JP2002259165A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2002259165A
JP2002259165A JP2001050660A JP2001050660A JP2002259165A JP 2002259165 A JP2002259165 A JP 2002259165A JP 2001050660 A JP2001050660 A JP 2001050660A JP 2001050660 A JP2001050660 A JP 2001050660A JP 2002259165 A JP2002259165 A JP 2002259165A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが参照して楽しむことができる記録文書
を作成する情報処理装置を提供する。 【解決手段】情報処理装置は、仮想的な人格を持つキャ
ラクタを画面に表示させる手段と、所定の質問をキャラ
クタが情報処理装置のユーザに話しかける態様で出力し
ユーザに質問に対する回答の入力を促す手段と、ユーザ
から入力された回答に係る回答情報を記憶する手段と、
キャラクタが一人称で記載した文体を持つ記録文書のフ
ォームを記憶した手段と、フォームと回答情報を組み合
わせることにより所定期間に対応する記録文書を作成す
る手段と、作成された記録文書を記憶する手段とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録文書を自動的
に作成する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等のコン
ピュータでは、ユーザの作業ログとして、コンピュータ
の起動時刻及び終了時刻,リブート回数等を記憶装置に
自動的に記録するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た作業ログの記録機能は、起動時刻等の決められた項目
を単に記録するに過ぎないものであるため、その記録自
体は無味乾燥なものであり、ユーザが参照して楽しむ性
格のものではなかった。
【0004】本発明は、ユーザが参照して楽しむことが
できる記録文書を作成する情報処理装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため以下のようにした。
【0006】即ち、本発明は、情報処理装置であって、
仮想的な人格を持つキャラクタの画像を画面に表示させ
るキャラクタ表示手段と、所定の質問を前記キャラクタ
が前記情報処理装置のユーザに話しかける態様で出力
し、ユーザに質問に対する回答の入力を促す質問手段
と、ユーザから入力された回答に係る回答情報を記憶す
る回答記憶手段と、前記キャラクタが一人称で記載した
文体を持つ記録文書のフォームを記憶したフォーム記憶
手段と、前記フォームと前記回答情報を組み合わせるこ
とにより、所定期間に対応する記録文書を作成する文書
作成手段と、作成された記録文書を記憶する文書記憶手
段と、を含む。
【0007】本発明によれば、ユーザがキャラクタから
の質問に対する回答を入力すると、その回答を含んだ記
録文書が、キャラクタが一人称で記載した場合の文体で
作成される。記録文書は、キャラクタが一人称で記載し
た場合の文体を持つため、キャラクタの仮想的な人格が
反映された文章となり、記録文書にユーザの回答が組み
込まれることで、キャラクタがユーザを観察した状態の
記録文書が作成される。これによって、ユーザは、記録
文書を、自身が記録文書を作成する場合に比べて興味を
もって参照することができる。
【0008】また、本発明は、ユーザの前記情報処理装
置を用いた作業に関する作業情報を記録する作業情報記
憶手段をさらに含み、前記文書作成手段は、前記フォー
ム,前記回答情報及び前記作業情報を組み合わせた記録
文書を作成する、構成とするのが好ましい。
【0009】これによって、ユーザは、自身の行動がよ
り詳細に観察された記録文書を参照することができ、情
報量の多い記録文書を得ることができる。
【0010】さらに、本発明は、他の情報処理装置にネ
ットワークを通じてアクセスし、この他の情報処理装置
から所定の情報を取得する取得手段をさらに備え、前記
文書作成手段は、前記フォーム,前記回答情報,前記作
業情報及び前記取得手段によって取得された情報を組み
合わせた記録文書を作成する、構成とするのが好まし
い。
【0011】所定の情報は、例えば、ニュースや天気に
関する情報である。このようにすれば、ユーザが記録文
書に組み込まれたニュースや天気等の所定の情報を参照
することで、記録文書に記録された自身の回答を容易に
思い出すことができ、興味深い記録文書を得ることがで
きる。
【0012】また、本発明は、他の情報処理装置にネッ
トワークを通じてアクセスし、この他の情報処理装置か
ら所定の情報を取得する取得手段をさらに備え、前記質
問手段は、前記取得手段によって取得された情報に関す
る質問を前記キャラクタが前記情報処理装置のユーザに
話しかける態様で出力し、ユーザに質問に対する回答の
入力を促す、構成とするのが好ましい。
【0013】特に、前記取得手段は、所定の情報として
時事情報を取得し、前記質問手段は、前記取得手段によ
って取得された時事情報に関する感想の入力を前記キャ
ラクタが前記情報処理装置のユーザに話しかける態様で
促し、前記文書作成手段は、前記フォーム,前記時事情
報,及び前記感想を組み合わせた記録文書を作成する、
構成とするのが望ましい。
【0014】このようにすれば、時事情報に対する感想
を含む記録文書をユーザが容易に作成することが可能に
なる。
【0015】本発明は、上述した情報処理装置と同様の
特徴を持つ情報処理装置の記録文書作成方法,情報処理
装置に記録文書作成処理を実行させるためのプログラ
ム,そのプログラムを記録した記録媒体として特定する
こともできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。実施形態の構成は例示であり、
本発明は実施形態の構成に限定されない。
【0017】図1は、実施形態による情報処理装置11
の構成図である。図1において、情報処理装置11は、
例えば、パーソナルコンピュータ,ワークステーショ
ン,モバイルコンピュータを用いて構成される。情報処
理装置11は、図示しないCPUと、このCPUにバス
を介して接続されたメインメモリ(図示せず),二次記憶
(記憶装置)12,及び通信処理を司る通信制御装置(図
示せず)を備えている。
【0018】また、情報処理装置11は、図示しないC
PUにバスを介して接続された入力装置13(キーボー
ド,ポインティングデバイス),及びディスプレイ14
を備えている。また、情報処理装置11は、図示しない
がマイクロフォン及びスピーカを備えている。
【0019】図示しない通信制御装置は通信回線を収容
しており、情報処理装置11は通信回線を通じてインタ
ーネット15に接続される。これによって、情報処理装
置11は、インターネット15を通じてWebサーバ1
6にアクセスし、インターネット上のコンテンツをダウ
ンロードすることができる。
【0020】情報処理装置11のCPUは、記憶装置1
2に記憶された各種のプログラムをメインメモリにロー
ドして実行することによって、エージェント処理部17
を実現する。エージェント処理部17は、エージェント
表示部18,エージェント作業部19としての機能を持
つ。
【0021】エージェント処理部17によって、擬人化
エージェントが情報処理装置11上に常駐している環境
が情報処理装置11のユーザに与えられる。擬人化エー
ジェントは、グラフィック(画像)による所定(例えば、
人、動物)の外見を有し、テキスト表示,音声出力,ア
ニメーション等によって人間的な振る舞いを見せる仮想
的な人格を表現するキャラクタであり、ユーザからのテ
キスト入力や音声による指示に対し、人間的な振る舞い
を持って対応する。例えば、ユーザからの指示に対する
回答は、擬人化エージェントの台詞として吹き出し内に
表示されたテキスト,及び/又は音声によってユーザに
提供される。台詞は、擬人化エージェント18に設定さ
れた仮想的な人格を反映した口調となっている。これに
より、台詞は、擬人化エージェントの人格に応じて、丁
寧であったり不作法であったりする。
【0022】エージェント表示部17は、記憶装置12
に記憶された擬人化エージェントのグラフィックスデー
タを用いて擬人化エージェントの画像をディスプレイ1
4に表示させる。また、擬人化エージェントの画像のア
ニメーション表示を制御する。擬人化エージェントの画
像は、ユーザ・インターフェイスとして機能し、ユーザ
は、擬人化エージェントに命令を与えることで、ユーザ
が自発的な情報処理装置11の操作によって行わなけれ
ばならなかった作業を、擬人化エージェントに行わせる
ことができる。擬人化エージェントによる作業の受付及
び作業報告は、ユーザと擬人化エージェントとの会話形
式で行われる。
【0023】例えば、ユーザは、擬人化エージェントに
対し、「ゴミ箱」の整理(不要ファイルの抽出・削除),
タイマやアラームの設定,インターネット15上のコン
テンツのダウンロード(インターネット検索)等を、擬人
化エージェントに命令することができる。エージェント
作業部19は、擬人化エージェントがユーザから命令さ
れた作業に対応する処理を司る。作業が終わると、その
作業報告が擬人化エージェントの台詞としてユーザに提
供される。
【0024】情報処理装置11は、擬人化エージェント
(キャラクタ)がユーザを観察する形式での記録文書を自
動的に作成する機能を持つ。本実施形態では、擬人化エ
ージェントが、ユーザを観察した日記をつける。このた
め、エージェント処理部17は、さらに、設定部20,
ハードウェア情報取得部21,作業ログ取得部22,質
問部23,及び記録文書作成部24としての機能を持
つ。
【0025】設定部20は、記録文書の内容(記録項
目),記録文書に記録する情報の収集方法,ユーザに対
する質問内容(質問項目)等の、記録文書を作成する上に
当たっての詳細な設定を行う。この設定は、擬人化エー
ジェントとユーザとの会話形式により、ユーザが設定に
係る情報を入力装置13を用いて入力することにより行
われる。設定部20は、設定された記録項目及び収集方
法を設定情報25として記憶装置12に記憶し、設定さ
れた質問内容を質問情報26として記憶装置12に記憶
する。
【0026】記録項目は、例えば、日付,曜日,エージ
ェントの作業内容,情報処理装置の起動時刻,終了時
刻,リブート(再起動)回数等のハードウェア情報27
A,ユーザの情報処理装置11に搭載されたアプリケー
ションを用いた作業に係る情報(作業ログ情報28),ニ
ュース情報29,天気情報30等である。
【0027】収集方法は、例えば、情報処理装置11内
部で記憶された情報の収集,インターネットからの収集
である。質問内容は、例えば、ユーザの体調,気分,心
境,,状況,収集された情報に対する感想である。
【0028】ハードウェア情報取得部21は、記憶装置
12に記憶された設定情報に基づき、情報処理装置11
のハードウェアに関する情報を取得し、ハードウェア情
報27Aとして記憶装置12に記憶する。
【0029】作業ログ取得部22は、記憶装置12に記
憶された設定情報に基づき、ユーザが情報処理装置11
に搭載されたアプリケーションを用いて作業を行った場
合に、その作業に関する情報を取得し、作業ログ情報2
8として記憶装置12に記憶する。作業ログ取得部22
は、ユーザがその日のうちに複数のアプリケーションを
使用した場合には、アプリケーション毎に作業ログ情報
28を取得・記憶する。
【0030】エージェント作業部19は、設定情報25
に基づき、ユーザによる擬人化エージェントへの命令に
対応する処理を実行すると、その処理内容を作業ログ情
報28として記憶装置12に記憶する。
【0031】また、エージェント作業部19は、質問情
報26に基づいて、定期又は不定期にインターネット1
5に接続し、設定された質問内容の元になるコンテンツ
(所定の情報)をWebサーバ16からダウンロードす
る。所定の情報は、例えば、Webサーバ16に用意さ
れたニュース29や天気情報30である。エージェント
作業部19は、ダウンロードしたニュース情報29や天
気情報30を記憶装置12に記憶する。
【0032】質問部23は、設定された質問情報に基づ
く質問及びその回答の入力を所定のタイミングで擬人化
エージェントの台詞としてユーザに提供する。これによ
って、擬人化エージェントがユーザに話しかける態様で
質問が提供され、その回答の入力がユーザに促される。
ユーザは、ディスプレイ14にテキストで表示及び/又
はスピーカから音声出力された質問に対し、テキスト入
力又は音声入力によって回答情報を入力する。質問部2
3は、入力された回答情報27を記憶装置12に記憶す
る。
【0033】このとき、質問情報として収集された情報
に基づく質問を行う設定が施されている場合には、質問
部23は、記憶装置12に記憶されたハードウェア情報
27A,作業ログ情報28,ニュース情報29,天気情
報30に基づく質問を行う。このとき、質問部23は、
質問として、ニュース情報29や天気情報30等の時事
情報に対する感想を求めることもできる。質問部23
は、質問に対する回答(時事情報に対する感想を含む)
を、回答情報27として記憶装置12に記憶する。
【0034】記録文書作成部24は、記憶装置12に記
憶された定型文情報31と、記憶装置12に記憶された
その日のハードウェア情報27A,作業ログ情報28,
ニュース情報29,天気情報30,及び回答情報27と
を組み合わせることによって記録文書(日記)を作成す
る。
【0035】図2は、定型文情報31の説明図である。
定型文情報31は、記録文書のフォームであり、擬人化
エージェント(キャラクタ)が一人称で記載した場合の文
体で形成された空欄を持つ複数の文書要素からなる。各
文書要素は、設定情報25及び質問情報26の内容に応
じて記録文書から外すことが可能になっている。
【0036】図2の例を用いて説明すると、定型文情報
31は、ブロックB1〜B11に区分けされた複数の文
書要素からなる定型文の情報である。
【0037】ブロックB1は、設定情報25において、
記録文書への挿入が設定された情報を示す文書要素のブ
ロックである。ブロックB1は、曜日が記載されるブロ
ックであり、ブロックB2は、今日の主なニュースの概
要を示す文章(ニュース情報29)が記載されるブロック
であり、ブロックB3は、今日の天気に係る情報(天
候,最高/最低気温,風速,等)を示す文章(天気情報3
0)が記載されるブロックである。各ブロックB1,B
2,B3の文書要素は、設定情報25にて記録がONに
設定されていると記録文書に含められ、OFFに設定さ
れていると記録文書から外される。
【0038】ブロックB4,B5,B6は、質問部23に
よって得られたユーザの回答情報27を含む文書要素の
ブロックである。ブロックB4は、体調に対するユーザ
の回答を示す文章が記載されるブロックであり、ブロッ
クB5は、ニュース情報29(時事情報)の内容とそのニ
ュースに対するユーザの回答を示す文章が記載されるブ
ロックであり、ブロックB6は、天気情報30(時事情
報)の内容とその天気情報に対するユーザの回答を示す
文章が記載されるブロックである。各ブロックB4,B
5,B6は、質問情報26にて質問がONに設定されて
いると記録文書に含められ、OFFに設定されていると
記録文書から外される。
【0039】ブロックB8は、エージェント作業部19
によって行われた処理(擬人化エージェントの作業)の内
容を含む文書要素のブロックである。ブロックB8は、
設定情報25にて記録がONに設定されていると記録文
書に含められ、OFFに設定されていると記録文書から
外される。
【0040】ブロックB9は、ハードウェア情報取得部
21によって得られるハードウェア情報27Aを含む文
書要素のブロックである。ブロックB9は、設定情報2
5にて記録がONに設定されていると記録文書に含めら
れ、OFFに設定されていると記録文書から外される。
【0041】ブロックB10は、作業ログ情報取得部2
0によって得られる作業ログ情報28を含む文書要素の
ブロックである。この例では、アプリケーション毎の作
業ログ情報28を記録文書に残すフォームが用意されて
いる。ブロックB10は、設定情報25にて記録がON
に設定されていると記録文書に含められ、OFFに設定
されていると記録文書から外される。
【0042】ブロックB11は、日付が記載されるブロ
ックであり、記録文書が日記である体裁を保つため、記
録文書から外すことが不可能になっている。
【0043】記録文書作成部24は、記録文書に含める
ように設定された各ブロックの文章に設けられた空欄
(図2では括弧〈〉で表現)に、対応する情報を挿入する
こTによって記録文書を作成する。記録文書作成部24
は、作成した記録文書を記憶装置12に保存する。な
お、図2に示す例では、文章の順序は固定であるが、設
定により各ブロックの優先順位を決定し、優先順位に従
って文章が並べ替えられるようにしても良い。
【0044】図3は、情報処理装置11の動作例を示す
フローチャートである。情報処理装置11を起動した日
には、図3に示す動作が行われる。即ち、記録文書に記
録する情報が、設定情報25及び質問情報26に基づい
て収集され、記憶装置12に記憶される(ステップS
1)。このとき、擬人化エージェントにより適当なタイ
ミングでユーザに質問が提供され、ユーザは、その質問
に対する回答を入力する。質問のタイミングは、ユーザ
が長い作業の間でたまに応えるように質問するのが好ま
しい。
【0045】その後、所定のタイミング(例えば、情報
処理装置11の終了指示の入力時,次回の情報処理装置
11の起動時,ユーザが所定日の記録文書の作成を指示
したとき、等)で記録文書作成部24が起動する。
【0046】記録文書作成部24は、設定情報25及び
質問情報25に基づき、定型文情報31から必要なブロ
ックを抽出し、抽出したブロックの空欄に当てはめるべ
き情報を記憶装置12から読み出して各空欄に当てはめ
ることによって記録文書(日記)を作成する(ステップS
2)。図4に作成された記録文書の例を示す。そして、
記録文書作成部24は、作成した記録文書を記憶装置1
2に記憶する(ステップS3)。
【0047】その後、ユーザが作成された記録文書の表
示を擬人化エージェントに指示すると、エージェント処
理部17が、記録文書(日記)をディスプレイ14に表示
する。このとき、記録文書は、ディスプレイ14に表示
されるウィンドウ中に表示するようにしても良く、擬人
化エージェントの台詞(吹き出し内のテキスト)として提
供されるようにしても良い。また、テキスト表示された
記録文書を擬人化エージェントが読み上げる(音声出力
する)ようにしても良い。
【0048】本発明によれば、コンピュータ上の作業ロ
グを無味乾燥に自動記録するのではなく、擬人化エージ
ェントの一人称で、「ユーザを観察する」形での記録文
書(日記)を自動的に作成することができる。これによっ
て、記録文書の内容に面白みを付加することができると
ともに、擬人化エージェントの利用を喚起することがで
きる。
【0049】さらに、情報処理装置11の稼働中に擬人
化エージェントが自動的に収集できないような情報を質
問に対する回答としてユーザから入力させて取得し、入
力された回答情報を記録文書中に付加する。これによっ
て、ユーザは、適宜のタイミングで発せられた質問に答
えるだけで、さらに面白み(興味)が付加された精度の高
い記録文書を得ることができる。
【0050】また、記録文書に日付や曜日だけでなく、
その日に起こったトップ・ニュースの見出し等をネット
ワーク経由でサーバから取得し記録文書に付加するの
で、ユーザは、後日記録文書を参照した場合にその日が
どのような日であったかを容易に思い出すことができ
る。
【0051】さらに、インターネットからダウンロード
された時事情報(ニュース情報,天気情報)に対する回答
(感想)を記録文書に残すことができる。一般に、ユーザ
が時事情報に対する感想文を残す場合には、その時事情
報を感想文の内容に含める作業(時事情報を文書中に含
める,新聞等のスクラップを貼り込む等の作業)が必要
になる。この作業の面倒さから、ユーザが記録文書を残
さなかったり、残すことをあきらめたりすることが多
い。
【0052】本発明によれば、感想部分だけを質問に対
する回答として入力することで、時事情報とこれに対す
る感想とを含む充実した内容の記録文書を残すことがで
きる。このように、作業が省力化することで、ユーザが
時事情報に対する感想を残すことを強く喚起することが
でき、ユーザは、作成された記録文書を当時の心境や状
況を思い返す資料として使用することができる。
【0053】質問として提供される時事情報の内容は、
ユーザの嗜好度の内容に合わせた情報でも、ランダムに
選択されたものであっても良い。ランダムに選択される
場合には、ユーザが特に意識していなかった時事情報に
対する感想をも残すことができる。これによって、後
日、その記録文書から当時関心を持っていなかった時事
情報に対する心境又は状況について思い返す機会を与え
ることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが参照して楽し
むことができる記録文書を作成する情報処理装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による情報処理装置の構成例
を示す図
【図2】定型文情報の説明図
【図3】情報処理装置の動作を示すフローチャート
【図4】作成された記録文書の例を示す図
【符号の説明】
11 情報処理装置 12 記憶装置(記録媒体,回答記憶手段,フォーム記
憶手段,作業情報記憶手段) 13 入力装置(入力手段) 14 ディスプレイ(出力手段) 15 インターネット 16 Webサーバ 17 エージェント処理部 18 エージェント表示部(キャラクタ表示手段) 19 エージェント作業部(取得手段) 20 設定部 21 ハードウェア情報取得部 22 作業ログ情報取得部 23 質問部(質問手段) 24 記録文書作成部(文書作成部) 25 設定情報 26 質問情報 27 回答情報 27A ハードウェア情報 28 作業ログ情報 29 ニュース情報(時事情報) 30 天気情報(時事情報) 31 定型文情報

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仮想的な人格を持つキャラクタの画像を画
    面に表示させるキャラクタ表示手段と、 所定の質問を前記キャラクタが前記情報処理装置のユー
    ザに話しかける態様で出力し、ユーザに質問に対する回
    答の入力を促す質問手段と、 ユーザから入力された回答に係る回答情報を記憶する回
    答記憶手段と、 前記キャラクタが一人称で記載した文体を持つ記録文書
    のフォームを記憶したフォーム記憶手段と、 前記フォームと前記回答情報を組み合わせることによ
    り、所定期間に対応する記録文書を作成する文書作成手
    段と、 作成された記録文書を記憶する文書記憶手段と、 記憶された記録文書を出力する出力手段と、を含む情報
    処理装置。
  2. 【請求項2】ユーザの前記情報処理装置を用いた作業に
    関する作業情報を記録する作業情報記憶手段をさらに含
    み、 前記文書作成手段は、前記フォーム,前記回答情報及び
    前記作業情報を組み合わせた記録文書を作成する、請求
    項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】他の情報処理装置にネットワークを通じて
    アクセスし、この他の情報処理装置から所定の情報を取
    得する取得手段をさらに備え、 前記文書作成手段は、前記フォーム,前記回答情報,前
    記作業情報及び前記取得手段によって取得された情報を
    組み合わせた記録文書を作成する、請求項2記載の情報
    処理装置。
  4. 【請求項4】他の情報処理装置にネットワークを通じて
    アクセスし、この他の情報処理装置から所定の情報を取
    得する取得手段をさらに備え、 前記質問手段は、前記取得手段によって取得された情報
    に関する質問を前記キャラクタが前記情報処理装置のユ
    ーザに話しかける態様で出力し、ユーザに質問に対する
    回答の入力を促す、請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記取得手段は、所定の情報として時事情
    報を取得し、 前記質問手段は、前記取得手段によって取得された時事
    情報に関する感想の入力を前記キャラクタが前記情報処
    理装置のユーザに話しかける態様で促し、 前記文書作成手段は、前記フォーム,前記時事情報,及
    び前記感想を組み合わせた記録文書を作成する、請求項
    4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】情報処理装置の記録文書作成方法であっ
    て、 情報処理装置が、 仮想的な人格を持つキャラクタの画像を画面に表示させ
    るステップと、 所定の質問を前記キャラクタが前記情報処理装置のユー
    ザに話しかける態様で出力し、ユーザに質問に対する回
    答の入力を促すステップと、 ユーザから入力された回答に係る回答情報を記憶するス
    テップと、 前記キャラクタが一人称で記載した文体を持つ記録文書
    のフォームを読み出すステップと、 前記フォームと前記回答情報を組み合わせることによ
    り、所定期間に対応する記録文書を作成するステップ
    と、 作成された記録文書を記憶するステップと、を含む情報
    処理装置の記録文書作成方法。
  7. 【請求項7】コンピュータが記録文書作成処理を実行す
    るためのプログラムであって、 コンピュータに、 仮想的な人格を持つキャラクタの画像を画面に表示させ
    るステップと、 所定の質問を前記キャラクタが前記情報処理装置のユー
    ザに話しかける態様で出力し、ユーザに質問に対する回
    答の入力を促すステップと、 ユーザから入力された回答に係る回答情報を記憶するス
    テップと、 前記キャラクタが一人称で記載した文体を持つ記録文書
    のフォームを読み出すステップと、 前記フォームと前記回答情報を組み合わせることによ
    り、所定期間に対応する記録文書を作成するステップ
    と、 作成された記録文書を記憶するステップと、を実行させ
    るプログラム。
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