JPH11241461A - 面 戸 - Google Patents
面 戸Info
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- JPH11241461A JPH11241461A JP5893698A JP5893698A JPH11241461A JP H11241461 A JPH11241461 A JP H11241461A JP 5893698 A JP5893698 A JP 5893698A JP 5893698 A JP5893698 A JP 5893698A JP H11241461 A JPH11241461 A JP H11241461A
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- Japan
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- ridge
- metal
- contact surface
- face door
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- Granted
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
を塞ぐ面戸であって、主棟にも隅棟にも使えるものを提
供する。 【構成】 面戸1には、屋根材の表面に載置される当接
面13と、当接面13から連設され、棟下地材の側部に
添設される側面12とが設けられており、当接面13
は、屋根材の表面に載置されたときに、棟下地材及び棟
カバーとの間の隙間を塞ぐことができる長さを有してお
り、その当接面13には切り込み1a・1aが形成され
ている。
Description
に、山部と谷部を有する屋根材を用いた屋根の棟部分に
用いられる面戸に関するものである。
について説明するが、図9は金属瓦2を用いた屋根の主
棟部分の施工状態を示す説明図であり、図10及び11
は金属瓦2を用いた屋根の隅棟部分の端面を描いた説明
図であり、図12は金属瓦2の隅棟部分における施工
と、図10に示した棟下地材7の状況を示した説明図で
あり、図13及び図14(ア)(イ)は山部22と谷部
23を有する金属瓦2の説明図である。
2の施工は、図10や図11からうかがえるように、ま
ず野地材3の上に防水紙4を敷設し、左右方向に、押板
と呼ばれ幅が狭く高さも低い木材5を所定の間隔で止着
し、金属瓦2の有効寸法に応じた間隔で、棟と平行に桟
木6を止着する。次に金属瓦2を施工するが、この金属
瓦2は、山部22と谷部23を交互に連続させた波状の
面板部21を有しており、軒側は折り下げられて折り下
げ部24となり、棟側は立ち上げられて立ち上がり壁2
5を形成してから棟側に折り曲げられて上面部26を形
成している。このような金属瓦2の上面部26を桟木6
にかぶせ、さらに、上の段に葺く金属瓦2の軒側を重ね
て、その立ち上がり壁25と折り下げ部24が重なった
箇所を横方向から釘等の止着具にて桟木6に固定する。
図14に示した縦長状の金属瓦2の施工は、図示してい
ないが、釘等の止着具を用い、山部22を、防水紙4の
敷設された野地材3に固定し、軒側から順に重ねて施工
していく。
た金属瓦2屋根の主棟部分について説明するが、金属瓦
2の山部22に棟下地材7を載せて固定し、棟カバー9
をかぶせる。このとき、棟下地材7及び棟カバー9と金
属瓦2との間の隙間Aを塞ぐために、図13ア線での切
断形状を有する金属製の面戸1を棟下地材7に固定する
こともある。
うに、左右に隣り合う金属瓦2・2の重なり箇所を馳組
みしてある。さらに、棟下地材7を取り付けるが、図1
0に示した棟下地材7は、図12にも示した通り、梯子
状に木材を組み合わせたものである。そして、それは、
隅棟部分の左右に軒−棟方向に固定される木材(桟木)
に、帯状の木材を所定間隔で架け渡して接続されてい
る。この梯子状の棟下地材7を金属瓦2の上から止着
し、さらにその上から棟カバー9をかぶせて固定し隅棟
部分を施工する。
同様であるが、比較的低く角形の棟カバー9を使用して
いるため、図10とは異なり、隅棟部分の左右に、比較
的低い帯状の木材だけを用いて棟下地材7としている。
そして、図11も、棟カバー9を棟下地材7の上からか
ぶせて固定し隅棟部分を施工する。
谷部を有する屋根材を用いた場合には、棟下地材及び棟
カバーと金属瓦との間に隙間Aが生じてしまう。その隙
間の状況は、金属瓦の谷部との間において顕著であるこ
とが図9及び図12からもうかがえる。その隙間には鳥
や蜂が巣を作り美観を損ねていた(たとえば、鳥が運ん
だ藁が隙間から出ていたり、糞で屋根が汚れたりしてい
た。)。
していないが、図9の面戸と同様の断面形状を有する発
泡ポリウレタン等の面戸(ケミカル面戸と称されること
が多い)を用いて隙間を塞ぐこともある。しかし、隅棟
部分では、金属瓦の断面形状が、たとえば図113イ線
やウ線での切断形状といったように斜めになり、しかも
現場によってさまざまであるため、どちらの面戸も1種
類で主棟部分と兼用して対応することができなかった。
れまで述べたような問題点を解決するために次のような
構成になっている。まず、この面戸は、上部と側部とが
設けられた棟下地材が固定され、さらに棟カバーがかぶ
せられて施工される棟部分に用いられ、棟下地材に外側
方向から当てられ固定される。面戸には、屋根材の表面
に載置される当接面と、当接面から連設され、棟下地材
の側部に添設される側面とが設けられている。当接面
は、屋根材の表面に載置されたときに、棟下地材及び棟
カバーと屋根材との間の隙間を塞ぐことができる長さを
有している。そして、その当接面または前記側面には切
り込みが形成されている。
い。たとえば、上面と、上面の一側を折り下げた側面
と、側面から連設された当接面とを形成し、当接面の下
側方向から上側方向に向かって所定の間隔で切り込みを
入れる方法がある。また、上面と、上面の一側を折り下
げた側面と、側面の下縁を外側方向に折り曲げた当接面
とを形成し、当接面には、外側方向から内側方向に向か
って所定の間隔で切り込みを入れる方法がある。さら
に、当接面と、当接面の一側を立ち上げた側面とを形成
し、側面には、上側方向から当接面に向かって所定の間
隔で切り込みを入れるが、その切り込みを少なくとも側
面と当接面との角部分にまで入れる方法がある。尚、切
り込みは、当接面または側面に単に切れ目を入れて形成
してもよいし、当接面または側面を所定の間隔で切り落
として形成してもよい。
工する場合には、面戸を外側方向から棟下地材に当てな
がら、当接面を屋根材の表面の形状に添わせるように屋
根材上に載置し、釘やステープル等の止着具で棟下地材
に止着し、棟カバーをかぶせる。詳述すると、最初に説
明した面戸の場合には、面戸を棟下地材の外側方向から
当てるが、面戸の上面を棟下地材の上部に載せ、側面を
側部に添設し、当接面を屋根材に添わせながら止着す
る。次に説明した面戸の場合にも、上面を棟下地材の上
部に載せ、側面を側部に添設し、当接面を屋根材に添わ
せながら止着する。さらに、最後に説明した面戸の場合
には、当接面を屋根材に添わせながら側面を左右に広げ
るようにして棟下地材の側部に添設し止着する。
られている。このため、棟下地材に、本願発明に係る面
戸を外側方向から取り付けたときには、当接面は、棟部
分の屋根材の表面の形状に従って波打つように屋根材に
添って載置されるので、棟下地材及び棟カバーと屋根材
との間の隙間を塞ぐことができる。つまり、切り込みが
あることで、当接面が変形可能となり、屋根材の表面の
形状に添うのである。
願発明に係る面戸の第一実施例を示す説明図であり、図
2は第二実施例を示す説明図であり、図3は第三実施例
を示す説明図であり、図4は図1に示した面戸の切り込
みの実施例の説明図であり、図5は本願発明に係る面戸
の主棟部分への取り付け状態を示す説明図であり、図6
は本願発明に係る面戸の隅棟部分への取り付け状態を示
す端面図であり、図7は本願発明に係る面戸の取り付け
状態を示す説明図であり、図8は図3に示した面戸の棟
部分における変形状態を示す説明図である。
第一実施例について説明する。この面戸1は、ポリプロ
ピレン等の合成樹脂から成る硬質薄板でできており、上
面11と、上面11の一側を折り下げ、後述する棟下地
材7の側部72に添設される側面12と、側面12から
連設された当接面13とから成っている。当接面13
は、金属瓦2のように山部22と谷部23を有する屋根
材の表面に載置されたときに、棟下地材7及び棟カバー
9と金属瓦2との間の隙間Aを塞ぐことができる長さを
有しており、下側方向から上側方向に向かって所定の間
隔で切り込み1a・1aが入れられている。
して、図5により説明するが、これは金属瓦屋根の主棟
部分への取り付け状態を示しており、金属瓦2は、図1
3に示した通りの構成であり、形状や施工法も従来技術
の項目で説明した通りである。この場合には、図5に示
したように、棟下地材7の上部71に外側方向から面戸
1の上面11を載せ、側部72に側面12を添設し、釘
やステープル等の止着具で棟下地材7に固定する。この
とき面戸1の当接面13には、下側方向から上側方向に
向かって所定の間隔で切り込み1a・1aが入れられて
いるので、当接面13・13が金属瓦2・2に載置され
たときに金属瓦2・2の表面の形状に容易に添う。
いた屋根の隅棟部分を施工する方法を説明する。たとえ
ば、図6に示したように、左右の棟下地材7・7の上部
71・71に外側方向から面戸1・1の上面11・11
を載せ、側部72・72に側面12・12を添設し、釘
やステープル等の止着具で棟下地材7・7に固定する
(尚、図6の棟下地材7の上部71・71の上の二点鎖
線は防水紙を示している)。このとき、面戸1・1の当
接面13・13には下側方向から上側方向に向かって所
定の間隔で切り込み1a・1aが入れられているので、
図6の点線で示した通り、当接面13・13が金属瓦2
・2に載置されたときに金属瓦2・2の表面の形状に容
易に添う。
と、金属瓦2の谷部23の上に位置する当接面13は、
下縁が外側方向にわずかに曲がる程度の曲線を描いて所
々重なりながら表面に載置され、山部22の上に位置す
る当接面13は、いっそうしなうように折り曲げられて
表面に載置される。
する。この面戸1は金属薄板でできており、上面11
と、上面11の一側を折り下げ、棟下地材7の側部72
に添設される側面12と、側面12の下縁を外側方向に
折り曲げた当接面13とから成っている。当接面13
は、金属瓦2のような屋根材の表面に載置されたとき
に、棟下地材7及び棟カバー9との間の隙間Aを塞ぐこ
とができる長さを有しており、外側方向から内側方向に
向かって所定の間隔で切り込み1a・1aが入れられて
いる。切り込み1a・1aは、側面12にまでかかって
もよい。
屋根の主棟及び隅棟部分を施工する方法を説明するが、
やはり、第一実施例と同様であり、棟下地材7の外側方
向から面戸1を当てるが、上部71・71に面戸1・1
の上面11・11を当て側部72・72に側面12・1
2を当てて、上面11・11を釘等の止着具で棟下地材
7に止着する。このとき面戸1の当接面13・13に
は、外側方向から内側方向に向かって所定の間隔で切り
込み1a・1aが入れられているので、図5から図7同
様に、当接面13・13が金属瓦2・2に載置されたと
きに金属瓦2・2の表面の形状に容易に添う。
明する。この面戸1も金属薄板でできており、当接面1
3と、当接面13の一側を立ち上げた側面12とから成
っており、側面12には、上側方向から当接面13に向
かって所定の間隔で切り込み1a・1aが入れられてい
る。この切り込み1aは、少なくとも側面12と当接面
13との角部分にまで入れるが、当接面13にまで切り
込み1aがかかってもよい。尚、当接面13は、金属瓦
2の表面に載置されたときに、棟下地材7及び棟カバー
9と金属瓦2との間の隙間Aを塞ぐことができる長さを
有している。
屋根の主棟及び隅棟部分を施工する方法を説明するが、
第一実施例及び第二実施例と同様に、棟下地材7の側部
72・72に外側方向から側面12・12を添設しなが
ら、当接面13・13を金属瓦2・2の表面の形状に添
って載置し、釘等の止着具で棟下地材7に固定する。
1の側面12には、上側方向から下側方向に向かって、
上端から当接面13に至るまで、所定の間隔で切り込み
1a・1aが入れられている。この切り込み1a・1a
によって、側面12を左右方向に広げたり縮めたりるこ
とができ、それに従って当接面13が曲面を形成するこ
とができる。このため、第三実施例の場合にも、当接面
13が金属瓦2・2に載置されたときに金属瓦2・2の
表面の形状に容易に添う。尚、図8の通り、側面12
は、(当接面13が金属瓦2の山部22に載置された箇
所において)上縁が広がるような曲線を描いて左右方向
に広がるので、側面12の高さによって上端が棟下地材
7の上部71よりも突出したときには折り曲げればよ
い。
面戸1のように当接面13に単に切れ目を入れるだけで
なく、当接面13を所定の間隔で切り落とすようにして
切り込み1a・1aを形成してもよい。この切り込み1
aは、巣作りができない程度の大きさであればよく、さ
まざまな形状にすることができる。このような切り込み
1a・1aは、図4に倣って、図1の面戸1だけでな
く、図2及び図3に示した面戸1に形成してもよい。さ
らに、切れ目を入れただけの切り込み1a・1aと所定
の間隔で切り落として形成した切り込み1a・1aとを
混在させてもよい。切り落とすようにして形成された切
り込み1a・1aを有する面戸1を、図6に示したよう
な、左右に隣り合う屋根面の金属瓦2・2を立ち上げた
だけで馳組みしなかった棟部分に用いたならば、その切
り込み1a・1aを通して換気することもできる。
1は、当接面13または側面12に切り込み1a・1a
を設けることで、瓦形のように山部と谷部を有する屋根
材の棟部分の表面に添った形状に当接面13を変形させ
ることができる材質であればよく、合成樹脂や金属に限
らず、ゴム等も考えられる。
板状であり、当接面13が金属瓦2の表面に載置された
ときに、その山部22や谷部23の形状に添って変形す
るように、当接面13または側面12に切り込み1a・
1aが形成されており、その当接面13は、隙間Aを塞
ぐことができる長さを有している。このため、面戸1を
棟下地材7に外側方向から取り付け、当接面13を金属
瓦2に載置したときに、当接面13が金属瓦2の表面の
形状に容易に添い、棟下地材7及びあとからかぶせられ
る棟カバー9と金属瓦2との間にできる隙間Aを塞ぐこ
とができる。
は、左右の屋根面が合わさる角度によってさまざまであ
り、従って、棟下地材7及び棟カバー9と金属瓦2との
間にできる隙間Aの形状もさまざまである。しかし、本
願発明に係る面戸1であれば主棟部分にも隅棟部分にも
兼用して使え、しかも、隅棟部分のように、隙間Aの形
状が現場によって違っても、当接面13が金属瓦2の表
面の形状に添うし、隙間Aを塞ぐことができる長さを有
しているので、さまざまな形状の隙間Aを塞ぐことがで
きる。
り込み1a・1aを入れることで容易に製作でき、特に
金属で製作した場合には、金属瓦2本体と同色・同素材
のものを用いることができる。さらに、山部22と谷部
23を有する屋根材であれば、さまざまな金属瓦2に使
えるだけでなく、窯業系の瓦の場合にも本願発明に係る
面戸1を用いることができる。
の間の隙間に鳥や蜂が巣を作り美観を損ねていたが、本
願発明に係る面戸を用いたならば、その隙間を容易に塞
ぐことができるので、巣を作られて美観を損ねることが
なくなる。
タン等の面戸(ケミカル面戸と称されることが多い)で
は、1種類で主棟部分と隅棟部分とに兼用することがで
きなかったが、本願発明に係る面戸であれば、主棟部分
にも、さまざまな現場の隅棟部分にも対応することがで
きる。
でる。
の説明図である。
態を示す説明図である。
図である。
図である。
る。
ある。
明図であり、(ア)は正面から見たときの端面図であ
り、(イ)は側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 屋根材の表面に載置される当接面と、当
接面から連設され、棟下地材の側部に添設される側面と
が設けられており、前記当接面は、屋根材の表面に載置
されたときに、棟下地材及び棟カバーと屋根材との間の
隙間を塞ぐことができる長さであり、該当接面または前
記側面には切り込みが形成されている面戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05893698A JP4012619B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 面戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05893698A JP4012619B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 面戸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11241461A true JPH11241461A (ja) | 1999-09-07 |
JP4012619B2 JP4012619B2 (ja) | 2007-11-21 |
Family
ID=13098727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05893698A Expired - Fee Related JP4012619B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 面戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4012619B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011026800A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Otis:Kk | 波形屋根用面戸 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP05893698A patent/JP4012619B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011026800A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Otis:Kk | 波形屋根用面戸 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4012619B2 (ja) | 2007-11-21 |
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