JPH11249795A - 筆記データ入力装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

筆記データ入力装置およびそのプログラム記録媒体

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JPH11249795A
JPH11249795A JP6762398A JP6762398A JPH11249795A JP H11249795 A JPH11249795 A JP H11249795A JP 6762398 A JP6762398 A JP 6762398A JP 6762398 A JP6762398 A JP 6762398A JP H11249795 A JPH11249795 A JP H11249795A
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JP
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field
handwriting
input
handwriting input
tablet
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Application number
JP6762398A
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English (en)
Inventor
Takaharu Makino
宇晴 牧野
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タブレット上の手書き入力域に通常と同様の
感覚で必要事項を記入する際、各手書き入力域に対応し
て配置されたバックライトを手書き入力域への記入に応
じて点灯/消灯させることで、記入漏れを防止して円滑
な窓口業務等を実現する。 【解決手段】 LEDマトリックス駆動装置37は透明
タブレット8上に票書式に応じて定義されている各フィ
ールド毎に、透明タブレット8の背面側に配置されたL
EDマトリックス部20を駆動する。その際、CPU3
1は透明タブレット8上のフィールドに筆記ストローク
が記入された際に、その入力結果が正しければ、予め決
められている入力順序にしたがって次のフィールドを入
力対象として指定し、当該指定フィールドに対応するL
EDマトリックス部20上の領域を点灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タブレット上に
記入されたストロークを筆記データとして入力する筆記
データ入力装置およびそのプログラム記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、役場の窓口業務において、住民
票、印鑑証明、転入届等を請求人、届け出人に手書きで
専用の定型用紙に記入させ、それを窓口まで持参して係
員に提出すると、係員はその記入内容をパーソナルコン
ピュータ(ワークステーション)からキー入力すること
によって処理するようにしている。このことは、銀行の
窓口業務等においても同様であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、窓口で
係員がワークステーションのキーボードから定型用紙の
記入内容を1つずつ入力することは係員に負担をかける
と共に、入力操作に時間がかかり、窓口業務が停滞し、
請求人、届け出人の待ち時間もそれだけ長くなり、サー
ビスの低下を招く。また、定型用紙への手書きに代わっ
てATMのような専用端末から請求人、届け出人に、直
接、キー入力させることも考えられるが、機械操作に不
慣れな人も多く、業務の混乱を招くおそれがある。そこ
で、本出願人は先に、例えば窓口業務において、請求
人、届け出人等に煩雑な機械操作を委ねず、通常と同様
の感覚で手書きにより必要事項を記入し、通常と同様の
手順で窓口に提出したとしても、係員がその記入内容を
新めて入力する必要はなく、煩雑な入力操作から開放す
ることで、係員の負担を大幅に軽減する他に、請求人、
届け出人等にも余分な負担を負わせず、円滑な窓口業務
を実現できるようにした技術(特願平8−339092
号、発明の名称:筆記データ処理装置)を提案した。こ
の発明の課題は、更に窓口業務等を円滑させるために、
タブレット上の手書き入力域に通常と同様の感覚で必要
事項を記入する際、各手書き入力域に対応して配置され
たバックライトを手書き入力域への記入に応じて点灯/
消灯させることで、記入漏れを防止して円滑な窓口業務
等を実現できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、タブレット上に定義
されている手書き入力域に記入された筆記ストロークを
取り込んで筆記データとして入力処理する筆記データ入
力装置において、タブレット上に定義されている複数の
手書き入力域毎に、タブレットの背面側に配置されたバ
ックライトを駆動するバックライト駆動手段と、前記手
書き入力域に記入された筆記ストロークの入力結果に応
じてバックライトの点灯/消灯を制御する駆動制御手段
とを具備するものであるなお、この発明は以下のような
ものであってもよい。 前記タブレットの背面側に配置されたバックライト
は、マトリックス状に発光ダイオードを並列して成るL
EDマトリックス部であり、前記駆動制御手段はタブレ
ット上に定義されている手書き入力域に対応するLED
マトリックス部の領域を指定してその点灯/消灯を制御
する。 タブレット上に定義されている複数の手書き入力域
に対応付けてその記入順序を示す入力手順を記憶する入
力手順記憶手段と、複数の手書き入力域のいずれかの入
力域に対する筆記データの入力結果に基づいて前記入力
手順記憶手段を参照し、次の入力対象となる手書き入力
域を選択する選択手段とを設け、前記駆動制御手段は前
記選択手段によって選択された手書き入力域に対応する
バックライトの点灯/消灯を制御する。この場合、タブ
レット上の複数の手書き入力域に対応付けてそのフィー
ルドタイプが定義されている場合に、筆記された手書き
入力域が文字記入用の文字フィールドか項目選択用のチ
ェックボックスフィールドかをフィールドタイプに基づ
いて判別する判別手段を設け、前記選択手段は前記判別
手段によって文字フィールドであることが判別された際
に、その筆記データに基づく文字認識結果が正常認識さ
れた場合にはそれを条件に次の入力対象となる手書き入
力域を選択し、チェックボックスフィールドであること
が判別された際に、任意の項目が選択された場合にはそ
の選択項目に応じて分岐する次の手書き入力域を選択す
るようにしてもよい。また、タブレット上に定義されて
いる複数の手書き入力域に対応付けてその記入内容を示
す音声ガイダンスを記憶するガイダンス記憶手段と、前
記選択手段によって手書き入力域が選択された際に、そ
の入力域に対応する音声ガイダンスを読み出して音声出
力する音声出力手段とを設けてもよい。 タブレット上に定義されている複数の手書き入力域
毎に記入済みか否かを示す記入有無を記憶する記入履歴
記憶手段を設け、前記駆動制御手段は、前記記入履歴記
憶手段を参照して未記入の手書き入力域を選択して当該
手書き入力域に対応する。 タブレット上に定義されている複数の手書き入力域
に対応するバックライトが全て点灯されている状態にお
いて、前記駆動制御は手書き入力域に対する筆記データ
の入力結果に応じて当該手書き入力域に対応するバック
ライトを消灯する。請求項1記載の発明においては、タ
ブレット上に定義されている手書き入力域に記入された
筆記ストロークを筆記データとして入力処理する際に、
タブレット上に定義されている複数の手書き入力域毎
に、タブレットの背面側にバックライトを配置し、手書
き入力域に記入された筆記ストロークの入力結果に応じ
てバックライトの点灯/消灯を制御することで、例えば
入力対象となる次の手書き入力域を照明して当該入力域
を筆記者に案内する。したがって、タブレット上の手書
き入力域に通常と同様の感覚で必要事項を記入する際、
各手書き入力域に対応して配置されたバックライトを手
書き入力域への記入に応じて点灯/消灯させることで、
記入漏れを防止して円滑な窓口業務等を実現することが
できる。
【0005】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図1〜図
10を参照してこの発明の第1実施形態を説明する。図
1は役場における窓口業務システムを示したシステム構
成図である。この窓口業務システムは複数台の入力端末
装置1とワークステーション2とが構内専用回線を介し
て接続されていると共に、ワークステーション2とホス
トコンピュータ(図示せず)とが構内専用回線を介して
接続されて成るLAN(ローカルエリアネットワーク)
システムである。ここで、入力端末装置1は住民票、印
鑑証明、転入届等の請求人、届け出人が使用し、またワ
ークステーション2は窓口の係員が使用するデータ処理
装置である。このワークステーション2には順番待ちの
人を窓口に呼び出すための呼び出し用表示装置3や呼び
出し用スピーカ4がケーブル接続されており、表示およ
び音声によって呼び出しをガイダンスするようにしてい
る。なお、ワークステーション2はセンタ装置(図示せ
ず)に接続されている。なお、図中、1Aは入力端末装
置1側の表示装置であり、液晶表示パネルの上に透明タ
ッチパネルを積層配置したタッチスクリーンを構成す
る。
【0006】図2は入力端末装置1の外観斜視図、図3
は入力端末装置1の内部構造を概念的に示した図であ
る。入力端末装置1はその全体が横長の箱型を成し、そ
の本体ケース5の上面部には矩形の開口部6が形成され
ている。この開口部6は住民票等の票サイズで、その下
側には用紙7aを介して透明タブレット8が配設されて
いる。また、本体ケース5の上面には音声ガイダンス用
のスピーカ9、用紙排出口10、ボールペン等の先端で
押下できる一対のボタンスイッチ(後述する記入開始キ
ー、記入終了キー)11が設けられている。なお、図2
中、12は電源プラグ、13はLAN接続用のコネクタ
である。また、入力端末装置1内には図3に示すように
ロール紙(白紙)7が収納されており、引き出しローラ
14によってロール紙7から引き出された用紙7aは、
プリンタヘッド15とプラテンローラ16との間を介し
て透明タブレット8上に搬送されると共に、紙送りロー
ラ(駆動ローラ)17と転動ローラ18との間を通って
排出口方向へ導入されるが、その際、プラテンローラ1
6の近傍に設けられたカッタ19によって切断され、単
票として発行される。ここで、引き出しローラ14の駆
動によってロール紙7から用紙7aを引き出す際に、プ
リンタヘッド15によって用紙7aには予め決められて
いる票フォーマット(票書式)が印刷される。そして、
印刷された票書式が透明タブレット8上に位置した際
に、引き出しローラ14の駆動が停止されると共に、用
紙7aが透明タブレット8上から“ズレ”ないようにす
るため、適当なテンションを用紙7aに与えて用紙を固
定するようにしている。なお、プリンタヘッド15はた
とえば、サーマルプリンタを構成するサーマルヘッダで
ある。透明タブレット8は平板状を成し、住民票等の票
サイズで、用紙7aに必要事項がボールペン等で記入さ
れた際に、用紙7aを介して加わる筆圧に基づいてその
位置情報を検出する感圧式の座標入力装置である。そし
て、この透明タブレット8の下側にはそれと略同形のL
ED(発光ダイオード)マトリックス20が配置されて
いる。このLEDマトリックス部20はマトリックス状
に多数のLEDを並列して成り、透明タブレット8上に
定義されている手書き入力域に対応するLEDマトリッ
クス部20上の領域が点灯され、これによってLEDマ
トリックス部20は透明タブレット8の背面からその手
書き入力域を照明するバックライトとして機能するもの
で、その解像度はそれほど高くする必要はなく、入力対
象となる手書き入力域のみを選択的に照明してその位置
を明示できればよい。なお、透明タブレット8上の手書
き入力域は票書式にしたがって透明タブレット8上に定
義されたもので、透明タブレット8上の用紙7aに印刷
形成された票書式の手書き記入欄に対応付けられてい
る。
【0007】図4は入力端末装置1の全体構成を示した
ブロック図である。CPU31はRAM32内にロード
されている各種プログラムにしたがってこの入力端末装
置1の全体動作を制御する中央演算処理である。記憶装
置33はオペレーティングシステムや各種アプリケーシ
ョンプログラム、データファイル、文字フォントデータ
等が予め格納されている記憶媒体34やその駆動系を有
している。この記憶媒体34は固定的に設けたもの、も
しくは着脱自在に装着可能なものであり、磁気的・光学
的記憶媒体、半導体メモリによって構成されている。ま
た、記憶媒体34内のプログラムやデータは、必要に応
じてCPU31の制御により、RAM32にロードされ
る。また、CPU31にはその入出力周辺デバイスとし
てスイッチ部35、印字装置36、透明タブレット8、
LEDマトリックス部20を駆動制御するLEDマトリ
ックス駆動装置37、スピーカ部9から音声ガイダンス
を合成出力させる音声合成装置38、表示装置1Aが接
続されており、CPU31はそれらの入出力動作を制御
する。
【0008】図5は記憶装置33からRAM32にロー
ドされた各種ファイルを示すと共に、RAM32に割り
当てられたメモリ領域を示した図で、票書式ファイル3
2−1は住民票、印鑑証明書、転入届等の票書式を記憶
するファイルである。文字認識辞書32−2は透明タブ
レット8上に手書き入力された筆記ストロークを1文字
毎に文字認識する際に参照されるもので、筆記パターン
に対応付けて文字コードを記憶する構成となっている。
単語認識辞書32−3は住所構成要素、氏名構成要素等
の必須記入事項の正当性を検査する際に参照されるもの
で、市町村区等の単語を分類記憶する構成となってい
る。筆記入力メモリ32−4は透明タブレット8上に手
書き入力された筆記ストロークを1文字毎に記憶すると
共に、筆記ストロークに対応付けてその文字認識結果を
記憶するもので、1帳票分の記入入力終了後に筆記入力
メモリ32−4の内容はワークステーション2に転送さ
れる。ワークメモリ32−5は各種プログラムや処理の
中間結果を一時記憶する作業域である。
【0009】図6は票書式ファイル32−1の一部を具
体的に示したもので、図6(A)に示すように住民票請
求書、戸籍謄本請求書等に対応付けてその票書式を記憶
するもので、各票書式は、印刷用の票書式と、透明タブ
レット8上に定義される複数の手書き入力域(フィール
ド単位)毎のフィールド書式#1、#2……#nとから
成る。印刷用の票書式は用紙7a上に印刷される帳票名
や各フィールド毎の項目名および罫線枠等を記憶するも
ので、この印刷書式が用紙7a上に印刷されている状態
でその各印刷フィールドは透明タブレット8上に定義さ
れている手書き入力域としてのフィールドに対応付けら
れる。また、各フィールド書式#1〜#nには図6
(B)に示すように座標データが組み込まれている。座
標データは、フィールドの位置、大きさを定義するフィ
ールドフォーマットで、文字記入用の文字フィールドの
場合にはその文字記入欄(矩形領域)、項目選択用のチ
ェックボックスの場合にはそのボックス(矩形領域)を
定義する左上、右下の2点座標である。また、フィール
ド書式には当該フィールドの属性として文字フィールド
かチェックボックスかを示すフィールドタイプおよび文
字フィールドの場合には認識対象文字種、後処理方法が
定義されている。ここで、後処理方法とは住民台帳等を
記憶管理するセンタ装置へワークステーション2を介し
て問い合せることにより記入事項の正当性を判断する後
処理を定義する。またフィールド書式には当該フィール
ドへの記入事項を音声ガイダンスにて報知するための音
声ガイダンスデータが含まれており、前回のフィールド
への記入終了後、一定条件下でこの音声ガイダンスデー
タが読み出されて音声合成される。すなわち、各フィー
ルドへの入力手順は、各フィールド書式に含まれている
「次の指定フィールド」によって定義されており、CP
U31は前回のフィールドへの記入終了後、一定条件下
で入力対象となる次のフィールドをその定義内容にした
がって指定すると共に、当該フィールドに対応する音声
ガイダンスを合成出力させる他、そのフィールドに対応
するLEDマトリックス部20上の領域を点灯駆動させ
て当該フィールドを照明するようにしている。
【0010】図7は票書式を例示したもので、住民票関
係申請書の票書式であり、図8はこの票書式にしたがっ
て必要事項を記入する際の記入順序を示した流れ図であ
り、この記入順序にしたがって各フィールドが順次照明
されて記入位置が明示される。先ず、文字フィールド
「住所」、「氏名」への記入、次にチェックボックス
「請求内容」、文字フィールド「請求数」への記入を行
い、続いて文字フィールド「用途(使用者)の住所」、
「氏名」への記入を行うと共に、チェックボックス「住
民票の使い道」への記入を行う。最後にチェックボック
ス「請求者」への記入を行うが、この場合、図7(B)
に示すようにチェック項目として「本人」または「本人
以外」のいずれが選択されるかによって次のフィールド
が変る。つまり、「本人」の項目を選択した場合にはこ
の時点で全ての記入終了となるが、「本人以外」の項目
を選択した場合には、文字フィールド「代理人の住
所」、次で「代理人の氏名」への記入に移行するように
なる。このように所定のチェックボックスへの記入内容
に応じて入力対象となる次のフィールドが変ることは他
の票書式であっても同様である。
【0011】次に、筆記データ入力装置の動作を図9、
図10に示すフローチャートにしたがって説明する。こ
こで、これらのフローチャートに記述されている各機能
を実現するためのプログラムは、CPU31が読み取り
可能なプログラムコードの形態で記憶媒体34に記憶さ
れており、その内容がRAM32内のワークメモリ32
−5にロードされている。なお、後述する他の実施形態
におけるフローチャートにおいても同様である。図9、
図10は入力端末装置1において、ボタンスイッチ11
である記入開始キーが操作された際に実行開始されるフ
ローチャートである。先ず、表示装置1Aに帳票名の一
覧が表示され(ステップA1)、その中から任意の帳票
を選択するために、その帳票名の位置がタッチ指定され
ると(ステップA2)、CPU31は票書式ファイル3
2−1をアクセスし、選択指定された票書式を読み出し
てその座標データにしたがって各フィールドを透明タブ
レット8上に定義する(ステップA3)。そして、印刷
装置36を起動させ、用紙7aを送出しつつその票書式
を印刷する(ステップA4)。この場合、印刷用票書式
には帳票名や各フィールド毎の項目名および罫線枠等が
記憶されているので、そのフォーマット通りに票イメー
ジが用紙7a上に自動印刷されると共に、この票内の所
定位置にシステム日付および票番号も印刷出力される。
また、紙送りローラ17によって用紙7aに適当なテン
ションが与えられるため用紙7aは透明タブレット8上
に固定されることになり、これによって透明タブレット
8上に定義された手書き入力用の各フィールドと用紙7
a上に印刷された各フィールドとの位置合わせが正確に
行われることになる。
【0012】この状態において、票書式に定義されてい
る最初のフィールド(第1フィールド)を指定フィール
ドとして決定すると共に(ステップA5)、LEDマト
リックス駆動装置37を制御して指定フィールドに対応
するLEDマトリックス部20上の領域を点灯駆動さ
せ、他の領域を全て消灯させる(ステップA6)。そし
て、票書式ファイル32−1内に指定フィールドに対応
して記憶されている音声ガイダンスデータを読み出して
音声合成装置38に送り、音声ガイダンスを出力させる
(ステップA7)。このように入力対象となるフィール
ドが照明されると共に、それに記入すべき事項が音声ガ
イダンスされるので、それにしたがって当該フィールド
へ必要事項を記入してゆく(ステップA8)。この場
合、票書式が印刷された用紙7aが透明タブレット8上
に載置されていても筆記者は用紙7aを通してバックラ
イトの明りを確認することができるので、照明されてい
る用紙上のフィールド内にボールペン等の筆記具を用い
て必要事項を記入する。すると、CPU31はその筆圧
が用紙7aを介して透明タブレット8に加わり、その位
置が票書式の有効エリア内であれば、その位置に基づい
てどのフィールドに記入されたかを判別し、指定フィー
ルドへの記入であればその記入を有効とし、指定フィー
ルド以外であればエラーメッセージを音声出力させて筆
記入力待ちとする(ステップA9)。
【0013】いま、指定フィールドへの記入であれば、
図10のステップA10に進み、そのフィールドタイプ
を票書式ファイル32−1から読み出してタイプの判別
を行う。ここで、図7に示す住民票関係申請書におい
て、最初のフィールドは図8に示すように文字フィール
ド「住所」であるため、ステップA11に進み、指定フ
ィールド内の筆記ストロークを1文字毎に切り出して筆
記入力メモリ32−4に格納すると共に、文字認識辞書
32−2を参照してその筆記ストロークを文字認識し、
その結果正常認識された場合には文字認識によって変換
された文字コードを筆記入力メモリ32−4内に当該筆
記ストロークに対応付けて格納するが、認識不能であれ
ばステップA14に進み、その旨を示すエラーメッセー
ジを音声出力させたのち、図9のステップA8に戻って
筆記入力待ちとなる。いま、指定フィールド内に記入さ
れた筆記ストロークを1文字毎に文字認識し、それを全
て正常認識された場合にはステップA12に進み、単語
照合等の後処理を行う。この場合、票書式ファイル32
−1内に指定フィールドに対応して記憶されている後処
理方法にしたがって行うが、その際、単語認識辞書32
−3を参照して市町村区等の文字列が正当かをチェック
する他、ワークステーション2を介してセンタ装置へ住
民台帳等のアクセスを要求し、それに応答して送信され
て来たセンタ装置からの問い合せ結果に基づいて住所表
記の正当性を判別する。
【0014】このような後処理を行った結果、不正確で
あれば、その旨をエラーメッセージによって音声出力さ
せ(ステップA14)、その後、筆記入力待ちとなる
が、その正当性が判別された場合には、ステップA17
に進み、票書式を参照して次の指定フィールドを決定す
ると共に、票書式内の全てのフィールドを指定し終った
かを調べる(ステップA18)。いま、最初のフィール
ドへの記入が終り、2番目のフィールドが指定された場
合であるから、図9のステップA6に戻り、当該指定フ
ィールドに対応するバックライトのみを点灯させると共
に、指定フィールドに対応する音声ガイダンスを出力さ
せて筆記入力待ちとなる(ステップA7、A8)。図1
1はこの場合の状態を示したもので、文字フィールドで
ある「氏名」の欄がハイライト表示されると同時に、音
声ガイダンス「氏名を記入して下さい」が出力される。
これによって筆記者は次に記入すべきフィールド位置を
ハイライト表示によって確認できると共に、その記入事
項を音声ガイダンスによって知ることができる。そし
て、2番目のフィールドへの記入が行われると、以下、
同様の処理が行われる。このようにして各フィールドへ
の記入が行われる毎に、入力対象となる次のフィールド
が照明されると共に、その記入事項が音声によってガイ
ダンスされる。
【0015】いま、図7に示すチェックボックス「請求
者」への記入が行われたものとすると、図10のステッ
プA10でそのことが検出されてステップA15に進
み、チェックボックス処理が行われ、チェックボックス
内の有効記入領域にチェックマークが記入された場合に
は、その筆記ストロークを筆記入力メモリ32−4に格
納する。そして、チェックボックス内のどの項目が選択
されたかを特定し(ステップA16)、その選択項目に
基づいて票書式を参照し、次の指定フィールドを決定す
る(ステップA17)。この場合、次の指定フィールド
が定義されていなければ、ステップA18で全てのフィ
ールドの指定済みが検出されるが、次の指定フィールド
が有れば、図9のステップA6に戻り指定フィールドを
照明すると共に、音声ガイダンスが出力される(ステッ
プA7)。このようにして全フィールドへの記入が終る
と、ステップA18でそのことが検出されてステップA
19に進み、筆記入力メモリ32−4の内容を読み出し
てワークステーション2へ転送すると共に、用紙7aを
切断して単票を発行する(ステップA20)。
【0016】以上のようにこの窓口業務システムにおい
ては、記録シートに票書式を印刷してタブレット上に搬
送固定することで、定型用紙に必要事項を記入するとい
う通常と同様の感覚で手書きされた情報を筆記データと
して取り込んで認識することができる。また、窓口業務
において、請求人、届け出人等に煩雑な機械操作を委ね
ず、通常と同様の感覚で手書きにより必要事項を記入
し、通常と同様の手順で窓口に提出したとしても、係員
がその記入内容を新めて入力する必要はなく、煩雑な入
力操作から開放することで、係員の負担を大幅に軽減す
る他に、請求人、届け出人等にも余分な負担を負わせ
ず、円滑な窓口業務を実現することができる。
【0017】また、入力端末装置1において、透明タブ
レット8の下側にLEDマトリックス部20を配置し、
票書式に応じて透明タブレット8上に定義されている手
書き入力域としての各フィールドのうち、そのいずれか
のフィールドに記入された筆記ストロークの入力結果に
応じて入力対象となる次のフィールドを指定し、指定フ
ィールドに対応するLEDマトリックス部20上の領域
のみを点灯させて指定フィールドを照明するようにした
から、筆記者はその明りを透明タブレット8上の用紙7
aを通して確認することができ、次に入力すべきフィー
ルドの位置が案内される。このように予め決められてい
る筆記手順にしたがって各フィールドが照明されるの
で、記入漏れを効果的に防止することが可能となる。ま
た、入力対象となる次のフィールドを照明すると同時
に、当該指定フィールドへの記入事項が音声ガイダンス
によって案内されるので、記入ミスを未然に防止するこ
とが可能となり、記入作業の効率化を促進することがで
きる。更に、指定フィールドのタイプ(種類)に応じて
文字フィールドかチェックボックスかを判別し、そのフ
ィールドタイプに応じて次のフィールドを指定するよう
にしたから、特にチェックボックスの場合、選択された
項目に応じて分岐する次の指定フィールドを選択するこ
とができるので、記入漏れ防止上、特に有効なものとな
る。また、1フィールド分の記入が終り、その入力結果
に基づいてその正当性を判断した際に次の指定フィール
ドを照明して音声ガイダンスを出力するようにしたか
ら、1フィールド毎に記入ミスをチェックすることが可
能となる。
【0018】(第2実施形態)以下、図12、図13を
参照してこの発明の第2実施形態を説明する。なお、上
述した第1実施形態においては、1フィールド分の記入
が終了した際に、その入力結果に基づいて次のフィール
ドを指定して当該指定フィールドを照明するようにした
が、この第2実施形態においては、全てのフィールドへ
の記入が終了した時点で未記入フィールドを検出し、そ
れを報知するようにしたものである。図12はこの第2
実施形態固有の記入履歴テーブル32−6を示した図で
ある。記入履歴テーブル32−6はフィールド名に対応
付けて記入済みフラグを記憶するもので、フィールド名
は票書式に定義されている各フィールドに基づいて設定
される。つまり、任意の帳票が選択される毎にそれに対
応する票書式に基づいて記入履歴テーブル32−6に各
フィールド名が設定される。また記入済みフラグは対応
するフィールドへ必要事項が記入された際にその入力結
果に基づいてオンされるもので、フラグ“1”のときに
は記入済み(フラグオン)を示している。
【0019】図13は第2実施形態における動作を示し
たもので、以下、その特徴部分を中心に説明するものと
する。先ず、第1の実施形態と同様に、記入開始キーが
操作されると、帳票名の一覧表示を行い(ステップB
1)、その中から任意の帳票名が選択指定されると(ス
テップB2)、選択された帳票名に対応する票書式を読
み出し、その座標データにしたがって各フィールドを透
明タブレット8上に定義する(ステップB3)。この場
合、その票書式内の各フィールドに基づいて記入履歴テ
ーブル32−6に各フィールド名が設定される。そし
て、用紙を送出しつつ、帳票イメージを印刷すると共に
(ステップB4)、筆記入力待ちとなる(ステップB
5)。この状態において、いずれかのフィールドへの記
入が行われると、記入されたフィールドを特定して票書
式を参照することによりフィールドタイプを判別し、そ
の結果、第1実施形態と同様に、文字フィールドであれ
ば、文字認識処理および後処理を実行し、チェックボッ
クスであれば、チェックボックス処理を行うと共に(ス
テップB6)、その処理結果を判別する(ステップB
7)。ここで、処理結果が正常であれば、ステップB5
に戻り、筆記入力待ちとなるが、正常であれば、ステッ
プB6で特定されたフィールドに対応付けて記入済みフ
ラグを記入履歴テーブル32−6にセットする(ステッ
プB8)。
【0020】そして、記入終了キーが操作されたかを調
べ(ステップB9)、終了指示が無ければ、ステップB
5に戻り、以下、同様の動作を繰り返す(ステップB5
〜B9)。ここで、終了指示を検出すると、ステップB
10に進み、記入履歴テーブル32−6を参照して未記
入フィールドが存在するかを調べる。ここで、各フィー
ルドに対応して記入履歴テーブル32−6内に記入済み
フラグがセットされていれば、未記入フィールド無しが
検出されるが、1つでも未記入フィールドが検出された
場合には、ステップB11に進み、未記入有りを音声ガ
イダンスする。そして、未記入フィールドに対応するL
EDマトリックス部20上の領域を点灯させて当該フィ
ールドを照明すると共に、そのフィールドに対応する音
声ガイダンスによって記入事項を報知する(ステップB
12)。そしてステップB5に戻り、筆記入力待ちとな
る。これによって全フィールドへの記入が終了し、再び
終了指示が行われると、ステップB10で未記入無しが
検出されるので、筆記入力メモリ32−4の内容をワー
クステーション2へ転送(ステップB13)、単票を発
行する(ステップB14)。以上のように構成された第
2実施形態においても上述した第1実施形態と同様の効
果を有し、記入漏れを防止することが可能となる。
【0021】(第3実施形態)以下、図14、図15を
参照してこの発明の第3実施形態を説明する。なお、上
述した第1実施形態においては1フィールド分の記入が
終了した際に、その入力結果に基づいて次のフィールド
を指定して当該指定フィールドを照明するようにした
が、この第3実施形態においては、各フィールドに対応
するLEDマトリックス部20上の領域を全て点灯させ
た状態において、いずれかのフィールドへの記入が終っ
た際に、その入力結果に基づいて当該フィールドに対応
するバックライトを消灯するようにしたものである。図
14、図15はこの第3実施形態の動作を示したフロー
チャートである。先ず、第1実施形態と同様に、記入開
始キーが操作されると帳票名の一覧表示を行い(ステッ
プC1)、その中から任意の帳票名が選択指定されると
(ステップC2)、これに対応する票書式を読み出し、
その座標データにしたがって透明タブレット8上に各フ
ィールドを定義する(ステップC3)。次に、用紙を送
出しつつ帳票イメージを印刷する(ステップC4)。そ
して、この第2実施形態においては、票書式に定義され
ている各フィールドのうち、予め決められている必要最
小限の必須フィールドを決定し、それに対応するLED
マトリックス部20上の各領域を全て点灯駆動させる。
そして、任意のフィールドから記入すべきことを音声ガ
イダンスし(ステップC6)、筆記入力待ちとなる(ス
テップC7)。
【0022】この状態において、任意のフィールドへの
記入が行われると、記入されたフィールドを特定し(ス
テップC8)、票書式に定義されているフィールドタイ
プを判別する(図15のステップC9)。いま、文字フ
ィールドへの記入が行われた場合には文字認識処理を行
うと共に(ステップC10)、単語照合等の後処理を行
うが(ステップC11)、これらの処理は上述した第1
実施形態と同様であるので、その説明は省略する。この
結果、後処理が正常(ヒット)であれば(ステップC1
2)、現在の特定フィールドに対応するLEDマトリッ
クス部20上の領域のみを消灯し、他の領域はそのまま
点灯状態とするが(ステップC13)、後処理結果のミ
スが検出されると、現在のフィールド照明をそのまま点
灯状態とする。そして全てのフィールド照明の消灯がス
テップC14で検出されるまで図14のステップC7に
戻り、筆記入力待ちとなる。
【0023】ここで、いずれかのフィールドへの記入が
行われ、そのフィールドタイプがチェックボックスであ
れば、ステップC9でそのことが検出されてステップC
15に進み、チェックボックス処理が行われると共に、
現在のフィールド照明を消灯する(ステップC16)。
そして、ステップC17に進み、このチェックボックス
内のどの項目が選択されたかを調べると共に、その項目
選択によって指定される他のフィールドが存在するかを
票書式を参照することによって調べる。ここで、他の指
定フィールドが有れば、指定フィールドに対応するLE
Dマトリックス部20上の領域を点灯させ、当該フィー
ルドを新たに照明する(ステップC18)。そして、ス
テップC14に進み、以下、全てのフィールド照明の消
灯が検出されるまで上述と同様の処理が繰り返される。
これによって全ての消灯が検出されると、入力データを
ワークステーション2へ転送すると共に(ステップC1
9)、単票を発行する(ステップC20)。以上のよう
に構成された第3実施形態においても、上述した第1実
施形態と同様の効果を有し、記入漏れを防止することが
可能となる。
【0024】なお、上述した各実施形態においては、透
明タブレット8の背面側にLEDマトリックス部20を
配置したが、小型蛍光管、ELディスプレイ、プラズマ
ディスプレイ等をバックライトとして使用するようにし
てもよい。また、透明タブレット8上に定義されている
フィールドに対応するバックライトを点灯させたが、バ
ックライトを一時的に点滅させてもよい。つまり、前回
のフィールドへの記入が終了した直後に、次のフィール
ドを一定時間点滅させ、その後、当該フィールドへの記
入中はそのフィールドに対応するバックライトを点灯さ
せるようにしてもよい。また、上述した第3実施形態に
おいては、透明タブレット8上の各フィールドに対応す
るバックライトを全て点灯させた状態において、いずれ
かのフィールドに必要事項が記入された後、その入力結
果に基づいて当該フィールドに対応するバックライトを
消灯するようにしたが、照明の色を変えるようにしても
よい。更に、上述した各実施形態においては、感圧式タ
ブレットを採用したが、ボールペン一体型の電子ペンを
使用すれば、電磁誘導式のタブレット等であってもよ
い。また、用紙をタブレット上に固定する手段として紙
送りローラによって用紙にテンションを付加するように
したが、用紙を上から押し付ける機構等であってもよ
い。更に、役場の窓口業務に限らず、銀行等の窓口業務
にも勿論適用可能であり、しかも窓口業務以外に商品注
文票を顧客に記入させる場合にも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、タブレット上の手書
き入力域に通常と同様の感覚で必要事項を記入する際、
各手書き入力域に対応して配置されたバックライトを手
書き入力域への記入に応じて点灯/消灯させることで、
記入漏れを防止して円滑な窓口業務等を実現することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】役場の窓口業務システムにおいて、その全体構
成を示したシステム構成図。
【図2】入力端末装置1の外観斜視図。
【図3】入力端末装置1の内部構造を示した図。
【図4】入力端末装置1の全体構成を示したブロック
図。
【図5】RAM32の主要内容を示した図。
【図6】票書式ファイル32−1の内容を示し、(A)
は住民票請求書の票書式を示し、(B)は1フィールド
分の書式データを示した図。
【図7】(A)は票書式を例示したもので、(B)はそ
の一部拡大図。
【図8】住民票請求用紙への記入順序を示した流れ図。
【図9】記入開始指令に応答して実行開始される筆記デ
ータ入力処理を示したフローチャート。
【図10】図9に続く筆記データ入力処理を示したフロ
ーチャート。
【図11】1番目のフィールドへの記入が終了した時点
で2番目のフィールドを明示するために当該フィールド
が照明される状態を示すと共にそのフィールドへの記入
事項が音声ガイダンスされる状態を示した図。
【図12】第2実施形態における記入履歴テーブル32
−6を示した図。
【図13】第2実施形態における筆記データ入力処理を
示したフローチャート。
【図14】第3実施形態における筆記データ入力処理を
示したフローチャート。
【図15】図14に続く筆記データ入力処理を示したフ
ローチャート。
【符号の説明】
1 入力端末装置 2 ワークステシーョン 8 透明タブレット 9 スピーカ部 20 LEDマトリックス部 31 CPU 32 RAM 32−1 票書式ファイル 32−2 文字認識辞書 32−3 単語認識辞書 32−4 筆記入力メモリ 32−6 記入履歴テーブル 33 記憶装置 34 記憶媒体 37 LEDマトリックス駆動装置 38 音声合成装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タブレット上に定義されている手書き入力
    域に記入された筆記ストロークを取り込んで筆記データ
    として入力処理する筆記データ入力装置において、 タブレット上に定義されている複数の手書き入力域毎
    に、タブレットの背面側に配置されたバックライトを駆
    動するバックライト駆動手段と、 前記手書き入力域に記入された筆記ストロークの入力結
    果に応じてバックライトの点灯/消灯を制御する駆動制
    御手段とを具備したことを特徴とする筆記データ入力装
    置。
  2. 【請求項2】前記タブレットの背面側に配置されたバッ
    クライトは、マトリックス状に発光ダイオードを並列し
    て成るLEDマトリックス部であり、前記駆動制御手段
    はタブレット上に定義されている手書き入力域に対応す
    るLEDマトリックス部の領域を指定してその点灯/消
    灯を制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の筆記データ入力装置。
  3. 【請求項3】タブレット上に定義されている複数の手書
    き入力域に対応付けてその記入順序を示す入力手順を記
    憶する入力手順記憶手段と、 複数の手書き入力域のいずれかの入力域に対する筆記デ
    ータの入力結果に基づいて前記入力手順記憶手段を参照
    し、次の入力対象となる手書き入力域を選択する選択手
    段とを設け、 前記駆動制御手段は前記選択手段によって選択された手
    書き入力域に対応するバックライトの点灯/消灯を制御
    することによって次の手書き入力域を案内するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の筆記データ入力装
    置。
  4. 【請求項4】タブレット上の複数の手書き入力域に対応
    付けてそのフィールドタイプが定義されている場合に、
    筆記された手書き入力域が文字記入用の文字フィールド
    か項目選択用のチェックボックスフィールドかをフィー
    ルドタイプに基づいて判別する判別手段を設け、 前記選択手段は前記判別手段によって文字フィールドで
    あることが判別された際に、その筆記データに基づく文
    字認識結果が正常認識された場合にはそれを条件に次の
    入力対象となる手書き入力域を選択し、チェックボック
    スフィールドであることが判別された際に、任意の項目
    が選択された場合にはその選択項目に応じて分岐する次
    の手書き入力域を選択するようにしたことを特徴とする
    請求項3記載の筆記データ入力装置。
  5. 【請求項5】タブレット上に定義されている複数の手書
    き入力域に対応付けてその記入内容を示す音声ガイダン
    スを記憶するガイダンス記憶手段と、 前記選択手段によって手書き入力域が選択された際に、
    その入力域に対応する音声ガイダンスを読み出して音声
    出力する音声出力手段とを設けたことを特徴とする請求
    項3記載の筆記データ入力装置。
  6. 【請求項6】タブレット上に定義されている複数の手書
    き入力域毎に記入済みか否かを示す記入有無を記憶する
    記入履歴記憶手段を設け、 前記駆動制御手段は、前記記入履歴記憶手段を参照して
    未記入の手書き入力域を選択して当該手書き入力域に対
    応するバックライトを点灯するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の筆記データ入力装置。
  7. 【請求項7】タブレット上に定義されている複数の手書
    き入力域に対応するバックライトが全て点灯されている
    状態において、前記駆動制御は手書き入力域に対する筆
    記データの入力結果に応じて当該手書き入力域に対応す
    るバックライトを消灯するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の筆記データ入力装置。
  8. 【請求項8】コンピュータに対して、 タブレット上に定義されている複数の手書き入力域毎に
    手書き入力域の背面に配置されたバックライトの点灯/
    消灯を手書き入力域に筆記ストロークが記入されたか否
    かに応じて制御する機能を実現させるためのプログラム
    を記録した記録媒体。
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