JPH11245846A - 車両の安全構造 - Google Patents

車両の安全構造

Info

Publication number
JPH11245846A
JPH11245846A JP10375488A JP37548898A JPH11245846A JP H11245846 A JPH11245846 A JP H11245846A JP 10375488 A JP10375488 A JP 10375488A JP 37548898 A JP37548898 A JP 37548898A JP H11245846 A JPH11245846 A JP H11245846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
floor panel
vehicle
height
end portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10375488A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhito Yaoita
康仁 矢尾板
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIGITAL PIA KK
Original Assignee
DIGITAL PIA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DIGITAL PIA KK filed Critical DIGITAL PIA KK
Priority to JP10375488A priority Critical patent/JPH11245846A/ja
Publication of JPH11245846A publication Critical patent/JPH11245846A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バンパーの上端が衝突される車両のフロア
ー・パネルより高い場合に、側面衝突時のドアーへの衝
撃を減少させる事である。 【構成】 サイド・シル5の最も外側の部分5aを通
る垂直線上にドアー外面の最も外側の部分10が設置さ
れ、部分5aを通る垂直線よりも車内方向に、前端部の
上端8aと同じ高さの部分6から下のドアーの外面部分
が位置し、部分10よりも低く、部分5aの上端よりも
高く、前端部の上端8aの高さを設定する。すると、前
端面8がドアー外面に最初に衝突しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、側面に衝突された時
に、側面のドアーへの衝撃を減少させる車両の安全構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17では、左側の車高の高い車両のフ
ロアー・パネル4’の高さよりも、右側の乗用車のバン
パー7’の前端部8’の上端8a’が低い。従って、最
初に衝突した瞬間に、前面8’がドアー2’の人間のい
る高さの部分に衝突しない。図18は、図17の左側の
車両よりもフロアー・パネル4’が低いステップを設置
しない乗用車のドアー2’に向かって同じ形式の乗用車
が衝突した場合を示す。バンパー7’の前端部8’の上
端8a'がサイドシル5’やフロアー・パネル4’より
も高い。そして、その上端8a’と同じ高さのドアー
2’の外面部分6’を通る垂直な点線V’よりも車体の
内側方向に、サイドシル5’が位置していた。この条件
では、矢印で示す様に、上端8a’が、人間のいる高さ
のドアー2’の外面に最初に衝突していた。また、急ブ
レーキをかけた場合は、点線の矢印で示す部分に衝突し
ていた。
【0003】図19では、バンパー7’の前端部8’と
ドアー2’の外面よりも外側に突出したサイドシル5’
の両方の高さが、同じに設定されている。急ブレーキに
よって前端部8’が大きく沈み込む場合は、前端部8’
がサイドシル5’よりも低くなり、最初の衝突時に、バ
ンパー7’が衝撃を有効に吸収できない。
【0004】図20は、特開平5−112179の図2
に相当する。この出願の中に、サイドガードとして機能
するステップ部材66’が開示されている。しかし、ス
テップ部材66’はサイドシル5’の外側面よりも外側
にある。この為に、車体を横切る方向の左右のドアー
2’の最も外側の突出した両外面部分10' の間の幅が
狭く制限される。図21では、オフ・ロード車のステッ
プ1’の外側端部1a’がドアー2’の最も外側の突出
した外面部分10' を通る垂直な点線V’上にある。バ
ンパー7’の前端部8’の上端8a'と同じ高さのドア
ー2’の外面部分6’も、垂直な点線V’上にある。そ
の為、バンパー7’の前端部8’が、ドアーの外面部分
6’と外側端部1a’とに同時に衝突し、ステップ1’
の外側端部1a’に面しないバンパーの前端部8’の部
分が外面部分6’より下のドアーの外面部分を破壊す
る。また、この乗用車のフロアー・パネルの高さが低い
場合は、悪路でステップ1’が接地する。この為に、フ
ロアー・パネル4’の高さは高く設定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、第一
に、衝突する側の車両の前部の衝撃吸収部の前端部の上
端の高さが衝突される側の車両のフロアー・パネルの高
さよりも高い場合の側面衝突時に、図18と図19と図
21の従来例よりも、安全性を向上させる事であり、第
二に、図19や図20の従来例よりも、車体を横切る方
向の左右のドアーの最も外側の突出した両外面部分の間
の幅を制限しない事である。
【課題を解決する為の手段】乗用車の安全構造におい
て、側面のドアーを開ける事で現れるフロアー・パネル
より上のキャビンの開口面を仮定し、前記の開口面の下
端より下の衝突される側の車体を横切る方向の最も外側
の側端部分を通る垂直な仮想線と前記のドアーの外面と
が交差し、前記の垂直な仮想線よりも車内方向に凹ませ
て、最初に衝突する側の車体の前部の衝撃吸収部の前端
部の上端と同じ高さから前記の側端部分の上端のすぐ上
の部分までのドアーの外面部分が位置され、前記の垂直
な仮想線と前記のドアー外面との最短の交点の高さより
も低く、しかも前記の最も外側の側端部分の上端および
フロアー・パネルの上面よりも高く、前記の前端部の上
端の高さを設定し、前記の最も外側の側端部分の上端よ
りも低く、前記の前端部の下端の高さを設定する構成と
する。
【0006】
【実施例】本発明では、最初の衝突に関係する双方の車
両の各部分の相対的な位置関係が重要である。この為
に、全ての実施例の図は、一点鎖線で示す地面の上に、
衝突される側の車体の断面図と衝突する側の車体の前部
の側面図が描かれている。本発明の最初の衝突に関係す
る各部分は、最初に衝突される側のフロアー・パネルの
左右方向の両端部分とその外側に隣接する部分の外側端
部分のどちらかと、最初に衝突する側の車体の前部の衝
撃吸収部の前端部分である。本発明では、人間が座って
いる高さのドアーの外面部分は、衝突の第二段階に関係
する。また、衝突される車体は、前部の座席を車体を横
切る方向の垂直な平面で切断されている。そして、ドア
ーを開ける事で現れるフロアー・パネルより上のキャビ
ン101の開口面の位置は、凡そ閉じたドアーの内面の
位置と等しい。開口面の下端の位置を矢印Hで示す。
【0007】2は、 側面のドアーであり、3は、 座席で
あり、4は、 フロアー・パネルであり、5は、 サイドシ
ルであり、5aは、サイドシルの車体を横切る方向すな
わち車体の左右方向の最も外側の側端部分であり、最初
に衝突される部分であり、6は、バンパーの前端部の上
端8aと同じの高さのドアーの外面部分であり、衝突の
第二段階に衝突される部分であり、7は、 衝撃吸収能力
を持つ部分としてのバンパーであり、8は、 側端部分5
aと同じ高さの部分でしかも最初に側端部分5aと衝突
する部分を含むバンパー7の前端部であり、バンパー7
より先に設置して衝撃吸収能力が些細な部分を指すもの
ではない。その衝撃吸収能力が些細な部分にはナンバー
プレートも含まれる。K−Kは、車体を左右に二等分す
る垂直な仮想平面である。
【0008】最初に、 図1の実施例の構成を説明する。
最初の衝突に関係する各部分の高さの関係を説明する。
バンパー7の前記の前端部8の上端8aの高さは、ドア
ー2の最も外側の突出した外面部分10より低くする。
しかも、上端8aの高さは、側端部分5aの上端5bよ
りも高く設定される。また、前端部8の上端8aの高さ
は、フロアー・パネル4の上面よりも高く設定され、こ
の高さの設定は、従来例の図17と異なる。開口面の下
端Hの高さ付近に設定されるならば、最も外側の側端部
分5aの上端5bの高さは、フロアー・パネル4の上面
の高さに等しく設定する必要はなく、両者の間に段差を
設けても構わない。そして、前端部8の下端の高さをサ
イドシル5の最も外側の側端部分5aの上端5bよりも
低く設定して、確実に前端部8の下端が側端部分5aに
最初に衝突する様にする。
【0009】最初の衝突に関係する各部分の車体を横切
る方向の位置の関係を説明する。車体を左右に二等分す
る垂直な平面K−Kを仮想する。この仮想平面K−Kか
らサイドシル5の最も外側の側端部分5aまでの水平な
距離をL1と仮定する。そして、最も外側のドアー2の
外面部分10から仮想平面K−Kまでの水平な距離を距
離L1に等しく設定する。すなわち、最も外側のドアー
外面部分10を通る垂直な点線V1上に、側端部分5a
と外面部分10が位置される。この設定は、従来例の図
21と同じだが、従来例の図19と図20と異なる。前
端部8の上端8aと同じ高さのドアー2の外面部分6か
ら最も外側の側端部分5aの上端のすぐ上の部分25ま
での高さのドアーの外面部分が、最も外側の側端部分5
aを通る垂直な点線V1よりも車内側に凹ませて位置さ
れる。この設定は、従来例の図18と図19と図21と
異なる。また、最も外側の側端部分5aのすぐ上に隣接
した上面17をステップの上面として使用できる。
【0010】図1の実施例の作用を説明する。最初の衝
突の瞬間は、バンパー7の前端部8がサイドシル5の最
も外側の側端部分5aに到達し、バンパー7の上端8a
は点線V1上の矢印Jで示す空間に位置する。サイドシ
ル5の強度がバンパー7よりも弱い場合は、最初の衝突
の直後に、前端部8がドアー外面に衝突する。サイドシ
ル5の強度がバンパー7よりも強い場合は、最も外側の
側端部分5aに面したバンパーの部分が圧縮される。そ
して、最初の衝突の次の段階で、最も外側の側端部分5
aに面しないバンパーの部分がドアー外面に衝突する。
どちらの場合でも、ドアー2の外面に前端部8が衝突す
るまでに、エネルギーが消費される。すると、ドアー2
に向かう衝撃が減少する。その為に、最も外側の側端部
分5aを通る垂直な点線V1と上端8aを通る水平な点
線Mとの矢印Jで示した交点Jから外面部分6までの水
平な距離が長い程、バンパー7がドアー2に衝突するま
でに消費するエネルギーの量が増す。なお、ナンバープ
レートは、衝撃の吸収能力がほとんどない為に、無視す
る。
【0011】
【発明の効果】図1の実施例では、開口面の下端Hより
上のドアー2の部分が最初に衝突されない。そして、前
端部8と側端部分5aが有効に最初の衝突の衝撃を吸収
する為に、前記の第一の課題が解決される。また、側端
部分5aを通る垂直な点線V1上にドアーの最も外側の
突出した外面部分10がある為に、前記の第二の課題が
解決される。また、フロアー・パネルの上面の高さを衝
突する側の車体の前端部分8の上端8aの高さよりも低
く設定できるので、上記の二つの課題は、ステップを使
う事なく地上から直接フロアー・パネル4に上がれる乗
用車で実現できる。
【0012】これ以降では、図1の実施例の最初の衝突
に関係する各部分について変形例を説明するが、最初の
衝突に関係する各部分の相対的な位置関係について、変
形する部分によって図1の実施例と同様の考え方が変更
されない事とする。それでは、図1の実施例のサイドシ
ル5の変形例から順に説明する。前記の側端部分として
のサイドシル5に代えて、図2から図4までに示す例を
使用できる。図2に示す様に、フロアー・パネル4の側
端部を開口面の下端Hより外側に突出させ、フロアー・
パネル4の左右端部を下方向に折り曲げる。そして、こ
の折り曲げた部分13と部分13のすぐ上の上面19と
を連結した補強部材18とをサイドシル5の代わりとし
て使用する。折り曲げた部分13は、フロアー・パネル
4の最も外側に位置する。この実施例では、折り曲げた
部分13を図1の実施例の側端部分5aと置き換えて考
える。車外のフロアー・パネル4の左右端部付近の上面
19は、フロアー・パネル4と同じ平面に位置しなくて
も良く、フロアー・パネル4と上面19との間に段差を
設けても良い。図1と図2の実施例では、サイドシルの
すぐ上に隣接した上面17と車外のフロアー・パネルの
上面19はステップの上面として使用できる。図3に示
す様に、ドアー2の下端12をキャビンの開口面の下端
Hより低く下方向に拡張し、サイドシル5の最も外側の
側端部分5aの代わりとして、下端Hより低く拡張した
ドアー2の最も外側の外面部分11を使用できる。これ
らの場合に、最も外側の外面部分11は、ドアー2を閉
めた場合にフロアー・パネル4の側端部と密着して設置
される。この実施例では、最も外側の外面部分11を図
1の実施例の側端部分5aと置き換えて考える。この実
施例では、最も外側の外面部分11の上端に隣接した上
面20は、ステップの上面として使用できない。図3の
実施例では、乗り降りが楽になる。図4に示す様に、ス
テップ1を車外に設置しても良い。この例では、バンパ
ー7の前端部8の上端8aの高さよりも高くならない範
囲内にフロアー・パネル4の高さを設定する。この例で
は、ステップ1の外側端部分1cを図1の実施例の側端
部分5aと置き換えて考える。図1の実施例の部分25
は、図4のサイドシル5の下面辺りに相当する。また、
上端8aと同じの高さのドアー2の外面部分6がステッ
プ1の側端部分1cを通る垂直な点線V1よりも車内側
に位置している。この点が図21の従来例と異なる。
【0013】次に、図1の実施例のフロアー・パネル4
の高さの変形例を図5と図6と図7で説明する。図4の
実施例もフロアー・パネル4の高さの変形例でもある
が、他の変形例としては、図1から図3までの実施例の
車内にフロアー・パネルより低いステップ1の上面1a
を設置すれば、バンパー7の前端部8の上端8aの高さ
よりも高くならない範囲内でフロアー・パネル4の高さ
を図1の実施例よりも高く設定できる。この考え方を図
1と図2と図3に適用した例として、図5と図6と図7
を示す。
【0014】次に、図1の実施例の側端部分5aの車体
を横切る方向の位置の変形例を説明する。図8に示す様
に、側端部分5aを通る垂直な点線V2とドアー外面と
の最短の交点9の高さよりも低くしかも側端部分5aの
上端よりも高く、前端部8の上端8aの高さが設定され
るならば、ドアーの最も外側の突出した外面部分10を
通る垂直な点線よりも車内側に、サイドシル5の最も外
側の側端部分5aを設置しても、図1の実施例と同様な
効果が得られる。すなわち、前記の条件内で、図1の実
施例の距離L1よりも、仮想平面K−Kからサイドシル
5の最も外側の側端部分5aまでの水平な距離L2を短
く設定できる。この実施例では、ドアーの最も外側の突
出した外面部分10を通る垂直な点線V1より内側に側
端部分5aを通る垂直な点線V2がある為に、前記の第
二の課題は図1の実施例よりも充分に解決される。図8
で説明した考え方を図2・図3・図4の実施例に適用し
た例として、図9・図10・図11の実施例を示し、図
5と図6と図7の実施例に適用した例として、図12と
図13と図14を示す。
【0015】図1の実施例のバンパー7の変形例を説明
する。バンパー7と同じ程度の衝撃吸収能力があれば、
バンパー7に代えて、ラジエターのカバーや車体を使用
できるが、衝撃吸収能力が些細なナンバープレートなど
では代用できない。以上に説明した全ての変形例の作用
と効果は、図1の実施例とほぼ同様である。次に、サイ
ド・シル5などの最初に衝突される側の外側端部分を補
強する改良例を説明する。バンパー7よりもサイド・シ
ル5の剛性を高く設定する為には、通常、サイド・シル
5とフロアー・パネル4の板厚を増したり、剛性の高い
材料を使用したり、補強材を追加設置すれば良い。図1
6に図1の実施例を改良した例を示す。この例では、左
右のサイド・シル5および5を結合する部材21をフロ
アー・パネル4の下面に接合して設置すれば、サイド・
シル5を補強できる。すると、サイド・シル5とフロア
ー・パネル4との接合部の面積が増加するために、側面
からの衝撃をフロアー・パネル4の全体に分散できる。
同様に、フロアー・パネル4の左右の側端部を下に折り
曲げた部分を連結しても良い。この考えは、図2から図
14までの実施例に適用できる。
【0016】図1の実施例の作用に示した様に、交点J
からドアー2の外面部分6までの距離が長い程、バンパ
ー7がドアー2に衝突するまでに消費するエネルギーの
量が増す。バンパー7の前面8aと同じ高さのドアー2
の外面部分に段差が無い場合は、交点Jから外面部分6
までの距離が長く設定できない。この問題に対して、図
1の実施例を改良した例を図15に示す。この例では、
バンパー7の前面8と同じ高さのドアー2の外面部分を
車体を横切る方向に対して垂直に形成する。そして、前
端部8の上端8aと同じ高さのドアーの外面部分のすぐ
上のドアーの外面部分2bの位置よりも、バンパー7の
前面8と同じ高さのドアーの外面部分2cを車内方向に
凹ませて設置する。この考えは、図2から図14までの
実施例に適用できる。こうすれば、前記の問題を軽減で
きる。以上に説明した全ての実施例は、相互に組み合わ
せる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サイド・シルを持つ実施例の断面図。
【図2】フロアー・パネルの左右端部を垂直に折り曲げ
た部分を使用した図1の変形例の断面図。
【図3】サイドシルの代わりとして、開口面の下端より
低く拡張したドアーの部分を使用した図1の変形例の断
面図。
【図4】図1の実施例のサイド・シルに代えて、車外に
設置したステップの外側端部分を使用する図1の変形例
の断面図。
【図5】ステップを室内に設置した図1の変形例の断面
図。
【図6】ステップを室内に設置した図2の変形例の断面
図。
【図7】ステップを室内に設置した図3の変形例の断面
図。
【図8】サイド・シルの最も外側の側端部分の位置が図
1の実施例より車内側になった変形例の断面図。
【図9】フロアー・パネルの左右端部を垂直に折り曲げ
た部分の位置が図2の実施例より車内側になった変形例
の断面図。
【図10】開口面より低く拡張したドアーの外面部分の
位置が図3の実施例より車内側になった変形例の断面
図。
【図11】車外に設置したステップの外側端部分の位置
が図4の実施例より車内側になった変形例の断面図。
【図12】図5の実施例の側端部分の位置が図5の実施
例より車内側になった変形例の断面図。
【図13】図6の実施例の側端部分の位置が図6の実施
例より車内側になった変形例の断面図。
【図14】図7の実施例の側端部分の位置が図7の実施
例より車内側になった変形例の断面図。
【図15】図1の実施例を改良する例で、バンパーの前
面と同じ高さのドアーの外面部分を垂直にしかも凹ませ
て設定した例の断面図。
【図16】図1の実施例を改良する例で、車体の左右の
サイド・シルを結合する例の断面図。
【図17】従来例の図で、レジャー・ビークルの断面
図。
【図18】地上から直接腰掛けられる高さの座席を持つ
乗用車のドアーに向かって、同じ形式の乗用車が衝突し
た従来例の図。
【図19】バンパーとドアーの外面よりも突出したサイ
ド・シルの両方の上下方向の長さと高さが、同じに設定
されている従来例の断面図。
【図20】特開平5−112179の図2と同じ断面図
【図21】ドアーの下の外側にステップを設置している
オフー・ロード車の従来例の図。
【符号の説明】
1・・・ステップ 1a・・・ドアーの前端から座席の前端までの部分でド
アーの車内側に接したフロアー・パネルより低いステッ
プの上面 2・・・側面のドアー 3・・・座席 4・・・フロアー・パネル 5・・・サイド・シル 6・・・バンパーの前端部の上端と同じの高さのドアー
の外面の部分 7・・・前部のバンパー 8・・・前部のバンパーの前端部 8a・・・前部のバンパーの前端部の上端 9・・・開口面より下の最も外側の側端部分を通る垂直
な線とドアー外面との最短の交点 10・・・ドアーの外面の最も外側に位置する部分 11・・・開口面より低く拡張したドアーの最も外側の
外面部分 12・・・ドアーの下端 13・・・フロアー・パネルの両側端部を垂直に折り曲
げた部分 17・・・最も外側の側端部分のすぐ上に隣接した上面 18・・・フロアー・パネルの両側端部を垂直に折り曲
げた部分の補強部材 19・・・ドアーの下端より外側のフロアー・パネルの
上面 20・・・キャビンの開口面より低く拡張したドアーの
最も外側の部分のすぐ上に隣接した上面 21・・・左右のサイド・シルとフロアー・パネルを結
合する部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面のドアーを開ける事で現れるフロア
    ー・パネルより上のキャビンの開口面を仮定し、 前記の開口面の下端より下の衝突される側の車体を横切
    る方向の最も外側の側端部分を通る垂直な仮想線と前記
    のドアーの外面とが交差し、 前記の垂直な仮想線よりも車内方向に凹ませて、最初に
    衝突する側の車体の前部の衝撃吸収部の前端部の上端と
    同じ高さから前記の側端部分の上端のすぐ上の部分まで
    のドアーの外面部分が位置され、 前記の垂直な仮想線と前記のドアー外面との最短の交点
    の高さよりも低く、しかも前記の最も外側の側端部分の
    上端およびフロアー・パネルの上面よりも高く、前記の
    前端部の上端の高さを設定し、 前記の最も外側の側端部分の上端よりも低く、前記の前
    端部の下端の高さを設定する事を特徴とする車両の安全
    構造
  2. 【請求項2】 前記の垂直な仮想線上に、前記の側端部
    分が位置される事を特徴とする前記の請求項1に記載さ
    れた車両の安全構造。
  3. 【請求項3】 前記の垂直な仮想線よりも車内側に、前
    記の側端部分が位置される事を特徴とする前記の請求項
    1に記載された車両の安全構造。
  4. 【請求項4】 前記の側端部分のすぐ上に隣接した上面
    をステップの上面として使用し、前記の側端部分のすぐ
    上に隣接した上面を前記のドアー以外に設置する事を特
    徴とする前記の請求項1に記載された車両の安全構造。
  5. 【請求項5】 ステップを使う事なく地上から直接フロ
    アー・パネルに上がれる高さに、フロアー・パネルの高
    さを設定する事を特徴とする前記の請求項の1から4ま
    でのどれかに記載された車両の安全構造。
  6. 【請求項6】 前記の開口面の下にサイド・シルを設置
    し、前記の側端部分を前記のサイド・シルの最も外側の
    部分とする事を特徴とする前記の請求項の1から5まで
    のどれかに記載された車両の安全構造。
  7. 【請求項7】 前記のフロアー・パネルの側端部を前記
    の開口面の下端より外側に突出させ、前記のフロアー・
    パネルの左右端部を下方向に折り曲げて、この折り曲げ
    た部分と前記のフロアー・パネルの左右端部付近とを連
    結した補強部材を設置し、下方向に折り曲げた部分を前
    記の側端部分とする事を特徴とする前記の請求項の1か
    ら5までのどれかに記載された乗用車の安全構造。
  8. 【請求項8】 前記のドアーの下端を前記の開口面の下
    端より低くドアーの下方向に拡張し、この拡張した前記
    のドアーの外側の部分を前記の側端部分として設置する
    事を特徴とする前記の請求項の1から3までのどれかに
    記載された車両の安全構造。
  9. 【請求項9】 前記のフロアー・パネルの車体を横切る
    方向の左右端部付近を連結し、それらとフロアー・パネ
    ルの下面を接合する事を特徴とする前記の請求項の1か
    ら8までのどれかに記載された乗用車の安全構造。
  10. 【請求項10】 前記の前端部と同じ高さのドアーの外
    面部分を垂直に形成し、 前記の前端部の上端と同じ高さのドアーの外面部分のす
    ぐ上のドアーの外面部分の位置よりも、前記の前端部と
    同じ高さのドアーの外面部分を車体の内側方向に凹ませ
    る事を特徴とする前記の請求項の1から8までのどれか
    に記載された車両の安全構造。
JP10375488A 1997-12-17 1998-12-16 車両の安全構造 Pending JPH11245846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10375488A JPH11245846A (ja) 1997-12-17 1998-12-16 車両の安全構造

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36372097 1997-12-17
JP9-363720 1997-12-17
JP10375488A JPH11245846A (ja) 1997-12-17 1998-12-16 車両の安全構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11245846A true JPH11245846A (ja) 1999-09-14

Family

ID=26581507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10375488A Pending JPH11245846A (ja) 1997-12-17 1998-12-16 車両の安全構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11245846A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3637141B2 (ja) 車両車体の側面衝突対策構造
JP3599327B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP3137881B2 (ja) 自動車の車体構造
JP3335780B2 (ja) 車両のセンタピラー下方部の車体構造
JPH09216543A (ja) 車両用扉の衝撃吸収装置
JPH0872740A (ja) 車両のセンタピラー部全周閉断面構造
JPS61207252A (ja) 自動車のニ−プロテクタ
JP3364255B2 (ja) 自動車の側部車体構造
JPH11245846A (ja) 車両の安全構造
JP6540753B2 (ja) 自動車の側部車体構造
KR200183512Y1 (ko) 자동차의 사이드 실 보강장치
JP3457890B2 (ja) 車両用ドアの衝撃吸収構造
KR200179129Y1 (ko) 자동차의 센터 플로워 판넬
JP3518202B2 (ja) 自動車用ドアパネル構造
JPH11139349A (ja) 車両ボデーのロッカ先端部回り構造
JPH08276864A (ja) 車両のセンターピラー補強構造
KR100263965B1 (ko) 자동차 중간기둥의 보강구조
JPH10166918A (ja) 車両のシート取付部構造
JP2024066680A (ja) 鉄道車両
KR100394706B1 (ko) 자동차의 리어범퍼 보강구조
KR20240018949A (ko) 차량의 측면 보강 구조
KR200147202Y1 (ko) 자동차의 센터 필러하부구조
JPH03121923A (ja) 車両用ドア構造
KR200182572Y1 (ko) 자동차의 사이드 실 보강장치
KR200149453Y1 (ko) 자동차의 사이드실 구조

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees