JP4690074B2 - クリーニング装置およびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
クリーニング装置は、感光体ドラムの表面に対向して接するクリーニングローラと、このクリーニングローラの外周に対向してハウジングに固定されたブレードとを有している。感光体ドラム表面に残っているトナーは、回転するクリーニングローラに付着し、クリーニングローラに付着したトナーは、ブレードにより掻き落とされて、ハウジングの受け部に受けられる(例えば、特許文献1,2参照。)。
また、本発明の画像形成装置は、トナー像を形成し転写材に転写するための感光体と、転写後に感光体に残留するトナーを除去するための上記本発明のクリーニング装置とを備えることを特徴とする。この発明によれば、クリーニング装置からのトナーの漏れ出しを抑制できるので、感光体によりトナー像を転写される転写材に汚れが発生することを抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態のクリーニング装置を含む画像形成装置の主要部の断面図であり、一部を模式的に示している。
クリーニングローラ8は、円柱形状をなし、その周面8aは、弾性を有し、多数の微細な凹部を有する。クリーニングローラ8は、感光体ドラム2の回転方向M1に沿ってクリーナーブレード7よりも上流側であってクリーナーブレード7の下方に配置されている。クリーニングローラ8の軸方向の両端部には、クリーニングローラ8に一体回動する一対の支軸8d(図2参照)が同心に設けられている。クリーニングローラ8は、一方の支軸8dを介して駆動部(図示せず)により駆動されて回転し(矢印M2)、感光体ドラム2に対して相対速度差を持って感光体ドラム2の外周面に対して摺接するようにされている。その回転軸線8bは、感光体ドラム2の軸方向に平行に配置されている。
ハウジング10は、感光体ドラム2に対して位置合わせされた状態でクリーニングローラ8の両端部を回転可能にそれぞれ支持する一対の支持部10d(一方のみ図示)と、感光体ドラム2に対して位置合わせされた状態でクリーナーブレード7を固定状態で取り付ける取付部10eと、ブレード9によりクリーニングローラ8から掻き取られたトナーを受ける受け部10fとを有している。
本実施形態では、ブレード9は、長尺の取付部材としてのブレードベース13と、このブレードベース13に支持された長尺のブレード本体14とを有している。組立状態では、ブレードベース13およびブレード本体14の長手方向同士が互いに平行に配置されて、且つクリーニングローラ8の軸方向Sに平行に配置されている。
ブレード本体14は、断面L字形形状をなすステンレス鋼製の薄肉の長尺部材である。ブレード本体14は、クリーニングローラ8の周面8aに対向して軸方向Sに直線状に延びるシート状の掻き取り部14aと、掻き取り部14aから屈曲状に延設されてブレードベース13に取り付けるための基端部としての取付部14bとを有している。
ブレードベース13は、クリーニングローラ8の回転軸線8bのまわりに回動可能とされ、周面8aからトナーを掻き取るための能動位置に位置するようにされている。
受け部16aがクリーニングローラ8の両端部に同心に設けられた環状の嵌合部8cに回動自在に嵌合されていて、回転軸線8bに対してブレード本体14を位置決めし、この状態で回転軸線8bの周りにブレード本体14を回動可能に支持している。受け部16aは、クリーニングローラ8と一体回動する部材としての嵌合部8cに摩擦係合していて、これにより、クリーニングローラ8が回転するのに連れて、ブレード9も連れ回り可能であり、且つ、受け部16aと嵌合部8cとは、その間に生じる摩擦力に抗することにより、相対回動可能とされている。
図5は、図1の要部としてのクリーニングローラ8、ブレード9等の拡大図であり、当接部材12と受け部10fとが当接した状態を示す。図4および図5を参照する。
能動位置は、ブレード本体14がクリーニングローラ8の周面8aのトナーを掻き取るための位置である。この位置では、掻き取り部14aは、周面8aに薄いトナー層を形成するために、少量のトナーはくぐり抜けることができる圧接力で、周面8aに弾力的に押圧された状態で当接している。これにより、周面8a上の大部分のトナーは掻き落とされ、周面8a上に一部のトナーが残される。
トナー漏れ抑制用の当接部材12は、もともと必要な部材であるブレードベース13に一体に形成されているので、部品点数の増加を防止できて、製造コストを低減できる。
また、本実施形態の画像形成装置1では、クリーニング装置6からのトナーの漏れ出しを抑制できるので、感光体ドラム2でトナー像を転写される用紙に汚れが発生することを抑制することができる。
例えば、ブレード本体14は、一枚板形状をなしてもよいし、ブレードベース13の取付部15の一対の辺部のいずれに固定されてもよい。
クリーニングローラ8としては、感光体ドラム2の回転方向と逆向きに回転するものと、同じ向きに回転するものとが考えられる。また、クリーニングローラ8としては、上述のように周面8aに少量のトナーを付着させておくタイプの他、トナーを付着させておかないタイプも考えられる。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2…感光体ドラム(感光体)
6…クリーニング装置
8…クリーニングローラ
8a…クリーニングローラの周面
8b…(クリーニングローラの)回転軸線
8c…嵌合部(クリーニングローラと一体回動する部材)
9…ブレード
10f…受け部
12…当接部材
13…ブレードベース
14…ブレード本体
15…取付部
16…支持部
S…(クリーニングローラの)軸方向
Claims (3)
- クリーニングローラと、クリーニングローラの周面のトナーを掻き取るためのブレードと、掻き取られたトナーを受ける受け部とを有するクリーニング装置において、
上記ブレードは、
クリーニングローラの周面に対向してクリーニングローラの軸方向に延びるブレード本体と、
このブレード本体が取り付けられた取付部、および取付部の両側に備えられておりクリーニングローラと一体回動する部材に摩擦係合するとともにブレード本体をクリーニングローラの回転軸線に対して位置決めしつつこの回転軸線の周りに回動可能に支持する支持部を含むブレードベースと、
ブレードベースに備えられ、クリーニングローラの軸方向にブレード本体の全長にわたって延びており、ブレード本体が能動位置に回動したときに、受け部からのトナーの漏れ出しを防止するために受け部に当接する当接部材とを含むことを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1に記載のクリーニング装置において、
上記ブレード本体は、回転するクリーニングローラから受ける力により、能動位置に回動することを特徴とするクリーニング装置。 - トナー像を形成し転写材に転写するための感光体と、
転写後に感光体に残留するトナーを除去するための請求項1または2に記載のクリーニング装置とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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