JPH11250487A - 光ピックアップヘッド - Google Patents

光ピックアップヘッド

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JPH11250487A
JPH11250487A JP10053289A JP5328998A JPH11250487A JP H11250487 A JPH11250487 A JP H11250487A JP 10053289 A JP10053289 A JP 10053289A JP 5328998 A JP5328998 A JP 5328998A JP H11250487 A JPH11250487 A JP H11250487A
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JP
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solid immersion
optical
light
lens
objective lens
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JP10053289A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Mifune
博庸 三船
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光軸調整を不要とし、高密度な記録・再生を
可能にする光ピックアップヘッドを得る。 【解決手段】 対物レンズ9とソリッドイマージョンレ
ンズ10とを光軸を一致させて同一基板11の両面に配
設して光軸調整を不要とし、かつ、それら対物レンズ9
とソリッドイマージョンレンズ10との間の光路に光の
屈折率の低い光低屈折層13を有する光学素子6が、光
ピックアップヘッド1に設けられる。これにより、ソリ
ッドイマージョンレンズ10におけるレーザ光の屈折角
が低屈折率の光低屈折層13から高屈折率のソリッドイ
マージョンレンズ10へと入射することにより大きくな
るので、光スポットのスポットサイズは微小になり、高
密度な記録・再生が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報記録媒体の
記録面上に光スポットを照射して情報の記録、再生又は
消去を行う光ピックアップヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ピックアップヘッドの一例につ
いて図5に基づいて説明する。図5に示すように、従来
の光ピックアップヘッドは、レーザ光源としての半導体
レーザ(以下、LDという)101と、コリメータレン
ズ102と、偏光ビームスプリッタ103と、1/4波
長板104と、対物レンズ105と、集光レンズ106
と、フォトダイオード(以下、PDという)107とを
主体に構成されている。このような構成において、LD
101から出射された直線偏光のレーザ光は、コリメー
タレンズ102によって略平行光とされ、偏光ビームス
プリッタ103と1/4波長板104とで構成される光
アイソレータにおいて直線偏光から円偏光に変換され
る。円偏光に変換された光は、対物レンズ105により
集光され、光情報記録媒体である光ディスクdの記録面
上に光スポットの状態で照射される。この光ディスクd
の記録面からの反射光は逆の経路を辿り、対物レンズ1
05を通過し、1/4波長板104により偏光方向を9
0°回転した直線偏光に変換された後、偏光ビームスプ
リッタ103により集光レンズ106方向に反射され
る。偏光ビームスプリッタ103により反射された光
は、集光レンズ106により集光され、PD107に入
射される。PD107では、光ディスクdの記録面上に
マークを有するか否かにより生じる反射率の違いに応じ
て変化する反射光の出力量を検出する。これにより、サ
ーボ信号(フォーカスエラー信号、トラックエラー信
号)の検出や、光ディスクdに対する記録信号の記録、
再生又は消去が行われる。
【0003】ところで、近年においては、光情報記録媒
体である光ディスク等の高密度化が進んでいる。このよ
うな高密度化された光ディスクについて記録再生等する
ためには、光ディスクの記録面上でのスポットサイズw
(w∝λ/sinθ´)を小さくする必要がある。ここ
で、θ´は対物レンズの出射角、λはレーザ光の波長で
ある。また、対物レンズの開口数(NA)と対物レンズ
の出射角θ´とは、NA=sinθ´の関係にある。
【0004】ところが、図5に例示したような光ピック
アップヘッドによって光ディスクdを照射した場合にお
ける光ディスクdの記録面上でのスポットサイズwは、
光の回折限界によりレーザ光の波長程度の大きさでしか
得られない。スポットサイズwをさらに小さくするため
には、レーザ光の波長を短くするか、NAを大きくする
ために対物レンズ105の径を大きくすることが考えら
れる。しかしながら、より波長の短いレーザ光を発生す
る半導体レーザの開発は容易ではなく、また、径の大き
な対物レンズ105を採用してしまうと装置が大型化し
てしまうとともにフォーカス制御等が困難となる。
【0005】そこで、図6に示すように、対物レンズ1
05と光ディスクdとの間にソリッドイマージョンレン
ズ(Solid Immersion Lens)108a又は108bを設
け、これらのソリッドイマージョンレンズ108a又は
108bを介して光ディスクdの記録面を照射すること
により、スポットサイズwを小さくするようにした光ピ
ックアップヘッドが考えられている(例えば、特開平5-
189796号公報や「Digest of Optical Data Storage,Dana
Point (1994)」の「ULTRA HIGH DENSITY RECORDING USIN
G ASOLID IMMERSIONLENS」参照)。図6(a)に示す構
成によれば、入射面側が球面状であって出射面側が平面
とされている半球形状のソリッドイマージョンレンズ1
08aに対物レンズ105で集光された光が入射する
と、その入射光は出射面側の平面の中心に集束する。ま
た、このソリッドイマージョンレンズ108aと光ディ
スクdの記録面との間隔がレーザ光の波長以下の間隔
(例えば、100nm以下)である場合には、ソリッド
イマージョンレンズ108aの出射面側の平面に形成さ
れるスポットサイズwと、光ディスクdの記録面上に形
成されるスポットサイズとは略同一になる。これによ
り、ソリッドイマージョンレンズ108aの屈折率をn
とすると、そのスポットサイズwは、 w∝λ/nsinθ´ となるので、NAをn倍にした場合と同等の効果が得ら
れ、より小さなスポットサイズwの光スポットを得るこ
とができる。
【0006】また、図6(b)に示す構成によれば、ソ
リッドイマージョンレンズ108bの形状を図6(a)
のソリッドイマージョンレンズ108aに比べて超半球
形状としたことにより、スネルの法則が適用されるの
で、その光スポットのスポットサイズwは、 w∝λ/n2sinθ´ となる。すなわち、ソリッドイマージョンレンズ108
bを適用した場合のほうがソリッドイマージョンレンズ
108aを適用した場合よりも小さなスポットサイズw
の光スポットを得ることができる。
【0007】また、このようなソリッドイマージョンレ
ンズ108a又は108b(以下、ソリッドイマージョ
ンレンズ108という)を光ピックアップヘッドに適用
する場合の一例としては、図7に示すようにソリッドイ
マージョンレンズ108を光ディスクdから所定の間隔
をおいて設けられたスライダ109に搭載した浮上ヘッ
ドが、米国特許 第5,497,359号明細書に示されている。
このスライダ109は、ソリッドイマージョンレンズ1
08の形成材料と同一の材料で形成されることが多い。
このような構成の光ピックアップヘッドは、対物レンズ
105で集光された光をソリッドイマージョンレンズ1
08の球面で若干屈折させることにより、スライダ10
9の底部に光を集束するようにしている。このような光
ピックアップヘッドにおいて、例えば、ソリッドイマー
ジョンレンズ108の屈折率nを1.83、NAを0.
5、レーザ光の波長を830nm、スライダ109と光
ディスクdとの間隔を100nmにそれぞれ設定した場
合に得られる光スポットのスポットサイズwは360n
mであり、レーザ光の波長以下となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うな対物レンズ105とソリッドイマージョンレンズ1
08とを組み合わせてNAを大きくした場合と同等の効
果を得て、より小さなスポットサイズwの光スポットを
得るようにした場合、対物レンズ105とソリッドイマ
ージョンレンズ108との位置合わせが困難であり、両
者の位置関係が崩れてしまった場合には狙ったスポット
サイズwの光スポットが得られない。また、LD101
とPD107とをスライダ109とは別の位置にそれぞ
れ配置するので両者の位置合わせも困難であるととも
に、光ピックアップヘッドの小型軽量化が難しいという
問題がある。
【0009】本発明の目的は、光軸調整を不要とし、高
密度な記録・再生を可能にする光ピックアップヘッドを
得ることである。
【0010】本発明の目的は、小型の光ピックアップヘ
ッドを得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
レーザ光を出射する半導体レーザと、この半導体レーザ
から出射されたレーザ光を集束する対物レンズとこの対
物レンズにより集束されたレーザ光を光情報記録媒体上
に照射させるソリッドイマージョンレンズとを光軸を一
致させて同一基板の両面に配設し、それら対物レンズと
ソリッドイマージョンレンズとの間の光路に光の屈折率
の低い光低屈折層を設けた光学素子と、この光学素子を
介して光情報記録媒体からの反射光を受光する受光素子
と、を備える。
【0012】したがって、半導体レーザから出射された
レーザ光は、まず光学素子の対物レンズにより集束され
た後、例えば空気層などの光低屈折層を介して対物レン
ズと同一の基板に配設された光学素子のソリッドイマー
ジョンレンズに入射され、光情報記録媒体上にスポット
照射される。照射された光スポットは光情報記録媒体上
で反射され、光学素子を介して受光素子により受光され
る。これにより、光情報記録媒体上に照射される光スポ
ットのスポットサイズは、ソリッドイマージョンレンズ
におけるレーザ光の屈折角が低屈折率の光低屈折層から
高屈折率のソリッドイマージョンレンズへと入射するこ
とにより大きくなるので、微小になる。また、ソリッド
イマージョンレンズと対物レンズとは、光軸を一致させ
て同一基板の両面に配設されるので、光軸調整は不要に
なる。さらに、レーザ光は、基板に設けられた光低屈折
層を光路とするので、レーザ光が基板本体を通過するこ
とはない。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の光
ピックアップヘッドにおいて、対物レンズ及びソリッド
イマージョンレンズの光低屈折層に接しない面は、基板
表面から略連続する平面に形成される。
【0014】したがって、対物レンズの光低屈折層に接
しない面と基板表面とは略連続する平面に形成され、ソ
リッドイマージョンレンズの光低屈折層に接しない面と
基板表面とは略連続する平面に形成される。これによ
り、光学素子の対物レンズ及びソリッドイマージョンレ
ンズが配設された側が、それぞれ平面になる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の光
ピックアップヘッドにおいて、対物レンズに入射するレ
ーザ光の中心を遮蔽する第一遮蔽手段をその対物レンズ
の平面側略中央に備え、ソリッドイマージョンレンズか
ら光情報記録媒体を照射するレーザ光の中心のみを通過
させる第二遮蔽手段をそのソリッドイマージョンレンズ
の平面側略中央に備える。
【0016】したがって、半導体レーザから出射された
レーザ光は、対物レンズの平面側略中央に備えられた第
一遮蔽手段によってレーザ光の中心を遮蔽されてから光
学素子の対物レンズに入射する。また、対物レンズに入
射したレーザ光は、光低屈折層を介してソリッドイマー
ジョンレンズに入射してその底面に光スポットとして集
束する。この光スポットは、ソリッドイマージョンレン
ズの平面側略中央に備えられた第二遮蔽手段によって光
スポットの中心のレーザ光のみを通過させる。これによ
り、光情報記録媒体に照射される光スポットのスポット
サイズが、更に小さくなる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載の光ピックアップヘッドにおいて、基
板は、半導体を形成材料とし、対物レンズとソリッドイ
マージョンレンズとをそれぞれ配設する配設部を異方性
エッチングにより形成される。
【0018】したがって、半導体を形成材料とした基板
を異方性エッチングすることで基板に容易に穴が形成さ
れる。これにより、対物レンズとソリッドイマージョン
レンズとをそれぞれ配設する配設部が光低屈折層ととも
に形成されるので、所望の形状が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図2に基づいて説明する。図1は光ピックアップ
ヘッド1を概略的に示す構成図、図2は光ピックアップ
ヘッド1の光学素子6を概略的に示す断面図である。本
実施の形態の光ピックアップヘッド1は、相変化記録方
式の光情報記録媒体である光ディスクDに対して、情報
の記録、再生等を行うものである。
【0020】図1に示すように、本実施の形態の光ピッ
クアップヘッド1は、レーザ光源としてレーザ光を出射
する半導体レーザ(以下、LDという)2と、コリメー
タレンズ3と、偏光ビームスプリッタ4と、1/4波長
板5と、光学素子6と、集光レンズ7と、PN接合を有
する受光素子であるフォトダイオード(以下、PDとい
う)8とを主体に構成されている。
【0021】光学素子6は、図2に示すように、対物レ
ンズ9とソリッドイマージョンレンズ10とをガラス製
の基板11の上下にそれぞれ配置して構成されている。
LD2から出射されるレーザ光の入射面側に配置される
対物レンズ9は、レーザ光の入射面側が平面で他方が球
面である平凸レンズであって、ガラスやプラスチック等
を材料として形成されている。また、対物レンズ9とは
反対面に配置されるソリッドイマージョンレンズ10
は、LD2からのレーザ光の入射面側が球面で他方が平
面である半球形状であって、高屈折率を有する材料であ
るSFS−1(波長768.2nm での屈折率が1.7335)やL
aF−2(波長768.2nm での屈折率が1.8927)を材料と
して形成されている。さらに、ソリッドイマージョンレ
ンズ10は、このソリッドイマージョンレンズ10と同
じ材料により形成される平板ガラス12に固定されてい
る。ここで、平板ガラス12は、同一の屈折率を有する
ソリッドイマージョンレンズ10と平板ガラス12とを
重ねることにより超半球の条件を満たすような厚さに設
定されている。
【0022】次いで、これら対物レンズ9とソリッドイ
マージョンレンズ10とが配置される基板11について
説明する。まず、基板11の作成方法としては、ガラス
基板の一方の表面に感光性樹脂であるポジ型のフォトレ
ジストをスピンコート法により塗布した後、そのフォト
レジストをベークしてガラス基板上にフォトレジスト層
を形成する。次に、露光装置によってフォトレジスト層
に所定のパターンを露光する。ここでは、対物レンズ9
の平面部と略同一な形状が未露光部分になるようなパタ
ーンとされる。その後、現像を行うことにより未露光部
分のフォトレジスト層が溶解されるので、ガラス基板と
露光されてガラス基板上に残ったフォトレジスト層とに
より凹形状が形成される。この状態で、ガラス基板上の
フォトレジスト層をエッチングマスクとしてガラス基板
をドライエッチングによりエッチングすることで対物レ
ンズ9と略同一の形状の凹部11aを形成した後、残っ
たフォトレジスト層を除去する。また、ガラス基板の他
方の表面にも同様の処理を施し、ソリッドイマージョン
レンズ10の平面部と略同一な形状が未露光部分になる
ようなパターンをフォトレジスト層に露光した後、ガラ
ス基板をドライエッチングによりエッチングして円柱形
状の凹部11bを形成する。その後、エッチング又は機
械加工により、凹部11aの一部を残した状態でその凹
部11aからさらにガラス基板の内部に向かって光の屈
折率の低い空気層である光低屈折層の空間13を形成す
ることで、凹部11aと凹部11bとを空間13を介し
て連通させた基板11が作成される。このようにして形
成された基板11の凹部11aには対物レンズ9が挿入
され、凹部11bには平板ガラス12に固定されたソリ
ッドイマージョンレンズ10が挿入されて、それぞれが
紫外線硬化接着剤等により基板11に固定される。な
お、空間13の形状は、対物レンズ9からソリッドイマ
ージョンレンズ10への光路を確保できる形状であれば
どのような形状であっても良い。
【0023】このような構成において、例えば光ディス
クDの再生時には、LD2から出射された直線偏光のレ
ーザ光は、コリメータレンズ3によって略平行光とさ
れ、偏光ビームスプリッタ4と1/4波長板5とで構成
される光アイソレータにおいて直線偏光から円偏光に変
換される。円偏光に変換された光は、光学素子6の対物
レンズ9により集光されてから空間13を介してソリッ
ドイマージョンレンズ10に入射する。その入射光は、
低屈折率の空間13から高屈折率を有するソリッドイマ
ージョンレンズ10へと入射することにより屈折角を大
きくされて平板ガラス12の底面に微小な光スポットと
して集束する。また、この平板ガラス12と光ディスク
Dの記録面との間隔がレーザ光の波長以下の間隔(例え
ば、100nm以下)である場合には、平板ガラス12
の底面に形成される光スポットのスポットサイズと、光
ディスクDの記録面に形成される光スポットのスポット
サイズとは略同一になる。これにより、レーザ光が光デ
ィスクDの記録面上に光スポットとして集束され、光デ
ィスクDの記録面上に記録されたマークを照射する。そ
の後、この光ディスクDの記録面からの反射光は逆の経
路を辿り、対物レンズ9を通過し、1/4波長板5によ
り偏光方向を90°回転した直線偏光に変換された後、
偏光ビームスプリッタ4により集光レンズ7方向に反射
される。偏光ビームスプリッタ4により反射された光
は、集光レンズ7により集光され、PD8に入射され
る。PD8では、光ディスクDの記録面上にマークを有
するか否かにより生じる反射率の違いに応じて変化する
反射レーザ光の出力量を検出することにより、光ディス
クDの再生が可能になる。
【0024】ここに、光ディスクDの記録面上に照射さ
れる光スポットのスポットサイズは、ソリッドイマージ
ョンレンズ10におけるレーザ光の屈折角が低屈折率の
空間13から高屈折率のソリッドイマージョンレンズ1
0へと入射することにより大きくなるので、微小にな
る。また、ソリッドイマージョンレンズ10と対物レン
ズ9とは、光軸を一致させて同一基板11の両面に配設
されるので、光軸調整は不要になる。さらに、レーザ光
は、基板11に設けられた空間13を光路とするので、
レーザ光が基板11の本体を通過することはない。すな
わち、基板11は必ずしも透明である必要はなくなり、
ガラス基板に限定されることなく基板形成材料の選択幅
が広げられる。
【0025】また、対物レンズ9の平面部と基板11の
表面とは略連続する平面に形成され、ソリッドイマージ
ョンレンズ10の平面部と基板11の表面とは略連続す
る平面に形成されることにより、光学素子6の対物レン
ズ9及びソリッドイマージョンレンズ10が配設された
側がそれぞれ平面になるので、光学素子6上に様々なデ
バイスを配置することが可能になり、光ピックアップヘ
ッド1の小型化が図られる。
【0026】なお、本実施の形態においては、対物レン
ズ9をレーザ光の入射面側が平面で他方が球面である平
凸レンズとしたが、これに限るものではなく、レーザ光
の入射面側を平面として他方を非球面レンズとすること
により高いNAが確保できるようにしても良い。また、
光学素子6の対物レンズ9及びソリッドイマージョンレ
ンズ10を配設した側を平面にすることを考慮しなけれ
ば、対物レンズ9は球面又は非球面の両凸レンズであっ
ても良い。
【0027】さらに、本実施の形態においては、ソリッ
ドイマージョンレンズ10を平板ガラス12に固定した
が、これに限るものではなく、ソリッドイマージョンレ
ンズ10をそのまま基板11に固定するようにしても良
く、また、ソリッドイマージョンレンズ10自体を超半
球形状としても良い。
【0028】次に、本発明の第二の実施の形態を図3に
基づいて説明する。なお、前述した実施の形態と同一部
分は同一符号で示し説明も省略する(後述する第三の実
施の形態において同様)。本実施の形態の光ピックアッ
プヘッド14と第一の実施の形態の光ピックアップヘッ
ド1とは、光学素子6に代えて光学素子15が備えられ
ている点で異なる。
【0029】ここで、図3は光ピックアップヘッド14
の光学素子15を概略的に示す断面図である。本実施の
形態の光学素子15は、図3に示すように、対物レンズ
16とソリッドイマージョンレンズ17とを基板18の
上下にそれぞれ配置して構成されている。レーザ光の入
射面側に配置される対物レンズ16は、例えばフォトリ
ソグラフィ技術とドライエッチングとによりガラス基板
16aに形成された平凸レンズである。ソリッドイマー
ジョンレンズ17は、第一の実施の形態のソリッドイマ
ージョンレンズ10と同一であり、このソリッドイマー
ジョンレンズ17と同じ材料により形成される平板19
に固定されていて、ソリッドイマージョンレンズ17と
平板19とを重ねることにより超半球の条件を満たして
いる。
【0030】次いで、これらガラス基板16aに形成さ
れた対物レンズ16と、平板19上のソリッドイマージ
ョンレンズ17とが配置される基板18について説明す
る。ここで、基板18は、表面が(100)面の単結晶
シリコンを形成材料としている。この基板18の作成方
法としては、まず、単結晶シリコン基板の表面に成膜し
た絶縁性薄膜をフォトリソグラフィ技術によってパター
ニングすることにより、基板18の開口部18aの形状
に単結晶シリコン基板を露出させる。次いで、KOH溶
液等のアルカリエッチング溶液によりウエットエッチン
グを行なう。このように単結晶シリコン基板をウエット
エッチングした場合には異方性エッチングとなり、(1
11)面方向にはエッチングが殆ど進行しない。これに
より、開口部18aから略連続する傾斜部18bが形成
され、空間18cが形成される。なお、この場合の基板
18の傾斜部18bの角度θは、54.74 °である。その
後、エッチング又は機械加工により、開口部18dを形
成し、開口部18aと開口部18dとを空間18cを介
して連通させて基板18が作成される。このようにして
形成された対物レンズ16を配設する配設部である開口
部18aにはガラス基板16aに形成された対物レンズ
16が挿入され、ソリッドイマージョンレンズ17を配
設する配設部である開口部18dには平板19に固定さ
れたソリッドイマージョンレンズ17が挿入されて、そ
れぞれが紫外線硬化接着剤等により基板18に固定され
る。
【0031】このような構成において、本実施の形態の
光ピックアップヘッド14の光ディスクDの再生等の動
作については、基本的に前述した第一の実施の形態の光
ピックアップヘッド1での動作と何ら変わるものではな
いので、説明は省略する。
【0032】ここに、単結晶シリコン等の半導体を形成
材料とした基板18を異方性エッチングすることによ
り、対物レンズ16とソリッドイマージョンレンズ17
とをそれぞれ配設する開口部18aと開口部18dとが
空間18cとともに容易に形成される。また、同様の手
法により例えばサーボ機構や受発光デバイスの駆動回路
等の電子回路を基板18上に更に形成することも可能に
なり、光ピックアップヘッド14の小型化が図られる。
【0033】次に、本発明の第三の実施の形態を図4に
基づいて説明する。本実施の形態の光ピックアップヘッ
ド20と第一の実施の形態の光ピックアップヘッド1と
は、光学素子6に代えて光学素子21が備えられている
点で異なる。
【0034】ここで、図4は光ピックアップヘッド20
の光学素子21を概略的に示す断面図である。本実施の
形態の光学素子21は、図4に示すように、第一の実施
の形態の光学素子6において、更に遮光板22と遮光層
23とが設けられたものである。
【0035】遮光板22は、第一遮蔽手段であって、例
えば円形又は矩形状のガラス板にCrやAlが蒸着され
て形成されており、対物レンズ9の平面側略中央に設け
られてその対物レンズ9に入射するレーザ光の中心を遮
蔽する。
【0036】また、第二遮蔽手段である遮光層23は、
ソリッドイマージョンレンズ10の平面側略中央であっ
てそのソリッドイマージョンレンズ10を固定する平板
ガラス12の下部に設けられる。この遮光層23の作成
方法としては、平板ガラス12の下部にポジ型のフォト
レジストをスピンコート法により塗布した後、そのフォ
トレジストをベークして平板ガラス12上にフォトレジ
スト層を形成する。次に、露光装置によってフォトレジ
スト層に所定のパターンを露光する。ここでは、ソリッ
ドイマージョンレンズ10に集束される光スポットより
更に微小な部分以外が未露光部分になるようなパターン
とされる。その後、現像を行うことにより未露光部分の
フォトレジスト層が溶解されるので、平板ガラス12と
露光されて平板ガラス12上に残ったフォトレジスト層
とにより円形パターンが形成される。この状態でCrや
Al等の金属の層をスパッタリング法により直接蒸着し
た後、残ったフォトレジスト層を除去することにより光
を透過する透過部23aが形成され、ソリッドイマージ
ョンレンズ10に集束される光スポットの周辺部分を遮
蔽して、中心部分のみを通過させる遮光層23が作成さ
れる。
【0037】このような構成において、例えば光ディス
クDの再生時には、第一の実施の形態と同様にLD2か
ら出射された直線偏光のレーザ光は、コリメータレンズ
3によって略平行光とされ、偏光ビームスプリッタ4と
1/4波長板5とで構成される光アイソレータにおいて
直線偏光から円偏光に変換されて、光学素子21の対物
レンズ9に入射する。ここで、レーザ光は、対物レンズ
9上に設けられた遮光板22によってメインローブ径を
小さくされてから対物レンズ9に集光され、空間13を
介してソリッドイマージョンレンズ10に入射する。そ
の入射光は、高屈折率を有するソリッドイマージョンレ
ンズ10により更に屈折されて平板ガラス12の底面に
光スポットとして集束する。このようにして平板ガラス
12の底面に集束した光スポットは、遮光板22によっ
てメインローブ径を小さくしたことにより高くなったサ
イドローブが遮光層23で遮蔽され、透過部23aでメ
インローブのみが透過されることにより、小さくなる。
したがって、これにともなって光ディスクDの記録面に
形成されるスポットサイズも小さくなる。
【0038】ここに、LD2から出射されたレーザ光
は、対物レンズ9の平面側略中央に備えられた遮光板2
2によってレーザ光の中心を遮蔽されてから光学素子2
1の対物レンズ9に入射する。また、対物レンズ9に入
射したレーザ光は、空間13を介してソリッドイマージ
ョンレンズ10に入射してその底面に光スポットとして
集束する。この光スポットは、ソリッドイマージョンレ
ンズ10の平面側略中央に備えられた遮光層23によっ
て光スポットの中心のレーザ光のみを通過させることに
より、光の超解像の現象の効果を得られるので、光ディ
スクDの記録面に照射される光スポットのスポットサイ
ズが更に小さくなる。
【0039】なお、本実施の形態においては、光学素子
21として第一の実施の形態の光学素子6に更に遮光板
22と遮光層23とを設けたものを適用したが、これに
限るものではなく、第二の実施の形態の光学素子15に
遮光板22と遮光層23とを設けたものを適用しても良
い。
【0040】なお、各実施の形態において、光ディスク
Dを相変化記録方式としたが、これに限るものではな
い。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、半導体レ
ーザから出射されて対物レンズにより集束されたレーザ
光を例えば空気層などの低屈折率の光低屈折層から高屈
折率のソリッドイマージョンレンズへと入射することに
より屈折角が大きくなるので、光スポットのスポットサ
イズを微小にして光情報記録媒体を照射することがで
き、高密度な記録・再生をすることができ、また、ソリ
ッドイマージョンレンズと対物レンズとを光軸を一致さ
せて同一基板の両面に配設するので、光軸調整を不要と
することができ、さらに、レーザ光の光路を基板に設け
られた光低屈折層にすることによりレーザ光が基板本体
を通過することはないので、基板は必ずしも透明である
必要はなく、基板形成材料の選択幅を広げることができ
る。
【0042】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の光ピックアップヘッドにおいて、対物レンズの光低
屈折層に接しない面を基板表面に略連続する平面に形成
し、ソリッドイマージョンレンズの光低屈折層に接しな
い面を基板表面に略連続する平面に形成することによ
り、光学素子の対物レンズ及びソリッドイマージョンレ
ンズを配設した側をそれぞれ平面にすることができるの
で、光学素子上に様々なデバイスを配置することがで
き、光ピックアップヘッドの小型化を図ることができ
る。
【0043】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の光ピックアップヘッドにおいて、半導体レーザから
出射されたレーザ光を対物レンズの平面側略中央に備え
られた第一遮蔽手段によってレーザ光の中心を遮蔽して
から光学素子の対物レンズに入射し、また、対物レンズ
に入射したレーザ光を光低屈折層を介してソリッドイマ
ージョンレンズに入射してその底面に集束された光スポ
ットをソリッドイマージョンレンズの平面側略中央に備
えられた第二遮蔽手段によってその光スポットの中心の
レーザ光のみを通過させることにより、光の超解像の現
象の効果を得ることができるので、光情報記録媒体に照
射される光スポットのスポットサイズを更に小さくする
ことができる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれか一記載の光ピックアップヘッドにおい
て、半導体を形成材料とした基板を異方性エッチングす
ることで基板に容易に穴を形成することにより、対物レ
ンズとソリッドイマージョンレンズとをそれぞれ配設す
る配設部を光低屈折層とともに形成することができるの
で、所望の形状を得ることができ、また、例えばサーボ
機構や受発光デバイスの駆動回路等の電子回路を基板上
に更に形成することもでき、光ピックアップヘッドの小
型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の光ピックアップヘ
ッドを概略的に示す構成図である。
【図2】光ピックアップヘッドの光学素子を概略的に示
す断面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態の光ピックアップヘ
ッドの光学素子を概略的に示す断面図である。
【図4】本発明の第三の実施の形態の光ピックアップヘ
ッドの光学素子を概略的に示す断面図である。
【図5】従来の光ピックアップヘッドの一例を示す構成
図である。
【図6】従来のソリッドイマージョンレンズを備えた光
ピックアップヘッドの一部を示す側面図である。
【図7】従来のスライダに搭載された光ピックアップヘ
ッドの一部を示す側面図である。
【符号の説明】
2 半導体レーザ 6,15,21 光学素子 8 受光素子 9,16 対物レンズ 10,17 ソリッドイマージョンレンズ 11,18 基板 13,18c 光低屈折層 18a,18d 配設部 22 第一遮蔽手段 23 第二遮蔽手段 D 光情報記録媒体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を出射する半導体レーザと、 この半導体レーザから出射されたレーザ光を集束する対
    物レンズとこの対物レンズにより集束されたレーザ光を
    光情報記録媒体上に照射させるソリッドイマージョンレ
    ンズとを光軸を一致させて同一基板の両面に配設し、そ
    れら対物レンズとソリッドイマージョンレンズとの間の
    光路に光の屈折率の低い光低屈折層を設けた光学素子
    と、 この光学素子を介して前記光情報記録媒体からの反射光
    を受光する受光素子と、を備える光ピックアップヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 対物レンズ及びソリッドイマージョンレ
    ンズの光低屈折層に接しない面は、基板表面から略連続
    する平面に形成される請求項1記載の光ピックアップヘ
    ッド。
  3. 【請求項3】 対物レンズに入射するレーザ光の中心を
    遮蔽する第一遮蔽手段をその対物レンズの平面側略中央
    に備え、ソリッドイマージョンレンズから光情報記録媒
    体を照射するレーザ光の中心のみを通過させる第二遮蔽
    手段をそのソリッドイマージョンレンズの平面側略中央
    に備える請求項2記載の光ピックアップヘッド。
  4. 【請求項4】 基板は、半導体を形成材料とし、対物レ
    ンズとソリッドイマージョンレンズとをそれぞれ配設す
    る配設部を光低屈折層とともに異方性エッチングにより
    形成される請求項1ないし3のいずれか一記載の光ピッ
    クアップヘッド。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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