JPH11250145A - コンテンツ情報流通システム - Google Patents
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- JPH11250145A JPH11250145A JP7781898A JP7781898A JPH11250145A JP H11250145 A JPH11250145 A JP H11250145A JP 7781898 A JP7781898 A JP 7781898A JP 7781898 A JP7781898 A JP 7781898A JP H11250145 A JPH11250145 A JP H11250145A
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Landscapes
- Computer And Data Communications (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報発信の拡大化に伴う現存システムの欠点
を解消し、情報の中味が入手しやすいコンテンツ情報流
通システムを提供する。 【解決手段】 情報の中味を収集し新たな情報を創作を
する手段1、2と、創作された全内容もしくはその全内
容を必要に応じて領域分割しそれぞれに対し識別符号を
付するとともに識別符号を付された情報の中味を引き出
し自在に記憶(保持、保存)する手段3と、記憶(保
持、保存)手段より情報の中味を伝送する手段4と、伝
送された情報の中味を再現する表示手段5とよりなるコ
ンテンツ情報流通システム。
を解消し、情報の中味が入手しやすいコンテンツ情報流
通システムを提供する。 【解決手段】 情報の中味を収集し新たな情報を創作を
する手段1、2と、創作された全内容もしくはその全内
容を必要に応じて領域分割しそれぞれに対し識別符号を
付するとともに識別符号を付された情報の中味を引き出
し自在に記憶(保持、保存)する手段3と、記憶(保
持、保存)手段より情報の中味を伝送する手段4と、伝
送された情報の中味を再現する表示手段5とよりなるコ
ンテンツ情報流通システム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、権利としての情報
の中味である例えば画像を一定の記憶手段に権利情報と
して引き出し自在に保存しておき、第三者はそれを必要
なときに必要な量だけ引き出して使用し、その使用形態
に応じて権利者に使用料を支払うというコンテンツ情報
流通システムに関するものである。
の中味である例えば画像を一定の記憶手段に権利情報と
して引き出し自在に保存しておき、第三者はそれを必要
なときに必要な量だけ引き出して使用し、その使用形態
に応じて権利者に使用料を支払うというコンテンツ情報
流通システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】高度情報化社会は、技術を含む多くの情
報を社会に提供(情報の発信)し、それを自由に取捨選
択することにより更なる発展を遂げてきたことは、まぎ
れもない事実である。特に、電子メディアとよばれるも
のは、ハイテク産業ゆえに技術の進歩が新しい機器を作
り、そこから新しいニーズが生れ、そして新しい方式を
作り出すという関係が繰り返され新しいメディアが開発
・実用化され普及・発展してきている。
報を社会に提供(情報の発信)し、それを自由に取捨選
択することにより更なる発展を遂げてきたことは、まぎ
れもない事実である。特に、電子メディアとよばれるも
のは、ハイテク産業ゆえに技術の進歩が新しい機器を作
り、そこから新しいニーズが生れ、そして新しい方式を
作り出すという関係が繰り返され新しいメディアが開発
・実用化され普及・発展してきている。
【0003】ところで、その普及・発展の前提となる情
報、更にいえば情報の中味であるコンテンツは、必要な
情報を、必要なときに、必要な場所で、簡単に、安定で
安全に、継承性を持って、人に迷惑をかけず、適正な料
金で「授受」できかつそれを使っての新しい「制作」へ
とつなげて行くことが重要なこととなる。
報、更にいえば情報の中味であるコンテンツは、必要な
情報を、必要なときに、必要な場所で、簡単に、安定で
安全に、継承性を持って、人に迷惑をかけず、適正な料
金で「授受」できかつそれを使っての新しい「制作」へ
とつなげて行くことが重要なこととなる。
【0004】例えば、ラジオ、テレビを主体とする放送
システムは、ニュ−スやスポーツ等の情報をいち早く大
衆に低コストで提供する優れた機能を持っているが、一
方、ドラマや映画等については、送り手が決めた特定の
時刻以外に見ることができない本質的な弱点を持ってい
る。そこで、この弱点をタイムシフトの形で改善したの
が家庭用VTRであり、AV家電商品の中でも大ヒット
商品の一つとなった。これは、前記した普及・発展のた
めの要件の中の「必要なとき」の要件の改善であり、こ
の要件を更に改善し完成度を上げたものが通信インフラ
を用いたVOD(Video On Demand」シ
ステムということができる。
システムは、ニュ−スやスポーツ等の情報をいち早く大
衆に低コストで提供する優れた機能を持っているが、一
方、ドラマや映画等については、送り手が決めた特定の
時刻以外に見ることができない本質的な弱点を持ってい
る。そこで、この弱点をタイムシフトの形で改善したの
が家庭用VTRであり、AV家電商品の中でも大ヒット
商品の一つとなった。これは、前記した普及・発展のた
めの要件の中の「必要なとき」の要件の改善であり、こ
の要件を更に改善し完成度を上げたものが通信インフラ
を用いたVOD(Video On Demand」シ
ステムということができる。
【0005】かえり見れば高度情報化社会にあっては、
コンテンツの多様化ゆえに情報の受信と共に発信がポイ
ントとなる。
コンテンツの多様化ゆえに情報の受信と共に発信がポイ
ントとなる。
【0006】更にいえば、今後の高度情報化社会にあっ
て情報発信のないものは、存在価値を失なうことになる
から情報発信の欲求が必然的に高まることになる。
て情報発信のないものは、存在価値を失なうことになる
から情報発信の欲求が必然的に高まることになる。
【0007】この情報発信の欲求の高まりは、そのコン
テンツを利用しての情報の制作と情報伝達の環境整備を
促し、その結果情報の発信が極めて行いやすい形とな
る。
テンツを利用しての情報の制作と情報伝達の環境整備を
促し、その結果情報の発信が極めて行いやすい形とな
る。
【0008】情報制作と情報伝達の環境整備の進歩は、
電子メディア特に一般家庭と密接な関係にあるAudi
o Visualコンテンツ(以下、AVコンテンツと
称する)の多様化を促し、少品種大量生産型から多品種
少量生産型の時代へと移行されてきている。
電子メディア特に一般家庭と密接な関係にあるAudi
o Visualコンテンツ(以下、AVコンテンツと
称する)の多様化を促し、少品種大量生産型から多品種
少量生産型の時代へと移行されてきている。
【0009】そして、AVコンテンツは、お仕着せから
選択へと移行し、宣伝の時代から検索の時代へとパラダ
イムシフトしてきている。
選択へと移行し、宣伝の時代から検索の時代へとパラダ
イムシフトしてきている。
【0010】ところで、情報発信のインセンティブは、
自己実現(自分の考え、気持、作品等を知って貰いた
い)社会への貢献(人の役に立ちたい、世の中に貢献
したい)対価の取得(情報の提供で利益を得たい)等
により与えられるが、一方で技術的な開発課題が発生す
る。
自己実現(自分の考え、気持、作品等を知って貰いた
い)社会への貢献(人の役に立ちたい、世の中に貢献
したい)対価の取得(情報の提供で利益を得たい)等
により与えられるが、一方で技術的な開発課題が発生す
る。
【0011】すなわち、重要な情報を伝達する場合の環
境整備がそれであり、その1は、検索機能(情報の存在
を知らせ、知る)その2は、課金機能(正当な料金の徴
収)その3は、Audio Visualサーバ機能
(以下、AVサーバ機能と称する)(不特定多数のアク
セスに応える)である。
境整備がそれであり、その1は、検索機能(情報の存在
を知らせ、知る)その2は、課金機能(正当な料金の徴
収)その3は、Audio Visualサーバ機能
(以下、AVサーバ機能と称する)(不特定多数のアク
セスに応える)である。
【0012】一方、現在迄において、情報の受け手であ
る一般の人々は、例えば、放送等を一方的に受信し、そ
れを楽しむという形態での使い方しか出来なかった。
る一般の人々は、例えば、放送等を一方的に受信し、そ
れを楽しむという形態での使い方しか出来なかった。
【0013】しかるに、グローバル化、すなわち経済の
ボーダレス化により世界共通のルールの下に競争と協調
がなされ、また、ディジタル技術の急速な進展によって
様々な情報処理・伝達がディジタルという共通の基盤で
行えるようになってきて情報処理と伝達の効率が飛躍的
に高まっており、更にインターネット等の情報通信イン
フラの整備の進展によって、情報のやり取り、コミュニ
ケーションが拡大することによって受信専門であった一
般の人々が、ネットワーク上では個人として、また小規
模なグループとして無数の情報の発信者となってきてい
る。
ボーダレス化により世界共通のルールの下に競争と協調
がなされ、また、ディジタル技術の急速な進展によって
様々な情報処理・伝達がディジタルという共通の基盤で
行えるようになってきて情報処理と伝達の効率が飛躍的
に高まっており、更にインターネット等の情報通信イン
フラの整備の進展によって、情報のやり取り、コミュニ
ケーションが拡大することによって受信専門であった一
般の人々が、ネットワーク上では個人として、また小規
模なグループとして無数の情報の発信者となってきてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで現代は、産業
の発達に寄与するという目的のために、新規な技術の創
作者に対して公開の代償として一定期間独占権としての
特許権等の工業所有権を付与することにより新規な技術
の創作を奨励している。
の発達に寄与するという目的のために、新規な技術の創
作者に対して公開の代償として一定期間独占権としての
特許権等の工業所有権を付与することにより新規な技術
の創作を奨励している。
【0015】この制度は、大変上手く機能していて産業
の発達に大きく寄与してはいるが、一方では、それを実
施したい場合、必ずしも簡単には使用できないという事
実があるのも否定できない所である。
の発達に大きく寄与してはいるが、一方では、それを実
施したい場合、必ずしも簡単には使用できないという事
実があるのも否定できない所である。
【0016】それは、権利者の思惑とし使用者の思惑と
のズレの問題、侵害発見の困難性等がその一因をなして
いるものと思われる。
のズレの問題、侵害発見の困難性等がその一因をなして
いるものと思われる。
【0017】しかしながら、現在の社会にあっては、上
記した如く、インターネット等の情報通信インフラの整
備の進展によって、情報のやり取り、コミュニケーショ
ンが拡大することによって受信専門であった一般の人々
が、ネットワーク上では個人として、また小規模なグル
ープとして無数の情報の発信者として増大してきている
ところから、権利者が、自己の権利範囲のみに固執して
いてはグローバル化した現代に合致しない。
記した如く、インターネット等の情報通信インフラの整
備の進展によって、情報のやり取り、コミュニケーショ
ンが拡大することによって受信専門であった一般の人々
が、ネットワーク上では個人として、また小規模なグル
ープとして無数の情報の発信者として増大してきている
ところから、権利者が、自己の権利範囲のみに固執して
いてはグローバル化した現代に合致しない。
【0018】本発明は、無数に存在する情報の発信者同
士が、コンテンツ(情報の中味)が記憶(蓄積)された
供給手段を介してネットワーク化されていることによ
り、その中(供給手段)から取捨選択されて生まれた新
しい技術は、これ又想像もできないくらいの数となり、
それに伴う技術の進歩とそのスピードも加速度的に増し
てくることが予想され、従って、従来の観念に止まって
いれば時代の潮流に合致していないという認識から出発
しているものであり、例えば、権利としての情報の中味
である例えば画像を一定の記憶手段に権利情報として引
き出し自在に保存しておき、第三者はそれを必要なとき
に必要な量だけ引き出して使用し、その使用形態に応じ
て権利者に使用料を支払うというコンテンツ情報流通シ
ステムを提供することにより解決したものである。
士が、コンテンツ(情報の中味)が記憶(蓄積)された
供給手段を介してネットワーク化されていることによ
り、その中(供給手段)から取捨選択されて生まれた新
しい技術は、これ又想像もできないくらいの数となり、
それに伴う技術の進歩とそのスピードも加速度的に増し
てくることが予想され、従って、従来の観念に止まって
いれば時代の潮流に合致していないという認識から出発
しているものであり、例えば、権利としての情報の中味
である例えば画像を一定の記憶手段に権利情報として引
き出し自在に保存しておき、第三者はそれを必要なとき
に必要な量だけ引き出して使用し、その使用形態に応じ
て権利者に使用料を支払うというコンテンツ情報流通シ
ステムを提供することにより解決したものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、情報の中味を収集し新たな情報
を創作をする手段と、創作された全内容もしくはその全
内容を必要に応じて領域分割しそれぞれに対し識別符号
を付するとともに識別符号を付された情報の中味を引き
出し自在に記憶する手段と、記憶手段より情報の中味を
伝送する手段と、伝送された情報の中味を再現する表示
手段とよりなることを特徴とする。
め、請求項1の発明は、情報の中味を収集し新たな情報
を創作をする手段と、創作された全内容もしくはその全
内容を必要に応じて領域分割しそれぞれに対し識別符号
を付するとともに識別符号を付された情報の中味を引き
出し自在に記憶する手段と、記憶手段より情報の中味を
伝送する手段と、伝送された情報の中味を再現する表示
手段とよりなることを特徴とする。
【0020】請求項2の発明は、情報の中味を収集し新
たな情報を創作をする手段と、創作された全内容もしく
はその全内容を必要に応じて領域分割しそれぞれに対し
識別符号を付するとともに識別符号を付された情報の中
味を引き出し自在に記憶する手段と、記憶手段より情報
の中味を引き出す引き出し手段と、引き出された情報の
使用形態に応じて課金する手段とよりなることを特徴と
する。
たな情報を創作をする手段と、創作された全内容もしく
はその全内容を必要に応じて領域分割しそれぞれに対し
識別符号を付するとともに識別符号を付された情報の中
味を引き出し自在に記憶する手段と、記憶手段より情報
の中味を引き出す引き出し手段と、引き出された情報の
使用形態に応じて課金する手段とよりなることを特徴と
する。
【0021】請求項3の発明は、情報の中味を収集し新
たな情報を創作をする手段と、創作された新たな情報を
符号化する手段と、符号化された情報を伝送する手段
と、伝送された情報の内必要なもののみ記憶し、それ以
外は、破棄する手段と、記憶手段より必要な情報を伝送
する手段と、伝送された情報を復合化する手段とよりな
ることを特徴とする。
たな情報を創作をする手段と、創作された新たな情報を
符号化する手段と、符号化された情報を伝送する手段
と、伝送された情報の内必要なもののみ記憶し、それ以
外は、破棄する手段と、記憶手段より必要な情報を伝送
する手段と、伝送された情報を復合化する手段とよりな
ることを特徴とする。
【0022】請求項4の発明は、データ伝送路を介して
コンテンツ情報提供者からコンテンツ情報利用者に対し
て所要のコンテンツ情報を適宜提供するコンテンツ情報
流通システムであって、前記コンテンツ情報提供者に設
けられ、創作された情報自体もしくは当該情報の構成要
素(以下、情報もしくは構成要素)を記憶手段に記憶さ
せる記憶制御手段と、前記コンテンツ情報提供者に設け
られ、コンテンツ情報利用者からの要求に応じて、前記
記憶手段から所要の情報もしくは構成要素を引き出し、
これらをコンテンツ情報としてコンテンツ情報利用者に
伝送する伝送制御手段と、前記コンテンツ情報利用者に
設けられ、要求に応じてコンテンツ情報提供者より伝送
されたコンテンツ情報を再現する再現手段とを備えたこ
とを特徴とする。
コンテンツ情報提供者からコンテンツ情報利用者に対し
て所要のコンテンツ情報を適宜提供するコンテンツ情報
流通システムであって、前記コンテンツ情報提供者に設
けられ、創作された情報自体もしくは当該情報の構成要
素(以下、情報もしくは構成要素)を記憶手段に記憶さ
せる記憶制御手段と、前記コンテンツ情報提供者に設け
られ、コンテンツ情報利用者からの要求に応じて、前記
記憶手段から所要の情報もしくは構成要素を引き出し、
これらをコンテンツ情報としてコンテンツ情報利用者に
伝送する伝送制御手段と、前記コンテンツ情報利用者に
設けられ、要求に応じてコンテンツ情報提供者より伝送
されたコンテンツ情報を再現する再現手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0023】請求項5の発明は、請求項4において、前
記コンテンツ情報提供者は、創作された情報を前記伝送
路を介してコンテンツ情報創作者から取り込む取り込み
手段を具備することを特徴とする。
記コンテンツ情報提供者は、創作された情報を前記伝送
路を介してコンテンツ情報創作者から取り込む取り込み
手段を具備することを特徴とする。
【0024】請求項6の発明は、請求項4又は5におい
て、前記記憶制御手段は、コンテンツ情報創作者から取
り込んだ情報もしくは構成要素に対して、所定の加工、
編集の処理を施して記憶手段に記憶させることを特徴と
する。
て、前記記憶制御手段は、コンテンツ情報創作者から取
り込んだ情報もしくは構成要素に対して、所定の加工、
編集の処理を施して記憶手段に記憶させることを特徴と
する。
【0025】請求項7の発明は、請求項4又は5におい
て、前記記憶制御手段は、前記情報もしくは構成要素に
対して、識別符号を付して記憶手段に記憶させることを
特徴とする。
て、前記記憶制御手段は、前記情報もしくは構成要素に
対して、識別符号を付して記憶手段に記憶させることを
特徴とする。
【0026】請求項8の発明は、請求項4又は5におい
て、前記記憶制御手段は、前記情報もしくは構成要素に
対して、利用料金情報を付して記憶手段に記憶させるこ
とを特徴とする。
て、前記記憶制御手段は、前記情報もしくは構成要素に
対して、利用料金情報を付して記憶手段に記憶させるこ
とを特徴とする。
【0027】請求項9の発明は、請求項4又は5におい
て、前記伝送制御手段は、コンテンツ情報利用者からの
要求に対応する情報もしくは構成要素についての試用情
報からなるコンテンツ情報を前記コンテンツ情報利用者
に伝送する機能を有することを特徴とする。
て、前記伝送制御手段は、コンテンツ情報利用者からの
要求に対応する情報もしくは構成要素についての試用情
報からなるコンテンツ情報を前記コンテンツ情報利用者
に伝送する機能を有することを特徴とする。
【0028】請求項10の発明は、請求項9において、
前記試用情報は、コンテンツ情報利用者からの要求に対
応する情報もしくは構成要素について、品質の劣化処
理、内容の限定処理、使用期間の限定処理の少なくとも
一つの処理がなされているものであることを特徴とす
る。
前記試用情報は、コンテンツ情報利用者からの要求に対
応する情報もしくは構成要素について、品質の劣化処
理、内容の限定処理、使用期間の限定処理の少なくとも
一つの処理がなされているものであることを特徴とす
る。
【0029】請求項11の発明は、請求項4、請求項5
又は請求項9において、前記伝送制御手段は、コンテン
ツ情報に対して所定の変換機能を施して伝送し、前記再
現手段は、伝送されてきたコンテンツ情報を復元処理す
る機能を具備することを特徴する。
又は請求項9において、前記伝送制御手段は、コンテン
ツ情報に対して所定の変換機能を施して伝送し、前記再
現手段は、伝送されてきたコンテンツ情報を復元処理す
る機能を具備することを特徴する。
【0030】請求項12の発明は、請求項4、請求項
5、請求項9又は請求項11において、前記伝送制御手
段は、伝送したコンテンツ情報についてのコンテンツ情
報利用者に対する課金処理を実行する機能を有すること
を特徴とする。
5、請求項9又は請求項11において、前記伝送制御手
段は、伝送したコンテンツ情報についてのコンテンツ情
報利用者に対する課金処理を実行する機能を有すること
を特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明のコンテン
ツ情報流通システムの実施の形態を概念的に示すブロッ
ク図である。
施の形態について説明する。図1は、本発明のコンテン
ツ情報流通システムの実施の形態を概念的に示すブロッ
ク図である。
【0032】同図において、1は、例えばカメラ等の創
作手段であり、自然界から情報の中味である映像を素材
として取り込みそれを記録する。なお、音声にあって
は、これはマイクロフォンとなる。また、ホームサーバ
等であってもよい。
作手段であり、自然界から情報の中味である映像を素材
として取り込みそれを記録する。なお、音声にあって
は、これはマイクロフォンとなる。また、ホームサーバ
等であってもよい。
【0033】2は、上記した取り込んだ情報を作品とし
て仕上げるための制作手段であり、例えば、ここでは編
集、符号化等が行われる。
て仕上げるための制作手段であり、例えば、ここでは編
集、符号化等が行われる。
【0034】3は、情報の中味を引き出し自在に記憶す
る、例えばROM/RAM、サーバー等の記憶手段であ
り、2の制作手段により制作された作品を蓄積したり、
創作された全内容もしくはその全内容を必要に応じて領
域分割しそれぞれに対して検索のために識別符号を付し
たりするものである。そして、蓄積すべき情報の種類に
より動画、静止画、文字、データ、音声対応に大別でき
る。このうち、動画と音声は、一般にリアルタイム性を
もって扱う必要があり、静止画、文字、データはリアル
タイム性は要求しない。また、多くの場合、動画とデー
タは情報量が大きく、その他は、それ程大きな情報量で
はない。
る、例えばROM/RAM、サーバー等の記憶手段であ
り、2の制作手段により制作された作品を蓄積したり、
創作された全内容もしくはその全内容を必要に応じて領
域分割しそれぞれに対して検索のために識別符号を付し
たりするものである。そして、蓄積すべき情報の種類に
より動画、静止画、文字、データ、音声対応に大別でき
る。このうち、動画と音声は、一般にリアルタイム性を
もって扱う必要があり、静止画、文字、データはリアル
タイム性は要求しない。また、多くの場合、動画とデー
タは情報量が大きく、その他は、それ程大きな情報量で
はない。
【0035】ここで、サーバーとしては、動画を扱える
ビデオサーバーと、データを扱うデータサーバーに分け
られ、通常音声はビデオサーバーに、静止画と文字はデ
ータサーバーに同居することになる。なお、これらの情
報を全て同一のサーバーに蓄積しても勿論よいものであ
る。
ビデオサーバーと、データを扱うデータサーバーに分け
られ、通常音声はビデオサーバーに、静止画と文字はデ
ータサーバーに同居することになる。なお、これらの情
報を全て同一のサーバーに蓄積しても勿論よいものであ
る。
【0036】ビデオサーバーとしては、「ファイル転送
型」と「リアルタイム転送型」があるが、受信側で動画
処理等の複雑な操作を伴わない場合、コスト面でリアル
タイム転送型が有利となる。
型」と「リアルタイム転送型」があるが、受信側で動画
処理等の複雑な操作を伴わない場合、コスト面でリアル
タイム転送型が有利となる。
【0037】なお、この記憶手段では、第三者からの要
求により引き出された、情報の中味の使用形態に応じて
課金するための課金情報を付加することができる。
求により引き出された、情報の中味の使用形態に応じて
課金するための課金情報を付加することができる。
【0038】また、図示してはいないが、この記憶手段
3と第三者とは、端末機器によりネットワーク化されて
いることは勿論である。
3と第三者とは、端末機器によりネットワーク化されて
いることは勿論である。
【0039】なお、課金する手段は、この記憶手段3の
外にあっても勿論よいものである。4は、例えば、有線
もしくは無線からなる伝送手段であり、記憶手段3から
例えば必要な情報のみを転送してもらいこれを変調、復
調、多重化等するものである。
外にあっても勿論よいものである。4は、例えば、有線
もしくは無線からなる伝送手段であり、記憶手段3から
例えば必要な情報のみを転送してもらいこれを変調、復
調、多重化等するものである。
【0040】伝送技術としては、有線伝送技術と無線伝
送技術に大別できるが、変復調技術については、有線と
無線で多くの共通点を含んでいる。
送技術に大別できるが、変復調技術については、有線と
無線で多くの共通点を含んでいる。
【0041】有線伝送技術は、伝送媒体対応でメタルケ
ーブルと光ファイバーケーブルに分類できるが、1と0
のオンオフ信号で伝送するか、限られた周波数帯域の中
を多値信号で伝送するかで更に分けられる。
ーブルと光ファイバーケーブルに分類できるが、1と0
のオンオフ信号で伝送するか、限られた周波数帯域の中
を多値信号で伝送するかで更に分けられる。
【0042】無線伝送技術は、伝送帯域対応で、通常の
電波と赤外線等の光に分類でき、これもオンオフ信号伝
送と多値信号伝送に分けられる。
電波と赤外線等の光に分類でき、これもオンオフ信号伝
送と多値信号伝送に分けられる。
【0043】このうち、赤外線伝送は、電波法の制約を
受け難いことから適合した方式といえるが、将来的に
は、ミリ波帯域を想定した対応が必要となろう。
受け難いことから適合した方式といえるが、将来的に
は、ミリ波帯域を想定した対応が必要となろう。
【0044】次に、変復調技術であるが、多くは有線伝
送と無線伝送に共通に適用でき、特に重要なのは、多値
信号を扱う高能率変復調技術である。
送と無線伝送に共通に適用でき、特に重要なのは、多値
信号を扱う高能率変復調技術である。
【0045】高能率変復調技術としては、QAM、OF
DM、CDM等がある。特に、無線伝送におけるマルチ
パスの影響を緩和するためにはOFDMやCDMが効果
的であり、劣悪な伝送系にもOFDMとCDMの適用が
有効である。
DM、CDM等がある。特に、無線伝送におけるマルチ
パスの影響を緩和するためにはOFDMやCDMが効果
的であり、劣悪な伝送系にもOFDMとCDMの適用が
有効である。
【0046】なお、伝送技術そのものではないが、伝送
路での符号誤り訂正技術、盗聴や不正コピー防止の暗号
技術、そして、暗号と対をなすID(個人認識)技術等
も重要である。
路での符号誤り訂正技術、盗聴や不正コピー防止の暗号
技術、そして、暗号と対をなすID(個人認識)技術等
も重要である。
【0047】5は、例えば、ディスプレイ等の表示手段
であり、伝送手段4から伝送された情報を例えば復合化
することにより必要な情報として表示するものである。
であり、伝送手段4から伝送された情報を例えば復合化
することにより必要な情報として表示するものである。
【0048】そして、この表示手段からの情報は、再び
創作手段等へとフィードバックされるものである。
創作手段等へとフィードバックされるものである。
【0049】なお、他の表示手段としては、デコーダー
(高能率エンコーダーに対応)、スピーカ、ディスクプ
レーヤがある。
(高能率エンコーダーに対応)、スピーカ、ディスクプ
レーヤがある。
【0050】次に、上述したようなコンテンツ情報流通
システムの具体的な構成・機能を、図面を参照しながら
更に詳細に説明する。
システムの具体的な構成・機能を、図面を参照しながら
更に詳細に説明する。
【0051】図2は、図1に示すコンテンツ情報流通シ
ステムをAVコンテンツ情報流通システムに適用した場
合の全体構成を示すブロック図である。このシステム1
0は、コンテンツ情報提供者として機能するAVコンテ
ンツバンク(以下、コンテンツバンク)11と、コンテ
ンツ情報創作者の端末システム(以下、コンテンツ登録
者)12と、コンテンツ情報利用者の端末システム(以
下、コンテンツ利用者)13と、課金処理の実行媒体と
して機能する金融機関14と、コンテンツ情報をはじめ
とする各種の情報やメッセージ等を伝送する伝送媒体と
してのネットワーク15とから構成されている。
ステムをAVコンテンツ情報流通システムに適用した場
合の全体構成を示すブロック図である。このシステム1
0は、コンテンツ情報提供者として機能するAVコンテ
ンツバンク(以下、コンテンツバンク)11と、コンテ
ンツ情報創作者の端末システム(以下、コンテンツ登録
者)12と、コンテンツ情報利用者の端末システム(以
下、コンテンツ利用者)13と、課金処理の実行媒体と
して機能する金融機関14と、コンテンツ情報をはじめ
とする各種の情報やメッセージ等を伝送する伝送媒体と
してのネットワーク15とから構成されている。
【0052】上記コンテンツバンク11、コンテンツ登
録者12、コンテンツ利用者13は、例えばキーボー
ド、マウス、ライトペン又はフレキシブルディスク装置
などの入力デバイス、CPU(中央処理装置)、及びこ
のCPUに接続されたROM、RAM、磁気ディスクな
どの記録装置、ディスプレイ装置やプリンタ装置などの
出力デバイスを含む通常のコンピュータシステムを介し
てネットワーク15に接続されている。とくに、後述す
るコンテンツバンク11の各種機能は、データベースを
備えたコンピュータシステム上で実現されている。
録者12、コンテンツ利用者13は、例えばキーボー
ド、マウス、ライトペン又はフレキシブルディスク装置
などの入力デバイス、CPU(中央処理装置)、及びこ
のCPUに接続されたROM、RAM、磁気ディスクな
どの記録装置、ディスプレイ装置やプリンタ装置などの
出力デバイスを含む通常のコンピュータシステムを介し
てネットワーク15に接続されている。とくに、後述す
るコンテンツバンク11の各種機能は、データベースを
備えたコンピュータシステム上で実現されている。
【0053】なお、コンテンツ利用者13のコンピュー
タシステムは、コンテンツバンク11からネットワーク
15を通じて伝送されたコンテンツ情報を再現する再現
手段の機能を具備し、またコンテンツバンク11のコン
ピュータシステムは、コンテンツ登録者12からネット
ワーク15を通じて伝送されたコンテンツを取り込む取
り込み手段の機能を具備している。
タシステムは、コンテンツバンク11からネットワーク
15を通じて伝送されたコンテンツ情報を再現する再現
手段の機能を具備し、またコンテンツバンク11のコン
ピュータシステムは、コンテンツ登録者12からネット
ワーク15を通じて伝送されたコンテンツを取り込む取
り込み手段の機能を具備している。
【0054】次に、図2のように構成されたシステムに
おいて、コンテンツ登録者12が新たに創作したコンテ
ンツをコンテンツバンク11に引き出し自在に保存して
おき、コンテンツ利用者13が必要とする情報をコンテ
ンツ情報として引き出して使用した場合に、コンテンツ
利用者13がその使用形態に応じた使用料をコンテンツ
バンク11及び金融機関14を介してコンテンツ登録者
12へ支払うというコンテンツ情報流通システムについ
て説明する。
おいて、コンテンツ登録者12が新たに創作したコンテ
ンツをコンテンツバンク11に引き出し自在に保存して
おき、コンテンツ利用者13が必要とする情報をコンテ
ンツ情報として引き出して使用した場合に、コンテンツ
利用者13がその使用形態に応じた使用料をコンテンツ
バンク11及び金融機関14を介してコンテンツ登録者
12へ支払うというコンテンツ情報流通システムについ
て説明する。
【0055】1.コンテンツの制作、登録 コンテンツ登録者12は、例えばビデオムービー、静止
画カメラ、音声レコーダ等を使って画像や音声を収集
し、これら画像や音声に対し、コンテンツ登録者個人が
考える編集制作を施すことによりコンテンツを制作す
る。そして、制作したコンテンツをネットワーク15を
通じてコンテンツバンク11へ登録する。
画カメラ、音声レコーダ等を使って画像や音声を収集
し、これら画像や音声に対し、コンテンツ登録者個人が
考える編集制作を施すことによりコンテンツを制作す
る。そして、制作したコンテンツをネットワーク15を
通じてコンテンツバンク11へ登録する。
【0056】コンテンツバンク11には、3つのデータ
ベースが用意されている。すなわち、コンテンツ登録者
12に関する情報を管理するコンテンツ登録者管理デー
タベース16、コンテンツをファイル形式で管理するコ
ンテンツデータベース17、コンテンツ利用者13に関
する情報を管理するコンテンツ利用者管理データベース
18である。
ベースが用意されている。すなわち、コンテンツ登録者
12に関する情報を管理するコンテンツ登録者管理デー
タベース16、コンテンツをファイル形式で管理するコ
ンテンツデータベース17、コンテンツ利用者13に関
する情報を管理するコンテンツ利用者管理データベース
18である。
【0057】コンテンツ登録者12からコンテンツが送
られてくると、コンテンツ登録者管理データベース15
に登録者(コンテンツ登録者)、登録内容、支払い方法
等の情報が登録される(動画、静止画、分類項目に分け
られる)。以下に一例を示す。
られてくると、コンテンツ登録者管理データベース15
に登録者(コンテンツ登録者)、登録内容、支払い方法
等の情報が登録される(動画、静止画、分類項目に分け
られる)。以下に一例を示す。
【0058】(1)登録者の情報 氏名、年齢、住所、職業、性別、電話、メールアドレ
ス、支払い方法 (2)登録コンテンツ情報 登録タイトル名、ファイル容量、データ形式、登録日 (3)登録コンテンツ加工・編集後の情報 新(変更)タイトル名等 (4)登録コンテンツ利用情報 利用日、タイトル名、利用料、積算利用料、支払い実行
日時、支払額 コンテンツバンク11では、例えばインターネット上に
コンテンツ登録/利用のためのホームページを開設して
おくことにより、コンテンツ登録者12、コンテンツ利
用者13双方の利用を容易なものとすることができる。
そして、コンテンツ登録者12が上記のような情報を入
力することで登録者として認証されると、その登録者の
コンテンツがコンテンツデータベース17へ登録される
ことになる。記録制御手段としてのコンテンツデータベ
ール17には、コンテンツの加工・編集を行う図示しな
い情報加工手段及び編集手段を備えており、必要に応じ
てコンテンツの加工・編集が実施される。前記情報加工
手段及び編集手段としては、例えば既存の編集装置を用
いることもできるし、コンピュータシステム上で使用さ
れる画像編集用ソフトウェア等を用いることができる。
このときの加工・編集は、その内容に応じてレベル分け
される。以下に一例を示す。
ス、支払い方法 (2)登録コンテンツ情報 登録タイトル名、ファイル容量、データ形式、登録日 (3)登録コンテンツ加工・編集後の情報 新(変更)タイトル名等 (4)登録コンテンツ利用情報 利用日、タイトル名、利用料、積算利用料、支払い実行
日時、支払額 コンテンツバンク11では、例えばインターネット上に
コンテンツ登録/利用のためのホームページを開設して
おくことにより、コンテンツ登録者12、コンテンツ利
用者13双方の利用を容易なものとすることができる。
そして、コンテンツ登録者12が上記のような情報を入
力することで登録者として認証されると、その登録者の
コンテンツがコンテンツデータベース17へ登録される
ことになる。記録制御手段としてのコンテンツデータベ
ール17には、コンテンツの加工・編集を行う図示しな
い情報加工手段及び編集手段を備えており、必要に応じ
てコンテンツの加工・編集が実施される。前記情報加工
手段及び編集手段としては、例えば既存の編集装置を用
いることもできるし、コンピュータシステム上で使用さ
れる画像編集用ソフトウェア等を用いることができる。
このときの加工・編集は、その内容に応じてレベル分け
される。以下に一例を示す。
【0059】(1)加工・編集なし (2)簡単なフィルタ(ノイズ削減、エッジ強調、ガン
マ補正等) (3)タイトル付加、部分削除、効果等の編集 (4)コンテンツの一部を使う部品化、オブジェクト化
による部品化、立体化 コンテンツをコンテンツ登録者管理データベース15に
保存する際に、上記の加工・編集レベルがコンテンツご
とに用意されたファイルに付加情報として加えられる。
この付加情報は、課金時にコンテンツ登録者へ支払う利
用料の判断要素として利用される。
マ補正等) (3)タイトル付加、部分削除、効果等の編集 (4)コンテンツの一部を使う部品化、オブジェクト化
による部品化、立体化 コンテンツをコンテンツ登録者管理データベース15に
保存する際に、上記の加工・編集レベルがコンテンツご
とに用意されたファイルに付加情報として加えられる。
この付加情報は、課金時にコンテンツ登録者へ支払う利
用料の判断要素として利用される。
【0060】ここで、登録されたコンテンツの加工・編
集と、データベース登録の具体例を説明する。
集と、データベース登録の具体例を説明する。
【0061】図3は、コンテンツ登録者12から送られ
てきたコンテンツの一例を示す説明図である。図3
(a)は、オリジナルのコンテンツを示している。この
コンテンツは複数のオブジェクトから構成されているた
め、これをオブジェクトごとに分離(加工)して部品化
したのが図3(b)及び(c)である。これら図3
(a)、(b)及び(c)に示すようなコンテンツをコ
ンテンツ登録者管理データベース16の登録コンテンツ
情報として登録する場合、部品化されたオブジェクトに
は、ABCD−1、ABCD−2のような新(変更)タ
イトル名が付けられる。コンテンツの部品化は、コンテ
ンツ登録者12の要求又は了解のもとに自動的又は手動
で行われる。自動で行うには、例えばQBIC法(IB
M社登録商標)、Illustra&VIR法(vir
age社)、VisualSEEK法(米国コロンビア
大)、VP法(東大)、ExSight(NTT)等の
方法やMPEG7で行う。
てきたコンテンツの一例を示す説明図である。図3
(a)は、オリジナルのコンテンツを示している。この
コンテンツは複数のオブジェクトから構成されているた
め、これをオブジェクトごとに分離(加工)して部品化
したのが図3(b)及び(c)である。これら図3
(a)、(b)及び(c)に示すようなコンテンツをコ
ンテンツ登録者管理データベース16の登録コンテンツ
情報として登録する場合、部品化されたオブジェクトに
は、ABCD−1、ABCD−2のような新(変更)タ
イトル名が付けられる。コンテンツの部品化は、コンテ
ンツ登録者12の要求又は了解のもとに自動的又は手動
で行われる。自動で行うには、例えばQBIC法(IB
M社登録商標)、Illustra&VIR法(vir
age社)、VisualSEEK法(米国コロンビア
大)、VP法(東大)、ExSight(NTT)等の
方法やMPEG7で行う。
【0062】コンテンツデータベース17には、図3
(a)に示すような創作された情報自体、及び図3
(b)、(c)に示すような(a)の構成要素に関する
画像情報が蓄積されるほか、検索の際に使用する識別符
号として次のような情報が付加される。以下に一例を示
す。
(a)に示すような創作された情報自体、及び図3
(b)、(c)に示すような(a)の構成要素に関する
画像情報が蓄積されるほか、検索の際に使用する識別符
号として次のような情報が付加される。以下に一例を示
す。
【0063】(1)登録者名、初期タイトル名、加工・
編集内容 (2)新タイトル名、ファイルの容量、データ形式 (3)コンテンツバンクへの登録日、利用料 (4)検索のためのキーワード 例えば、図3(b)、(c)のような部品化されたコン
テンツをコンテンツデータベース17に登録する場合
は、図4(a)、(b)に示すような情報が登録され
る。
編集内容 (2)新タイトル名、ファイルの容量、データ形式 (3)コンテンツバンクへの登録日、利用料 (4)検索のためのキーワード 例えば、図3(b)、(c)のような部品化されたコン
テンツをコンテンツデータベース17に登録する場合
は、図4(a)、(b)に示すような情報が登録され
る。
【0064】さらに、コンテンツ利用者管理データベー
ス18には、次のような利用コンテンツ情報が登録され
る。以下に一例を示す。
ス18には、次のような利用コンテンツ情報が登録され
る。以下に一例を示す。
【0065】(1)利用者情報 利用者名、利用タイトル名、利用日時 (2)利用料金情報 利用金額、積算利用金額 (3)利用金額徴収情報 積算利用金額の徴収日、徴収額 ここで、コンテンツ登録者によるコンテンツの制作から
コンテンツバンク登録までの一連の作業の流れを図5の
フローチャートを用いて説明する。ただし、作業内容や
順序は実際のシステム運用により異なる。
コンテンツバンク登録までの一連の作業の流れを図5の
フローチャートを用いて説明する。ただし、作業内容や
順序は実際のシステム運用により異なる。
【0066】まず、コンテンツ登録者12はコンテンツ
の元となる素材を収集し(ステップ101)、コンテン
ツを制作する(ステップ102)、次に、コンテンツバ
ンク11のホームページにアクセスし(ステップ10
3)、ホームページ上で登録手続きを行う(ステップ1
04)。このときに、本人情報、コンテンツの画像デー
タ等をネットワーク15を通じてコンテンツバンク11
へ送る。次に、コンテンツバンク11では、登録手続き
の際に入力された各種の情報をコンテンツ登録者管理デ
ータベース16に登録する(ステップ105)。そし
て、登録されたコンテンツの加工・編集を行い(ステッ
プ106)。加工・編集されたコンテンツに付加情報を
付けてコンテンツデータベース17へ登録する(ステッ
プ107)。この後、登録者に対し登録情報を連絡す
る。
の元となる素材を収集し(ステップ101)、コンテン
ツを制作する(ステップ102)、次に、コンテンツバ
ンク11のホームページにアクセスし(ステップ10
3)、ホームページ上で登録手続きを行う(ステップ1
04)。このときに、本人情報、コンテンツの画像デー
タ等をネットワーク15を通じてコンテンツバンク11
へ送る。次に、コンテンツバンク11では、登録手続き
の際に入力された各種の情報をコンテンツ登録者管理デ
ータベース16に登録する(ステップ105)。そし
て、登録されたコンテンツの加工・編集を行い(ステッ
プ106)。加工・編集されたコンテンツに付加情報を
付けてコンテンツデータベース17へ登録する(ステッ
プ107)。この後、登録者に対し登録情報を連絡す
る。
【0067】コンテンツバンク11のコンテンツデータ
ベース17に登録されたコンテンツは、同じコンテンツ
に対しては基本的には一つのデータ形式で蓄積され、コ
ンテンツ利用者13がコンテンツを選択して取得する段
階で、コンテンツデータベース17から読み出されたデ
ータをリアルタイムで希望のデータ形式に変換して送出
するデータ形式変換手段(図示せず)が設けられてい
る。これによると、例えば比較的高画質のBMPファイ
ルサーバに蓄積されている画像データをJPEGのデー
タ形式に変換して送出するなど、コンテンツ利用者13
の希望する種々のデータ形式に対応させることができ
る。また、コンテンツバンク11には、符号化/複合化
手段(図示せず)を備えており、例えば動画像がMPE
G2で蓄積されているデータをMPEG1、MPEG4
あるいはウェーブレットというように、コンテンツ利用
者13が希望する符号化レートに変換することができる
(この場合、データ量を変更することができる)。この
ように、コンテンツ情報をコンテンツ利用者13の希望
するデータ形式で、かつ希望するデータ量で変換して供
給することができる。
ベース17に登録されたコンテンツは、同じコンテンツ
に対しては基本的には一つのデータ形式で蓄積され、コ
ンテンツ利用者13がコンテンツを選択して取得する段
階で、コンテンツデータベース17から読み出されたデ
ータをリアルタイムで希望のデータ形式に変換して送出
するデータ形式変換手段(図示せず)が設けられてい
る。これによると、例えば比較的高画質のBMPファイ
ルサーバに蓄積されている画像データをJPEGのデー
タ形式に変換して送出するなど、コンテンツ利用者13
の希望する種々のデータ形式に対応させることができ
る。また、コンテンツバンク11には、符号化/複合化
手段(図示せず)を備えており、例えば動画像がMPE
G2で蓄積されているデータをMPEG1、MPEG4
あるいはウェーブレットというように、コンテンツ利用
者13が希望する符号化レートに変換することができる
(この場合、データ量を変更することができる)。この
ように、コンテンツ情報をコンテンツ利用者13の希望
するデータ形式で、かつ希望するデータ量で変換して供
給することができる。
【0068】2.コンテンツの入手、課金 次に、コンテンツ利用者によるコンテンツの入手から課
金までの一連の流れを図6のフローチャートを用いて説
明する。ただし、作業内容や順序は実際のシステム運用
により異なる。
金までの一連の流れを図6のフローチャートを用いて説
明する。ただし、作業内容や順序は実際のシステム運用
により異なる。
【0069】まず、コンテンツ利用者13はコンテンツ
バンク11のホームページにアクセスし(ステップ20
1)、ホームページ上でコンテンツ取得のための検索を
行う(ステップ202)。例えば、ホームページからコ
ンテンツの取得ボタンを探してクリックしたり、分野別
選択画面からの目的とするコンテンツの検索、又はキー
ワード入力によるあいまい検索などにより検索を行う。
検索により目的のコンテンツが得られたならば、検索さ
れた項目、サムネイル画像や内容説明を表示する(ステ
ップ203)。サムネイル画像とは、コンテンツを表す
小さな絵画像であり、内容説明とは、タイトル名、ファ
イル容量、データ形式などである。コンテンツ利用者1
3は、検索により目的のコンテンツが得られた場合は検
索を終了して次のステップへ進み(ステップ204でY
es)、目的のコンテンツが得られない場合は(ステッ
プ204でNo)、ステップ202へ戻る。
バンク11のホームページにアクセスし(ステップ20
1)、ホームページ上でコンテンツ取得のための検索を
行う(ステップ202)。例えば、ホームページからコ
ンテンツの取得ボタンを探してクリックしたり、分野別
選択画面からの目的とするコンテンツの検索、又はキー
ワード入力によるあいまい検索などにより検索を行う。
検索により目的のコンテンツが得られたならば、検索さ
れた項目、サムネイル画像や内容説明を表示する(ステ
ップ203)。サムネイル画像とは、コンテンツを表す
小さな絵画像であり、内容説明とは、タイトル名、ファ
イル容量、データ形式などである。コンテンツ利用者1
3は、検索により目的のコンテンツが得られた場合は検
索を終了して次のステップへ進み(ステップ204でY
es)、目的のコンテンツが得られない場合は(ステッ
プ204でNo)、ステップ202へ戻る。
【0070】コンテンツ利用者13は検索が終了する
と、検索項目の中から必要とするコンテンツを選択す
る。このとき、データ形式、データ量の変更が必要であ
れば、それを指定してコンテンツを入手する(ステップ
205)。コンテンツバンク11では、コンテンツ利用
者13に取り込まれたコンテンツ名から、その利用代金
等をチェックし、コンテンツ利用者管理データベースに
利用コンテンツ情報として記録する。同時に、コンテン
ツ登録者管理データベース16へ登録コンテンツ利用情
報を記録する(ステップ206)。その後は、コンテン
ツ利用者13から定期的に利用費を徴収し、またコンテ
ンツ登録者12へ定期的に利用費を支払う(ステップ2
07)。
と、検索項目の中から必要とするコンテンツを選択す
る。このとき、データ形式、データ量の変更が必要であ
れば、それを指定してコンテンツを入手する(ステップ
205)。コンテンツバンク11では、コンテンツ利用
者13に取り込まれたコンテンツ名から、その利用代金
等をチェックし、コンテンツ利用者管理データベースに
利用コンテンツ情報として記録する。同時に、コンテン
ツ登録者管理データベース16へ登録コンテンツ利用情
報を記録する(ステップ206)。その後は、コンテン
ツ利用者13から定期的に利用費を徴収し、またコンテ
ンツ登録者12へ定期的に利用費を支払う(ステップ2
07)。
【0071】利用費の徴収は、例えば金融機関14に登
録されているコンテンツ利用者13の口座から定期的
(例えば毎月一回)に引き落としをするなどの手法によ
り行う。そして、利用費の徴収後は、コンテンツ利用者
管理データベース18に記録されている積算利用金額の
クリアと、徴収が行われたことを記録する。また、徴収
した利用費の明細をコンテンツ利用者13へネットワー
ク15(又は郵送等)により通知する。一方、利用費の
支払いは、コンテンツ登録者管理データベース16に記
録されている積算利用料に応じた金額を、例えば金融機
関14に登録されているコンテンツ登録者12の口座へ
定期的(例えば毎月一回)に振り込むなどの手法により
行う。そして、利用費の支払い後は、コンテンツ登録者
データベース16に記録されている積算利用料のクリア
と、支払い額及び支払いを行った日時を記録する。ま
た、支払った利用費の明細をコンテンツ登録者12へネ
ットワーク15(又は郵送等)により通知する。
録されているコンテンツ利用者13の口座から定期的
(例えば毎月一回)に引き落としをするなどの手法によ
り行う。そして、利用費の徴収後は、コンテンツ利用者
管理データベース18に記録されている積算利用金額の
クリアと、徴収が行われたことを記録する。また、徴収
した利用費の明細をコンテンツ利用者13へネットワー
ク15(又は郵送等)により通知する。一方、利用費の
支払いは、コンテンツ登録者管理データベース16に記
録されている積算利用料に応じた金額を、例えば金融機
関14に登録されているコンテンツ登録者12の口座へ
定期的(例えば毎月一回)に振り込むなどの手法により
行う。そして、利用費の支払い後は、コンテンツ登録者
データベース16に記録されている積算利用料のクリア
と、支払い額及び支払いを行った日時を記録する。ま
た、支払った利用費の明細をコンテンツ登録者12へネ
ットワーク15(又は郵送等)により通知する。
【0072】上述したように、登録されたオリジナルの
コンテンツに対して加工・編集などを施すことでコンテ
ンツに付加価値を付け、かつ登録されたコンテンツの内
容、レベル等に応じた利用料をコンテンツ登録者に支払
うように管理することで、コンテンツ登録者の自己実現
等の欲求を満足し、また新たな創作意欲を喚起すること
ができる。一方、コンテンツ利用者(他のコンテンツ制
作者)に対して質の良いコンテンツを供給することによ
り、様々なコンテンツ制作の循環がスムーズになり、
質、量ともによりハイレベルなコンテンツが求められる
現在のネットワーク時代に対応したAVコンテンツ情報
流通システムを提供することができる。
コンテンツに対して加工・編集などを施すことでコンテ
ンツに付加価値を付け、かつ登録されたコンテンツの内
容、レベル等に応じた利用料をコンテンツ登録者に支払
うように管理することで、コンテンツ登録者の自己実現
等の欲求を満足し、また新たな創作意欲を喚起すること
ができる。一方、コンテンツ利用者(他のコンテンツ制
作者)に対して質の良いコンテンツを供給することによ
り、様々なコンテンツ制作の循環がスムーズになり、
質、量ともによりハイレベルなコンテンツが求められる
現在のネットワーク時代に対応したAVコンテンツ情報
流通システムを提供することができる。
【0073】次に、コンテンツバンク11に登録されて
いる様々なコンテンツを、コンテンツ利用者13に試用
提供する場合の具体例について説明する。
いる様々なコンテンツを、コンテンツ利用者13に試用
提供する場合の具体例について説明する。
【0074】コンテンツ利用者13がコンテンツバンク
11から所望のコンテンツを検索した場合、内容説明と
してタイトル、概要、キーワード等の付随情報が提示さ
れる。しかし、AVコンテンツにおいては、これら付随
情報だけでは内容が十分に把握できないことがある。ま
た、とくに加工・編集して新たなコンテンツを制作する
場合には、実際に取り込んで全体の中での効果やマッチ
ングを見ないと本当にそれが求めるコンテンツかどうか
分からないことが多い。そこで、このAVコンテンツ情
報流通システムでは、最初に配信するコンテンツ情報
に、品質制限、内容限定、期間限定等の制限を施し、課
金後にそれらの制限が解除されたコンテンツを使用でき
るようにしている。以下、おもに品質制限を施した試用
提供手段の具体的な実施形態について説明する。
11から所望のコンテンツを検索した場合、内容説明と
してタイトル、概要、キーワード等の付随情報が提示さ
れる。しかし、AVコンテンツにおいては、これら付随
情報だけでは内容が十分に把握できないことがある。ま
た、とくに加工・編集して新たなコンテンツを制作する
場合には、実際に取り込んで全体の中での効果やマッチ
ングを見ないと本当にそれが求めるコンテンツかどうか
分からないことが多い。そこで、このAVコンテンツ情
報流通システムでは、最初に配信するコンテンツ情報
に、品質制限、内容限定、期間限定等の制限を施し、課
金後にそれらの制限が解除されたコンテンツを使用でき
るようにしている。以下、おもに品質制限を施した試用
提供手段の具体的な実施形態について説明する。
【0075】[実施形態1]図7は、低解像度の圧縮符
号化データを試用提供する場合の構成を示すブロック図
である。コンテンツバンク11に取り込んだコンテンツ
は、所定の加工・編集が施された後、コンテンツデータ
ベース17に蓄積される。このとき、入力画像信号は2
つの符号化器21、22により画像圧縮(DCT変換、
量子化、可変長符号化)され、一方は高解像度圧縮符号
化データとして蓄積され、他方はLPF(ローパスフィ
ルタ)23で高域成分がカットされ、低解像度圧縮符号
化データとして蓄積される。これにより、同一のコンテ
ンツについて解像度の異なる2つのデータが蓄積され
る。すなわち、試用提供用配信データとして、画像の品
質を落とした低解像度圧縮符号化データが蓄積され、正
式購入時の配信データとして、高解像度圧縮符号化デー
タが蓄積される。
号化データを試用提供する場合の構成を示すブロック図
である。コンテンツバンク11に取り込んだコンテンツ
は、所定の加工・編集が施された後、コンテンツデータ
ベース17に蓄積される。このとき、入力画像信号は2
つの符号化器21、22により画像圧縮(DCT変換、
量子化、可変長符号化)され、一方は高解像度圧縮符号
化データとして蓄積され、他方はLPF(ローパスフィ
ルタ)23で高域成分がカットされ、低解像度圧縮符号
化データとして蓄積される。これにより、同一のコンテ
ンツについて解像度の異なる2つのデータが蓄積され
る。すなわち、試用提供用配信データとして、画像の品
質を落とした低解像度圧縮符号化データが蓄積され、正
式購入時の配信データとして、高解像度圧縮符号化デー
タが蓄積される。
【0076】コンテンツ利用者からの送出リクエストが
コントローラ24に入力されると、まず、該当するコン
テンツの試用提供用配信データとして低解像度圧縮符号
化データが配信される。コンテンツ利用者は、低解像度
のデータによりコンテンツの内容を確認し、購入するか
否かを検討する。そして、正式購入が決まり、再度送出
リクエストが入力されると、正式購入時の配信データと
して高解像度圧縮符号化データが配信される。なお、こ
の実施形態は音声データの場合にも適用することができ
る。
コントローラ24に入力されると、まず、該当するコン
テンツの試用提供用配信データとして低解像度圧縮符号
化データが配信される。コンテンツ利用者は、低解像度
のデータによりコンテンツの内容を確認し、購入するか
否かを検討する。そして、正式購入が決まり、再度送出
リクエストが入力されると、正式購入時の配信データと
して高解像度圧縮符号化データが配信される。なお、こ
の実施形態は音声データの場合にも適用することができ
る。
【0077】[実施形態2]図8は、正式購入時に高解
像度と低解像度の差分データのみを配信する場合の構成
を示すブロック図である。実施形態1の図7と同等部分
を同一符号で示している。
像度と低解像度の差分データのみを配信する場合の構成
を示すブロック図である。実施形態1の図7と同等部分
を同一符号で示している。
【0078】コンテンツバンク11に取り込んだコンテ
ンツは、先に説明した実施形態と同様に所定の加工・編
集が施された後、コンテンツデータベース17に蓄積さ
れる。このとき、入力画像信号は、LPF23でサブサ
ンプラ25でのサブサンプルに合わせて垂直方向、水平
方向共、おのおの1/N程度に帯域制限される。サブサ
ンプラ25では、垂直方向、水平方向共、おのおの1/
Nに画素が間引かれ(画素数が落とされ)、低解像度の
画像となって符号化器22と補間器26に与えられる。
補間器26では、間引かれて無くなった画素が補間さ
れ、入力画像信号と同じ画素数でかつ帯域制限された補
間信号になり、減算器27の減算入力に与えれる。減算
器27では入力画像信号から前記補間信号が減算され、
高域成分だけの信号が作られて符号化器21へ与えられ
る。これにより、コンテンツとして取り込んだ入力画像
信号は、低解像度圧縮符号化データと高解像度差分圧縮
符号化データが階層分けされて蓄積される。すなわち、
試用提供用配信データとして、画像の品質を落とした低
解像度圧縮符号化データが蓄積され、正式購入時の配信
データとして、高解像度と低解像度との差分圧縮符号化
データ(差分データ)が蓄積される。これら2つのデー
タは関係付けられ、対のデータとして蓄積される。
ンツは、先に説明した実施形態と同様に所定の加工・編
集が施された後、コンテンツデータベース17に蓄積さ
れる。このとき、入力画像信号は、LPF23でサブサ
ンプラ25でのサブサンプルに合わせて垂直方向、水平
方向共、おのおの1/N程度に帯域制限される。サブサ
ンプラ25では、垂直方向、水平方向共、おのおの1/
Nに画素が間引かれ(画素数が落とされ)、低解像度の
画像となって符号化器22と補間器26に与えられる。
補間器26では、間引かれて無くなった画素が補間さ
れ、入力画像信号と同じ画素数でかつ帯域制限された補
間信号になり、減算器27の減算入力に与えれる。減算
器27では入力画像信号から前記補間信号が減算され、
高域成分だけの信号が作られて符号化器21へ与えられ
る。これにより、コンテンツとして取り込んだ入力画像
信号は、低解像度圧縮符号化データと高解像度差分圧縮
符号化データが階層分けされて蓄積される。すなわち、
試用提供用配信データとして、画像の品質を落とした低
解像度圧縮符号化データが蓄積され、正式購入時の配信
データとして、高解像度と低解像度との差分圧縮符号化
データ(差分データ)が蓄積される。これら2つのデー
タは関係付けられ、対のデータとして蓄積される。
【0079】コンテンツ利用者からの送出リクエストが
コントローラ24に入力されると、まず、該当するコン
テンツの試用提供用配信データとして低解像度圧縮符号
化データが配信される。ここで、ユーザIDが発行され
配信データに付加される。正式購入が決まり、送出リク
エストとユーザIDが入力されると、正式購入時の配信
データとして、先に配信した低解像度圧縮符号化データ
と対の関係にある差分データが配信される。ユーザID
は登録者を管理する目的のほかに、この実施形態では配
信済みの試用提供配信データと差分データが対であるこ
とを管理するために用いる。また、コンテンツの更新が
発生した場合は、新旧それぞれの試用提供用配信データ
と差分データとを用意しておき、コンテンツ利用者の持
つ試用提供用配信データと同じ時期に作成した差分デー
タを配信する。
コントローラ24に入力されると、まず、該当するコン
テンツの試用提供用配信データとして低解像度圧縮符号
化データが配信される。ここで、ユーザIDが発行され
配信データに付加される。正式購入が決まり、送出リク
エストとユーザIDが入力されると、正式購入時の配信
データとして、先に配信した低解像度圧縮符号化データ
と対の関係にある差分データが配信される。ユーザID
は登録者を管理する目的のほかに、この実施形態では配
信済みの試用提供配信データと差分データが対であるこ
とを管理するために用いる。また、コンテンツの更新が
発生した場合は、新旧それぞれの試用提供用配信データ
と差分データとを用意しておき、コンテンツ利用者の持
つ試用提供用配信データと同じ時期に作成した差分デー
タを配信する。
【0080】コンテンツ利用者は、試用提供用配信デー
タである低解像度圧縮符号化データを復号することによ
り低解像度画像を見ることができる。また、正式購入に
より差分データを得た場合は、低解像度圧縮符号化デー
タと差分データとを復号し、加算することにより、高解
像度画像を見ることができる。
タである低解像度圧縮符号化データを復号することによ
り低解像度画像を見ることができる。また、正式購入に
より差分データを得た場合は、低解像度圧縮符号化デー
タと差分データとを復号し、加算することにより、高解
像度画像を見ることができる。
【0081】次に、実施形態2において、試用提供から
正式購入までの一連の作業の流れを図9のフローチャー
トを用いて説明する。ただし、作業内容や順序は実際の
システム運用により異なる。
正式購入までの一連の作業の流れを図9のフローチャー
トを用いて説明する。ただし、作業内容や順序は実際の
システム運用により異なる。
【0082】まず、コンテンツ利用者13はコンテンツ
バンク11のホームページにアクセスして、コンテンツ
取得のための検索を行う(ステップ301)。この検索
の結果により、コンテンツ利用者13はコンテンツの購
入、試用又はしないのいずれかを選択する。例えば、検
索終了後にコンテンツを「購入する」、「試用する」、
「しない」等の選択画面を表示する。
バンク11のホームページにアクセスして、コンテンツ
取得のための検索を行う(ステップ301)。この検索
の結果により、コンテンツ利用者13はコンテンツの購
入、試用又はしないのいずれかを選択する。例えば、検
索終了後にコンテンツを「購入する」、「試用する」、
「しない」等の選択画面を表示する。
【0083】これに対するコンテンツ利用者13からの
応答があったときは、その選択内容を判定する(ステッ
プ302)。コンテンツ利用者13の選択が「購入す
る」である場合は、ユーザIDを発行し(ステップ30
3)、コンテンツの全データを配信する(ステップ30
4)。この場合は、低解像度圧縮符号化データと差分デ
ータの両方を同時に配信する。また、コンテンツ利用者
13の選択が「試用する」である場合は、ユーザIDを
発行し(ステップ305)、試用提供用の低解像度圧縮
符号化データを配信する(ステップ306)。そして、
一定期間経過後に、コンテンツ利用者13に対し、例え
ばコンテンツを「購入する」、「しない」等の選択画面
を送信することで、購入の意志があるかないかを確認す
る。
応答があったときは、その選択内容を判定する(ステッ
プ302)。コンテンツ利用者13の選択が「購入す
る」である場合は、ユーザIDを発行し(ステップ30
3)、コンテンツの全データを配信する(ステップ30
4)。この場合は、低解像度圧縮符号化データと差分デ
ータの両方を同時に配信する。また、コンテンツ利用者
13の選択が「試用する」である場合は、ユーザIDを
発行し(ステップ305)、試用提供用の低解像度圧縮
符号化データを配信する(ステップ306)。そして、
一定期間経過後に、コンテンツ利用者13に対し、例え
ばコンテンツを「購入する」、「しない」等の選択画面
を送信することで、購入の意志があるかないかを確認す
る。
【0084】これに対するコンテンツ利用者13からの
応答があったときは、その選択内容を判定する(ステッ
プ307)。コンテンツ利用者13の選択が「購入す
る」である場合は、ユーザIDを確認し(ステップ30
8)、正式購入時の配信データとして対の差分データを
配信する(ステップ309)。また、ステップ304及
びステップ309でデータを配信した後は、利用費の徴
収等の所定の課金処理を実行する(ステップ310)。
応答があったときは、その選択内容を判定する(ステッ
プ307)。コンテンツ利用者13の選択が「購入す
る」である場合は、ユーザIDを確認し(ステップ30
8)、正式購入時の配信データとして対の差分データを
配信する(ステップ309)。また、ステップ304及
びステップ309でデータを配信した後は、利用費の徴
収等の所定の課金処理を実行する(ステップ310)。
【0085】この実施形態2においては、正式購入時に
配信するのは差分データのみであるため、実施形態1に
比べて配信データ量が少なくなり、正式購入時の通信コ
ストを下げることができる。なお、この実施形態は音声
データの場合にも適用することができる。
配信するのは差分データのみであるため、実施形態1に
比べて配信データ量が少なくなり、正式購入時の通信コ
ストを下げることができる。なお、この実施形態は音声
データの場合にも適用することができる。
【0086】[実施形態3]図10は、正式購入時に差
分データを暗号化して配信する場合の構成を示すブロッ
ク図である。実施形態2の図8と同等部分を同一符号で
示している。
分データを暗号化して配信する場合の構成を示すブロッ
ク図である。実施形態2の図8と同等部分を同一符号で
示している。
【0087】この実施形態3において、コンテンツ登録
者12から取り込んだコンテンツをコンテンツデータベ
ース17に蓄積するまでの処理は実施形態2と同じであ
る。
者12から取り込んだコンテンツをコンテンツデータベ
ース17に蓄積するまでの処理は実施形態2と同じであ
る。
【0088】先に説明した実施形態2では、最初に試用
提供用配信データとして低解像度圧縮符号化データを送
り、次いで正式購入時に差分データを送るようにしてい
るが、この実施形態3においては、試用提供用配信デー
タとして、低解像度圧縮符号化データと暗号化した差分
データとを配信するようにしている。この暗号化した差
分データは、例えば次のようにして作成する。まず、コ
ンテンツ利用者からの送出リクエストによりユーザID
を発行し、このユーザIDをもとにキー生成手段28で
暗号化キーを生成する(毎回異なる)。この暗号化キー
はユーザIDと対応付けて登録される。そして、コンテ
ンツ利用者に配信データを送る際に、低解像度圧縮符号
化データと対の関係にある差分データを取り出し、前記
暗号化キーをもとに暗号化手段29で暗号化する。そし
て、マルチプレクサ30を介して前記低解像度圧縮符号
化データと暗号化した差分データとを配信データとして
配信する。
提供用配信データとして低解像度圧縮符号化データを送
り、次いで正式購入時に差分データを送るようにしてい
るが、この実施形態3においては、試用提供用配信デー
タとして、低解像度圧縮符号化データと暗号化した差分
データとを配信するようにしている。この暗号化した差
分データは、例えば次のようにして作成する。まず、コ
ンテンツ利用者からの送出リクエストによりユーザID
を発行し、このユーザIDをもとにキー生成手段28で
暗号化キーを生成する(毎回異なる)。この暗号化キー
はユーザIDと対応付けて登録される。そして、コンテ
ンツ利用者に配信データを送る際に、低解像度圧縮符号
化データと対の関係にある差分データを取り出し、前記
暗号化キーをもとに暗号化手段29で暗号化する。そし
て、マルチプレクサ30を介して前記低解像度圧縮符号
化データと暗号化した差分データとを配信データとして
配信する。
【0089】コンテンツ利用者は、送られてきた配信デ
ータを復号することにより低解像度画像を見ることはで
きるが、高解像度画像は暗号化されているので見ること
ができない。そして、正式購入が決まり、送出リクエス
トとユーザIDが入力されると、正式購入時の配信デー
タとして、ユーザIDに対応する暗号化キーが配信され
る。コンテンツ利用者は、送られてきた暗号化キーを使
って差分データを復号し、低解像度圧縮符号化データと
加算することにより、高解像度画像を見ることができ
る。
ータを復号することにより低解像度画像を見ることはで
きるが、高解像度画像は暗号化されているので見ること
ができない。そして、正式購入が決まり、送出リクエス
トとユーザIDが入力されると、正式購入時の配信デー
タとして、ユーザIDに対応する暗号化キーが配信され
る。コンテンツ利用者は、送られてきた暗号化キーを使
って差分データを復号し、低解像度圧縮符号化データと
加算することにより、高解像度画像を見ることができ
る。
【0090】次に、実施形態3において、試用提供から
正式購入までの一連の作業の流れを図11のフローチャ
ートを用いて説明する。ただし、作業内容や順序は実際
のシステム運用により異なる。
正式購入までの一連の作業の流れを図11のフローチャ
ートを用いて説明する。ただし、作業内容や順序は実際
のシステム運用により異なる。
【0091】まず、コンテンツ利用者13はコンテンツ
バンク11のホームページにアクセスして、コンテンツ
取得のための検索を行う(ステップ401)。この検索
の結果により、コンテンツ利用者13はコンテンツの購
入、試用又はしないのいずれかを選択する。コンテンツ
バンク11は、コンテンツ利用者13の選択内容を判定
する(ステップ402)。コンテンツ利用者13の選択
が「購入する」である場合は、ユーザIDを発行し(ス
テップ403)、コンテンツの全データを配信する(ス
テップ404)。この場合は、暗号化せずに低解像度圧
縮符号化データと差分データの両方を同時に配信する
か、または暗号化データを暗号化キーとともに配信す
る。また、コンテンツ利用者13の選択が「試用する」
である場合は、ユーザIDを発行し(ステップ40
5)、試用提供用の低解像度圧縮符号化データと暗号化
した差分データを配信する(ステップ406)。そし
て、一定期間経過後に、コンテンツ利用者13に対し、
例えばコンテンツを「購入する」、「しない」等の選択
画面を送信することで、購入の意志があるかないかを確
認する。
バンク11のホームページにアクセスして、コンテンツ
取得のための検索を行う(ステップ401)。この検索
の結果により、コンテンツ利用者13はコンテンツの購
入、試用又はしないのいずれかを選択する。コンテンツ
バンク11は、コンテンツ利用者13の選択内容を判定
する(ステップ402)。コンテンツ利用者13の選択
が「購入する」である場合は、ユーザIDを発行し(ス
テップ403)、コンテンツの全データを配信する(ス
テップ404)。この場合は、暗号化せずに低解像度圧
縮符号化データと差分データの両方を同時に配信する
か、または暗号化データを暗号化キーとともに配信す
る。また、コンテンツ利用者13の選択が「試用する」
である場合は、ユーザIDを発行し(ステップ40
5)、試用提供用の低解像度圧縮符号化データと暗号化
した差分データを配信する(ステップ406)。そし
て、一定期間経過後に、コンテンツ利用者13に対し、
例えばコンテンツを「購入する」、「しない」等の選択
画面を送信することで、購入の意志があるかないかを確
認する。
【0092】これに対するコンテンツ利用者13からの
応答があったときは、その選択内容を判定する(ステッ
プ407)。コンテンツ利用者13の選択が「購入す
る」である場合は、ユーザIDを確認し(ステップ40
8)、正式購入時の配信データとして、ユーザIDに対
応する暗号化キーを配信する(ステップ409)。ま
た、ステップ404及びステップ409でデータを配信
した後は、利用費の徴収等の所定の課金処理を実行する
(ステップ410)。
応答があったときは、その選択内容を判定する(ステッ
プ407)。コンテンツ利用者13の選択が「購入す
る」である場合は、ユーザIDを確認し(ステップ40
8)、正式購入時の配信データとして、ユーザIDに対
応する暗号化キーを配信する(ステップ409)。ま
た、ステップ404及びステップ409でデータを配信
した後は、利用費の徴収等の所定の課金処理を実行する
(ステップ410)。
【0093】この実施形態3においては、正式購入時に
配信するのは暗号化データのみであるため、実施形態1
及び実施形態2に比べて配信データ量がより少なくな
り、正式購入時の通信コストをさらに下げることができ
る。なお、この実施形態は音声データの場合にも適用す
ることができる。
配信するのは暗号化データのみであるため、実施形態1
及び実施形態2に比べて配信データ量がより少なくな
り、正式購入時の通信コストをさらに下げることができ
る。なお、この実施形態は音声データの場合にも適用す
ることができる。
【0094】[実施形態4]上述した実施形態では、コ
ンテンツが画像データである場合を例に説明したが、こ
こでは、コンテンツが音声データである場合を例にして
説明する。
ンテンツが画像データである場合を例に説明したが、こ
こでは、コンテンツが音声データである場合を例にして
説明する。
【0095】図12は、音声データのうちの低域音声デ
ータを試用提供する場合の構成を示すブロック図であ
る。コンテンツとして取り込まれた音声データは、サブ
バンド分割フィルタ31で例えば32のサブバンドに分
割されるとともに、FFT32で周波数分析され、心理
聴覚モデルを通じて試用提供用として使用する周波数の
低域レベルが設定される。そして、量子化器33におい
て、サブバンド分割フィルタ31で分割された各サブバ
ンドごとに量子化される。ここでは、帯域ごとに何ビッ
トで量子化するかが設定され、高域レベルは多いビット
数で、また低域レベルは少ないビット数で量子化され
る。これらのデータは階層化フォーマッティング手段3
4を介してコンテンツデータベース17に蓄積される。
これにより、音声データは、試用提供用として、例えば
AMラジオあるいはそれ以下の音質の低域音声データ
と、正式購入時の配信データとしての高域音声データの
2つの階層に分割して蓄積される。コンテンツ利用者へ
の試用提供から正式購入までの流れは図9に準じる。正
式購入時には高域音声データが配信される。
ータを試用提供する場合の構成を示すブロック図であ
る。コンテンツとして取り込まれた音声データは、サブ
バンド分割フィルタ31で例えば32のサブバンドに分
割されるとともに、FFT32で周波数分析され、心理
聴覚モデルを通じて試用提供用として使用する周波数の
低域レベルが設定される。そして、量子化器33におい
て、サブバンド分割フィルタ31で分割された各サブバ
ンドごとに量子化される。ここでは、帯域ごとに何ビッ
トで量子化するかが設定され、高域レベルは多いビット
数で、また低域レベルは少ないビット数で量子化され
る。これらのデータは階層化フォーマッティング手段3
4を介してコンテンツデータベース17に蓄積される。
これにより、音声データは、試用提供用として、例えば
AMラジオあるいはそれ以下の音質の低域音声データ
と、正式購入時の配信データとしての高域音声データの
2つの階層に分割して蓄積される。コンテンツ利用者へ
の試用提供から正式購入までの流れは図9に準じる。正
式購入時には高域音声データが配信される。
【0096】なお、コンテンツとしての音声データに
は、電子音源を用いる演奏データ(MIDI等)も含ま
れる。このようなデータに対しては、音色数を減らした
データやエフェクトなしのデータを試用提供用配信デー
タとし、正式購入時には完全なデータを配信することに
より、品質制限を施した試用提供手段を実現することが
できる。
は、電子音源を用いる演奏データ(MIDI等)も含ま
れる。このようなデータに対しては、音色数を減らした
データやエフェクトなしのデータを試用提供用配信デー
タとし、正式購入時には完全なデータを配信することに
より、品質制限を施した試用提供手段を実現することが
できる。
【0097】次に、内容限定を施した試用提供手段及び
期間限定を施した試用提供手段について簡単に説明す
る。
期間限定を施した試用提供手段について簡単に説明す
る。
【0098】内容限定を施した試用提供手段としては、
例えば音声データであればさわりの部分のみ、あるいは
欠落時間(無音部分)が存在するデータや、画像データ
であれば欠落部分(欠落画素)が存在するデータを作成
し、これを試用提供用配信データとする。また、回数制
限(1回見たら2度とファイルが開けない)や、コピー
不可(再利用不可)等の制限を実行するプログラムをデ
ータ中に付加し、これを試用提供用配信データとするな
どが考えられる。
例えば音声データであればさわりの部分のみ、あるいは
欠落時間(無音部分)が存在するデータや、画像データ
であれば欠落部分(欠落画素)が存在するデータを作成
し、これを試用提供用配信データとする。また、回数制
限(1回見たら2度とファイルが開けない)や、コピー
不可(再利用不可)等の制限を実行するプログラムをデ
ータ中に付加し、これを試用提供用配信データとするな
どが考えられる。
【0099】期間限定を施した試用提供手段としては、
例えば試用期間中は、ネットワークを介してユーザID
をもとに認証を得ることで利用可能とする。あるいは、
データ中に使用期限をチェックするプログラムを付加す
るなどが考えれられる。
例えば試用期間中は、ネットワークを介してユーザID
をもとに認証を得ることで利用可能とする。あるいは、
データ中に使用期限をチェックするプログラムを付加す
るなどが考えれられる。
【0100】また、上述した品質制限、内容限定、期間
限定はそれぞれ単独で実施するだけでなく、これらを組
み合わせて実施することもできる。
限定はそれぞれ単独で実施するだけでなく、これらを組
み合わせて実施することもできる。
【0101】上述したように、画像/音声データに品質
制限、内容限定、期間限定等の制限を施したデータを試
用提供用配信データとしてコンテンツ利用者に配信し、
課金後にそれらの制限が解除されたデータ又は制限を解
除するデータを配信するようにすることで、コンテンツ
利用者においては、検索したコンテンツが目的とするコ
ンテンツであるかどうかをより客観的に判断することが
可能となるため、新たなコンテンツの制作をよりスムー
ズに行う環境を実現することができる。
制限、内容限定、期間限定等の制限を施したデータを試
用提供用配信データとしてコンテンツ利用者に配信し、
課金後にそれらの制限が解除されたデータ又は制限を解
除するデータを配信するようにすることで、コンテンツ
利用者においては、検索したコンテンツが目的とするコ
ンテンツであるかどうかをより客観的に判断することが
可能となるため、新たなコンテンツの制作をよりスムー
ズに行う環境を実現することができる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明コンテンツ
情報流通システムによれば、権利としての情報の中味で
ある例えば画像を一定の記憶必要な量だけ引き出して使
用し、その使用形態に応じて権利者に使用料を支手段に
権利情報として引き出し自在に保存しておき、第三者は
それを必要なときに払うだけでよいので、今後予想され
る情報発信の拡大化に効果的に対応できるものである。
情報流通システムによれば、権利としての情報の中味で
ある例えば画像を一定の記憶必要な量だけ引き出して使
用し、その使用形態に応じて権利者に使用料を支手段に
権利情報として引き出し自在に保存しておき、第三者は
それを必要なときに払うだけでよいので、今後予想され
る情報発信の拡大化に効果的に対応できるものである。
【0103】とくに、オリジナルのコンテンツに対して
加工・編集などを施し、かつ登録されたコンテンツの利
用料をコンテンツ登録者に支払うように管理すること
で、コンテンツ登録者の自己実現等の欲求を満足し、新
たな創作意欲を喚起することができる。さらに、コンテ
ンツ利用者に対して質の良いコンテンツを供給すること
で、様々なコンテンツ制作の循環がスムーズになり、ネ
ットワーク時代に対応したAVコンテンツ情報流通シス
テムを実現することができる。
加工・編集などを施し、かつ登録されたコンテンツの利
用料をコンテンツ登録者に支払うように管理すること
で、コンテンツ登録者の自己実現等の欲求を満足し、新
たな創作意欲を喚起することができる。さらに、コンテ
ンツ利用者に対して質の良いコンテンツを供給すること
で、様々なコンテンツ制作の循環がスムーズになり、ネ
ットワーク時代に対応したAVコンテンツ情報流通シス
テムを実現することができる。
【0104】また、とくに画像/音声データに品質制
限、内容限定、期間限定等の制限を施したデータをコン
テンツ利用者に配信し、課金後にそれらの制限を解除す
るように管理することで、コンテンツ利用者において
は、検索したコンテンツが目的とするコンテンツである
かどうかをより客観的に判断することができるようにな
るため、新たなコンテンツの制作をよりスムーズに行う
ことができる。
限、内容限定、期間限定等の制限を施したデータをコン
テンツ利用者に配信し、課金後にそれらの制限を解除す
るように管理することで、コンテンツ利用者において
は、検索したコンテンツが目的とするコンテンツである
かどうかをより客観的に判断することができるようにな
るため、新たなコンテンツの制作をよりスムーズに行う
ことができる。
【図1】コンテンツ情報流通システムの実施の形態を概
念的に示すブロック図。
念的に示すブロック図。
【図2】AVコンテンツ情報流通システムの全体構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図3】(a)〜(c)は、コンテンツ登録者から送ら
れてきたコンテンツの一例を示す説明図。
れてきたコンテンツの一例を示す説明図。
【図4】(a)、(b)は、部品化されたコンテンツの
情報を示す説明図。
情報を示す説明図。
【図5】コンテンツ登録者によるコンテンツの制作から
コンテンツバンク登録までの一連の作業の流れを示すフ
ローチャート。
コンテンツバンク登録までの一連の作業の流れを示すフ
ローチャート。
【図6】コンテンツ利用者によるコンテンツの入手から
課金までの一連の流れを示すフローチャート。
課金までの一連の流れを示すフローチャート。
【図7】低解像度の圧縮符号化データを試用提供する場
合の構成を示すブロック図。
合の構成を示すブロック図。
【図8】正式購入時に高解像度と低解像度の差分データ
のみを配信する場合の構成を示すブロック図。
のみを配信する場合の構成を示すブロック図。
【図9】実施形態2において試用提供から正式購入まで
の一連の作業の流れを示すフローチャート。
の一連の作業の流れを示すフローチャート。
【図10】正式購入時に差分データを暗号化して配信す
る場合の構成を示すブロック図。
る場合の構成を示すブロック図。
【図11】実施形態3において試用提供から正式購入ま
での一連の作業の流れを示すフローチャート。
での一連の作業の流れを示すフローチャート。
【図12】音声データのうちの低域音声データを試用提
供する場合の構成を示すブロック図。
供する場合の構成を示すブロック図。
1 創作手段 2 制作手段 3 記憶手段 4 伝送手段 5 表示手段 10 AVコンテンツ情報流通システム 11 コンテンツバンク 12 コンテンツ登録者 13 コンテンツ利用者 14 金融機関 15 ネットワーク 16 コンテンツ登録者管理データベース 17 コンテンツデータベース 18 コンテンツ利用者管理データベース
Claims (12)
- 【請求項1】 情報の中味を収集し新たな情報を創作を
する手段と、 創作された全内容もしくはその全内容を必要に応じて領
域分割しそれぞれに対し識別符号を付するとともに識別
符号を付された情報の中味を引き出し自在に記憶する手
段と、 記憶手段より情報の中味を伝送する手段と、 伝送された情報の中味を再現する表示手段とよりなるコ
ンテンツ情報流通システム。 - 【請求項2】 情報の中味を収集し新たな情報を創作を
する手段と、 創作された全内容もしくはその全内容を必要に応じて領
域分割しそれぞれに対し識別符号を付するとともに識別
符号を付された情報の中味を引き出し自在に記憶する手
段と、 記憶手段より情報の中味を引き出す引き出し手段と、 引き出された情報の使用形態に応じて課金する手段とよ
りなるコンテンツ情報流通システム。 - 【請求項3】 情報の中味を収集し新たな情報を創作を
する手段と、 創作された新たな情報を符号化する手段と、 符号化された情報を伝送する手段と、 伝送された情報の内必要なもののみ記憶し、それ以外
は、破棄する手段と、 記憶手段より必要な情報を伝送する手段と、 伝送された情報を復合化する手段とよりなるコンテンツ
情報流通システム。 - 【請求項4】 データ伝送路を介してコンテンツ情報提
供者からコンテンツ情報利用者に対して所要のコンテン
ツ情報を適宜提供するコンテンツ情報流通システムであ
って、 前記コンテンツ情報提供者に設けられ、創作された情報
自体もしくは当該情報の構成要素(以下、情報もしくは
構成要素)を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、 前記コンテンツ情報提供者に設けられ、コンテンツ情報
利用者からの要求に応じて、前記記憶手段から所要の情
報もしくは構成要素を引き出し、これらをコンテンツ情
報としてコンテンツ情報利用者に伝送する伝送制御手段
と、 前記コンテンツ情報利用者に設けられ、要求に応じてコ
ンテンツ情報提供者より伝送されたコンテンツ情報を再
現する再現手段と、 を備えたことを特徴とするコンテンツ情報流通システ
ム。 - 【請求項5】 前記コンテンツ情報提供者は、創作され
た情報を前記伝送路を介してコンテンツ情報創作者から
取り込む取り込み手段を具備することを特徴とする請求
項4記載のコンテンツ情報流通システム。 - 【請求項6】 前記記憶制御手段は、コンテンツ情報創
作者から取り込んだ情報もしくは構成要素に対して、所
定の加工、編集の処理を施して記憶手段に記憶させるこ
とを特徴とする請求項4又は5記載のコンテンツ情報流
通システム。 - 【請求項7】 前記記憶制御手段は、前記情報もしくは
構成要素に対して、識別符号を付して記憶手段に記憶さ
せることを特徴とする請求項4又は5記載のコンテンツ
情報流通システム。 - 【請求項8】 前記記憶制御手段は、前記情報もしくは
構成要素に対して、利用料金情報を付して記憶手段に記
憶させることを特徴とする請求項4又は5記載のコンテ
ンツ情報流通システム。 - 【請求項9】 前記伝送制御手段は、コンテンツ情報利
用者からの要求に対応する情報もしくは構成要素につい
ての試用情報からなるコンテンツ情報を前記コンテンツ
情報利用者に伝送する機能を有することを特徴とする請
求項4又は5記載のコンテンツ情報流通システム。 - 【請求項10】 前記試用情報は、コンテンツ情報利用
者からの要求に対応する情報もしくは構成要素につい
て、品質の劣化処理、内容の限定処理、使用期間の限定
処理の少なくとも一つの処理がなされているものである
ことを特徴とする請求項9記載のコンテンツ情報流通シ
ステム。 - 【請求項11】 前記伝送制御手段は、コンテンツ情報
に対して所定の変換機能を施して伝送し、前記再現手段
は、伝送されてきたコンテンツ情報を復元処理する機能
を具備することを特徴する請求項4、請求項5又は請求
項9記載のコンテンツ情報流通システム。 - 【請求項12】 前記伝送制御手段は、伝送したコンテ
ンツ情報についてのコンテンツ情報利用者に対する課金
処理を実行する機能を有することを特徴とする請求項
4、請求項5、請求項9又は請求項11記載のコンテン
ツ情報流通システム。
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JP36855097 | 1997-12-31 | ||
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