JPH11248459A - 振動子、振動型ジャイロスコープおよび回転角速度の測定方法 - Google Patents

振動子、振動型ジャイロスコープおよび回転角速度の測定方法

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JPH11248459A
JPH11248459A JP10049464A JP4946498A JPH11248459A JP H11248459 A JPH11248459 A JP H11248459A JP 10049464 A JP10049464 A JP 10049464A JP 4946498 A JP4946498 A JP 4946498A JP H11248459 A JPH11248459 A JP H11248459A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新しい原理に基づく振動型ジャイロスコープを
開発する。 【解決手段】振動子1Bは、一対の振動片9A、9Bか
らなる第一の音叉型振動系8と、一対の振動片7A、7
Bからなる第二の音叉型振動系6と、基部5とをを備え
ている。基部5は、第一の音叉型振動系の各振動片9
A、9Bを保持し、かつ第二の音叉型振動系の各振動片
7A、7Bを保持している。例えば第一の音叉型振動系
8にX軸方向の駆動振動を励振し、振動子をY軸を中心
として回転させると、この回転成分に応じて、各振動片
9A、9BがBZのように振動し、これに対応して、各
振動片7A、7BがCZのように振動する。振動CZに
よる歪みを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転系内の回転角
速度を検出するために使用される角速度センサに用いら
れる振動子、振動型ジャイロスコープおよび回転角速度
の測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、回転系内の回転角速度を検出
するための角速度センサとして、圧電体を用いた振動型
ジャイロスコープが、航空機や船舶、宇宙衛星などの位
置の確認用として利用されてきた。最近では、民生用の
分野としてカーナビゲーションや、VTRやスチルカメ
ラの手振れの検出などに使用されている。
【0003】このような圧電振動型ジャイロスコープ
は、振動している物体に角速度が加わると、その振動と
直角方向にコリオリ力が生じることを利用している。そ
して、その原理は力学的モデルで解析される(例えば、
「弾性波素子技術ハンドブック」、オーム社、第491
〜497頁)。そして、圧電型振動ジャイロスコープと
しては、これまでに種々のものが提案されている。例え
ば、スペリー音叉型ジャイロスコープ、ワトソン音叉型
ジャイロスコープ、正三角柱型音片ジャイロスコープ、
円筒型音片ジャイロスコープ等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の振動子
においては、駆動振動に付随して発生する種々のノイズ
の中に検出振動が含まれてしまい、検出振動の振幅の寄
与を検出信号から正確に分離することが困難であり、感
度が低く、また信号/雑音比率が低かった。
【0005】本発明の課題は、新しい原理によって、回
転系の回転角速度を検出するのに使用できる振動子およ
び振動型ジャイロスコープを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の振動片
からなる第一の音叉型振動系と、一対の振動片からなる
第二の音叉型振動系とを備えている振動子であって、第
一の音叉型振動系の各振動片を保持し、かつ第二の音叉
型振動系の各振動片を保持している基部を備えているこ
とを特徴とする。
【0007】また、本発明は、所定面に平行に延びる回
転軸を中心とする回転成分の回転角速度を検出するため
の振動型ジャイロスコープであって、請求項1−4のい
ずれか一つの請求項に記載の振動子を備えており、第一
の音叉型振動系と第二の音叉型振動系との一方に設けら
れている励振手段と、第一の音叉型振動系と第二の音叉
型振動系との他方に設けられている検出手段とを備えて
いることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、所定面に平行に延びる回
転軸を中心とする回転成分の回転角速度を検出する方法
であって、前記の振動子を使用し、第一の音叉型振動系
と第二の音叉型振動系との一方に駆動振動を励振し、こ
の駆動振動に応じて振動子に励起される検出振動のう
ち、第一の音叉型振動系と第二の音叉型振動系との他方
に現れる振動成分を検出することを特徴とする。
【0009】本発明者は、振動型ジャイロスコープに使
用できる振動子の振動原理について基礎研究を行ってき
たが、この過程で、新しい原理に基づく振動子および振
動型ジャイロスコープを開発することに成功した。この
点について、図1−図4の一実施形態を参照しつつ、説
明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態に係る振動子
1を示す斜視図であり、図2(a)は、振動子1におい
て、駆動電極および駆動回路の構成を模式的に示す回路
図であり、(b)は、検出電極および検出回路の構成を
模式的に示す回路図である。図3は、振動子1の駆動振
動1Aを示す斜視図であり、図4は、振動子1の検出振
動1Bを示す斜視図である。
【0011】本例の振動子1は、所定面に平行に延びて
いる。振動子1においては、固定片部2が平板状の枠部
をなしており、固定片部の中に中空部3が設けられてい
る。固定片部2の中には、細長い真直な基部5が設けら
れており、基部5の両方の端部が、固定片部2の内周縁
2aで連結されている。4は、この連結部分である。
【0012】基部5には、第一の音叉型振動系8(本例
では駆動振動系とする)と、第二の音叉型振動系6(本
例では検出振動系とする)とが設けられている。第一の
音叉型振動系8は、一対の振動片9Aと9Bとからな
り、第二の音叉型振動系6は、一対の振動片7Aと7B
とからなる。本例では、振動片7A、7Bと、振動片9
A、9Bとが、それぞれ基部5の長さ方向に平行に延び
ており、かつ互いに反対方向に向かって延びている。更
に、検出側の振動片7Aと7Bとの間隔は、駆動側の振
動片9Aと9Bとの間隔よりも小さい。検出側の振動片
7A、7Bの各先端側は、駆動側の振動片9Aと9Bと
の間に挟まれるように延びている。なお、GDは駆動振
動系の振動の全体の重心(非回転時)である。
【0013】本例では、所定面内において、a軸が3回
対称の形で存在しており、所定面に対して垂直な方向に
C軸が延びている。この場合には、図1および図2
(a)に示すように、第一の音叉型振動系8の各振動片
9A、9Bの各側面に、駆動電極10A、10Bを設け
る。また、図1および図2(b)に示すように、第二の
音叉型振動系6の各振動片7A、7Bの各側面に、検出
電極11A、11B、11C、11Dを設ける。なお、
13は駆動電源であり、14は検出部である。
【0014】そして、各駆動電極10A、10Bに交流
電圧を印加し、図3に示すように、第一の音叉型振動系
8の各振動片9A、9Bに、X軸方向の振動AXを励振
する。ここで、振動片9Aにおける振動と、振動片9B
における振動とが逆相になるようにする。
【0015】この状態で、振動子1を、Ωで示すように
Y軸を中心として回転させると、図4に示すように、第
一の音叉型振動系8の各振動片9A、9Bに、Z軸方向
の振動BZが励起される。これに対応して、第二の音叉
型振動系6の各振動片7A、7Bには、Z軸方向の検出
振動CZが励振される。振動片7Aにおける振動と、振
動片7Bにおける振動とは、逆相になる。各振動片によ
る歪みを、図2(b)に示すように、検出電極11A、
11B、11C、11Dによって検出する。
【0016】従来の振動型ジャイロスコープにおいて
は、いずれも駆動振動アームの駆動振動が、何らかの形
で検出アームにも歪みとして影響を及ぼし、検出信号に
ノイズを発生させていた。本発明によれば、第一の音叉
型振動系の各振動片と第二の音叉型振動系の各振動片と
を、共通の基部から突出するように設けることによっ
て、検出信号に不可避的に発生していたノイズを、抑制
ないし防止することができる。この点で、本発明は、振
動型ジャイロスコープに内在していた根本的な問題点を
解決したものである。
【0017】本発明では、第一の音叉型振動系、第二の
音叉型振動系および基部は、所定面内に延びることが好
ましく、振動子の全体が所定面内に延びていることを特
に好ましい。振動子または振動系が所定面内に延びてい
るとは、厳密に幾何学的意味で所定面内に延びているこ
とを言うものではなく、本技術分野において常識的な
値、即ち、厚さにして1mm以下の範囲内に振動子が形
成されていることを意味する。
【0018】本発明の振動型ジャイロスコープにおいて
は、第一の音叉型振動系と第二の音叉型振動系との一方
を振動させ、ここで、振動子が回転していないときに
は、第一の振動系と第二の振動系との他方が実質的に振
動しないことが好ましい。振動系が実質的に振動しない
とは、例えば駆動振動を励起したときの検出振動系の振
動の振幅が、駆動振動の最大振幅の1000分の1以下
である場合を含む。
【0019】また、特に駆動振動系(好ましくは第一の
音叉型振動系8)の振動の全体の重心GDが、基部5内
にあることが好ましく、これによって検出振動系(好ま
しくは第二の音叉型振動系6)への影響を抑制できる。
【0020】振動子1を支持する方法は限定されない
が、例えば、駆動振動系の全体の重心GDの近傍か、あ
るいは固定片部2内を支持することが好ましい。
【0021】振動子を支持する具体的方法については特
に限定せず、あらゆる支持方法、固定方法を採用でき
る。例えば、圧電材料の接着方法として公知のあらゆる
接着方法を使用できる。その一例として、振動子に所定
の支持孔を設け、支持孔内に、何らかの支持具を挿入し
て振動子を固定できる。例えば、振動子を支持するため
の治具から支持具を突出させ、支持具を支持孔内に挿入
し、固定できる。支持具を支持孔中に挿入し、固定する
際には、支持具の表面にメタライズ層を設け、および/
または支持孔の内周面にメタライズ層を設け、次いで支
持具と支持孔の内周面とをハンダ付け又はロウ付けす
る。あるいは、支持具と支持孔との間に樹脂を配するこ
とにより、振動子を固定できる。
【0022】この支持孔は、振動子を貫通していてもよ
く、また振動子を貫通していなくともよい。支持孔が、
振動子を貫通する貫通孔である場合には、支持孔に支持
具を貫通させることもできるが、支持具を貫通させなく
ともよい。
【0023】また、振動子に支持孔を設けない場合に
は、振動子の表面および/または裏面に、支持具をハン
ダ付けしたり、あるいは樹脂によって接着できる。
【0024】本発明の振動子の全体を、同一の圧電単結
晶によって形成することができる。この場合には、まず
圧電単結晶の薄板を作製し、この薄板をエッチング、研
削により加工することによって、振動子を作製できる。
振動子の各部分は、別の部材によってそれぞれ形成する
こともできるが、一体で構成することが好ましい。
【0025】平板形状の材料、例えば水晶等の圧電単結
晶の平板状の材料から、エッチングプロセスによって振
動子を形成する場合には、振動子の各屈曲振動片等の各
構成片に特定形状の突起、例えば細長い突起が生成する
ことがある。このような突起は、厳密には設計時に予定
された振動子の対称性を低下させる原因となる。しか
し、この突起は存在していても良く、突起の高さは小さ
い方が好ましいが、突起の高さが振動子の構成片の幅の
1/5以下であれば一般に問題なく使用できる。他の製
造上の原因による突起以外の非対称部分が振動子に存在
する場合にも同様である。
【0026】なお、このように突起などが振動子に存在
する場合には、エッチング加工後に、この突起の一部を
レーザー加工等によって削除することによって、または
振動子の突起以外の部分をレーザー加工等によって削除
することによって、調整できる。これによって、駆動振
動系の全体の重心の位置を調整できる。
【0027】本発明の好適例では、例えば図1に示すよ
うに、基部5が細長い形状をしており、第一の音叉型振
動系の各振動片9A、9Bと、第二の音叉型振動系の各
振動片7A、7Bとが、それぞれ基部5の長さ方向に対
して平行に延びている。ただし、ここで言う平行とは、
本技術分野における製造上の不可避的誤差は許容するも
のであり、具体的には角度にして5°以下は含まれる。
【0028】振動子の材質は特に限定するものでない
が、水晶、LiNbO3 、LiTaO3 、ニオブ酸リチ
ウム−タンタル酸リチウム固溶体(Li(Nb,Ta)
3 )単結晶、ホウ酸リチウム単結晶、ランガサイト単
結晶等からなる圧電単結晶を使用することが好ましい。
【0029】前記した単結晶の中では、LiNbO3
結晶、LiTaO3 単結晶、ニオブ酸リチウム−タンタ
ル酸リチウム固溶体単結晶が、電気機械結合係数が特に
大きい。また、LiNbO3 単結晶とLiTaO3 単結
晶とを比較すると、LiTaO3 単結晶の方がLiNb
3 単結晶よりも電気機械的結合係数が一層大きく、か
つ温度安定性も一層良好である。
【0030】本発明の振動子を圧電性材料によって形成
した場合には、この振動子に駆動電極および検出電極を
設ける。圧電性材料としては、圧電単結晶の他に、PZ
T等の圧電セラミックスがある。
【0031】また、本発明の振動子を、エリンバー等の
恒弾性金属によって形成することもできる。この場合に
は、振動子の所定箇所に圧電体を取り付ける必要があ
る。
【0032】本発明の振動子は、圧電材料や恒弾性合金
の他に、シリコンマイクロマシンにおいて使用されるよ
うに、シリコン半導体プロセスによって形成することも
できる。この場合には、振動子を駆動する際には、静電
力等を利用する。
【0033】具体的には静電検出電極を利用できる。ま
た、静電検出電極のかわりに、特定の金属がドープされ
た半導体ドーピング領域を設け、この半導体ドーピング
領域によってピエゾ抵抗素子を構成できる。この場合に
は、振動子が回転するときに、各屈曲振動片の各ピエゾ
抵抗素子に加わる応力による抵抗値の変化を測定し、回
転角速度の指標として検出する。
【0034】駆動電極、検出電極の形態は、振動子を構
成する材質の結晶軸の方向に応じて適宜変化させ得る。
また、励振手段、検出手段は、電極の他、前述した圧電
体、静電電極など公知のものを使用できる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、新
しい原理によって回転系の回転角速度を検出するのに使
用できる振動子および振動型ジャイロスコープを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る振動子1を示す斜視
図である。
【図2】(a)は、振動子1において、駆動電極および
駆動回路の構成を模式的に示す回路図であり、(b)
は、検出電極および検出回路の構成を模式的に示す回路
図である。
【図3】振動子1の駆動振動1Aの形態を示す斜視図で
ある。
【図4】振動子1の検出振動1Bの形態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 振動子、 1A 駆動振動、 1B 検出振動、
2 固定片部(枠部)、 3 枠部2の中空部、 5
基部、 6 第二の音叉型振動系、 7A,7B 第二
の音叉型振動系の各振動片、 8 第一の音叉型振動
系、9A,9B 第一の音叉型振動系の各振動片、 1
0A,10B 駆動電極、11A,11B,11C,1
1D 検出電極、 13 駆動電源、 AXX軸方向の
駆動振動、 BZ Y軸を中心とする回転成分によって
励振された、第一の音叉型振動系の各振動片のZ軸方向
の振動、 CZ Y軸を中心とする回転成分によって励
振された、第二の音叉型振動系の各振動片のZ軸方向の
検出振動

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の振動片からなる第一の音叉型振動系
    と、一対の振動片からなる第二の音叉型振動系とを備え
    ている振動子であって、前記第一の音叉型振動系の前記
    各振動片を保持し、かつ前記第二の音叉型振動系の前記
    各振動片を保持している基部を備えていることを特徴と
    する、振動子。
  2. 【請求項2】前記振動子が固定片部を備えており、前記
    基部の少なくとも一端が前記固定片部に連結されている
    ことを特徴とする、請求項1記載の振動子。
  3. 【請求項3】前記基部が細長い形状をしており、前記第
    一の音叉型振動系の前記各振動片と、前記第二の音叉型
    振動系の各振動片とが、それぞれ前記基部の長さ方向に
    対して平行に延びていることを特徴とする、請求項1ま
    たは2記載の振動子。
  4. 【請求項4】前記振動子が所定面に対して平行に延びる
    ように形成されており、前記各第一の音叉型振動系の各
    振動片の各振動が、前記所定面内で振動する面内振動成
    分を含んでおり、前記各第二の音叉型振動系の各振動片
    の各振動が、前記所定面に対して垂直な方向で振動する
    面垂直振動成分を含んでいることを特徴とする、請求項
    1−3のいずれか一つの請求項に記載の振動子。
  5. 【請求項5】所定面に平行に延びる回転軸を中心とする
    回転成分の回転角速度を検出するための振動型ジャイロ
    スコープであって、請求項1−4のいずれか一つの請求
    項に記載の振動子を備えており、前記第一の音叉型振動
    系と前記第二の音叉型振動系との一方に設けられている
    励振手段と、前記第一の音叉型振動系と前記第二の音叉
    型振動系との他方に設けられている検出手段とを備えて
    いることを特徴とする、振動型ジャイロスコープ。
  6. 【請求項6】前記第一の音叉型振動系と前記第二の音叉
    型振動系との一方に対して駆動振動を励振したときに、
    前記振動子が回転していないときには、前記第一の音叉
    型振動系と前記第二の音叉型振動系との他方が振動しな
    いことを特徴とする、請求項5記載の振動型ジャイロス
    コープ。
  7. 【請求項7】所定面に平行に延びる回転軸を中心とする
    回転成分の回転角速度を検出する方法であって、請求項
    1−4のいずれか一つの請求項に記載の振動子を使用
    し、前記第一の音叉型振動系と前記第二の音叉型振動系
    との一方に駆動振動を励振し、この駆動振動に応じて前
    記振動子に励起される検出振動のうち、前記第一の音叉
    型振動系と前記第二の音叉型振動系との他方に現れる振
    動成分を検出することを特徴とする、回転角速度の検出
    方法。
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