて露光し、光学的な書き込みを行い
    光ディスク原盤を製造する光ディスク原盤の製造装置に
    おいて、 コリメータレンズと対物レンズとの間に、光ビームが通
    過する位置にビーム径内に入る面積の半透過膜を持った
    フォトマスクを設けたことを特徴とする光ディスク原盤
    の製造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022442A1 (ja) * 2007-08-16 2009-02-19 Fujifilm Corporation ピットパターンで情報が記録された媒体を製造する方法

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