JPH11242546A - サーバシステム、クライアント及び情報提供システム並びにそれらの処理プログラムを記録した媒体 - Google Patents

サーバシステム、クライアント及び情報提供システム並びにそれらの処理プログラムを記録した媒体

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JPH11242546A
JPH11242546A JP5459298A JP5459298A JPH11242546A JP H11242546 A JPH11242546 A JP H11242546A JP 5459298 A JP5459298 A JP 5459298A JP 5459298 A JP5459298 A JP 5459298A JP H11242546 A JPH11242546 A JP H11242546A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プッシュ型の情報配信をサーバの負荷を増大
させることなく、かつ、配信される情報の伝達を効果的
に行えるようにする。 【解決手段】 サーバ3は、シナリオをシナリオ・画像
記憶部4から選択してクライアント10に配信する。ク
ライアント10はサーバ3から配信されたシナリオを受
信し、シナリオ解析手段20はシナリオを解析する。そ
して、その解析結果に基づいて、WWWサーバ2から該
当する情報を取り込んでブラウザ制御手段17にて表示
部13に表示させ、記憶部14又はシナリオ・画像記憶
部4から取り込んだ画像情報をエージェント制御手段2
1にて表示部13に表示させると共に、指示された文章
を音声変換部15にて音に変換して出力させるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マン・マシン・イ
ンタフェースにおけるサーバ、クライアント及び情報提
供システム並びにそれらの処理プログラムを記録した媒
体に係り、更に詳しくは、画像及び音声を用いた効果的
な情報提供に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット等のネットワーク
上には、WWW(WORLD WIDE WEB)サー
バが設けられ、このWWWサーバをアクセスすることに
より、いわゆるホームページをWWWブラウザによって
閲覧することができる。また、昨今、上述のようなユー
ザ側からWWWサーバをアクセスすることによって情報
を取りに行くプル型情報配信に対し、テレビやラジオの
ようにサーバ側からユーザに情報を発信するプッシュ型
情報配信の技術開発の動きが活発化している。しかし、
現在、プッシュ型とされる方法は、クライアント側が、
情報提供をするサーバの更新スケジュールに合わせて情
報を取りに行くプル型であって、疑似的なプッシュ型で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のWWWブラウザでは、情報の伝達は絵及び文字によ
って行うため、分かりにくい情報や、情報の主要点等を
伝えにくいという問題点があった。また、上述したよう
に、プッシュ型とされている技術でも実際にはクライア
ントがサーバに情報を取りに行くプル型であって、本来
のプッシュ型の情報配信を実現していない。また、プッ
シュ型のサーバは、ホームページ、画像及びコントロー
ル情報をまとめてクライアントに送信するため、サーバ
の負荷が大きいという問題点があった。
【0004】このようなことから、プッシュ型の情報配
信をサーバの負荷を増大させることなく、かつ、情報を
効果的に伝達できる情報提供システムの開発が望まれて
いた。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の一つの態
様に係るサーバシステムは、クライアントと回線を介し
て接続されるサーバシステムであって、サーバシステム
は、各種の情報が記憶される情報記憶部を有する情報管
理サーバと、キャラクター画像を含む各種画像情報が記
憶される画像記憶部を有する画像管理サーバと、音声変
換の対象となる第1のデータと、情報記憶部の情報を特
定するための第2のデータと、画像記憶部の画像情報を
特定するための第3のデータとを有するシナリオが複数
記憶されるシナリオ記憶部と、クライアントからシナリ
オ要求があると、シナリオをシナリオ記憶部から選択し
て、回線を介してクライアントに配信するシナリオ配信
手段とを有するシナリオ管理サーバとを有し、情報管理
サーバは、クライアントから第2のデータに基づいた情
報の要求があると、該当する情報を情報記憶部から読み
出してクライアントに送信し、画像管理サーバは、クラ
イアントから第3のデータに基づいた画像情報に関する
入力(例えば、画像情報の要求や、画像情報に関する所
定のデータの受信)があると、該当する画像情報を必要
に応じて画像記憶部から読み出してクライアントに送信
するものである。なお、第2のデータとは、後述のWe
bページ(いわゆるホームページ)を示している。ま
た、画像情報に関する所定のデータとは、例えば、画像
の作成日時や版数等の情報であり、このような入力があ
ると、該当する画像情報を必要に応じて画像情報記憶部
から読み出してクライアントに送信する際の一例を挙げ
ると、例えば作成日時が入力された場合に、その作成日
時が古いときは新しい画像情報をクライアントに送信す
るといった具合である。
【0006】(2)本発明の他の態様に係るクライアン
トは、シナリオ要求があるとシナリオを配信するシナリ
オ管理サーバと、各種の情報が記憶される情報記憶部の
情報の要求があると該当する情報を情報記憶部から読み
出して送信する情報管理サーバと、キャラクター画像を
含む各種画像情報が記憶される画像記憶部の画像情報に
関する入力があると該当する画像情報を必要に応じて画
像記憶部から読み出して送信する画像管理サーバと、回
線を介して接続されるクライアントであって、クライア
ントは、表示部と、音声変換部と、画像管理サーバから
取り込んだ画像情報が記憶される表示画像記憶部と、シ
ナリオ管理サーバにシナリオを要求するシナリオ要求手
段と、シナリオ要求手段の要求に基づいてシナリオ管理
サーバから配信されてくるシナリオを解析して、シナリ
オに、音声変換の対象となる第1のデータが含まれてい
る場合には音声変換部に第1のデータを音に変換して出
力させ、情報記憶部の情報を特定するための第2のデー
タが含まれている場合には第2のデータに基づいて情報
管理サーバに情報を要求し、画像記憶部の画像情報を特
定するための第3のデータが含まれている場合には、第
3のデータに基づいた画像情報の要求又は第3のデータ
に基づいた画像情報に関する所定のデータを画像管理サ
ーバに出力し、出力に基づいて画像管理サーバから画像
情報が送信されてくる場合には画像情報を取り込んで、
画像情報を表示画像記憶部に記憶するシナリオ解析手段
と、情報管理サーバからの情報を表示部に表示させる第
1の表示制御手段と、表示画像記憶部の画像情報を表示
部に表示させる第2の表示制御手段とを有するものであ
る。
【0007】(3)本発明の他の態様に係る情報提供シ
ステムは、クライアントと、シナリオを配信するシナリ
オ管理サーバと、各種の情報が記憶される情報記憶部を
有する情報管理サーバと、キャラクター画像を含む各種
画像情報が記憶される画像記憶部を有する画像管理サー
バとが回線を介して接続される情報提供システムであっ
て、シナリオ管理サーバは、音声変換の対象となる第1
のデータと、情報記憶部の情報を特定するための第2の
データと、画像記憶部の画像情報を特定するための第3
のデータとを有するシナリオが複数記憶されるシナリオ
記憶部と、クライアントからシナリオ要求があると、シ
ナリオをシナリオ記憶部から選択して、回線を介してク
ライアントに配信するシナリオ配信手段とを有し、情報
管理サーバは、クライアントから第2のデータに基づい
た情報の要求があると、該当する情報を情報記憶部から
読み出してクライアントに送信し、画像管理サーバは、
クライアントから第3のデータに基づいた画像情報に関
する入力があると、該当する画像情報を必要に応じて画
像記憶部から読み出してクライアントに送信し、クライ
アントは、表示部と、音声変換部と、画像管理サーバか
ら取り込んだ画像情報が記憶される表示画像記憶部と、
シナリオ管理サーバにシナリオを要求するシナリオ要求
手段と、シナリオ要求手段の要求に基づいてシナリオ管
理サーバから配信されてくるシナリオを解析して、該シ
ナリオに、音声変換の対象となる第1のデータが含まれ
ている場合には音声変換部に第1のデータを音に変換し
て出力させ、情報記憶部の情報を特定するための第2の
データが含まれている場合には第2のデータに基づいて
情報管理サーバに情報を要求し、画像記憶部の画像情報
を特定するための第3のデータが含まれている場合に
は、第3のデータに基づいた画像情報の要求又は第3の
データに基づいた画像情報に関する所定のデータを画像
管理サーバに出力し、出力に基づいて画像管理サーバか
ら画像情報が送信されてくる場合には画像情報を取り込
んで、画像情報を表示画像記憶部に記憶するシナリオ解
析手段と、情報管理サーバからの情報を表示部に表示さ
せる第1の表示制御手段と、表示画像記憶部の画像情報
を表示部に表示させる第2の表示制御手段とを有するも
のである。
【0008】(4)本発明に係る媒体は、サーバ及びク
ライアントに、上記(1)〜(3)の該当する処理又は
後述の実施の形態の各処理を行わせるための処理プログ
ラムが格納される。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1〜3に係る情報提供システムの構成を示すブ
ロック図である。1はインターネットなどの大規模ネッ
トワークで、2は大規模ネットワーク1に接続され、ホ
ームページを提供するWWWサーバ、6はプロバイダー
のネットワークや、予め許可された特定のユーザだけが
アクセスすることのできる閉鎖型のネットワーク(例え
ば、ファイアーウォール等の「壁」を用いて構築された
いわゆるイントラネット(社内LAN))や、地域型の
クローズネット(例えばケーブルテレビ局が構築する専
用のネットワーク)等の小規模ネットワークで、以下で
はプロバイダーのネットワークであるものとして説明す
る。23は小規模ネットワーク6を構成するプロバイダ
ーに接続され、電子メールが格納されるメールサーバで
ある。
【0010】3はサーバ(シナリオ管理サーバ及び画像
管理サーバ)で、後述するシナリオや画像ファイルが複
数格納されるシナリオ・画像記憶部4とユーザに関する
情報を管理するユーザ情報記憶部5と接続され、シナリ
オ・画像記憶部4から所定の順序でシナリオを選択して
クライアントコンピュータ(以下、クライアントとい
う)10に配信するシナリオ配信手段(図示せず)と、
メールサーバ23からメールを収集してクライアント1
0に配信するメール配信手段(図示せず)を備えてい
る。そして、これらサーバ3、シナリオ・画像記憶部4
及びユーザ情報記憶部5によってサーバ側は構成され、
サーバ側は、大規模ネットワーク1、小規模ネットワー
ク6及び公衆回線網7を介してクライアント10と接続
される。
【0011】クライアント10はユーザが有する、例え
ばパソコンなどのコンピュータで、ユーザが操作する例
えばマウスなどの入力部11、サーバ3との通信を行う
通信部12、画面表示を行う表示部13、各種プログラ
ム及び画像ファイル等が記憶される記憶部14、テキス
トデータを音声に変換して出力する音声変換部15、こ
れら各構成部を含めクライアント10全体を制御する主
制御部16(CPU)を備えている。
【0012】記憶部14には、情報提供を行う情報提供
プログラム及びホームページを閲覧するためのWWWブ
ラウザがインストールされている。この情報提供プログ
ラムとは、CG等で作成されたキャラクター等の画像と
音声とを用いて、各種の情報をユーザに提供するもので
あり、ここでは、各種の情報として、WWWサーバ2が
提供するWebページ(いわゆるホームページ)として
説明する。そして、情報提供プログラムが起動されると
連動してWWWブラウザが起動するように関連づけられ
ている。もちろん、逆にWWWブラウザが起動すると、
情報提供プログラムが起動するように関連づけてもよ
い。そして、このように情報提供プログラム及びWWW
ブラウザが起動すると、図2に示すように、表示部13
の表示画面には、情報提供プログラムによってキャラク
ター等の画像を表示するエージェント部32が表示さ
れ、WWWブラウザによってブラウザ部33が表示され
る。なお、このキャラクターは情報提供プログラムによ
って予め設定されたものとする。
【0013】主制御部16には、記憶部14に格納され
ているWWWブラウザとCPUによりブラウザ部33の
制御を行うブラウザ制御手段17と、記憶部14に格納
されている情報提供プログラムとCPUにより所定の制
御を行う情報提供手段18とを備えており、情報提供手
段18は、サーバ3にシナリオの配信を要求するシナリ
オ要求手段19と、シナリオの解析を行い、解析結果に
基づいて所定の制御を行うシナリオ解析手段20と、エ
ージェント部32の制御を行うエージェント制御手段2
1と、メールの確認を要求するメール確認要求手段22
とを有している。
【0014】シナリオ・画像記憶部4には、クライアン
ト10の動作を指示するシナリオが格納されている。こ
のシナリオとは、WWWサーバ2が提供するホームペー
ジの紹介やそのホームページに関連する質問やそのホー
ムページに対する関心度に関する質問を、音声及び画像
を用いてユーザに対して行うようクライアント10に指
示するものであり、テキストで記述されたテキストファ
イルである。そして、このようなシナリオは、複数のジ
ャンル(例えばスポーツ、音楽等)毎に予め複数作成さ
れており、シナリオ・画像記憶部4にジャンル毎に登録
されている。
【0015】図3は、シナリオ・画像記憶部4内に登録
されている複数のシナリオの一例を示す図である。図の
英字はジャンルの種類で、ここでは、AからGの順にス
ポーツ、音楽、文学、お笑い、クルマ、食べ物、パソコ
ンとした例を示している。そして、図は、このようなジ
ャンル毎に複数のシナリオが登録されていることを示し
ており、例えば、スポーツのジャンルの1番目には野球
に関するシナリオが登録されている。なお、同じシナリ
オが複数のジャンルに登録されることがある。これは、
例えば「直木賞をとったスポーツ選手」に関するシナリ
オがあった場合、このシナリオは文学のジャンルとスポ
ーツのジャンルとの両方に登録されることになる。ま
た、上記のジャンルの数、種類は一例であって、もちろ
ん、これらに限られたものではない。
【0016】ユーザ情報記憶部5には、ユーザに関する
情報を管理するためのユーザ操作記録表が格納されてい
る。ユーザ操作記録表の一例を図4に示す。図に示すよ
うにユーザ操作記録表は、ユーザを特定するためのID
を記録するID欄、ユーザに配信したシナリオ名を記録
するシナリオ名欄、シナリオに含まれる質問番号が記録
される質問番号欄、その質問に対するユーザの回答が記
録される回答欄、そのシナリオが紹介するホームページ
に対してユーザが付ける点数が記録される点数欄から構
成されている。そして、このユーザ操作記録表によっ
て、ユーザ毎に情報が管理される。
【0017】図5は図1のサーバとクライアントとの通
信手順を示す図、図6は図1のサーバ及びクライアント
における動作説明図である。以下、本実施の形態1の動
作を説明する。まず、ユーザがクライアント10におけ
る入力部11の操作によって、情報提供プログラムを起
動すると、連動してWWWブラウザも起動し、所定の画
面が表示部13に表示される。そして、表示部13はユ
ーザのID及びパスワードの入力を促す画面を表示し、
入力部11にて入力が行われると、シナリオ要求手段1
9は、入力されたID、パスワード及びシナリオを要求
する旨のシナリオ要求命令を通信部12及び各種ネット
ワーク(公衆回線網7、小規模ネットワーク6及び大規
模ネットワーク1)を介してサーバ3に送信する(図5
の矢印及び図6参照)。サーバ3は受信したIDとパ
スワードとによってクライアント10の利用者を特定
し、特定されたユーザの情報が管理されたユーザ操作記
録表を、IDに基づいてユーザ情報記憶部5から検索
し、シナリオ配信手段は、検索されたユーザ操作記録表
のユーザ情報に基づいて、シナリオ・画像記憶部4から
所定の順序でシナリオを選択して(この選択順序につい
ては後に詳しく説明する)、ユーザに配信し(図5の矢
印及び図6参照)、サーバ3は配信したシナリオの名
前をこのユーザ操作記録表に書き込む(図4参照)。
【0018】そして、主制御部16はシナリオを受信し
たことを認識すると、シナリオ解析手段20が受信した
シナリオを1行、1行解析して実行する。このシナリオ
は、上述したようにホームページに関する質問等を音声
及び画像を用いて行うようクライアント10に指示する
ものであり、シナリオ解析手段20はこのシナリオに基
づいてエージェント制御手段21、ブラウザ制御手段1
7及び音声変換部15を制御する。これにより、エージ
ェント制御手段21はシナリオが指示する画像をエージ
ェント部32に表示し、そして、ブラウザ制御手段17
はシナリオが指示するホームページ(HP)をブラウザ
部33に表示し、音声変換部15は指示されたテキスト
データを音声に変換して出力する。なお、エージェント
制御手段21が表示するこの画像は、シナリオ解析手段
20が、シナリオによって指示された画像のファイル名
又は画像ファイル情報をサーバ3に送信し、これらの情
報に対してサーバ3から取り込んで記憶部14に保存し
た画像(図6の追加画像)であって、この画像の一例を
挙げると、キャラクターの背景の画像や、季節にあわせ
てキャラクターにTシャツを着せたり、セータを着せた
りした画像等である。
【0019】そして、シナリオに基づいてホームページ
に関する質問が行われ、主制御部16は、その質問に対
する回答(例えば選択肢の番号)が入力部11により入
力されたことを認識すると、通信部12を介してサーバ
3にその回答を送信する(図5の矢印参照)。そし
て、サーバ3は受信したことを認識すると、受信した回
答をユーザ情報記憶部5のユーザ操作記録表に記録し
(図4参照)、クライアント10に処理終了(受信確
認)のメッセージを送信する(図5の矢印参照)。
【0020】そして、クライアント10では、シナリオ
に基づいてホームページに対する感想を問う質問が行わ
れ、主制御部16はその質問に対する回答(例えば点
数)が入力部11により入力されたことを認識すると、
通信部12を介してサーバ3にその回答を送信する(図
5の矢印参照)。そして、サーバ3は受信した回答を
ユーザ情報記憶部5のユーザ操作記録表に記録し、クラ
イアント10に処理終了(受信確認)のメッセージを送
信する(図5の矢印参照)。主制御部16は受信確認
のメッセージを受信したことを認識すると、シナリオ要
求手段19が次のシナリオをサーバ3に要求する(図5
の矢印参照)。そして、サーバ3のシナリオ配信手段
は、所定の順序に従ってシナリオ・画像記憶部4からシ
ナリオを選択してクライアント10に配信する。上述の
処理は、ユーザが情報提供プログラムの終了要求を行う
まで繰り返される(図6参照)。
【0021】図7は、シナリオの具体例を示す図であ
る。以下、図のシナリオが指示する内容及びこのシナリ
オによるクライアント10の動作を説明する。
【0022】(1)1行目 この文は、予め設定されたキャラクタの背景をBACK
_TAM01.GIF(画像ファイル:図6の追加画
像)にしてエージェント部32に表示するよう指示する
制御文である。この行によるクライアント10の動作説
明は、後述する図9の説明で詳しく述べる。
【0023】(2)2行目 この文は、指示された文章を音声に変換して出力するよ
う音声変換部15に指示すると共に、エージェント部3
2に表示されたキャラクター画像を音声変換部15の出
力に対応させて動作させるよう指示するものである。す
なわち、シナリオ解析手段20は2行目を解析すると、
指示された「ねえねえ、タマゴッチ、いま大流行だよね
ぇ。知ってる?」といった文を、音声変換部15に指示
して音声に変換して出力するよう制御すると共に、エー
ジェント制御手段21に指示して、音声変換部15の出
力に対応して、例えばキャラクターの口が動くようにエ
ージェント部32に表示するよう制御するものである。
なお、このようにキャラクターの口が動くといった動画
の表示に必要な画像ファイルが記憶部14に無い場合に
は、シナリオ・画像記憶部4から該当する画像ファイル
(図6の追加画像)を取り込んで記憶部14に記憶し、
エージェント制御手段21はエージェント部32に該当
する画像を表示する。このようにすることで、キャラク
ターがあたかも喋っているかのように表現される。
【0024】(3)3行目 この文は、キャラクターを微笑ませて表示するよう指示
する指示文である。すなわち、シナリオ解析手段20
は、エージェント制御手段21に指示して、エージェン
ト部32にキャラクターを微笑ませて表示するよう制御
する。なお、このようにキャラクターが微笑むといった
動画の表示に必要な画像ファイルが記憶部14に無い場
合には、シナリオ・画像記憶部4から該当する画像ファ
イル(図6の追加画像)を取り込んで記憶部14に記憶
し、エージェント制御手段21はエージェント部32に
該当する画像を表示する。 (4)4行目 この文は、指示されたURLのホームページをブラウザ
部33に表示するよう指示する指示文である。この指示
文によって、シナリオ解析手段20はブラウザ制御手段
17に指示して、指示されたホームページをブラウザ部
33に表示するよう制御する。 (5)5、6行目(8、9、15、18行目も同様) これらの行は(2)と同様に、指示された文章を音声に
変換して出力するよう音声変換部15に指示すると共
に、エージェント部32に表示されたキャラクター画像
を音声変換部15の出力に対応させて動作させるよう指
示する指示文である。この指示文によって上述のように
制御し、キャラクターが指示された文章を喋っているよ
うに表現される。 (6)7行目 この文は、指示されたURL(ここでは4行目で指示し
たURL)のホームページをWWWブラウザが読み終わ
るまで待つよう指示する指示文である。
【0025】(7)10〜16行目 これらの文は、9行目で質問される内容に対する回答の
選択肢の表示と、選択時のキャラクターの動作を指示す
るものである。なお、10行目の“----”で挟まれた
“QSTART”は選択肢の開始記号を表し、“1”は質問番
号を示しており、この10行目から16行目の選択肢の
終了記号“QEND”までが選択肢に関する命令となり、こ
の選択肢に関する命令の場合には、選択肢の終了記号ま
で解析された上で実行される。 (7.1)11行目 この文は、エージェント部32に表示する選択肢(1つ
目)を指定する指示文であり、この指示文によって、シ
ナリオ解析手段20はエージェント制御手段21に指示
して@LABEL以降の文字列(ここでは、「かわいい
!」)を選択肢としてエージェント部32に表示するよ
う制御する。 (7.2)12行目 この文は、11行目の選択肢が選択されたときに実行さ
れる。すなわち、11行目の選択肢が選択されると、こ
の指示文が実行され、上記と同様にキャラクターを微笑
ませるよう制御する。 (7.3)13行目 1つ目の選択肢に関する設定が終わったことを示す記号
である。
【0026】(7.4)14行目 この文は、エージェント部32に表示する選択肢(2つ
目)を指定する指示文であり、この指示文によって、シ
ナリオ解析手段20はエージェント制御手段21に指示
して、11行目と同様、@LABEL以降の文字列(こ
こでは、「おもちゃはいらん」)を選択肢として、エー
ジェント部32に表示するよう制御する。 (7.5)15行目 この文は、14行目の選択肢が選択されたときに実行さ
れる。すなわち、14行目の選択肢が選択されるとこの
会話文が実行され、上述したように、あたかもキャラク
ターが喋っているかのように表現される。
【0027】(7.6)16行目 選択肢の設定を全て終了するという記号である。
【0028】シナリオ解析手段20は10行目から16
行目までのシナリオを解析すると、11行目及び14行
目に示された指示文に基づいて、図8に示すようにエー
ジェント部32に選択肢(文字列)を表示する。そし
て、エージェント部32に表示された選択肢(ここでは
2つ)のうちのいずれかが入力部11より選択(マウス
によるクリック等)されると、選択された選択肢に対応
する制御を行う。すなわち、「かわいい!」が選択され
た場合には、上述のように制御し、キャラクターが微笑
み、「おもちゃはいらん」が選択された場合には、「だ
っ、だよねぇ。僕もそう思っていたんだ。」とあたかも
キャラクターが喋っているかのように表現される。
【0029】そして、質問番号(“1”)と選択された
選択肢の番号(“1”か“2”)をサーバ3に送信する
(図5の矢印参照)。サーバ3はクライアント10か
ら質問番号と選択された番号とを受信すると、ユーザ情
報記憶部5のユーザ操作記録表に質問番号及び選択され
た番号を記録(図4参照)し、クライアント10に処理
終了(受信確認)のメッセージを送信(図5の矢印参
照)する。なお、クライアント10は質問番号及び選択
された選択肢の番号をサーバ3に送信後、待機状態とな
っており、サーバ3から処理終了(受信確認)のメッセ
ージを受信すると、待機状態が解除され、次の行(17
行目)から、シナリオの実行を再開する。
【0030】(8)17行目〜34行目 これらの文は、シナリオで紹介された情報に対する感想
の選択肢の表示と、選択された感想に基づいてユーザの
関心度を数値でサーバ3に送信するよう指示するもので
ある。なお、10行目の“----LAST----”から34行目
の“----END---- ”までが感想の選択肢に関する命令と
なり、この命令の場合には終了記号まで解析された上で
実行される。 (8.1)17行目 感想の設定開始の記号である。 (8.2)19行目 音声変換部15にて変換する内容の終了と感想の選択肢
の設定開始を示す記号である。 (8.3)20行目 この文は、前記11行目と同様にエージェント部32に
表示する選択肢を指定する指示文であり、シナリオ解析
手段20はエージェント制御手段21に指示して@LA
BEL以降の文字列(ここでは、「最高」)を選択肢と
してエージェント部32に表示するよう制御する。 (8.4)21行目 この文は、20行目の選択肢(「最高」)が選択された
とき、サーバ3に送信する点数を指示するものであり、
「最高」が選択された場合、シナリオ解析手段20はこ
の点数100をサーバ3に送信するよう制御する。 (8.5)22行目 1つ目の選択肢の設定の終了を示す記号である。
【0031】23行目から25行目、26行目から28
行目、29行目から31行目は、上記20行目から22
行目とそれぞれ同様の構成であり、また、32行目及び
33行目は20行目及び21行目とそれぞれ同様の構成
であるため、これらの行の説明は重複するため省略す
る。 (8.6)34行目 感想の選択肢の設定の終了を示す記号である。
【0032】シナリオ解析手段20は、17行目から3
4行目までのシナリオを解析すると、20行目、23行
目、26行目、29行目及び32行目に示された指示文
に基づいてエージェント制御手段21に指示して、エー
ジェント部32に選択肢(文字列)を表示するよう制御
する。そして、エージェント部32に表示された選択肢
(ここでは5つ)のうち、いずれかが入力部11より選
択(マウスによるクリック等)されると、選択された選
択肢に対応する制御を行う。すなわち、例えば「最高」
が選択された場合には、点数100をサーバ3に送信す
る(図5の矢印参照)。そして、サーバ3はクライア
ント10から感想(点数)を受信すると、ユーザ情報記
憶部5のユーザ操作記録表に点数を記録(図4参照)
し、クライアント10に処理終了(受信確認)のメッセ
ージを送信する(図5の矢印参照)。なお、クライア
ント10は点数をサーバ3に送信後、待機状態となって
おり、サーバ3から処理終了(受信確認)のメッセージ
を受信すると、待機状態が解除され、シナリオ要求手段
19は、次のシナリオをサーバ3に要求する(図5の矢
印参照)。そして、サーバ3のシナリオ配信手段は、
所定の順序に従ってシナリオ・画像記憶部4からシナリ
オを選択してクライアント10に配信する。
【0033】なお、ユーザ情報記憶部5のユーザ操作記
録表に記憶された情報(ホームページに対する点数等)
は、ユーザ情報としてサーバ3にて管理され、次にクラ
イアント10に配信するシナリオの評価データとなり、
シナリオを選択する際に活用される。また、ユーザ操作
記録表に記憶された情報のうち、質問に対する選択肢の
番号、すなわち、質問に対するユーザの回答は、シナリ
オの作成時に参考データとして活用される。また、シナ
リオに含まれる質問は、ユーザに対するアンケートとし
て機能し、このシナリオを複数のユーザに配信して回答
を取得することによって、複数のユーザの嗜好を収集す
ることができ、収集された情報をマーケティング等に利
用することができる。
【0034】図9はシナリオ実行時におけるクライアン
トの処理の流れを示すフローチャートである。以下、図
9に基づいて、図7を参照しながらシナリオ実行時にお
けるクライアント10の処理の流れを説明する。なお、
上記図7の説明と重複する箇所は簡単に説明する。ま
ず、シナリオ要求手段19はサーバ3にシナリオを要求
し(S1)、その要求に基づいてサーバ3から送信され
たシナリオを受信すると(S2)、シナリオ解析手段2
0は受信したシナリオから1行取り出し(S3)、取り
出した内容を判断し(S4)、その内容に応じて各種の
処理を行う。
【0035】その内容が画像表示命令(図7のシナリオ
の1行目参照)の場合は、画像ファイル名を取得し(S
5)、その画像ファイルが記憶部14に有るか否かを判
断し(S6)、有る場合には、画像ファイル名、サイズ
及び作成日時等の画像ファイル情報をサーバ3へ送信す
る(S7)。そして、送信した画像ファイル情報に対す
るサーバ3からの返事に、画像ファイルがある場合には
(S8)、その画像ファイルを記憶部14に保存し(S
9)、エージェント制御手段21はその画像をエージェ
ント部32に表示する(S10)。なお、画像ファイル
が無かった場合には(S6)、画像ファイル名をサーバ
3へ送信し(S11)、ステップS9の処理に移行す
る。
【0036】取り出したシナリオの1行の内容が読み上
げ命令(図7のシナリオの2行目参照)の場合には、合
成音声で文字列を読み上げると共に、例えばキャラクタ
ーの口を動かしてエージェント部32に表示する(S1
2)。動作指示命令(図7のシナリオの3行目参照)の
場合には、キャラクタを指示通りに動かす(S13)。
ブラウザ制御命令の場合(図7のシナリオの4行目参
照)には、指示どおりにブラウザを制御する(S1
4)。質問命令(図7のシナリオの10行目〜16行目
参照)の場合には、質問内容を表示して入力を促し(S
15)、入力待ち状態となる(S16)。そして、ユー
ザにより入力が行われると、その入力された内容が終了
命令か否かを判断し(S17)、終了命令ではない場
合、すなわち質問に対する回答が入力された場合には、
その回答(質問番号と選択された選択肢の番号)をサー
バ3へ送信する(S18)。クライアント10は、回答
をサーバ3に送信後、待機状態となっており、サーバ3
から処理終了のメッセージを受信すると(S19)、待
機状態が解除され、シナリオに次の行が有るか否かを判
断し(S20)、有る場合には、ステップS3の処理に
移行し、次の行からシナリオの実行を再開する。
【0037】感想問い合わせ命令(図7のシナリオの1
7行目〜最終行参照)の場合には、感想のレベルを表示
して入力を促し(S22)、入力待ち状態となる(S2
3)。そしてユーザにより入力が行われると入力された
内容が終了命令か否かを判断し(S24)、終了命令で
はない場合、すなわち点数が入力された場合には、サー
バ3に点数を送信する(S25)。クライアント10は
点数をサーバ3に送信後、待機状態となっており、サー
バ3から処理終了(受信確認)のメッセージを受信する
と(S26)、待機状態が解除され、ステップS1の処
理に移行し、シナリオ要求手段19は、次のシナリオを
サーバ3に要求する。
【0038】ステップS17及びステップS24の処理
において、終了命令であると判断した場合には、サーバ
3に終了命令を送信して(S21)、処理を終了する。
【0039】図17はシナリオ実行時におけるサーバの
処理の流れを示すフローチャートである。以下、図17
に基づいてシナリオ実行時におけるサーバの処理の流れ
を説明する。サーバ3はクライアント10からデータを
受信すると(S81)、そのデータの内容を判断し(S
82)、その内容に応じて各種の処理を行う。
【0040】その内容が画像ファイル名又は画像ファイ
ル情報の場合には、そのデータから画像ファイル名を取
得し(S83)、その指示された画像ファイルがシナリ
オ・画像記憶部4に有るか否かを判断し(S84)、有
る場合には、次いで、受信したデータが画像ファイル情
報であるか否かを判断し(S85)、画像ファイル情報
である場合には、その画像ファイル情報に含まれる作成
日時等により、クライアント10の記憶部14にある画
像ファイルが古いかどうかを判断する(S86)。そし
て、画像ファイルが古い場合及びステップS85の処理
において画像ファイル名であると判断した場合には、新
しい画像ファイルをシナリオ・画像記憶部4から読み出
してクライアント10に送信する(S87)。ステップ
S84の処理において、指示された画像ファイルが無い
と判断した場合には、エラーを示す画像ファイルをクラ
イアント10に送信する(S88)。
【0041】データの内容が質問に対する回答の場合に
は、その回答をユーザ情報記憶部5に保存して(S8
9)、処理終了のメッセージをクライアント10に送信
し(S90)、ステップS81の処理に移行する。感想
の点数の場合には、点数をシナリオ配信手段へ渡し(S
91)、点数をユーザ情報記憶部5に保存し(S9
2)、処理終了のメッセージをクライアント10に送信
して(S93)、処理を終了する。終了命令の場合に
は、終了命令をシナリオ配信手段へ渡し(S94)、処
理を終了する。点数及び終了命令を渡されたシナリオ配
信手段の動作は以下で説明する。
【0042】なお、ステップS86において、画像ファ
イルが古いと判断した場合には、新しい画像を送信する
としたが、一例を挙げると、例えば季節にあわせてキャ
ラクターの服装を替えるべく、適切な画像を送信する。
すなわち、夏にはTシャツを着たキャラクターを表示さ
せておき、冬になると、Tシャツを着たキャラクターの
画像は古いとして、セータを着たキャラクターの画像や
セータの画像を送信するような場合が該当する。なお、
セータの画像のみを送信した場合は、キャラクターの画
像に重ねて表示するものとする。
【0043】図10は、シナリオの進行順序を示す図
で、矢印が進行順序を示している。シナリオ配信手段
は、この進行順序に従ってシナリオ・画像記憶部4から
シナリオを選択してクライアント10に配信する。図1
3は、図10の進行順序に従って、シナリオがクライア
ント10に配信された場合の表示部の表示画面の変化を
示す図である。以下、図10に基づいて、図13を参照
しながらシナリオの進行順序を説明する。なお、同じユ
ーザに同じシナリオが配信されることはない。このた
め、上述したように同じシナリオが複数のジャンルに登
録されている場合において、一方のジャンルでそのシナ
リオが選択された場合には、他方のジャンルに登録され
たそのシナリオは選択されないよう制御する。ただし、
一方のシナリオに対して付けられた点数は、他のジャン
ルに登録されたシナリオに対しても、同様に評価された
ものとして点数が付けられる。
【0044】この制御方法として、ここでは、一方のシ
ナリオが選択された場合、選択されたシナリオと、その
選択されたシナリオと同じシナリオであって他のジャン
ルに登録されたシナリオ全てを使用済みとし、シナリオ
を選択する際、シナリオが未使用かつ有効か否かを判断
して、未使用かつ有効なシナリオを選択するようにし、
使用済み又は無効なシナリオは、選択しないようにする
ものとする。有効あるいは無効なシナリオとは、例えば
あるモーターショーが10月1日から12月1日まで開
催されているといった内容のシナリオにおいて、このよ
うな有効期間(この例では10月1日から12月1日ま
で)内にあるシナリオが有効シナリオであって、有効期
間を過ぎたシナリオが無効シナリオである。なお、ここ
では説明を簡単にするために、同じシナリオが複数のジ
ャンルに登録されていないものとして説明する。すなわ
ち、全てのシナリオは常に未使用かつ有効なシナリオで
あるものとして説明する。
【0045】まず、矢印(1)が示す順にシナリオが進
行する。すなわち、まず、スポーツ−1のシナリオがシ
ナリオ・画像記憶部4から選択され、クライアント10
に配信される。そして、クライアント10においてシナ
リオが実行され、スポーツ−1に関するホームページの
紹介(図13参照)等の動作がクライアント10にて行
われる。そして、シナリオの最後には、図7に示したよ
うに、必ずこのホームページの感想を問う質問がなされ
る。ここではスポーツ−1のシナリオによって紹介され
たホームページの感想を問う質問がなされ、サーバ3
は、このホームページに対する感想(点数)をクライア
ント10から取得する。ついで、シナリオ配信手段は、
クライアント10から次のシナリオの要求を受信する
と、次のジャンルの音楽−1のシナリオをシナリオ・画
像記憶部4から選択してクライアント10に配信する。
そして、クライアント10において同様にシナリオが実
行され、サーバ3は、音楽−1のシナリオによって紹介
された音楽に関するホームページの感想(点数)をクラ
イアント10から取得し、サーバ3のシナリオ配信手段
は、クライアント10から次のシナリオの要求を受信す
ると、次は文学−1のシナリオを選択して配信する。つ
まり、矢印(1)に示すようにスポーツ−1、音楽−
1、文学−1、お笑い−1、クルマ−1、食べ物−1、
パソコン−1といったシナリオ進行となり、最終ジャン
ルまで終了すると、スポーツのジャンルに戻り(図10
の矢印(2)参照)、矢印(3)に示すようにスポーツ
−2、音楽−2・・パソコン−2と進み、最終ジャンル
まで終了すると、同様にスポーツのジャンルに戻り(図
10の矢印(4)参照)、矢印(5)に示すようにスポ
ーツ−1・・パソコン−3といったシナリオ進行とな
る。
【0046】そして、パソコン−3のシナリオがクライ
アント10にて終了し、サーバ3はスポーツ−1からパ
ソコン−3で紹介したホームページの点数を全て取得す
ると、これら取得したホームページの点数によって統計
を出し、ユーザが好むジャンルの順位付けを行う。この
統計の計算方法とは、取得した点数をジャンル毎に合計
し、この合計をそのジャンルにおけるシナリオ数(点数
が付けられたシナリオ数)で除算した平均点を算出する
ものである。なお、これら取得した点数は上述したよう
にユーザ操作記録表に記録されており、この統計の計算
の際にはユーザ操作記録表を用いて行われる。なお、3
順目の最終ジャンル(ここでは、パソコン)まで終了
後、順位付けするとしたが、もちろん3順目に限定され
るものではなく、4順目の最終ジャンルまで終了後、順
位付けするようにしてもよい。なお、以降においては、
上述した全ジャンルをN順(N=1,2・・・ )してシナ
リオを送信する動作を初期モードという。
【0047】そして、この計算によって算出された平均
点の高い順に、ジャンルを並べ替える。ここでは、説明
を簡単にするために、平均点の高い順にスポーツ、音
楽、文学、お笑い、クルマ、食べ物、パソコンになった
とする。そして、全てのジャンルを、点数によって2つ
に分ける。この分け方は、点数の低い2つのジャンル
(食べ物、パソコン)で構成する2軍と、残り(スポー
ツ、音楽、文学、お笑い、クルマ)のジャンルで構成す
る1軍とに分けるものである。なお、2軍の数を2つと
したが、この数に限定されるものではない。
【0048】図11は図10のジャンルを平均点に基づ
いて1軍と2軍とに区分け後のシナリオの進行順序を示
す図である。以下、図11を参照しながら1軍と2軍と
に分けた後のシナリオ進行を説明する。なお、1軍と2
軍とに区分後は、1軍に属するシナリオのみが、シナリ
オ進行の対象となる。すなわち、1軍となったジャンル
のシナリオのみが選択される。また、点数は図7のシナ
リオに従い、最高を100点、まぁまぁを75点、ふつ
うを50点、興味無いを25点、最低を0点として、以
下の説明を行う。まず、1軍のうち、1番点数が高いジ
ャンルのスポーツ−4のシナリオがシナリオ・画像記憶
部4から選択されてクライアント10に配信され、クラ
イアント10から取得した、このシナリオが紹介するホ
ームページに対する点数が75点より高い点数の場合に
は、同じジャンルの次のシナリオ(スポーツ−5)へ進
み、75点以下の点数の場合には、1軍のうち、2番目
に得点が高いジャンルの音楽−4のシナリオに進む。つ
まり、そのジャンルのシナリオが面白ければ、同じジャ
ンルの次のシナリオへ、面白くなければ、違うジャンル
のシナリオへ進むといった進行順序となる。
【0049】ただし、同じジャンルのシナリオが所定数
(ここでは2つとする)続いた場合には、2つ目のシナ
リオに対する点数が75点より高い点数であっても、同
じジャンルの次のシナリオには進まず、そのジャンルの
次に得点が高いジャンルのシナリオへ進む。つまり、ス
ポーツ−4からスポーツ−5のシナリオへ進行後、スポ
ーツ−5のシナリオに対する点数が75点より高くて
も、同じジャンルのシナリオが2つ続いたため、スポー
ツ−6のシナリオには進まず、音楽−4のシナリオに進
む。なお、このしきい値となる点数(ここでは75点と
した)及び同ジャンルのシナリオが連続可能な所定数
(ここでは2つとした)はこれに限られたものではな
く、任意に設定可能である。
【0050】上述のようにしてシナリオを進行してい
き、1軍のジャンルにおけるシナリオが終了すると(す
なわち、クルマ−4のシナリオにおいてこのシナリオに
対する点数が75点以下の場合、又はクルマ−5のシナ
リオにおいてこのシナリオに対する点数が75点より高
い場合)、全てのジャンルにおいて、ジャンル毎に上述
と同様の方法で平均点を算出する。なお、ここで、平均
点を算出するジャンルを、シナリオ進行の対象とした1
軍に属するジャンルではなく、全てのジャンルとしたの
は、上述したように、同じシナリオが複数のジャンルに
登録されている場合において、あるジャンルに属するシ
ナリオに点数が付けられると、他のジャンルに属するシ
ナリオにも点数が付けられるため、2軍とされたジャン
ルに点数が入ることがあるためである。
【0051】そして、2軍の数(すなわち2つ)に基づ
いて、1軍において平均点の低いジャンルと2軍に属す
るジャンルとを交換する。すなわち、1軍において平均
点の低い2つのジャンルと2軍に属する2つのジャンル
とを交換する。ここでは、1軍において平均点の高い順
にスポーツ、音楽、文学、お笑い、クルマであったとす
ると、図12に示すように1軍がスポーツ、音楽、文
学、食べ物、パソコンといったジャンルとなり、2軍が
お笑い及びクルマのジャンルとなる。そして、1軍にお
いて、平均点の高い順に並べ替える。なお、交換する数
を2軍の数に基づくとして説明したが、この数に限られ
るものではない。例えば1つとした場合には、1軍にお
いて平均点の低いジャンルと、2軍のジャンルにおいて
平均点の高いジャンルと交換するようにすればよい。
【0052】そして、1軍のジャンルにおいて上記と同
様の方法でシナリオの進行が行われ、シナリオが無くな
るまで繰り返される。
【0053】なお、あるジャンルにおけるシナリオが無
くなった場合には、そこでシナリオ進行を終了せず、そ
のジャンルを省いた他のジャンルにおいて、上述のシナ
リオ進行を続けて行う。また、全てのジャンルのシナリ
オが無くなった場合や、上述のようにあるジャンルにお
けるシナリオが無くなり、シナリオ進行を終了する場合
には、その旨のシナリオ(予め別途登録しておく)をク
ライアント10に配信し、ユーザに通知して、シナリオ
進行を終了する。
【0054】なお、図10に配置されている各ジャンル
毎のシナリオの配置位置は任意であり、例えば、シナリ
オ・画像記憶部4への登録順や、各ジャンルに属するシ
ナリオに対し優先度を設け、配置するようにしてもよ
い。
【0055】図15及び図16は上述のシナリオ進行順
序を示すフローチャートである。以下、シナリオ配信手
段が配信するシナリオ進行順序を、図15及び図16に
基づいて説明する。図14は図15及び図16における
変数及び定数の一部を説明する図である。まず、図14
に示した変数及び定数を説明する。 <変数> x:実行しているジャンル番号 y(x):ジャンル番号xにおけるシナリオの位置を示
す番号 <定数> X:シナリオ・画像記憶部4に記憶されているシナリオ
のジャンル数 Y(x):ジャンル番号xのシナリオ数 M:全てのジャンルを実行しなければならない初期モー
ドにおいて、同一ジャンルのシナリオが実行される所定
数 W:1軍のジャンル数 H:同一ジャンルのシナリオが連続して実行可能な最大
数 以上が図14に示された変数及び定数とその内容であ
る。
【0056】上記以外の他の変数及び定数を以下に説明
する。 <変数> c(x):ジャンル番号xのシナリオを実行した数 t(x):ジャンル番号xのシナリオに対して付与され
た点数の合計 a(x):ジャンル番号xのシナリオの平均点 f(x):ジャンル番号xのシナリオ全てが使用済み又
は無効のどちらかとなったか否かを示すフラグ(未使用
かつ有効なシナリオがある場合=0、全て使用済み又は
無効の場合=1) <定数> S:シナリオに対する点数のしきい値
【0057】まず、ユーザ情報記憶部5からデータを取
り出し(S31)、新規か否かを判断し(S32)、新
規であれば、y(1)〜y(X)を1に初期化し、それ
以外の変数(y(1)〜y(X)、c(1)〜c
(X)、t(1)〜t(X)、a(1)〜a(X))を
0に初期化する(S33)。そして、ジャンル番号xを
インクリメントし(S34)、そのジャンル番号xがジ
ャンル数X以下の場合で(すなわち、最終ジャンルまで
実行していない場合)(S35)、初期モードを終了し
ていなければ(S37)、x、y(x)の位置のシナリ
オが未使用かつ有効か否かを判断し(S38)、未使用
かつ有効であれば、x、y(x)の位置のシナリオをク
ライアント10に送信する(S39)。そして、クライ
アント10にてシナリオの実行が行われる。そのときの
サーバ3での処理(S40)は、図17のフローチャー
トに相当し、図17のフローチャートは上述したため、
ここでは、シナリオ進行順序と関連する処理のみ説明
し、その他の動作は重複するため省略する。
【0058】図17に示すように、シナリオ実行時、サ
ーバ3は、クライアント10から感想の点数又は終了命
令を受信すると、受信したデータをシナリオ配信手段へ
渡す。そして、その渡されたデータの内容が、感想の点
数であれば(S41)、t(x)に点数を加算して、ス
テップS39において配信したシナリオ(これと同じシ
ナリオであって、他のジャンルに登録されたシナリオを
含む)を使用済みとする(S42)。そして、そのジャ
ンル番号xのシナリオを実行した数c(x)をカウント
し(S43)、y(x)を1に初期化して(S44)、
ステップS34の処理に移行して同様の処理を繰り返し
行い、ジャンル番号xがジャンル数Xを超えたならば
(すなわち、最終ジャンルまで実行したならば)、ジャ
ンル番号xを1に戻して(S36)、ステップS37の
処理に移行する。なお、ステップS38において、x、
y(x)の位置のシナリオが使用済みの場合又は有効で
ない場合(上述したが、例えば有効期間を過ぎたシナリ
オの場合等)は、ジャンル番号xのシナリオであって未
使用かつ有効なシナリオを順次検索し(S38、S4
5)、見つかればそのシナリオを送信し(S39)、そ
のジャンル番号xにおいて見つからなければ(S4
6)、次のジャンルで検索すべくジャンル番号xをイン
クリメントし、y(x)を1に初期化して(S47)、
次のジャンルで同様に検索し、見つかるまで次々とジャ
ンルを進めて検索する。しかし、検索を続けて最終ジャ
ンルのシナリオにおいても未使用かつ有効な見つからな
ければ(S48)、該当するシナリオが無いため処理を
終了する。
【0059】また、ステップS41において、データの
内容が終了命令の場合には、初期モードとしてデータ
(x、y(1)〜y(X)、c(1)〜c(X)、t
(1)〜t(x)、a(1)〜a(X))をユーザ情報
記憶部5に保存して(S49)、処理を終了する。な
お、クライアント10にシナリオが送信されたものの、
点数が付けられずクライアント10からの終了命令によ
りそのシナリオを終了したとき、ステップS49で保存
されるジャンル番号は、その終了命令を受信した際に実
行されていたシナリオのジャンル番号である。ここで
は、そのジャンル番号を3として説明すると、保存され
るジャンル番号は3である。このため、次回実行するシ
ナリオのジャンル番号は4となる(ステップS34でイ
ンクリメントするため)が、ジャンル番号3のシナリオ
は点数が付与されず終了したため、このジャンル番号3
のシナリオから始めるものとして、ステップS49で保
存するジャンル番号はジャンル番号xから1減算した値
としてもよい。
【0060】上記処理の流れは、初期モードにおける処
理の流れを示しており、ステップS37においてc
(X)がM以上となると、すなわち、初期モードを終了
すると、平均点a(x)(x=1....X)を算出する
(S50〜S53)。そして、平均点の高い順にジャン
ル番号を割り振り直す(S54)。そして、y(x)〜
y(X)を1に初期化し、その他の変数を0に初期化す
る(S55)。そして、ジャンル番号xが1軍のジャン
ル数W以下の間(S57)、以下の処理を繰り返す。
【0061】ジャンル番号xをインクリメントし(S5
8)、そのジャンルのシナリオを実行した数c(x)
が、同一ジャンルのシナリオを連続して実行可能な最大
数Hより小さい場合は(S59)、ジャンル番号x、y
(x)の位置のシナリオが未使用かつ有効か否かを判断
し(S60)、未使用かつ有効であれば、そのシナリオ
をクライアント10に送信する(S61)。そして、ス
テップS62の処理に移行するが、ステップS62の処
理は、前述のステップS40の処理と同じであるため説
明を省略する。そして、データの内容が感想の点数であ
れば(S63)、t(x)に点数を加算し、送信したシ
ナリオ(これと同じシナリオであって、他のジャンルに
登録されたシナリオを含む)を使用済みとし(S6
4)、そのジャンル番号xのシナリオを実行した数c
(x)をカウントする(S65)。
【0062】そして、送信したシナリオに対するクライ
アント10からの点数がしきい値Sよりも高い場合には
(S66)、同一ジャンルのシナリオを送信すべく、シ
ナリオの位置を示す番号y(x)をインクリメントし
(S67)、同一ジャンルのシナリオであって、未使用
かつ有効なシナリオが見つかるまで順次検索する。しか
し、検索されずにジャンル番号xにおけるシナリオの位
置を示す番号y(x)が、そのジャンルにおけるシナリ
オ数Y(X)を超えた場合は(S68)、つまりそのジ
ャンルのシナリオ全てが使用済みまたは無効のどちらか
であるため、フラグを立て(S71)、ステップS69
の処理に移行する。
【0063】送信したシナリオに対する点数がしきい値
S以下である場合、ステップS66においてカウントさ
れたc(x)が同一ジャンルのシナリオを連続して実行
可能な最大数H以上になった場合(すなわち、同じジャ
ンルのシナリオが所定数続いた場合)及び上述したよう
に同一ジャンルのシナリオであって、未使用かつ有効な
シナリオを検索するものの、そのジャンルにおいて該当
するシナリオが見つからなかった場合は、次のジャンル
で検索すべく、xをインクリメントし、y(x)を1に
初期化して(S69)、同様に順次検索し、該当するシ
ナリオが見つかるまで次々とジャンルを進めて検索す
る。しかし、検索されずに、ジャンル番号xが1軍のジ
ャンル数Wを超えると(S57又はS70)、すなわ
ち、1軍のジャンルにおいて上記処理(S57〜S7
1)を終了すると、f(1)〜f(W)が全て1か否か
を判断し(S72)、f(1)〜f(W)が全て1では
ない場合には、平均点a(x)(x=1....X)を算出
して(S73〜S76)、ステップS54の処理に移行
し、平均点の高い順にジャンル番号を割り振り直す(S
54)。f(1)〜f(W)が全て1の場合には、シナ
リオが無いため処理を終了する。
【0064】なお、ステップS63において、データの
内容が終了命令であると判断すると、ユーザ情報記憶部
5にデータ(a(1)〜a(X)、y(1)〜y
(X)、c(1)〜c(X)、t(1)〜t(X)、f
(x)〜f(X)、x)を保存して(S77)、終了す
る。なお、このときのジャンル番号xも上記ステップS
49で説明した場合と同様に、そのときのジャンル番号
xから1減算した値としてもよい。
【0065】なお、図15及び図16のフローチャート
では、ステップS31において、データを取り出し、新
規でないと判断し、次いで、初期モードでないと判断し
た場合には(S56)、取り出したジャンル番号xをイ
ンクリメントした次のジャンル番号(S58)のシナリ
オであって、未使用かつ有効なシナリオを検索し、検索
されたシナリオをクライアント10に送信するようにし
ているが、最後に実行されたシナリオに対してクライア
ント10から付けられた感想の点数を参照し、点数がし
きい値よりも高ければ、そのシナリオと同じジャンルの
シナリオを送信し、しきい値以下であれば次のジャンル
のシナリオを送信するようにしてもよい。
【0066】本実施の形態1によれば、シナリオに基づ
いて、キャラクターが微笑む等のエージェント部32に
おける動画と音声変換部15による音声とによって情報
が提供されるので、従来の文字や静止画による情報の提
供と比較すると、視覚及び聴覚に訴え、情報の伝達を効
果的に行える情報提供システムを得ることができる。
【0067】クライアント10がシナリオに基づいて動
作する場合において、ホームページはWWWサーバ2か
ら取り込んで表示し、画像はこの画像ファイルに関する
情報(画像ファイル名又は画像ファイル情報)をサーバ
3に送信し、サーバ3は受信した情報に基づいて、必要
に応じてシナリオ・画像記憶部4から指示された画像フ
ァイルを読み出してクライアント10に送信し、クライ
アント10はこの画像を取り込んで表示するので、サー
バ3は従来のようにホームぺージ、画像及びコントロー
ル情報をまとめて送信する必要がなくなり、テキストデ
ータで構成されたシナリオ(従来のコントロール情報に
相当する)を配信するだけで上記のような効果的な情報
の伝達を行うことができる。これにより、プッシュ型の
情報提供システムをサーバ3の負荷を増大させることな
く実現できる。
【0068】また、サーバ3は、クライアント10に配
信したシナリオに対するユーザの回答(ホームページに
対する感想等)を、ユーザ毎にユーザ情報としてユーザ
情報記憶部5のユーザ操作記録表に記録管理し、シナリ
オ配信手段は、次にクライアント10に配信するシナリ
オを、このユーザ操作記録表のユーザ情報による統計的
データに基づいてシナリオ・画像記憶部4から選択して
クライアント10に配信するようにしたので、ユーザに
対し関心度が高い情報を提供することができる。
【0069】また、シナリオ配信手段は、同じジャンル
のシナリオを所定数連続して配信すると、次に配信する
シナリオを次のジャンルから選択して配信するようにし
たので、用意されたシナリオのなるべく全てをユーザに
提供することができる。
【0070】実施の形態2.本実施の形態2は、実施の
形態1のシナリオ進行順序において、シナリオに対して
数段階の優先度を設け、シナリオ配信手段は、その優先
度に基づいて、シナリオ・画像記憶部4から選択し配信
するようにしたものである。ここでは、優先度を以下に
示す3段階とする。
【0071】優先度大:ジャンルに関わらず最初に選択
する。 優先度中:このシナリオが属するジャンルのシナリオが
選択される際に最初に選択する。 優先度小:実施の形態1と同様の進行順序で選択する。 優先度大のシナリオとは、例えば全ユーザへの掲示的な
内容が含まれるシナリオである。優先度中のシナリオと
は、例えば時事的な内容が含まれるシナリオであり、一
例をあげると、あるモーターショーが10月1日から1
2月1日まで開催されているといった内容のシナリオが
あげられ、このシナリオの場合、実施の形態1のシナリ
オ進行において、クルマのジャンルのシナリオに進行す
る際に、最初に選択される。また、このように有効期間
(この例では10月1日から12月1日まで)があるシ
ナリオの場合には、有効期間を過ぎると無効シナリオと
なりシナリオ・画像記憶部4から消去される。優先度小
のシナリオとは、上述したように実施の形態1と同様の
進行順序で選択されるシナリオであって、すなわち、実
施の形態1で示したシナリオである。つまり、実施の形
態1のシナリオ進行は、全てのシナリオが優先度小であ
った場合の例である。
【0072】このように、本実施の形態2は実施の形態
1のシナリオ進行において、シナリオに対して数段階の
優先度を設け、その優先度に基づいて、シナリオ配信手
段に、シナリオ・画像記憶部4からシナリオを選択させ
て配信させるようにしたので、実施の形態1とほぼ同じ
作用及び効果が得られると共に、シナリオをそのシナリ
オの内容に応じて柔軟に配信することができる。
【0073】実施の形態3.図18は本実施の形態3の
クライアントとサーバの動作説明図である。図において
41は、小規模ネットワーク6を構成するプロバイダー
である。
【0074】本実施の形態3は、情報提供プログラムが
起動すると、実施の形態1と同様に、連動してWWWブ
ラウザも起動し、所定の画面が表示部13に表示され、
ついで、表示部13はユーザのID及びパスワードの入
力を促す画面を表示し、入力部11にて入力が行われる
と、メール確認要求手段22は、通信部12を介してサ
ーバ3に入力されたID、パスワード及びメール確認を
要求する旨のメール確認要求を送信し、要求を受信した
サーバ3のメール配信手段は、IDに基づいてユーザを
特定し、特定されたユーザ宛のメールが格納されたメー
ルサーバ23から、電子メール(以下、メールという)
を引き出してクライアント10に送信し、主制御部16
はメールを受信したことを認識すると、ブラウザ制御手
段17に指示してブラウザ部33にメールのタイトルを
表示(タイトルをHTML化して表示)させ、主制御部
16は入力部11によって任意のタイトルの選択が行わ
れたことを認識すると、選択されたメールをサーバ3に
要求し、要求を受信したサーバ3は、メールサーバ23
から指示されたメールを引き出し、メール内容をクライ
アント10に送信し、主制御部16はメール内容を受信
したことを認識すると、ブラウザ制御手段17に指示し
てブラウザ部33にメールの内容を表示(内容をHTM
L化して表示)させ、ユーザの任意により、メールの内
容を音声変換部15にて音声に変換して出力し、エージ
ェント制御手段21は、音声変換部15の出力に応じ
て、上述のように、例えばキャラクターの口が動いてい
るかのように画像をエージェント部32に表示するよう
制御するようにしたものである。
【0075】このように構成したことにより、情報提供
プログラムを起動させるだけで、特別な操作をすること
なく自動的に自分宛の電子メールの一覧が表示され、そ
の一覧から所望の電子メールを選択すると、選択された
電子メールの内容が表示され、また、任意により電子メ
ールの内容をキャラクターの動作と共に、音声で聞くこ
とができる。
【0076】このような上記各実施の形態に係る情報提
供システムは、インターネット等の大規模ネットワーク
1上でのサービスを提供する手段として活用することが
可能である。
【0077】また、このような各実施の形態に係る情報
提供システムをクローズネットでのサービスとして活用
することが可能である。例えば、イントラネット等の社
内ネット、地域型のクローズネット(ケーブルテレビ局
のインターネット接続も含む)等を管理するサーバにシ
ナリオを予め格納しておき、これらのネットワークの利
用者に、シナリオに基づいて情報を提供することで、初
心者、老若男女を問わず、誰もが不安感を持たずにイン
ターネットの世界を堪能できる。これにより、他のネッ
トワークに対して、これまで以上にそのネットワークの
独自性をアピールすることができる。
【0078】また、このような各実施の形態に係る情報
提供システムを広告として活用することが可能である。
例えば、WWWサーバ2におけるホームページの広告主
が、予め自己のホームページの内容を紹介するシナリオ
を用意してサーバ3から配信することにより、WWWブ
ラウザで自己のホームページを紹介しながら、内容を動
くキャラクターにより音声にて説明することができる。
例えば、キャラクターのナビゲーションの最中に、広告
主のホームページにジャンプして、その情報を喋らせる
ことができる。また、この広告の音声部分の更新、すな
わちシナリオの更新はネットワークを通じて簡単且つ容
易にできるので、最新の広告内容を迅速に提供すること
ができる。つまり、ニュースのように即時性のある広告
宣伝が可能となる。
【0079】なお、上記各実施の形態では、シナリオ管
理サーバと画像管理サーバとをサーバ3において一体化
して実現した例について説明したが、この組み合わせに
限られず、シナリオ管理サーバ、画像管理サーバ及びW
WWサーバ2のうち、任意の2又は3つのサーバを組み
合わせて、一体のサーバとして構成してもよい。また、
逆にそれぞれ独立したサーバとして構成してもよい。
【0080】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の一つの
態様によれば、サーバシステムは、シナリオをクライア
ントに送信し、クライアントにてこのシナリオを実行す
る際に各種の情報や画像情報が必要となる場合には、そ
れぞれの情報に対応するサーバがクライアントからの入
力に基づいて必要に応じて情報を読み出して送信するの
で、シナリオを実行する際に必要となるデータの全て
を、シナリオを送信する度に送信する必要がなく、送信
量が少なくすることができる。これにより、プッシュ型
の情報配信をサーバシステムの負荷を増大させることな
く実現できる。
【0081】本発明の他の態様によれば、クライアント
はシナリオを解析して、シナリオに基づいて情報及び画
像を表示すると共に、音を出力するので、提供したい情
報を画像及び音を用いて効果的にユーザに伝達すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1〜3のシステム構成を示
す図である。
【図2】表示部13の表示画面の一例を示す図である。
【図3】シナリオ・画像記憶部に登録されている複数の
シナリオの一例を示す図である。
【図4】ユーザ操作記録表の一例を示す図である。
【図5】サーバとクライアントとの通信手順を示す図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態1の動作説明図である。
【図7】シナリオの具体例を示す図である。
【図8】選択肢が表示されたエージェント部の表示画面
の一例を示す図である。
【図9】シナリオ実行時におけるクライアントの処理の
流れを示すフローチャートである。
【図10】シナリオの進行順序を示す図である。
【図11】1軍と2軍に区分後のシナリオの進行順序を
示す図である。
【図12】点数に基づいて並べ替えた後の1軍及び2軍
を示す図である。
【図13】図10の進行順序に従い表示部の表示画面の
変化を示す図である。
【図14】シナリオ進行における変数を示す図である。
【図15】サーバにおけるシナリオ進行順序を示すフロ
ーチャートである。
【図16】サーバにおけるシナリオ進行順序を示すフロ
ーチャートである。
【図17】シナリオ実行時におけるサーバの処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図18】本発明の実施の形態3の動作説明図である。
【符号の説明】
1 大規模ネットワーク 2 WWWサーバ(情報管理サーバ) 3 サーバ(シナリオ管理サーバ及び画像管理サーバ) 4 シナリオ・画像記憶部 5 ユーザ情報記憶部(評価データ記憶部) 7 公衆回線網 10 クライアント 11 入力部 12 通信部 13 表示部 14 記憶部(表示画像記憶部) 15 音声変換部 16 主制御部 17 ブラウザ制御手段(第1の表示制御手段) 18 情報提供手段 19 シナリオ要求手段 20 シナリオ解析手段 21 エージェント制御手段(第2の表示制御手段) 22 メール確認要求手段 23 メールサーバ 31 表示画面 32 エージェント部 33 ブラウザ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島村 伸之 東京都港区芝浦4丁目10番3号 株式会社 スカイコム内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントと回線を介して接続される
    サーバシステムであって、 該サーバシステムは、 各種の情報が記憶される情報記憶部を有する情報管理サ
    ーバと、 キャラクター画像を含む各種画像情報が記憶される画像
    記憶部を有する画像管理サーバと、 音声変換の対象となる第1のデータと、前記情報記憶部
    の情報を特定するための第2のデータと、前記画像記憶
    部の画像情報を特定するための第3のデータとを有する
    シナリオが複数記憶されるシナリオ記憶部と、前記クラ
    イアントからシナリオ要求があると、前記シナリオを前
    記シナリオ記憶部から選択して、前記回線を介してクラ
    イアントに配信するシナリオ配信手段とを有するシナリ
    オ管理サーバとを有し、 前記情報管理サーバは、前記クライアントから前記第2
    のデータに基づいた情報の要求があると、該当する情報
    を前記情報記憶部から読み出してクライアントに送信
    し、 前記画像管理サーバは、前記クライアントから前記第3
    のデータに基づいた画像情報に関する入力があると、該
    当する画像情報を必要に応じて前記画像記憶部から読み
    出してクライアントに送信することを特徴とするサーバ
    システム。
  2. 【請求項2】 前記シナリオ管理サーバは、前記配信し
    たシナリオに対するクライアントからの評価データを収
    集して記憶する評価データ記憶部を更に有し、 前記シナリオ配信手段が前記シナリオ記憶部から選択す
    るシナリオの順序は、前記評価データ記憶部の評価デー
    タに基づいて設定された順序とすることを特徴とする請
    求項1記載のサーバシステム。
  3. 【請求項3】 前記シナリオ記憶部には、前記各シナリ
    オが、予め決められた種類のいずれかにそれぞれ種別さ
    れて記憶され、 前記シナリオ配信手段は、前記評価データ記憶部の評価
    データに基づいて、前記種類に優先順位を設定し、前記
    評価データ記憶部の評価データを参照して、(a)配信
    したシナリオに対する評価が所定基準を満たすときは、
    次に、前記配信したシナリオと同一種類のシナリオを配
    信し、(b)配信したシナリオに対する評価が所定の基
    準を満たさないとき又は前記(a)の処理が所定回数繰
    り返されたときは、次に、前記優先順位に基づいた次の
    種類のシナリオを配信し、 上記(b)の処理を、前記優先順位に基づいた1番目か
    らm番目(1<m<n,nは最大種類数)までの種類か
    らなる第1の種類においてm回行うと、上記(a)及び
    (b)の処理にて配信したシナリオに対する前記評価デ
    ータ記憶部の評価データに基づいて、前記第1の種類に
    優先順位を設定し、第1の種類の下位側の種類とm+1
    番目からn番目までの種類からなる第2の種類とを同数
    で交換して、第1の種類及び前記第2の種類を更新し、 そして、前記(a)及び(b)の処理を繰り返すことを
    特徴とする請求項2記載のサーバシステム。
  4. 【請求項4】 前記画像管理サーバは、前記クライアン
    トから前記第3のデータに基づいた画像情報の要求があ
    ると、該当する画像情報を前記画像記憶部から読み出し
    てクライアントに送信することを特徴とする請求項1〜
    請求項3のいずれかに記載のサーバシステム。
  5. 【請求項5】 前記画像管理サーバは、前記クライアン
    トで保有している、前記第3のデータに基づいた画像情
    報に関する所定のデータをクライアントから受信する
    と、該所定のデータに基づいて、前記クライアントで保
    有している画像情報が所定の条件を満たすか否かを判断
    し、満たさない場合には、所定の条件を満たす前記第3
    のデータに基づいた画像情報をクライアントに送信する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載
    のサーバシステム。
  6. 【請求項6】 前記3つのサーバのうち、2又は3つの
    サーバが一体に構成されたことを特徴とする請求項1〜
    請求項5のいずれかに記載のサーバシステム。
  7. 【請求項7】 前記シナリオはテキストデータで成るこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
    サーバシステム。
  8. 【請求項8】 シナリオ要求があるとシナリオを配信す
    るシナリオ管理サーバと、各種の情報が記憶される情報
    記憶部の情報の要求があると該当する情報を前記情報記
    憶部から読み出して送信する情報管理サーバと、キャラ
    クター画像を含む各種画像情報が記憶される画像記憶部
    の画像情報に関する入力があると該当する画像情報を必
    要に応じて画像記憶部から読み出して送信する画像管理
    サーバと、回線を介して接続されるクライアントであっ
    て、 該クライアントは、表示部と、音声変換部と、前記画像
    管理サーバから取り込んだ画像情報が記憶される表示画
    像記憶部と、前記シナリオ管理サーバにシナリオを要求
    するシナリオ要求手段と、該シナリオ要求手段の要求に
    基づいて前記シナリオ管理サーバから配信されてくるシ
    ナリオを解析して、該シナリオに、音声変換の対象とな
    る第1のデータが含まれている場合には音声変換部に第
    1のデータを音に変換して出力させ、前記情報記憶部の
    情報を特定するための第2のデータが含まれている場合
    には前記第2のデータに基づいて前記情報管理サーバに
    情報を要求し、前記画像記憶部の画像情報を特定するた
    めの第3のデータが含まれている場合には、前記第3の
    データに基づいた画像情報の要求又は前記第3のデータ
    に基づいた画像情報に関する所定のデータを画像管理サ
    ーバに出力し、当該出力に基づいて画像管理サーバから
    画像情報が送信されてくる場合には前記画像情報を取り
    込んで、当該画像情報を表示画像記憶部に記憶するシナ
    リオ解析手段と、前記情報管理サーバからの情報を前記
    表示部に表示させる第1の表示制御手段と、前記表示画
    像記憶部の画像情報を前記表示部に表示させる第2の表
    示制御手段とを有することを特徴とするクライアント。
  9. 【請求項9】 前記クライアントは、前記シナリオに対
    する評価データを入力する入力手段を更に有し、該入力
    手段により入力されたシナリオに対する評価データを前
    記シナリオ管理サーバに送信することを特徴とする請求
    項8記載のクライアント。
  10. 【請求項10】 前記シナリオ解析手段は、前記画像記
    憶部の画像情報を特定するための第3のデータが含まれ
    ている場合には、前記表示画像記憶部を参照し、前記第
    3のデータに基づいた画像情報が無い場合には前記画像
    管理サーバに第3のデータに基づいた画像情報を要求
    し、前記画像管理サーバからの画像情報を前記表示画像
    記憶部に記憶することを特徴とする請求項8又は請求項
    9記載のクライアント。
  11. 【請求項11】 前記シナリオ解析手段は、前記画像記
    憶部の画像情報を特定するための第3のデータが含まれ
    ている場合には、前記表示画像記憶部を参照し、当該表
    示画像記憶部に第3のデータに基づいた画像情報が有る
    場合には、当該画像情報に関する所定のデータを画像管
    理サーバに送信し、該画像管理サーバにおいて前記所定
    のデータに基づいて前記表示画像記憶部の画像情報が所
    定の条件を満たすか否かが判断されて、所定の条件を満
    たさない場合に前記画像管理サーバから送信されてくる
    所定の条件を満たす画像情報を取り込んで、該画像情報
    を表示画像記憶部に記憶することを特徴とする請求項8
    〜請求項10のいずれかに記載のクライアント。
  12. 【請求項12】 クライアントと、シナリオを配信する
    シナリオ管理サーバと、各種の情報が記憶される情報記
    憶部を有する情報管理サーバと、キャラクター画像を含
    む各種画像情報が記憶される画像記憶部を有する画像管
    理サーバとが回線を介して接続される情報提供システム
    であって、 前記シナリオ管理サーバは、音声変換の対象となる第1
    のデータと、前記情報記憶部の情報を特定するための第
    2のデータと、前記画像記憶部の画像情報を特定するた
    めの第3のデータとを有するシナリオが複数記憶される
    シナリオ記憶部と、前記クライアントからシナリオ要求
    があると、前記シナリオを前記シナリオ記憶部から選択
    して、前記回線を介してクライアントに配信するシナリ
    オ配信手段とを有し、 前記情報管理サーバは、前記クライアントから前記第2
    のデータに基づいた情報の要求があると、該当する情報
    を前記情報記憶部から読み出してクライアントに送信
    し、 前記画像管理サーバは、前記クライアントから前記第3
    のデータに基づいた画像情報に関する入力があると、該
    当する画像情報を必要に応じて前記画像記憶部から読み
    出してクライアントに送信し、 前記クライアントは、表示部と、音声変換部と、前記画
    像管理サーバから取り込んだ画像情報が記憶される表示
    画像記憶部と、前記シナリオ管理サーバにシナリオを要
    求するシナリオ要求手段と、該シナリオ要求手段の要求
    に基づいて前記シナリオ管理サーバから配信されてくる
    シナリオを解析して、該シナリオに、音声変換の対象と
    なる第1のデータが含まれている場合には音声変換部に
    第1のデータを音に変換して出力させ、前記情報記憶部
    の情報を特定するための第2のデータが含まれている場
    合には前記第2のデータに基づいて前記情報管理サーバ
    に情報を要求し、前記画像記憶部の画像情報を特定する
    ための第3のデータが含まれている場合には、前記第3
    のデータに基づいた画像情報の要求又は前記第3のデー
    タに基づいた画像情報に関する所定のデータを画像管理
    サーバに出力し、当該出力に基づいて画像管理サーバか
    ら画像情報が送信されてくる場合には前記画像情報を取
    り込んで、当該画像情報を表示画像記憶部に記憶するシ
    ナリオ解析手段と、前記情報管理サーバからの情報を前
    記表示部に表示させる第1の表示制御手段と、前記表示
    画像記憶部の画像情報を前記表示部に表示させる第2の
    表示制御手段とを有することを特徴とする情報提供シス
    テム。
  13. 【請求項13】 クライアントと、該クライアントと回
    線を介して接続されるサーバとを有し、 前記サーバは、前記クライアントから、該クライアント
    を特定する情報を含むメール確認要求があったときに、
    前記クライアントを特定する情報に基づいて、文書名及
    び前記文書名に対応した文書から構成される電子メール
    が格納されるメールサーバから前記クライアント宛の電
    子メールを収集してクライアントに配信するメール配信
    手段を有し、 前記クライアントは、入力手段と、キャラクター画像を
    含む各種画像情報が記憶される表示画像記憶部と、前記
    クライアントを特定する情報を含むメール確認要求を前
    記サーバに送信するメール確認要求手段と、前記メール
    配信手段から配信された電子メールに基づいて、前記文
    書名を前記表示部に表示し、前記表示部に表示された前
    記文書名のうち、前記入力手段により所望の文書名が選
    択されると、前記選択された文書名に対応した文書を前
    記表示部に表示する第1の表示制御手段と、音に変換す
    るよう指示があると、前記選択された文書を音に変換し
    て出力する音声変換部と、該音声変換部の出力に応じ
    て、前記表示画像記憶部からキャラクター画像を読み出
    して、前記表示部に表示する第2の表示制御手段とを有
    ることを特徴とする情報提供システム。
  14. 【請求項14】 クライアントと回線を介して接続され
    るサーバシステムの演算処理をするためのプログラムを
    記録した媒体であって、 クライアントからシナリオの要求があると、音声変換の
    対象となる第1のデータと、各種の情報が記憶される情
    報記憶部の情報を特定するための第2のデータと、キャ
    ラクター画像を含む各種画像情報が記憶される画像記憶
    部の画像情報を特定するための第3のデータとを有する
    シナリオが複数記憶されるシナリオ記憶部からシナリオ
    を選択させ、該シナリオを前記回線を介してクライアン
    トに配信させ、 前記第2のデータに基づいた情報の要求があると、該当
    する情報を情報記憶部から読み出してクライアントに送
    信させ、 前記第3のデータに基づいた画像情報に関する入力があ
    ると、該当する画像情報を必要に応じて前記画像記憶部
    から読み出してクライアントに送信させることを特徴と
    するサーバシステムの演算処理プログラムを記録した媒
    体。
  15. 【請求項15】 前記各シナリオを、予め決められた種
    類のいずれかにそれぞれ種別して前記シナリオ記憶部に
    記憶させ、 配信したシナリオに対するクライアントからの評価デー
    タを収集させ、収集した評価データに基づいて、前記種
    類に優先順位を設定させ、そして、評価データを参照し
    て、(a)配信したシナリオに対する評価が所定基準を
    満たしている場合には、次に、前記配信したシナリオと
    同一種類のシナリオを配信させ、(b)配信したシナリ
    オに対する評価が所定の基準を満たさないとき又は前記
    (a)の処理が所定回数繰り返されたときは、次に、前
    記優先順位に基づいた次の種類のシナリオを配信させ、 上記(b)の処理を、前記優先順位に基づいた1番目か
    らm番目(1<m<n,nは最大種類数)までの種類か
    らなる第1の種類においてm回行うと、上記(a)及び
    (b)の処理にて配信したシナリオに対する前記評価デ
    ータ記憶部の評価データに基づいて、前記第1の種類に
    優先順位を設定させ、第1の種類の下位側の種類とm+
    1番目からn番目までの種類からなる第2の種類とを同
    数で交換して、第1の種類及び前記第2の種類を更新さ
    せ、 そして、前記(a)及び(b)の処理を繰り返させるこ
    とを特徴とする請求項14記載のサーバシステムの演算
    処理プログラムを記録した媒体。
  16. 【請求項16】 シナリオ要求があるとシナリオを配信
    するシナリオ管理サーバと、各種の情報が記憶される情
    報記憶部の情報の要求があると該当する情報を前記情報
    記憶部から読み出して送信する情報管理サーバと、キャ
    ラクター画像を含む各種画像情報が記憶される画像記憶
    部の画像情報に関する入力があると該当する画像情報を
    必要に応じて画像記憶部から読み出して送信する画像管
    理サーバと、回線を介して接続されるクライアントの演
    算処理をするためのプログラムを記録した媒体であっ
    て、 前記シナリオ管理サーバにシナリオを要求させ、要求に
    基づいて前記シナリオ管理サーバから配信されてくるシ
    ナリオを解析して、該シナリオに、音声変換の対象とな
    る第1のデータが含まれている場合には音声変換部に第
    1のデータを音に変換して出力させ、前記情報記憶部の
    情報を特定するための第2のデータが含まれている場合
    には前記第2のデータに基づいて前記情報管理サーバに
    情報を要求し、前記画像記憶部の画像情報を特定するた
    めの第3のデータが含まれている場合には、前記第3の
    データに基づいた画像情報の要求又は前記第3のデータ
    に基づいた画像情報に関する所定のデータを画像管理サ
    ーバに出力させ、当該出力に基づいて画像管理サーバか
    ら画像情報が送信されてくる場合には前記画像情報を取
    り込んで、当該画像情報を表示画像記憶部に記憶させ、
    前記情報管理サーバからの情報を表示部に表示させ、前
    記表示画像記憶部の画像情報を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とするクライアントの演算処理プログラムを
    記録した媒体。
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