JPH1124398A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH1124398A JPH1124398A JP9197856A JP19785697A JPH1124398A JP H1124398 A JPH1124398 A JP H1124398A JP 9197856 A JP9197856 A JP 9197856A JP 19785697 A JP19785697 A JP 19785697A JP H1124398 A JPH1124398 A JP H1124398A
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- image forming
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現像剤担持体とこれに対向する像担持体とを
所定の間隙を維持して配置するために備えた突き当て部
材が、当接する対向部とスリップの少ない状態で回転す
ることで像担持体および現像剤担持体の回転むらを防止
するとともに、突き当て部材の磨耗を防止し、像担持体
と現像剤担持体とを所定の間隙に安定して維持し、むら
のない均一な画像を得る。 【解決手段】 現像剤担持体とこれに対向配置された像
担持体とを具備し、現像剤担持体または像担持体の回転
軸端の同軸上に突き当て部材を備え、該突き当て部材を
対向する像担持体または現像剤担持体の剛体部に当接さ
せることにより、現像剤担持体と像担持体とを所定の間
隙に維持する画像形成装置において、該突き当て部材は
剛体部と該剛体部と一体で回転する弾性体部を備え、該
弾性体部が対向当接する像担持体または現像剤担持体の
剛体部と回転方向に関し、幅をもって当接するよう構成
する。
所定の間隙を維持して配置するために備えた突き当て部
材が、当接する対向部とスリップの少ない状態で回転す
ることで像担持体および現像剤担持体の回転むらを防止
するとともに、突き当て部材の磨耗を防止し、像担持体
と現像剤担持体とを所定の間隙に安定して維持し、むら
のない均一な画像を得る。 【解決手段】 現像剤担持体とこれに対向配置された像
担持体とを具備し、現像剤担持体または像担持体の回転
軸端の同軸上に突き当て部材を備え、該突き当て部材を
対向する像担持体または現像剤担持体の剛体部に当接さ
せることにより、現像剤担持体と像担持体とを所定の間
隙に維持する画像形成装置において、該突き当て部材は
剛体部と該剛体部と一体で回転する弾性体部を備え、該
弾性体部が対向当接する像担持体または現像剤担持体の
剛体部と回転方向に関し、幅をもって当接するよう構成
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に関するものであ
り、詳しくは像担持体と現像剤担持体とを所定の間隙を
もって対向させて現像をおこなう画像形成装置に関する
ものである。
ミリ、プリンター等の画像形成装置に関するものであ
り、詳しくは像担持体と現像剤担持体とを所定の間隙を
もって対向させて現像をおこなう画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置においては、像担
持体と現像剤担持体とを所定の間隙に維持することが、
良質の画像を得るために必要である。像担持体と現像剤
担持体とを所定の間隙にするため、現像剤担持体の軸端
に、剛体からなり、該現像剤担持体より所定量大きな径
を有する突き当てコロを設け、該突き当てコロを像担持
体に当接させる現像装置が知られている。また、カラー
画像を得るためのカラー画像形成装置では、複数個の現
像剤担持体を像担持体に対し、所定の間隔に維持するこ
とが必要であり、複数の現像剤担持体の軸端に備えた突
き当てコロを同時に像担持体の周面部に圧接する機構を
備えた現像装置(例えば、特許第2572980号公報
参照)等が知られている。
持体と現像剤担持体とを所定の間隙に維持することが、
良質の画像を得るために必要である。像担持体と現像剤
担持体とを所定の間隙にするため、現像剤担持体の軸端
に、剛体からなり、該現像剤担持体より所定量大きな径
を有する突き当てコロを設け、該突き当てコロを像担持
体に当接させる現像装置が知られている。また、カラー
画像を得るためのカラー画像形成装置では、複数個の現
像剤担持体を像担持体に対し、所定の間隔に維持するこ
とが必要であり、複数の現像剤担持体の軸端に備えた突
き当てコロを同時に像担持体の周面部に圧接する機構を
備えた現像装置(例えば、特許第2572980号公報
参照)等が知られている。
【0003】ところが、これらの現像装置においては、
現像剤担持体が像担持体に対して所定位置に移動し、現
像担持体の軸端に備えた突き当てコロが像担持体に当接
する際、衝撃が加わり、像担持体の回転むらが発生して
しまう。像担持体の回転むらは、画像濃度むらの原因と
なる。
現像剤担持体が像担持体に対して所定位置に移動し、現
像担持体の軸端に備えた突き当てコロが像担持体に当接
する際、衝撃が加わり、像担持体の回転むらが発生して
しまう。像担持体の回転むらは、画像濃度むらの原因と
なる。
【0004】このような不具合を解決するために、特開
平8−335023号公報では、「像担持体と、これに
対向配置された現像剤保持部材とを具備し、前記像担持
体と前記現像剤保持部材との間隙を維持する剛体部材か
らなるスペーサ手段を備えた画像形成装置において、前
記現像剤保持部材が像担持体に対して所定位置に移動す
る際、前記剛体部材からなるスペーサー手段が像担持体
に当接する前に像担持体に当接する弾性部材からなる手
段を備えた」画像形成装置が提案されている。
平8−335023号公報では、「像担持体と、これに
対向配置された現像剤保持部材とを具備し、前記像担持
体と前記現像剤保持部材との間隙を維持する剛体部材か
らなるスペーサ手段を備えた画像形成装置において、前
記現像剤保持部材が像担持体に対して所定位置に移動す
る際、前記剛体部材からなるスペーサー手段が像担持体
に当接する前に像担持体に当接する弾性部材からなる手
段を備えた」画像形成装置が提案されている。
【0005】この提案にかかる画像形成装置では、剛体
からなるスペーサー手段により像担持体と現像剤保持部
材の間隙を維持するとともに、弾性部材により剛体が像
担持体に当接する際の衝撃を緩和する。また、同公報に
開示された画像形成装置では、図9に示すように、剛体
部材11からなるスペーサー手段1と像担持体3との当
接部は、回転方向に関し、点接触した状態にあり、この
ような状態でともに回転している。このため、該当接部
においてはスリップがおこりやすい。剛体部材11から
なるスペーサー手段1と像担持体3とのスリップは像担
持体または現像剤担持体の回転むらの要因となる。一
方、弾性部材12と像担持体3との当接部は、弾性部材
12がつぶれた状態にあり、このような状態で、弾性体
部12は現像剤担持体3とともに回転する。ここで、剛
体部11と弾性部材12とは互いに固定されていないた
め、剛体部材11と像担持体3とのスリップにより、剛
体部11と弾性部材12とが互いにスリップする。剛体
部11と弾性部材12との間のスリップは、弾性部材の
磨耗や延びによる劣化をひきおこしてしまい、回転むら
を発生させる。
からなるスペーサー手段により像担持体と現像剤保持部
材の間隙を維持するとともに、弾性部材により剛体が像
担持体に当接する際の衝撃を緩和する。また、同公報に
開示された画像形成装置では、図9に示すように、剛体
部材11からなるスペーサー手段1と像担持体3との当
接部は、回転方向に関し、点接触した状態にあり、この
ような状態でともに回転している。このため、該当接部
においてはスリップがおこりやすい。剛体部材11から
なるスペーサー手段1と像担持体3とのスリップは像担
持体または現像剤担持体の回転むらの要因となる。一
方、弾性部材12と像担持体3との当接部は、弾性部材
12がつぶれた状態にあり、このような状態で、弾性体
部12は現像剤担持体3とともに回転する。ここで、剛
体部11と弾性部材12とは互いに固定されていないた
め、剛体部材11と像担持体3とのスリップにより、剛
体部11と弾性部材12とが互いにスリップする。剛体
部11と弾性部材12との間のスリップは、弾性部材の
磨耗や延びによる劣化をひきおこしてしまい、回転むら
を発生させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、
現像剤担持体とこれに対向する像担持体とを所定の間隙
を維持して配置するために備えた突き当て部材が、当接
する対向部とスリップの少ない状態で回転することで像
担持体および現像剤担持体の回転むらを防止するととも
に、突き当て部材の磨耗を防止し、像担持体と現像剤担
持体とを所定の間隙に安定して維持し、むらのない均一
な画像を得ることのできる画像形成現像装置を提供する
ことである。
に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、
現像剤担持体とこれに対向する像担持体とを所定の間隙
を維持して配置するために備えた突き当て部材が、当接
する対向部とスリップの少ない状態で回転することで像
担持体および現像剤担持体の回転むらを防止するととも
に、突き当て部材の磨耗を防止し、像担持体と現像剤担
持体とを所定の間隙に安定して維持し、むらのない均一
な画像を得ることのできる画像形成現像装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、現像剤担持体とこれに対向配置
された像担持体とを具備し、現像剤担持体または像担持
体の回転軸端の同軸上に該回転軸と相対移動可能な突き
当て部材を備え、該突き当て部材を対向する像担持体ま
たは現像剤担持体の剛体部に当接させることにより、現
像剤担持体と像担持体とを所定の間隙に維持する画像形
成装置において、該突き当て部材は剛体部と該剛体部と
一体で回転する弾性体部とを備え、該弾性体部は対向当
接する像担持体または現像剤担持体の剛体部と回転方向
に関し、幅をもって当接し、該剛体部は対向当接する像
担持体または現像剤担持体の剛体部と回転方向に関し、
点接触で当接しするよう構成したことを特徴とするもの
である。
に、請求項1の発明は、現像剤担持体とこれに対向配置
された像担持体とを具備し、現像剤担持体または像担持
体の回転軸端の同軸上に該回転軸と相対移動可能な突き
当て部材を備え、該突き当て部材を対向する像担持体ま
たは現像剤担持体の剛体部に当接させることにより、現
像剤担持体と像担持体とを所定の間隙に維持する画像形
成装置において、該突き当て部材は剛体部と該剛体部と
一体で回転する弾性体部とを備え、該弾性体部は対向当
接する像担持体または現像剤担持体の剛体部と回転方向
に関し、幅をもって当接し、該剛体部は対向当接する像
担持体または現像剤担持体の剛体部と回転方向に関し、
点接触で当接しするよう構成したことを特徴とするもの
である。
【0008】請求項1の画像形成装置においては、突き
当て部材の弾性体部と対向する像担持体または現像剤担
持体の剛体部とが、回転方向に関し、任意の幅をもって
当接した状態で共に回転しているので、該当接部ではス
リップがおこりにくい。さらに、突き当て部材の剛体部
は弾性体部と一体に回転するよう固定されているので、
突き当て部材の剛体部と対向する像担持体または現像剤
担持体の剛体部とが、回転方向に関し、点接触した状態
で共に回転しているのにかかわらず、突き当て部材の剛
体部と対向する像担持体または現像剤担持体の剛体部と
の当接部でもスリップがおこりにくい。この結果、像担
持体および現像剤担持体の回転むらを防止し、像担持体
と現像剤担持体とを所定の間隙に安定して維持すること
ができる。また、突き当て部材の剛体部と弾性体部とを
一体に回転するよう固定しているので、該剛体部と弾性
体部とのスリップがなく、弾性体部の磨耗、延びによる
劣化を防止することができる。
当て部材の弾性体部と対向する像担持体または現像剤担
持体の剛体部とが、回転方向に関し、任意の幅をもって
当接した状態で共に回転しているので、該当接部ではス
リップがおこりにくい。さらに、突き当て部材の剛体部
は弾性体部と一体に回転するよう固定されているので、
突き当て部材の剛体部と対向する像担持体または現像剤
担持体の剛体部とが、回転方向に関し、点接触した状態
で共に回転しているのにかかわらず、突き当て部材の剛
体部と対向する像担持体または現像剤担持体の剛体部と
の当接部でもスリップがおこりにくい。この結果、像担
持体および現像剤担持体の回転むらを防止し、像担持体
と現像剤担持体とを所定の間隙に安定して維持すること
ができる。また、突き当て部材の剛体部と弾性体部とを
一体に回転するよう固定しているので、該剛体部と弾性
体部とのスリップがなく、弾性体部の磨耗、延びによる
劣化を防止することができる。
【0009】請求項2の発明は、現像剤担持体とこれに
対向配置された像担持体とを具備し、現像剤担持体また
は像担持体の回転軸端の同軸上に該回転軸と相対移動可
能な、剛体からなる突き当て部材を備え、該突き当て部
材を対向する像担持体または現像剤担持体の剛体部に当
接させることにより、現像剤担持体と像担持体とを所定
の間隙に維持する画像形成装置において、該突き当て部
材と対向当接する像担持体または現像剤担持体の剛体部
と一体で回転する弾性体部を備え、該弾性体部が対向当
接する突き当て部材と回転方向に関し、幅をもって当接
し、該剛体部は対向当接する像担持体または現像剤担持
体の剛体部と回転方向に関し、点接触で当接するよう構
成したことを特徴とするものである。
対向配置された像担持体とを具備し、現像剤担持体また
は像担持体の回転軸端の同軸上に該回転軸と相対移動可
能な、剛体からなる突き当て部材を備え、該突き当て部
材を対向する像担持体または現像剤担持体の剛体部に当
接させることにより、現像剤担持体と像担持体とを所定
の間隙に維持する画像形成装置において、該突き当て部
材と対向当接する像担持体または現像剤担持体の剛体部
と一体で回転する弾性体部を備え、該弾性体部が対向当
接する突き当て部材と回転方向に関し、幅をもって当接
し、該剛体部は対向当接する像担持体または現像剤担持
体の剛体部と回転方向に関し、点接触で当接するよう構
成したことを特徴とするものである。
【0010】請求項2の画像形成装置においては、上記
弾性体部と対向当接する突き当て部材とが、回転方向に
関し、任意の幅をもって当接した状態で共に回転してい
るので、該当接部ではスリップがおこりにくい。さら
に、突き当て部材と対向当接する像担持体または現像剤
担持体の剛体部は、上記弾性体部と一体に回転するよう
固定されているので、突き当て部材とこれに対向当接す
る像担持体または現像剤担持体の剛体部とが、回転方向
に関し、点接触した状態で共に回転しているのにかかわ
らず、突き当て部材とこれに対向する像担持体または現
像剤担持体の剛体部との当接部でもスリップがおこりに
くい。この結果、像担持体および現像剤担持体の回転む
らを防止し、像担持体と現像剤担持体とを所定の間隙に
安定して維持することができる。また、突き当て部材の
剛体部と弾性体部とを一体に回転するよう固定している
ので、該剛体部と弾性体部とのスリップがなく、弾性体
部の磨耗、延びによる劣化を防止することができる。
弾性体部と対向当接する突き当て部材とが、回転方向に
関し、任意の幅をもって当接した状態で共に回転してい
るので、該当接部ではスリップがおこりにくい。さら
に、突き当て部材と対向当接する像担持体または現像剤
担持体の剛体部は、上記弾性体部と一体に回転するよう
固定されているので、突き当て部材とこれに対向当接す
る像担持体または現像剤担持体の剛体部とが、回転方向
に関し、点接触した状態で共に回転しているのにかかわ
らず、突き当て部材とこれに対向する像担持体または現
像剤担持体の剛体部との当接部でもスリップがおこりに
くい。この結果、像担持体および現像剤担持体の回転む
らを防止し、像担持体と現像剤担持体とを所定の間隙に
安定して維持することができる。また、突き当て部材の
剛体部と弾性体部とを一体に回転するよう固定している
ので、該剛体部と弾性体部とのスリップがなく、弾性体
部の磨耗、延びによる劣化を防止することができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の画像形成装置において、該弾性体部と、対向当接す
る剛体部との摩擦抵抗が、該突き当て部材と該突き当て
部材を支持する軸との摩擦抵抗より大きくなるよう構成
したことを特徴とするものである。
2の画像形成装置において、該弾性体部と、対向当接す
る剛体部との摩擦抵抗が、該突き当て部材と該突き当て
部材を支持する軸との摩擦抵抗より大きくなるよう構成
したことを特徴とするものである。
【0012】請求項3の画像形成装置においては、突き
当て部材と突き当て部材支持軸との摩擦の影響により、
突き当て部材の弾性体部が対向する剛体部に対してスリ
ップすることなく連れまわりをおこすことができる。こ
の結果、弾性体部と一体に回転するよう固定された突き
当て部材の剛体部も、対向当接剛体部に対してスリップ
することなく連れまわりをおこすことができる。
当て部材と突き当て部材支持軸との摩擦の影響により、
突き当て部材の弾性体部が対向する剛体部に対してスリ
ップすることなく連れまわりをおこすことができる。こ
の結果、弾性体部と一体に回転するよう固定された突き
当て部材の剛体部も、対向当接剛体部に対してスリップ
することなく連れまわりをおこすことができる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1の画像形成装
置において、像担持体に対向する複数の現像剤担持体を
有し、該像担持体の回転軸端に突き当て部材を配置する
ことを特徴とするものである。
置において、像担持体に対向する複数の現像剤担持体を
有し、該像担持体の回転軸端に突き当て部材を配置する
ことを特徴とするものである。
【0014】請求項4の画像形成装置においては、請求
項1の発明を、像担持体の周面に複数個の現像剤担持体
を配置する画像形成装置に適応する際、現像剤担持体の
回転軸端に突き当て部材を配置するものに較べ、突き当
て部材の数が少なくてすむ。
項1の発明を、像担持体の周面に複数個の現像剤担持体
を配置する画像形成装置に適応する際、現像剤担持体の
回転軸端に突き当て部材を配置するものに較べ、突き当
て部材の数が少なくてすむ。
【0015】請求項5の発明は、請求項1の画像形成装
置において、突き当て部材の弾性体部が突き当て部材の
剛体部より現像剤担持体の軸方向中心側に配置されるこ
とを特徴とするものである。
置において、突き当て部材の弾性体部が突き当て部材の
剛体部より現像剤担持体の軸方向中心側に配置されるこ
とを特徴とするものである。
【0016】請求項5の画像形成装置においては、現像
剤担持体の端部にもれたトナーや現像剤が弾性体部で滞
留し、剛体部まで至ることが少なくなる。このため、突
き当て部材の剛体部表面が汚れが防止でき、現像剤担持
体と像担持体と所定の間隙に安定して維持することがで
きる。
剤担持体の端部にもれたトナーや現像剤が弾性体部で滞
留し、剛体部まで至ることが少なくなる。このため、突
き当て部材の剛体部表面が汚れが防止でき、現像剤担持
体と像担持体と所定の間隙に安定して維持することがで
きる。
【0017】請求項6の発明は、請求項5の画像形成装
置において、弾性体部の現像剤担持体の軸方向中心側の
側面に接触して、該弾性体部の軸方向の変位を防止する
支持部材を同軸上に設けることを特徴とするものであ
る。
置において、弾性体部の現像剤担持体の軸方向中心側の
側面に接触して、該弾性体部の軸方向の変位を防止する
支持部材を同軸上に設けることを特徴とするものであ
る。
【0018】請求項6の画像形成装置においては、弾性
体部の現像剤担持体の軸方向中心側の側面と接触する支
持部材を設け、弾性体部を該支持部材と弾性体部の軸方
向外側に配置された剛体部との間に挟むよう配置する。
突き当て部材の組立時には、剛体部片側側面より、弾性
体部を装着し、該剛体部に固定することができるので、
弾性体部に与える歪みが少なく、作業性がよい。また、
該支持部材は弾性体部の軸方向の変位を防止するので、
使用時、弾性体部が突き当て部材から離脱するのを防止
する。
体部の現像剤担持体の軸方向中心側の側面と接触する支
持部材を設け、弾性体部を該支持部材と弾性体部の軸方
向外側に配置された剛体部との間に挟むよう配置する。
突き当て部材の組立時には、剛体部片側側面より、弾性
体部を装着し、該剛体部に固定することができるので、
弾性体部に与える歪みが少なく、作業性がよい。また、
該支持部材は弾性体部の軸方向の変位を防止するので、
使用時、弾性体部が突き当て部材から離脱するのを防止
する。
【0019】請求項7の発明は、請求項6の画像形成装
置において、突き当て部材の弾性体部と該弾性体部を支
持する支持部材側面との摩擦抵抗が、突き当て部材の弾
性体部と対向する当接部との摩擦抵抗より小さくなるよ
う構成したことを特徴とするものである。
置において、突き当て部材の弾性体部と該弾性体部を支
持する支持部材側面との摩擦抵抗が、突き当て部材の弾
性体部と対向する当接部との摩擦抵抗より小さくなるよ
う構成したことを特徴とするものである。
【0020】請求項7の画像形成装置においては、弾性
体部と像担持体との摩擦抵抗に較べ、弾性体部と支持部
材との摩擦抵抗は小さいので、弾性体部の側面は支持部
材に対して滑りやすい。これにより、弾性体部側面の磨
耗や延びによる劣化をひきおこすことを防止する。
体部と像担持体との摩擦抵抗に較べ、弾性体部と支持部
材との摩擦抵抗は小さいので、弾性体部の側面は支持部
材に対して滑りやすい。これにより、弾性体部側面の磨
耗や延びによる劣化をひきおこすことを防止する。
【0021】請求項8の発明は、請求項6の画像形成装
置において、突き当て部材の弾性体部の上記支持部材と
接触する面の硬度が、弾性体部の外周面の硬度より大き
くなるよう構成したことを特徴とする画像形成装置。
置において、突き当て部材の弾性体部の上記支持部材と
接触する面の硬度が、弾性体部の外周面の硬度より大き
くなるよう構成したことを特徴とする画像形成装置。
【0022】請求項8の画像形成装置においては、弾性
体部側面の硬度が、弾性体部の外周面の硬度に較べ大き
いので、弾性体部の側面は支持部材に対して滑りやす
い。これにより、弾性体部側面の磨耗や延びによる劣化
をひきおこすことを防止する。
体部側面の硬度が、弾性体部の外周面の硬度に較べ大き
いので、弾性体部の側面は支持部材に対して滑りやす
い。これにより、弾性体部側面の磨耗や延びによる劣化
をひきおこすことを防止する。
【0023】請求項9の発明は、請求項6の画像形成装
置において、突き当て部材の弾性体部の上記支持部材と
接触する面の表面粗さが、弾性体部の外周面の表面粗さ
より小さくなるよう構成したことを特徴とする画像形成
装置。
置において、突き当て部材の弾性体部の上記支持部材と
接触する面の表面粗さが、弾性体部の外周面の表面粗さ
より小さくなるよう構成したことを特徴とする画像形成
装置。
【0024】請求項9の画像形成装置においては、弾性
体部側面の表面粗さが、弾性体部の外周面の表面粗さに
較べ小さいので、弾性体部の側面は支持部材に対して滑
りやすい。これにより、弾性体部側面の磨耗や延びによ
る劣化をひきおこすことを防止する。
体部側面の表面粗さが、弾性体部の外周面の表面粗さに
較べ小さいので、弾性体部の側面は支持部材に対して滑
りやすい。これにより、弾性体部側面の磨耗や延びによ
る劣化をひきおこすことを防止する。
【0025】請求項10の発明は、請求項1の画像形成
装置において、突き当て部材表面に当接するクリーニン
グ手段を設けたことを特徴とするものである。
装置において、突き当て部材表面に当接するクリーニン
グ手段を設けたことを特徴とするものである。
【0026】請求項10の画像形成装置においては、突
き当て部材の表面が汚れを防止し、現像剤担持体と像担
持体と所定の間隙に安定して維持することができる。
き当て部材の表面が汚れを防止し、現像剤担持体と像担
持体と所定の間隙に安定して維持することができる。
【0027】請求項11の発明は、請求項1の画像形成
装置において、像担持体と現像剤担持体が対向部におい
て、互いに反対方向に回転することを特徴とするもので
ある。
装置において、像担持体と現像剤担持体が対向部におい
て、互いに反対方向に回転することを特徴とするもので
ある。
【0028】請求項11の画像形成装置においては、像
担持体と現像剤担持体とを対向部において、反対方向に
回転させて現像をおこなう場合、同方向に回転させて現
像をおこなう場合より更に像担持体と現像剤担持体の間
隙を精度よく維持する事が必要となるので、現像剤担持
体の端部の突き当て部材を剛体部と一体に回転する弾性
体部より構成し、像担持体と現像剤担持体とを所定の間
隙に安定して維持する。
担持体と現像剤担持体とを対向部において、反対方向に
回転させて現像をおこなう場合、同方向に回転させて現
像をおこなう場合より更に像担持体と現像剤担持体の間
隙を精度よく維持する事が必要となるので、現像剤担持
体の端部の突き当て部材を剛体部と一体に回転する弾性
体部より構成し、像担持体と現像剤担持体とを所定の間
隙に安定して維持する。
【0029】請求項12の発明は、請求項1の画像形成
装置において、突き当て部材の一部がコロ軸受けからな
ることを特徴とするものである。
装置において、突き当て部材の一部がコロ軸受けからな
ることを特徴とするものである。
【0030】請求項12の画像形成装置においては、突
き当て部材の支持軸側と支持軸との間を摩擦の非常に少
ない状態にすることができる。この結果、突き当て部材
は、突き当て部材支持軸との摩擦の影響なく、対向する
剛体部に対してスムーズに連れまわりをすることができ
る。
き当て部材の支持軸側と支持軸との間を摩擦の非常に少
ない状態にすることができる。この結果、突き当て部材
は、突き当て部材支持軸との摩擦の影響なく、対向する
剛体部に対してスムーズに連れまわりをすることができ
る。
【0031】請求項13の発明は、現像ガレージに搭載
された複数個の現像装置を、該現像ガレージを付勢する
圧接部材の一回の操作をもって同時に、該現像装置の現
像剤担持体軸端に備えた突き当て部材にて像担持体に圧
接・退避させる画像形成装置において、該突き当て部材
は剛体部と該剛体部と一体に回転する弾性体部を備え、
該弾性体部が対向当接する像担持体の剛体部と回転方向
に関し、幅をもって当接するよう構成したこと特徴とす
るものである。
された複数個の現像装置を、該現像ガレージを付勢する
圧接部材の一回の操作をもって同時に、該現像装置の現
像剤担持体軸端に備えた突き当て部材にて像担持体に圧
接・退避させる画像形成装置において、該突き当て部材
は剛体部と該剛体部と一体に回転する弾性体部を備え、
該弾性体部が対向当接する像担持体の剛体部と回転方向
に関し、幅をもって当接するよう構成したこと特徴とす
るものである。
【0032】請求項13の画像形成装置においては、現
像ガレージに搭載された複数個の現像装置を、該現像ガ
レージを付勢する圧接部材の一回の操作をもって同時
に、像担持体と所定の間隙を維持して配置することがで
きる。
像ガレージに搭載された複数個の現像装置を、該現像ガ
レージを付勢する圧接部材の一回の操作をもって同時
に、像担持体と所定の間隙を維持して配置することがで
きる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を現像装置に適用し
た第一の実施形態について説明する。図1(a)は第一
の実施形態に係る現像装置要部の平面図、図1(b)は
現像装置要部の断面図である。像担持体としての感光体
ドラム3に、現像剤担持部21と現像ローラ軸22から
なる現像剤担持体としての現像ローラ2が対向して配置
されている。現像ローラ軸22の端部には、突き当て部
材としての突き当てコロ1を同軸上に備えている。突き
当てコロ1は、両側に配置した剛体部11と、該剛体部
に挟まれ、該剛体部に設けた突起13により該剛体部と
一体に回転するよう固定された弾性体部12とからな
る。弾性体部12の外径は剛体部11の外径に較べ、無
圧時に2d大きくなるよう構成する。また、突き当てコ
ロ1の弾性体部12と感光体ドラム3との摩擦抵抗が突
き当てコロ1内径部と現像ローラ軸22との摩擦抵抗よ
り大きくなるように構成する。ここで、摩擦抵抗は加圧
力に静止摩擦係数を乗じたものである。
た第一の実施形態について説明する。図1(a)は第一
の実施形態に係る現像装置要部の平面図、図1(b)は
現像装置要部の断面図である。像担持体としての感光体
ドラム3に、現像剤担持部21と現像ローラ軸22から
なる現像剤担持体としての現像ローラ2が対向して配置
されている。現像ローラ軸22の端部には、突き当て部
材としての突き当てコロ1を同軸上に備えている。突き
当てコロ1は、両側に配置した剛体部11と、該剛体部
に挟まれ、該剛体部に設けた突起13により該剛体部と
一体に回転するよう固定された弾性体部12とからな
る。弾性体部12の外径は剛体部11の外径に較べ、無
圧時に2d大きくなるよう構成する。また、突き当てコ
ロ1の弾性体部12と感光体ドラム3との摩擦抵抗が突
き当てコロ1内径部と現像ローラ軸22との摩擦抵抗よ
り大きくなるように構成する。ここで、摩擦抵抗は加圧
力に静止摩擦係数を乗じたものである。
【0034】現像ローラ2の軸端の突き当てコロ1が対
向する感光体ドラム3に当接する場合、はじめに突き当
てコロ1の弾性体部12が当接し、ついで剛体部11が
当接することになる。従って、突き当てコロ1の感光体
ドラム3への衝撃が弾性体部12の存在で緩和される。
さらに、弾性体部12は感光体ドラム3へ、回転方向に
関し、接触幅lで当接する。弾性体部12と感光体ドラ
ム3は、接触幅lで当接した状態で共に回転するので、
スリップがおこりにくい。また、該当接部における摩擦
抵抗は、突き当てコロ1内径部と現像ローラ軸22との
摩擦抵抗より大きい。このため、突き当て部材と突き当
て部材支持軸との摩擦の影響により、突き当てコロ1の
弾性体部12が感光体ドラム3に対してスリップするこ
となく連れまわりをおこすことができる。突き当てコロ
1の剛体部11は弾性体部12と一体に回転するよう固
定されているので、剛体部11も感光体ドラムに対して
スリップすることなく連れまわりをおこすことができ
る。この結果、感光体ドラム3の突き当てコロ1とのス
リップによる回転むらを防止し、剛体部11と感光体ド
ラム3との間隙を、常に安定して維持することができ
る。また、弾性体部12と剛体部11を一体に固定し回
転することで、弾性体部12と剛体部11の側面のスリ
ップがないので、弾性体部の側面の磨耗、延びによる劣
化を防止することができる。さらに、突き当てコロが外
部からうける衝撃は、弾性体部12と感光体ドラム3の
当接面で緩和され、感光体ドラム3が外部衝撃による回
転むらをおこすことを防止できる。 (以下、余白)
向する感光体ドラム3に当接する場合、はじめに突き当
てコロ1の弾性体部12が当接し、ついで剛体部11が
当接することになる。従って、突き当てコロ1の感光体
ドラム3への衝撃が弾性体部12の存在で緩和される。
さらに、弾性体部12は感光体ドラム3へ、回転方向に
関し、接触幅lで当接する。弾性体部12と感光体ドラ
ム3は、接触幅lで当接した状態で共に回転するので、
スリップがおこりにくい。また、該当接部における摩擦
抵抗は、突き当てコロ1内径部と現像ローラ軸22との
摩擦抵抗より大きい。このため、突き当て部材と突き当
て部材支持軸との摩擦の影響により、突き当てコロ1の
弾性体部12が感光体ドラム3に対してスリップするこ
となく連れまわりをおこすことができる。突き当てコロ
1の剛体部11は弾性体部12と一体に回転するよう固
定されているので、剛体部11も感光体ドラムに対して
スリップすることなく連れまわりをおこすことができ
る。この結果、感光体ドラム3の突き当てコロ1とのス
リップによる回転むらを防止し、剛体部11と感光体ド
ラム3との間隙を、常に安定して維持することができ
る。また、弾性体部12と剛体部11を一体に固定し回
転することで、弾性体部12と剛体部11の側面のスリ
ップがないので、弾性体部の側面の磨耗、延びによる劣
化を防止することができる。さらに、突き当てコロが外
部からうける衝撃は、弾性体部12と感光体ドラム3の
当接面で緩和され、感光体ドラム3が外部衝撃による回
転むらをおこすことを防止できる。 (以下、余白)
【0035】弾性体部12の外周部の摩擦係数は0.8
以上、アスカーC硬度40度以下、表面粗度2Z以下と
することが好ましい。
以上、アスカーC硬度40度以下、表面粗度2Z以下と
することが好ましい。
【0036】また、図2に示すように、現像ローラ2の
軸上の突き当てコロ1に対向して、感光体ドラム3の軸
端の同軸上に剛体から対向当接部4を設ける構成にして
もよい。
軸上の突き当てコロ1に対向して、感光体ドラム3の軸
端の同軸上に剛体から対向当接部4を設ける構成にして
もよい。
【0037】また、本発明の突き当てコロ1の支持軸側
を、図7の突き当てコロ断面図に示すように、摩擦の非
常に少ないコロ軸受け部材14で構成する。コロ軸受け
部材14としては、ボールベアリングまたはコロベアリ
ング等を用いる。これにより、突き当てコロ1内径部と
現像ローラ軸22は、摩擦の非常に少ない状態にするこ
とができる。
を、図7の突き当てコロ断面図に示すように、摩擦の非
常に少ないコロ軸受け部材14で構成する。コロ軸受け
部材14としては、ボールベアリングまたはコロベアリ
ング等を用いる。これにより、突き当てコロ1内径部と
現像ローラ軸22は、摩擦の非常に少ない状態にするこ
とができる。
【0038】また、本発明を像担持体に適用した第二の
実施形態について説明する。図3は第二の実施形態に係
る像担持体要部および現像剤担持体の平面図である。感
光体ドラム3の端部には、感光体ドラム3の剛体部31
に挟まれ、剛体部31に設けた突起33により該剛体部
と一体に回転するよう固定された弾性体部32とを備え
ている。対向する現像ローラ2の端部には、感光体ドラ
ム3の端部の弾性体部32に当接する、剛体から成る突
き当てコロ4を同軸上に備えている。突き当てコロ4と
弾性体部32との摩擦抵抗が突き当てコロ4内径部と現
像ローラ軸22との摩擦抵抗より大きくなるように構成
する。また、弾性体部32は第一の実施形態と同様の特
性のものを用いる。
実施形態について説明する。図3は第二の実施形態に係
る像担持体要部および現像剤担持体の平面図である。感
光体ドラム3の端部には、感光体ドラム3の剛体部31
に挟まれ、剛体部31に設けた突起33により該剛体部
と一体に回転するよう固定された弾性体部32とを備え
ている。対向する現像ローラ2の端部には、感光体ドラ
ム3の端部の弾性体部32に当接する、剛体から成る突
き当てコロ4を同軸上に備えている。突き当てコロ4と
弾性体部32との摩擦抵抗が突き当てコロ4内径部と現
像ローラ軸22との摩擦抵抗より大きくなるように構成
する。また、弾性体部32は第一の実施形態と同様の特
性のものを用いる。
【0039】現像ローラ2の軸端の突き当てコロ4が対
向する感光体ドラム3に当接する場合、はじめに突き当
てコロ4が感光体ドラム3端部の弾性体部32に当接
し、ついで剛体部31が当接することになる。従って、
突き当てコロ4の感光体ドラム3への衝撃が弾性体部3
2の存在で緩和される。さらに、弾性体部32は突き当
てコロ4へ、回転方向に関し、幅をもって当接する。弾
性体部32と突き当てコロ4は、幅をもって当接した状
態で共に回転するので、スリップがおこりにくい。ま
た、該当接部における摩擦抵抗は、突き当てコロ4内径
部と現像ローラ軸22との摩擦抵抗より大きい。このた
め、突き当て部材と突き当て部材支持軸との摩擦の影響
により、突き当てコロ4と弾性体部32とがスリップす
ることなく連れまわりをおこすことができる。感光体ド
ラム3の剛体部31は弾性体部32と一体に回転するよ
う固定されているので、感光体ドラム剛体部31も現像
ローラの突き当てコロ4に対してスリップすることなく
連れまわりをおこすことができる。この結果、感光体ド
ラム3と突き当てコロ4とのスリップによる回転むらを
防止し、感光体ドラム3と突き当てコロ4との間隙を、
常に安定して維持することができる。また、弾性体部3
2と剛体部31を一体に固定し回転することで、弾性体
部32と剛体部31の側面のスリップがないので、弾性
体部の側面の磨耗、延びによる劣化を防止する。さら
に、突き当てコロが外部からうける衝撃は、弾性体部3
2と突き当てコロ4の当接面で緩和され、感光体ドラム
3が外部衝撃による回転むらをおこすことを防止でき
る。
向する感光体ドラム3に当接する場合、はじめに突き当
てコロ4が感光体ドラム3端部の弾性体部32に当接
し、ついで剛体部31が当接することになる。従って、
突き当てコロ4の感光体ドラム3への衝撃が弾性体部3
2の存在で緩和される。さらに、弾性体部32は突き当
てコロ4へ、回転方向に関し、幅をもって当接する。弾
性体部32と突き当てコロ4は、幅をもって当接した状
態で共に回転するので、スリップがおこりにくい。ま
た、該当接部における摩擦抵抗は、突き当てコロ4内径
部と現像ローラ軸22との摩擦抵抗より大きい。このた
め、突き当て部材と突き当て部材支持軸との摩擦の影響
により、突き当てコロ4と弾性体部32とがスリップす
ることなく連れまわりをおこすことができる。感光体ド
ラム3の剛体部31は弾性体部32と一体に回転するよ
う固定されているので、感光体ドラム剛体部31も現像
ローラの突き当てコロ4に対してスリップすることなく
連れまわりをおこすことができる。この結果、感光体ド
ラム3と突き当てコロ4とのスリップによる回転むらを
防止し、感光体ドラム3と突き当てコロ4との間隙を、
常に安定して維持することができる。また、弾性体部3
2と剛体部31を一体に固定し回転することで、弾性体
部32と剛体部31の側面のスリップがないので、弾性
体部の側面の磨耗、延びによる劣化を防止する。さら
に、突き当てコロが外部からうける衝撃は、弾性体部3
2と突き当てコロ4の当接面で緩和され、感光体ドラム
3が外部衝撃による回転むらをおこすことを防止でき
る。
【0040】また、本発明を現像剤担持体に適用した第
三の実施形態について説明する。図4は第三の実施形態
に係る現像装置要部の平面図である。現像ローラ軸22
の端部には、剛体部11と、該剛体部に設けた突起13
により、該剛体部と一体に回転するよう、該剛体部より
現像ローラ中央側に固定された弾性体部12とからなる
突き当てコロ1を同軸上に備えている。また、弾性体部
12と現像剤担持部21との間の現像ローラ軸22上
に、弾性体部12の側面に接するように、弾性体部支持
部材23を設ける。弾性体部12と支持部材23との摩
擦抵抗は、弾性体部12と感光体ドラム3との摩擦抵抗
に較べ、小さくなるよう構成する。弾性体部12と支持
部材23との摩擦係数は0.5以下、弾性体部12の支
持部材23との接触面の硬度はアスカーC硬度60度以
上、表面粗度2Z以下とすることが好ましい。
三の実施形態について説明する。図4は第三の実施形態
に係る現像装置要部の平面図である。現像ローラ軸22
の端部には、剛体部11と、該剛体部に設けた突起13
により、該剛体部と一体に回転するよう、該剛体部より
現像ローラ中央側に固定された弾性体部12とからなる
突き当てコロ1を同軸上に備えている。また、弾性体部
12と現像剤担持部21との間の現像ローラ軸22上
に、弾性体部12の側面に接するように、弾性体部支持
部材23を設ける。弾性体部12と支持部材23との摩
擦抵抗は、弾性体部12と感光体ドラム3との摩擦抵抗
に較べ、小さくなるよう構成する。弾性体部12と支持
部材23との摩擦係数は0.5以下、弾性体部12の支
持部材23との接触面の硬度はアスカーC硬度60度以
上、表面粗度2Z以下とすることが好ましい。
【0041】突き当てコロ1の弾性体部12が対向する
感光体ドラム3に当接し、第一の実施形態と同様の作用
がある。さらに、弾性体12を突き当てコロ1に固定す
る際、コロの側面から装着できるので、弾性体部12に
与える歪みが少なく、組み付け作業性がよい。また、弾
性体部12と支持部材23との摩擦抵抗は、弾性体部1
2と感光体ドラム3との摩擦抵抗に較べ小さくいので、
弾性体部12の側面は支持部材23に対して滑りやす
い。また、弾性体部12の側面は弾性体部12の外周部
に較べ、硬く、滑らかなので、弾性体部12の側面の磨
耗や延びによる劣化をひきおこすことを防止する。ま
た、現像ローラ2の端部にもれたトナーや現像剤は弾性
体部12に滞留し、剛体部12までいたることが減るた
め、剛体部11と感光体ドラム3とを、所定の間隙に安
定して維持することができる。
感光体ドラム3に当接し、第一の実施形態と同様の作用
がある。さらに、弾性体12を突き当てコロ1に固定す
る際、コロの側面から装着できるので、弾性体部12に
与える歪みが少なく、組み付け作業性がよい。また、弾
性体部12と支持部材23との摩擦抵抗は、弾性体部1
2と感光体ドラム3との摩擦抵抗に較べ小さくいので、
弾性体部12の側面は支持部材23に対して滑りやす
い。また、弾性体部12の側面は弾性体部12の外周部
に較べ、硬く、滑らかなので、弾性体部12の側面の磨
耗や延びによる劣化をひきおこすことを防止する。ま
た、現像ローラ2の端部にもれたトナーや現像剤は弾性
体部12に滞留し、剛体部12までいたることが減るた
め、剛体部11と感光体ドラム3とを、所定の間隙に安
定して維持することができる。
【0042】また、本発明を像担持体に適用した第四の
実施形態について説明する。図5は第四の実施形態に係
る現像装置要部の平面図である。現像ローラ2の軸端の
突き当てコロ1の周面に当接する突き当てコロ用クリー
ニング手段5を設ける。クリーニング手段はクリーニン
グブレード、ブラシ等を用いる。突き当てコロクリーニ
ング手段5により、突き当てコロ1外周面の汚れを防止
し、突き当てコロ1と感光体ドラム3とを、所定の間隙
に安定して維持することができる。
実施形態について説明する。図5は第四の実施形態に係
る現像装置要部の平面図である。現像ローラ2の軸端の
突き当てコロ1の周面に当接する突き当てコロ用クリー
ニング手段5を設ける。クリーニング手段はクリーニン
グブレード、ブラシ等を用いる。突き当てコロクリーニ
ング手段5により、突き当てコロ1外周面の汚れを防止
し、突き当てコロ1と感光体ドラム3とを、所定の間隙
に安定して維持することができる。
【0043】また、本発明を像担持体に適用した第五の
実施形態について説明する。図6(a)は第五の実施形
態に係る現像装置要部の平面図である。感光体ドラム3
と現像ローラ2とを対向部において、反対方向に回転さ
せて現像をおこなう現像装置では、現像領域において、
剤溜まりを防止しながら適正なトナー量を確保すること
が必要である。このため、感光体ドラム3と現像ローラ
2とを対向部において、同方向に回転させて現像をおこ
なう現像装置より更に感光体ドラム3と現像ローラ2と
の間隙を精度よく維持する事が必要となる。そこで、現
像ローラ2端部の突き当てコロ1を剛体部11とこれと
一体に回転するように固定された弾性体部22より構成
し、感光体ドラム3と現像ローラ2との間隙を所定の間
隙に安定して維持する。
実施形態について説明する。図6(a)は第五の実施形
態に係る現像装置要部の平面図である。感光体ドラム3
と現像ローラ2とを対向部において、反対方向に回転さ
せて現像をおこなう現像装置では、現像領域において、
剤溜まりを防止しながら適正なトナー量を確保すること
が必要である。このため、感光体ドラム3と現像ローラ
2とを対向部において、同方向に回転させて現像をおこ
なう現像装置より更に感光体ドラム3と現像ローラ2と
の間隙を精度よく維持する事が必要となる。そこで、現
像ローラ2端部の突き当てコロ1を剛体部11とこれと
一体に回転するように固定された弾性体部22より構成
し、感光体ドラム3と現像ローラ2との間隙を所定の間
隙に安定して維持する。
【0044】また、図6(b)に示す多極着磁石ローラ
20を現像剤担持体として用いる現像装置においては、
感光体ドラム3と多極着磁石現像ローラ20とを対向部
において、反対方向に回転させて磁極ピッチに対応する
現像むらを低減させる方法が知られている。このような
現像装置において、本発明は有効であり、感光体ドラム
3と現像ローラ2との間隙を所定の間隙に安定して維持
し、現像ムラのない良質の画像を得ることができる。
20を現像剤担持体として用いる現像装置においては、
感光体ドラム3と多極着磁石現像ローラ20とを対向部
において、反対方向に回転させて磁極ピッチに対応する
現像むらを低減させる方法が知られている。このような
現像装置において、本発明は有効であり、感光体ドラム
3と現像ローラ2との間隙を所定の間隙に安定して維持
し、現像ムラのない良質の画像を得ることができる。
【0045】また、本発明をカラー画像形成装置の現像
剤担持体に適用した第六の実施形態について説明する。
図8は第六の実施形態に係るカラー画像形成装置の現像
装置要部の断面図である。感光体ドラム3のまわりに
は、現像ガレージ50に搭載された複数個の現像装置2
0を配置してある。現像ガレージ50を付勢する圧接部
材52の一回の操作により同時に、現像装置20の現像
ローラの軸端に備えた同軸上の突き当てコロが感光体ド
ラムに当接するとともに、各々の現像装置20と現像ガ
レージとの間の加圧バネ51より圧接力をもたせること
で、感光体ドラム3と複数の現像装置を所定の間隙に維
持する。ここでを各々の現像装置の現像ローラ軸端の突
き当てコロを剛体部と、該剛体部に設けた突起により該
剛体部と一体に回転するよう固定された弾性体部とから
構成する。現像ローラの軸端の突き当てコロが対向する
感光体ドラム3に当接する場合、突き当てコロ1の感光
体ドラム3への衝撃が弾性体部の存在で緩和される。さ
らに、各々の突き当てコロの弾性体部は対向する感光体
ドラムと接触幅をもって当接し、該接触部における摩擦
抵抗は、突き当てコロ内径部と現像ローラ軸との摩擦抵
抗より大きいので、弾性体部が感光体ドラムに対してス
リップすることなく連れまわりをおこす。剛体部は弾性
体部と一体に回転するよう固定されているので、剛体部
も感光体ドラムに対してスリップすることなく連れまわ
りをおこすことができる。この結果、感光体ドラム3の
突き当てコロとのスリップによる回転むらを防止する。
また、弾性体部と剛体部を一体に固定し回転すること
で、弾性体部の側面の磨耗、延びによる劣化を防止する
ことができる。このように、複数の現像装置を有するカ
ラー画像形成装置においても、複数の現像装置20の現
像ローラと感光体ドラムとの間隙を、常に安定して維持
することができる。
剤担持体に適用した第六の実施形態について説明する。
図8は第六の実施形態に係るカラー画像形成装置の現像
装置要部の断面図である。感光体ドラム3のまわりに
は、現像ガレージ50に搭載された複数個の現像装置2
0を配置してある。現像ガレージ50を付勢する圧接部
材52の一回の操作により同時に、現像装置20の現像
ローラの軸端に備えた同軸上の突き当てコロが感光体ド
ラムに当接するとともに、各々の現像装置20と現像ガ
レージとの間の加圧バネ51より圧接力をもたせること
で、感光体ドラム3と複数の現像装置を所定の間隙に維
持する。ここでを各々の現像装置の現像ローラ軸端の突
き当てコロを剛体部と、該剛体部に設けた突起により該
剛体部と一体に回転するよう固定された弾性体部とから
構成する。現像ローラの軸端の突き当てコロが対向する
感光体ドラム3に当接する場合、突き当てコロ1の感光
体ドラム3への衝撃が弾性体部の存在で緩和される。さ
らに、各々の突き当てコロの弾性体部は対向する感光体
ドラムと接触幅をもって当接し、該接触部における摩擦
抵抗は、突き当てコロ内径部と現像ローラ軸との摩擦抵
抗より大きいので、弾性体部が感光体ドラムに対してス
リップすることなく連れまわりをおこす。剛体部は弾性
体部と一体に回転するよう固定されているので、剛体部
も感光体ドラムに対してスリップすることなく連れまわ
りをおこすことができる。この結果、感光体ドラム3の
突き当てコロとのスリップによる回転むらを防止する。
また、弾性体部と剛体部を一体に固定し回転すること
で、弾性体部の側面の磨耗、延びによる劣化を防止する
ことができる。このように、複数の現像装置を有するカ
ラー画像形成装置においても、複数の現像装置20の現
像ローラと感光体ドラムとの間隙を、常に安定して維持
することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1乃至請求項14の発明によれ
ば、現像剤担持体とこれに対向する像担持体とを所定の
間隙を維持して配置するために備えた突き当て部材が、
当接する対向部とスリップの少ない状態で回転すること
で像担持体および現像剤担持体の回転むらを防止すると
ともに、突き当て部材の磨耗を防止し、像担持体と現像
剤担持体とを所定の間隙に安定して維持し、むらのない
均一な画像を得ることのできるという優れた効果があ
る。
ば、現像剤担持体とこれに対向する像担持体とを所定の
間隙を維持して配置するために備えた突き当て部材が、
当接する対向部とスリップの少ない状態で回転すること
で像担持体および現像剤担持体の回転むらを防止すると
ともに、突き当て部材の磨耗を防止し、像担持体と現像
剤担持体とを所定の間隙に安定して維持し、むらのない
均一な画像を得ることのできるという優れた効果があ
る。
【0047】請求項3の発明によれば、現像剤担持体と
これに対向する像担持体とを所定の間隙を維持して配置
するために備えた突き当て部材が、当接する対向部とス
リップすることがなく回転するので、像担持体および現
像剤担持体の回転むらを防止できるという優れた効果が
ある。
これに対向する像担持体とを所定の間隙を維持して配置
するために備えた突き当て部材が、当接する対向部とス
リップすることがなく回転するので、像担持体および現
像剤担持体の回転むらを防止できるという優れた効果が
ある。
【0048】請求項5の発明によれば、画像形成装置が
簡単な構成になり、コストを低減できるというするとい
う優れた効果がある。
簡単な構成になり、コストを低減できるというするとい
う優れた効果がある。
【0049】請求項6の発明によれば、像担持体と現像
剤担持体とを所定の間隙に安定して維持し、むらのない
均一な画像を得ることのできるという優れた効果があ
る。
剤担持体とを所定の間隙に安定して維持し、むらのない
均一な画像を得ることのできるという優れた効果があ
る。
【0050】請求項7の発明によれば、突き当て部材を
簡単に組付けられると共に、突き当て部材を所定の位置
に安定して保持するという優れた効果がある。
簡単に組付けられると共に、突き当て部材を所定の位置
に安定して保持するという優れた効果がある。
【0051】請求項8乃至請求項10の発明によれば、
突き当て部材の劣化を防止し、像担持体と現像剤担持体
とを所定の間隙に安定して維持するという優れた効果が
ある。
突き当て部材の劣化を防止し、像担持体と現像剤担持体
とを所定の間隙に安定して維持するという優れた効果が
ある。
【0052】請求項11の発明によれば、像担持体と現
像剤担持体とを所定の間隙に安定して維持するという優
れた効果がある。
像剤担持体とを所定の間隙に安定して維持するという優
れた効果がある。
【図1】(a)は第一の実施形態に係る現像装置要部の
平面図。(b)は第一の実施形態に係る現像装置要部の
断面図。
平面図。(b)は第一の実施形態に係る現像装置要部の
断面図。
【図2】第一の実施形態に係る現像装置要部の平面図。
【図3】第二の実施形態に係る像担持体要部および現像
装置要部の平面図。
装置要部の平面図。
【図4】第三の実施形態に係る現像装置要部の平面図。
【図5】第四の実施形態に係る現像装置の断面図。
【図6】(a)は第五の実施形態に係る像担持体と現像
剤担持体の説明図。(b)は第五の実施形態に係る像担
持体と現像剤担持体の説明図。
剤担持体の説明図。(b)は第五の実施形態に係る像担
持体と現像剤担持体の説明図。
【図7】第一の実施形態に係る突き当てコロの断面図。
【図8】第六の実施形態に係る現像装置の断面図。
【図9】従来技術に係る現像装置要部の断面図。
1 突き当てコロ 2 現像ローラ 3 感光体ドラム 4 突き当てコロ 5 クリーニング手段 6 感光体 11 突き当てコロ剛体部 12 突き当てコロ弾性体部 13 突き当てコロの剛体部に設けた突起 14 コロ軸受け 21 現像剤担持部 22 現像ローラ軸 23 弾性体部支持部剤 31 感光体ドラム剛体部 32 弾性体部 33 剛体部と弾性体部の固定要突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花田 元紀 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (13)
- 【請求項1】現像剤担持体とこれに対向配置された像担
持体とを具備し、現像剤担持体または像担持体の回転軸
端の同軸上に該回転軸と相対移動可能な突き当て部材を
備え、該突き当て部材を対向する像担持体または現像剤
担持体の剛体部に当接させることにより、現像剤担持体
と像担持体とを所定の間隙に維持する画像形成装置にお
いて、 該突き当て部材は剛体部と該剛体部と一体で回転する弾
性体部とを備え、該弾性体部が対向当接する像担持体ま
たは現像剤担持体の剛体部と回転方向に関し、幅をもっ
て当接し、該剛体部は対向当接する像担持体または現像
剤担持体の剛体部と回転方向に関し、点接触で当接する
よう構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】現像剤担持体とこれに対向配置された像担
持体とを具備し、現像剤担持体または像担持体の回転軸
端の同軸上に該回転軸と相対移動可能な、剛体からなる
突き当て部材を備え、該突き当て部材を対向する像担持
体または現像剤担持体の剛体部に当接させることによ
り、現像剤担持体と像担持体とを所定の間隙に維持する
画像形成装置において、 該突き当て部材と対向当接する像担持体または現像剤担
持体の剛体部と一体で回転する弾性体部を備え、該弾性
体部が対向当接する突き当て部材と回転方向に関し、幅
をもって当接し、該剛体部は対向当接する像担持体また
は現像剤担持体の剛体部と回転方向に関し、点接触で当
接するよう構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2の画像形成装置に
おいて、該弾性体部と、対向当接する剛体部との摩擦抵
抗が、該突き当て部材と該突き当て部材を支持する軸と
の摩擦抵抗より大きくなるよう構成したことを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項4】請求項1の画像形成装置において、像担持
体に対向する複数の現像剤担持体を有し、該像担持体の
回転軸端に突き当て部材を配置することを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項5】請求項1の画像形成装置において、突き当
て部材の弾性体部が突き当て部材の剛体部より現像剤担
持体の軸方向中心側に配置されることを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項6】請求項5の画像形成装置において、弾性体
部の現像剤担持体の軸方向中心側の側面に接触して、該
弾性体部の軸方向の変位を防止する支持部材を同軸上に
設けることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】請求項6の画像形成装置において、突き当
て部材の弾性体部と該弾性体部を支持する支持部材側面
との摩擦抵抗が、突き当て部材の弾性体部と対向する当
接部との摩擦抵抗より小さくなるよう構成したことを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項8】請求項6の画像形成装置において、突き当
て部材の弾性体部の上記支持部材と接触する面の硬度
が、弾性体部の外周面の硬度より大きくなるよう構成し
たことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項9】請求項6の画像形成装置において、突き当
て部材の弾性体部の上記支持部材と接触する面の表面粗
さが、弾性体部の外周面の表面粗さより小さくなるよう
構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項10】請求項1の画像形成装置において、突き
当て部材表面に当接するクリーニング手段を設けたこと
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項11】請求項1の画像形成装置において、像担
持体と現像剤担持体が対向部において、互いに反対方向
に回転することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項12】請求項1の画像形成装置において、突き
当て部材の一部がコロ軸受けからなることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項13】現像ガレージに搭載された複数個の現像
装置を、該現像ガレージを付勢する圧接部材の一回の操
作をもって同時に、該現像装置の現像剤担持体軸端に備
えた突き当て部材にて像担持体に圧接・退避させる画像
形成装置において、 該突き当て部材は剛体部と該剛体部と一体に回転する弾
性体部を備え、該弾性体部が対向当接する像担持体の剛
体部と回転方向に関し、幅をもって当接するよう構成し
たこと特徴とするものである。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9197856A JPH1124398A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9197856A JPH1124398A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1124398A true JPH1124398A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16381480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9197856A Withdrawn JPH1124398A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1124398A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008268530A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US8095051B2 (en) | 2007-09-19 | 2012-01-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus which achieves stability of a gap between an image bearing member and developer bearing member |
JP2018054773A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、現像装置及び現像ロール支持装置 |
JP2018054771A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、現像装置及び現像ロール支持装置 |
JP2018054770A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、現像装置及び軸受 |
JP2018054772A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、現像装置及び軸受 |
JP2019074707A (ja) * | 2017-10-19 | 2019-05-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、現像装置及び規制部材 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP9197856A patent/JPH1124398A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008268530A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US8095051B2 (en) | 2007-09-19 | 2012-01-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus which achieves stability of a gap between an image bearing member and developer bearing member |
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JP2018054770A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、現像装置及び軸受 |
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JP2019074707A (ja) * | 2017-10-19 | 2019-05-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、現像装置及び規制部材 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |