JPH03210547A - データ写し込み装置 - Google Patents

データ写し込み装置

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JPH03210547A
JPH03210547A JP672690A JP672690A JPH03210547A JP H03210547 A JPH03210547 A JP H03210547A JP 672690 A JP672690 A JP 672690A JP 672690 A JP672690 A JP 672690A JP H03210547 A JPH03210547 A JP H03210547A
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camera
lens
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light source
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JP672690A
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English (en)
Inventor
Koji Kato
孝二 加藤
Shunji Matsutani
松谷 俊司
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カメラにおけるデータ写し込み装置、詳しく
はデータ写し込み光学系をコンパクトに構成することに
より、カメラを薄型化し得るデータ写し込み装置に関す
るものである。
[従来の技術] カメラにおけるデータ写し込み装置として、現在広く使
用されているものとしては、第11図に示す如く、カメ
ラの裏蓋101内にデータ写し込み装置を配設し、フィ
ルム102の背面がわより、文字等のデータをフィルム
に写し込むようにしたものが多い。
即ち、裏蓋101内にフィルム押え用圧板103の背面
がわに電気回路基板104を配置し、同基板104上に
データ写し込み用光源ランプ105゜反射ミラー106
およびLCDからなる液晶表示体107をそれぞれ配設
し、データ写し込み時には上記光源ランプ105の発光
を上記反射ミラー106によって直角に前方に向けて反
射させ、液晶表示体107上にネガ表示された文字等の
データを透過させて上記圧板103に穿設された開孔1
03aを通してフィルム102の背面がわよりデータを
フィルムに写し込むように構成されているものである。
また、上記液晶表示体107は、液晶面107aの両側
をガラス板107bで挾み、同ガラス板107bの両側
に偏光板107Cを配設して構成されている。
また、上述のようにフィルムの背面がわからデータを写
し込むようにしたものに対し、フィルムの前面かわから
データを写し込むようにしたデータ写し込み装置も、従
来実公昭51−249号公報により知られており、更に
カメラの背面にデータ写し込み装置を装着し、結像光学
系によってカメラ外からデータをカメラ内に導入し、フ
ィルムの背面がわより上記データを写し込むようにして
カメラ本体の薄型化を図ったデータ写し込み装置も、実
公昭51−16285号公報により知られている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記第11図に示した従来のデータ写し込み
装置のように、裏蓋内に写し込み装置を配置すると、第
13図に示すように同一基板104上に、時計機構およ
びLCDドライバ108.外部データ表示用液晶109
.データ設定および変更用操作スイッチ110、それに
上記光源ランプ105および液晶表示体107等の各機
能を持たせることができて、システム上も非常にメリッ
トがあるが、データ写し込み装置を持たないカメラに較
べて裏蓋の厚味か厚くなり、カメラの携帯性が悪くなる
。また、データ写し込み用光源ランプ105が第12図
(A)に示すように、データ文字を形成する液晶表示体
107に近いと文字の線幅が広がってしまうので、液晶
表示体107を通過する光線を平行光に近くする必要が
あり、従って、第12図(B)示す如く、液晶表示体1
07と光源ランプ105の間を離さなければならず基板
のコンパクト化の妨げとなっている。
一方、上記実公昭51−249号公報に示されているよ
うなフィルムの前面より写し込むデータ写し込み装置に
すると、カメラの厚味はデータ写し込み装置を持たない
カメラと全く同じとなり、カメラの厚さの増加はない。
しかし、写し込み時の光量を考えると、上記第11図の
従来例の装置と同等の光量を得るためには、第14図(
A)に示すように光源ランプ115の光を、ただ液晶表
示体117の文字を形成するスリットを通すだけでは得
られず、第14図(B)に示す如く、写し込み用レンズ
(対物レンズ)111を必要とし、しかも、このレンズ
111は同レンズと液晶表示体117とを離すと大きな
レンズが必要となる。この対物レンズ111が大きくな
ると、カメラのコンパクト化の妨げとなる。
そこで、第14図(C)に示すように対物レンズ111
を小さくすると、周辺光量か低下しデータ文字の明るさ
のムラとなる。このムラを防ぐためには第14図(D)
に示す如く、光源ランプ115の光を拡散板113を液
晶表示体117の近傍に配設して、表示体117の透過
光を同表示体117の近辺で拡散させればよい。しかし
、このように光を拡散させると全体の光量が低下するた
め、今度は高輝度の光源ランプ115を用いなければな
らなくなり、高輝度の光源ランプ115を使用すれば、
消費電流が増え電池寿命が短くなる。また、光源ランプ
の容量を大きくせずに、発光時間を延長する方法もある
が、発光時間の延長は、消費電流が増加するばかりでな
く、露光とフィルム巻上げのタイミング等のカメラ動作
シーケンスに悪影響を及ぼすことになる。更に、システ
ムとして考えたときには、上記第11図に示した従来例
のようにデータ写し込みに関する諸機能を同一基板上(
第13図参照)に持つのが有利であるが、この実公昭5
1−249号公報記載のデータ写し込み装置のように配
置すると、第16図に示すようにカメラボディ114の
前面側方寄りの位置にデータ表示窓116および設定操
作釦118が配設されることになり、カメラを持つ指が
かかると見えなくなって使い勝手が悪くなるばかりでな
く、第15図に示す如く、カメラの撮影レンズ121の
レンズ光軸の一側方寄りに配設されたフィルムパトロー
ネ119の収納室(あるいはスプール室)120の前面
がわに、上記のように構成した基板104が配設される
ことになるため、カメラボディ114はカメラ前方への
厚味Aが増すことになってしまう。
また、最近増加しているズームレンズ内蔵カメラへの対
応を考えると、第17図に示すようにレンズ保持枠12
2に支持されたズームレンズ123を光軸方向へ移動さ
せるカム筒124および同カム筒124を動作させるズ
ーム操作筒125等のズーミング駆動部材に、データ光
を透過させるために大きく切り欠いた切欠部124a、
125aを穿設しなければならず、鏡筒の強度、精度に
悪影響を及ぼす結果となる。
他方、上記実公昭51−16285号公報記載のデータ
写し込み装置のように、対物レンズを用いた場合にも裏
蓋がわに光学系を持てば、裏蓋の厚味が増加する。即ち
、光学系だけを見ても第19図に示すように、光源ラン
プ126の光をコンデンサレンズ127を透過させ、ミ
ラー128で直角に光路を曲げて対物レンズ129に導
いており、上記コンデンサレンズ127は対物レンズ1
29に集光するような焦点距離の円筒(シリンドリカル
)レンズを使用しているので、長手方向には集光効果は
ない。また、同一照明系においては第18図(A) 、
 (B)に示す如く、データをフィルムに写し込む際、
対物レンズ129は角度αが大きい方が明るく、対物レ
ンズ129を小さくすることは、そのままデータ写し込
みの露光量の低下となってしまう。
従って、本発明の目的は、上記従来のデータ写し込み装
置の欠点を除去し、現在多く使用されている前記裏蓋内
に配設したデータ写し込み装置のシステム対応性、露光
の低消費電流等の利点を損うことなく、カメラの薄型化
を行うと共に、コンパクトな光学系とすることでズーム
レンズ内蔵カメラにも充分組み込めるデータ写し込み装
置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によるデータ写し込み装置は、第1図の概念図に
示すように、 カメラ本体の上部に配置された回路基板1と、この回路
基板上に配設されたデータ写し込み用光源2と、上記回
路基板に配設され、日付等のデータを表示する透過型の
液晶表示体5と、この表示体とフィルム9の感光面が共
役関係になるように傾斜して配置された結像光学系6と
、上記表示体5を透過した上記光源2からの光が上記結
像光学系6上に結像するように、上記光源と表示体との
間に配設されたコンデンサレンズ4と、上記結像光学系
6とフィルム9の感光面との間に配置されていて、上記
光源2表示体、コンデンサレンズおよび結像光学系によ
り形成されるデータ写し込み光の光軸を、フィルム面に
導く反射部材7とを具備しており、上記反射部材7を撮
影光束を阻害しないように配置したことを特徴とするも
のである。
なお、光源2の光は反射ミラー3によって反射されて上
記コンデンサレンズ4に入射するようになっており、液
晶表示体5は導電ゴムコネクタ10を介して回路基板1
に取り付けられている。
また符号8は撮影レンズを示す。
[作 用] このように構成された本発明によるデータ写し込み装置
においては、データ表示用液晶、データ写し込み用液晶
、データ設定用操作部材9時計機構等を一枚の回路基板
1上に配設すると共に、この基板を表示が見易く、かつ
操作しやすいようにカメラボディ上部に配置し、また光
源2とデータ写し込み用の液晶表示体5の間にコンデン
サレンズ4を配置することにより、光源2と液晶表示体
5との間の距離を短くし、基板1を小さくすると共に、
コンデンサレンズ4の集光作用によって対物レンズから
なる結像光学系6の小さいコンパクトな光学系とする。
また、データ写し込み用の液晶表示体5のデータ面とフ
ィルム9の感光面とは約90°の角度をもって配設され
るので、フィルム9の感光面上の所定の位置にデータを
写し込むために、ミラーからなる反射部材7を用い、更
に正しく結像するために結像光学系6は、フィルム9.
液晶表示体5と共範となる位置関係に配置する。
そして、上記コンデンサレンズ4の作用は、コンデンサ
レンズ4の無いときに光量のロスなく写し込むためには
、前記第14図(A) 、 (B)で説明したように大
径の対物レンズ111が必要である。
しかし、本発明のようにコンデンサレンズ4を用いると
、第2図に示す如く有効光が結像光学系6の対物レンズ
上に集光されるため、対物レンズは小さくても光量のロ
スが生じない。また、光源2と液晶表示体5の間を短く
しても、第3図(B)に示すようにコンデンサレンズ4
があるので、第3図(A)に示すように、対物レンズ6
を大きくすることもなく、コンパクトに配置可能となる
。また対物レンズ6が小さくても良いということは、反
射部材7も小さくてよいことを意味する。更に対物レン
ズ6、反射部材7を傾けて配置し、共範な位置関係とす
ることで光学系をフィルム9がわに近付けて配置できる
[実 施 例] 以下、図示の各実施例により本発明を説明する。
第4図は、本発明の第1実施例を示すデータ写し込み装
置の要部縦断面図である。この第1実施例のデータ写し
込み装置および後述する第2.第3実施例のデータ写し
込み装置における各構成部材およびその配置は、上記第
1図の本発明の詳細な説明したデータ写し込み装置と全
く同様であるので、以下の説明においては、同じ構成部
材には同一の符号を付し、その構成および配置の説明は
省略する。
なお、以下に述べる各実施例においては、第5図(^)
 、 (B) 、 (C)に示すように、電気回路基板
1上に外部データ表示用液晶111時計・液晶ドライバ
I C12,データ切換操作用スイッチ13.そして上
記反射ミラー3.ランプ光源2.コンデンサレンズ4お
よび導電ゴムコネクタ10を介して取り付けられたデー
タ写し込み用液晶表示体5の各構成部材を一部めにして
ユニット化したものが用いられている。
このように各構成部材を回路基板1と共にユニット化し
たものを、第4図に示すようにカメラボディ14内の上
部に外装上壁面14aに沿って配設される。
また、この第1実施例は本発明のデータ写し込み装置を
周知のコンパクトカメラに組み込んだものであって、撮
影レンズ8を透過した被写体光はフィルム9にピント調
節されて結像されるようになっており、フィルム9は裏
蓋15に板バネによって取り付けられた圧板16により
、その背面を押圧され、平面精度が出されて所定の位置
に配設されている。また、カメラボディ14内の上部前
面がわにはストロボユニット17およびAFユニット1
8がそれぞれ配設されている。
上記のように組み込まれたデータ写し込み装置において
は、ランプ光源2の光は、基板1に沿って後方に向けて
照射せられ、反射ミラー3で下方に向けて反射されて、
コンデンサレンズ4を通ってデータ写し込み用液晶表示
体5を透過する。上記コンデンサレンズ4はランプ光源
2のフィラメントを対物レンズ6の位置に結像するよう
に設定されており、また、上記液晶表示体5.対物レン
ズ6、フィルム9は、全反射ミラー7に対して共範な位
置関係にあるので、液晶表示体5のデータ写し込み文字
はフィルム9の感光面に鮮明なデータ像を結像する。そ
して、反射部材である上記全反射ミラー7は、撮影光束
19をケラないようにカメラボディ14内の暗箱14b
の上部の一部を切り欠いた開口14cを通じてデータ光
をフィルム面に向けて反射するように配設されている。
上述のように組み込まれて所望のデータを写し込む上記
第1実施例のデータ写し込み装置によれば、上記外部デ
ータ表示用液晶11.データ切換操作用スイッチ13(
第5図参照)が基板1上のランプ光源2と同じ側に配設
されるので、第6図に示す如く、カメラ20の上面20
aに上記外部データ表示用液晶11の表示窓11gおよ
びデータ切換操作用スイッチ13のスイッチ釦13aを
それぞれ配設することができ、非常に見易く操作し易い
ものとなり、カメラ保持の手指によって表示窓11aが
覆われるようなこともない。また、コンデンサレンズ4
を用いているので、液晶表示体5とランプ光源2との距
離を短くすることができ(第3図(B)参照)、第5図
(A)に示す如く、基板1の、光軸に沿う前後方向の寸
法gを小さくでき、基板1がコンパクトに形成できるた
め、カメラボディ14内の上部に配設してもカメラ全体
の厚味が増加することはない。
更に、この配置によれば、データ写し込み光学系は、カ
メラボディ14内の後方に配設され、カメラボディ14
内の前方は上部に薄い基板部が配置されるだけなので、
ストロボユニット17.AFユニット18等は従来通り
の配置とすることができ、データ写し込み装置を組み込
むことによる支障は生じない。
第7図は、本発明の第2実施例を示したものである。こ
の第2実施例はズームレンズ付の周知のカメラに本発明
のデータ写し込み装置を組み込んだものである。ズーム
レンズ21a、21bにズーム動作をさせるためのレン
ズ移動機構は、通常ズーム用レンズ21a、21bをそ
れぞれ支持した保持部材22a、22bを、カム溝孔と
駆動ピンあるいはへりコイドネジによって光軸方向に移
動させる機構が用いられているが、本実施例においては
カム溝孔の穿設された回転カム筒23を固定筒24に対
して回動させる、カム溝孔とピンによるレンズ移動機構
が採用されているズームレンズについて説明する。
上記回転カム筒23はズームレンズ21aの保持部材2
2aに固植された駆動ピン25aおよびズームレンズ2
1bの保持部材22bに固植された駆動ピン26aがそ
れぞれ挿入されるカム溝孔23a、23bを有する筒体
(第8図(A)参照)で形成されており、上記固定筒2
4はカメラボディ14の不動部材に固定されていて、上
記駆動ピン25a、26aが挿通される、光軸方向の直
進溝24a、24b (第8図(B)参照)の穿設され
た筒体で形成されている。そして、この固定筒24の外
周に上記回転カム筒23が回転自在に嵌合しており、上
記保持部材22a、22bの駆動ピン25g、26aが
上記直進溝24a、24bを、それぞれ挿通した後、回
転カム筒23のカム溝孔23g、23bにそれぞれ挿入
されている。上記回転カム筒23は図示されないズーム
操作環によりズーミング時に回転するようになっていて
、同カム筒23の回転により望遠(Tele)ズームの
場合には、上記カム溝孔23a、23bにより駆動ピン
258.26aが前方に移動し、ズームレンズ21a、
21bを実線で示す望遠位置に繰り出す。また広角(W
ide)ズームの場合には、上記カム溝孔23g、23
bによって駆動ピン25a。
26aが後方に向けて移動し、ズームレンズ21a。
21bを点線で示す広角位置に繰り込むようになってい
る。
このようにズームレンズ機構を有するズームレンズ付カ
メラに、本発明のデータ写し込み装置は上記第1実施例
と同様に組み込まれるのであるが、この場合、回転する
カム筒23および固定筒24を通してデータの写し込み
をしなければならない。
この場合、前記第17図の従来例でも説明したように、
カメラボディ14内における斜前方よりフィルム9にデ
ータの写し込みを行うには、データ光を透過させるため
に回転カム筒23および固定筒24に切り欠かれる切欠
開口23C,24c(第8図(A) 、 (B)参照)
が非常に大きなものとなってしまう。
しかし、本発明のデータ写し込み装置のような配置にす
れば、第7図の第2実施例に示すように回転カム筒23
.固定筒24を通過するデータ光は、両筒23,24の
中心軸線、即ちレンズ光軸0に対して略垂直となるので
上記切欠開口23C124cの光軸方向の幅d(第8図
参照)は略データ光束の幅だけ有れば良いことになる。
一方、コンデンサレンズ4の集光効果により対物レンズ
6、反射ミラー7は非常に小さく形成されているので、
その付近の光線高も当然小さくなっている(第3図(B
)参照)。よって、切欠開口23C,24cの幅dも狭
くなり、回転カム筒23、固定筒24の精度1強度に悪
影響を及ぼすことなく、上記第1実施例と同様にカメラ
の薄型化が実行できる。
また、対物レンズ6、反射部材であるミラー7は第7図
に示す如(、Te1eズ一ム時およびWideズーム時
の撮影光線27.28をケラないと同時にWideズー
ム時での鏡筒部品と干渉しない位置に配置しなければな
らないが、本実施例によれば、第7図に示すように小さ
く形成された反射ミラー7を切欠開口23c、24C内
に位置するように配設できるため、撮影光線27.28
をケルこともなく、鏡筒部品とも干渉しない。
なお、上記第2実施例は、カム溝孔と駆動ビンによる回
転カム筒を用いるズーム機構について説明したが、これ
はへりコイドネジを用いたズーム機構であっても、全く
同様に本発明を適用できることは勿論である。
第9図は、本発明の第3実施例を示したものであって、
この第3実施例は沈胴式のカメラに本発明のデータ写し
込み装置を組み込んだ場合である。
従来からカメラの薄型化を行う方法として携帯時に鏡胴
をカメラボディ内に沈胴させる手段がよく採られる。こ
の沈胴式を採用したカメラにデータ写し込み装置を組み
込んだ場合には、沈胴してくる鏡胴とデータ写し込み光
学系とが干渉しないことが必要不可欠の条件となる。
通常、この沈胴式のカメラは、第10図に示す如く、撮
影レンズ29を保持したレンズ鏡胴30を、カメラボデ
ィ31内に配設した送りネジ32によって移動させるよ
うになっている。従って、沈胴量を多くすればカメラの
厚味は薄くなって行くが、レンズ鏡胴30の後端部はフ
ィルム9の前面に近くなっていく。このように構成され
た沈胴式カメラに、ランプ光源33.データ写し込み用
液晶表示体34.対物レンズ35等で構成されたデータ
写し込み装置を配設し、フィルム面の斜め前方からデー
タを写し込むようにした場合には、レンズ鏡胴30の後
端部を大きく切り欠いてデータ光束を通過させる切欠開
口30aを形成すれば、レンズ鏡胴30を大きく沈胴さ
せることはできる。
しかし、このように大きな切欠開口30aを有するレン
ズ鏡胴30を繰り出したときには、上記切欠開口30a
がカメラボディ31の前部に位置するので、この切欠開
口30aから外来光がカメラボディ31内に入射し、光
漏れを起してしまう。
この点、本発明のデータ写し込み装置によれば、このよ
うな沈胴式カメラの欠点は生じない。
即ち、第9図に示す本発明の第3実施例のように沈胴式
カメラにデータ写し込み装置を組み込めば、該装置の構
成部材の配置は第9図に示すようになり、コンデンサレ
ンズ4の効果による小さな対物レンズ6、反射ミラー7
のデータ写し込み光学系がフィルム9の感光面に近い位
置にコンパクトに配置される。
従って、本実施例によれば撮影レンズ鏡胴30の後端部
に切欠開口を設ける必要がなく、また、回路基板1が前
述のように、コンデンサレンズ4によって寸法g (第
5図参照)の小さな基板となること\相俟ってデータ写
し込み装置を組み込んでも光漏れを生じない沈胴量の大
きな薄型の沈胴式カメラを提供できる。
[発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、コンデンサレンズを
用いることにより、データ写し込み用液晶表示体とラン
プ光源の距離を短くすることができるので、これによっ
て回路基板を小さく形成でき、同基板上に構成部品を配
置することで写し込み装置自体をコンパクトにすること
ができる。
また、ランプ光源と液晶表示体との距離を短くすること
は、写し込む文字を透過する光量も増加するため、従来
のものと同じ容量のランプ光源を使用すれば、写し込み
露光時間を短くすることができ、消費電流も減ることに
なる。
また、前記外部データ表示用液晶を大型化してコマ数、
その他の表示を同時に行うことも可能である。
このように本発明のデータ写し込み装置は、従来からの
レイアウト、操作性を損うことなく、データ写し込み装
置を持たないカメラに組み込んでも同カメラの厚味は組
み込み前のカメラと全く同じ厚さで、しかも、大変効率
の良い動作を行わせることができる、データ写し込み装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるデータ写し込み装置の概念図、 第2図および第3図(A) 、 (B)は、上記データ
写し込み装置におけるコンデンサレンズの作用を説明す
るための光学系線図、 第4図は、本発明の第1実施例を示すデータ写し込み装
置のコンパクトカメラに組み込んだ断面図、 第5図(A) 、 (B) 、 (C)は、データ写し
込み装置のユニット化された回路基板を示した図であっ
て、第5図(A)は回路基板ユニットの平面図、第5図
(B)は第5図(A)のX−X線に沿う断面図、第5図
(C)は第5図(A)のY−Y線に沿う断面図、第6図
は、上記第1実施例のデータ写し込み装置の組み込まれ
たコンパクトカメラの斜視図、第7図は、本発明の第2
実施例を示すデータ写し込み装置の、ズームレンズ付カ
メラに組み込んだ断面図、 第8図(A) 、 (B)は、上記第7図のズームレン
ズ付カメラにおける回転カム筒と固定筒の斜視図、第9
図は、本発明の第3実施例を示すデータ写し込み装置の
、沈胴式カメラに組み込んだ断面図、第10図は、沈胴
式カメラに従来のデータ写し込み装置を組み込んだ断面
図、 第11図は、フィルムの背面がわからデータを写し込む
従来のデータ写し込み装置の断面図、第12図(A) 
、 (B)は、データ写し込み用ランプ光源とデータ写
し込み用液晶表示体との関係を示す光学線図、 第13図は、従来のデータ写し込み装置における回路基
板と同基板上に配設された構成部品の平面図、 第14図(A)〜(D)は、データ写し込み光学系の各
側をそれぞれ示す光学線図、 第15図は、カメラボディ内の前面がわに従来のデータ
写し込み装置を配設した場合の要部断面図、 第16図は、上記第15図のデータ写し込み装置の組み
込まれたカメラの斜視図、 第17図は、ズームレンズ付カメラに従来のデータ写し
込み装置を組み込んだ場合の要部断面図、第18図(A
) 、 (B)は、データ写し込み光学系に対物レンズ
を用いたときの各光学線図、第19図は、コンデンサレ
ンズを用いた従来のデータ写し込み光学系を示す光学線
図である。 1・・・・・・・・・回路基板 2・・・・・・・・・データ写し込み用光源4・・・・
・・・・・コンデンサレンズ5・・・・・・・・・液晶
表示体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カメラ本体の上部に配置された回路基板と、この
    回路基板上に配設されたデータ写し込み用光源と、 上記回路基板に配設され、日付等のデータを表示する透
    過型の表示体と、 この表示体とフィルム面が共役関係になるように傾斜し
    て配置された結像光学系と、 上記表示体を透過した上記光源からの光が上記結像光学
    系上に結像するように、上記光源と表示体との間に配設
    されたコンデンサレンズと、上記結像光学系とフィルム
    面との間に配置されていて、上記光源、表示体、コンデ
    ンサレンズおよび結像光学系により形成されるデータ写
    し込み光の光軸を、フィルム面に導く反射部材と、を具
    備しており、上記反射部材を撮影光束を阻害しないよう
    に配置したことを特徴とするデータ写し込み装置。
JP672690A 1990-01-16 1990-01-16 データ写し込み装置 Pending JPH03210547A (ja)

Priority Applications (2)

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JP672690A JPH03210547A (ja) 1990-01-16 1990-01-16 データ写し込み装置
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