JPH11243856A - 低脂肪スプレッド及びその製造方法 - Google Patents

低脂肪スプレッド及びその製造方法

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JPH11243856A
JPH11243856A JP10067629A JP6762998A JPH11243856A JP H11243856 A JPH11243856 A JP H11243856A JP 10067629 A JP10067629 A JP 10067629A JP 6762998 A JP6762998 A JP 6762998A JP H11243856 A JPH11243856 A JP H11243856A
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宏 今井
Osamu Kimura
修 木村
Harutaka Yamamoto
晴敬 山本
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真美 川成
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 乳風味があり、口溶けが良好で、且つ、
安定剤を添加することなしに製造しても保存中の離水が
抑制され、展延性が良好な低脂肪スプレッドの提供。 【解決手段】 透析濾過膜及び/又は限外濾過膜処理さ
れた脱脂乳を加熱殺菌したタンパク質含量50重量%以
上の乳タンパク質濃縮物を2〜16重量%配合してスプ
レッドを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定剤を添加しな
いにもかかわらず保存中の離水が抑制され、展延性の良
好な低脂肪スプレッド及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スプレッドは、油相と水相よりなる油中
水型乳化油脂組成物を冷却、固化、練圧して製造される
油中水型乳化油脂組成物の一種である。一般に、水相に
対して油相の比率が65重量%以上のものが、通常脂肪
率のスプレッドといわれ、油相の比率がそれより低く、
特に40重量%以下のものが低脂肪スプレッドといわれ
ている。低脂肪のスプレッドは、油相に対する水相の割
合が高く、保存中に離水が生じたり、カビ等微生物の発
生による保存性の低下等の問題があった。このような問
題を解決するために、グアーガム、キサンタンガム等の
多糖類やゼラチン等の安定剤を添加することや、油相と
水相を乳化する際に、水相の液滴を微細化することで、
保存中の離水を抑制していた。しかしながら、多糖類や
安定剤の添加により、スプレッドの伸びが悪くなり、展
延性が低下したり、風味が低下する等の問題が生じてい
た。また、液滴を微細化するには、乳化時の混練を強力
にしなくてはならず、スプレッドの展延性等の物性が低
下するといった問題があった。
【0003】さらに、タンパク質の保水力を利用し、タ
ンパク質を添加して離水を防止する試みもなされてお
り、例えば、脱脂粉乳、ソーダカゼイン、酸カゼイン、
レンネットカゼインを水相に添加することが行われてい
る。しかしながら、脱脂粉乳は、タンパク質を約35重
量%しか含有しておらず、離水防止効果を挙げるには相
当量添加しなくてはならないため、風味低下を引き起こ
すといった問題があった。また、ソーダカゼイン、酸カ
ゼイン、レンネットカゼインは、カゼイン臭により風味
が低下するのと、カゼイン自体の溶解性が悪いため、ス
プレッドを食したときにザラつくといった組織低下を招
き、さらに乳風味に欠けるといった問題があった。
【0004】
【本発明が解決しようする課題】本発明は、安定剤を添
加することなく製造した、保存中の離水が抑制され、展
延性が良好であり、さらには芳香性の高い乳風味があ
り、口溶けの良好な低脂肪スプレッド及びその製造方法
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み鋭意研究を重ねた結果、低脂肪スプレッドの製造
において、乳タンパク質濃縮物を配合することにより、
保存中の離水が抑制され、展延性が良好であり、さらに
は芳香性の高い乳風味があり、口溶けの良好な低脂肪ス
プレッドが得られることを見い出し、本発明を完成させ
るに至った。本発明は、乳タンパク質濃縮物を含有する
ことを特徴とする離水が抑制され、展延性の良好な低脂
肪スプレッドに関する。また本発明は、乳タンパク質濃
縮物が、透析濾過膜及び/又は限外濾過膜処理された脱
脂乳を加熱殺菌した、タンパク質含量50重量%以上の
ものである低脂肪スプレッドに関する。また本発明は、
スプレッドの製造において、乳タンパク質濃縮物を2〜
16重量%配合することを特徴とする離水が抑制され、
展延性の良好な低脂肪スプレッドの製造方法に関する。
【0006】本発明における乳タンパク質濃縮物は、脱
脂乳を除菌用膜(Micro Filtration)等で除菌した後、
透析濾過膜(Dia Filtration)や限外濾過膜(Ultra Fi
ltration)により膜処理された保持液(リテンテート)
を殺菌又は滅菌後、濃縮、乾燥させて得られ、タンパク
質を50重量%以上含有する粉末である。また、前記保
持液、濃縮液等もタンパク質を固形分当たり50重量%
以上含有する液体であれば、乳タンパク質濃縮物として
用いられる。乳タンパク質濃縮物は、一般にMPC(Mi
lk Protein Concentrate)又はTMP(Total Milk Pro
tein)と呼ばれており、本発明ではこれらをMPCと記
す。
【0007】上述のようにして調製されるMPCは、比
較的タンパク質含量が高い。タンパク質は、その表面に
多くの親水基を有しており、このうち水酸基は静電的相
互作用や水素結合によって水と水和する性質を持ってい
るので、MPCは高い保水力を示す。このため、MPC
を低脂肪スプレッドの製造に用いた場合、保水性と展延
性の良好な低脂肪スプレッドが得られる。また、MPC
は、脱脂乳が脱塩された状態で加熱殺菌され、膜処理さ
れているので、含有されるタンパク質の変性度が低く、
カゼインのミセル構造が壊れず残っているので、良好な
乳風味を低脂肪スプレッドに付与することができる。こ
のため、MPCを配合して得られる低脂肪スプレッドは
芳香性の高い乳風味を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の低脂肪スプレッド
の製造について説明する。本発明の低脂肪スプレッドの
製造における各処理操作は公知の方法に従って行うこと
ができる。先ず、油脂を60〜95℃に加熱し、その後
10〜30℃に冷却する。適度に軟化した油脂に粉末の
MPC及び食塩を添加し、これらをロール形ミックスラ
ボ(森山製作所製)に投入し、真空下(40torr)
30rpmで品温が約18℃になるまで混練した後、水
を少量ずつ添加し、十分混練してMPCを配合した低脂
肪スプレッドを調製し、適宜容器に充填して5℃まで冷
却する。なお、MPCが保持液又は濃縮液の場合、ある
いは粉末のMPCを還元した溶解液の場合は、水を添加
する時点で、同時に添加すればよい。このとき、MPC
の添加量は、低脂肪スプレッド中にタンパク質が1〜1
2重量%含有するように添加すればよい。MPCに含有
されるタンパク質含量にもよるが、タンパク質を50重
量%以上含有するものであれば、MPCとして2〜16
重量%添加することにより、目的とする低脂肪スプレッ
ドが得られる。このとき、他の原料中にタンパク質が含
有されていることも考慮する。なお、MPCの添加量が
2重量%未満では、低脂肪スプレッドの離水を抑制する
ことができず、16重量%を超えると、保存中に展延性
が低下し、組織の滑らかさも失われてしまう。また、本
発明において原料となる「油脂」としては、通常、スプ
レッドの製造に用いられる油脂であれば、いずれの油脂
を使用してもよく、例えばクリーム、高濃度クリーム
(殺菌、滅菌された生クリームをUF膜や分離機を用い
て脂肪分50〜80%まで濃縮したもの)、バター、バ
ターオイル等の乳脂肪や魚油、牛脂、豚脂等の動物性脂
肪、あるいはナタネ油、大豆油、パーム油、コーン油、
サフラワー油、ヤシ油、オリーブ油等の植物性脂肪を挙
げることができ、さらにはこれらの硬化油、エステル交
換油、分別油又はこれらの混合物も用いることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、実施例を示して本発明を詳細に説明す
る。
【実施例1】表1に示す配合に従って、脂肪率40重量
%の低脂肪スプレッドを5種類製造した。高濃度クリー
ム(脂肪分61重量%、タンパク質0.7重量%、無脂
乳固形分11.9重量%)を60℃まで昇温した後、M
PC粉末(ALAPRO4850;タンパク質含量8
2.3重量%、脂肪1.9重量%、灰分7.3重量%、
ニュージーランド製)及び食塩を添加して、ロール形ミ
ックスラボ(森山製作所製)に投入し、真空下(40t
orr)30rpmで品温が18℃になるまで混練した
後、水を少量ずつ加え、十分混練してMPCを配合した
4種の低脂肪スプレッドを得、これを5℃に冷却した。
また、比較品としてMPCを添加せずに、ゼラチンを配
合した低脂肪スプレッドを上記と同様の方法で製造し
た。なお、ゼラチンは食塩と同時に添加した。得られた
低脂肪スプレッドの組成を表2に示す。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】得られた5種の低脂肪スプレッドを5℃で
2週間保存した。製造直後及び2週間保存後の低脂肪ス
プレッドについて、離水、展延性、乳風味及び組織の滑
らかさについて測定又は評価を行なった。測定及び評価
方法は以下に示す。 (1)離水の測定;低脂肪スプレッドの表面をバターナ
イフを用いて掻き取り、浮いてくる水滴を次に示す5段
階で10人のパネラーに目視で評価してもらい、その平
均点で示した(なお、小数点第2位を四捨五入した)。
評価基準は、以下の通りである。 5点;水滴がなく非常に良好 4点;ごくわずかに水滴があったが従来品で確認されて
いる程度であり良好 3点;水滴があり不良 2点;水滴が目立ち不良 1点;油と水の分離がみられ完全不良 (2)展延性;低脂肪スプレッドの5℃における圧縮破
壊強度を測定し、この値を展延性とした。圧縮破壊強度
は、フ−ドテスタ−(Model1122 ,Instron Universal
Testing Machine )を用いて、ひずみ速度0.026S
-1において測定した。なお、圧縮破壊強度が低いほど、
展延性が良好であることを示す(一般にスプレッドをバ
ターナイフを用いてパン等に塗った際に塗りやすいと感
じるときの圧縮破壊強度は、8〜20kPa である)。 (3)乳風味及び組織の滑らかさ;15人のパネラーに
試料10gを食してもらい、低脂肪スプレッドの乳風味
及び組織の滑らかさについて、次に示す5段階で評価し
てもらい、その平均点で示した(なお、小数点第2位を
四捨五入した)。 5点;非常に良好 4点;良好 3点;どちらでもない 2点;不良 1点;完全不良 以上の結果を表3及び表4に示す。
【0013】
【表3】
【0014】製造直後の低脂肪スプレッドでは、本発明
品1〜4は、ほとんど水滴が確認されず、離水がないと
評価された。一方、安定剤としてゼラチンを添加した比
較品1は、ごくわずかに水滴が確認された。MPCの添
加量が多くなるにつれて離水が抑制される傾向を示し
た。また、本発明品1〜4及び比較品1の圧縮破壊強度
は、ほぼ同等であり、展延性が良好であった。また、乳
風味及び組織の滑らかさについては、本発明品1〜4が
比較品1に比べ良好であった。MPCの添加量が増える
と、乳風味はより良好となり、組織の滑らかさは低下す
る傾向を示した。
【0015】
【表4】
【0016】2週間保存後の低脂肪スプレッドでは、本
発明品1〜4は、ほとんど水滴が確認されず、離水がな
いと評価された。一方、安定剤としてゼラチンを添加し
た比較品1は、保存中に水滴が発生し、離水が生じた。
また、MPCを添加した本発明品1〜4は圧縮破壊強度
の値に変化はなく、良好な展延性を維持した。一方、比
較品1は圧縮破壊強度の値が高くなり、保存中に組織が
硬くなり、展延性が低下した。また、乳風味及び組織の
滑らかさについては、本発明品1〜4は保存中に変化せ
ず、良好であった。
【0017】
【実施例2】表5に示す配合に従って、脂肪率40重量
%の低脂肪スプレッドを5種類製造した。大豆油及びバ
ターを混合し、60℃まで昇温した後、30℃に冷却し
て油脂が適度に軟化したところに、MPC粉末及び食塩
を添加し、ロール形ミックスラボ(森山製作所製)に投
入し、真空下(40torr)30rpmで品温が18
℃になるまで混練した後、水を少量ずつ加え、十分混練
してMPCを配合した4種の低脂肪スプレッドを得、こ
れを5℃に冷却した。また、比較品2としてMPCを添
加せずに、ゼラチンを配合した低脂肪スプレッドを上記
と同様の方法で製造した。なお、ゼラチンは食塩と同時
に添加した。得られた低脂肪スプレッドの組成を表6に
示す。
【0018】
【表5】
【0019】
【表6】
【0020】得られた5種の低脂肪スプレッドを5℃で
2週間保存した。製造直後及び2週間保存後の低脂肪ス
プレッドについて、離水、展延性、乳風味及び組織の滑
らかさについて測定又は評価を行なった。測定及び評価
は、実施例1と同様の方法で行った。結果を表7及び8
に示す。
【0021】
【表7】
【0022】製造直後の低脂肪スプレッドでは、本発明
品5〜8は、ほとんど水滴が確認されず、離水がないと
評価された。一方、安定剤としてゼラチンを添加した比
較品2は、ごくわずかに水滴が確認された。MPCの添
加量が多くなるにつれて離水が抑制される傾向を示し
た。また、本発明品5〜8及び比較品2の圧縮破壊強度
は、ほぼ同等であり、展延性が良好であった。また、乳
風味及び組織の滑らかさについては、本発明品5〜8が
比較品2に比べ良好であった。MPCの添加量が増える
と、乳風味はより良好となり、組織の滑らかさは低下す
る傾向を示した。
【0023】
【表8】
【0024】2週間保存後の低脂肪スプレッドでは、本
発明品5〜8は、ほとんど水滴が確認されず、離水がな
いと評価された。一方、安定剤としてゼラチンを添加し
た比較品2は、保存中に水滴が発生し、離水が生じた。
また、比較品2は、本発明品5〜8に比べ、圧縮破壊強
度の値が高くなり、保存中に組織が硬くなり、展延性が
低下した。一方、MPCを添加した本発明品5〜8は、
圧縮破壊強度の値に変化はなく、良好な展延性を維持し
た。また、乳風味及び組織の滑らかさについては、本発
明品5〜8は保存中に変化せず良好であった。一方、比
較品2は、保存中に乳風味及び組織の滑らかさが低下し
た。
【0025】
【実施例3】表9に示す配合に従って、脂肪率40重量
%の低脂肪スプレッドを5種類製造した。大豆油及びバ
ターを混合し60℃まで昇温した後、30℃に冷却して
油脂が適度に軟化したところに、MPC粉末及び食塩を
加えて、ロール形ミックスラボ(森山製作所製)に投入
し、真空下(40torr)30rpmで品温が18℃
になるまで混練した後、水を少量ずつ加えて、十分混練
してMPCを配合した低脂肪スプレッドを得、これを5
℃に冷却した。また、比較品3〜6としてMPCの代わ
りに、脱脂粉乳、カゼインソーダ、酸カゼインのいずれ
かを配合して上記と同様の方法で4種の低脂肪スプレッ
ドを製造した。得られた低脂肪スプレッドの組成を表1
0に示す。
【0026】
【表9】
【0027】
【表10】
【0028】得られた5種のスプレッドを5℃で2週間
保存した。製造直後及び2週間保存後の低脂肪スプレッ
ドについて、離水、展延性、乳風味及び組織の滑らかさ
について評価を行なった。測定及び評価は実施例1と同
様の方法で行った。結果を表11及び12に示す。
【0029】
【表11】
【0030】製造直後の低脂肪スプレッドでは、MPC
を添加した本発明品9及び比較品3〜6は水滴が確認さ
れず、離水がなかった。その中でも本発明品9は特に優
れていた。また、圧縮破壊強度についても、本発明品9
及び比較品3〜6とも展延性が良好であった。また、乳
風味及び組織の滑らかさについては本発明品9は良好で
あったが、比較品3〜6は本発明品9に比べ劣ってい
た。
【0031】
【表12】
【0032】2週間保存後の低脂肪スプレッドでは、M
PCを添加した本発明品9及び比較品3〜6はほとんど
水滴が確認されず、離水が生じなかった。また、圧縮破
壊強度は本発明品9は変化がなかったが、比較品3〜6
は値が上昇し、展延性が低下した。特に、脱脂粉乳を添
加した比較品3は、値の上昇が目立ち、展延性が低下し
た。また、乳風味及び組織の滑らかさについては、本発
明品9はほとんど変化がなく良好であったが、比較品3
〜6は保存中に低下した。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、安定剤を添加しないで
製造したにもかかわらず保存中の離水が抑制され、展延
性が良好であり、さらには、芳香性の高い乳風味があ
り、口溶けの良好な低脂肪スプレッドを提供することが
できる。本発明の低脂肪スプレッドは、従来の低脂肪ス
プレッドにおける保存中の離水を抑制しているため、保
存性が非常に良好であり、安定剤を添加していないの
で、展延性も良好である。また、MPC自体、豊かな乳
風味を有しているので、得られる低脂肪スプレッドは、
乳風味に富んだものとなる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 低脂肪スプレッド及びその製造
方法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川成 真美 埼玉県川越市吉田新町2−12−16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳タンパク質濃縮物を含有することを
    特徴とする離水が抑制され、展延性の良好な低脂肪スプ
    レッド。
  2. 【請求項2】 乳タンパク質濃縮物が、透析濾過膜及
    び/又は限外濾過膜処理された脱脂乳を加熱殺菌したタ
    ンパク質含量50重量%以上のものであることを特徴と
    する請求項1記載の低脂肪スプレッド。
  3. 【請求項3】 スプレッドの製造において、乳タンパ
    ク質濃縮物を2〜16重量%配合することを特徴とする
    離水が抑制され、展延性の良好な低脂肪スプレッドの製
    造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002281927A (ja) * 2001-03-27 2002-10-02 Tajimaya Shokuhin Kk 濃縮豆乳又は濃縮豆腐を用いたスプレッド様飲食物
JP2016518857A (ja) * 2013-05-21 2016-06-30 アングルディア チーズの製造方法および製造されたチーズ

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JP2002281927A (ja) * 2001-03-27 2002-10-02 Tajimaya Shokuhin Kk 濃縮豆乳又は濃縮豆腐を用いたスプレッド様飲食物
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