JPH1124480A - 離型剤供給装置 - Google Patents

離型剤供給装置

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JPH1124480A
JPH1124480A JP17694997A JP17694997A JPH1124480A JP H1124480 A JPH1124480 A JP H1124480A JP 17694997 A JP17694997 A JP 17694997A JP 17694997 A JP17694997 A JP 17694997A JP H1124480 A JPH1124480 A JP H1124480A
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Hidenori Kawabuchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザーでも簡単に離型剤のオイルの供給がで
き、しかも構造が簡単で安価な離型剤供給装置を提供す
ることである。 【解決手段】供給するオイルを収容したオイルボトル4
を設け、そのオイルボトル4の供給口6が破損容易な膜
部材5により封鎖されているとともに、オイルタンク1
のオイル供給部2に膜部材5を破損する突起3が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式のプ
リンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置におい
て、離型剤収納部を有する定着ユニットに離型剤を供給
する離型剤供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式の複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置において、定着ロー
ラ、場合によっては加圧ローラにも離型剤としてのシリ
コーンオイル等を塗布している装置が多々見られる。こ
の種の装置では、オイルタンクを搭載してある程度の量
のオイルを貯蔵しているが、経時使用によってオイル量
が減少すると、新たにオイルを供給する必要が生じてく
る。
【0003】従来のオイル供給方法としては、大きく分
けてオイルタンク毎交換するタイプのものと、オイルタ
ンクにオイルを補給するタイプのものとがある。前者の
タンク毎交換するものは、オイルの供給作業が簡単であ
るため、ユーザーによるオイル補給を可能にしたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
タンク毎交換するものはオイルタンクに弁機構等を設け
ているため、構造が複雑で装置が高価であるという問題
があった。その点、後者のオイル供給方法はオイル缶か
らオイルを直接オイルタンクに補給するという単純な方
式であるため、構造が複雑で装置が高価になることはな
い。しかし、後者のオイル供給方法は補給時にオイルを
こぼしたりする危険があるため、サービスマンに作業を
依頼する必要があり、さらに余ったオイルを保管してお
く煩わしさもあるという問題があった。
【0005】本発明は、上記した従来の問題を解消し、
ユーザーでも簡単に離型剤のオイルの供給ができ、しか
も構造が簡単で安価な離型剤供給装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、離型剤収納部を有する定着ユニットに離型
剤を供給する離型剤供給装置において、供給する離型剤
を収容した離型剤容器を設け、該離型剤容器の供給口が
破損容易な膜部材により封鎖されているとともに、前記
離型剤収納部に膜部材を破損する突起部材が設けられて
いることを特徴としている。
【0007】なお、本発明は前記突起部材を前記離型剤
収納部内の離型剤の量に応じて移動する手段を設け、前
記離型剤収納部内の離型剤の量が所定量以下に減少した
際、前記突起部材が前記離型剤収納部の所定位置にセッ
トされた前記離型剤容器の膜部材を破損可能な位置に移
動されると、効果的である。
【0008】さらに、本発明は前記突起部材が硬質でか
つ比重1以下の材料から作られていると、効果的であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は、本発明に係る離型剤供
給装置の一実施の形態における主要部を示す斜視図であ
る。
【0010】図1において、符号1は定着装置(図示せ
ず)に設置された離型剤収納部としてのオイルタンクで
あり、オイルタンク1にはオイル供給部2が設けられて
いる。このオイル供給部2の所定位置には、先のとがっ
た突起3が設けられ、本例の突起3は4角錐に形成され
ている。なお、この突起3は多角錐等の角錐状、さらに
は円錐、さらにまた3角柱、4角柱等の多角柱で形成す
るようにしてもよい。また、上記突起3は後述するオイ
ルボトル4を所定位置にセットしたとき、その膜部材5
に当たる位置に設けられている。
【0011】他方、オイルタンク1に供給するオイルは
離型剤容器としてのオイルボトル4に収容されており、
このオイルボトル4には図2に示すように、その供給口
6が破損容易な膜部材5により封鎖されている。この膜
部材5は、オイルが触れても滲み出すことがなく、かつ
薄膜で比較的簡単に破損できるもの、例えばビニール、
アルミ泊等から作られている。なお、オイルボトル4の
供給口6には膜部材5に何等かが当たる等で破損してし
まうことがないように、通常の保管時にはキャップ(図
示せず)が装着されている。
【0012】このように構成された離型剤供給装置は、
オイルタンク1内のオイルが経時使用によってほぼ空、
もしくは空に近づいた所定量以下に減少すると、図示し
ていない検知手段がこれを検知し、オイルが減少したこ
とをユーザーに表示等で知らせる。このとき、ユーザー
がオイルを補給することになるが、このオイル補給はオ
イルボトル4のキャップを外し、供給口6を下に向けて
オイルタンク1のオイル供給部2にセットする。このセ
ットにより、オイルボトル4の供給口6を覆っていた膜
部材5に突起3が突き当たって破かれ、オイルボトル4
内のオイルが供給口6よりオイルタンク1に流れ出る。
【0013】かくして、本実施の形態ではオイルボトル
4をオイルタンク1のオイル供給部2にセットするとい
う簡単な作業だけで、オイルを供給することができる。
しかも、装置の構造もきわめて簡単で、作業時にオイル
が手や衣服に付着する恐れも少ない。なお、オイルボト
ル4に収容されているオイル量は1回分の供給量に同量
に設定することが好ましく、このように設定すれば補給
後のオイルボトル4にオイルが残留せず、オイルが残っ
てしまうことにより次の供給時まで保管するような煩わ
しさがなくなる。
【0014】ところで、オイルの補給はオイルタンク1
がほぼ空の状態であることをオイルエンドセンサー(図
示せず)が検知することで、ユーザーに知らせてから行
われるものであるが、センサーの誤検知、またはうっか
りミスで過供給してしまうことがありうる。この過供給
は、装置やその周囲を油浸しにする恐れがあるため、起
きたときには問題が大きい。
【0015】図3は、本発明の他の実施の形態を斜視図
であって、上記した過供給を防止することができるもの
である。図3において、本例では突起3がオイルタンク
1から独立した別部材で構成されている。この突起3
は、連結軸10の一端に固定され、連結軸10の他端に
は突起3と同じ容量のバランサ11が固定されている。
そして、連結軸10の突起3とバランサ11の間の中心
には中空円筒状の案内部材12が設けられ、この案内部
材12の内周面には案内凸部13が設けられている。
【0016】一方、オイルタンク1にはそのオイル供給
部2に上記案内部材12がはめ込まれるガイド筒15が
立設されており、ガイド筒15には上記案内凸部13が
嵌合されるガイド溝16が形成されている。ガイド溝1
6は、ガイド筒15の周面に緩やかな螺旋を描くように
設けられ、ガイド筒15の上端からタンクの底板まで達
する長さを有している。そして、ガイド溝16はその上
端から下端までの回転する角度が数十度になるように設
定されている。また、オイルタンク1と別部材で作られ
ている上記突起3、連結軸10、バランサ11及び案内
部材12はオイル内に沈まない程度の軽い比重の材料、
例えば、比重が1以下の材料から作られている。
【0017】このように構成された離型剤供給装置は、
オイルタンク1内のオイルがほぼ満杯のとき、オイルの
上部に位置する突起3が鎖線で示す位置にあり、ここで
オイルが使用されて減少すると、その減少に伴って案内
凸部13がガイド溝16に沿って移動する。この移動に
より、突起3は図の時計方向に回転し、オイルタンク1
内のオイルがほぼ空、もしくは空に近づいた所定量以下
に減少すると、実線の位置に到る。また、オイルボトル
4はオイルタンク1のオイル供給部2にセットしたと
き、その供給口6が実線の位置にある突起3にのみ当た
るようにセット位置を位置決めさせている。
【0018】このように構成することで、オイルタンク
1内のオイルがほぼ空でないときに、オイルボトル4は
オイルタンク1のオイル供給部2にセットしても薄膜5
が突起3に当たることがなくなる。よって、センサーの
誤検知、またはうっかりミスでオイルボトル4をセット
しても、オイルの供給されず、オイルの過剰供給を確実
に防止することができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、離型剤容器を
離型剤収納部にセットするという簡単な操作で離型剤を
供給でき、しかも構造が簡単で安価で提供することがで
きる。
【0020】請求項2及び3の構成によれば、離型剤の
供給時以外で、センサーの誤検知、またはうっかりミス
により離型剤容器を離型剤収納部にセットしても離型剤
が供給されず、離型剤の過剰供給を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る離型剤供給装置の一構成例を示す
斜視図である。
【図2】図1に示すオイルボトルの断面図である。
【図3】本発明に係る離型剤供給装置の他の実施の形態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 オイルタンク 2 オイル供給部 3 突起 4 オイルボトル 5 膜部材 10 連結軸 11 バランサ 12 案内部材 13 案内凸部 15 ガイド筒 16 ガイド溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型剤収納部を有する定着ユニットに離
    型剤を供給する離型剤供給装置において、 供給する離型剤を収容した離型剤容器を設け、該離型剤
    容器の供給口が破損容易な膜部材により封鎖されている
    とともに、前記離型剤収納部に膜部材を破損する突起部
    材が設けられていることを特徴とする離型剤供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の離型剤供給装置におい
    て、前記突起部材を前記離型剤収納部内の離型剤の量に
    応じて移動する手段を設け、前記離型剤収納部内の離型
    剤の量が所定量以下に減少した際、前記突起部材が前記
    離型剤収納部の所定位置にセットされた前記離型剤容器
    の膜部材を破損可能な位置に移動されることを特徴とす
    る離型剤供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の離型剤供給装置におい
    て、前記突起部材が硬質でかつ比重1以下の材料から作
    られていることを特徴とする離型剤供給装置。
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