JPH11249232A - 撮影用アダプタ - Google Patents

撮影用アダプタ

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JPH11249232A
JPH11249232A JP10052358A JP5235898A JPH11249232A JP H11249232 A JPH11249232 A JP H11249232A JP 10052358 A JP10052358 A JP 10052358A JP 5235898 A JP5235898 A JP 5235898A JP H11249232 A JPH11249232 A JP H11249232A
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JP
Japan
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photographing
distance
shooting
state
camera
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JP10052358A
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English (en)
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Sumio Kawai
澄夫 川合
Yuichi Torigoe
優一 鳥越
Yuichi Sato
有一 佐藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/56Accessories
    • G03B17/561Support related camera accessories
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/56Accessories
    • G03B17/566Accessory clips, holders, shoes to attach accessories to camera

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】近接撮影が可能なカメラに装着可能な撮影アダ
プタにおいて、撮影範囲と撮影距離の指示が確実にで
き、さらに、通常撮影時は簡単にコンパクトな収納状態
にすることができる撮影用アダプタを提供する。 【解決手段】本撮影アダプタ1は、台板11に取り付け
られる部材であって、使用状態である起立状態から折り
畳みが可能な撮影範囲・距離指示枠14およびストロボ
光補正用補助板15と、台板11と一体の距離ツマミ干
渉突起部11cとを有している。撮影レンズ鏡枠3の距
離ツマミ4aが近接撮影位置にセットされており、さら
に、撮影範囲・距離指示枠14および補助板15とが起
立状態にあれば、カメラ2に本撮影アダプタ1を装着す
ることができ、近接撮影を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常撮影と異なる
条件の撮影、例えば、近接撮影等を行うためにカメラに
装着される撮影アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通常撮影よりも撮影距離の短い近
接撮影である超接写用のカメラ取り付け台(撮影用アダ
プタ)に関して、実開昭55−8931号公報に開示さ
れたものは、超接写用カメラ取付台を兼用したストロボ
装置に関するものであり、上記ストロボ装置には、撮影
レンズの前面に取り付け可能な近接撮影用のリングスト
ロボとが配設されており、上記カメラ取り付け台には、
カメラ前方に近接撮影時の撮影範囲と撮影距離を示す撮
影範囲・距離指示枠と、上記リングストロボの発光回路
が取り付くように構成されている。
【0003】また、実開昭61−137934号公報に
開示のものは、近接撮影用の補助レンズと、ファインダ
の視差補正用のレンズと、ストロボ光補正用のマスキン
グ部材とを有する補助レンズ装置に関するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の実開
昭55−8931号公報に開示の装置の構成では、近接
撮影時、上記ストロボ装置をカメラに取り付ける時にリ
ングストロボと発光回路を含む取り付け台を取り付ける
ことが必要で、取り付けが面倒であるという不具合があ
った。また、装置自体も大きく、重いものであった。さ
らに、リングストロボ自体は、通常の撮影距離の人物撮
影に用いると撮影レンズとストロボの光軸が近いため、
赤目現象、すなわち、ストロボ光が網膜に反射してカラ
ー撮影すると目が赤くなる現象が発生する不具合もあっ
た。
【0005】また、実開昭61−137934号公報に
開示のものは、あくまでファインダ光学系で撮影範囲を
確認して近接撮影するものであり、例えば、地上の小さ
な植物を横から撮影する場合など近接撮影距離が30c
m以下になったような場合、撮影時ファインダーを覗く
ことが困難である。また、補助レンズが配設されてお
り、大型で重量が重く取り扱いが困難で、また、高価な
ものになる。
【0006】そこで、上述の公知例の装置を組み合わせ
ることで上記撮影範囲・距離指示枠付きの取り付け台を
用い、さらに、ストロボ光補正用のマスキング部材を上
記取り付け台に組み付けた近接撮影用アダプタが考えら
れる。このようなアダプタを用いると、近接撮影時、撮
影範囲をファインダを覗かずに上記指示枠により確認す
ることができ、さらに、内蔵ストロボ発光部のストロボ
光の補正用マスキング部材で補正することにより、スト
ロボ光のむらをなくすことができる点などが改善され
る。しかしながら、上記近接撮影用のアダプタは、使用
状態で大型のものとなり、しかも、カメラ本体への装着
作業が面倒である。
【0007】また、上記のような構造の近接撮影用アダ
プタでは、カメラへの装着が難しく、また、撮影範囲や
撮影距離の確認が確実に行えなかった。さらに、普通撮
影可能な状態であるか近接撮影可能な状態であるかの確
認も困難であった。また、撮影範囲、撮影距離の指示と
ストロボ光補正を同時に実現できるようなアダプタを用
いると、形状が大形化して携帯性に問題が生じていた。
【0008】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたものであり、通常撮影条件と異なる撮影
条件での撮影、例えば、通常撮影よりも撮影距離が短い
近接撮影等が可能なカメラに装着可能な撮影アダプタに
おいて、撮影範囲と撮影距離の指示が確実にでき、さら
に、通常撮影時は簡単にコンパクトな収納状態にするこ
とができるカメラの撮影用アダプタを提供することを目
的とする。また、上記撮影アダプタにおいて、アダプタ
装着状態で確実にストロボ光のむらを補正することがで
きるカメラの撮影用アダプタを提供することを別の目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
撮影アダプタは、撮影範囲、および/または、撮影距離
に関する撮影条件が設定可能なカメラに装着可能な撮影
用アダプタにおいて、上記カメラに装着可能な取り付け
部材と、上記取り付け部材に対して収納状態の折り畳み
位置と使用状態の起立位置とに移動可能な状態で取り付
けられ、上記カメラにて設定された撮影条件での撮影範
囲と撮影距離とを被写体側で指示する撮影範囲・距離指
示部材と、上記取り付け部材に設けられ、上記設定され
た撮影条件に対応する状態に撮影レンズがセットされて
いることを検知して、上記取り付け部材のカメラへの装
着を許容する撮影レンズ状態検知部材とを具備してお
り、上記撮影範囲・距離指示部材を折り畳み位置から起
立位置に移動させて使用状態にセットする。そして、カ
メラ側の撮影レンズ状態が上記撮影条件に対応した状態
にセットされるとカメラに装着することができ、撮影を
行うことができる。
【0010】本発明の請求項2記載の撮影アダプタは、
請求項1記載の撮影アダプタにおいて、通常撮影より撮
影距離の短い近接撮影を行うことができる撮影アダプタ
である。
【0011】本発明の請求項3記載の撮影用アダプタ
は、通常撮影より撮影距離の短い近接撮影が可能なカメ
ラに装着可能な撮影用アダプタにおいて、上記カメラに
装着可能な取り付け部材と、上記取り付け部材に対して
収納状態の折り畳み位置と使用状態の起立位置とに移動
可能な状態で取り付けられ、近接撮影状態での撮影範囲
と撮影距離とを被写体側で指示する撮影範囲・距離指示
部材と、上記取り付け部材に対して収納状態の折り畳み
位置と使用状態の起立位置とに移動可能な状態で取り付
けられ、上記撮影範囲・距離指示部材がセットされてい
ることをファインダを介して観察可能にする表示手段と
を具備しており、上記撮影範囲・距離指示部材と上記表
示部材のうち少なくとも一方が上記折り畳み位置にある
状態では、上記取り付け部材がカメラに装着することが
できない。
【0012】本発明の請求項4記載の撮影用アダプタ
は、通常撮影および通常撮影より撮影距離の短い近接撮
影が可能で、ストロボ発光部を有するカメラに装着可能
な撮影用アダプタにおいて、上記カメラに装着可能な取
り付け部材と、上記取り付け部材に対して収納状態の折
り畳み位置と使用状態の起立位置とに移動可能な状態で
取り付けられ、近接撮影状態での撮影範囲を均一に適正
な光量で照明するためにストロボの照射範囲、および/
または、ストロボ光量を補正するストロボ光補正手段と
を具備しており、上記撮影用アダプタをカメラに装着し
てストロボ近接撮影を行う場合、近接被写体に対して適
正なストロボ光が照射される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態
である撮影アダプタとカメラの装着前の斜視図である。
図2は、上記撮影アダプタとカメラの装着状態の斜視図
である。図3は、上記撮影アダプタの各部材の折り畳み
状態での平面図である。図4は、上記撮影アダプタに取
り付けられる補助板のストロボ光補正板周りのストロボ
光照射状態を示す横断面図である。図5は、上記撮影ア
ダプタが折り畳み状態であって、カメラに装着不可能な
状態を示す縦断面図である。図6は、上記撮影アダプタ
のカメラへの装着状態での正面側からみた縦断面図であ
る。
【0014】本実施の形態の撮影アダプタ1が装着され
るカメラ2には、図1等に示すようにカメラ本体9の前
面側に撮影レンズ3aを保持するレンズ鏡枠3と、ファ
インダ窓5とストロボ発光部を内蔵するストロボ発光窓
6が配設されている。カメラ本体9の上面側にはレリー
ズ釦8が配設されている。さらに、カメラ本体9の下面
側には三脚固定ネジ部7が設けられている。なお、上記
レンズ鏡枠3には、撮影レンズ3aの被写体距離を設定
する回動自在の距離リング4が支持されており、上記距
離リング4には操作ツマミ4aが設けられている。上記
操作ツマミ4aは、撮影レンズ3aを通常撮影を行う範
囲にセットする通常撮影範囲P4Bと、通常撮影時より近
距離の撮影、すなわち、近接撮影を行う撮影レンズ3a
がセットされる近接撮影(マクロ撮影)位置P4Aとに回
動可能である。
【0015】上記撮影アダプタ1は、取り付け部材であ
る台板11と、台板11に固着された支持軸12に回動
自在に嵌入し、折り畳み可能に支持される撮影範囲・距
離指示部材である撮影範囲・距離指示枠14と、同じく
台板11に固着された支持軸13に回動自在に嵌入し、
折り畳み可能に支持される補助板15と、上記指示枠1
4および補助板15を収納状態の折り畳み位置(図1参
照)に保持する部材であり、台板11の蟻溝部11dに
スライド自在に支持されるロック板17とで構成されて
いる。
【0016】そして、上記台板11には、カメラ2を装
着したとき、カメラ本体9と当て付き、Y方向の位置出
しを行うための突起11a,11bと、レンズ鏡枠3の
距離リング4が近接撮影位置P4A外の通常撮影範囲P4B
にあるとき、距離リングの距離ツマミ4aと干渉させる
ことによりカメラ本体9を台板11の装着不可能とする
撮影レンズ状態検知部材である距離ツマミ干渉突起部1
1cと、ロック板17がスライド自在に挿入される蟻溝
11dと、カメラ1を三脚固定ネジ部7を介して固定す
る固定ネジ10挿通用取り付け穴11gとが設けられて
いる。
【0017】上記ロック板17は、撮影範囲・距離指示
枠14をその突起14cを押さえて折り畳み位置に保持
する押さえ部17aと、補助板15を折り畳み位置に保
持する押さえ部17bを有している。そして、ロック板
17は、X方向スライド可能であり、図示しないバネに
よりX(左)方向に付勢されている。上記付勢力に抗し
てX(右)方向にストッパ11fと当接するまでスライ
ドさせ、撮影範囲・距離指示枠14と補助板15を押さ
え込み、折り畳み位置(図1参照の収納状態)に保持す
る。そこで図示しないクリック機構により保持される。
また、ロック板17をX(左)方向にスライドさせる
と、撮影範囲・距離指示枠14が先にロック解除され、
続いて、補助板15のロックが解放され、バネ18,1
9の付勢力により収納状態から使用状態の起立位置(図
2参照)に回動する。なお、必ずしも上記バネ18,1
9の付勢力で回動させる必要はないが、その場合、手動
で起立させることになる。
【0018】さらに、ロック板17を左方向にスライド
させたとき、補助板15が先に解除され、続いて、撮影
範囲・距離指示板14が解除されるように構成すれば、
確実に撮影範囲・距離指示板14と補助板15を使用状
態にセットできる。
【0019】上記撮影範囲・距離指示枠14は、その枠
は、撮影範囲よりも大きく設定してあり、起立位置にあ
るとき、その内部が近接撮影時の撮影範囲を指示する。
さらに、上記起立位置が近接撮影時の合焦被写体位置を
指示する。なお、上記指示板14には台板折り畳み位置
にロック板17で保持するための突起14cと起立した
ときの台板11とのストッパ14a,14bを有し、ま
た、折り畳み位置から直立した起立位置方向にバネ18
により付勢されている。
【0020】上記補助板15には、その先端部に設けら
れ、起立位置にあるとき、ファインダ窓5を覆うことに
よってファインダ観察を不能とし、撮影アダプタ1が装
着され、使用可能状態にあることを認識させる表示部材
としてのファインダ窓覆い部15aと、先端部に設けら
れ、起立位置にあるとき、ストッパ発光窓6に対向し、
近接撮影範囲を均一に照明するようにストロボ発光部の
照射範囲を補正するストロボ光補正部材であるストロボ
光補正板16と、上記ファインダ覆い部15aの側部に
配設されるカメラ本体との当て付け突起15bと、回動
部近傍に設けられ、折り畳み状態ではカメラ本体9と干
渉し、カメラ本体装着不可とする干渉突起15cとが設
けられている。そして、上記補助板15は、折り畳み位
置から直立した起立位置方向にバネ19により付勢され
ている。また、上記起立位置に回動したとき、上記当て
付け突起15bとカメラ本体9の前面部と当接し、補助
板15の起立位置の位置決めがなされる。
【0021】上記ストロボ光補正板16は、偏角マイク
ロプリズムで構成されており、図4に示すように、上記
補助板15が起立位置(使用状態)にあるとき、上記ス
トロボ光補正板16がストロボ発光部6aを有するスト
ロボ発光窓6の前面に位置する。ストロボ発光部6aか
らのストロボ光LS0は、通常撮影の被写体に向けてほぼ
撮影レンズ光軸Oに沿って射出されるが上記偏角マイク
ロプリズムで偏角αだけ近接被写体のある光軸O寄りに
屈折され、補正ストロボ光LS1として照射されることに
なる。
【0022】次に、以上のように構成された本実施の形
態の撮影アダプタをカメラへの装着動作を説明する。図
1、または、図3に示すように補助板15がロック板1
7でロックされ、折り畳み位置にあるときは、撮影範囲
・距離指示枠14もロック板17で折り畳み位置にあ
り、そのような状態にある撮影アダプタ1をカメラ2に
装着しようとしても、図5の断面図に示すように補助板
15の干渉突起15cがカメラ本体9の前端部と干渉し
て固定ネジ10を挿入できず、装着できない。
【0023】また、カメラ2のレンズ鏡枠3の距離リン
グ4を近接撮影位置にセットしない状態、すなわち、操
作ツマミ4aが通常撮影範囲位置P4Bにあるとき、近接
撮影を行うために撮影アダプタ1をカメラ1に装着しよ
うとしても台板11の距離ツマミ干渉突起部11cが操
作ツマミ4aと干渉するので、カメラ本体9を台板11
に取り付けることができない。
【0024】近接撮影を行うには、カメラ2のレンズ鏡
枠3の距離リング4を近接撮影位置P4Aまで回動し、さ
らに、撮影アダプタ1のロック板17をスライド操作し
て、図2に示すように撮影範囲・距離指示枠14と補助
板15を起立位置に回動させる。この状態では、図6の
断面図に示すように固定ネジ10で撮影アダプタ1をカ
メラ本体9に取り付けることができ、カメラ装着状態と
することができる。
【0025】また、上述のように撮影アダプタ1がカメ
ラ2に完全に装着された状態では、ファインダ窓5は、
補助板15のファインダ窓覆い部15aで覆われてお
り、撮影者がファインダを覗いたとき、暗い状態が観察
され、正常に撮影アダプタ1が装着されていることを確
認することができる。
【0026】また、上記近接撮影がストロボ撮影で行わ
れる場合、撮影アダプタ1が装着され、補助板15が起
立位置にあって、ストロボ発光窓6の前面にストロボ光
補正板16が位置することから、図4に示すようにスト
ロボ光は、撮影レンズ光軸O中心寄りに屈折され、近接
撮影の被写体のある撮影範囲・距離指示枠14の方向を
照射することになる。
【0027】なお、上記撮影範囲・距離指示枠14と上
記補助板15を折り畳み位置に収納する場合、先に補助
板15を折り畳み、その後、撮影範囲・距離指示枠14
を補助板15の一部を重ねるように折り畳んで収納す
る。上述の順序で折り畳むと、撮影アダプタ1を使用状
態にする場合、最初に撮影範囲・距離指示枠14を起立
させ、その後、補助板15を起立させることになる。故
意に不自然な操作をしない限り、補助板15が起立位置
にあれば、撮影範囲・距離指示枠14も起立位置にあ
る。したがって、上述したように撮影アダプタ1がカメ
ラ2に装着可能な状態では、補助板15が起立位置にあ
って、撮影範囲・距離指示枠14も起立位置にあること
になり、撮影アダプタ1が使用可能状態にあることにな
る。
【0028】上述のように本実施の形態の撮影アダプタ
1を適用した場合、撮影アダプタ1を使って近接撮影を
行う場合、レンズ鏡枠3が近接撮影可能状態にセットさ
れ、そして、完全な使用状態にセットされた撮影アダプ
タ1がカメラ2に装着できる。さらに、撮影アダプタ1
が正常に装着されているかどうかが確実に識別されるの
で、距離リング4をセットせず、また、撮影アダプタ1
が不完全な状態ではカメラに装着することができず、誤
操作は未然に防止される。
【0029】また、上記近接撮影がストロボ撮影で行わ
れる場合、近接被写体のある撮影範囲・距離指示枠14
内中心にしてストロボ光が照射され、光量不足や指示枠
の陰ができるなどの現象も防止できる。
【0030】なお、上述の実施の形態の例では、撮影レ
ンズの状態をカメラ側の距離リング4の突起状の操作ツ
マミ4aの位置で検出する構成であったが、それに限ら
ず距離リングに凹部を設けでその位置を検出するように
構成してもよい。この場合は、撮影レンズ状態検出部材
である距離ツマミ干渉突起部11cには、上記凹部に嵌
入する凸部を設けることになる。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態の撮影ア
ダプタ21について説明する。前記撮影アダプタ1で
は、撮影範囲・距離指示枠14が収納状態の折り畳み位
置にあっても故意に補助板15のみを起立位置に立てる
ことが可能である。したがって、上記のような不完全な
使用可能状態でも撮影アダプタ1をカメラに装着できる
といった不具合もある。
【0032】また、撮影レンズ状態検出部材としての距
離ツマミ干渉突起部11cが台板11に一体的に設けら
れているので、撮影範囲・距離指示枠14と補助板15
が折り畳み位置に収納されている状態であっても上記距
離ツマミ干渉突起部11cだけが上方に突出しており、
収納状態での携帯性がよくないといった不具合もある。
【0033】そこで、本第2の実施の形態の撮影アダプ
タ21は、上述の不具合を解決するものであり、撮影範
囲・距離指示枠と補助板とのいずれか一方でも折り畳み
位置にある状態ではカメラ2に装着不可能とするもので
ある。さらに、距離ツマミ干渉突起部を補助板と一体に
設け、補助板が折り畳まれるとともに上記距離ツマミ干
渉突起部も収納状態となるように構成したものである。
【0034】図7は、上記第2の実施の形態の撮影アダ
プタ21のカメラ装着状態での斜視図である。図8は、
撮影範囲・距離枠が折り畳み位置にある状態での連動板
22周りの斜視図である。図9は、上記撮影アダプタ2
1が収納状態にあるときの平面図である。
【0035】本撮影アダプタ21においては、撮影範囲
・距離指示部材である撮影範囲・距離指示枠14Aに突
起22cを有する連動板22を連結させる。上記指示枠
14Aが折り畳み位置にあるときは、上記突起22cに
カメラ本体9が干渉してカメラ2を装着することができ
ない。また、台板11に設けられていた距離ツマミ干渉
突起部11cに代えて補助板15Aに撮影レンズ状態検
出部材である距離ツマミ干渉突起部15dを設け、コン
パクトに収納できる。なお、その他の撮影アダプタ21
の構成は、図1に示した第1の実施の形態の撮影アダプ
タ1と同一の構成とし、同一の符号を用いて説明する。
【0036】第1の実施の形態のアダプタと異なる部分
の構造を詳しく説明すると、まず、撮影範囲・距離指示
枠14Aの左上端部に支持ピン23を設ける。上記支持
ピン23には連動板22が回動自在に支持される。上記
連動板22にはガイド溝22aと台板上に突出する突起
22cとが設けられている。上記ガイド溝22aは、台
板側面に固着されたガイドピン24に摺動自在に嵌入し
ている。
【0037】上記撮影範囲・距離指示枠14Aが折り畳
み位置にあるときは、連動板22は、図8に示すように
台板11Aと平行な位置にあり、突起22cが台板11
Aの上面に突出した状態に保持されている。したがっ
て、上記折り畳み状態ではカメラ本体9が突起22cに
干渉して撮影アダプタ21を装着することができない。
撮影範囲・距離指示枠14Aが使用状態である起立位置
にあるときは、連動板22は、その一端が引き上げら
れ、突起22cも図7に示すようにカメラ本体9と装着
時に干渉しない位置に移動しており、後述する補助板1
5Aも起立しているとすれば、撮影アダプタ21は、装
着可能である。
【0038】また、本撮影アダプタ21において、台板
11Aに回動自在に支持される補助板15Aにはファイ
ンダ窓覆い部15a,ストロボ光補正板16の他に距離
ツマミ干渉突起部15dが設けられている。したがっ
て、補助板15Aが起立位置にあるときに、装着される
カメラ2の距離ツマミ4aが通常撮影範囲P4Bにある場
合、カメラ2の装着は不可能である。また、近接撮影位
置P4Aにセットされいる場合、カメラ2の装着は許容さ
れる。なお、補助板15Aが折り畳み位置にあるとき
は、距離ツマミ4aの位置による上述のカメラ装着禁止
・許容の作用は機能しない。
【0039】本第2の実施の形態の撮影アダプタ21に
よると、撮影範囲・距離指示枠14Aと補助板15Aと
のいずれか一方でも折り畳み位置にあるときは、カメラ
2に装着できないので、不完全な使用状態では上記撮影
アダプタ21がカメラに装着できず、装着ミスが発生し
ない。さらに、距離ツマミ干渉突起部15dを補助板1
5Aと一体に設けているので、上記距離ツマミ干渉突起
部15dも折り畳んで収納することができ、携帯性がよ
くなる。
【0040】次に、上記第1,2の実施の形態の撮影ア
ダプタに適用されたストロボ光補正部材であるストロボ
光補正板16の各変形例について説明する。図10は、
上記ストロボ光補正板16に対する第1の変形例を示す
ストロボ補正板31の断面図である。上記ストロボ補正
板31は、場所的に撮影レンズ側から離れた外側の偏角
がより大きく設定された偏角マイクロプリズムで形成さ
れ、さらに、被写体側表面が拡散面31aとなってい
る。
【0041】本第1の変形例のストロボ補正板31によ
れば、レンズ光軸Oから離れた場所を透過するストロボ
光をなるべく中央寄りに偏角させることで無駄なく撮影
範囲・距離指示枠内を照射させ、同時に拡散することに
よってストロボ光のムラを抑えることができる。
【0042】図11は、上記ストロボ光補正板16に対
する第2の変形例を示すストロボ補正板35の斜視図で
ある。上記ストロボ光補正板35は、偏角方向が水平方
向である偏角マイクロプリズム36と垂直方向である偏
角マイクロプリズム37の2つの偏角マイクロプリズム
で構成される。ストロボ光LS3は、偏角マイクロプリズ
ム36で撮影レンズ光軸O寄りに水平(左)方向に屈折
され、さらに、偏角マイクロプリズム37で撮影レンズ
光軸O寄り垂直(下)方向に屈折され、結果的に撮影レ
ンズ光軸O寄りの斜め下方向の補正ストロボ光LS4とし
て照射される。
【0043】本第2の変形例のストロボ補正板35によ
ると、近接撮影時の近接した被写体に対して効率よくス
トロボ光を照射することができる。
【0044】図12は、上記ストロボ光補正板16に対
する第3の変形例を示すストロボ補正板41の斜視図で
ある。上記ストロボ光補正板41は、偏角方向が斜め下
方向である偏角マイクロプリズムで形成される。ストロ
ボ光LS5は、上記偏角マイクロプリズムで撮影レンズ光
軸O寄りの斜め下方向に屈折され、ストロボ照射光LS6
として照射される。
【0045】本第3の変形例のストロボ補正板41によ
ると、近接撮影での撮影範囲・距離指示枠内を効率よく
ストロボ光を照射することができる。
【0046】図13は、上記ストロボ光補正板16に対
する第4の変形例を示すストロボ光補正部45の斜視図
である。図14は、上記ストロボ光補正部45の横断面
図であり、ストロボ光の照射状態を示している。上記ス
トロボ光補正部45は、前記台板11に折り畳み位置と
起立位置とに回動自在に取り付けられる補助板15Bに
組み込まれれ、前記第1の実施の形態で適用したストロ
ボ光補正板16と、補助板15Bに回動位置調整可能な
状態で支持される蒸着鏡面の反射板46とで構成され
る。
【0047】本変形例のストロボ補正部45では、スト
ロボ発光部6aより射出されたストロボ光のうちレンズ
光軸O寄りのストロボ光LS7は、ストロボ補正板16で
レンズ光軸O側に屈折される。また、反射板46より外
側に向けて射出されるストロボ光LS8は、反射板46で
レンズ光軸O寄りの方向に向けて反射される。
【0048】本第4の変形例のストロボ光配設部45に
よれば、近接撮影時の近接した被写体に対して効率よく
ストロボ光を照射することができる。なお、上記反射面
46は、梨地状の反射面、または、凹凸のある反射面で
あってもよい。
【0049】図15は、上記ストロボ光補正板16に対
する第5の変形例を示すストロボ光補正板51周りのス
トロボ光照射状態を示す横断面図である。図16は、上
記ストロボ光補正板51の拡大正面図である。本変形例
のストロボ光補正板51は、全体的に減光し、さらに、
補正板の場所によってストロボ光透過率を変化させたN
Dフィルタ、または、拡散板で構成され、ストロボ光の
光量分布が強い中央部分に濃度一定のドットを多く配し
て、全面のストロボ光の照度を均一化するものである。
【0050】本第5の変形例のストロボ光補正板51に
よると、ストロボ補正板51の全面にわたってストロボ
光量が均一化され、近接撮影での撮影範囲・距離指示枠
内にムラのないストロボ光が照射される。なお、上記ス
トロボ補正板51には、透過率に変化を持たせたエレク
トロクロミック素子液晶を採用してもよい。
【0051】図17は、上記ストロボ光補正板16に対
する第6の変形例を示すストロボ光補正板55の拡大正
面図である。本変形例のストロボ光補正板55も、前記
第5の変形例のものと同様に全体的に減光し、さらに、
補正板の場所によってストロボ光透過率を変化させたも
のであるが、本変形例の場合、ストロボ光補正板16を
装着しない状態でストロボ発光部6aおよびストロボ窓
6から射出されたストロボ光の照度分布を撮影範囲指示
枠内の写真撮影により測定する。そして、その実測され
たストロボ光の照度分布に反比例した透過度を与えたN
Dフィルタ、または、拡散板をストロボ光補正板55と
して採用する。
【0052】本第6の変形例のストロボ光補正板55に
よると、ストロボ発光部の照度が高い部分や撮影レンズ
の周辺光量落ちを補正し、ストロボ補正板の全面にわた
って、ストロボ光の照度が実効的に均一化され、近接撮
影での撮影範囲・距離指示枠内に実効的にムラのないス
トロボ光が照射され、良好なストロボ近接撮影が可能に
なる。
【0053】次に、上記第1,2の実施の形態の撮影ア
ダプタに適用された補助板のファインダ窓覆い部15a
の変形例について説明する。図18は、上記補助板のフ
ァインダ覆い部15aの第1の変形例の覆い部周りの正
面図である。本変形例における補助板15Cのファイン
ダ窓覆い部61には、透明部材に標識「MACRO」が
印刷されており、ファインダを観察した際に近接撮影ア
ダプタがカメラ装着されていて近接撮影が可能であるこ
とが確認できる。
【0054】また、第2の変形例のファインダ窓覆い部
として着色した半透明板を用いたものも提案できる。こ
の変形例の場合、ファインダ観察時にファインダ視野の
着色状態により近接撮影アダプタがカメラ装着されてい
ることを確認できる。
【0055】図19は、上記第1,2の実施の形態の撮
影アダプタに適用された補助板のファインダ窓覆い部1
5aの第3の変形例であるファインダ光補正窓部周りの
正面図である。また、図20は、上記ファインダ光補正
窓部でのファインダ光屈折状態を示す斜視図である。本
変形例の補助板15Dのファインダ光補正窓部65は、
近接撮影におけるファインダの視差を補正する偏角プリ
ズムで形成されており、図20に示すようにカメラ側フ
ァインダの光軸Of1が光軸Of2方向に屈折する。
【0056】本第3の変形例のファインダ光補正窓部6
5によると、近接撮影による視差が補正され、ファイン
ダ観察が容易になる。
【0057】次に、上記第1,2の実施の形態の撮影ア
ダプタに適用された補助板15の変形例について説明す
る。図21は、上記変形例の補助板の分解斜視図であ
る。この変形例の補助板15Eは、回動支持部71と交
換補助板72とからなり、撮影画角や撮影距離等の複数
の撮影条件に対応できるように交換補助板72がスライ
ド交換可能に構成されたものである。
【0058】上記回動支持部71には、台板側の支持軸
に回動自在に嵌入する回動軸穴部71aと、蟻溝部71
bとが設けられている。上記交換補助板72には、上記
蟻溝71bに嵌入可能な突起72bと、表示部材である
ファインダ窓覆い部73と、ストロボ光配設部材である
ストロボ光補正板74と、撮影レンズ状態検出部材であ
る切り欠き部72cとが設けられている。
【0059】回動部72は、設定される撮影範囲や撮影
距離等の撮影条件に応じてファインダ窓覆い部73,ス
トロボ光補正板74,切り欠き部72cがそれぞれ異な
るものを複数種類用意する。その中から上記撮影条件に
対応した交換補助板72の1つを選択し、回動支持部7
1にスライド装着し、補助板15Eとして台板に組み付
け、近接撮影等が行われる。
【0060】本変形例の補助板15Eの用いれば、複数
の回動部の交換補助板72の何れか1つを選択して取り
付けることによって複数の撮影距離や撮影レンズの状態
等の撮影条件に対応することができ、適用範囲の広い近
接撮影が可能となる。
【0061】次に、前記第1の実施の形態の撮影アダプ
タの撮影範囲・距離指示部材である撮影範囲・距離指示
枠14に対する変形例について説明する。図22は、本
変形例の撮影範囲・距離指示枠の斜視図である。本変形
例の撮影範囲・距離指示枠として、近接撮影の撮影距
離、および/または、撮影距離の異なる2種類の撮影範
囲・距離指示枠82,85が適用され、台板81に何れ
かが選択して装着可能である。
【0062】本変形例における台板81には、上記撮影
範囲・距離指示枠82,85を保持するための弾性変形
可能なC型ロッド止め部81a,81bと端部止め部8
1c,81dが設けられている。但し、端部止め部81
cと81dは、取り付けられるロッドの径が異なる。な
お、その他、図示していないが前記実施の形態の場合と
同様にカメラ装着部や補助板等も別途配設されているも
のとする。
【0063】一方の撮影範囲・距離指示枠82は、指示
枠部83と、支持ロッド84および支持端部84aとか
らなり、支持ロッド84,端部84aを台板81のC型
ロッド止め81a,81bと端部止め部81cに嵌入さ
せて位置決めし、取り付けられる。
【0064】他方の撮影範囲・距離指示枠85は、上記
支持枠部83に対して枠の大きさと装着状態の枠までの
距離が異なる指示枠部86と、支持ロッド87および上
記支持端部84aよりも径の大きな支持端部87aから
なり、支持ロッド87,支持端部87aを台板81のC
型ロッド止め81a,81bと端部止め部81dに嵌入
して取り付けられる。
【0065】上述のように構成された本変形例の撮影範
囲・距離指示枠82,85によれば、近接撮影での撮影
条件の撮影範囲や撮影距離に応じて上記指示枠82、ま
たは、上記指示枠85を選択して台板81に装着するこ
とができ、異なる撮影距離等の撮影条件での近接撮影が
可能となる。
【0066】前記実施の形態の撮影アダプタ1,21
は、近接撮影条件の設定が距離リング4の回動により行
われるものであったが、同様の構造の撮影アダプタは、
ズームレンズ鏡筒を有するカメラに装着され、ズームリ
ングの回動により近接撮影が設定されるズームマクロ撮
影用に適用することも可能である。
【0067】上記各実施の形態、または、その変形例で
は、通常の撮影と異なる画角、または、距離の撮影とし
て近接撮影を適用したがこれに限らず、他の撮影のため
の撮影アダプタにも適用可能であることはもちろんであ
る。
【0068】(付記)上述の実施の形態に基づいて、次
のような構成の撮影用アダプタが得られる。すなわち、 1.通常撮影状態よりも撮影距離が短い近接撮影が可能
なカメラに装着可能な撮影用アダプタにおいて、上記カ
メラに装着可能な取り付け部材と、上記取り付け部材に
取り付けられ、上記近接撮影状態での撮影範囲と撮影距
離とを被写体側で示す撮影範囲・距離指示部材と、上記
取り付け部材に取り付けられ、上記近接撮影状態に撮影
レンズがセットされていることを検知する撮影レンズ状
態検知部材と、を具備しており、上記撮影レンズ状態検
知部材で、上記近接撮影状態に撮影レンズがセットされ
たことが検知されたとき、上記取り付け部材のカメラへ
の装着が許容されることを特徴とする撮影用アダプタ。
【0069】2.上記撮影範囲・距離指示部材は、上記
取り付け部材に対して折り畳み可能な状態で取り付けら
れていることを特徴とする付記1の記載の撮影用アダプ
タ。
【0070】3.上記撮影レンズ状態検知部材は、上記
取り付け部材に対して折り畳み可能な状態で取り付けら
れていることを特徴とする付記1記載の撮影用アダプ
タ。
【0071】4.上記撮影範囲・距離指示部材と、上記
撮影レンズ状態検知部材の少なくとも一つが上記取り付
け部材に折り畳まれている状態では、カメラに装着不可
能であることを特徴とする付記3記載の撮影用アダプ
タ。
【0072】5.上記撮影範囲・距離指示部材が機能す
る状態にあることをファインダを介して観察可能にする
表示部材を持つことを特徴とする付記1記載の撮影用ア
ダプタ。
【0073】6.上記表示部材は、上記取り付け部材に
対して折り畳み可能な状態で取り付けられていることを
特徴とする付記5記載の撮影用アダプタ。
【0074】7.それぞれ上記取り付け部材に折り畳み
可能な状態で取り付けらる部材である上記撮影範囲・距
離指示部材と、上記表示部材と、上記撮影レンズ状態検
知部材の少なくとも一つが上記取り付け部材に折り畳ま
れているときは、カメラに装着不可能であることを特徴
とする付記6記載の撮影用アダプタ。
【0075】8.通常撮影より撮影距離の短い近接撮影
が可能なカメラに装着する撮影用アダプタにおいて、上
記カメラに装着可能な取り付け部材と、上記取り付け部
材に折り畳み可能な状態で取り付けられ、近接撮影状態
の撮影範囲と撮影距離とを被写体側で示す撮影範囲・距
離指示部材と、上記取り付け部材に折り畳み可能な状態
で取り付けられ、上記撮影範囲・距離指示部材が取り付
けられていることをファインダを介して観察可能にする
表示部材と、を具備しており、上記撮影範囲・距離指示
部材と上記表示部材の少なくとも一方が上記取り付け部
に折り畳まれているときは、カメラに装着不可能である
ことを特徴とする撮影用アダプタ。
【0076】9.通常撮影より撮影距離の短い近接撮影
が可能なカメラに装着する撮影用アダプタにおいて、上
記カメラに装着可能な取り付け部材と、上記取り付け部
材に折り畳み可能な状態で取り付けられ、近接撮影状態
に対応るようにファインダの視差を補正する視差補正部
材と、を具備することを特徴とする撮影用アダプタ。
【0077】10.上記視差補正部材が折り畳まれてい
るときは、カメラに装着不可能であることを特徴とする
付記9記載の撮影用アダプタ。
【0078】11.通常撮影より撮影距離の短い近接撮
影が可能であり、さらに、ストロボ発光部を内蔵するカ
メラに装着可能な撮影用アダプタにおいて、上記カメラ
に装着可能な取り付け部材と、上記取り付け材に折り畳
み可能な状態で取り付けられ、近接撮影範囲を均一に照
明するためにストロボ発光部の照射範囲を補正するスト
ロボ光補正部材と、とを具備することを特徴とする撮影
用アダプタ。
【0079】12.さらに、近接撮影状態に撮影レンズ
がセットされたことを検知する撮影レンズ状態検知部材
を有し、上記近接撮影状態に撮影レンズがセットされた
ことを上記撮影レンズ状態検知部材で検出された状態で
上記カメラに装着可能であることを特徴とする付記11
記載の撮影用アダプタ。
【0080】13.さらに、上記取り付け部材に折り畳
み可能な状態で取り付けられ、近接撮影状態の撮影範囲
と撮影距離とを被写体側で示す撮影範囲・距離指示部材
を有することを特徴とする付記11記載の撮影用アダプ
タ。
【0081】14.さらに、上記取り付け部材に折り畳
み可能な状態で取り付けられ、上記ストロボ光補正部材
が上記カメラに取り付けられていることをファインダを
介して観察可能にする表示部材を有することを特徴とす
る付記11記載の撮影用アダプタ。
【0082】15. さらに、上記取り付け部に折り畳
み可能な状態で取り付けられ、ファインダの視差を補正
する視差補正部材を有することを特徴とする付記11記
載の撮影用アダプタ。
【0083】16. さらに、上記取り付け部に折り畳
み可能な状態で取り付けられ、撮影レンズが近接撮影状
態にセットされたことを検知する撮影レンズ状態検知部
材と、上記取り付け部材に折り畳み可能な状態で取り付
けられ、近接撮影状態の撮影範囲と撮影距離とを被写体
側で示す撮影範囲・距離指示部材と、上記取り付け部に
折り畳み可能な状態で取り付けられ、上記ストロボ光補
正部材、および/または、撮影範囲・距離指示部材が上
記カメラに取り付けられていることをファインダを介し
て観察可能にする表示部材と、上記取り付け部に折り畳
み可能な状態で取り付けられ、ファインダの視差を補正
する視差補正部材と、を具備しており、上記ストロボ光
補正部材を含む各部材のうち少なくとも一つが上記取り
付け部材に折り畳まれていない状態では、カメラに取り
付け不可能であることを特徴とする付記11記載の撮影
用アダプタ。
【0084】17. 上記ストロボ光補正部材は、拡散
板、または、濃度フィルタ、または、濃度一定の多数の
ドットを配置した透明な板であることを特徴とする付記
11記載の撮影用アダプタ。
【0085】18.上記ストロボ光補正部材は、上記ス
トロボ光補正部材上の位置により異なる偏角をもつマイ
クロプリズムであるとを特徴とする付記11記載の撮影
用アダプタ。
【0086】19.上記ストロボ光補正部材は、ストロ
ボ光の撮影範囲外へ照射される光線を反射する反射板で
あることを特徴とする付記11記載の撮影用アダプタ。
【0087】20.上記ストロボ光補正部材は、拡散板
と、偏角マイクロプリズムと、透過光量制御素子と、反
射板とのうち少なくとも異種、または、同種のもの2つ
以上を組み合わせたものであることを特徴とする付記1
1記載の撮影用アダプタ。
【0088】21.通常撮影より撮影距離の短い少なく
とも2種類以上の近接撮影が可能であり、ストロボ発光
部を有するカメラに装着される撮影用アダプタにおい
て、近接撮影範囲を均一に照明するためにストロボ発光
部の照射範囲を補正するストロボ光補正部材と、撮影レ
ンズが近接撮影状態にセットされたことを検知する撮影
レンズ状態検知部材と、近接撮影状態の撮影範囲と撮影
距離とを被写体側で示す撮影範囲・距離指示部材と、上
記ストロボ光補正部材、および/または、上記撮影範囲
・距離指示部材が上記カメラに取り付けられていること
をファインダを介して観察可能にする表示部材と、ファ
インダの視差を補正する視差補正部材とを具備してお
り、上記各部材のうち1つ、または、複数の部材が異な
る近接撮影状態に対応して交換可能なことを特徴とする
撮影用アダプタ。
【0089】
【発明の効果】上述のように本発明の請求項1記載の撮
影用アダプタによると、撮影レンズ状態検知部材により
設定された撮影条件に対応するする状態に撮影レンズが
セットされたことが検知されたとき、上記取り付け部材
のカメラへの装着が許容されるので、上記撮影レンズが
上記設定された撮影条件に対応していない状態では取り
付け部材がカメラに取り付けることができず、上記撮影
条件に基づく撮影ができないような状態で撮影を行おう
とする動作が避けられる。
【0090】本発明の請求項2記載の撮影用アダプタに
よると、請求項1記載の撮影アダプタの効果に加えて、
さらに、特に近接撮影の撮影条件に基づく撮影ができな
いような状態で撮影を行おうとする動作が避けられる。
【0091】本発明の請求項3記載の撮影用アダプタに
よると、撮影範囲・距離指示部材と表示部材のうち少な
くとも一方が折り畳み位置にある状態ではこの撮影アダ
プタをカメラに装着することができず、準備不完全の状
態のまま撮影を行おうとする動作が避けられる。
【0092】本発明の請求項4記載の撮影用アダプタに
よると、近接撮影でのストロボ撮影を行う場合に装着さ
れ、ストロボ光補正部材により適正なストロボ照射が可
能となり、さらに、ストロボ光補正部材を収納状態では
折り畳んで収納することができ、携帯に都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す収納状態での
撮影アダプタとカメラの未装着状態での斜視図。
【図2】図1の撮影アダプタとカメラを装着した状態で
の斜視図。
【図3】図1の撮影アダプタの収納状態での平面図。
【図4】図1に撮影アダプタに適用される補助板のスト
ロボ光補正板とストロボ発光部周りの横断面図。
【図5】収納状態の図1の撮影アダプタがカメラに装着
できない状態を示す縦断面図。
【図6】図1の撮影アダプタをカメラに装着した状態を
示す縦断面図。
【図7】本発明の第2の実施の形態である撮影アダプタ
をカメラに装着した状態の斜視図。
【図8】図7の撮影アダプタの収納状態を連動板側から
みた斜視図。
【図9】図7の撮影アダプタの収納状態での平面図。
【図10】図1,7の撮影アダプタにおけるストロボ光
補正板の第1の変形例の横断面図。
【図11】図1,7の撮影アダプタにおけるストロボ光
補正板の第2の変形例の斜視図。。
【図12】図1,7の撮影アダプタにおけるストロボ光
補正板の第3の変形例の斜視図。
【図13】図1,7の撮影アダプタにおけるストロボ光
補正板の第4の変形例の斜視図。
【図14】図13のストロボ光補正板の横断面図。
【図15】図1,7の撮影アダプタにおけるストロボ光
補正板の第5の変形例の補正板周りのストロボ照射状態
を示す横断面図。
【図16】図15のストロボ補正板の拡大正面図
【図17】図1,7の撮影アダプタにおけるストロボ光
補正板の第6の変形例の拡大正面図。
【図18】図1,7の撮影アダプタに適用された補助板
のファインダ窓覆い部の第1の変形例の覆い部周りの正
面図。
【図19】図1,7の撮影アダプタに適用された補助板
のファインダ窓覆い部の第3の変形例であるファインダ
光補正窓部周りの正面図。
【図20】図19のファインダ光補正窓部のファインダ
光屈折状態を示す斜視図。
【図21】図1,7の撮影アダプタに適用された補助板
の変形例の交換式補助板の分解斜視図。
【図22】図1,7の撮影アダプタに適用された撮影範
囲・距離指示枠の変形例の斜視図。
【符号の説明】
11,11A,81……台板(取り付け部材) 11c,15d ……距離ツマミ干渉突起部(撮影レ
ンズ状態検知部材) 14,14A,82……撮影範囲・距離指示枠(撮影範
囲・距離指示部材) 15a,61,73……ファインダ窓覆い部(表示手
段) 16,31,35,41,51,55,74……ストロ
ボ光補正板(ストロボ光補正部材) 46 ……反射板(ストロボ光補正部材) 65 ……ファインダ光補正窓部(表示手段) 72c……切り欠き部(撮影レンズ状態検知部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影範囲、および/または、撮影距離に
    関する撮影条件が設定可能なカメラに装着可能な撮影用
    アダプタにおいて、 上記カメラに装着可能な取り付け部材と、 上記取り付け部材に対して収納状態の折り畳み位置と使
    用状態の起立位置とに移動可能な状態で取り付けられ、
    上記カメラにて設定された撮影条件での撮影範囲と撮影
    距離とを被写体側で指示する撮影範囲・距離指示部材
    と、 上記取り付け部材に設けられ、上記設定された撮影条件
    に対応する状態に撮影レンズがセットされていることを
    検知して、上記取り付け部材のカメラへの装着を許容す
    る撮影レンズ状態検知部材と、 を具備することを特徴とする撮影用アダプタ。
  2. 【請求項2】 上記カメラにて設定される撮影条件は、
    通常撮影より撮影距離の短い近接撮影が可能な撮影条件
    であることを特徴とする請求項1記載の撮影用アダプ
    タ。
  3. 【請求項3】 通常撮影より撮影距離の短い近接撮影が
    可能なカメラに装着可能な撮影用アダプタにおいて、 上記カメラに装着可能な取り付け部材と、 上記取り付け部材に対して収納状態の折り畳み位置と使
    用状態の起立位置とに移動可能な状態で取り付けられ、
    近接撮影状態での撮影範囲と撮影距離とを被写体側で指
    示する撮影範囲・距離指示部材と、 上記取り付け部材に対して収納状態の折り畳み位置と使
    用状態の起立位置とに移動可能な状態で取り付けられ、
    上記撮影範囲・距離指示部材がセットされていることを
    ファインダを介して観察可能にする表示手段と、 を具備しており、上記撮影範囲・距離指示部材と上記表
    示部材のうち少なくとも一方が折り畳み位置にある状態
    では、上記取り付け部材がカメラに装着不可能であるこ
    とを特徴とする撮影用アダプタ。
  4. 【請求項4】 通常撮影および通常撮影より撮影距離の
    短い近接撮影が可能でストロボ発光部を有するカメラに
    装着可能な撮影用アダプタにおいて、 上記カメラに装着可能な取り付け部材と、 上記取り付け部材に対して収納状態の折り畳み位置と使
    用状態の起立位置とに移動可能な状態で取り付けられ、
    近接撮影状態での撮影範囲を均一に適正な光量で照明す
    るためにストロボの照射範囲、および/または、ストロ
    ボ光量を補正するストロボ光補正部材と、 を具備することを特徴とする撮影用アダプタ。
JP10052358A 1998-03-04 1998-03-04 撮影用アダプタ Withdrawn JPH11249232A (ja)

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JP10052358A JPH11249232A (ja) 1998-03-04 1998-03-04 撮影用アダプタ
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