JP3626835B2 - 離型剤供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式のプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置において、離型剤収納部を有する定着ユニットに離型剤を供給する離型剤供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において、定着ローラ、場合によっては加圧ローラにも離型剤としてのシリコーンオイル等を塗布している装置が多々見られる。この種の装置では、オイルタンクを搭載してある程度の量のオイルを貯蔵しているが、経時使用によってオイル量が減少すると、新たにオイルを供給する必要が生じてくる。
【0003】
従来のオイル供給方法としては、大きく分けてオイルタンク毎交換するタイプのものと、オイルタンクにオイルを補給するタイプのものとがある。前者のタンク毎交換するものは、オイルの供給作業が簡単であるため、ユーザーによるオイル補給を可能にしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のタンク毎交換するものはオイルタンクに弁機構等を設けているため、構造が複雑で装置が高価であるという問題があった。その点、後者のオイル供給方法はオイル缶からオイルを直接オイルタンクに補給するという単純な方式であるため、構造が複雑で装置が高価になることはない。しかし、後者のオイル供給方法は補給時にオイルをこぼしたりする危険があるため、サービスマンに作業を依頼する必要があり、さらに余ったオイルを保管しておく煩わしさもあるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記した従来の問題を解消し、ユーザーでも簡単に離型剤のオイルの供給ができ、しかも構造が簡単で安価な離型剤供給装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、離型剤収納部を有する定着ユニットに離型剤を供給する離型剤供給装置において、供給する離型剤を収容した離型剤容器を設け、該離型剤容器の供給口が破損容易な膜部材により封鎖されているとともに、前記離型剤収納部に膜部材を破損する突起部材が設けられており、該突起部材を前記離型剤収納部内の離型剤の量に応じて移動する手段を設け、前記離型剤収納部内の離型剤の量が所定量以下に減少した際、前記突起部材が前記離型剤収納部の所定位置にセットされた前記離型剤容器の膜部材を破損可能な位置に移動されることを特徴としている。
【0007】
なお、本発明は、前記突起部材が硬質でかつ離型剤内に沈まない程度の軽い比重の材料から作られていると、効果的である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明に係る離型剤供給装置の一実施の形態における主要部を示す斜視図である。
【0010】
図1において、符号1は定着装置(図示せず)に設置された離型剤収納部としてのオイルタンクであり、オイルタンク1にはオイル供給部2が設けられている。このオイル供給部2の所定位置には、先のとがった突起3が設けられ、本例の突起3は4角錐に形成されている。なお、この突起3は多角錐等の角錐状、さらには円錐、さらにまた3角柱、4角柱等の多角柱で形成するようにしてもよい。また、上記突起3は後述するオイルボトル4を所定位置にセットしたとき、その膜部材5に当たる位置に設けられている。
【0011】
他方、オイルタンク1に供給するオイルは離型剤容器としてのオイルボトル4に収容されており、このオイルボトル4には図2に示すように、その供給口6が破損容易な膜部材5により封鎖されている。この膜部材5は、オイルが触れても滲み出すことがなく、かつ薄膜で比較的簡単に破損できるもの、例えばビニール、アルミ泊等から作られている。なお、オイルボトル4の供給口6には膜部材5に何等かが当たる等で破損してしまうことがないように、通常の保管時にはキャップ(図示せず)が装着されている。
【0012】
このように構成された離型剤供給装置は、オイルタンク1内のオイルが経時使用によってほぼ空、もしくは空に近づいた所定量以下に減少すると、図示していない検知手段がこれを検知し、オイルが減少したことをユーザーに表示等で知らせる。このとき、ユーザーがオイルを補給することになるが、このオイル補給はオイルボトル4のキャップを外し、供給口6を下に向けてオイルタンク1のオイル供給部2にセットする。このセットにより、オイルボトル4の供給口6を覆っていた膜部材5に突起3が突き当たって破かれ、オイルボトル4内のオイルが供給口6よりオイルタンク1に流れ出る。
【0013】
かくして、本実施の形態ではオイルボトル4をオイルタンク1のオイル供給部2にセットするという簡単な作業だけで、オイルを供給することができる。しかも、装置の構造もきわめて簡単で、作業時にオイルが手や衣服に付着する恐れも少ない。なお、オイルボトル4に収容されているオイル量は1回分の供給量に同量に設定することが好ましく、このように設定すれば補給後のオイルボトル4にオイルが残留せず、オイルが残ってしまうことにより次の供給時まで保管するような煩わしさがなくなる。
【0014】
ところで、オイルの補給はオイルタンク1がほぼ空の状態であることをオイルエンドセンサー(図示せず)が検知することで、ユーザーに知らせてから行われるものであるが、センサーの誤検知、またはうっかりミスで過供給してしまうことがありうる。この過供給は、装置やその周囲を油浸しにする恐れがあるため、起きたときには問題が大きい。
【0015】
図3は、本発明の他の実施の形態を斜視図であって、上記した過供給を防止することができるものである。
図3において、本例では突起3がオイルタンク1から独立した別部材で構成されている。この突起3は、連結軸10の一端に固定され、連結軸10の他端には突起3と同じ容量のバランサ11が固定されている。そして、連結軸10の突起3とバランサ11の間の中心には中空円筒状の案内部材12が設けられ、この案内部材12の内周面には案内凸部13が設けられている。
【0016】
一方、オイルタンク1にはそのオイル供給部2に上記案内部材12がはめ込まれるガイド筒15が立設されており、ガイド筒15には上記案内凸部13が嵌合されるガイド溝16が形成されている。ガイド溝16は、ガイド筒15の周面に緩やかな螺旋を描くように設けられ、ガイド筒15の上端からタンクの底板まで達する長さを有している。そして、ガイド溝16はその上端から下端までの回転する角度が数十度になるように設定されている。また、オイルタンク1と別部材で作られている上記突起3、連結軸10、バランサ11及び案内部材12はオイル内に沈まない程度の軽い比重の材料、例えば、比重が1以下の材料から作られている。
【0017】
このように構成された離型剤供給装置は、オイルタンク1内のオイルがほぼ満杯のとき、オイルの上部に位置する突起3が鎖線で示す位置にあり、ここでオイルが使用されて減少すると、その減少に伴って案内凸部13がガイド溝16に沿って移動する。この移動により、突起3は図の時計方向に回転し、オイルタンク1内のオイルがほぼ空、もしくは空に近づいた所定量以下に減少すると、実線の位置に到る。また、オイルボトル4はオイルタンク1のオイル供給部2にセットしたとき、その供給口6が実線の位置にある突起3にのみ当たるようにセット位置を位置決めさせている。
【0018】
このように構成することで、オイルタンク1内のオイルがほぼ空でないときに、オイルボトル4はオイルタンク1のオイル供給部2にセットしても薄膜5が突起3に当たることがなくなる。よって、センサーの誤検知、またはうっかりミスでオイルボトル4をセットしても、オイルの供給されず、オイルの過剰供給を確実に防止することができる。
【0019】
【発明の効果】
請求項1の構成によれば、離型剤の供給時以外で、センサーの誤検知、またはうっかりミスにより離型剤容器を離型剤収納部にセットしても離型剤が供給されず、離型剤の過剰供給を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る離型剤供給装置の一構成例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すオイルボトルの断面図である。
【図3】本発明に係る離型剤供給装置の他の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 オイルタンク
2 オイル供給部
3 突起
4 オイルボトル
5 膜部材
10 連結軸
11 バランサ
12 案内部材
13 案内凸部
15 ガイド筒
16 ガイド溝

Claims (2)

  1. 離型剤収納部を有する定着ユニットに離型剤を供給する離型剤供給装置において、
    供給する離型剤を収容した離型剤容器を設け、該離型剤容器の供給口が破損容易な膜部材により封鎖されているとともに、前記離型剤収納部に膜部材を破損する突起部材が設けられており、該突起部材を前記離型剤収納部内の離型剤の量に応じて移動する手段を設け、前記離型剤収納部内の離型剤の量が所定量以下に減少した際、前記突起部材が前記離型剤収納部の所定位置にセットされた前記離型剤容器の膜部材を破損可能な位置に移動されることを特徴とする離型剤供給装置。
  2. 請求項1に記載の離型剤供給装置において、前記突起部材が硬質でかつ離型剤内に沈まない程度の軽い比重の材料から作られていることを特徴とする離型剤供給装置。
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