JPH11246142A - 昇降機の落下防止機構 - Google Patents

昇降機の落下防止機構

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Publication number
JPH11246142A
JPH11246142A JP4656298A JP4656298A JPH11246142A JP H11246142 A JPH11246142 A JP H11246142A JP 4656298 A JP4656298 A JP 4656298A JP 4656298 A JP4656298 A JP 4656298A JP H11246142 A JPH11246142 A JP H11246142A
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JP
Japan
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lock body
spring
lock
abnormality
car
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Pending
Application number
JP4656298A
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English (en)
Inventor
Shigeto Watanabe
重人 渡辺
Tsutomu Yoshida
勉 吉田
Masaki Muramoto
雅紀 村本
Akitoshi Murano
彰敏 村野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUNIPAA KK
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
YUNIPAA KK
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さなスペースでも昇降機の設置を容易にす
るかごの落下防止機構を提供することである。 【解決手段】 建物の上下階に立設する昇降路(11)と、
その昇降路(11)の内部を上下階に移動可能なかご(13)
と、そのかご(13)を吊り下げるための吊り下げ部材(14,
14)とを備えた昇降機(10)において、前記吊り下げ部材
(14,14)が切れたことを感知するための異常感知手段(4
0)と、正常時においてかご(13)には固定されずに、昇降
路(11)の昇降方向に沿って建物躯体に固定された長尺部
材によりなる非常用つかみ部材(30)と、前記異常感知手
段(40)が吊り下げ部材(14,14)が切れたことを感知する
と、かご(13)の落下を防ぐために非常用つかみ部材(30)
を掴むためのロック装置(50)とを備えたことを特徴とす
る落下防止機構(20)である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、昇降機の落下防止
機構、さらに詳しくは、昇降機の設置に必要なスペース
を小さくし、かつ、かごを吊り下げる部材が切れた場合
に、かごが落下することを防止するための機構に関す
る。
【0002】
【先行技術】従来より、昇降機のかごが落下することを
防止するために、かごには安全装置が備えられている。
その安全装置の一例を説明する。従来の安全装置は、か
ごに対して回転可能な係止爪を備える。また、かごが上
下動する昇降路を形成する壁面には、昇降方向に沿って
前記係止爪に係合する係合部を備える。そして、かごを
吊り下げているワイヤー等が切れると、前記係止爪が回
転し、かごに最も近い部分する係合部にひっかかる。こ
れにより、ワイヤー等が切れた場合にもかごが落下する
ことを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した記述
においては、係合爪が回転して係合部にひっかかるた
め、係合爪の回転範囲分だけ、かごよりも昇降路を広く
形成する必要があった。そのため、昇降機を設置するた
めのスペースの確保が困難な場合もあった。そこで、請
求項1、請求項2、および請求項3記載の発明が解決し
ようとする課題は、小さなペースでも昇降機の設置を容
易にするかごの落下防止機構を提供することである。
【0004】また、請求項4、請求項5、および請求項
6記載の発明が解決しようとする課題は、加えて、機械
的構造で作動可能な落下防止機構を提供することであ
る。また、請求項7および請求項8記載の発明が解決し
ようとする課題は、加えて、かごの吊り下げ部材の交換
を容易にすることができる落下防止機構を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。 (請求項1)請求項1記載の発明は、建物の上下階に立
設する昇降路(11)と、その昇降路(11)の内部を人を乗せ
て上下階に移動可能なかご(13)と、そのかご(13)を吊り
下げるための吊り下げ部材(例えばチェーン14,14)とを
備えた昇降機(10)において、前記吊り下げ部材(14,14)
が切れたことを感知するための異常感知手段(40)と、正
常時においてかご(13)には固定されずに、昇降路(11)の
昇降方向に沿って建物躯体に固定された長尺部材により
なる非常用つかみ部材(例えばワイヤー30)と、前記異常
感知手段(40)が吊り下げ部材(14,14)が切れたことを感
知すると、かご(13)の落下を防ぐために非常用つかみ部
材(30)を掴むためのロック装置(50)とを備えたことを特
徴とする落下防止機構(20)である。
【0006】請求項1記載の発明の作用を説明する。吊
り下げ部材(14,14)が切れると、異常感知手段(40)が切
れたことを感知する。すると、ロック装置(50)が作動し
て非常用つかみ部材(30)をつかむ。これにより、かご(1
3)が非常用つかみ部材(30)にぶら下がることができ、か
ご(13)の落下を防ぐことができる。また、昇降路(11)の
水平断面積は、かご(13)の水平断面積に非常用つかみ部
材(30)の水平断面積を加えた広さでほぼ足りるため、先
行技術の欄で記した従来の昇降機に比べて省スペース化
が図り易い。 (請求項2)請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明を技術的に限定した発明である。すなわち、ロック装
置(50)は、正常時においては非常用つかみ部材(30)には
固定されていない部材であって、かご(13)にロック装置
(50)を固定するための固定部(例えば基板21)と、非常用
つかみ部材(30)を一側方から挟むためのロック受け部(5
1)と、そのロック受け部(51)に向かって移動可能な移動
ロック体(52)と、その移動ロック体(52)の移動方向を規
制するためのロックガイド部(53)と、異常感知手段(40)
が吊り下げ部材(14)が切れたことを感知すると前記移動
ロック体(52)を移動させるためのロック体移動手段(54)
とを備える。前記移動ロック体(52)は、ロック受け部(5
1)に対して非常用つかみ部材(30)を挟んで対向するとと
もに、正常時には非常用つかみ部材(30)がかご(13)に対
して昇降方向に移動することを妨げない位置に備える。
異常感知手段(40)が吊り下げ部材(14,14)が切れたこと
を感知すると、移動ロック体(52)が移動して、非常用つ
かみ部材(30)をロック受け部(51)との間に挟む込むとと
もに、挟み込んだ状態を維持するように形成したことを
特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明の作用を説明する。異
常感知手段(40)が吊り下げ部材(14,14)が切れたことを
感知すると、ロック体移動手段(54)が作動する。そし
て、移動ロック体(52)がロックガイド部(53)に沿って移
動し、移動ロック体(52)とロック受け部(51)との間に非
常用つかみ部材(30)を挟み込み、かつ、挟み込んだ状態
を維持する。これにより、吊り下げ部材(14,14)が切れ
た場合にも、ロック装置(50)が非常用つかみ部材(30)を
挟み込んでかご(13)が落下することを防止できる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明を技術的に限定した発明である。
【0008】すなわち、落下防止機構(20)は、平板面(2
2,22)が上下方向と平行になるようにかご(13)に固定さ
れた基板(21)を備え、ロック装置(50)は、その基板(21)
の一方の平板面(22)に固定され、かつ、垂直断面形状が
略長方形状のロック受け部(51)と、そのロック受け部(5
1)とは横方向に間隔を空けて前記平板面(22)に固定され
たロックガイド部(53)とを備える。前記ロック受け部(5
1)とロックガイド部(53)との間は、ロック受け部(51)の
長手方向に沿って移動ロック体(52)が移動可能なロック
体移動通路(59)を形成する。そのロック体移動通路(59)
の下部の横幅は、移動ロック体(52)が非常用つかみ部材
とは接触しない横幅に形成し、ロック体移動通路(59)の
上部の横幅は、移動ロック体(52)の横幅と非常用つかみ
部材(30)の横幅との和に相当する横幅に形成し、移動ロ
ック体(52)がロック体移動手段(54)によってロック体移
動通路(59)内部を上昇するように形成したことを特徴と
する。
【0009】請求項3記載の発明の作用を説明する。移
動ロック体(52)が上昇すると、ロック体移動通路(59)の
横幅が狭くなるため、移動ロック体(52)がロック受け部
(51)に接近する。そのため、ロック受け部(51)と移動ロ
ック体(52)との間に非常用つかみ部材(30)を挟み込むこ
とができる。これにより、かご(13)が非常用つかみ部材
(30)にぶら下がることができ、かご(13)が落下すること
を防ぐ。 (請求項4)請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明を技術的に限定した発明である。
【0010】すなわち、ロック体移動手段(54)は、移動
ロック体(52)の下端部から鉛直下方に延びる棒状のロッ
ク体軸(55)と、そのロック体軸(55)の水平方向の動きを
規制するためのロック体軸受(56)と、前記ロック体軸(5
5)の下端部に固定され、ロック体軸(55)および移動ロッ
ク体(52)を上方へ押し上げるために上下方向に伸び縮み
するロック体スプリング(57)と、正常時にそのロック体
スプリング(57)を押し縮めておくためのストッパー(58)
とを備える。ロック体スプリング(57)は、正常時におけ
るロック体スプリング(57)の下端部の位置を基準とした
場合に、その下端部の高さ位置が、正常時とストッパー
(58)が外れた状態とでは変化せず、ロック体スプリング
(57)の上端部の高さ位置が、ストッパー(58)を外した状
態では、正常時におけるロック体スプリング(57)の上端
部の高さ位置よりも高くなるように形成したことを特徴
とする。
【0011】請求項4記載の発明の作用を説明する。正
常時には、ロック体スプリング(57)は、ストッパー(58)
によって押し縮められた状態を維持する。そして、吊り
下げ部材(14)が切れると、ストッパー(58)が外れてロッ
ク体スプリング(57)が上方向に延びる。すると、ロック
体スプリング(57)と一体的にロック体軸(55)および移動
ロック体(52)が上方向に押し上げられる。また、ロック
体スプリング(57)の復元力によってロック体軸(55)が押
し上げられる場合に、ロック体軸受(56)により、ロック
体軸(55)およびそのロック体軸(55)に固定される移動ロ
ック体(52)の移動方向が規制される。 (請求項5)請求項5記載の発明は、請求項1、請求項
2、請求項3、または請求項4記載の発明を技術的に限
定した発明である。すなわち、異常感知手段(40)は、吊
り下げ部材(14,14)が切れたことを感知するための装置
であって、基板(21)に固定されたスプリング支持部(41)
と、吊り下げ部材(14)を挟んで前記スプリング支持部(4
1)に略対向するとともに、基板(21)に対して回転可能に
形成する異常感知レバー(42)と、その異常感知レバー(4
2)とスプリング支持部(41)とを連結する感知スプリング
(43)とを備える。その感知スプリング(43)は、正常時に
前記異常感知レバー(42)に対してスプリング支持部(41)
方向に引き寄せる張力を加え、異常感知レバー(42)は、
正常時に吊り下げ部材(14)に接触して前記張力に抗する
ための接触抵抗部(44)を備えて形成することを特徴とす
る。
【0012】請求項5記載の発明の作用を説明する。吊
り下げ部材(14)が切れると、接触抵抗部(44)が吊り下げ
部材(14)に触れなくなる。そのため、感知スプリング(4
3)が縮んで異常感知レバー(42)がスプリング支持部(41)
方向に引き寄せられる。その結果、異常感知レバー(42)
が基板(21)に対して回転運動するため、異常感知レバー
(42)の動きによって吊り下げ部材(14,14)が切れたこと
を感知することができる。 (請求項6)請求項6記載の発明は、請求項4記載の発
明を技術的に限定した発明である。
【0013】すなわち、落下防止機構(20)は、異常感知
手段(40)とロック装置(50)とを連結する連結装置(60)と
を備え、前記異常感知手段(40)は、基板(21)に固定され
たスプリング支持部(41)と、吊り下げ部材(14)を挟んで
前記スプリング支持部(41)に略対向するとともに、基板
(21)に対して回転可能に形成する異常感知レバー(42)
と、その異常感知レバー(42)とスプリング支持部(41)と
を連結する感知スプリング(43)とを備える。その感知ス
プリング(43)は、正常時に前記異常感知レバー(42)に対
してスプリング支持部(41)方向に引き寄せる張力を加
え、異常感知レバー(42)は、正常時は吊り下げ部材(14)
に接触して前記張力に抗するための接触抵抗部(44)を備
えて形成する。前記連結装置(60)は、一端は異常感知レ
バー(42)に固定されて異常感知レバー(42)とともに回転
可能に形成された水平方向に延びる回転軸(61)と、その
回転軸(61)によって回転運動を与えられるカム部(62)と
を備え、そのカム部(62)が回転すると、ロック装置(50)
のストッパー(58)が外れるように形成したことを特徴と
する。
【0014】請求項6記載の発明の作用を説明する。吊
り下げ部材(14)が切れて異常感知レバー(42)が基板(21)
に対して回転すると、その異常感知レバー(42)の回転に
ともなってカム部(62)が回転軸(61)を介して回転する。
すると、ストッパー(58)が外れて移動ロック体(52)が移
動し、その移動ロック体(52)とロック受け部(51)との間
に非常用つかみ部材(30)を挟み込む。その結果、吊り下
げ部材(14)が切れても、かご(13)が落下することを防止
できる。また、異常感知手段(40)、連結装置(60)、およ
びロック装置(50)は、機械的構造で作動するため、停電
時でも落下防止機構(20)を作動させることができる。 (請求項7)請求項7記載の発明は、請求項1、請求項
2、請求項3、請求項4、または請求項5、または請求
項6記載の発明を技術的に限定した発明であって、かご
(13)は複数本の吊り下げ部材(14,14)によって吊り下
げ、それら複数本の吊り下げ部材(14,14)の各々に吊り
下げ部材が切れたことを感知する異常感知手段(40,40)
を備え、ロック装置(50)は、全ての吊り下げ部材(14,1
4)が切れたときにのみ作動することを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明の作用を説明する。複
数本の吊り下げ部材(14,14)のうち、一部の吊り下げ部
材(14,14)が切れてもロック装置(50)が作動しない。そ
のため、切れていない吊り下げ部材(14)によってかご(1
3)が吊り下げられている間に、ロック装置(50)の解除作
業をすることなく、切れた吊り下げ部材(14)を取り替え
る作業のみをすればよい。 (請求項8)請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明を技術的に限定した発明であって、かご(13)は、複数
本の吊り下げ部材(14,14)のうち、いずれか1本の吊り
下げ部材(14,14)が切れるとかご(13)の上下階への移動
を停止させる停止機構(例えば70)を備えたことを特徴と
する。
【0016】請求項8記載の発明の作用を説明する。複
数本の吊り下げ部材(14,14)のうち、いずれか1本の吊
り下げ部材(14,14)が切れると、かご(13)の上下階への
移動が停止する。そのため、吊り下げ部材(14)がかご(1
3)の静止荷重に耐え得る強度を備えていると、ロック装
置(50)を作動させることなく、切れた吊り下げ部材(14)
を交換することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態及び図
面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図
面は、図1、図2、図3、図4、図5である。図1は、
本発明の一実施の形態を示すための斜視図であって、異
常感知手段と連結装置を示す。図2は、本発明の一実施
の形態を示すための裏面図であって、ロック装置を示
す。図3は、本発明の一実施の形態を示すための垂直断
面図であって、ロック装置の作動状態を示す。図4は、
本発明の一実施の形態を示すための概念図であって、落
下防止機構の作動順序を示す。図5は、本発明の一実施
の形態を示すための概念図であって、昇降機の概略を示
す。 (全体の概略)図5の昇降機10は、建物の上下階に立設
する昇降路11と、その昇降路11の内部を人を乗せて上下
階に移動可能なかご13と、そのかご13を吊り下げて昇降
方向に移動させるための二本のチェーン14,14と、その
チェーン14,14が切れたときにかご13が落下することを
防止するための落下防止機構20を備える。その落下防止
機構20は、前記チェーン14,14が切れたことを感知する
ための異常感知手段40と、正常時においてかご13には固
定されずに、昇降路11の昇降方向に沿って建物躯体に固
定されたワイヤー30と、前記異常感知手段40がチェーン
14,14が切れたことを感知すると、かご13の落下を防ぐ
ためにワイヤー30を掴むためのロック装置50とを備え
る。前記チェーン14,14は、その各々に異常感知手段40,
40を備え、それら各々の異常感知手段40,40には、それ
ぞれ連結装置60,60を介してロック装置50に連結する。 (ロック装置)ロック装置50は、かご13にロック装置50
を固定するため基板21と、ワイヤー30を一側方から挟む
ためのロック受け部51と、そのロック受け部51に向かっ
て移動可能な移動ロック体52と、その移動ロック体52の
移動方向を規制するためのロックガイド部53と、異常感
知手段40がチェーン14が切れたことを感知すると前記移
動ロック体52を移動させるためのロック体移動手段54と
を備える。前記基板21は、その平板面22がかご13の上下
方向と平行になるようにかご13に固定する。ロック受け
部51は、基板21に固定した略長方形状の板状部材により
形成し、ロック受け部51の長手方向は、かご13の上下方
向と平行になるように基板21に固定する。また、ロック
受け部51のワイヤー30側側面は、ワイヤー30を一側方か
ら挟み込むための呑み込み曲面部51aを備える。一方、
基板21には、ワイヤー30を挟んでロック受け部51に対向
する位置にロックガイド部53を備える。そのロックガイ
ド部53は、その垂直断面形状が略台形状であって、上辺
が下辺よりも長い板状部材として形成する。そして、ロ
ックガイド部53とロック受け部51との間の空間は、移動
ロック体52が移動可能なロック体移動通路59として形成
する。そのロック体移動通路59の横幅が上方から下方に
向かって拡開するように。具体的には、ロック体移動通
路59の上部の横幅は、移動ロック体52の横幅とワイヤー
30の横幅との和に相当する横幅に形成し、ロック体移動
通路59の下部の横幅は、移動ロック体52がワイヤーとは
接触しない横幅に形成する。前記移動ロック体52は、ロ
−ラ−状に形成する。その移動ロック体52は、ロック体
移動手段54によってロック体移動通路59内部を上昇する
ように形成する。ロック体移動手段54は、移動ロック体
52の下端部から鉛直下方に延びる棒状のロック体軸55
と、そのロック体軸55の水平方向の動きを規制するため
のロック体軸受56と、前記ロック体軸55の下端部に固定
され、ロック体軸55および移動ロック体52を上方へ押し
上げるために上下方向に伸び縮みするロック体スプリン
グ57と、正常時にそのロック体スプリング57を押し縮め
ておくためのストッパー58とを備える。ストッパー58は
二つ備え、二つのストッパー58,58が外れた場合にの
み、移動ロック体52が移動するように形成する。ロック
体スプリング57は、正常時におけるロック体スプリング
57の下端部の位置を基準とした場合に、その下端部の高
さ位置が、正常時とストッパー58が外れた状態とでは変
化せず、ロック体スプリング57の上端部の高さ位置が、
ストッパー58を外した状態では、正常時におけるロック
体スプリング57の上端部の高さ位置よりも高くなるよう
に形成する。 (異常感知手段)異常感知手段40は、チェーン14,14が
切れたことを感知するための装置である。その異常感知
手段40は、基板21から上方に突出するように固定された
棒状のスプリング支持部41と、チェーン14を挟んで前記
スプリング支持部41に略対向するとともに、基板21に対
して回転可能に形成する異常感知レバー42と、その異常
感知レバー42とスプリング支持部41とを連結する感知ス
プリング43とを備える。その感知スプリング43の一端
は、前記スプリング支持部41の上端縁付近に固定する。
異常感知レバー42は、基板21から上方に突出する板状の
レバー本体部42aを備える。レバー本体部42aの平板面
は、異常感知レバー42の回転面に対して平行となるよう
に形成する。そのレバー本体部42aのスプリング支持部4
1側の側端縁には、そのレバー本体部42aからスプリング
支持部41方向に突出させて、正常時にチェーン14に接触
させるための接触抵抗部44を備える。また、レバー本体
部42aの一方の平板面には、その平板面から横方向に突
出させた感知スプリング43を固定するための感知スプリ
ング軸42bを備える。その感知スプリング軸42bに感知ス
プリング43の多端を固定し、感知スプリング43がチェー
ン14に接触しないように形成する。感知スプリング43
は、正常時に前記異常感知レバー42に対してスプリング
支持部41方向に引き寄せる張力を加えるように形成す
る。一方、異常感知レバー42は、正常時に接触抵抗部44
をチェーン14に接触させて前記張力に拮抗させる。これ
により、正常時に異常感知レバー42が基板21に対して回
転しない状態を維持する。 (連結装置)落下防止機構20は、異常感知手段40,40と
ロック装置50のストッパー58,58とを連結する二つの連
結装置60,60を備える。各連結装置60は、一端は異常感
知レバー42に固定されて異常感知レバー42とともに回転
可能に形成された水平方向に延びる回転軸61と、その回
転軸61によって回転運動を与えられるカム部62とを備
え、そのカム部62が回転すると、ロック装置50のストッ
パー58が外れるように形成する。 (停止機構)かご13は、二本のチェーン14,14のうち、
いずれか1本のチェーン14,14が切れるとかご13の上下
階への移動を停止させるための二つの停止機構70,70を
備える。停止機構70,70は、ロック装置50の各ストッパ
ー58,58に一つずつ電気的に接続し、いずれか一方のス
トッパー58,58が外れるとそのストッパー58に接続した
停止機構70が作動してかご13が停止するように形成す
る。 (作動順序)図4に基づいて落下防止機構20の作動順序
を説明する。 (1)二本のチェーン14,14の内、いずれか一方のチェ
ーン14のみが切れた場合 1) 一方のチェーン14が切れる。
【0018】2) 異常感知レバー42がスプリング支持部
41方向に引き寄せられる。 3) 異常感知レバー42に連動して、回転軸61およびカム
部62が回転する。 4) ストッパー58が外れる。 5) 停止機構70が作動し、かご13の移動が停止する。 この場合には、かご13の移動が停止するだけで、ロック
装置50は作動しない。 (2)チェーン14,14が二本とも切れた場合 1) チェーン14,14が切れる。
【0019】2) 異常感知レバー42,42がスプリング支
持部41,41方向に引き寄せられる。 3) 異常感知レバー42,42に連動して、回転軸61,61およ
びカム部62,62が回転する。 4) ストッパー58,58が外れる。 5) 停止機構70,70が作動し、かご13が停止する。
【0020】6) ロックスプリング57が上方に伸びる。 7) 移動ロック体52がロックガイド部53に沿って上方へ
移動する。 8) 移動ロック体52とロック受け部51との間にワイヤー
30を挟み込む、かつ、挟み込んだ状態を維持する。 この場合には、かご13が停止するとともに、ロック装置
50が作動して、ワイヤー30を掴む。これにより、かご13
がワイヤー30にぶら下がることができ、かご13の落下を
防ぐことができる。 (作用)移動ロック体52が上昇すると、ロック体移動通
路59の横幅が狭くなるため、移動ロック体52がロック受
け部51に接近する。そのため、ロック受け部51と移動ロ
ック体52との間にワイヤー30を挟み込むことができる。
これにより、かご13がワイヤー30にぶら下がることがで
き、かご13が落下することを防ぐ。また、正常時には、
ロック体スプリング57は、ストッパー58によって押し縮
められた状態を維持する。そして、チェーン14が切れる
と、ストッパー58が外れてロック体スプリング57が上方
向に伸びる。すると、ロック体スプリング57と一体的に
ロック体軸55および移動ロック体52が上方向に押し上げ
られる。また、ロック体スプリング57の復元力によって
ロック体軸55が押し上げられる場合に、ロック体軸受56
により、ロック体軸55およびそのロック体軸55に固定さ
れる移動ロック体52の移動方向が規制される。また、チ
ェーン14が切れると、接触抵抗部44がチェーン14に触れ
なくなる。そのため、感知スプリング43が縮んで異常感
知レバー42がスプリング支持部41方向に引き寄せられ
る。その結果、異常感知レバー42が基板21に対して回転
運動するため、異常感知レバー42の動きによってチェー
ン14,14が切れたことを感知することができる。また、
チェーン14が切れて異常感知レバー42が基板21に対して
回転すると、その異常感知レバー42の回転にともなって
カム部62が回転軸61を介して回転する。すると、ストッ
パー58が外れて移動ロック体52が移動し、その移動ロッ
ク体52とロック受け部51との間にワイヤー30を挟み込
む。その結果、チェーン14が切れても、かご13が落下す
ることを防止できる。また、異常感知手段40、連結装置
60、およびロック装置50は、機械的構造で作動するた
め、停電時でも落下防止機構20を作動させることができ
る。また二本のチェーン14,14のうち、いずれか1本の
チェーン14が切れると、かご13の上下階への移動が停止
する。そのため、チェーン14がかご13の静止荷重に耐え
得る強度を備えていると、ロック装置50を作動させるこ
となく、切れたチェーン14を交換することができる。
【0021】本実施の形態においては、異常感知手段4
0、連結手段60、ロック体移動手段54を機械的構造を用
いて形成したが、異常感知手段40はチェーン14が切れた
ことを感知するセンサーとして形成してもよい。また、
ストッパー58を電子ロックにより形成し、前記異常感知
手段40とストッパー58とを電気的に接続してもよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1、請求項2、および請求項3記
載の発明により小さなスペースでも昇降機の設置を容易
にするかごの落下防止機構を提供することができた。ま
た、請求項4、請求項5、および請求項6記載の発明に
より、機械的構造で作動可能な落下防止機構を提供する
ことができた。
【0023】また、請求項7および請求項8記載の発明
により、かごの吊り下げ部材の交換を容易にすることが
できる落下防止機構を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す裏面図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示す垂直断面図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態を示す概念図である。
【図5】本発明の一実施の形態を示す概念図である。
【符号の説明】
10 昇降機 11 昇降路 13 かご 14 チェー
ン(吊り下げ部材) 20 落下防止機構 21 基板
(固定部) 22 平板面 30 ワイヤ
ー(非常用つかみ部材) 40 異常感知手段 41 スプリ
ング支持部 42 異常感知レバー 42a レバー
本体部 42b 感知スプリング軸 43 感知ス
プリング 44 接触抵抗部 50 ロック
装置 51 ロック受け部 51a 呑み込
み曲面部 52 移動ロック体 53 ロック
ガイド部 54 ロック体移動手段 55 ロック
体軸 56 ロック体軸受 57 ロック
体スプリング軸 58 ストッパー 59 ロック
体移動通路 60 連結装置 61 回転軸 62 カム部 70 停止機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村本 雅紀 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)発明者 村野 彰敏 神奈川県横浜市都筑区川向町957番地28 ユニパー株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の上下階に立設する昇降路と、その昇
    降路の内部を人を乗せて上下階に移動可能なかごと、そ
    のかごを吊り下げるための吊り下げ部材とを備えた昇降
    機において、 前記吊り下げ部材が切れたことを感知するための異常感
    知手段と、 正常時においてかごには固定されずに、昇降路の昇降方
    向に沿って建物躯体に固定された長尺部材によりなる非
    常用つかみ部材と、 前記異常感知手段が吊り下げ部材が切れたことを感知す
    ると、かごの落下を防ぐために非常用つかみ部材を掴む
    ためのロック装置とを備えたことを特徴とする落下防止
    機構。
  2. 【請求項2】ロック装置は、正常時においては非常用つ
    かみ部材には固定されていない部材であって、 かごにロック装置を固定するための固定部と、 非常用つかみ部材を一側方から挟むためのロック受け部
    と、 そのロック受け部に向かって移動可能な移動ロック体
    と、 その移動ロック体の移動方向を規制するためのロックガ
    イド部と、 異常感知手段が吊り下げ部材が切れたことを感知すると
    前記移動ロック体を移動させるためのロック体移動手段
    とを備え、 前記移動ロック体は、ロック受け部に対して非常用つか
    み部材を挟んで対向するとともに、正常時には非常用つ
    かみ部材がかごに対して昇降方向に移動することを妨げ
    ない位置に備え、 異常感知手段が吊り下げ部材が切れたことを感知する
    と、移動ロック体が移動して、非常用つかみ部材をロッ
    ク受け部との間に挟む込むとともに、挟み込んだ状態を
    維持するように形成したことを特徴とする請求項1記載
    の落下防止機構。
  3. 【請求項3】落下防止機構は、平板面が上下方向と平行
    になるようにかごに固定された基板を備え、 ロック装置は、その基板の一方の平板面に固定され、か
    つ、垂直断面形状が略長方形状のロック受け部と、 そのロック受け部とは横方向に間隔を空けて前記平板面
    に固定されたロックガイド部とを備え、 前記ロック受け部とロックガイド部との間は、ロック受
    け部の長手方向に沿って移動ロック体が移動可能なロッ
    ク体移動通路を形成し、 そのロック体移動通路の下部の横幅は、移動ロック体が
    非常用つかみ部材とは接触しない横幅に形成し、 ロック体移動通路の上部の横幅は、移動ロック体の横幅
    と非常用つかみ部材の横幅との和に相当する横幅に形成
    し、 移動ロック体がロック体移動手段によってロック体移動
    通路内部を上昇するように形成したことを特徴とする請
    求項2記載の落下防止機構。
  4. 【請求項4】ロック体移動手段は、移動ロック体の下端
    部から鉛直下方に延びる棒状のロック体軸と、 そのロック体軸の水平方向の動きを規制するためのロッ
    ク体軸受と、 前記ロック体軸の下端部に固定され、ロック体軸および
    移動ロック体を上方へ押し上げるために上下方向に伸び
    縮みするロック体スプリングと、 正常時にそのロック体スプリングを押し縮めておくため
    のストッパーとを備え、 ロック体スプリングは、正常
    時におけるロック体スプリングの下端部の位置を基準と
    した場合に、その下端部の高さ位置が、正常時とストッ
    パーが外れた状態とでは変化せず、ロック体スプリング
    の上端部の高さ位置が、ストッパーを外した状態では、
    正常時におけるロック体スプリングの上端部の高さ位置
    よりも高くなるように形成したことを特徴とする請求項
    3記載の落下防止機構。
  5. 【請求項5】異常感知手段は、吊り下げ部材が切れたこ
    とを感知するための装置であって、 基板に固定されたスプリング支持部と、 吊り下げ部材を挟んで前記スプリング支持部に略対向す
    るとともに、基板に対して回転可能に形成する異常感知
    レバーと、 その異常感知レバーとスプリング支持部とを連結する感
    知スプリングとを備え、 その感知スプリングは、正常
    時に前記異常感知レバーに対してスプリング支持部方向
    に引き寄せる張力を加え、 異常感知レバーは、正常時に吊り下げ部材に接触して前
    記張力に抗するための接触抵抗部を備えて形成すること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、または請
    求項4記載の落下防止機構。
  6. 【請求項6】落下防止機構は、異常感知手段とロック装
    置とを連結する連結装置とを備え、 前記異常感知手段は、基板に固定されたスプリング支持
    部と、 吊り下げ部材を挟んで前記スプリング支持部に略対向す
    るとともに、基板に対して回転可能に形成する異常感知
    レバーと、 その異常感知レバーとスプリング支持部とを連結する感
    知スプリングとを備え、 その感知スプリングは、正常時に前記異常感知レバーに
    対してスプリング支持部方向に引き寄せる張力を加え、 異常感知レバーは、正常時は吊り下げ部材に接触して前
    記張力に抗するための接触抵抗部を備えて形成し、 前記連結装置は、一端は異常感知レバーに固定されて異
    常感知レバーとともに回転可能に形成された水平方向に
    延びる回転軸と、 その回転軸によって回転運動を与えられるカム部とを備
    え、 そのカム部が回転すると、ロック装置のストッパーが外
    れるように形成したことを特徴とする請求項4記載の落
    下防止機構。
  7. 【請求項7】かごは、複数本の吊り下げ部材によって吊
    り下げ、 それら複数本の吊り下げ部材の各々に吊り下げ部材が切
    れたことを感知する異常感知手段を備え、 ロック装置は、全ての吊り下げ部材が切れたときにのみ
    作動することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、または請求項5、または請求項6記載の
    落下防止機構。
  8. 【請求項8】かごは、複数本の吊り下げ部材のうち、い
    ずれか1本の吊り下げ部材が切れるとかごの上下階への
    移動を停止させる停止機構を備えたことを特徴とする請
    求項7記載の落下防止機構。
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