JPH11246599A - モノクローナル抗体、ハイブリッド細胞、およびモノクローナル抗体の製造方法 - Google Patents
モノクローナル抗体、ハイブリッド細胞、およびモノクローナル抗体の製造方法Info
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- JPH11246599A JPH11246599A JP10062147A JP6214798A JPH11246599A JP H11246599 A JPH11246599 A JP H11246599A JP 10062147 A JP10062147 A JP 10062147A JP 6214798 A JP6214798 A JP 6214798A JP H11246599 A JPH11246599 A JP H11246599A
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Abstract
て、特異的認識部位が分子構造レベルで特定されてお
り、臨床診断、分析等において有用なモノクローナル抗
体を提供する。 【解決手段】 メチルグリオキサールで修飾した蛋白質
を調製し、前記工程で得られた蛋白質を抗原として免疫
した恒温動物から得られる抗体産生細胞とミエローマ細
胞とを融合させてハイブリッド細胞とし、該ハイブリッ
ド細胞を培養して培養物中からメチルグリオキサール修
飾アルギニン誘導体を特異的に認識するモノクローナル
抗体を取得する。該モノクローナル抗体は、Nδ−(5
−ヒドロキシ−4,6−ジメチルピリミジン−2−イ
ル)オルニチン、Nδ−(5−ハイドロ−5−メチル−
4−イミダゾロン−2−イル)オルニチン、及びMA1
と反応性を有する。
Description
体及びその製造方法、特にメチルグリオキサールとアミ
ノ酸、ペプチドあるいは蛋白質のアルギニン残基との反
応物に対する高い特異性を有するモノクローナル抗体、
該モノクローナル抗体を産生するハイブリッド細胞、お
よびモノクローナル抗体の製造方法に関する。さらに詳
しくは、メチルグリオキサール修飾アルギニン誘導体を
特異的に認識するモノクローナル抗体、該モノクローナ
ル抗体を産生するハイブリッド細胞、およびモノクロー
ナル抗体の製造方法に関する。
ノ基は、還元糖のアルデヒド基と非酵素的に縮合し、非
酵素的に糖化され、糖化アミノ酸、糖化ペプチド或いは
糖化蛋白質(以下、「糖化蛋白質等」と略すこともあ
る。)となることが知られている。該糖化反応は、メイ
ラード反応と呼ばれ、この反応が生体内でも進行し、老
化や糖尿病合併症の進展に関与していることが知られて
いる(Bio Industry vol.13,N
o.7,p14,1996)。
の反応に分けることができる。前期段階の反応は、蛋白
質の側鎖アミノ基やN末端アミノ基と糖のカルボニル基
が反応し、シッフ塩基を形成した後、アマドリ転位化合
物が形成される。生体内に存在する該前期段階反応生成
物としては、例えば、ヘモグロビンA1Cや糖化アルブ
ミン等が知られており、さまざまな病態、特に糖尿病に
関与していることが知られている。
後、さらに酸化・脱水・縮合・環状化等の複雑な反応を
経由し、蛍光性、褐色化、分子内・分子間架橋お
よび生物学的認識のうち少なくともどれか一つの特性
を有する後期反応生成物(Advanced Glyc
ation End Products.以下「AG
E」と略す。)を生じる。
ルリジン、ピラリン、ペントシジン、クロスリン、或い
はX1等が提唱されている。
る抗体であって、特異的認識部位が分子構造レベルで特
定された抗体は、該抗体を抗原物質の検出に使用した場
合に正確、且つ精密に検出することができるので、臨床
診断、分析等において有用なものである。抗原物質の検
出方法としては、免疫化学的な検出方法ならばいずれの
方法でも使用することが可能であるが、具体的には免疫
組織学的方法、酵素免疫学的測定法等が挙げられる。従
って、このような特定分子構造を特異的に認識する抗体
の出現が強く要望されている。
対する抗体が調製され、その免疫学的研究によれば、老
化・糖尿病、糖尿病性腎症或いは哺乳動物のレンズクリ
スタリン等で陽性であることが知られている(J.Cl
in.Invest.,85.380−384,199
0, J.Biol.Chem.,263,3758−
3764,1989, J.Clin.Inves
t.,89.1102−1112,1992)。また、
特開平9−178740号公報によれば、糖尿病又は糖
尿病合併症用マーカーとしてのカルボキシメチルリジン
に対する抗体の利用について記載されている。
G」と略すこともある。)は、トリオースリン酸、ジヒ
ドロキシアセトンリン酸、或いはグリセルアルデヒド−
3−リン酸の非酵素的あるいは酵素的異化により生体
内、特に血中に比較的多量に存在することが知られてお
り、糖尿病患者での血清レベルが高値であること、或い
はストレプトゾトシンにより糖尿病を誘発したラットの
レンズに多量に存在することが報告されている(Bio
chem.Pharmacol.46,805−81
1,1993、Clin.Sci.,87,21−2
9,1994)。また、MGは、生体内濃度レベルで蛋
白質と反応して蛍光性の産物を生成し、AGEを生成す
る直接的なメディエーターとして機能することができる
ばかりでなく、糖尿病や老化との関連性も報告されてい
る(Biochim.Biophys.Acta.,1
270,36−43,1995、J.Biol.Che
m.,269,32299−32305,1994、
J.Biol.Chem.,267,4364−436
9,1992)。
AGE構造体を有する物質或いは部位を特異的に検出す
ることは、臨床診断、分析等に有用であると考えられ
る。
ノ酸に対するポリクローナル抗体を使用した免疫組織学
的研究では、ヒト動脈硬化病巣には該ポリクローナル抗
体により強く染色される部位が存在することが報告され
ている(FEBS Letters,410,313−
318,1997)。
抗体であり、抗体を得る場合、多量の抗原が必要であ
る、抗体の力価が製造毎に異なる、経済的効率が低
い等の問題があり、さらには抗体の特異的認識部位が分
子構造レベルで特定されていないため測定対象が明確で
ない等の問題が生じており、このようなデメリットの無
い、特定分子構造を特異的に認識するモノクローナル抗
体が必要とされている。
れており(J.Biol.Chem.,vol.26
9.p32299−32305.1994, J,Pr
ot.Chem., vol.14.p359−37
2.1995)、MGが蛋白質、ペプチドあるいはアミ
ノ酸と反応する場合、MGは蛋白質、ペプチド中のアル
ギニン、あるいは単独アルギニンと反応することが知ら
れている。したがって、MGと蛋白質、ペプチド中のア
ルギニン、あるいは単独アルギニンが反応して生じたメ
チルグリオキサール修飾アルギニン誘導体を有する物質
あるいは部位を検出することにより、糖化蛋白質等を検
出することは臨床学上あるいは分析方法上有用である。
は、糖化蛋白質等に特異的に反応する抗体であって、特
異的認識部位が分子構造レベルで特定されており、臨床
診断、分析等において有用なモノクローナル抗体を提供
することである。
点に鑑み、検討した結果、メチルグリオキサール(略
語:MG)と供にカギアナカサガイのヘモシアニン(以
下、「KLH」と略すこともある。)をインキュベート
してMGで修飾したKLHを調製し、これを抗原として
免疫された恒温動物から得られる抗体産生細胞とミエロ
ーマ細胞とのハイブリッド細胞が、メチルグリオキサー
ル修飾アルギニン誘導体を特異的に認識するモノクロー
ナル抗体を産生することを見いだし本発明の完成に至っ
た。
修飾アルギニン誘導体を特異的に認識することを特徴と
するモノクローナル抗体である。
これを抗原とし、該抗原で免疫された恒温動物から得ら
れる抗体産生細胞とミエローマ細胞とを融合させたハイ
ブリッド細胞が産生する、メチルグリオキサール修飾ア
ルギニン誘導体を特異的に認識するモノクローナル抗体
であることを特徴とする。
(5−ヒドロキシ−4,6−ジメチルピリミジン−2−
イル)オルニチン、Nδ−(5−ハイドロ−5−メチル
−4−イミダゾロン−2−イル)オルニチン、及びMA
1と反応性を有する。
ルピリミジン−2−イル)オルニチン(略語:AP)
は、次式(1)で示される化合物である。
−イミダゾロン−2−イル)オルニチン(略語:5HM
I)は、次式(2)で示される化合物である。
ある。
ールで修飾した蛋白質を調製し、(2)前記工程で得ら
れた蛋白質を抗原として免疫した恒温動物から得られる
抗体産生細胞とミエローマ細胞とを融合させてハイブリ
ッド細胞とし、(3)該ハイブリッド細胞を培養して培
養物中からメチルグリオキサール修飾アルギニン誘導体
を特異的に認識するモノクローナル抗体を取得すること
を特徴とするモノクローナル抗体の製造方法である。
びその製造方法においては、MGと供にインキュベート
されるべき蛋白質はカギアナカサガイのヘモシアニン
(略語:KLH)であることが望ましい。
MGと供にインキュベートした蛋白質を調製し、これを
抗原として免疫された恒温動物から得られる抗体産生細
胞と、得られた抗体産生細胞を継代培養可能なミエロー
マ細胞とのハイブリッド細胞を創出し、このハイブリッ
ド細胞の中から目的のモノクローナル抗体のみを産生す
るハイブリッド細胞をスクリーニングし、このハイブリ
ッド細胞が抗体を産生する環境下で大量培養することに
より抗体は製造される。
ることができる抗原は、蛋白質とMGの反応物であれば
良い。蛋白質としては特に限定されず、例えば、ウシ血
清アルブミン(以下、「BSA」と略すこともあ
る。)、卵白アルブミン、カギアナカサガイのヘモシア
ニン(略語:KLH)などが挙げられ、KLHが好まし
く使用できる。
方法としては、例えば、前記蛋白質とMGを緩衝液中で
混合(攪拌)して得ることが可能である。用いる緩衝液
としては、リン酸塩、炭酸塩などの緩衝液が挙げられ、
好ましくはリン酸緩衝液が用いられる。緩衝液のpHは
該反応が進行するpHであれば特に限定されないが、p
H6〜11、好ましくはpH7〜9である。緩衝液の濃
度は、該反応が進行する濃度であれば特に限定されない
が、1mM〜0.5M、好ましくは10〜100mMの
緩衝液である。この反応過程は、蛋白質中のアミノ酸の
減少率で検出することが可能である。アミノ酸の減少率
は、例えば、反応前後の試料のMGと反応していないア
ミノ酸をアミノ酸自動分析装置で測定することにより求
めることができる。アミノ酸減少率としては、使用する
蛋白質により異なるが、アルギニン減少率が10%以
上、好ましくは20%以上減少することが望ましい。
は、例えば、25〜45℃で1時間〜1カ月が好まし
く、さらに好ましくは30〜40℃で1日〜7日であ
る。
できる。該免疫動物としては、例えばマウス、ハムスタ
ー、ラット、モルモット、ウサギ、イヌ等であれば特に
制限されないが、抗体産生細胞を融合するミエローマ細
胞がマウス由来のものであるため、好ましくはマウスが
使用される。
用いることができる。例えば、7ないし30日、特に1
2ないし16日間隔で2または3回の投与が好ましい。
1回の投与量は、免疫される動物により異なるが、例え
ば、約0.05〜2mg程度を目安とする。投与経路は
皮下注射、皮内注射、腹膜腔内注射、静脈内注射、筋肉
内注射等を選択することができるが、好ましくは腹膜
腔、皮下もしくは筋肉内に注射して行う投与形態であ
る。さらに好ましくは、前記投与経路を2ないし3組み
合わせた投与経路、例えば、腹膜腔注射、皮下注射およ
び筋肉内注射全ての投与経路を組み合わせるのが好まし
い。
えばフロイントの完全アジュバント、フロイントの不完
全アジュバント、水酸化アルミニウム等の通常用いられ
るアジュバントの1種を含有するナトリウムリン酸緩衝
液、生理食塩水等に溶解して用いることができるが、上
記のようなアジュバントを使用しなくとも良い。ここ
で、アジュバントとは抗原と共に投与したとき、非特異
的にその抗原に対する免疫反応を増強する物質を意味す
る。
7〜30日間処置せずに放置した後、該恒温動物の血清
を少量採取し、抗体価をウエスタンブロット法、凝集
法、酵素免疫測定法、一元放射状免疫拡散法等により測
定することができる。より簡便には酵素免疫測定法によ
り測定することができる。抗体価が上昇してきたら、状
況に応じて抗原の追加投与を適当回数行うことができ
る。例えば、0.01〜1mg、特に、0.05〜0.
5mgの投与量で1もしくは2回の追加投与が行われ
る。最後の投与の1ないし30日後、特に好ましくは1
〜7日後に免疫した恒温動物から抗体を産生するリンパ
球を含む組織を摘出する。摘出する組織は、抗体を産生
するリンパ球を含む抹消リンパ系組織ならどこでも良い
が、好ましくは脾臓である。
体実験操作入門」(講談社サイエンティフィック 安藤
民衛ら 1991)等に記載されている方法により、継
代培養可能な細胞とするために、例えば、仙台ウイルス
やポリエチレングリコール存在下、ある種のガン細胞と
細胞融合させて、ハイブリッド細胞を得ることができ
る。ここで用いられるガン細胞は、同じ恒温動物でも同
種の恒温動物のガン細胞を用いることが望ましく、例え
ばマウスを免疫動物として得られた脾臓細胞と融合させ
る場合、マウスミエローマ細胞を用いることが好まし
い。実際に用いられる細胞融合の方法としては、公知の
技術(J. Immunol. Method 39:
285−308,1980)を用いることができる。
臓とマウスミエローマ細胞をポリエチレングリコール存
在下で融合を行い、ハイブリッド細胞のみが生育可能で
あるHAT培地(ヒポキサンチン、アミノプテリン、チ
ミジン添加培地)により選択的にハイブリッド細胞を増
殖させ、ハイブリッド細胞がコロニーを形成させた後、
培養上清中の抗体をスクリーニングすることで目的の抗
体を産生するハイブリッド細胞を得ることができる。
ば、ウエスタンブロット法あるいは酵素免疫化学的測定
法等が挙げられる。また、目的の抗体を産生するハイブ
リッド細胞は、限界希釈法を繰り返すことにより最終的
に単一のハイブリッド細胞を得ることができる。
イブリッド細胞は抗体を産生する環境下で大量培養する
ことにより抗体を製造することができる。
るハイブリッド細胞が産生した抗体は、例えば遠心分
離、硫酸アンモニウムまたはポリエチレングリコールを
用いる蛋白質分画、水性二層分配法、ゲル濾過クロマト
グラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、アフィニ
ティークロマトグラフィー、電気泳動等の蛋白質の一般
的な生化学的分離方法を、単独もしくはいくつかの方法
を組み合わせて使用することにより精製することができ
る。
る。なお、本発明は本実施例に限定されるものではな
い。
mgのカギアナカサガイのヘモシアニン(略語:KL
H)を50mMリン酸緩衝液(pH7.2)で溶解した
溶液(濃度:1mg/ml)を即座に加え、37℃で3
日間反応させてMGとKLHのコンジュゲート(略語:
MG−KLH)を得て、これを抗原とした。自動アミノ
酸分析装置〔JEOL JLC−500、日本分光
(株)製〕でMG−KLH中の減少したアミノ酸を調べ
たところ、リジン(以下、「Lsy」と略すこともあ
る。)およびアルギニン(以下、「Arg」と略すこと
もある。)は、各々57%、65%減少していた。
トの完全アジュバントとよく混合してエマルジョンと
し、これをマウス(BALB/c、オス、6〜8週齢)
の腹腔内に100μl免疫した。初回免疫から10〜1
4日後、抗原とフロイントの不完全アジュバントをよく
混合してエマルジョンとして、追加免疫を行った。追加
免疫から3週間後、抗原とリン酸緩衝生理食塩水(以
下、「PBS」と略す。)を混合して最終免疫を行っ
た。なお、抗体価は、追加免疫の1週間後、マウス眼孔
静脈から血液を採取し、得られた血清を用いて酵素免疫
化学的方法で抗原に対する抗体が産生していることを確
認した。酵素免疫化学的方法では、免疫したマウスから
得られた血清と比較対照となる免疫前のマウスから得ら
れた血清の間に比較的大きな抗体価の差異が見られ、免
疫後に抗体価の上昇が確認された。
疫測定法により確認した。すなわち、抗原の調製に記載
した方法と同様にウシ血清アルブミン(以下、「BS
A」と略すこともある。)とMGを反応させて、MGと
BSAのコンジュゲート(以下、「MG−BSA」と略
すこともある。)を得た。これを96穴イムノプレート
に物理吸着させ、0.05%Tween20−トリス緩
衝液(pH7.4)(以下、「TTBS」と略すことも
ある。)で3回洗浄した後、1%BSAを含むトリス緩
衝液(pH7.4)(以下、「ブロッキング液」と略す
こともある。)でブロッキングを行った。このプレート
のウエルにマウスから得られた血清(100μl/ウエ
ル)を入れて、37℃で1時間反応させた。ウエルを洗
浄後、西洋ワサビペルオキシダーゼで標識されているマ
ウス抗体に対するウサギ抗体をTTBSで5000倍希
釈した液(100μl/ウエル)(以下、「酵素標識抗
体溶液」と略す。)を入れて、37℃で1時間反応させ
た。ウエルを洗浄後、O−フェニレンジアミン(0.4
mg/ml)および過酸化水素(0.003%)を含む
0.1Mクエン酸−リン酸緩衝液(pH5)(100μ
l/ウエル)(以下、発色液と略す。)を入れて室温で
15−20分間反応させた。発色反応は1Mの硫酸(5
0μl/ウエル)(以下、反応停止液と略す。)を入れ
ることで停止し、マイクロプレートリーダーで492n
mの吸光度を測定して抗体価の確認を行った。なお、ブ
ランクとしては、MG−BSAのかわりにBSAを用い
たプレートを準備して用いた。
脾細胞を得た。得られた脾細胞はRPMI−1640培
地で洗浄した。この洗浄した脾細胞と同様にRPMI−
1640培地でよく洗浄したミエローマ細胞であるマウ
ス653細胞(P3X63−Ag8,653:CRL・
1580)を細胞数が7:1の割合になるように混和
し、培地に対して50w/v%のポリエチレングリコー
ル1540溶液を徐々に加えて5分間混和した。これに
RPMI−1640培地を加えて反応を停止させた後、
5分間遠心分離して上清を廃棄した。これにRPMI−
1640培地を加えた後、5分間遠心分離を行い上清を
廃棄した。この操作を2回繰り返して細胞を洗浄した。
加えて細胞を懸濁し、96穴マイクロプレートの各ウエ
ルに100μlずつ分注し、HAT培地により選択的に
ハイブリッド細胞を増殖させた。融合から10日後、H
T培地(HAT培地からアミノプテリンを除いたもの)
でウエル中の1/2量の培養上清を置換した。この操作
を2〜3回繰り返した。培養上清については酵素免疫化
学的方法により抗体価を確認し、スクリーニングを行っ
た。なお、抗体価の確認方法は、前述の抗体価の確認方
法と同様であるが、試験に用いる試料として血清の代わ
りに得られた培養上清を用いた。スクリーニングにより
抗体活性の確認されたウエルの細胞は限界希釈を行い培
養し、最終的にはスクリーニングと限界希釈を繰り返す
ことによりMG修飾蛋白質に対して高い抗体活性を有
し、且つ単一の細胞からなるクローン株を得た。該クロ
ーン株は、通商産業省工業技術院生命工学工業技術研究
所に平成10年2月25日に寄託番号(FERM P−
16665)として寄託されている。
ナル抗体は、前記クローン株をBALB/Cマウスの腹
腔内で増殖させ、その腹水中からプロテイン−Aセファ
ロースFFカラム(ファルマシア社製)を用いてそれぞ
れを精製した。
ら得られたMG修飾蛋白質を認識するモノクローナル抗
体の内、6B株のモノクローナル抗体の反応特異性につ
いて確認を行った。なお、検討に用いるモノクローナル
抗体は、前記の精製したものを用いた。
価法−1 本発明のモノクローナル抗体の反応特異性を酵素免疫測
定法にて評価した。すなわち、96穴イムノプレートに
ウエル当たり100μlの糖或いは、アルデヒド等と供
にインキュベートしたBSA(4μg/ml)または、
銅酸化した低比重リポ蛋白質(4μg/ml)を加え、
4℃で一昼夜静置してプレートに物理吸着させ、ウエル
当たり300μlのTTBSで3回洗浄した後、1%B
SA含有TTBSもしくは蒸留水で4倍希釈したブロッ
クエースをウエル当たり300μl加えてブロッキング
した。このプレートを上記と同様にTTBSで3回洗浄
した後、ウエル当たり100μlのTTBSで希釈した
本モノクローナル抗体溶液(1μg/ml)を加えて、
37℃で3時間インキュベートした。このプレートをT
TBSで3回洗浄した後、西洋ワサビペルオキシダーゼ
で標識されているマウス抗体に対するウサギ抗体をTT
BSで5000倍希釈した液を入れて37℃で1時間反
応させた。このプレートをTTBSで3回洗浄した後、
ウエル当たり100μlの発色液を加えて室温で15〜
20分間インキュベートした。さらにウエル当たり50
μlの反応停止液を加えた後、マイクロプレートリーダ
ーで492nmの吸光度を測定し、本発明のモノクロー
ナル抗体の反応特異性を評価した。
法−2 本発明のモノクローナル抗体の反応特異性を酵素免疫測
定法にて評価した。すなわち、96穴イムノプレートに
MGと供にインキュベートしたBSAを加えてプレート
に物理吸着させたプレートのウエルに、本発明によるモ
ノクローナル抗体(1μg/ml)に終濃度1mMとな
るように各種のMG処理アミノ酸(MG−アミノ酸)を
加えたものを試料とする以外は前項に記載の方法と同様
にして吸光度を測定し、本発明のモノクローナル抗体の
反応特異性を評価した。
載した方法に準じて調製を行った。すなわち、アミノ酸
として、N−α−アセチル−L−リジン(略語:Nac
etyl−Lys)または、N−α−アセチル−L−ア
ルギニン(略語:Nacetyl−Arg)をMGと供
にインキュベートしてMG−アミノ酸誘導体を調製し
た。調製したMG−アミノ酸誘導体は、それぞれ、溶媒
系として10%メタノール含有50mM酢酸を流速1.
0ml/minとするDevelosil ODS−H
G−5(8×250mm;Nomura Chemic
als)に供した。溶出プロフィルは、215nmの吸
光度によりモニターし、ピークを分取した。得られたピ
ークをマススペクトロメーター(JOEL JMS−D
X 705 mass spectrometer)お
よびNMR(Bruker ARX−400 spec
trometer)で解析した結果、MG−(Nace
tyl−Lys)誘導体として、1,3−ジ−Nα−ア
セチルリジノ−4−メチルイミダゾール(略語:IL)
およびNδ−(カルボキシエチル)−Nα−アセチルリ
ジン(略語:CEL)、MG−(Nacetyl−Ar
g)誘導体として、前記式(1)で示されるNδ−(5
−ヒドロキシ−4,6−ジメチルピリミジン−2−イ
ル)オルニチン(略語:AP)、前記式(2)で示され
るNδ−(5−ハイドロ−5−メチル−4−イミダゾロ
ン−2−イル)オルニチン(略語:5HMI)、および
前記式(3)で示されるMA1を得た。
である。
物である。
する反応特異性を評価した。すなわち、MG、キシロー
ス、フルクトース、グルコース、アラビノース、ヘキサ
ナール、ペンタナール、プロペナール、ノネナール、オ
クテナール、ヘキセナール、クロトナール、アクロレイ
ン、マロンジアルデヒド(MDA)、4−ヒドロキシノ
ネナール(HNE)、カルボキシメチルリジン(CM
L)、銅酸化低比重LDL蛋白質(Cu2+LDL)、
フルクトース−6−リン酸(F6P)、グルコース−6
−リン酸(G6P)、未処理BSA(Native)な
どの図1に記載される各種物質と供にインキュベートし
たBSAを用い、前記のモノクローナル抗体の反応特異
性評価法−1により測定した。その結果を縦軸に物質、
横軸に吸光度(O.D.)をとったグラフとして図1に
示す。MGとインキュベートしたBSAは認識されるも
のの、他の物質でインキュベートしたBSAは全く認識
されなかった。
ノ酸反応生成物に対する反応特異性を評価した。前記、
実施例1、「抗原の調製」の項に示したように、MGと
蛋白質を反応させた場合、自動アミノ酸分析装置で測定
したMG修飾蛋白質中の減少するアミノ酸は、リジン
(以下、「Lsy」と略すこともある。)およびアルギ
ニン(以下、「Arg」と略すこともある。)である。
従って、MG−アミノ酸誘導体としては、アミノ酸とし
てLysおよびArgを用いて前記実施例1のモノクロ
ーナル抗体の反応特異性を評価した。すなわち、Nac
etyl−Lys、Nacetyl−ArgおよびNa
cetyl−LysまたはNacetyl−ArgのM
G修飾物(略語:MG+Nacetyl−Lys、MG
+Nacetyl−Arg)を競合物質として前記のモ
ノクローナル抗体の反応特異性評価法−2により測定し
た。その結果を縦軸に競合物質、横軸に吸光度(O.
D.)をとったグラフとして図2に示す。その結果、N
acetyl−ArgのMG修飾物を競合物質として添
加したもののみ吸光度が減少した。従って本抗体はMG
+Nacetyl−Argは認識するものの、他のMG
−アミノ酸誘導体は全く認識しないことが明らかとなっ
た。
ら得られた結果をさらに詳細に検討するために、実施例
1のモノクローナル抗体に関してMG−アミノ酸誘導体
に対する反応特異性を評価した。すなわち、MG−(N
acetyl−Lys)誘導体として、1,3−ジ−N
α−アセチルリジン−4−メチルイミダゾール(略語:
IL)およびNδ−(カルボキシエチル)−Nα−アセ
チルリジン(略語:CEL)、MG−(Nacetyl
−Arg)誘導体として、Nδ−(5−ハイドロ−5−
メチル−4−イミダゾロン−2−イル)オルニチン(略
語:5HMI)、Nδ−(5−ヒドロキシ−4,6−ジ
メチルピリミジン−2−イル)オルニチン(略語、A
P)およびMA1を競合物質として前記のモノクローナ
ル抗体の反応特異性評価法−2により測定した。その結
果を縦軸に競合物質、横軸に吸光度(O.D.)をとっ
たグラフとして図3に示す。その結果、MGとArgの
反応生成物である、MA1、5HMIおよびAPを競合
物質として添加したもののみ吸光度が減少した。従って
本抗体はMGとArgの反応生成物、MG―アミノ酸誘
導体のみを認識することが明らかとなった。
によればメチルグリオキサールと蛋白質の反応生成物が
結合したときに生じるメチルグリオキサール修飾アルギ
ニン誘導体を特異的に認識するモノクローナル抗体を提
供することができる。また、上記実施例から明らかなよ
うに、本発明のモノクローナル抗体は、認識部位が分子
構造レベルで限定されているので、臨床診断、分析等に
おいて有用性が有り、糖化蛋白質等の疾患・病態との関
連性の解明のための一助となることが期待される。
BSA修飾体に対する本発明のモノクローナル抗体の反
応性について、酵素免疫学的測定法により測定した結果
を示すグラフである。
ローナル抗体の認識構造について、酵素免疫学的測定法
により測定した結果を示すグラフである。
て、酵素免疫学的測定法により測定した結果を示すグラ
フである。
Claims (7)
- 【請求項1】 メチルグリオキサール修飾アルギニン誘
導体を特異的に認識することを特徴とするモノクローナ
ル抗体。 - 【請求項2】 Nδ−(5−ヒドロキシ−4,6−ジメ
チルピリミジン−2−イル)オルニチン、Nδ−(5−
ハイドロ−5−メチル−4−イミダゾロン−2−イル)
オルニチン、及びMA1と反応性を有する請求項1記載
のモノクローナル抗体。 - 【請求項3】 前記モノクローナル抗体は、メチルグリ
オキサールで修飾した蛋白質を抗原とし、該抗原で免疫
された恒温動物から得られる抗体産生細胞とミエローマ
細胞とを融合させたハイブリッド細胞から得られたもの
である請求項1または2記載のモノクローナル抗体。 - 【請求項4】 前記抗原は、メチルグリオキサールで修
飾したカギアナカサガイのヘモシアニンである請求項3
記載のモノクローナル抗体。 - 【請求項5】 請求項1または2記載のモノクローナル
抗体を産生することができるハイブリッド細胞。 - 【請求項6】 (1)メチルグリオキサールで修飾した
蛋白質を調製し、 (2)前記工程で得られた蛋白質を抗原として免疫した
恒温動物から得られる抗体産生細胞とミエローマ細胞と
を融合させてハイブリッド細胞とし、 (3)該ハイブリッド細胞を培養して培養物中からメチ
ルグリオキサール修飾アルギニン誘導体を特異的に認識
するモノクローナル抗体を取得することを特徴とするモ
ノクローナル抗体の製造方法。 - 【請求項7】 前記抗原は、メチルグリオキサールで修
飾したカギアナカサガイのヘモシアニンである請求項6
記載のモノクローナル抗体の製造方法。
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