JP2002230432A - デジタルデータ販売システム、デジタルデータ販売方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びコンピュータ・プログラム - Google Patents

デジタルデータ販売システム、デジタルデータ販売方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びコンピュータ・プログラム

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JP2002230432A
JP2002230432A JP2001029799A JP2001029799A JP2002230432A JP 2002230432 A JP2002230432 A JP 2002230432A JP 2001029799 A JP2001029799 A JP 2001029799A JP 2001029799 A JP2001029799 A JP 2001029799A JP 2002230432 A JP2002230432 A JP 2002230432A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルデータの試用を有料で行うようにし
て、デジタルデータの販売を促進できるようにするとと
もに、デジタルデータが使用された場合には料金を確実
に徴収できるようにする。 【解決手段】 通信回線を介してコンテンツ提供端末か
ら購入者クライアント端末へダウンロードするデジタル
データを有料で試用するようにして、クライアントにと
っては良く確認してからデジタルデータを購入すること
を可能とし、コンテンツ提供者にとってはデジタルデー
タの拡販を行い易くすることにより、クライアントとコ
ンテンツ提供者の両方に利点が得られるデジタルデータ
販売システムを展開できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルデータ販売
システム、デジタルデータ販売方法、コンピュータ読み
取り可能な記憶媒体及びコンピュータ・プログラムに関
し、特に、データに対する課金方法、更にはオンライン
方式のデータ配信におけるコンテンツを一時的に収得し
た場合に対する課金及び販売方式に用いて好適な発明で
ある。
【0002】
【従来の技術】従来においては、ゲームソフトにして
も、音声データにしても、画像データにしても、一度購
入した後はその性格から返品が事実上不可能なであっ
た。したがって、クライアントにとっては、これから購
入しようとしているデジタルデータが、ゲームソフトに
しろ、ビジネスソフトにしろ、音楽情報にしろ画像情報
にしろ、本当に欲する物であるかどうかが解らない状態
で購入しなければならないと言う問題点があった。
【0003】それらの問題を解決するために、近年では
店頭での試聴や、プレビューと言うような手段でこの問
題を解決しようとする動きがあり、上述した問題に対し
ては主流になっている。
【0004】しかし、クライアントがこれから購入しよ
うとしているデジタルデータが所望の物であるかどうか
否かをより確実に判断することができなかった。何故な
らば、全ての商品のプレビューや試聴用データが用意さ
れているわけでは無く、ほんの一部のコンテンツに限ら
れているのが現状であった。
【0005】更に、プレビュー等の手段が用意されてい
る物であっても、本当に有用な物であるかどうかを判断
するのは店頭では容易では無かった。同様のことは、イ
ンターネット等を介してやり取りされるオンライン方式
のデータ配信においても発生していた。オンライン方式
のデータ配信においてもこの問題を解決するために、販
売するデータのプレビューや体験版を配信する方式等が
多数あった。
【0006】しかし、オンライン方式においても、プレ
ビュー等が全てのデータに対して用意されているわけで
は無く、やはり、一部のコンテンツに限られていたり、
コンテンツの機能の一部分に限られていたりしていた。
【0007】特に、オンライン方式のデータ配信の場合
は、店頭販売に比較して莫大な量のデータにクライアン
トとしては接することが可能となる。コンテンツ提供会
社としても、より多くのクライアントに多様な種類のデ
ータを使用してもらうことで、実際に購入してもらいた
いという意志がある。しかし、コンテンツが多い分、よ
けいにプレビュー等を全てのコンテンツに用意すること
は非常に困難な状態になっていた。
【0008】更に、クライアントにとってみれば、プレ
ビューの有無に関わらず、高いソフトやデータをダウン
ロードしてみてから、実際に所望していた物と違ってい
たりする場合があった。また、ゲームソフト等でも本当
に面白いゲームであるか否かは、購入した後で解ること
が実際には非常に多かった。
【0009】更に、ソフトを購入する意志決定をすぐに
はできず、一度か二度使ってみたい等の希望を持つクラ
イアントも非常に多いと推察される。そのようなクライ
アントは、ソフトを使った上で非常に気に入れば実売に
つながることになるが、現在のように、一度購入を決定
したら全額支払う方式では、その初期の支払金額の高さ
から購入を躊躇してしまい、購入に全くつながらないケ
ースが非常に多いと推察される。
【0010】そのため、クライアント側が本当に良い物
であることをその他の広告やテレビや雑誌やラジオやネ
ット情報等の情報手段で知るまでは、オンラインでのソ
フトの実売につながらないケースが多かったと考えられ
ている。特に、ソフトに関しては、このような問題を解
決するためには、コンテンツに対する理解度を上げるた
めの体験版等の中身を、実際に販売するコンテンツと殆
ど同様なレベルにまでする必要があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにプレビュ
ウーや試聴が無い物は、オンラインデータ配信では、他
の方法で広告宣伝等が行われない場合は致命的に販売が
不振になる可能性があった。また、広告宣伝を行うと非
常にコストがかかるという問題を有していた。
【0012】更に、広告は費用の面からも種類の面から
も特定のコンテンツにしか広告宣伝を行うことができな
い等の問題を有していた。また、体験版を用意する場合
においては、良い体験版を用意すればするほど体験版を
使用し続ける人が現れたりして、逆に製品版を購入しな
いという状態になってしまう問題があった。特に、ゲー
ムソフトや画像データ販売においては以降の実売につな
がらない等のように、有効な手段が無かった。
【0013】また、店頭での試聴やプレビュー等ではあ
まり大きな問題にならない物でも、インターネット網に
よるデータ配信システムを用いた体験版の配信等では非
常に大きな問題となってくる可能性があった。本発明は
上述の問題点にかんがみ、デジタルデータの試用を有料
で行うようにして、デジタルデータの販売を促進できる
ようにするとともに、デジタルデータの使用した料金を
確実に徴収できるようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルデータ
販売システムは、通信回線を介して接続されたコンテン
ツ提供端末から購入者クライアント端末へデジタルデー
タを販売するデジタルデータ販売システムにおいて、上
記デジタルデータを試用する価格を設定する試用価格設
定手段と、上記試用価格設定手段によって試用価格が設
定されたデジタルデータを上記通信回線を介して上記購
入者クライアント端末に転送するデジタルデータ転送手
段とを上記コンテンツ提供端末が有し、上記購入者クラ
イアント端末において上記デジタルデータを有料で試用
できるようにしたことを特徴としている。また、本発明
の他の特徴とするところは、上記購入者クライアント端
末側において上記デジタルデータを試用可能な期間また
は試用可能な回数を監視する試用監視手段を上記コンテ
ンツ提供端末が有し、上記購入者クライアント端末側の
ユーザが上記デジタルデータを試用する期間は、一定期
間または一定回数に制限されていることを特徴としてい
る。また、本発明のその他の特徴とするところは、上記
デジタルデータの試用に伴う課金を実行する課金手段を
上記コンテンツ提供端末が有し、上記デジタルデータを
試用する毎に課金処理が行われ、上記コンテンツ提供端
末により許可された試用時間または試用回数が上記デジ
タルデータの試用に伴って短縮されていくことを特徴と
している。また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記課金手段は、上記デジタルデータを試用するた
めの課金処理を最初に行い、上記デジタルデータを試用
する毎に上記課金処理で定めた試用可能回数または試用
可能期間を短縮していくことを特徴としている。また、
本発明のその他の特徴とするところは、上記試用監視手
段は、上記デジタルデータの試用期間が終了した時に試
用を一時的に不能にし、その後に上記課金手段による課
金処理が行われた場合には継続して試用可能にすること
を特徴としている。また、本発明のその他の特徴とする
ところは、上記課金手段は、上記デジタルデータが転送
されてから一定時間または一定回数の試用が経過してか
ら課金処理を開始することを特徴としている。また、本
発明のその他の特徴とするところは、上記コンテンツ提
供端末から上記購入者クライアント端末に上記デジタル
データを転送するときに、上記デジタルデータを一括購
入するのか、試用するのかをユーザ側に選択させるよう
にする購入/試用選択手段を上記コンテンツ提供端末が
有することを特徴としている。また、本発明のその他の
特徴とするところは、上記デジタルデータを試用した後
に購入する場合に、上記デジタルデータを試用するため
に既に支払った金額を購入価格から差し引いて販売する
試用料金清算手段を有することを特徴としている。ま
た、本発明のその他の特徴とするところは、上記試用監
視手段は、上記コンテンツ提供端末から上記購入者クラ
イアント端末にデジタルデータを転送した時点を起点と
する有効期限を設け、上記有効期限を経過した後は上記
デジタルデータの試用の継続を一時的に、またはそれ以
後は試用を不可能にすることを特徴としている。また、
本発明のその他の特徴とするところは、上記コンテンツ
提供端末から上記デジタルデータを転送する回数を制限
する回数制限手段が上記コンテンツ提供端末に設けられ
ていることを特徴としている。また、本発明のその他の
特徴とするところは、上記デジタルデータのプリントア
ウトを含むハードコピーを取る際に、上記課金処理で定
められた試用可能回数または試用期間が短縮されること
を特徴としている。また、本発明のその他の特徴とする
ところは、上記通信回線を介して送られる課金情報によ
り制御される起動判定手段を上記購入者クライアント端
末が有し、上記通信回線を介して転送されるデジタルデ
ータを試用するための起動の可否を上記起動判定が判定
することを特徴としている。
【0015】本発明のデジタルデータ販売方法は、通信
回線を介して接続されたコンテンツ提供端末から購入者
クライアント端末へデジタルデータを販売するデジタル
データ販売方法において、上記デジタルデータを試用す
る価格を設定する試用価格設定処理と、上記試用価格設
定処理によって試用価格が設定されたデジタルデータを
上記通信回線を介して上記購入者クライアント端末に転
送するデジタルデータ転送処理とを上記コンテンツ提供
端末が行い、上記購入者クライアント端末において上記
デジタルデータを有料で試用できるようにしたことを特
徴としている。また、本発明の他の特徴とするところ
は、上記購入者クライアント端末側において上記デジタ
ルデータを試用可能な期間または試用可能な回数を監視
する試用監視処理を上記コンテンツ提供端末で行い、上
記購入者クライアント端末側のユーザが上記デジタルデ
ータを試用する期間は、一定期間または一定回数に制限
されていることを特徴としている。また、本発明のその
他の特徴とするところは、上記デジタルデータの試用に
伴う課金を実行する課金処理を上記コンテンツ提供端末
が行い、上記デジタルデータを試用する毎に課金処理が
行われ、上記コンテンツ提供端末により許可された試用
時間または試用回数が上記デジタルデータの試用に伴っ
て短縮されていくことを特徴としている。また、本発明
のその他の特徴とするところは、上記デジタルデータを
試用するための課金処理を最初に行い、上記デジタルデ
ータを試用する毎に上記課金処理で定めた試用可能回数
または試用可能期間を短縮していくことを特徴としてい
る。また、本発明のその他の特徴とするところは、上記
試用監視処理は、上記デジタルデータの試用期間が終了
した時に試用を一時的に不能にし、その後に上記課金処
理が行われた場合には継続して試用可能にすることを特
徴としている。また、本発明のその他の特徴とするとこ
ろは、上記デジタルデータが転送されてから一定時間ま
たは一定回数の試用が経過してから課金処理を開始する
ことを特徴としている。また、本発明のその他の特徴と
するところは、上記コンテンツ提供端末から上記購入者
クライアント端末に上記デジタルデータを転送するとき
に、上記デジタルデータを一括購入するのか、試用する
のかをユーザ側に選択させるようにする購入/試用選択
処理を行うことを特徴としている。また、本発明のその
他の特徴とするところは、上記デジタルデータを試用し
た後に購入する場合に、上記デジタルデータを試用する
ために既に支払った金額を購入価格から差し引いて販売
する試用料金清算処理を行うことを特徴としている。ま
た、本発明のその他の特徴とするところは、上記試用監
視処理において、上記コンテンツ提供端末から上記購入
者クライアント端末にデジタルデータを転送した時点を
起点とする有効期限を設け、上記有効期限を経過した後
は上記デジタルデータの試用の継続を一時的に、または
それ以後は試用を不可能にすることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、上記コン
テンツ提供端末から上記デジタルデータを転送する回数
を制限する回数制限処理を上記コンテンツ提供端末で行
うことを特徴としている。また、本発明のその他の特徴
とするところは、上記デジタルデータのプリントアウト
を含むハードコピーを取る際に、上記課金処理で定めら
れた試用可能回数または試用期間が短縮されることを特
徴としている。また、本発明のその他の特徴とするとこ
ろは、上記通信回線を介して送られる課金情報により制
御される起動判定処理を上記購入者クライアント端末が
行い、上記通信回線を介して転送されるデジタルデータ
を試用するための起動の可否を制御することを特徴とし
ている。
【0016】本発明の記憶媒体は、上記の何れかに記載
の各手段をコンピュータに構成させるためのプログラム
を記録したことを特徴としている。また、本発明の他の
特徴とするところは、上記の何れかに記載の方法をコン
ピュータに実行させるためのプログラムを記録したこと
を特徴としている。
【0017】本発明のコンピュータ・プログラムは、上
記の何れかに記載の方法をコンピュータに実行させるこ
とを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデジタルデータ販
売システム、デジタルデータ販売方法、コンピュータ読
み取り可能な記憶媒体及びコンピュータ・プログラムの
実施の形態を説明する。図1に、本実施の形態の有効な
全体システムの構成を示す。適用が好適なケースとして
は、ゲームソフトの配信、ビジネスソフトの配信、写真
集のような静止画データや動画データ、教育用ソフト等
の販売システムが考えられるが、これに限るものではな
い。
【0019】一例として、まず、ゲームソフトを配信す
る場合について説明する。本実施の形態の特徴を最も良
く表しているのは、インターネット10やWebTV画
面等のディスプレイ上でのコンテンツの表示(開示)が
行われているものに対して、クライアント11が試用の
意志を示して購入に至るまで、或いは試用したが購入は
しない場合等を説明する。
【0020】クライアント11は、インターネット10
を介して送られる情報を表示するためのディスプレイ
(図示せず)上で試用したいゲームコンテンツをまず選
択する。そして、上記選択したコンテンツを、クライア
ント11のパソコンを介して専用のCDR等の記録媒体
にダウンロードする。この時点では、一例としてコンテ
ンツのダウンロードは無料で行えるとする。
【0021】ダウンロードを行う際の好適な方法として
は、ダウンロード情報や、課金情報等がダウンロードし
たデータと一括管理できるCDR等の専用記録媒体が好
ましい。また、課金情報の改ざんを防止する意味からも
追記型の記録媒体、或いは一部が特殊な暗号化が可能な
追記専用の構成となっているものが望ましい。別の方法
としては、課金情報や使用状況等が管理できる別のIC
カード等と記録媒体のリンクが鍵情報となり、ペーアー
で使用可能となる形態のものでも良い。
【0022】クライアント11は、ダウンロードしたゲ
ームソフトで試用可能回数或いは試用可能時間を確認す
る。試用可能回数或いは試用可能時間の初期設定値は、
ダウンロードした際にダウンロードしたデータと共に、
追記のみ可能なエリアに書き込まれる。この試用可能回
数等に応じて、クライアント11はダウンロードしたゲ
ームを試用することができる。
【0023】試用回数或いは使用時間に対応して、ダウ
ンロードされた記録媒体の追記のみ可能エリアに残時間
或いは残回数等の情報が追記されていく。そして、初期
設定値の試用回数を試用し終わるとゲームの試用は一時
中止される。
【0024】ここで、再度試用するか、購入するか、試
用を中止するかの意志決定をクライアント11は行うこ
とになる。クライアントが再度試用する場合は、ウェブ
等を通して再度試用するための意志を、システム運営会
社12の課金管理用のサーバー12aへ返す。この時点
で、初めて初回の試用に対する課金が発生する。課金情
報は、コンテンツ提供会社13のコンテンツサーバー1
3aに記録され、同時に課金処理される。以降、これを
繰り返すことによりデジタルデータの試用が行われる。
【0025】別の選択肢としては、複数回の試用を繰り
返してから購入を最終決定する場合がある。この場合
は、それ以前に支払っていた試用のための金額を販売す
るための定価から差し引いて販売することが可能であ
る。例えば、定価がAであり、試用金額が1単位あたり
Bであり、試用した単位の回数がn回(初回を「0」と
する)であれば、販売時には(A−n*B)の価格で販
売することが可能になる。
【0026】このような販売方法の利点としては、クラ
イアント11としては、差額のみを支払えば良く、試用
期間を自分の考えに基づいて自由に延長することができ
る。最終的には、試用を繰り返してもその金額が定価に
達してしまえば、その時点でそのゲームソフトの所有権
はクライアント11に渡ることにより、インターネット
10上での課金処理は終了する。
【0027】最後のケースとして試用していながら、最
終的に購入を中止する場合がある。この場合は、インタ
ーネット10上でやはり購入中止の意志を返すとコンテ
ンツ提供会社13のサーバー13a上での課金処理デー
タの蓄積を中止し、クライアント11側のパソコンへ1
1aにダウンロードしたデータの試用を不可にするコマ
ンド等を送信しても良い。コマンドを送信しなくても試
用可能な範囲では試用を継続させておいても良い。
【0028】上述の実施の形態では、基本的にはゲーム
ソフトをデータ配信する場合を想定して述べたが、ゲー
ムソフトに限らずビジネスソフトでも、グラフィクスソ
フトでもこれに限るものではない。ゲームセンターでゲ
ームをするのとは異なり、クライアント11としては買
い取りのためにゲームをしていることになり、無限大に
費用がかかるゲームセンターに比較して安心してゲーム
を行うことができる。そして、その結果としてコンテン
ツ提供会社13としては、拡販が可能となる仕組みを提
供することが可能となる。
【0029】<第2の実施の形態>第2の実施の形態と
して、画像データや文字情報の配信を行うケースを想定
する。画像データや文字データに対しては、ソフトのイ
ンターネット配信と意味合いが多少異なり、データを可
視化して使用するところに特徴がある。
【0030】すなわち、ソフトの場合は試用することに
意味があったが、画像データや文字データの場合には、
コンテンツを可視化した内容そのものに意味があり、著
作権、版権、肖像権等が更にあることに特徴がある。以
下に、写真集を画像データとして配信する場合について
順を追って説明する。
【0031】本実施の形態の特徴を最も良く表している
のは、インターネット10やWebTV画面等のディス
プレイ上でのコンテンツの表示(開示)が行われている
ものに対して、クライアント11が試用の意志を示して
購入に至るまで、或いは試用をして購入はしない場合等
をゲームソフトと同様の手順で説明する。
【0032】クライアント11は、インターネット10
のディスプレイ上で試用したい写真集のコンテンツをま
ず選択する。選択したコンテンツを専用のCDR等の記
録媒体15にダウンロードする。この時点では、一例と
してダウンロードは無料で行えるとする方法もあるが、
以下の説明では、試用のための料金を徴収する場合につ
いて述べる。
【0033】ダウンロードを行う際の好適な方法として
は、ダウンロード情報や、課金情報等がダウンロードし
たデータと一括管理できるCDR等の専用記録媒体が好
ましい。更に、課金情報の改ざんを防止する意味からも
追記型の記録媒体、或いは一部が追記専用の構成となっ
ているものが望ましい。別の方法としては、課金情報や
使用状況等が管理できる別のICカード等と記録媒体の
リンクが鍵情報となり、ペーアーで使用可能となる形態
のものでも良い。
【0034】クライアント11は、ダウンロードした写
真集を鑑賞可能な試用可能回数或いは試用可能時間を確
認する。試用可能回数或いは試用可能時間の初期設定値
は、ダウンロードした際にダウンロードしたデータと共
に追記のみ可能なエリアに書き込まれる。この試用可能
回数等に応じてクライアント11はダウンロードした写
真集を試用的に鑑賞することができる。
【0035】試用回数或いは使用時間に対応して、ダウ
ンロードされた記録媒体の追記のみ可能エリアに残時間
或いは残回数等の情報が追記されていく。初期設定値の
試用回数を試用し終わると、写真集の試用的鑑賞は一時
中止される。ここで、再度試用するか、購入するか、試
用を中止するかの意志決定をクライアント11は行う。
【0036】再度試用する場合は、ウェブ等を通して再
度試用するための意志を課金管理用のサーバーへ返す。
この時点で2回目の試用に対する課金が発生する。課金
情報は、コンテンツ提供会社13のサーバー13aに記
録され、同時に課金処理される。以降これを繰り返すこ
とにより達成される。
【0037】別の選択肢としては、複数回の試用を繰り
返してから購入を最終決定する場合がある。この場合は
それ以前に支払っていた試用のための金額を販売するた
めの定価から差し引いて販売することが可能である。例
えば、定価がAであり、試用金額が1単位あたりBであ
り、試用した単位の回数がn回(初回を1とする)であ
れば、販売時には(A−n*B)の価格で販売すること
が可能になる。
【0038】このような販売方法によれば、クライアン
ト11としては、試用する際に支払った金額と定価との
差額のみを支払えば良く、試用期間を自分の考えに基づ
いて自由に延長することができる。そして、最終的に
は、試用を繰り返してもその金額が定価に達してしまえ
ば、その時点でその写真集の所有権はクライアント11
に渡ることにより、インターネット10上での課金処理
は終了する。
【0039】最後のケースとして、試用していながら最
終的に購入を中止する場合がある。この場合はインター
ネット10上でやはり購入中止の意志を返すとコンテン
ツ提供会社13のサーバー13a上での課金処理データ
の蓄積を中止し、クライアント11側へダウンロードし
たデータの試用を不可にするコマンド等を送信しても良
い。コマンドを送信しなくても試用可能な範囲では試用
を継続させておいても良い。
【0040】上述の実施の形態では、基本的には写真集
をデータ配信する場合を想定して述べたが、写真集に限
らずCDのような音楽情報でも文字情報でもよく、これ
に限るものではない。ゲームソフトの配信の場合と状況
が異なるのは写真集や音楽情報の場合は、クライアント
11が試用する際には必ずアナログ化された出力を使用
するところが大きな違いとなっている。
【0041】例えば、電子配信された写真集の場合は、
ディスプレイ上で鑑賞するのが一般的だとしても、その
他の方法としてはプリンタ等でハードコピーを取ること
も可能となってしまう。ハードコピーを取られてしまう
と、コンテンツのビジュアルそのものに価値があるもの
についてはそれ以降の課金処理ができなくなってしまう
ことを意味している。
【0042】もちろん、ハードコピーを禁止する公知の
手段を適用しても良いが、コピーガードを行うよりは、
プリントアウトのようなハードコピーを複数回迄は許可
する方法も考えられる。この際の課金体系としては複数
の方法が考えられる。
【0043】第1の方法としては、ハードコピーは認め
る場合である。また、第2の方法としてはコピーカウン
トを行ってある枚数までは認める場合であり、第3の方
法としては、コピーは認めるが一枚ずつ課金する場合で
ある。更に、第4の方法としては、コピーは認めるがコ
ピー枚数に応じて試用期間或いは試用回数が少なくなる
方法等が考えられる。
【0044】上述のように、ハードコピーを取られるこ
とを前提に試用が可能なデータをダウンロードさせる場
合は、初回のダウンロード時にハードコピーを取られて
しまうことを前提に初回から課金することにより、少し
でも肖像権や著作権に対して料金の回収を行えるように
するのが望ましい。
【0045】音楽情報等も同様に音楽配信に対しては、
アナログ録音が容易にできてしまう性格を持っている。
上述の第1の方法は、ある程度のハードコピーを取られ
ることを前提に初回の試用のための料金設定を予めする
こととなる。当然、販売方針等でそのレートを自由に決
定することができる。
【0046】第2の方法においては、ダウンロードした
記録媒体内の追記エリア或いは課金情報を管理している
ICカード等にコピー枚数を書き込んでいくことにより
実施可能となる。
【0047】第3の方法においては、コピーを行う毎に
課金情報をインターネット10等の通信手段により課金
情報をコントロールしているコンテンツ提供会社13が
管理するサーバー13a等へ送ることになる。
【0048】この場合は、試用のための初回の料金設定
を相対的に安めに設定し、コピーを取ることに対しては
相対的に高い料金を取る等の設定をしようと考える場合
に有効となる。
【0049】第4の方法としては、ユーザが試用期間を
どのように考えているかによって課金された料金をどの
ように使用するかを振り分けられる方法を提供すること
が可能となる。
【0050】すなわち、初回に課金された一定金額に対
してハードコピーを取らない場合の試用可能な規定回数
に対してハードコピーを取る枚数等に応じて試用可能な
回数或いは時間を差し引いて行くことにより達成され
る。この方法を提供することにより、クライアント11
によって異なる試用のパターンであっても柔軟に且つコ
ンテンツ提供会社13サーバーに対するアクセス頻度を
高くすることなく試用のための課金コントロールを行う
ことが可能となる。
【0051】販売の方針、売り上げ状況、人気等の情報
により複数の方法を切り替えて行うことが可能であり、
クライアント11側にとっても購入に向けて多様な思考
パターンで意志決定を行うことを可能にしたことを特徴
としている。ものである。
【0052】更に、本実施の形態は別の角度から考える
と、例えば現在、音楽CDやビデオ等のレンタル業が行
われているが、レンタルサービスが盛んに行われても、
コンテンツを提供した側にとっては利益に結びつき難い
という問題がある。
【0053】本実施の形態において、試聴に新しい概念
を取り入れて、クライアント11が試聴のための対価を
支払うようにすることで、商品としのシステムは異なる
がクライアント11から見ればレンタルと殆ど同じよう
に、試聴用料金を支払って聞くことが可能となる特徴を
有することになる。
【0054】これは、クライアント11側から見れば、
レンタルサービスと同じことをしている訳であるが、コ
ンテンツ提供会社13から見れば、今まで回収できなか
った著作権料等をコンテンツ提供会社13がクライアン
ト11から直接に、かつ正確に回収できるビジネスを展
開することができる点で従来と大きく異なることとな
る。
【0055】すなわち、試聴であっても、クライアント
11が個人の趣味の範囲においてアナログコピー等を取
ることが可能であるからである。その意味において試
用、試聴という概念は従来の商売の形態を示していると
考えられる。
【0056】更に、別の観点から考えると試用期間と言
う概念を用いれば、試用したコンテンツに対して購入す
るのかしないのかを決定させる督促を自動的に行うこと
も可能となる。
【0057】ダウンロードのみを行って、未使用のコン
テンツ等が大量にクライアント11側に貯まるのを防止
するために、上記のような制御を行うことも可能であ
る。その際に、試用期間を過ぎた場合に、試用料金デー
タは残して試用のみ中止させるのか、試用料金もリセッ
トしてしまうのかは、コンテンツに応じて独自に制御す
れば良い。
【0058】また、試用のための初回無料のダウンロー
ドを複数回行われるのを防止するために、コンテンツ提
供会社13のサーバー13aで同一アドレスのクライア
ント11からのアクセス回数を制限するようにすること
も考えられる。
【0059】実際の手順については、多様な方法が考え
られるが、ここでは典型的な一例として、管理のしやす
い専用の記録媒体を販売店で販売する場合について順を
追って説明する。
【0060】図1において、記録媒体販売店14から購
入者クライアント11に対して専用の記録媒体15を販
売し、その販売代金は販売手数料を差し引いた上で、シ
ステム運営会社12がまとめて回収する。
【0061】ここでは、システム運営会社12にまとめ
て送金するとしたが、記録媒体販売店14から直接各コ
ンテンツ提供会社13に全体のダウンロード数データを
元に配分して直接送金することも可能である。
【0062】基本的な仕組みとしては、購入者クライア
ント11に記録媒体15を記録媒体販売店14で販売
し、その売り上げをシステム運営会社12で回収し、購
入者側クライアント11が、(ダウンロードした数×コ
ンテンツ対価)を各コンテンツ提供会社13や個人毎に
集計計算し、再配分することにより成り立っている。
【0063】ここでは、専用記録媒体の販売は媒体販売
会社に任せ、販売代金をコンテンツ提供会社13が回収
するとしたが、これに限ることはなく記録媒体は通常の
流通経路に乗せて販売し、コンテンツ提供会社13が回
収しなくても良い方法を採用することもできる。
【0064】次に、図1については、各コンテンツはそ
れぞれの各コンテンツ提供会社13が管理するコンテン
ツサーバー13a上にあり、ダウンロード情報等の回収
資金の再配分に必要な情報をシステム運営会社12にデ
ータ転送することにより行われるシステムを示してい
る。
【0065】図2は、全体の流れについては、図1の場
合と同様であるが、各コンテンツ提供会社13が各コン
テンツを保持しているのではなく、システム運営会社1
2のサーバー12a上にコンテンツがあるがある場合を
示している。例えば、システム運営会社12がインター
ネット10上で独自の電子ショッピングモール等を形成
し、そのコンテンツを各コンテンツ提供会社13へのリ
ンクでなく、独自にサーバー12a上で管理している場
合に相当する。この場合は、売り上げに対する再配分等
もシステム運営会社12で全て行うことになる。
【0066】本実施方式の利点は、一度ダウンロードさ
れたデータは従来の方式では、記憶されるのは汎用の記
録媒体であるが故に、データやソフトの中にコピーガー
ド機能等を入れておく必要があった。データの中に入れ
ておく方式でも良いが、通常の記録媒体は、記録、消去
ができるために違法な複製や改ざんが後を絶たなかっ
た。
【0067】本実施の形態のように、専用記録媒体15
を使用する場合には、予め消えない改ざんできないコピ
ーガードや識別管理情報等を書き込んでおくことが可能
なため、従来に比較して違法コピーや改ざんに対して効
力を格段に発揮することができる。データの違法コピー
に対するプロテクト機能としては、記録媒体と記録装置
の間で記録媒体に予め記録されているID等により管理
を行うようにすればよい。
【0068】図5に、本実施の形態を実施した場合の一
例を示す。端的な例としては、音楽情報の配信の場合を
想定すると分かり易い。音楽情報の配信の場合はデジタ
ル音声情報のみならず、歌詞情報或いは楽譜情報やそれ
に付随するグラフィクス情報や写真情報となる。
【0069】総合的な配信は、ユーザの好みに合わせて
リクエストの有った部分のみをバラバラに切り売りして
配信することも、一括でしかダウンロードを許可しない
ことも可能である。
【0070】更に、音声情報にしても写真情報、グラフ
ィクス情報にしてもダウンロード時の1コピーだけ許可
する仕組み等を記録装置や記録媒体そのものに用いるこ
とにより、著作権の保護等も可能となる。
【0071】販売の形態としては、専用CD−R、専用
ジャケット用記録媒体、専用歌詞カード、専用楽譜カー
ド、専用ピクトリアルイメージ記録媒体等を1セットに
してある一定の金額で販売する。販売した利益は媒体を
作成した企業或いは団体が回収する。回収した企業はダ
ウンロードされたデータの配分をアクセス数から換算し
て、著作権者に再配分しても良い。
【0072】このような商品に対し、配信形態を個人の
端末に接続しても良いし、ショップの店頭での展開とし
ても良い。個人の端末への配信の場合には音楽や映像の
配信の完全オンライン化が達成される。ユーザにとって
も必要なコンテンツのみを選択して得られるメリットが
あり、更に配信側にとっても関連する商品の高級グレー
ド等の商品設定を細かくして、在庫を全く持つ必要なく
販売金額のアップ等をねらうこと等が可能となる。
【0073】音楽配信においてまず、音声データを配信
する場合について説明する。以降、図3及び図4のフロ
ーチャートを用いて説明する。図3において、先ず、ス
テップS200からスタートする。音声データを配信す
る場合には、先ず、インターネット10等のホームペー
ジや双方向通信のデジタルTV上等にステップS210
で接続する。
【0074】次に、ステップS220でコンテンツの紹
介をする。ここでは、試聴できなくても良いし、公知の
方法で一部分のみを試聴可能としたり、低いクオリティ
ーの軽いデータで試聴可能な構成としたりしても良い。
【0075】ホームページを閲覧しているクライアント
11が、ステップS230で購入の意志をそこで決定す
る。クライアント11が購入の意志を決定したら、ステ
ップS245で買い取り用課金処理ルーチンを経由す
る。試聴の場合は、ステップS240の試聴用課金処理
ルーチンを経由して処理が行われる。
【0076】次に、ステップS250へ進み、別の追加
試用の希望或いは購入申し込みがあるかどうか確認し、
無ければステップS260に進んで処理を終了する。
【0077】次に、図5を参照しながら、ステップS2
45の買い取り用課金処理ルーチンについて説明する。
ステップS10でスタートし、ステップS20で専用の
装置にあっては、記録媒体個体識別情報により、ダウン
ロードが許可されている記録媒体であることを確認して
ステップS30へ進む。上記ステップS20で行われる
記録媒体識別情報としては、記録媒体のシリアルナンバ
ーやIDが好適である。
【0078】ステップS30では、新規ダウンロードか
試用後の買い取りかにより処理を分岐させる。新規ダウ
ンロードの場合はステップS40で実際にダウンロード
を開始する。次に、ステップS50でダウンロードが正
常に完了したことを確認し、ステップS60で試用情報
に支払い完了情報を記録媒体の情報管理エリアに記録す
ると共に課金処理を行う。
【0079】一方、ステップS30で試用後の買い取り
の場合は、ステップS60に直接進み、試用情報に支払
い完了情報を記録媒体の情報管理エリアに記録すると共
に、課金処理を行い、ステップS70でサブルーチンを
終了する。
【0080】次に、ステップS240の試用課金処理ル
ーチンについて図4で説明する。ステップS110でス
タートし、ステップS120で専用の装置にあっては、
記録媒体個体識別情報により、ダウンロードが許可され
ている正しい記録媒体であることを確認する。この確認
の結果、正しい記録媒体でなかった場合にはステップS
121に進んで正しい記録媒体を要求する処理を行い、
正しい媒体が得られたらステップS130へ進む。記録
媒体識別情報としては、記録媒体のシリアルナンバーや
IDが好適である。
【0081】ステップS130では、新規ダウンロード
による試用か試用後の追加試用かにより処理を分岐させ
る。新規ダウンロードによる試用の場合はステップS1
40に進んで実際にダウンロードを開始する。ダウンロ
ードが正常に完了した時点でステップS150に進み、
ダウンロードが正常に終了したことを確認する。
【0082】次に、ステップS160で試用情報とし
て、試用料金支払い情報を記録媒体の情報管理エリアに
記録すると共に、課金処理を行う。また、ステップS1
30の判断で試用後の追加試用の場合は、ステップS1
60に直接進み、試用情報に追加試用情報を記録媒体の
情報管理エリアに記録すると共に課金処理を行い、ステ
ップ170でサブルーチンを終了する。
【0083】本実施の形態を実施した場合には、CD等
の音楽配信は店頭に全く在庫を持たず、ブランクのみを
単一商品で店頭販売等で行うこととなる。従来のCDで
は、在庫の関係で限られた種類の在庫(例えば、1,0
00タイトルとか10,000タイトルとか)しか店頭
に置くことができなかった。
【0084】それに対し、本実施の形態のデジタルデー
タ販売システムによれば、共通で使用できるブランクの
CDのみを少なくとも1種類だけ販売することにより達
成できるため、クライアント11にとっても、販売側に
とっても、全く不要な在庫無しでソフト等の販売を行う
ことが可能となる。
【0085】また、在庫を必要としないため、販売数、
生産数の予測等の手間がかかる処理を全く不要とするこ
とができ、莫大なメリットを双方に提供することが可能
となる。店頭に在庫が無いために、クライアント11か
ら見れば無限大にタイトルの在庫の中から欲しいものを
得ることが可能となるのである。
【0086】上記は、CD等のような音楽配信の場合に
対して述べたが、CDの場合は音楽配信のみならず、C
Dジャケット画像の配信と言う形態が考えられる。CD
ジャケットに描画されるべき、版権、肖像権を有したデ
ータを配信するにあたり、データ配信までは同様なロジ
ックで記録媒体に配信することができる。
【0087】ところで、クライアント11が1枚しかプ
リントしないと考えればまだ、許容の範囲と考えれば良
いのであるが、データ配信後はデジタルデータを可視化
するためにプリンタ等でプリントアウトしてアナログ化
することになる。このときに、複製が無制限にできてし
まうのを防止しなくてはならない。
【0088】一つの方法は、CDRのような記録媒体か
らハードディスク等へのコピーを禁止するプロテクトを
かけると共に、プリントした枚数情報をCDRに書き込
んでおき、規定枚数以上プリントできないようにするこ
とである。
【0089】また、プリント毎に試用期限を短くしてい
くことも考えられる。本来、このデータの目的はプリン
トすることが目的であるプリントファイルを配布するこ
とであるから、この読み出し回数をプリント枚数として
考えることができる。
【0090】更に、音楽配信の場合は、従来は無かった
配信内容としてスコアーとしての楽譜情報、及びMID
Iに代表される演奏データがある。従来の音楽ファン
は、完成された音声としての音楽の音声情報のみを得て
いた訳であるが、本方式によれば上述の演奏データの配
信も可能となる。
【0091】何故ならば、今までなら極限られたクライ
アント11でしか要求がなされなかったために、店頭に
それらの著作物を置いて販売するには経費がかかりす
ぎ、結局、高いものとなるために更に売れなくなるとい
う悪循環を繰り返していた。
【0092】本実施の形態の販売方式によれば、全く販
売経費をかけずに課金を正確に行えることと、完成され
た音楽情報をクライアント11がダウンロードする際
に、気軽にダウンロードできる環境が整備されたことに
より、新しい販売物としての可能性を広げることが可能
となる。
【0093】次に、試用のためにダウンロードされたデ
ータを実際に試用する場合について、図6のフローチャ
ートを参照しながら順番に説明する。ステップS300
でスタートし、ステップS310で試用期限が切れてい
るかどうかをチェックする。このチェックは、最初にダ
ウンロードしたときとを起点として、使用期限を設ける
場合に有効となる。使用期限を設けない場合はこの限り
ではない。
【0094】ステップS310の判定の結果、使用期限
を過ぎていた場合はステップS450へ進み、試用終了
処理を行い、以降は試用を不可とした後でステップS4
60へ進み終了する。一方、ステップS310の判定の
結果、試用期限が未満の場合はステップS320へ進
み、時間管理タイプか回数管理タイプかを判断する。
【0095】この判断の結果、時間管理タイプの場合は
ステップS330へ進み、残り時間をチェックする。こ
の結果、残り時間が無い場合はステップS430へ進み
試用中断処理を行い、ステップS440で追加処理要求
アナウンスを行いステップS460で終了する。
【0096】ステップS330の判断の結果、OKの場
合はステップS340へ進み、残り時間のアナウンスを
行いながら、ステップS350で試用を行う。その後、
ステップS360で残り時間をカウントダウンし、ステ
ップS370で継続使用か否かを判断し、継続使用中は
ステップS340へ戻る。また、試用を中断する場合は
ステップS370からステップS460へ進んで終了す
る。
【0097】一方、ステップS320の判断の結果が回
数管理タイプであった場合はステップS390に進み、
残りの試用回数をアナウンスする。その後、ステップS
400で残りの使用回数をデクリメントする。次に、ス
テップS410で試用を行い、ステップS420で継続
か否かを判断し、継続の場合はステップS410へ戻
り、中断の場合はステップS460へ進んで全ての処理
を終了する。
【0098】<映画等の動画の配信>動画の配信に関し
ても、前述の音楽配信の場合と同様な方式が考えられ
る。動画の場合にも上述の場合と同様に、ブロマイドや
音楽情報、原作本の内容等の関連情報を選択して配信す
ることが可能となる。
【0099】<オフィス用のソフトの配信>オフィスで
用いられる、いわゆるビジネスソフトウエアーについて
も同様の方式を採用することができる。しかし、オフィ
ス用のソフトの場合はデータでは無く、いわゆる、アプ
リケーションソフトであるために、クライアント11の
パソコン11aのハードディスクへインストーラを用い
てインストールする必要がある。
【0100】そのため、本実施の形態の方式においては
CDR等の記録媒体へアプリケーションとインストーラ
とをダウンロードし、その後、インストーラを用いてイ
ンストールをハードディスクへ行うことにより達成す
る。試用期間の処理のみは、この方法で一応CDR等の
専用記録媒体やICカード等を併用し、試用の中断処理
や停止処理のみをリンクさせて行うことにより有効とな
る。
【0101】専用CDRの販売に関しては、不正なアク
セス権をもつCDRの販売を防止するために、正規に販
売されたCDR等の記録媒体にシリアルナンバー等を付
けておく方式が望ましい。これにより、まだ発売されて
いないシリアルナンバーからの不正アクセスを防止する
ことが可能となると共に、一度使用されたシリアルナン
バーの残金によりアクセス不能にすることも可能とな
る。
【0102】更に、販売した時点において、店頭で販売
した正規のシリアルナンバーと暗号キーをサーバー側へ
転送し、シリアルナンバーと暗号キーが一致したものし
かダウンロードを許可しないと言う方法も考えられる。
暗号キーは1枚毎に付けても、10枚パック等の単位で
1つ付けるものでも良い。すなわち、料金を正しく払っ
たと言うレシートに相当するものとなればよい。
【0103】また、上述の実施の形態での説明は専用記
録媒体を用いる場合について説明したが、汎用の記録媒
体を用いて同様の処理を行うことも当然可能である。そ
の際は、試用料金の設定等の改ざんを防止するために、
暗号技術を使ってコントロールするか、コンテンツ提供
会社13の管理用サーバー内のデータとの間のチェック
等を行うことが望ましい。
【0104】図7に、ダウンロード可能なコンテンツの
一例を示す。図7に示したように、音声データ71、楽
譜データ72、歌詞データ73、グラフィックス及びフ
ォトデータ74等を専用記録媒体15にダウンロードす
ることができる。
【0105】(本発明の他の実施の形態)なお、以上に
説明した本実施形態のデジタルデータ販売システムにお
ける各手段は、コンピュータのCPUあるいはMPU、
RAM、ROMなどで構成されるものであり、RAMや
ROMに記憶されたプログラムが動作することによって
実現できる。したがって、コンピュータが上記機能を果
たすように動作させるプログラムを、例えばCD−RO
Mのような記録媒体に記録し、コンピュータに読み込ま
せることによって実現できるものである。上記プログラ
ムを記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、
フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、磁
気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を
用いることができる。
【0106】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているOS(オペレーティングシステム)ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発
明の実施形態に含まれる。
【0107】また、本発明をネットワーク環境で利用す
るべく、全部あるいは一部のプログラムが他のコンピュ
ータで実行されるようになっていても良い。例えば、画
面入力処理は、遠隔端末コンピュータで行われ、各種判
断、ログ記録等は他のセンターコンピュータ等で行われ
るようにしても良い。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタルデータを有料で試用するようにしたことによ
り、従来のデータ配信システムで問題となっていた、コ
ンテンツの内容の不明確さという問題を一掃することが
可能となり、クライアントにとって安心してデジタルデ
ータのダウンロードを行うようにすることが可能となっ
た。
【0109】また、クライアントが低料金でデジタルデ
ータをダウンロードできるようにしたことにより、デジ
タルデータの拡販を行い易くすることができる利点がコ
ンテンツ提供側に得られる。
【0110】更に、デジタルコンテンツやビデオ等のコ
ンテンツに対し、有料での試用という概念を導入するこ
とにより、コンテンツ提供側にとって利益を回収し易い
ビジネスを展開することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシステムの概略構成
を示す図である。
【図2】他の実施の形態に係るシステムの概略構成を示
す図である。
【図3】本発明のシステムの一例を示すフローチャート
である。
【図4】本発明のシステムの一例を示すフローチャート
である。
【図5】本発明のシステムの一例を示すフローチャート
である。
【図6】本発明のシステムの一例を示すフローチャート
である。
【図7】本発明で用いられる専用記録媒体を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 インターネット 11 購入者側クライアント 11a クライアントパソコン 12 システム運営会社 12a 管理用のサーバー 13 コンテンツ提供会社 13a コンテンツサーバー 15 専用記録媒体

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して接続されたコンテンツ
    提供端末から購入者クライアント端末へデジタルデータ
    を販売するデジタルデータ販売システムにおいて、 上記デジタルデータを試用する価格を設定する試用価格
    設定手段と、上記試用価格設定手段によって試用価格が
    設定されたデジタルデータを上記通信回線を介して上記
    購入者クライアント端末に転送するデジタルデータ転送
    手段とを上記コンテンツ提供端末が有し、 上記購入者クライアント端末において、上記デジタルデ
    ータを有料で試用できるようにしたことを特徴とするデ
    ジタルデータ販売システム。
  2. 【請求項2】 上記購入者クライアント端末側において
    上記デジタルデータを試用可能な期間または試用可能な
    回数を監視する試用監視手段を上記コンテンツ提供端末
    が有し、 上記購入者クライアント端末側のユーザが上記デジタル
    データを試用する期間は、一定期間または一定回数に制
    限されていることを特徴とする請求項1に記載のデジタ
    ルデータ販売システム。
  3. 【請求項3】 上記デジタルデータの試用に伴う課金を
    実行する課金手段を上記コンテンツ提供端末が有し、 上記デジタルデータを試用する毎に課金処理が行われ、
    上記コンテンツ提供端末により許可された試用時間また
    は試用回数が上記デジタルデータの試用に伴って短縮さ
    れていくことを特徴とする請求項1または2に記載のデ
    ジタルデータ販売システム。
  4. 【請求項4】 上記課金手段は、上記デジタルデータを
    試用するための課金処理を最初に行い、上記デジタルデ
    ータを試用する毎に上記課金処理で定めた試用可能回数
    または試用可能期間を短縮していくことを特徴とする請
    求項1〜3の何れか1項に記載のデジタルデータ販売シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 上記試用監視手段は、上記デジタルデー
    タの試用期間が終了した時に試用を一時的に不能にし、
    その後に上記課金手段による課金処理が行われた場合に
    は継続して試用可能にすることを特徴とする請求項1〜
    4の何れか1項に記載のデジタルデータ販売システム。
  6. 【請求項6】 上記課金手段は、上記デジタルデータが
    転送されてから一定時間または一定回数の試用が経過し
    てから課金処理を開始することを特徴とする請求項1〜
    5の何れか1項に記載のデジタルデータ販売システム。
  7. 【請求項7】 上記コンテンツ提供端末から上記購入者
    クライアント端末に上記デジタルデータを転送するとき
    に、上記デジタルデータを一括購入するのか、試用する
    のかをユーザ側に選択させるようにする購入/試用選択
    手段を上記コンテンツ提供端末が有することを特徴とす
    る請求項1〜6の何れか1項に記載のデジタルデータ販
    売システム。
  8. 【請求項8】 上記デジタルデータを試用した後に購入
    する場合に、上記デジタルデータを試用するために既に
    支払った金額を購入価格から差し引いて販売する試用料
    金清算手段を有することを特徴とする請求項1〜7の何
    れか1項に記載のデジタルデータ販売システム。
  9. 【請求項9】 上記試用監視手段は、上記コンテンツ提
    供端末から上記購入者クライアント端末にデジタルデー
    タを転送した時点を起点とする有効期限を設け、上記有
    効期限を経過した後は上記デジタルデータの試用の継続
    を一時的に、またはそれ以後は試用を不可能にすること
    を特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のデジタ
    ルデータ販売システム。
  10. 【請求項10】 上記コンテンツ提供端末から上記デジ
    タルデータを転送する回数を制限する回数制限手段が上
    記コンテンツ提供端末に設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜9の何れか1項に記載のデジタルデータ販
    売システム。
  11. 【請求項11】 上記デジタルデータのプリントアウト
    を含むハードコピーを取る際に、上記課金処理で定めら
    れた試用可能回数または試用期間が短縮されることを特
    徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載のデジタル
    データ販売システム。
  12. 【請求項12】 上記通信回線を介して送られる課金情
    報により制御される起動判定手段を上記購入者クライア
    ント端末が有し、上記通信回線を介して転送されるデジ
    タルデータを試用するための起動の可否を上記起動判定
    が判定することを特徴とする請求項1〜11の何れか1
    項に記載のデジタルデータ販売システム。
  13. 【請求項13】 通信回線を介して接続されたコンテン
    ツ提供端末から購入者クライアント端末へデジタルデー
    タを販売するデジタルデータ販売方法において、 上記デジタルデータを試用する価格を設定する試用価格
    設定処理と、上記試用価格設定処理によって試用価格が
    設定されたデジタルデータを上記通信回線を介して上記
    購入者クライアント端末に転送するデジタルデータ転送
    処理とを上記コンテンツ提供端末が行い、 上記購入者クライアント端末において、上記デジタルデ
    ータを有料で試用できるようにしたことを特徴とするデ
    ジタルデータ販売方法。
  14. 【請求項14】 上記購入者クライアント端末側におい
    て上記デジタルデータを試用可能な期間または試用可能
    な回数を監視する試用監視処理を上記コンテンツ提供端
    末で行い、 上記購入者クライアント端末側のユーザが上記デジタル
    データを試用する期間は、一定期間または一定回数に制
    限されていることを特徴とする請求項13に記載のデジ
    タルデータ販売方法。
  15. 【請求項15】 上記デジタルデータの試用に伴う課金
    を実行する課金処理を上記コンテンツ提供端末が行い、 上記デジタルデータを試用する毎に課金処理が行われ、
    上記コンテンツ提供端末により許可された試用時間また
    は試用回数が上記デジタルデータの試用に伴って短縮さ
    れていくことを特徴とする請求項13または14に記載
    のデジタルデータ販売方法。
  16. 【請求項16】 上記デジタルデータを試用するための
    課金処理を最初に行い、上記デジタルデータを試用する
    毎に上記課金処理で定めた試用可能回数または試用可能
    期間を短縮していくことを特徴とする請求項13〜15
    の何れか1項に記載のデジタルデータ販売方法。
  17. 【請求項17】 上記試用監視処理は、上記デジタルデ
    ータの試用期間が終了した時に試用を一時的に不能に
    し、その後に上記課金処理が行われた場合には継続して
    試用可能にすることを特徴とする請求項13〜16の何
    れか1項に記載のデジタルデータ販売方法。
  18. 【請求項18】 上記デジタルデータが転送されてから
    一定時間または一定回数の試用が経過してから課金処理
    を開始することを特徴とする請求項13〜17の何れか
    1項に記載のデジタルデータ販売方法。
  19. 【請求項19】 上記コンテンツ提供端末から上記購入
    者クライアント端末に上記デジタルデータを転送すると
    きに、上記デジタルデータを一括購入するのか、試用す
    るのかをユーザ側に選択させるようにする購入/試用選
    択処理を行うことを特徴とする請求項13〜18の何れ
    か1項に記載のデジタルデータ販売方法。
  20. 【請求項20】 上記デジタルデータを試用した後に購
    入する場合に、上記デジタルデータを試用するために既
    に支払った金額を購入価格から差し引いて販売する試用
    料金清算処理を行うことを特徴とする請求項13〜19
    の何れか1項に記載のデジタルデータ販売方法。
  21. 【請求項21】 上記試用監視処理において、上記コン
    テンツ提供端末から上記購入者クライアント端末にデジ
    タルデータを転送した時点を起点とする有効期限を設
    け、上記有効期限を経過した後は上記デジタルデータの
    試用の継続を一時的に、またはそれ以後は試用を不可能
    にすることを特徴とする請求項13〜20の何れか1項
    に記載のデジタルデータ販売方法。
  22. 【請求項22】 上記コンテンツ提供端末から上記デジ
    タルデータを転送する回数を制限する回数制限処理を上
    記コンテンツ提供端末で行うことを特徴とする請求項1
    3〜21の何れか1項に記載のデジタルデータ販売方
    法。
  23. 【請求項23】 上記デジタルデータのプリントアウト
    を含むハードコピーを取る際に、上記課金処理で定めら
    れた試用可能回数または試用期間が短縮されることを特
    徴とする請求項13〜22の何れか1項に記載のデジタ
    ルデータ販売方法。
  24. 【請求項24】 上記通信回線を介して送られる課金情
    報により制御される起動判定処理を上記購入者クライア
    ント端末が行い、上記通信回線を介して転送されるデジ
    タルデータを試用するための起動の可否を制御すること
    を特徴とする請求項13〜23の何れか1項に記載のデ
    ジタルデータ販売方法。
  25. 【請求項25】 上記請求項1〜12の何れか1項に記
    載の各手段をコンピュータに構成させるためのプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  26. 【請求項26】 上記請求項13〜24の何れか1項に
    記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  27. 【請求項27】 上記請求項13〜24の何れか1項に
    記載の方法をコンピュータに実行させるためのコンピュ
    ータ・プログラム。
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