JPH11247520A - 防水扉装置 - Google Patents

防水扉装置

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JPH11247520A
JPH11247520A JP10052599A JP5259998A JPH11247520A JP H11247520 A JPH11247520 A JP H11247520A JP 10052599 A JP10052599 A JP 10052599A JP 5259998 A JP5259998 A JP 5259998A JP H11247520 A JPH11247520 A JP H11247520A
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JP
Japan
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door
waterproof door
waterproof
push
biasing
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Application number
JP10052599A
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English (en)
Inventor
Akinobu Hosoda
明伸 細田
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Kumahira Safe Co Inc
Original Assignee
Kumahira Safe Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】略水平方向に与えられる力を効率的に鉛直方向
に変換し、もって重量扉である防水扉の開閉が容易とな
る新規な防水扉装置を提供する。 【解決手段】支軸11,12を介して互いに回動可能に
連結され、曲線形状を呈した上辺部41a,42aが防
水扉1の下面に当接し、順次防水扉1を押し上げる複数
の押上げ部材41,42,43を有するとともに、防水
扉1の所定の起立位置以後、隣接し合う押上げ部材4
1,42同士、或いは押上げ部材42,43同士の相対
的な回動を規制する回動規制手段を有し、水平方向に移
動自在な車軸51A回りに回動可能となる扉立上げ機構
4と、車軸51Aを防水扉1の枢着位置である蝶番7に
向けて付勢するスプリング6を備える防水扉装置を構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建築物や駐
車場設備等の出入口に設けられ、通常は防水扉を床面と
ほぼ面一状態に保ち、大雨等による浸水が生ずる恐れが
発生した場合などの緊急時には起立させることにより、
出入口からの浸水を防止する防水扉装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】防水扉装置の一従来例を図7に基づいて
説明すると、防水扉1は、通常は出入口2の床面と同一
面に倒伏され、必要時には床に形成されるピット3内に
枢動自在に設置された駆動機構D′により自動的に起立
されるもので、多重の中ねじ式のジャッキ91が基部9
1aを支軸として回動しながらロッド91bを伸長させ
ることにより起立されるようになっている。ロッド91
bの先端には、揺動自在なアーム92の中間部が枢着さ
れており、アーム92の一端は、防水扉1の下面に設け
られたストッパ93に枢着され、また、アーム92の他
端にはローラ94が枢支されている。
【0003】ピット3には、前記ローラ94の転動をガ
イドする傾斜板95が設けられ、防水扉1が水平に倒伏
された状態においては、ローラ94は図に示すように傾
斜板95の下側に当接している。そして、駆動機構D′
のロッド91bが伸長すると、ローラ94が傾斜板95
に沿って転動し、駆動機構D′の上向きの枢動と防水扉
1の起立枢動を補助することになり、ローラ94が傾斜
板95から離れた後は、そのままロッド91bがストッ
パ93の部位を介して防水扉1を押し上げる恰好とな
り、やがて防水扉1は出入口2の両側に立設される扉枠
10に密接し、出入口2を閉塞する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の防水扉
装置では、駆動機構として電動式のジャッキ91を用い
ているため、大きな力を得ることができ、重量物である
扉を容易に起立させることができる。しかしながら、駆
動機構を電動式とするとコストが高くなるうえに、停電
時には作動不能になるという問題がある。この電動式の
ジャッキ91の代わりにスプリングで構成した手動式と
することも考えられるが、スプリングはジャッキに比べ
て付勢力が小さく、重量のある防水扉を持ち上げる機構
とするには、より効率的な力の伝達方法が必要となる。
【0005】本発明は、従来の防水扉装置が有する上記
の問題を解決し、略水平方向に与えられる力を効率的に
鉛直方向に変換し、もって重量扉である防水扉の開閉が
手動式で行える新規な防水扉装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は以下の手段を採用した。先ず、出入口の床
面下に設けられたピット内に一側が枢着され、常時は水
平に倒伏された状態で前記ピットの開口を閉塞し、緊急
時に起立されて出入口を閉塞する防水扉を備えた防水扉
装置において、支軸を介して互いに回動可能に連結さ
れ、上辺部が防水扉の下面に当接し、順次防水扉を押し
上げる複数の押上げ部材を有するとともに、防水扉の所
定の起立位置以後、隣接する押上げ部材同士の相対的な
回動を規制する回動規制手段を有し、水平方向に移動自
在な枢支軸回りに回動可能となる扉立上げ機構と、前記
枢支軸を防水扉の枢着位置方向に向けて付勢する付勢手
段とを備えることを特徴とする防水扉装置を構成した。
【0007】次に、防水扉を完全に起立させた状態にお
ける防水扉の倒伏を防止するため、出入口の床面下に設
けられたピット内に一側が枢着され、常時は水平に倒伏
された状態で前記ピットの開口を閉塞し、緊急時に起立
されて出入口を閉塞する防水扉を備えた防水扉装置にお
いて、水平方向に移動自在な枢支軸回りに回動可能であ
り、この回動動作により防水扉を押し上げる扉立上げ機
構と、前記枢支軸を防水扉の枢着位置方向に向けて付勢
する付勢手段とを備え、前記防水扉の鉛直起立時におい
て、前記扉立上げ機構の枢支軸が前記付勢手段の付勢方
向と反する方向へ移動することを抑止するとともに、更
に付勢方向へ力を加える扉押圧手段を設けたことを特徴
とする防水扉装置を構成した。この扉押圧手段として、
前記付勢手段における付勢方向に対して実質的に直交す
る方向にスライド可能となるスライド部材にストッパー
を備える構成とすれば簡単な構造が実現され、有効であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づきながら説明する。図1は防水扉が倒伏し
た状態における防水扉装置の側面断面図、図2は防水扉
が起立した状態における同側面断面図、図3は扉立上げ
機構部の斜視図、図4は防水扉の扉立上げ行程を示す行
程図、図5は防水扉が鉛直起立した状態における防水扉
装置の平面図、図6はストッパーと係止片の係合部の部
分拡大図である。図1において符号1は防水扉を示し、
出入口2の床面に設けられた浅いピット3内に一側が蝶
番7により枢着され、常時は水平に倒伏された状態でピ
ット3の開口を閉塞し、緊急時には図2に示すように、
鉛直起立されて支柱90に形成したパッキンP′に当接
し出入口2を閉塞する。ピット3内の前壁部にも、起立
時の防水扉1の表面と密着しピット3への水の浸入を防
ぐ防水パッキンPが固設されている。
【0009】図1ないし図3を参照するに、防水扉1の
下側に設けられた扉立上げ機構4は、複数の、本実施形
態では3つの板状の押上げ部材41,42,43を有し
ており、この内、図1において左側に位置する押上げ部
材41が台車5に取着されることにより、扉立上げ機構
4は水平方向に移動自在となっている。前記押上げ部材
41は、台車5における後輪51の車軸51Aを枢支軸
として、上下方向に回動可能に枢支されている。また、
押上げ部材41と中央に位置する押上げ部材42は支軸
11によって、押上げ部材42と右側に位置する押上げ
部材43は支軸12によって、押上げ部材43と防水扉
1は支軸13によって、それぞれ回動可能に連結され
る。
【0010】台車5は、付勢手段であるスプリング6に
よって、蝶番7に向けて、すなわち防水扉1の枢着位置
方向(図1における右方向、以下、「順方向」といい、
反する方向を「逆方向」という)に付勢されており、図
3に示すようにスプリング6の先端が台車5の前部に突
設された立上げ片54に当接し、後端はピット3内に固
設された固定片31(図1参照)に係止された構造とな
っている。符号61はスプリング6の内部を貫通して、
スプリング6の姿勢を保持させるための芯材であり、前
記した台車5の立上げ片54を貫通し、その前後端はピ
ット3に固着されている。なお、図5に示す符号53
は、台車5が上方に浮き上がらないように車輪51,5
2を内嵌させるガイドレールであり、台車5はこのガイ
ドレール53に沿って移動するようになっている。
【0011】前記押上げ部材41の上辺部41a及び押
上げ部材42の上辺部42aは各々緩やかな曲線形状を
呈しており、防水扉1の起立枢動において防水扉1の下
面に、順次当接、摺動しながら防水扉1を円滑に立ち上
げ可能とする形状となっている。次に、防水扉1の所定
の起立位置以後、隣接する押上げ部材同士の相対的な回
動を規制する回動規制手段について説明する。先ず、中
央に位置する押上げ部材42を、板材42Aとこれに突
設形成した突設部42Bとから構成する。突設部42B
は板材、或いは直方体状のブロック片等からなる。そし
て、図1に示すように押上げ部材41の右側下部に切欠
き部41bを形成する。この切欠き部41bは防水扉1
の倒伏時には、突設部42Bの左端部42bに間隔をも
って対向している。当該構造により、防水扉1が次第に
押し上げられ、押上げ部材41,42が支軸11回りに
回動していくと、やがて図3に示すように押上げ部材4
1の切欠き部41bと、押上げ部材42における突設部
42Bの左端部42bとが当接し、押上げ部材41と4
2の互いの相対的な回動が規制されることになる。同様
に、防水扉1がさらに押し上げられ、押上げ部材42,
43が支軸12回りに回動していくと、押上げ部材42
の突設部42Bの右端部42cと押上げ部材43の左下
端部43aとが当接し、押上げ部材42と押上げ部材4
3の互いの相対的な回動が規制されることになる。した
がって、防水扉1を鉛直起立させたときには、図2に示
すように、各押上げ部材41,42及び43は直線状に
位置して、防水扉1を支持するようになっている。
【0012】次に、以上の構成からなる防水扉装置の作
用について図4に基づき説明する。防水扉1が倒伏され
ピット3の開口を閉塞している図4(a)の状態では、
スプリング6の付勢力が押上げ部材41に働いている。
この力は、車軸51Aを中心とした押上げ部材41の反
時計回りの回転力となる。すなわち、この回転力は防水
扉1を押し上げる方向に働くことになる。防水扉1の倒
伏時には、この回転力は防水扉1を押し上げる方向に働
いていることになる。この押し上げ力と防水扉1の自重
による重力とは、僅かであるが重力の方を大きくする。
これにより、手で押し上げる力が防水扉1に加わると、
防水扉1が持ち上がることになる。そして、スプリング
6の付勢力と手の補助的な力で、台車5は右方向にスム
ースに移動することになり、押上げ部材41の曲線形状
の上辺部41aが防水扉1の下面を摺動する。具体的に
は、押上げ部材41と防水扉1との接触部は押上げ部材
41の先端方向へと連続的に移る。接触部が連続的に移
ることで、常に水平方向とは大きな角度(より垂直方向
に近い角度)に押し上げ力が働き、効率的な力の伝達が
可能となる。すなわち、スプリング6による水平方向の
付勢力が、台車5の車軸51Aを枢支軸として回動する
押上げ部材41を介して、防水扉1を押し上げる鉛直方
向の力に変換されるものである。
【0013】そして、防水扉1に対する押上げ部材41
の上辺部41aの摺動が終わったとき、押上げ部材41
の切欠き部41bと、押上げ部材42における突設部4
2Bの左端部42bとが当接し、押上げ部材41と押上
げ部材42の互いの相対的な回動が規制され、以後、一
体的に車軸51Aを中心として回動することになる。さ
て、押上げ部材41の上辺部41aが防水扉1の下面か
ら離れると、今度は押上げ部材42の上辺部42aが防
水扉1の下面に接触する。スプリング6の付勢力は、押
上げ部材41の切欠き部41bと、押上げ部材42の突
設部42Bの左端部42bとの当接部位を介して、押上
げ部材42の上辺部42aを防水扉1に押し付けること
になる。押上げ部材42の上辺部42aは、押上げ部材
41の上辺部41a同様、曲線形状に形成されているの
で、防水扉1を前述した押上げ部材41の時と同様に、
効率的な(常に水平方向から大きな角度となる)力で押
し上げる。
【0014】さらに、防水扉1の起立が進むと、図4
(c)に示すように、押上げ部材42における突設部4
2Bの右端部42cと押上げ部材43の左下端部43a
とが当接して、押上げ部材42と押上げ部材43の互い
の相対的な回動が規制され、以後、一体的に回動するこ
とになる。すなわち、これ以降は押上げ部材41,42
及び43が一体的に回動することになる。そして、図2
に示すように、台車5の順方向への移動が完了し、防水
扉1が完全に鉛直に起立する。このとき、押上げ部材4
1,42及び43は直線状に配置されて防水扉1を支持
し、スプリング6の付勢力でその転倒を防止する機能を
果たす。
【0015】なお、図示はしないが、他の実施例とし
て、押上げ部材41,42の上辺部にそれぞれローラを
突出させて設け、このローラを防水扉1の下面に当接さ
せる態様としても良い。この場合、押上げ部材41のロ
ーラから、押上げ部材42のローラへと順次当接部を移
しながら防水扉1を円滑に立ち上げることになる。
【0016】ここで、本実施形態においては、防水扉1
の鉛直起立時、防水扉1に水圧が加わっても台車5が逆
方向へ移動することを抑止するとともに、更に付勢方向
へ力を加える扉押圧手段を設けてある。図5及び図6を
参照するに、扉押圧手段8はストッパー81を備えてお
り、このストッパー81は、台車5の移動方向に直交す
る方向に刻設された摺動孔82Aに嵌設され、ピット3
の底面と面一とされたスライド部材82に固着されてい
る。このスライド部材82は、摺動孔82Aに沿ってス
ライド可能であって、摺動孔82Aの側部には、スライ
ド部材82のスライド動作が円滑となるように、複数の
ローラ83が設けられている。スライド部材82の長手
方向のほぼ中央位置には、ラック84が固設されてお
り、これに噛合するピニオン85を、ピット3に取着し
た操作レバー86で回転させることにより、スライド部
材82を左右にスライドさせる。
【0017】図6に示すように、台車5の後部には係止
片55が設けられ、この係止片55とストッパー81と
が密着することにより、台車5の逆方向への移動が抑止
される。そして、この係止片55の後ろ側にストッパー
81が入り込みやすいように、係止片55の密着面55
aの一端側は、図3及び図5に示すように、平面視して
傾斜形状をなしている。また、係止片55とストッパー
81の接触面は、それぞれ支軸13と車軸51Aとを結
ぶ方向に対し、略垂直面をなし、支軸13へ効率的に力
を伝える。
【0018】この扉押圧手段8の作用について説明する
と、扉立上げ機構4の起立動作時においては、図5に仮
想線で示すように、ストッパー81が台車5の移動位置
と重ならないように、スライド部材82は最右端に位置
している。そして、防水扉1の起立動作が完了したら、
ストッパー81が図5に実線で示す位置にくるように、
操作レバー86を操作してスライド部材82を最左端に
スライド移動させる。ここで、ストッパー81と係止片
55とが密着するが、係止片55の密着面55aの一端
側は傾斜形状となっているので、くさび効果により台車
5が若干前方向に押し出される。当然、ストッパー81
の一端側を傾斜状とし、係止片55側を平面としても良
い。この台車5に対する押出し力が、そのまま扉立上げ
機構4を介して防水扉1を防水パッキンP,P′に押圧
する力となり、防水扉装置の水密性が向上することにな
る。かくして、ストッパー81と台車5における係止片
55が係合し、台車5が逆方向へ移動することを抑止す
るとともに、防水扉装置の水密性を高めるのである。
【0019】以上、上記した各実施形態においては、扉
立上げ機構4を3つの押上げ部材から構成したが、押上
げ部材の個数は3つに限定されず、2つまたは4つ以上
から構成させても良い。
【0020】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、略水平
方向に与えられる力を効率的に鉛直方向に変換すること
が可能となる。したがって、重量扉である防水扉の開閉
が容易となり、作業者の負担を大幅に軽減させることが
できる。また、ジャッキ等のアクチュエータを要しない
構造であり、非常に経済的な防水扉装置となる。さら
に、扉立上げ機構の枢支軸が付勢手段の付勢方向と反す
る方向へ移動することを抑止するとともに、更に付勢方
向へ力を加える扉押圧手段を設けることにより、防水扉
の倒れを確実に防止することができ、安全性の向上を図
ることができる。また、防水扉をパッキンに付勢するた
め、防水性能が向上する。この扉押圧手段として、付勢
手段における付勢方向に対して実質的に直交する方向に
スライド可能であり、ピットの底面と実質的に面一とさ
れたスライド部材に固定されたストッパーを備える構成
とすれば、簡単な構造が実現され、経済的な防水扉装置
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】防水扉が倒伏した状態における防水扉装置を示
す側面断面図である。
【図2】防水扉が起立した状態における防水扉装置を示
す側面断面図である。
【図3】扉立上げ機構部を示す斜視図である。
【図4】防水扉の立上げ行程を示す行程図である
【図5】防水扉が起立した状態における防水扉装置を示
す平面図である。
【図6】ストッパーと係止片の連結部分の部分拡大図で
ある。
【図7】防水扉装置の一従来例を示す側面断面図であ
る。
【符号の説明】
P,P′ 防水パッキン 1 防水扉 2 出入口 3 ピット 4 扉立上げ機構 5 台車 6 スプリング 7 蝶番 8 扉押圧手段 11〜13 支軸 16 ガイド部材 16a 傾斜面 41〜43 押上げ部材 41a,42a 上辺部 51 後輪(車輪) 51A 車軸 52 車輪 53 ガイドレール 55 係止片 61 芯材 81 ストッパー 82 スライド部材 82A 摺動孔 83 ローラ 84 ラック 85 ピニオン 86 操作レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入口の床面下に設けられたピット内に
    一側が枢着され、常時は水平に倒伏された状態で前記ピ
    ットの開口を閉塞し、緊急時に起立されて出入口を閉塞
    する防水扉を備えた防水扉装置において、 支軸を介して互いに回動可能に連結され、上辺部が防水
    扉の下面に当接し、順次防水扉を押し上げる複数の押上
    げ部材を有するとともに、防水扉の所定の起立位置以
    後、隣接する押上げ部材同士の相対的な回動を規制する
    回動規制手段を有し、水平方向に移動自在な枢支軸回り
    に回動可能となる扉立上げ機構と、 前記枢支軸を防水扉の枢着位置方向に向けて付勢する付
    勢手段とを備えることを特徴とする防水扉装置。
  2. 【請求項2】 出入口の床面下に設けられたピット内に
    一側が枢着され、常時は水平に倒伏された状態で前記ピ
    ットの開口を閉塞し、緊急時に起立されて出入口を閉塞
    する防水扉を備えた防水扉装置において、 水平方向に移動自在な枢支軸回りに回動可能であり、こ
    の回動動作により防水扉を押し上げる扉立上げ機構と、 前記枢支軸を防水扉の枢着位置方向に向けて付勢する付
    勢手段とを備え、 前記防水扉の鉛直起立時において、前記扉立上げ機構の
    枢支軸が前記付勢手段の付勢方向と反する方向へ移動す
    ることを抑止するとともに、更に付勢方向へ力を加える
    扉押圧手段を設けたことを特徴とする防水扉装置。
  3. 【請求項3】 前記扉押圧手段は、前記付勢手段の付勢
    方向に対して略直交する方向にスライド可能となるスラ
    イド部材にストッパーを備える構成としたことを特徴と
    する請求項2に記載の防水扉装置。
JP10052599A 1998-03-05 1998-03-05 防水扉装置 Pending JPH11247520A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008184813A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Shinko Kenzai Kk 起倒式水防装置
JP2013189831A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Hitachi Zosen Corp 浮体式フラップゲート

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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