JPH11244410A - 給油所の消火システム - Google Patents

給油所の消火システム

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Publication number
JPH11244410A
JPH11244410A JP5356998A JP5356998A JPH11244410A JP H11244410 A JPH11244410 A JP H11244410A JP 5356998 A JP5356998 A JP 5356998A JP 5356998 A JP5356998 A JP 5356998A JP H11244410 A JPH11244410 A JP H11244410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire extinguishing
fire
island
explosion
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5356998A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Kobayashi
一郎 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11244410A publication Critical patent/JPH11244410A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62CFIRE-FIGHTING
    • A62C3/00Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places
    • A62C3/06Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places of highly inflammable material, e.g. light metals, petroleum products

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】安全に、かつ、効率的に消火できるようにす
る。 【解決手段】給油装置1が設置されるアイランド4の側
壁部4aに、給油停車エリアSA1に向かって消火剤を
噴出する消火ヘッドSHを設け、該ヘッドをバルブユニ
ット10を介して消火薬剤ユニット20に接続するとと
もに、両ユニット10、20を制御する操作盤31を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車にガソリ
ンなどの油を給油する給油所の消火システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の給油所では、専門の作業員が自動
車を誘導して給油装置近傍の給油停車エリアに停車させ
給油を行っている。そして、安全上、給油中のエンジン
停止や禁煙などの措置により火災の発生を防止してい
る。
【0003】従来は、前述の様に専門の作業員が給油作
業を行っているので、作業ミスが少なく、又、万一 給
油中に火災が発生しても該作業員が即座に走り回り消火
活動を開始するので、消火設備としては移動式消火器を
配備するだけで充分である。
【0004】ところが、近年セルフスタンド、即ち給油
作業を行う専門の作業員をおかず、ドライバ自身が給油
作業を行う給油所、が出現し、その給油システムが法上
認められるに至った。このセルフスタンドでは、前記エ
ンジン停止や禁煙などの措置のみでは不十分であり、更
に、給油作業に不慣れなドライバの不注意による火災の
発生、例えば、給油ノズル装置から漏れたガソリンが床
面に落下し、そのガソリンに引火する、等の事故が発生
する恐れがある。
【0005】そこで、この様な事故を防止するため、ア
イランドに支柱を立設し、該支柱の給油装置より上方に
火災センサと消火剤噴出口とを設け、火災センサが火災
を検出した時に消火剤噴出口から床面に向かって消火剤
を噴出させる消火システム、が開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この消火シス
テムでは次に様な問題がある。 (1)消火剤噴出口が給油装置の上方に設けられている
ので、床面に落ちたガソリンの引火を鎮火させるとき自
動車の存在により蔭ができ、完全に鎮火できない。
【0007】(2)アイランド近傍の給油停車エリアだ
けを消火区画とするものではないので、消火システムが
作動すると、広い範囲にわたり消火剤が噴出される。そ
のため、消火剤が無駄となると共に、鎮火後の後始末が
面倒である。
【0008】この発明は、上記事情に鑑み安全に、か
つ、効率的に消火できるようにすることを目的とする。
【0009】この発明は、消火薬剤を供給するための消
火薬剤ユニットと、該消火薬剤を放出する消火ヘッド
と、前記消火薬剤ユニットからの配管を分岐した分岐管
によって前記消火ヘッドへ選択的に供給できるバルブユ
ニットと、前記消火薬剤ユニットおよび前記バルブユニ
ットを制御する操作盤と、を備えた給油所の消火システ
ムであって;前記消火ヘッドの消火区画は、給油装置が
設置されるアイランドの側方に設定されていることを特
徴とする給油所の消火システム、である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明者は、給油所、特にセルフ
スタンドにおいてガソリンが漏れ引火の可能性がある場
所を検討したところ、給油装置が設置されているアイラ
ンド近傍の給油停車エリアであることがわかった。そこ
で、この給油停車エリアを消火区画として消火を行えば
効率良く鎮火できることに気が付くと共に、アイランド
の側壁部に前記給油停車エリアに向けて消火剤を放出す
る消火ヘッドを設けた。
【0011】又、複数のアイランドの側壁部に、それぞ
れ消火ヘッドを設け、各消火ヘッドを消火薬剤ユニット
からの消火剤を選択供給するバルブユニットに連結し、
火災の発生したアイランドの消火区画のみに消火剤を放
出する様にした。
【0012】
【実施例】この発明の実施例を図1、図2により説明す
る。専門の給油作業員のいない給油所、所謂セルフスタ
ンドには、給油装置1、2を設置したアイランド4、5
が配設されている。このアイランド4、5周辺は、いわ
ゆる防爆エリアとなっている。アイランド4、5は、床
面7から高さHだけ突出した高台となっているが、この
突出高さHは、例えば、10〜20cmである。このア
イランドの側壁部4a、4b、5a、5bには複数の消
火ヘッドSHが埋設されている。この消火ヘッドSHと
して、例えば、泡ヘッドが用いられるが、必ずしもこれ
に限定されるものではない。
【0013】この泡ヘッドSHは、給油停車エリアSA
向きに、水平状に配設されているが、この泡ヘッドSH
の配設数、配設位置、配設方向等は必要に応じて適宜選
択される。例えば、該泡ヘッドSHは給油中の自動車の
側面下部に対して斜め下向きに消火剤を放出できる様に
配設しても良い。
【0014】アイランド4、5の両側には給油停車エリ
アSAが形成されているが、各給油停車エリアSAは各
々消火区画となる。この消火区画は、給油時においてガ
ソリンの漏れる可能性のある場所であるが、必要に応じ
てその範囲を拡大又は縮小される。
【0015】各泡ヘッドSHは、バルブユニット10を
介して消火薬剤ユニット20に接続されている。バルブ
ユニット10は、その一次側に消火薬剤ユニット20が
接続され、その一次側の配管15を必要数分岐してそれ
ぞれに電動ボール弁10a〜10dを設け、各電動ボー
ル弁10a〜10dの二次側が各泡ヘッドSHに接続さ
れる。
【0016】消火薬剤ユニット20は、消火薬剤として
の泡水溶液を蓄える泡水溶液タンク25と、圧力調整器
26を介して前記泡水溶液タンク25に連通するN2
圧容器27と、該タンク25とバルブユニット10の一
次側の配管15との間に設けられた圧力スイッチ28
と、を備えている。
【0017】前記両ユニット10、20は操作盤31に
より制御されるが、この操作盤31は監視員のいる建屋
のオペレータ室30に設けられている。
【0018】次に、本実施例の作動につき説明する。ド
ライバが、自動車3を運転しアイランド4の給油停車エ
リアSA1に入り該自動車3を止めエンジンを切る。そ
の後、該ドライバは該自動車3から降り、給油装置1の
側面に係止されている図示しない給油ノズルを外し、該
給油ノズルのレバーを操作しながら自動車のガソリンタ
ンクに給油を行う。
【0019】この時、給油ノズルからガソリンが漏れ給
油停車エリアSA1に落下し発火した時は、オペレータ
室30内にいる監視員に、火災が発生したことを連絡す
る。
【0020】前記監視員は、操作盤31を操作、例え
ば、デイスプレイに表示されている消火区画のうちの火
災の区画を選択すると、N2加圧容器27のソレノイド
Sを開放する。そうすると、該N2加圧容器27内の加
圧窒素が圧力調整器26によって調圧されて泡水溶液タ
ンク25内の泡水溶液を押し出し、その押し出された泡
水溶液は圧力スイッチ28を作動させて操作盤31へ起
動信号を出力する。
【0021】同時に、操作盤31から信号をバルブユニ
ット10へ出力し、上記の火災の区画に該当する電動ボ
ール弁10dを開放させる。そうすると、泡ヘッドSH
1、SH2から泡水溶液が放出され、給油停車エリアSA
1は、消火泡Bにより覆われ、火源FSは消滅する。こ
の時、泡ヘッドSHは、自動車3の下部3dの前車輪と
後車輪41との間に位置しているので、泡水溶液は車体
に妨害されることなく円滑に流動し給油停車エリアSA
1全体に広がる。そのため、極めて消火効率が良いので
初期消火が容易となる。また、上記の消火薬剤ユニット
20の起動とバルブユニット10の電動ボール弁10d
の選択は 、操作盤31に対して別の操作であっても良
い。
【0022】この発明の第2実施例を図3により説明す
る。セルフスタンドにおいて、給油装置を中心にアイラ
ンド周辺は所謂防爆エリアとなっている。そのため、防
爆エリア外の建屋内に設けられる操作盤からの信号線を
アイランド周辺に配線しようとすると、耐熱電線で金属
管によって保護したり、開口部を全てシールするなどの
防爆配線をしなければならない。
【0023】そこで、この第2実施例では、防爆エリア
DE内の泡ヘッドSHを配管40を介して連結すること
により、該バルブユニット10を防爆エリアDE外に設
け、消火薬剤ユニット20とともに防爆エリアDE外で
信号線Lを配線するようにしたものである。
【0024】この発明の第3実施例を図4により説明す
る。泡ヘッドSHは、各アイランドに設けられ、バルブ
ユニット10から各泡ヘッドSHまで配管40をそれぞ
れ個別に配設することになる。この第3実施例では、操
作盤31からバルブユニット10までの配線を防爆配線
50で行い、バルブユニット10自体も防爆構造とする
ことで、バルブユニット10を各泡ヘッドSHに近い位
置に配置して必要な配管の長さを短くでき、施工も簡便
となる。
【0025】この発明の第4実施例を図5により説明す
る。この第4実施例では泡ヘッドSH、バルブユニット
10及び消火薬剤20を防爆エリアDE内に配置すると
共に、操作盤31から消火薬剤ユニット20までの配線
を防爆配線60で行い、消火薬剤ユニット20自体も防
爆構造とすることによって、消火薬剤ユニット20をバ
ルブユニット10の近傍に配置することができ、施工が
簡単になる。
【0026】なお、上記消火システムでは、各アイラン
ドの周辺に対してのみ示したが、セルフスタンド全体を
エリア分けしてバルブユニットに分岐管を必要数追加し
て消火区画を構成することができる。又、車両の停車位
置に対してノズルやその他の従来の消火手段を組み合わ
せて全体的な防災体制を構成しても良い。
【0027】操作盤の操作はセルフスタンドの監視者が
発火の確認とともに手動で操作すれば良いが、各エリア
毎の熱や炎等を検出するセンサ、又は、全体像を撮影し
て火災エリアを特定できるカメラ装置などによって自動
的に起動されてもよく、更には、常時の手動から自動へ
切り替わるように構成してもよい。
【0028】
【発明の効果】この発明は、以上の様に構成したので、
火災の発生した消火区画の火源は確実に、かつ、効率良
く消火される。そのため、セルフスタンドを安全に運営
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面拡大図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す平面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す平面図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 給油装置 2 給油装置 4 アイランド 4a 側壁部 4b 側壁部 5 アイランド 5a 側壁部 5b 側壁部 10 バルブユニット 20 消火薬剤ユニット 31 操作盤 SA 給油停車エリア SH 泡ヘッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】消火薬剤を供給するための消火薬剤ユニッ
    トと、該消火薬剤を放出する消火ヘッドと、前記消火薬
    剤ユニットからの配管を分岐した分岐管によって前記消
    火ヘッドへ選択的に供給できるバルブユニットと、前記
    消火薬剤ユニットおよび前記バルブユニットを制御する
    操作盤と、を備えた給油所の消火システムであって;前
    記消火ヘッドの消火区画は、給油装置が設置されるアイ
    ランドの側方に設定されていることを特徴とする給油所
    の消火システム。
  2. 【請求項2】消火薬剤ユニット、バルブユニットおよび
    操作盤を、給油装置周辺の防爆エリアの外側に設けると
    共に、前記バルブユニットからの分岐管を防爆エリア内
    に引込み各消火ヘッドを接続することを特徴とする請求
    項1記載の給油所の消火システム。
  3. 【請求項3】消火薬剤ユニットおよび操作盤を、給油装
    置周辺の防爆エリアの外側に設けると共に、前記消火薬
    剤ユニットからの配管を前記防爆エリア内に引込みバル
    ブユニットに接続し、前記操作盤からの制御信号を防爆
    配線によりバルブユニットに送出することを特徴とする
    請求項1記載の給油所の消火システム。
  4. 【請求項4】操作盤を給油装置周辺の防爆エリアの外側
    に設けると共に、前記消火薬剤ユニットからの配管を前
    記防爆エリア内に引込みバルブユニットに接続し、前記
    操作盤からの制御信号を防爆配線により消火薬剤ユニッ
    トおよびバルブユニットに送出することを特徴とする請
    求項1記載の給油所の消火システム。
  5. 【請求項5】消火ヘッドは、アイランドの側壁部に配置
    され、消火区画に向けて消火薬剤を放出することを特徴
    とする請求項1、2、3、又は、4記載の給油所の消火
    システム。
  6. 【請求項6】消火区画が、給油停車エリアであることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、又は、5記載の給油
    所の消火システム。
JP5356998A 1998-03-05 1998-03-05 給油所の消火システム Pending JPH11244410A (ja)

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JP5356998A JPH11244410A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 給油所の消火システム

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ID=12946473

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JP (1) JPH11244410A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102905761A (zh) * 2010-07-15 2013-01-30 三菱电机株式会社 粒子射线照射装置及具备该装置的粒子射线治疗装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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