JPH11243744A - 野菜収穫機 - Google Patents

野菜収穫機

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Publication number
JPH11243744A
JPH11243744A JP31843098A JP31843098A JPH11243744A JP H11243744 A JPH11243744 A JP H11243744A JP 31843098 A JP31843098 A JP 31843098A JP 31843098 A JP31843098 A JP 31843098A JP H11243744 A JPH11243744 A JP H11243744A
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JP
Japan
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foliage
conveyors
cutter
vegetables
vegetable
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Pending
Application number
JP31843098A
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English (en)
Inventor
Shinichi Uno
野 新 一 宇
Fumiaki Itakura
倉 文 明 板
Seiichi Izawa
澤 誠 一 井
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 残存させた野菜(26)の茎葉部を利
用して野菜(26)の結束を容易に行える。 【解決手段】 野菜(26)を地上に持上げて搬送する
コンベア(27)(28)を備え、該コンベア(27)
(28)に茎葉部切断用カッター(35)を設けると共
に、前記カッター(35)によって切断した野菜(2
6)の茎葉部を放出する放出部材(42)を設ける野菜
収穫機において、前記コンベア(27)(28)の搬送
中間部でコンベア(27)(28)の野菜(26)挾持
部上方側に前記カッター(35)を配設させ、コンベア
(27)(28)によって野菜(26)茎葉部株元側を
挾持させて野菜(26)の茎葉部先端側をカッター(3
5)によって切断分離させるように構成すると共に、前
記カッター(35)の後側で機体一側外方に放出部材
(42)送り終端を延設させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばしょうが並び
に玉ねぎなどの茎葉部を有する野菜を主として収穫する
野菜収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、野菜の茎葉部を挾持して上方に引
張る引抜コンベアを備え、該コンベアに茎葉部切断用カ
ッターを設け、茎葉部を切断分離して野菜を収集する技
術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、コン
ベアによる野菜の茎葉部挾持位置よりも低い位置にカッ
ターを設け、カッターにより茎葉部を挾持位置よりも短
く切断させるものであったから、残存させた野菜の茎葉
部を利用して結束する場合、野菜の茎葉部中間乃至株元
側の硬い部分をコンベアに挾持させることにより、カッ
ターで切断後に残存する茎葉部の長さが結束に必要な長
さよりも短くなり易く、結束に必要な長さの茎葉部を残
すには、野菜の茎葉部中間よりも先端側の軟らかい部分
をコンベアに挾持させる必要があり、野菜の引抜き作用
が不安定になり易い等の問題があった。
【0004】また、特公昭59−39084号公報また
は特開昭53− 7444号公報に示す如く、野菜の茎
葉部を分離させる技術があったが、茎葉部を除去した後
で野菜を堀り取るもので、茎葉部を利用して野菜の拾い
上げまたは結束などを容易に行い得ないものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、野菜
を地上に持上げて搬送するコンベアを備え、該コンベア
に茎葉部切断用カッターを設けると共に、前記カッター
によって切断した野菜の茎葉部を放出する放出部材を設
ける野菜収穫機において、前記コンベアの搬送中間部で
コンベアの野菜挾持部上方側に前記カッターを配設さ
せ、コンベアによって野菜茎葉部株元側を挾持させて野
菜の茎葉部先端側をカッターによって切断分離させるよ
うに構成すると共に、前記カッターの後側で機体一側外
方に放出部材送り終端を延設させたもので、、コンベア
よりも高位置のカッターによって野菜の茎葉部先端側の
軟らかい部分を切断して除去し得、下半分の茎葉部の硬
い部分を残した状態で野菜をコンベアにより持上げ得、
野菜の茎葉部の硬い部分を作業者の拾い上げに必要な長
さだけ残すことによって収集作業の簡略化並びに水洗い
等の後処理作業性の向上などを容易に図り得ると共に、
野菜の結束を茎葉部の利用によって行える長さに茎葉部
の硬い部分を残存させ得、残存させた野菜の茎葉部を利
用して野菜の結束を容易に行い得、さらに野菜の茎葉部
の中間乃至株元側の硬い部分をコンベアに挾持させて安
定良く所定高さに野菜を引抜き得、しかも放出部材送り
終端から排出させる茎葉部が収穫途中の畝上面または機
体上面に落下するのを容易に防止し得るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は側面図、2図は平面図であり、
前後方向に略水平に横架させる車体フレーム(1)前端
に前車軸フレーム(2)上端を一体連設し、前車軸フレ
ーム(2)下端にスイングアーム(3)後端を回転自在
に軸支させ、該スイングアーム(3)前端に前輪(4)
を設けると共に、前輪(4)を昇降させる油圧シリンダ
(5)を備え、該シリンダ(5)を前車軸フレーム
(2)上端側に支持させ、該シリンダ(5)のピストン
(6)をスイングアーム(3)中間に連結するもので、
左右対称の車体フレーム(1)(1)前端に左右一対の
スイングアーム(3)(3)及び油圧シリンダ(5)
(5)を介して左右一対の前輪(4)(4)を昇降自在
に装設している。
【0007】また前記車体フレーム(1)後端に伝動ケ
ース(7)下端を一体連設し、左右の伝動ケース(7)
(7)下端間を後部フレーム(8)により連結固定さ
せ、左右の伝動ケース(7)(7)上端間に伝動パイプ
(9)を連設すると共に、該パイプ(9)中間にミッシ
ョンケース(10)を設け、該ミッションケース(1
0)を機体の左右中央に配置させ、ミッションケース
(10)上端前方側にシャーシ(11)を介してエンジ
ン(12)を取付ける。
【0008】また前記ミッションケース(10)上端に
ハンドル台(13)を介して操向ハンドル(14)を連
設すると共に、ミッションケース(10)中間に油圧ポ
ンプユニット(15)を設けるもので、エンジン出力用
主クラッチレバー(16)、操向用サイドクラッチレバ
ー(17)(17)、走行変速レバー(18)、油圧操
作レバー(19)を夫々配設している。
【0009】さらに前記伝動パイプ(9)にスイングケ
ース(20)後端を回転自在に支持させ、該スイングケ
ース(20)前端に後輪(21)を設け、左右一対の後
輪(21)(21)を車体フレーム(1)内側に配設す
ると共に、左右一対の前記スイングケース(21)(2
1)中間を結合フレーム(22)により一体連結し、後
輪(21)を昇降させる油圧シリンダ(23)を備え、
該シリンダ(23)を後部フレーム(8)にブラケット
(24)を介して支持させ、該シリンダ(23)のピス
トン(25)を結合フレーム(22)に連結させるもの
で、スイングケース(20)(20)及び油圧シリンダ
(23)を介して左右一対の後輪(21)(21)を昇
降自在に装設している。
【0010】さらにしょうが(26)の茎葉部を挾持し
て上方に引張る茎葉部挾持用搬送体である引抜コンベア
(27)(28)を備え、左右の各コンベア(27)
(28)後端上側に駆動ケース(29)を設け、前記車
体フレーム(1)中間に連結フレーム(30)を介して
その駆動ケース(29)を一体連設させ、図3にも示す
如く、前記駆動ケース(29)及び連結フレーム(3
0)を介して一対の後輪(21)(21)間の空間に臨
ませて前記コンベア(27)(28)送り終端側を設け
ると共に、一対の前輪(4)(4)間の空間に臨ませて
前記コンベア(27)(28)送り始端側を設け、また
送り始端側に比べて送り終端側の地上高を高くした前低
後高の姿勢で前記コンベア(27)(28)を取付け
る。そして、前記コンベア(27)(28)によりしょ
うが(26)の茎葉部を挾持して搬送するとき、そのし
ょうが(26)を上方に引張り、図1のように、しょう
が栽培畝(31)の上面部にしょうが(26)が持上げ
られて立設するように構成すると共に、しょうが栽培畝
(31)の形成方向と直交する方向に該畝(31)端部
に排水溝(32)が形成されているから、前輪(4)又
は後輪(21)が排水溝(32)に入り込んだとき、油
圧操作レバー(19)により油圧シリンダ(5)(5)
又は(23)を作動させ、前輪(4)又は後輪(4)
(21)を昇降させて前記コンベア(27)(28)を
前低後高の略一定姿勢に支持するように構成している。
【0011】さらに前記コンベア(27)(28)前方
に平面視ハの字形に設けてしょうが(26)の茎葉部を
掻込む左右一対の集草ベルト(33)(34)を備え、
前記コンベア(27)(28)の送り始端上面に前記ベ
ルト(33)(34)後端を支持させ、該ベルト(3
3)(34)前端側の左右間隔を大とし、またベルト
(33)(34)を前低後高姿勢に張設し、前記ベルト
(33)(34)によりしょうが(26)の茎葉部を引
起して前記コンベア(27)(28)始端に送り込むよ
うに構成している。
【0012】また前記コンベア(27)(28)により
挾持搬送するしょうが(26)の茎葉部を切り落す茎葉
部切断用カッター(35)を備え、該カッター(35)
をコンベア(27)(28)の上部に設けるもので、カ
ッターケース(36)内部に略垂直に設ける一対のカッ
ター軸(37)(38)に一対の円板状ディスク刃(3
9)(40)を多段状に複数組設けると共に、ディスク
刃(39)(40)の取付け間隔を下方側に比べて上方
側を小さく形成し、前記コンベア(27)(28)の搬
送途中で該コンベア(27)(28)の上方側に突出し
ているしょうが(26)の茎葉部を前記カッター(3
5)のディスク刃(39)(40)により適正長さに寸
断するように構成している。
【0013】また前記カッターケース(36)の前側に
集草ガイド板(41)を連設し、このガイド板(41)
を前記集草ベルト(33)(34)上面側に沿わせて機
体前方に延設させ、前記ベルト(33)(34)及びコ
ンベア(27)(28)上面側のしょうが(26)の茎
葉部を前記ガイド板(41)によりカッターケース(3
6)内部に導入すると共に、前記カッターケース(3
6)の後側に茎葉部放出用シュート(42)を連設し、
該シュート(42)をカッター(35)の後部に設け、
該シュート(42)出口を機体右側外方に開放させ、ま
た茎葉部掻出しベルト(43)を前記シュート(42)
に設け、前記カッター(35)によって寸断されたしょ
うが(26)の茎葉部を前記シュート(42)により機
体右側外方に放出するように構成している。
【0014】上記から明らかなように、野菜であるしょ
うが(26)を地上に持上げて搬送するコンベア(2
7)(28)を備え、該コンベア(27)(28)に茎
葉部切断用カッター(35)を設けると共に、前記カッ
ター(35)によって切断したしょうが(26)の茎葉
部を放出する放出部材であるシュート(42)を設ける
野菜収穫機において、前記コンベア(27)(28)の
搬送中間部でコンベア(27)(28)のしょうが(2
6)挾持部上方側に前記カッター(35)を配設させ、
コンベア(27)(28)によってしょうが(26)茎
葉部株元側を挾持させてしょうが(26)の茎葉部先端
側をカッター(35)によって切断分離させるように構
成すると共に、前記カッター(35)の後側で機体一側
外方に放出部材(42)送り終端を延設させたもので、
コンベア(27)(28)よりも高位置のカッター(3
5)によってしょうが(26)の茎葉部先端側の軟らか
い部分を切断して除去し、下半分の茎葉部の硬い部分を
残した状態でしょうが(26)を栽培畝(31)上面に
コンベア(27)(28)により持上げ、作業者が腰を
低く折曲げることなく茎葉部をつかんでしょうが(2
6)を拾い上げる作業を行える長さに茎葉部を残存させ
ると共に、しょうが(26)の結束を茎葉部の利用によ
って行える長さに茎葉部の硬い部分を残存させ、しょう
が(26)の茎葉部の中間乃至株元側の硬い部分をコン
ベア(27)(28)に挾持させて引抜く一方、分離さ
れた茎葉部が機外側方に落下するように構成している。
【0015】さらに図4に示す如く、前記油圧ポンプユ
ニット(15)は、油圧ポンプ(44)及び油タンク
(45)を備えると共に、高圧油出力規制バルブ(4
6)及び手動戻し用チェックバルブ(47)及び絞りバ
ルブ(48)を設け、規制バルブ(46)を走行変速レ
バー(18)などに連結させ、収穫作業走行(前進)の
ときにそのバルブ(46)を高圧油出力位置に切換える
ように構成している。
【0016】また前記油圧操作レバー(19)により切
換えて前記各油圧シリンダ(5)(5)及び(23)を
作動させる前輪昇降バルブ(49)及び後輪昇降バルブ
(50)を備え、これら昇降バルブ(49)(50)を
油圧ポンプ(44)に各バルブ(46)(47)(4
8)を介して直列に接続させ、油圧操作レバー(19)
により昇降バルブ(49)(50)を択一的に操作し、
前輪(4)(4)又は後輪(21)(21)を昇降させ
るように構成している。
【0017】さらに図5に示す如く、前記エンジン(1
2)の出力軸(51)にプーリ(52)(53)及びベ
ルト(54)を介して油圧ユニット(15)の油圧ポン
プ(44)を連動連結させると共に、低速用プーリ(5
5)(56)及びベルト(57)並びに高速用プーリ
(58)(59)及びベルト(60)のいずれかを介し
てミッションケース(10)の入力軸(61)に前記出
力軸(51)を連結させる。
【0018】また前記ミッションケース(10)の定速
出力軸(62)に中介軸(63)をプーリ(64)(6
5)及びベルト(66)を介して連結させ、その中介軸
(63)に一方のカッター軸(38)をプーリ(67)
(68)及びベルト(69)を介して連結させると共
に、そのカッター軸(38)にもう一方のカッター軸
(37)を異径ギヤ(70)(71)を介して連結さ
せ、ディスク刃(39)(40)を定速回転させるよう
に構成している。
【0019】また前記伝動ケース(7)に内蔵するスプ
ロケット(73)(74)及びチェン(75)を介して
ミッションケース(10)の変速出力軸(76)に中介
軸(77)を連結させ、前記スイングケース(20)に
内蔵するスプロケット(78)(79)及びチェン(8
0)を介してその中介軸(77)に後輪(21)を連結
させ、左右後輪(21)(21)を駆動して走行移動す
るように構成している。
【0020】また前記変速出力軸(76)にPTO軸
(81)をスプロケット(82)(83)及びチェン
(84)を介して連結すると共に、前記引抜コンベア
(27)(28)を構成するコンベアチェン(85)を
駆動及び従動スプロケット(86)(87)を介して張
設し、前記駆動ケース(29)に内蔵するベベルギヤ
(88)(89)を介してPTO軸(81)に駆動スプ
ロケット(86)を連結させ、また前記集草ベルト(3
3)(34)を張設するプーリ(90)に従動スプロケ
ット(87)を自在継手軸(91)を介して連結させる
もので、変速出力軸(76)を介して後輪(21)とコ
ンベアチェン(85)を同期させて駆動し、後輪(2
1)による走行機体の走行速度と前記引抜コンベア(2
7)(28)の搬送速度とを同期させるように構成して
いる。
【0021】さらに図6乃至図8に示す如く、前記コン
ベアチェン(85)にリンクブラケット(92)を一体
形成し、そのブラケット(92)に挾持板(93)をボ
ルト(94)で固定し、前方の挾持板(93)後端外側
に後方の挾持板(93)前端側に折曲自在に重合させる
べく、エンドレスのコンベアチェン(85)外周に複数
の挾持板(93)…を連続的に配設させると共に、左側
のコンベア(27)の挾持板(93)外側には中央に1
本の挾持アーム(95)を設け、また右側のコンベア
(28)の挾持板(93)外側には上下に2本の挾持ア
ーム(95a)(95b)を設け、前記各アーム(9
5)(95a)(95b)は前端部を挾持板(95)
(95)に熔着固定し、該アーム(95)(95a)
(95b)後端側をコンベア(27)(28)搬送方向
に延設させるもので、図8の如く、バネ(96)力によ
りコンベアチェン(85)に加圧板(97)を圧接さ
せ、左右コンベア(27)(28)のそれぞれの挾持板
(95)(95)を弾圧接合させ、右側の上下2本の挾
持アーム(95a)(95b)と左側の挾持アーム(9
5)の間にしょうが(26)の茎葉部を挾み込むように
構成している。
【0022】本実施例は上記の如く構成しており、後輪
(21)を駆動して畝(31)を跨ぐように走行し、排
水溝(32)に前後輪(4)(21)が嵌ったときに該
前後輪(4)(21)を油圧シリンダ(5)(23)制
御により昇降させ、引抜コンベア(27)(28)を前
低後高姿勢に支持すると共に、畝(31)に立毛してい
るしょうが(26)の茎葉部を集草ベルト(33)(3
4)により引起して引抜コンベア(27)(28)によ
り挾持させる。そして該コンベア(27)(28)上側
に突出するしょうが(26)の茎葉部先端側をカッター
(35)により寸断してシュート(42)から機外に排
出すると共に、前記コンベア(27)(28)により茎
葉部株元側を挾持搬送するしょうが(26)を上方に引
張り、畝(31)上面部にしょうが(26)を持上げて
立設させるもので、作業者が残存している茎葉部を持っ
てしょうが(26)を抜取り、洗浄及び梱包出荷などの
収穫作業を行うものである。
【0023】さらに図9及び図10は他の実施例を示す
もので、一方向に回転させる円板カム(98)により前
後方向に振動させる堀上げ板(99)を引抜コンベア
(27)(28)下方に配設し、コンベア(27)(2
8)により上方に引張るしょうが(26)を下側から堀
上げ板(99)により持上げ、コンベア(27)(2
8)終端側でしょうが(26)を地上に取上げると共
に、前記コンベア(27)(28)終端に臨ませる横倒
コンベア(100)(101)を設け、引抜コンベア
(27)(28)から横倒コンベア(100)(10
1)にしょうが(26)を受継いで立設姿勢から横倒姿
勢に変更する。
【0024】また前記横倒コンベア(100)(10
1)終端に網状の結束コンベア(102)を設け、結束
テープ(103)を用いてしょうが(26)束を結束す
る結束機(104)をその結束コンベア(102)に備
えると共に、結束後のしょうが(26)を搬出する網状
のコンベア(105)と、そのしょうが(26)を入れ
るコンテナ(106)とを備えるもので、しょうが(2
6)を堀り出して適当大きさに結束してコンテナ(10
6)に取り入れるしょうが(26)収穫作業を連続して
自動的に行うものである。
【0025】なお、上記実施例ではしょうが(26)を
収穫したが、玉ねぎ又は大根など他の野菜の収穫も同様
に行えることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、野菜(26)を地上に持上げて搬送するコンベア
(27)(28)を備え、該コンベア(27)(28)
に茎葉部切断用カッター(35)を設けると共に、前記
カッター(35)によって切断した野菜(26)の茎葉
部を放出する放出部材(42)を設ける野菜収穫機にお
いて、前記コンベア(27)(28)の搬送中間部でコ
ンベア(27)(28)の野菜(26)挾持部上方側に
前記カッター(35)を配設させ、コンベア(27)
(28)によって野菜(26)茎葉部株元側を挾持させ
て野菜(26)の茎葉部先端側をカッター(35)によ
って切断分離させるように構成すると共に、前記カッタ
ー(35)の後側で機体一側外方に放出部材(42)送
り終端を延設させたもので、コンベア(27)(28)
よりも高位置のカッター(35)によって野菜(26)
の茎葉部先端側の軟らかい部分を切断して除去でき、下
半分の茎葉部の硬い部分を残した状態で野菜(26)を
コンベア(27)(28)により持上げることができ、
野菜(26)の茎葉部の硬い部分を作業者の拾い上げに
必要な長さだけ残すことによって収集作業の簡略化並び
に水洗い等の後処理作業性の向上などを容易に図ること
ができると共に、野菜(26)の結束を茎葉部の利用に
よって行える長さに茎葉部の硬い部分を残存させること
ができ、残存させた野菜(26)の茎葉部を利用して野
菜(26)の結束を容易に行うことができ、さらに野菜
(26)の茎葉部の中間乃至株元側の硬い部分をコンベ
ア(27)(28)に挾持させて安定良く所定高さに野
菜(26)を引抜くことができ、しかも放出部材(4
2)送り終端から排出させる茎葉部が収穫途中の畝(3
1)上面または機体上面に落下するのを容易に防止でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側明図。
【図2】平面図。
【図3】正面図。
【図4】油圧回路図。
【図5】駆動系統図。
【図6】部分拡大図。
【図7】同拡大図。
【図8】部分平面図。
【図9】他の実施例を示す説明図。
【図10】同説明図。
【符号の説明】
(26) しょうが(野菜) (27)(28) 引抜コンベア (35) カッター (42) シュート(放出部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野菜(26)を地上に持上げて搬送する
    コンベア(27)(28)を備え、該コンベア(27)
    (28)に茎葉部切断用カッター(35)を設けると共
    に、前記カッター(35)によって切断した野菜(2
    6)の茎葉部を放出する放出部材(42)を設ける野菜
    収穫機において、前記コンベア(27)(28)の搬送
    中間部でコンベア(27)(28)の野菜(26)挾持
    部上方側に前記カッター(35)を配設させ、コンベア
    (27)(28)によって野菜(26)茎葉部株元側を
    挾持させて野菜(26)の茎葉部先端側をカッター(3
    5)によって切断分離させるように構成すると共に、前
    記カッター(35)の後側で機体一側外方に放出部材
    (42)送り終端を延設させたことを特徴とする野菜収
    穫機。
JP31843098A 1998-10-20 1998-10-20 野菜収穫機 Pending JPH11243744A (ja)

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JP31843098A JPH11243744A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 野菜収穫機

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JP31843098A JPH11243744A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 野菜収穫機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116746387A (zh) * 2023-08-22 2023-09-15 西南交通建设集团股份有限公司 一种高速路绿化带修剪养护设备

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