JPH11248068A - パイプ用継手構造 - Google Patents

パイプ用継手構造

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JPH11248068A
JPH11248068A JP5191298A JP5191298A JPH11248068A JP H11248068 A JPH11248068 A JP H11248068A JP 5191298 A JP5191298 A JP 5191298A JP 5191298 A JP5191298 A JP 5191298A JP H11248068 A JPH11248068 A JP H11248068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
pipes
joint
fitting
engaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP5191298A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Torigoe
博 鳥越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON CLIMATE SYSTEMS CORP
Original Assignee
NIPPON CLIMATE SYSTEMS CORP
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Publication date
Application filed by NIPPON CLIMATE SYSTEMS CORP filed Critical NIPPON CLIMATE SYSTEMS CORP
Priority to JP5191298A priority Critical patent/JPH11248068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、安価かつ確実にパイプ1を接
続する。 【解決手段】 パイプ1a,1b同士は嵌合により接続
される。パイプ1a,1bの外周面には係止部3が形成
されている。継手部材2は、パイプ1a,1bの外周に
配設される。そして、その係止受部14に前記パイプ1
a,1bの係止部3を当接させてパイプ1a,1bが離
脱方向に移動することを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプ同士を接続
するためのパイプ用継手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプ同士を接続する場合、継手
構造として、ユニオンナットやブロックが使用されてい
た。
【0003】ユニオンナットは、図7に示すように、一
方のパイプ21aの一端部にユニオン22を一体化し、
他方のパイプ21bにナット23を取り付けることによ
り、パイプ21a,21bの端部同士を接合させ、ナッ
ト23の雌ネジにユニオン22の雄ネジ22aを螺合し
て接続する構造である。
【0004】ブロックは、図8に示すように、各パイプ
21a,21bの一端部にブロック24a,24bをそ
れぞれ一体化し、各ブロック24a,24bに形成した
貫通孔25及びネジ孔26を利用してボルト27でブロ
ック24a,24b同士を連結し、パイプ21a,21
bを接続する構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記い
ずれの継手構造であっても、パイプ21a,21b同士
の接続作業が面倒である。すなわち、ユニオンナットで
は、2本のスパナを用いて締め付けなければならない
し、パイプ21a,21b同士の位置合わせを正確に行
わないと、雌ネジ部23に雄ネジ部22を適切に螺合さ
せることができない。また、ブロックでは、ネジ孔26
にボルト27を締め付ける位置が、パイプ21a,21
bの接続部分から離れているため、その接続状態が不十
分になりやすい。また、パイプ21a,21bの端部に
ユニオンナットやブロックを一体化するため、パイプ2
1a,21b自体の構造が特殊なものとなり、コストア
ップを招来する。さらに、いずれの継手構造であって
も、複数本のパイプをまとめて接続することはできな
い。
【0006】そこで、本発明は、簡単な構造で、安価か
つ確実に、パイプを複数本であっても容易に接続するこ
とができるパイプ用継手構造を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、パイプ用継手構造を、嵌合に
より接続される各パイプの外周面にそれぞれ形成される
係止部と、前記パイプの外周に配設することにより、前
記係止部に係止して少なくともパイプが離脱方向に移動
することを阻止する係止受部を有する継手部材とで構成
したものである。
【0008】前記係止部を、環状突部で構成する一方、
前記継手部材を、互いに着脱可能な一対の継手部で構成
し、前記係止受部を、前記各継手部に凹部を設けること
により形成されるガイド面で構成することにより、該ガ
イド面で前記環状突部が互いに離間する方向に移動する
ことを阻止するようにすればよい。
【0009】前記継手部材に形成する凹部を、継手部同
士の境界面に対して位置をずらせて形成すると、複数本
のパイプを接続する場合であっても、パイプが継手部材
の凹部から脱落しにくくできる点で好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に従って説明する。
【0011】図1に示すパイプ用継手構造では、太さの
異なる2本のパイプ1A,1Bを1つの継手部材2によ
って同時に接続できるようになっている。
【0012】前記パイプ1A,1Bは、図2に示すよう
に、それぞれ第1パイプ1aの端部を第2パイプ1b端
部に嵌合することにより接続される。第1,第2パイプ
1a,1bの外周面には、環状の係止部3がそれぞれ突
設されている。この係止部3は、プレス加工によりパイ
プ1を長手方向に圧縮し、外周壁面の一部を重ねて外径
方向に環状に突出させることにより簡単に形成すること
ができる。第1パイプ1aには、図2に示すように、係
止部3よりも先端側の外周面に、環状に2列で溝部4が
形成され、それぞれOリング5が配設されている。これ
により、第1パイプ1aを第2パイプ1bに嵌合した
際、パイプ1A,1Bの内部を密封できるようになって
いる。
【0013】一方、前記継手部材2は、図3に示すよう
に、一対の継手部6a,6bによって構成されている。
継手部6a,6b同士は一端のヒンジ7を中心として回
動自在に連結されている。また、継手部6aの他端面に
ネジ孔8が穿設され、これを覆うように延設された継手
部6bの端部には貫通孔9が穿設されている。そして、
貫通孔9を介して前記ネジ孔8にボルト10を螺合する
ことにより、継手部6a,6b同士を閉じた状態に固定
できるようになっている。
【0014】前記各継手部6a,6bには、前記パイプ
1A,1Bを配設するための凹部11a,11bがそれ
ぞれ2列で形成されている。各凹部11a,11bは、
中央の保持凹部12と、その両側のパイプ挿通部13と
からなる。保持凹部12を構成する壁面のうち、パイプ
挿通部13に隣接する部分は、パイプ挿通部13に向か
うに従って徐々に浅くなるガイド面14となっている。
そして、継手部6a,6b同士を閉じた状態では、前記
各凹部11a,11bによってパイプ保持孔15が形成
されるようになっている。但し、パイプ保持孔15の中
心は、図1(a)に示すように、継手部6a,6b同士
の境界面16に対して所定寸法dだけずらせてある。す
なわち、一方の継手部6aに形成される凹部11aは、
他方の継手部6bに形成される凹部11bに比べて深く
形成され、その開口側縁部でパイプ1A,1Bを弾性保
持できるようになっている。
【0015】前記構成からなるパイプ用継手構造によれ
ば、継手部材2により次のようにして2本のパイプ1
A,1Bを同時に、簡単かつ確実に接続することができ
る。
【0016】まず、第1パイプ1aの端部(係止部3の
先端部分)の溝部4にOリング5を配設し、第2パイプ
1bの端部内に嵌合して接続する(図2(b)参照)。
そして、この状態で、両係止部3を含む接続領域を、継
手部材2の継手部6に形成した保持凹部12内に配設す
る。係止部3は、ガイド面14に当接し、パイプ1はパ
イプ挿通部13を介して側方に突出する。継手部6aに
形成した保持凹部11aは、パイプ1A,1Bの半径寸
法を越える程度にまで深く形成され、両側縁部がパイプ
1に係止するように作用するため、継手部6a,6b同
士を接続する前であってもパイプ1A,1Bの保持状態
が安定している。したがって、2本のパイプ1A,1B
を同時に凹部11a内に配設しても、脱落しにくく、作
業しやすい。
【0017】このようにして、継手部6aの各凹部11
a内に2本パイプ1A,1Bを配設する作業が完了すれ
ば、次に、他方の継手部6bをヒンジ7を中心として回
動させる。このとき、パイプ1A,1Bの係止部3が凹
部11a,11bのガイド面14に当接しているため、
両係止部3が互いに接近するように、すなわち、第1パ
イプ1aと第2パイプ1bとの接続状態が強化されるよ
うに、ガイド面14、係止部3を介して第1,第2パイ
プ1a,1bに力が伝達される。したがって、第1パイ
プ1aと第2パイプ1bの接続状態が不十分であって
も、係止部3がガイド面14に当接するように配設され
ている限り、所望の接続状態を得ることができる。
【0018】その後、継手部6aに継手部6bを重ね合
わせてパイプ1A,1Bを保持した状態で、貫通孔9を
介してネジ孔8にボルト10を螺合し、両者を固定す
る。
【0019】なお、前記実施形態では、各パイプ1a,
1bの外周面から環状に突出させた部分により係止部3
を構成したが、図4に示すように、パイプ1bの外径を
異ならせて境界部分に形成した傾斜面17により係止部
3を構成するようにしても構わない。また、パイプ1に
凹部(図示せず)を形成し、継手部材2に突出部(図示
せず)を形成してもよい。この場合、継手部材2の継手
部6a,6b同士を固定することにより、必ずしも第1
パイプ1aと第2パイプ1bの接続状態を強化するよう
に力を作用させる構造としなくても、パイプ1a,1b
が離脱方向に移動することを防止できるような構造であ
ればよい。
【0020】また、前記実施形態では、継手部6a,6
b同士をボルト10によって固定するようにしたが、図
5に示すように、クリップ18で固定するようにしても
よいし、図6に示すように、継手部6aの上下端面に係
止凹部19aを形成する一方、継手部6bの上下端部
に、各係止凹部19aに係脱する係止爪部19bを形成
するようにしてもよい。
【0021】さらに、前記実施形態では、1つの継手部
材2により2本のパイプ1を接続するようにしたが、1
本でも、3本以上でも接続するように構成することは可
能である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るパイプ用継手構造によれば、パイプの接続部外周
に継手部材を配設し、パイプの係止部を継手部材の係止
受部に係止させるようにしただけであるので、構造が簡
単で安価に製作できる上、確実に接続することが可能と
なる。
【0023】また、継手部材に形成する凹部を、継手部
同士の境界面に対して位置をずらせて形成したので、複
数本のパイプであっても継手部材によって簡単に接続す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るパイプ用継手構造を示す側
面図(a)及びそのA―A線断面図(b)である。
【図2】 図1のパイプの接続前の状態を示す断面図
(a)及び接続状態を示す断面図(b)である。
【図3】 図1の継手部材を示す斜視図である。
【図4】 他のパイプ構造を示す断面図である。
【図5】 他の継手部材を示す斜視図である。
【図6】 他の継手部材を示す斜視図である。
【図7】 従来例に係るパイプ用継手構造を示す斜視図
である。
【図8】 従来例に係るパイプ用継手構造を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1: パイプ 2: 継手部材 3: 係止部 6a,6b: 継手部 11a,11b: 凹部 12: 保持凹部 13: パイプ挿通部 14: ガイド面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合により接続される各パイプの外周面
    にそれぞれ形成される係止部と、 前記パイプの外周に配設することにより、前記係止部に
    係止して少なくともパイプが離脱方向に移動することを
    阻止する係止受部を有する継手部材とからなることを特
    徴とするパイプ用継手構造。
  2. 【請求項2】 前記係止部を、環状突部で構成する一
    方、 前記継手部材を、互いに着脱可能な一対の継手部で構成
    し、 前記係止受部を、前記各継手部に凹部を設けることによ
    り形成されるガイド面で構成することにより、該ガイド
    面で前記環状突部が互いに離間する方向に移動すること
    を阻止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    のパイプ用継手構造。
  3. 【請求項3】 前記継手部材に形成する凹部を、継手部
    同士の境界面に対して位置をずらせて形成したことを特
    徴とする請求項2に記載のパイプ用継手構造。
JP5191298A 1998-03-04 1998-03-04 パイプ用継手構造 Pending JPH11248068A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5191298A JPH11248068A (ja) 1998-03-04 1998-03-04 パイプ用継手構造

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JP5191298A JPH11248068A (ja) 1998-03-04 1998-03-04 パイプ用継手構造

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JPH11248068A true JPH11248068A (ja) 1999-09-14

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ID=12900097

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JP5191298A Pending JPH11248068A (ja) 1998-03-04 1998-03-04 パイプ用継手構造

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JP (1) JPH11248068A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7926534B2 (en) 2002-03-28 2011-04-19 Fast Fusion, Llc Pipe welder for simultaneously fusing a plurality of polyethylene pipes
CN106287956A (zh) * 2016-08-11 2017-01-04 合肥通用电源设备有限公司 一种新型空气除湿控制系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7926534B2 (en) 2002-03-28 2011-04-19 Fast Fusion, Llc Pipe welder for simultaneously fusing a plurality of polyethylene pipes
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