JPH11244737A - 手動噴霧機 - Google Patents

手動噴霧機

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JPH11244737A
JPH11244737A JP10371434A JP37143498A JPH11244737A JP H11244737 A JPH11244737 A JP H11244737A JP 10371434 A JP10371434 A JP 10371434A JP 37143498 A JP37143498 A JP 37143498A JP H11244737 A JPH11244737 A JP H11244737A
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ペーター・ヘルム
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    • E03C1/04Water-basin installations specially adapted to wash-basins or baths
    • E03C1/0408Water installations especially for showers
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した構成を有する小型手動噴霧機を提供
する。 【解決手段】 流体供給部5と流体放出部15を備える
本体3を備え、バルブ部23が流体供給部5と流体放出
部15の間に位置づけられ、バルブ部23がチャンバ2
5を備え、作動部43を備えて外部から操作でき、かつ
バルブシート35と協動するバルブピストン30を備え
るバルブ部材が設けられ、流体圧力に対して常に締切位
置にバルブ部材を付勢するばね手段39が設けられ、バ
ルブピストン30が作動部43にて指の圧力によりバル
ブピストンの締切位置から移動可能とされ、これにより
バルブチャンバ内の圧力が平衡とされかつばね手段39
の付勢力に打ち勝つことで移動経路の任意の所望位置に
指の圧力でピストン30が移動可能とされて成る手動噴
霧機1において、ばね手段39がバルブチャンバ25内
に設けられ、バルブピストン30が円錐台コーン形状で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1のプリア
ンブル(preamble)による手動噴霧機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】シャワーの形成は、対応する噴霧機頭部
の形成と関連している。噴霧機頭部は、液体の噴流(特
に流体ダクトまたは流体チューブを介して供給される水
の噴流)を分離させる役目、及びじょうろと同様な様式
で噴霧機を介して液体の噴流を分配する役目を果たして
いる。
【0003】第1の噴霧機頭部は、水が細かな噴流に発
散する複数の開口部を備えているじょうろのような頭部
を有している。
【0004】時代とともに、噴霧機頭部は、複数の異な
る水噴霧形態を取ることができるように変形されてき
た。よって、比較的真っ直ぐなはね水噴流形態、細ノズ
ルを介しての比較的細かな分流(段階的に霧状)水形
態、あるいは少ない噴流水に供給された噴流水形態とい
った複数の水出口状態に調整しうる噴霧機頭部が知られ
ている。上記種々の水形態は順番に変化させることがで
き、かつ種々の水を対象物に当てることでマッサージの
効果が生じる。
【0005】上記通常の噴霧機頭部では、各種水形態に
調節された流水量を変更することができないこと、およ
び例えば衛生仕切弁(sanitary stop valves)のように
水供給量を介して、狭い範囲で最適に流水量を変化でき
ないことが普通である。
【0006】従来技術によると、固定部に対して噴霧機
頭部を回転させることで噴霧機の噴流を異なる状態に調
節することができる。この際、片方の手で噴霧機頭部を
保持し、もう片方の手で調節を行わなければならない。
【0007】これらの従来技術による実施形態では、次
の重大な欠点を有している。水から生じる沈殿物(例え
ばカルキの沈殿物)のために流動表面がかなり上昇し、
このため調節不能に至るほどに調節可能性を低下させる
ことになる。
【0008】さらに、従来技術の噴霧機頭部は、放出さ
れる流体の噴出量が順次最大にかつ様々な形態(全体と
して噴流・細噴霧機)に形成されるという欠点を有して
いる。
【0009】放出される噴流形態を変化させるために、
独国特許文献 DE-GM 69 20 617 では、弁通過を制御す
るバルブを備えた手動噴霧機を提案している。該バルブ
は、噴霧機の外側に位置したチルトレバー(tilting le
ver)により荷重ばねに対して締切位置から、ハウジン
グ内に回転可能に案内されかつハウジング内から突出し
ているバルブシャフトがねじれることなく取り付けられ
ている比較的短い端部に持ち上げられることが可能であ
る。
【0010】チルトレバーは、螺旋形経路に沿ってチル
トレバーを回転させることでチルトレバーをバルブ軸方
向に変位させる2つの曲がったピボットを備えている。
このチルトレバーにより放出される液体の噴流を連続的
に変化させることができる。
【0011】バルブを開いた後は、液体の通過流れ(th
roughflow)に影響を与える可能性はないという事実と
は別に、独国特許文献 DE-GM 69 20 617 による手動噴
霧機は、両手を使って手動噴霧機の調整をするという困
難な操作により放出すべき液体の噴流を変えることがで
きるという欠点を有している。そのため、片手で従来技
術の手動噴霧機を容易にかつ効果的に操作することは不
可能である。
【0012】さらに、独国特許文献 DE-PS 804 620 に
は、主軸の外側に位置づけられた2つ以上の液体流路を
備える注射器用直線バルブが開示されている。この注射
器用直線バルブは複数のノッチにより固定することがで
きるハンドレバーを具備している。このハンドレバーに
より液体の通過流量を調節することができる。この従来
技術の実施の形態は、直線バルブを介して流れる流体量
は無限には調節することができないという欠点を有して
いる。ハンドレバーを作動させることで、ハンドレバー
の基礎に位置づけられた複数のノッチの各段部により、
流体の通過流量を大雑把に調節することができる。さら
に、この注射器用直線バルブを操作するために操作者の
両手が必要である。片方の手が従来技術の発明による装
置をそのグリップで支持する一方で、このハンドレバー
をもう片方の手で操作する。
【0013】仏国特許文献 FR 1 559 095 には、以下の
ような手動噴霧機または噴霧機タップが開示されてい
る。手動噴霧機または噴霧機タップは、流体供給部と流
体放出部とを有する本体、及び流体供給部と流体放出部
との間に位置づけられたチャンバを備えるバルブ部を有
している。この手動噴霧機または噴霧機タップは、作動
部を備えかつ外側から作動することができるバルブ部材
を具備している。このバルブ部材はバルブシートと協動
するバルブピストンを具備している。手動噴霧機または
噴霧機タップは、生じている流体の圧力に対抗して締切
位置にあるバルブ部材を常に付勢するためのばね手段を
具備している。手動噴霧機または噴霧機タップ(spraye
r tap)において、バルブピストンは、作動部にて、押
圧(特に指による押圧)により締切位置から移動するこ
とができる。このことにより、事実上、バルブチャンバ
内の圧力を平衡にし、かつピストンが押圧によりばね手
段の付勢力に打ち勝つことで移動経路の所望の位置に移
動することができる。仏国特許文献 FR 1 559 095 によ
れば、外側に位置づけられたハンドレバーの作動のため
に丸い弾性ゴム膜が一側に向けて変形され、かつ流体の
流通が可能となる。ハンドレバーの押圧を緩めるとゴム
膜は弛緩し、これが噴霧機タップの締切位置となる。こ
の従来技術の対象物の場合に、特にゴム膜が簡単に消耗
するという欠点がある。ミネラルやカルキを含む水と永
続的に接触するために、ゴム膜が急速に多孔状になりか
つ裂け目ができるようになる。このためゴム膜の緊密封
止が不可能になるとともに、噴霧機タップの機能にとっ
て必要な圧力の平衡がほとんど維持できないので、噴霧
機タップが役に立たなくなる。さらに、この噴霧機タッ
プは大きく重い構成である。これは、噴霧機タップのば
ね手段がバルブチャンバの外側に位置づけられているた
めである。よって、噴霧機タップは、そのサイズと重量
のために容易に取り扱うことができない。よって、例え
ば台所器具のように複雑な構成を有する部材または対象
物の掃除用には特に適していない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明の目的
は、安定した構成を有する小型の手動噴霧機を提供する
ことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は請求項1の特
徴点により達成される。本発明は、バルブチャンバ内に
ばね手段を具備し、かつバルブピストンが円錐台コーン
形状であるという点で際立っている。
【0016】本発明による手動噴霧機は、少ない力(親
指の力)を作用させることで液体の放出を細分流状態に
調節できかつ放出される流体の噴流を望み通りに調節で
きるというように手動噴霧機を作動させることができ
る。
【0017】特に、手動噴霧機の容易な片手作動を実現
していることは有利なことである。これにより、作業者
のもう片方の手で他の器具を使って清掃処理を支持する
ことができるとともに、清掃すべき対象物を空いた片手
で手動噴霧機側に移動することができるので、本発明の
手動噴霧機は対象物の清掃に特に適している。
【0018】手動噴霧機が単純に構成されているととも
に手動噴霧機の作動に必要とされる部材数が少ないため
に、手動噴霧機の構成が特に単純であるばかりでなく、
さらに、高作動安全性、特に通常の手動噴霧機を使用し
た場合には機能しなくなるほどの重大な欠陥を導く汚染
およびフューリングアップ(furring up)に対して単純
かつ対摩耗性の構造であるという点で有利である。
【0019】さらに、同期細分流とされた流体の細噴流
を放出できるとても小さな構成が可能な手動噴霧機であ
る点がその他の有利点である。さらに、本発明の有利点
は、下位請求項により導かれる。本発明による手動噴霧
機の単純な構成により、円錐台コーン形状のピストンが
バルブベアリング部材と連結している連結ロッドを備え
ているということが支持されている。ばね手段がバルブ
ベアリング部材とバルブピストンとの間に位置づけられ
ていることが有利な点である。これにより、特に手動噴
霧機のコンパクトで効果的な構成が生じている。
【0020】さらに、構成の単純性は、バルブチャンバ
の環状縮小部がバルブベアリング部材とバルブピストン
との間に設けられているという点でさらに裏付けられて
いることが有利な点である。この縮小部は、ばね手段の
ための接合部として機能している。本発明による手動噴
霧機の優れた作動を確実にするために、通常負の効果を
有する他の複雑な構成は、必要ではない。
【0021】本発明による手動噴霧機のコンパクトな構
成を保証する一方で、流体の噴流を連続的に調節するこ
とができるために、本発明による手動噴霧機は、流体供
給部の軸が流体放出部の軸と鈍角を形成するよう構成さ
れている。よって、流れに対して好都合な経路が流体の
噴流に対して形成されており、これにより、手動噴霧機
の安全な作動が形成されている。
【0022】単純な実施の形態において、バルブベアリ
ング部材が直接加圧されても良い。好適な実施の形態に
おいて、ばね手段により衝突する側とは反対のバルブベ
アリング部材の側に作動部材を具備している。この作動
部材は作業者の指を押す役割を果たしている。好適なこ
とに、この作動部材は、人の指(特に親指)が当たるよ
うに凹状外面を特徴としている。このことは、作用する
指が最適に位置するために、指の疲労が可能な限り防止
されるという有利点を有している。このため、手動噴霧
機を長時間使用することが可能となっている。
【0023】本発明による手動噴霧機の特に丈夫で安全
が保証された単純な実施の形態は、好適には、手動噴霧
機本体が形成済み部材(好ましくは射出成形された部
材)から形成されることで得られる。特に作動圧力を増
加するための指支持部(finger prop-up portion)を備
えていることで、本発明による手動噴霧機が人間工学的
な構成とされている。更に詳細には、本発明の特徴点及
び有利点が、図面を参照しながら以下の記載から導かれ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による手動噴霧機
の断面図を示している。図1に集約されているように、
本発明による手動噴霧機1は、実際の実施形態と比べる
と拡大された形状に(図1に例示的に)示した手動噴霧
機本体3を備えている。手動噴霧機3は、流体供給部と
して働くシャフト部5を備えている。このシャフト部5
には、軸9を備える供給チャネル7を具備している。手
動噴霧機本体3の下方端部にて、外ねじ(external thr
ead)を備える結合部11を具備している。この外ねじ
は、流体チューブ装置(図示せず)の結合ナットと結合
する役目を果たす。この種のチューブ結合は、標準化さ
れている。
【0025】さらに、この手動噴霧機本体3は流体放出
部15を具備する頭部13を備えている。流体放出部1
5は、図1により示された実施形態において、頭部13
の右端部から供給チャネル7の方向に突出しているボア
(bore)17を具備している。噴霧機頭部19はボア1
7に挿入され、図1により示された実施形態において、
噴霧機頭部は供給チャネル7を介して導入された流体の
噴流を放出する貫通ボア21を具備している。
【0026】シャフト部5と流体放出部15との間にバ
ルブ部23を具備している。バルブ部23は、バルブベ
アリング部27が挿入されるボア25を具備している。
バルブベアリング部27は、ピストンロッド33のスレ
ッドピストン(thread piston)がねじ込まれるスレッ
ドボア(thread bore)29を具備している。このピス
トンロッドの他端にピストン30が位置づけられてお
り、ピストンロッド33から流体の放出方向に向かって
断面が増大している。このため、ピストン30は円錐台
コーン形状をしている。
【0027】図1は、手動噴霧機の締切位置を示してい
る。ピストン30は、Oシールリング37の形態で形成
されているバルブシート35と接触している。ボア25
内のバルブ部23にて、ボア25の内壁に沿って実質的
に延びているばね手段39を具備している。図示した例
において、ばね手段39はコイルばねで形成されてい
る。このばね手段は、一側においてバルブベアリング部
27に接し、他側において環状縮小部41により支持さ
れている。図示の例において、この環状縮小部41は頭
部と一体に形成されている。
【0028】手動噴霧機1のバルブを作動させるため
に、凹状部45を特徴とする人間工学的に形成された作
動部材43を具備している。この作動部材43はバルブ
ベアリング部27に固定されている。この作動部材43
は手動噴霧機本体3の頭部13内のボア47に案内され
ている。
【0029】供給チャネル7は、流体放出部15と鈍角
を形成するバルブ部23に通じている。開口部(mouth
opening)49は供給チャネル7よりも小さな直径を有
している。事実上90゜の角αで先細りになっている円
錐台コーン形状側壁である先細り部51から先細り形状
が形成されている。
【0030】以下において、手動噴霧機の作用を記載す
る。図1により示された例において、手動噴霧機は締切
位置にある。ピストン30は、ばね手段39によりバル
ブシート35に対抗して締切位置へと付勢されている。
Oリングは、ピストンの円錐台コーン形状表面とともに
密封をしている。
【0031】作動部材43を付勢すると、バルブベアリ
ング部27は流体を放出する方向に移動される。このた
め、ピストンバルブが開き、流体が貫通ボア21を介し
て外部に流れる。上記構成のために、ベアリング部27
の押圧表面が事実上縮小部41の反発表面とピストン3
0のピストン表面とが同様なので、バルブの解放時にボ
ア25内に付勢の補償力が働く。
【0032】よって、ばね手段39のばね力に対抗して
作動部材43を押圧することで、バルブベアリング部材
27を容易に移動することができる。このため、放出さ
れる流体量を細かく分けることができ、かつ作業者はピ
ストンの全移動経路に沿う任意の位置を選ぶことができ
る。
【0033】作動部材43に作用する圧力を単純に減ら
すことで、ピストンはばね手段39によりバルブシート
35の方向に再び移動され、放出される流体量が減少す
るか、バルブが再び締め切られる。
【0034】本発明による手動噴霧機1の操作をさらに
向上させるために、他の指支持部53を具備している。
この指支持部は、シャフト部5の上部にて段部の形態で
先細りとなっている。例えば、親指が作動部材43の凹
状部45を押すか、または作動部材に触れている場合に
は、人差し指が指支持部53の周囲についても良い。
【0035】手動噴霧機本体3は、例えば、好適には射
出成形された部材で形成された一体で製造されることが
好ましい。噴霧機頭部19は異なる形状とされてもよ
く、例えば複数の開口部を具備しても良い。これによ
り、分流すべき放出される流体の噴流が得られる。ボア
25の内表面に対するバルブベアリング部の容易な移動
が可能であるように、バルブベアリング部用の材料が選
択されている。
【0036】よって、本発明では単純な手動噴霧機を提
供している。この手動噴霧機は、片手で容易に作動し、
清掃者のもう片方の手が他の活動を自由にできる状態を
維持しておかねばならない対象物の掃除に特に向いてい
る。本発明による手動噴霧機は、台所器具(特に蒸気調
理器具あるいは圧力調理器具)の清掃に特に適してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による手動噴霧機を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 手動噴霧機 3 本体 5 流体供給部 9,16 軸 15 流体放出部 23 バルブ部 25 チャンバ 27 バルブベアリング部 30 バルブピストン 33 連結ロッド 35 バルブシート 39 ばね手段 41 環状縮小部 43 作動部材 45 凹状部 53 指支持部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体供給部(5)と流体放出部(15)
    とを備える本体(3)を備え、 バルブ部(23)が前記流体供給部(5)と前記流体放
    出部(15)との間に位置づけられ、該バルブ部(2
    3)がチャンバ(25)を備え、 作動部(作動部材43)を備えて外部から操作でき、か
    つバルブシート(35)と協動するバルブピストン(3
    0)を備えるバルブ部材が設けられ、 生じている流体の圧力に対抗して常に締切位置にバルブ
    部材を付勢するばね手段(39)が設けられ、 前記バルブピストン(30)が前記作動部(43)にて
    押圧(特に指の押圧)により該バルブピストンの締切位
    置から移動可能とされ、このため前記バルブチャンバ内
    の圧力が平衡とされ、かつ前記ばね手段(39)の付勢
    力に打ち勝つことで移動経路の任意の所望位置に指の圧
    力で前記ピストン(30)が移動可能とされている手動
    噴霧機(1)において、 前記バルブチャンバ(ボア25)内に前記ばね手段(3
    9)が設けられ、かつ前記バルブピストン(30)が円
    錐台コーン形状であることを特徴とする手動噴霧機。
  2. 【請求項2】 円錐台コーン形状の前記ピストン(3
    0)が、バルブベアリング部材またはバルブベアリング
    部(27)と連結された連結ロッド(33)を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の手動噴霧機。
  3. 【請求項3】 前記ばね手段(39)は前記バルブベア
    リング部(27)と前記バルブピストン(30)との間
    に位置づけられていることを特徴とする請求項2記載の
    手動噴霧機。
  4. 【請求項4】 前記バルブチャンバ(25)の環状縮小
    部(41)が、前記バルブベアリング部(27)と前記
    バルブピストン(30)との間に設けられ、 前記環状縮小部(41)が前記ばね手段(39)の接合
    部として機能していることを特徴とする請求項3記載の
    手動噴霧機。
  5. 【請求項5】 前記流体供給部(5)の軸(9)は、前
    記流体放出部(15)の軸(16)と鈍角を形成してい
    ることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つ
    に記載の手動噴霧機。
  6. 【請求項6】 作動部材(43)が、前記ばね手段(3
    9)により付勢される側とは反対側の前記バルブベアリ
    ング部材に設けられていることを特徴とする請求項1乃
    至5のうちいずれか一つに記載の手動噴霧機。
  7. 【請求項7】 前記作動部材(43)が、人の指(特に
    親指)がはまるための凹状外表面(凹状部45)を備え
    ることを特徴とする請求項6記載の手動噴霧機。
  8. 【請求項8】 前記手動噴霧機本体(3)が射出成形さ
    れた部材(好ましくは一体部材)からなることを特徴と
    する請求項1乃至7のうちいずれか一つに記載の手動噴
    霧機。
  9. 【請求項9】 前記手動噴霧機本体(3)が、特に作動
    圧力を誘起するための指支持部(53)を備えることを
    特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか一つに記載の
    手動噴霧機。
JP37143498A 1997-12-29 1998-12-25 手動噴霧機 Expired - Fee Related JP4112720B2 (ja)

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JP (1) JP4112720B2 (ja)
CN (1) CN1225254A (ja)
DE (1) DE59702693D1 (ja)
DK (1) DK0927580T3 (ja)
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