JPH11248929A - カラーフィルター及びプラズマディスプレイ装置 - Google Patents

カラーフィルター及びプラズマディスプレイ装置

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JPH11248929A
JPH11248929A JP5507398A JP5507398A JPH11248929A JP H11248929 A JPH11248929 A JP H11248929A JP 5507398 A JP5507398 A JP 5507398A JP 5507398 A JP5507398 A JP 5507398A JP H11248929 A JPH11248929 A JP H11248929A
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JP
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color filter
plasma display
display device
transparent
film
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Application number
JP5507398A
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English (en)
Inventor
Shigeru Hirayama
茂 平山
Koichi Kumai
晃一 熊井
Toshiro Nagase
俊郎 長瀬
Kenzo Fukuyoshi
健蔵 福吉
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイ装置からの不要電磁波
輻射を有効に低減させると共に蛍光体の必要な帯域の発
光を有効に透過させる光線透過率とを併せ持ったカラー
フィルター及びそれを用いたプラズマディスプレイ装置
を提供する。 【解決手段】 ガラス基板等からなる透明基板1の片面
にブラックマトリクス5及び赤色着色画素2、緑色着色
画素3、青色着色画素4からなる着色画素10及びオー
バーコート層6及び接続用電極部7を、透明基板1の反
対面に透明導電膜20、オーバーコート層14及び接続
用電極部15を形成し、接続用電極部7と接続用電極部
15を電気的に接続して本発明のカラーフィルターを作
製する。さらに、そのカラーフィルターを使ってプラズ
マディスプレイ装置を作製し、接続用電極部7及び接続
用電極部15とプラズマディスプレイ装置の装置筺体と
を電気的に接続・接地して本発明のプラズマディスプレ
イ装置を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ及び端末デ
ィスプレイなどの表示装置に使用されるカラーフィルタ
ー及びプラズマディスプレイ装置に関し、特に不要電磁
波輻射を低減させる電磁波シールド効果を有するカラー
フィルター及びそれを用いたプラズマディスプレイ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】希ガスのプラズマ放電による紫外線を赤
色(R)、緑色(G)、青色(B)各色の蛍光体に照射
して可視光に変換してフルカラーの可視画像を得るプラ
ズマディスプレイ装置は、各セル毎に放電電流をインパ
ルス状や波連状に流して、必要なセルのみにプラズマを
発生させると言う動作原理から、液晶ディスプレイなど
に比較すると電磁波の輻射が生じ易い特性を有する。
【0003】また、プラズマディスプレイの表示色特性
やコントラストを改善するため、ディスプレイ装置前面
の透明基板にRGB各色の着色画素を設け、色分離用の
カラーフィルター機能を付加して用いられることも多い
が、この基板を通してディスプレイ装置を観察すること
から、吸収色領域以外での基本的な透明性がカラーフィ
ルターに必要とされる。
【0004】一方、ディスプレイ装置から発生する電磁
波の輻射を防止するために、ディスプレイ装置の前面に
導電性の透明シートを設置する方法や、CRTディスプ
レイのように装置前面に透明導電膜を形成する方法が一
般的に行われている。
【0005】一般に、ディスプレイ装置前面に透明導電
膜を形成して不要電磁波輻射の低減を図ることはCRT
ディスプレイでは従来から行われている方法であり、発
生する電磁波が人体や他の電子機器に対して悪影響を与
えないよう対策されてきた。
【0006】CRTディスプレイで行われている不要電
磁波輻射対策は、帯電防止対策と原理的には同一である
が、電磁波シールド用の導電膜には帯電防止用よりもは
るかに高い導電性が必要とされ、帯電防止のシート抵抗
値108 Ω/□程度に対して、105 Ω〜103 Ω/□
台の低抵抗の透明導電膜が必要とされる。
【0007】上記のような要求に対して、従来からいく
つかの提案がなされており、その中でも低コストで低表
面抵抗を実現できる方法として、例えば、特開平9−8
6967号公報に記載されているように、極微細なイン
ジウム錫酸化物(ITO)粉末をアルキルシリケートの
結合剤と共に塗布液中に分散したインクをCRT前面ガ
ラスに塗布・乾燥後焼成する方法がある。この方法によ
れば、膜厚に応じて105 〜103 Ω/□の透明導電膜
が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】CRTディスプレイが
シャドウマスクなど金属板を内蔵する構造なのに対し、
プラズマディスプレイ装置前面に金属板を設置できない
ことに加えて、プラズマディスプレイの原理からも、不
要電磁波輻射防止用の電磁波シールド材としての透明導
電膜には、CRTディスプレイのものよりも低いシート
抵抗が要求されている。
【0009】例えば、特開平9−86967号公報で
は、OA機器のディスプレイ、テレビジョンなどのCR
Tの前面ガラスに、十分に低抵抗値となるITO+シリ
ケート塗工による透明導電膜を設けた光学フィルターを
設置することで、不要電磁波輻射の低減を図っている。
しかし、一般に透明導電膜としてITO(インジウム錫
酸化物)膜を使用する場合、シート抵抗値を十分に低下
させるには、組成の最適化はもとより厚膜化が必要とな
り、透明性は低下する傾向にあり、シート抵抗値の低減
と光線透過率とを両立させることは困難であると言う問
題がある。実際、ITO薄膜を適用する方法(特開昭6
2−215202号公報、Thin Solid Film 226(1993)1
04-109参照)が提案されているが、これらで適用される
ITO薄膜の比抵抗はせいぜい2.4×10-4Ω・cm
に過ぎず、厚さ1000nmのITO薄膜(表面抵抗率
約2.4Ω/□)では23dBの電磁波シールド効果が
得られることを紹介しているが、このような厚いITO
膜ではその可視光線透過率が70%以下にまで低下し、
透明性が損なわれ易い。
【0010】つまり、プラズマディスプレイ装置からの
不要電磁波輻射を、十分低減させるに必要と予想される
数Ω/□程度のシート抵抗値となるようITO膜を形成
すると、高い光線透過率の達成は困難であるという問題
がある。
【0011】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、プラズマディスプレイ装置からの不
要電磁波輻射を有効に低減させると共に蛍光体の必要な
帯域の発光を有効に透過させる光線透過率とを併せ持っ
たカラーフィルター及びそれを用いたプラズマディスプ
レイ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を解決するために、まず請求項1においては、透明基板
(1)の片面にブラックマトリクス(5)、着色画素
(10)及びオーバーコート層(6)が、透明基板
(1)の反対面に透明導電膜(20)及びオーバーコー
ト層(14)が形成されたカラーフィルターであって、
前記ブラックマトリクス(5)が導電性を有する金属若
しくは金属化合物で形成されており、前記ブラックマト
リクス(5)及び前記透明導電膜(20)の周辺部の少
なくとも1箇所に各々接続用電極部(7)及び接続用電
極部(15)を設け、前記各接続用電極部(7)及び接
続用電極部(15)が電気的に接続されていることを特
徴とするカラーフィルターとしたものである
【0013】また、請求項2においては、前記透明導電
膜(20)は透明基板(1)上に透明酸化物薄膜(1
1)、厚さ5〜30nmの銀系薄膜(12)及び透明酸
化物薄膜(13)を順次形成した3層膜からなることを
特徴とする請求項1記載のカラーフィルターとしたもの
である。
【0014】また、請求項3においては、前記オーバー
コート層(14)は赤外線吸収剤を含有していることを
特徴とする請求項1記載のカラーフィルターとしたもの
である
【0015】さらにまた、請求項4においては、請求項
1乃至3のいずれか1項に記載のカラーフィルターを用
いたプラズマディスプレイ装置であって、前記カラーフ
ィルターの前記接続用電極部(7)及び接続用電極部
(15)とプラズマディスプレイ装置の装置筐体とを電
気的に接続・接地して電磁波の漏洩を防止したことを特
徴とするプラズマディスプレイ装置としたものである。
【0016】本発明のカラーフィルターを用いたプラズ
マディスプレイ装置では、カラーフィルターの接続用電
極部7及び接続用電極部15の両方とプラズマディスプ
レイ装置の装置筐体とを電気的に接続・接地することに
より、プラズマディスプレイ装置からの不要電磁波輻射
の漏洩を防止できるようにした。さらに、オーバーコー
ト層14によって透明導電膜20の耐湿性や耐候性など
の特性を向上できると共に、800〜900nmの近赤
外波長を遮断することができるため、赤外線を利用した
遠隔操作機器の誤動作を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳述する。図1 に本発明のカラーフィルターを着色画
素面から見た部分平面図を、図2 に図1 の部分平面図を
A−A’線で切断した部分断面図をそれぞれ示す。本発
明のカラーフィルターは、ガラス基板等からなる透明基
板1の片面に導電性を有するブラックマトリクス5及び
赤色着色画素2、緑色着色画素3、青色着色画素4から
なる着色画素10及びオーバーコート層6及び接続用電
極部7を、透明基板1の反対面に透明酸化物薄膜11、
銀系薄膜12及び透明酸化物薄膜13の3層からなる透
明導電膜20、オーバーコート層14及び接続用電極部
15を形成し、接続用電極部7と接続用電極部15を導
体配線等で電気的に接続して電磁遮蔽能力を強化したも
のである。
【0018】ブラックマトリクス5は、一般に各色の着
色画素間に金属層や金属化合物層又は黒色顔料を分散し
た感光性樹脂層を所定のプロセスでパターニング処理し
てマトリクス状に配置したもので、ディスプレイ表示し
た際のコントラスト向上などの目的で設けられるもので
あり、ここでは、導電性を有するブラックマトリクスを
設けて電磁波シールド機能を付加したものである。
【0019】ブラックマトリクス5の形成法としては透
明基板1上に金属等を真空蒸着又はスパッタリングによ
り導電体層からなる遮光膜を形成し、フォトリソグラフ
ィ法にてパターニング処理する方法や、低融点ガラス及
び導電性の無機顔料と適当なバインダ樹脂及び溶剤とで
練り合わせて作製した黒色導電性ペーストを透明基板上
にスクリーン印刷などの方法でパターンを形成し、焼成
して黒色導体パターンを形成するのが一般的である。
【0020】さらに、ブラックマトリクス5が形成され
た透明基板1の周辺部の少なくとも1箇所にブラックマ
トリクス5と電気的に接続された接続用電極部7を設け
る。接続用電極部7はブラックマトリクス5を形成する
同一プロセスで作製できる。また、接続用電極部7上に
接続配線し易いように別途Ni、Cu等の導体層を蒸
着、スパッター、めっき、導電性のペースト等で形成し
てもよい。
【0021】着色画素10は、プラズマディスプレイ装
置からのRGB各色の発光を制限してより純色に近づけ
たり、蛍光体の外部光反射による色純度の低下を防止す
ることにより、カラーの表示品質の向上やコントラスト
向上を目的に用いられるものである。
【0022】着色画素10を構成している色素は、プラ
ズマディスプレイの作製プロセスで約600℃で焼成す
るプロセスが含まれているため、従来の有機系の染料及
び顔料は使用できず、もっぱら無機系の顔料が用いられ
る。
【0023】着色画素10の形成方法としては、低融点
ガラス、無機顔料、バインダ樹脂及び溶剤とで練り合わ
せた着色ペーストを作製し、透明基板上にスクリーン印
刷などの方法で各色の顔料樹脂パターンを形成した後焼
成してバインダ樹脂及び溶剤を除去し低融点ガラス中に
無機顔料が分散した形態の着色画素10を得る方法や、
低融点ガラス及び無機顔料を適当な感光性樹脂と混練し
て作成した着色感光性ペーストを基板上に塗布して着色
感光性樹脂層を形成し、フォトリソグラフィ法にてパタ
ーニング処理した後焼成してバインダ樹脂及び溶剤を除
去し低融点ガラス中に無機顔料が分散した形態の着色画
素10を得る方法、あるいは光粘着性を有する樹脂を基
板上に形成し、所定のフォトマスクを用い露光して所定
のパターンのみ粘着性を持たせ、しかる後に無機顔料を
噴霧又は散粉して粘着層上に固着させることにより無機
顔料パターンを形成する方法などが挙げられる。さら
に、顔料トナーを使用した電子写真法や電着塗料を使用
した着色画素形成法も使用できる。ここで、無機顔料と
しては、例えば赤色顔料としてはFe2 3 、緑色顔料
としてはTiO2 −CoO−NIO−ZnO、青色顔料
としてはCoO−Al2 3 などが使用可能である。
【0024】バインダ樹脂としては、アクリル系樹脂及
びアクリル系共重合体、スチレン系樹脂及びスチレン系
共重合体、セルロース誘導体、ロジンエステル樹脂、ポ
リ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル酢酸ビ
ニル共重合体、クマロン樹脂、ビニルケトン樹脂、ブチ
ラール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ア
ラビアゴムなどを、1種若しくは2種以上を混合して用
いることができる。
【0025】オーバーコート層6は着色画素10表面を
より平坦化させるもので、プラズマディスプレイパネル
作製工程でオーバーコート層6上に形成されるプラズマ
ディスプレイの構造部材である隔壁や誘電体等を形成す
る際に発生するピンホールや断線などの欠陥を低減する
役目も併せ持っている。
【0026】オーバーコート層6の形成方法は、第一に
液相法として、金属アルコキシドをスクリーン印刷法や
ディップコーティング法、またはスピンコーティング法
によって基板上に塗布し、これを焼成して光透過性のオ
ーバーコート層6を形成する方法や、微小な低融点ガラ
ス粒子と分散用バインター、溶剤とを練り合わせたペー
ストを上記手段で塗布及び焼成し、光透過性を有するオ
ーバーコート層6を形成する方法が挙げられる。第二に
気相法として、透明なガラス状材料を蒸着法やスパッタ
リング法で形成する方法などが挙げられる。
【0027】本発明によると、図1及び図2に示すよう
に、着色画素10は透明基板1上のブラックマトリクス
5間に形成されて、密にかつ均一に配置される。そし
て、着色画素10上及びその周辺部にオーバーコート層
6が設けられるため、着色画素10の無機系の顔料がオ
ーバーコート層6に包含されて固着し、オーバーコート
層6上の着色画素間段差は少なく、平坦なパターン表面
が形成される。
【0028】透明基板1の反対面に形成される透明導電
膜20は、透明酸化物薄膜11、銀系薄膜12及び透明
酸化物薄膜13の3層膜からなる透明導電膜である。こ
こで、透明酸化物薄膜11としては、上記ITO膜や、
銀との固溶域を実質的に持たない元素(例えばTi、Z
r、Hf、Nb、Taなどの高融点の遷移金属元素、C
eなどのランタナイド系金属元素、Bi、Ge、Siな
どの半金属元素)で、室温付近の銀に対する固溶量が1
0atom%より小さい物から選択された1または2種
以上の元素及びその酸化物との化合物と酸化インジウム
との混合酸化物、若しくは上記銀との固溶域を実質的に
持たない元素及びその酸化物と酸化ガリウムとの混合酸
化物膜が適用される。酸化ガリウムとの混合酸化物につ
いては、銀との固溶域を実質的に持たない上記元素の合
計量が、ガリウム元素との合計量に対し5atom%以
上含有することが望ましい。この含有量以上で耐湿性の
改善効果が表れる。加えて、これら混合酸化物に若干量
の酸化錫、酸化亜鉛を添加しても良い。
【0029】さらに、銀系薄膜12は、これを銀単体で
構成してもよいが、銀単体の薄膜では、真空蒸着やスパ
ッタリングなどによる成膜時の加熱や、製品の長期保存
などで、銀元素の拡散及び凝集を生じ易いので、電磁波
シールドとしての導電性を損なわない範囲で、銀元素の
拡散を抑制する異種元素を添加することが望ましい。こ
のような元素として鉛、銅、金、ニッケル、パラジウ
ム、プラチナ、亜鉛、カドミウム、マグネシウム、アル
ミニウムなどの金属元素が挙げられる。これらの金属元
素の中では金元素と銅元素が好ましく、金元素や銅元素
を含有する銀の薄膜は銀元素の移動が少なく、また、添
加による導電率低下が抑制できるからである。なお、そ
の添加量は3atom%以下に抑えることが望ましく、
3atom%を越えると導電率や電磁波シールド性能の
低下を招き易く、また、光透過率も低下し易くなる。
【0030】また、銀系薄膜12の厚みは、導電率と光
透過率との兼ね合いから、5〜30nmの範囲が望まし
い。これより薄いと必要な導電率まで抵抗値が下がら
ず、また、厚いと光透過率が低くなってしまい、必要な
仕様を満足しないからである。例えば、適正に組成を設
定した銀系薄膜の厚さを16nmとすると数Ω/□程度
の高導電率で、しかも可視光波長の全域に渡って80%
以上の高透過率を有する透明導電膜を得ることができ
る。
【0031】この時、透明酸化物薄膜の組成を適切に選
定し、特に高屈折率酸化物を添加すると、ITO薄膜の
みの場合と較べ、屈折率を約2.1〜2.3へと大きく
増大させることが可能なため、この透明酸化物薄膜が銀
系薄膜の反射防止膜として作用して、光反射率を低下さ
せるとともに、光透過率を増大させるので、銀系薄膜の
膜厚を増大させて導電率を増加させた場合でも、高い透
明性の維持が可能である。
【0032】透明酸化物薄膜11、13及び銀系薄膜1
2の形成方法として、真空蒸着法やイオンプレーティン
グ法、スパッタリング法などの成膜方法が挙げられる
が、生産性や多成分薄膜の組成制御性などから、スパッ
タリング法が望ましく、さらに、スパッタリングターゲ
ットの成分で決まる導電性の大小により、DCスパッタ
リングやRF−DCスパッタリングなどの直流スパッタ
リング法、RF(高周波)スパッタリング法を選択して
使用することが望ましい。
【0033】次に、透明導電膜20上に設けるオーバー
コート層14は近赤外波長遮断機能の他に耐久性と耐光
性を併せ持つような層を形成してやればよい。その際、
透明導電膜20の透明基板1の周辺部の少なくとも1箇
所にオーバーコート層の無い部分を設け、接続用電極部
15を形成する。この接続用電極部15はブラックマト
リクスの接続用電極部7と電気的に接続される。また、
接続用電極部15上に接続配線し易いように別途Ni、
Cu等の導体層を蒸着、スパッター、めっき、導電性ペ
ースト等で形成してもよい。接続法としては、導体層を
形成しパターニング処理して導体配線を形成して接続す
る方法や、Ag又はCuペーストで導体配線を形成して
接続する方法や、Au線を使ったボンディング接続等が
あり、後工程のパネル化及び装置化で支障の無い接続法
を適宜選択する。
【0034】オーバーコート層14としては、大きく分
けて、透明樹脂、赤外線吸収剤及び溶媒とを混練して樹
脂溶液を作製し、塗布、乾燥してオーバーコート層を形
成する樹脂系のオーバーコート層と、低融点ガラス粒
子、分散用バインダー樹脂、赤外線吸収剤及び溶剤とを
練り合わせてペーストを作製し、塗布、焼成してオーバ
ーコート層を形成する無機系のオーバーコート層とがあ
る。ここで、樹脂系のオーバーコート層はプラズマディ
スプレイパネル作製工程の処理温度に耐えられないの
で、プラズマディスプレイパネル作製後に形成するのが
望ましい。
【0035】樹脂系のオーバーコート層14の形成法と
しては、アクリル樹脂やエポキシ樹脂、フッ素系樹脂、
シリコン基を有するポリシロキサン樹脂及びオルガノポ
リシラン樹脂など透湿性の低い樹脂や、アルキルシリケ
ートの部分加水分解重合物などの透明樹脂に、赤外線吸
収剤を溶解若しくは分散させた樹脂溶液を作製し、透明
導電膜20上に例えば、バーコーティング、ロールコー
ティング、グラビアコーティング、カーテンコーティン
グ、スピンコーティング、スプレーコーティング、フレ
キソ印刷や、スクリーン印刷などの手段で塗膜を形成す
る。ここで、樹脂系のオーバーコート層14はプラズマ
ディスプレイパネル化後に行う。
【0036】無機系のオーバーコート層14の形成法と
しては、赤外線吸収剤と、アクリル樹脂、アルキッド樹
脂やセルロース樹脂など塗布・焼成後に灰分となる残存
物が残りにくい分散用バインダー樹脂と、溶剤及びPb
O、Bi2 3 、ZnO2 、SiO2 、B2 3 、Sn
2 などの金属酸化物から適宜選択された低融点ガラス
粉末とを混合してペーストを作成し、透明導電膜11上
に例えば、バーコーティング、ロールコーティング、カ
ーテンコーティング、スプレーコーティング、フレキソ
印刷やスクリーン印刷などの手段で塗膜を所定の厚さの
塗膜を形成後、焼成して樹脂分を除去し、低融点ガラス
と赤外線吸収剤とが混合されたオーバーコート層14を
形成する。
【0037】オーバーコート層14中に溶解若しくは分
散して用いる赤外線吸収剤としては、アントラキノン系
やナフトキノン系化合物、シアニン系化合物、スクワリ
リウム系化合物、チオールニッケル錯塩化合物、トリア
リルメタン系化合物、イモニウム系やジイモニウム系化
合物、アミニウム系化合物、フタロシアニン系化合物な
ど公知の染料や顔料が使用可能であり、プラズマディス
プレイ装置からの近赤外線発光を吸収し、かつ観察に必
要な可視域の波長に対する吸収が少ない染料や顔料を選
択して用いる。無機材料の場合にはITO粉末など耐熱
性の高い材料が望ましい。
【0038】また、紫外線による赤外線吸収剤や透明樹
脂層の劣化を防止するために透明樹脂層中に紫外線吸収
剤を含有させても良く、サリチル酸系化合物や、インド
ール系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリア
ゾール系化合物、ITO粉末など、公知の紫外線吸収剤
が使用できる。
【0039】さらに、透明基板1は、プラズマディスプ
レイ部から発生する熱に耐性を有し、カラーフィルター
製造工程内の加熱による伸縮が小さく、平滑度が良好な
ことが要求される。具体的には、加熱伸縮低減用のアニ
ール処理を施したガラス板が好適である。
【0040】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、特に説明がない限り「部」は重量部を、
「%」は重量%をそれぞれ示す。
【0041】まず、青板ガラス基板からなる透明基板1
上に、スパッタリング法でクロム膜及び酸化クロム膜を
順次成膜した2層膜からなる導電性の遮光膜を200n
mの厚さに成膜した。この遮光膜上に感光性樹脂レジス
ト(AZ1350SF:シプレー社製)を塗布し1μm
厚のレジスト層を形成し、所定のパターンで露光した後
現像処理してレジストパターンを形成した。その後、露
出した遮光膜を硝酸セリウムアンモニウム水溶液でエッ
チングした後、レジストパターンを剥離して線幅15μ
m、開口部(100×300μm)が連なるストライプ
状のブラックマトリクス5を形成した。
【0042】次に、青色顔料(アサヒスーパーパープル
−CR:アサヒ化成社製)5部と、エチルセルロース
(関東化学(株)製)を5重量%溶解したαテルピネオ
ール(関東化学社製)溶液50部とを混合、3本ロール
ミルで混練、適宜粘度調整して、青色顔料ペーストを作
製し、300メッシュのスクリーン印刷版で印刷し、9
0℃で10分乾燥して、透明基板1のブラックマトリク
ス5の開口部に青色顔料パターンを形成した。
【0043】次に、緑色顔料(TMグリーン3320:
大日精化工業社製)15部と、感光性樹脂(ヒドロキシ
プロピルセルロース:和光純薬社製)30部と、ジペン
タエリスリトールヘキサアクリレート(アロニックスM
−400:東亞合成社製)30部とを加え、これに溶剤
として2−(2−エトキシエトキシ)エタノール(関東
化学社製)90部を添加して3本ロールミルで混練し、
重合開始剤としてベンジルジメチルケタール(アロニッ
クスC−101:東亞合成社製)5部を加えて緑色感光
性樹脂溶液を作製し、ブラックマトリクス5と青色顔料
パターンが形成された透明基板1上に300メッシュの
スクリーン印刷版を用いて塗膜を形成した後90℃で1
0分間乾燥して緑色感光性樹脂層を形成した。
【0044】次に、緑色感光性樹脂層に所望のパターン
を有するフォトマスクを所定位置に重ね、超高圧水銀灯
を使って150mJ/cm2 の露光量で露光後、純水で
現像し、200℃で30分加熱することにより緑色顔料
パターンを形成した。
【0045】次に、赤色顔料(トランオキサイドレッド
Z60:大日精化工業社製)15部と、感光性樹脂(ヒ
ドロキシプロピルセルロース:和光純薬社製)30部
と、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(アロ
ニックスM−400:東亞合成社製)30部とを加え、
これに溶剤として2−(2−エトキシエトキシ)エタノ
ール(関東化学社製)90部を添加して3本ロールミル
で混練し、重合開始剤としてベンジルジメチルケタール
(アロニックスC−101:東亞合成社製)5部を加え
て赤色感光性樹脂溶液を作製し、ブラックマトリクス5
と青色顔料パターン及び緑色顔料パターンが形成された
透明基板1上に300メッシュのスクリーン印刷版を使
って塗膜を形成した後90℃で10分間乾燥して赤色感
光性樹脂層を形成した。
【0046】次に、赤色感光性樹脂層に所望のパターン
を有するフォトマスクを所定位置に重ね、超高圧水銀灯
を使って150mJ/cm2 の露光量で露光後、純水で
現像し、200℃で30分加熱することにより赤色顔料
パターンを形成した。上記で得られた各色の顔料パター
ンは全面一様な膜厚を有し、平滑な表面状態であった。
【0047】その後、ブラックマトリクス5と青色顔料
パターン、緑色顔料パターン、赤色顔料パターンが形成
された透明基板1を、昇温温度4℃/分で加熱し450
℃で60分間焼成した後、上記昇温速度で580℃まで
さらに連続して加熱し、580℃で30分間追加焼成を
行い、その後4℃/分の速度で降温し透明基板1を冷却
し、透明基板1の片面にブラックマトリクス5及び赤色
着色画素2、緑色着色画素3、青色着色画素4からなる
着色画素10を形成した。
【0048】焼成は、各色顔料パターン形成後だけでな
く、後述のオーバーコート層形成後に同時に焼成しても
構わない。
【0049】次に、ホウケイ酸鉛ガラス(GA−9:日
本電気硝子社製)75部と、エチルセルロース(関東化
学社製)を10重量%溶解させた2−(2−エトキシエ
トキシ)エタノール(関東化学社製)溶液25部とを混
合して、三本ロールミルで混練してガラスペーストを作
製した。このガラスペーストを用いて300メッシュス
クリーン版で印刷し、接続用電極部7を除くブラックマ
トリクス5及び着色画素10が形成された透明基板1上
にガラスペースト塗膜層を形成した。
【0050】次に、このガラスペースト塗膜層を空気雰
囲気中で4℃/分の昇温速度で580℃まで加熱し、5
80℃で30分間の焼成を行い、光透過性を有する低融
点ガラスのオーバーコート層6を形成することにより、
透明基板1の片面にブラックマトリクス5、着色画素1
0、オーバーコート層6及び接続用電極部7が形成され
た。
【0051】次に、ブラックマトリクス5、着色画素1
0、オーバーコート層6及び接続用電極部7が形成され
た透明基板1の反対面に、厚さ40nmの透明酸化物薄
膜11と厚さ14nmの銀系薄膜12及び厚さ40nm
の透明酸化物薄膜13を順次積層して透明導電膜20を
形成した。
【0052】上記透明酸化物薄膜11及び13はいずれ
もジルコニア(ZrO2 )を18atom%含有する酸
化インジウム(ITO)ターゲットを使用し、Arガス
とO 2 ガスを導入したRFスパッタリング装置で所定の
厚さに成膜した。なお、透明基板1は成膜時に温度が1
80℃になるよう設定されている。
【0053】次に、銀系薄膜12は、銅(Cu)を2a
tom%含有する銀のターゲットを使用し、Arガスを
導入したDCスパッタリング装置で、透明酸化物薄膜1
1上に厚さ14nmに成膜した。
【0054】次に、厚さ40nmの透明酸化物薄膜11
と厚さ14nmの銀系薄膜12及び厚さ40nmの透明
酸化物薄膜13が形成された透明導電膜20を220℃
1時間の熱処理を行った。その後、透明導電膜20の面
積抵抗を測定したところ、約3.5Ω/□の抵抗値を示
した。また、透明導電膜20の反射率を測定したとこ
ろ、波長550nmで0.5%の反射率を示した。
【0055】次に、ホウケイ酸鉛ガラス(GA−9:日
本電気硝子社製)75部と、エチルセルロース(関東化
学社製)を10重量部溶解させた2−(2−エトキシエ
トキシ)エタノール(関東化学社製)溶液20部と、酸
化錫インジウム粉末(平均粒径<5μm、三菱マテリア
ル社製)とを混合して、三本ロールミルで混練してガラ
スペーストを作製した。このガラスペーストを用いて3
00メッシュスクリーン版で印刷し、接続用電極部15
を除く透明基板1上の透明導電膜20上にガラスペース
ト塗膜層を形成した。
【0056】次に、このガラスペースト塗膜層を空気雰
囲気中で4℃/分の昇温速度で580℃まで加熱し、5
80℃で30分間の焼成を行い、光透過性で赤外線吸収
効果を有する低融点ガラスのオーバーコート層14及び
接続用電極部15を形成した。さらに、透明導電膜20
の接続用電極部15とブラックマトリクス5の接続用電
極部7を導体配線で電気的接続を行った。
【0057】以上の工程により、透明基板1の片面にブ
ラックマトリクス5、着色画素10、オーバーコート層
6及び接続用電極部7が、透明基板1の反対面に透明導
電膜20、オーバーコート層14及び接続用電極部15
が形成され、接続用電極部7と接続用電極部15が電気
的に接続された本発明のカラーフィルターが得られた。
【0058】本発明のカラーフィルターの分光透過率を
測定した所、青色着色画素4と緑色着色画素3のピーク
透過率は75%以上、赤色着色画素2の650nmでの
透過率も70%以上を示した。一方、800nmから9
00nmでの分光透過率は10〜20%の透過率に抑え
られた。
【0059】さらに、本発明のカラーフィルターを用い
てプラズマディスプレイ装置を作製し、接続用電極部7
及び15のいずれかとプラズマディスプレイ装置の装置
筐体とを電気的に接続・接地して本発明のプラズマディ
スプレイ装置を作製した。
【0060】本発明のカラーフィルターの電磁波シール
ド力を、アドバンテスト社製のTR17301Aシール
ド材評価器と同社ローカル発信器付きスペクトラム・ア
ナライザR3361Dを組み合わせて測定した。これ
は、シート状物体の透過電磁波減衰を測定するように組
み合わされている。
【0061】本発明のカラーフィルターをTR1730
1Aシールド材評価器の測定部に収まるように切断し、
且つ、シールド材評価器と接続用電極部13とを接続・
接地して固定し、各周波数での電磁波の減衰状態を測定
した所、10MHzから300MHzの範囲で−50d
Bの電界減衰(=シールド力)を示すことが判った。
【0062】上記スペクトラム・アナライザと電界測定
用のアンテナを組み合わせてプラズマディスプレイ(P
DS−2170−B:富士通ゼネラル社)の輻射電磁波
を上記カラーフィルターの有無で比較した所、10MH
zから100MHzでの電磁波輻射はほぼ無くなり、1
MHzから10MHzの範囲でも軽減されることが判っ
た。
【0063】
【発明の効果】本発明のカラーフイルターを使ってプラ
ズマディスプレイ装置を作製し、カラーフイルターの接
続用電極部7及び15とプラズマディスプレイ装置の装
置筺体とを電気的に接続・接地することで、不要電磁波
輻射を低減させるプラズマディスプレイ装置を得ること
ができる。また、透明酸化物薄膜11/銀系薄膜12/
透明酸化物薄膜13からなる3層構成の透明導電膜20
にすることにより、不要電磁波輻射を低減させる低抵抗
透明導電膜を得ることができ、且つ導電性のブラックマ
トリクス5と電気的に接続されているので、不要電磁波
の漏洩を低減できるカラーフィルターを得ることができ
る。さらに、赤外線吸収剤を含有するオーバーコート層
14を設けているので、近赤外波長遮断機能を有し、赤
外線を利用した遠隔操作機器の誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルターを着色画素面から見
た部分平面図である。
【図2】本発明のカラーフィルターの部分平面図をA−
A’線で切断した場合の本発明のカラーフィルターの構
成を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1……透明基板 2……赤色着色画素 3……緑色着色画素 4……青色着色画素 5……ブラックマトリクス 6……オーバーコート層 7……接続用電極部 10……着色画素 11、13……透明酸化物薄膜 12……銀系薄膜 14……オーバーコート層 15……接続用電極部 20……透明導電膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福吉 健蔵 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板(1)の片面にブラックマトリク
    ス(5)、着色画素(10)及びオーバーコート層
    (6)が、透明基板(1)の反対面に透明導電膜(2
    0)及びオーバーコート層(14)が形成されたカラー
    フィルターであって、前記ブラックマトリクス(5)が
    導電性を有する金属若しくは金属化合物で形成されてお
    り、前記ブラックマトリクス(5)及び前記透明導電膜
    (20)の周辺部の少なくとも1箇所に各々接続用電極
    部(7)及び接続用電極部(15)を設け、前記接続用
    電極部(7)及び接続用電極部(15)が電気的に接続
    されていることを特徴とするカラーフィルター。
  2. 【請求項2】前記透明導電膜(20)は透明基板(1)
    上に透明酸化物薄膜(11)、厚さ5〜30nmの銀系
    薄膜(12)及び透明酸化物薄膜(13)を順次形成し
    た3層膜からなることを特徴とする請求項1記載のカラ
    ーフィルター。
  3. 【請求項3】前記オーバーコート層(14)は赤外線吸
    収剤を含有していることを特徴とする請求項1記載のカ
    ラーフィルター。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカ
    ラーフィルターを用いたプラズマディスプレイ装置であ
    って、前記カラーフィルターの接続用電極部(7)及び
    接続用電極部(15)とプラズマディスプレイ装置の装
    置筐体とを電気的に接続・接地して電磁波の漏洩を防止
    したことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048012A (ja) * 2004-06-28 2006-02-16 Sumitomo Chemical Co Ltd 着色感光性樹脂組成物
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JP2006308856A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Toppan Printing Co Ltd カラーフィルタ基板
US7358669B2 (en) 2004-03-25 2008-04-15 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel having electromagnetic wave shielding layer

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