JPH11241384A - 流し台 - Google Patents

流し台

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JPH11241384A
JPH11241384A JP6209898A JP6209898A JPH11241384A JP H11241384 A JPH11241384 A JP H11241384A JP 6209898 A JP6209898 A JP 6209898A JP 6209898 A JP6209898 A JP 6209898A JP H11241384 A JPH11241384 A JP H11241384A
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Fumiko Kato
文子 加藤
Masahiko Horiuchi
雅彦 堀内
Shinya Nakamura
伸也 中村
Shigeyuki Konishi
繁幸 小西
Yoko Urata
洋子 浦田
Yoshihiro Matsumoto
純弘 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンク部の奥行きを大きくし、大きな鍋など
もシンク部内に置けるようにし、流し台の使い勝手を良
好にする。 【解決手段】 シンク部14の後部背壁面から前方へ向
けて2つの張り出し部15を突出させ、張り出し部15
間に後ろへ後退した窪み部16を形成し、各張り出し部
15の外側に後方へ引っ込んだ後側隅部17を形成す
る。張り出し部15の上面には、それぞれ水栓18と浄
水器21を取り付け、後側隅部17にはそれぞれ生ごみ
収納部27と洗剤収納ポケット34を取り付け、生ごみ
収納部27及び洗剤収納ポケット34から窪み部16に
かけて平面視で滑らかな曲線に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウンタトップに
シンク部を備えた流し台に関する。
【0002】
【従来の技術】流し台上面のシンク部後方には、通常、
水栓が設けられることから、流し台の奥行きに比較して
その分だけシンク部の奥行きが狭くなっている。さら
に、カウンタトップにおける水栓の両側のスペースを活
用したい場合には、図1に示すように、水栓1の両側に
生ごみ収納部2や洗剤収納ポケット3等が設けられる。
しかし、水栓1の両側に生ごみ収納部2や洗剤収納ポケ
ット3等を設けると、その奥行きのためますますシンク
部4の奥行きが狭くなっていた。
【0003】このため、従来例のような構造の流し台で
は、大型の鍋や多量の食器をシンク部で洗おうとして
も、シンク部の奥行きが狭いために大型の鍋等をシンク
部に置くことができなかったり、納まりが悪かったりし
て、作業性が悪かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、シンク部の奥行きを大きくすることができ、使
い勝手の良好な流し台を提供することにある。
【0005】
【発明の開示】請求項1に記載した流し台は、シンク部
の後部背壁面を部分的に前方へ膨出させて2箇所の張り
出し部を形成したことを特徴としている。
【0006】また、請求項2に記載の実施態様にあって
は、前記張り出し部が、シンク部の後部背壁面における
中央部と後側隅部との中間に位置していることを特徴と
している。
【0007】本発明の流し台にあっては、シンク部の背
壁面に2箇所の張り出し部を設けているので、この張り
出し部に水栓や各種ユーティリティ(例えば、浄水器
等)を設けることにより、シンク部に接近した位置に水
栓や各種ユーティリティを設けることができ、使い勝手
が向上する。また、張り出し部と張り出し部との間に
は、後部背壁面が後方へ後退した窪み部が形成されるの
で、この部分ではシンク部の奥行きが大きくなり、大き
な鍋や多量の食器もシンク部内に収納することができ
る。よって、食器や調理器具等を扱い易くなり、台所作
業の作業性が向上する。
【0008】また、シンク部内の、後部背壁面と両側側
壁面の間に位置する隅部、すなわち張り出し部の両側に
も空間が生じるので、請求項3に記載しているように、
この空間に生ゴミ収納部や洗剤収納部等の収納部を設け
ることができる。このように、水栓等を取り付けるため
の張り出し部と収納部とを分離し、大きなスペースを占
める収納部をシンク部内に設けたので、張り出し部の張
り出し寸法を小さくすることができ、その分シンク部内
を広くすることができる。さらに、収納部は着脱自在と
しているので、必要に応じて取り外すことによってシン
ク部内を広くすることができる。
【0009】さらに、収納部をシンク部内の隅部に配置
し、請求項4に記載しているように、収納部の前縁から
シンク部の後部背壁面にかけて平面視で滑らかな曲線を
描くようにすれば、シンク部内の後部では、収納部から
張り出し部間の窪み部にかけて滑らかに形成され、しか
も窪み部でシンク部の奥行きが深くなっており、シンク
部の使用領域を中央部で広くして使い勝手を良好にでき
る。
【0010】また、本発明の流し台においては、請求項
5に記載しているように、シンク部底面の後側隅部に排
水口を設けてもよい。シンク部内の中央部における使い
勝手を良好にした本発明の流し台において、シンク部内
の中央部に排水口を設けると、排水口の段差によって食
器や鍋等の調理器具を安定に置けなくなったり、鍋や洗
い桶等によって排水口が塞がれて排水されなくなる恐れ
があるが、隅部に排水口を設けることにより、このよう
な不都合を回避できる。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図2は本発明
の一実施形態による流し台11を使用状態で示す一部破
断した斜視図である。キャビネット12の上面には、カ
ウンタトップ13が設けられており、カウンタトップ1
3内にはステンレス製のシンク部14が設けられてい
る。シンク部14は、図3及び図4に示すような構造を
有している。シンク部14の後部背壁面は波面状に形成
されており、その中央部を挟んで両側から前方へ向けて
滑らかに張り出し部15が膨出している。従って、2つ
の張り出し部15の中間の窪み部16と、張り出し部1
5の両側の後側隅部17は後方へ窪んでいる。一方の張
り出し部15の上面には、湯水混合栓のような水栓18
を取り付けるための孔19が開口されており、流し台1
1の設置時に水栓18が取り付けられる。また、他方の
張り出し部15の上面にも孔20が開口されており、必
要に応じて浄水器21等の各種ユーティリティを取り付
けることができ、使用しない場合にはゴムパッキン等で
塞ぐことができる。
【0012】この流し台11にあっては、シンク部14
の後部背壁面に2箇所の張り出し部15を設け、この張
り出し部15の上面に水栓18等を設けているので、シ
ンク部14に近い位置に水栓18等を設けることがで
き、使い勝手が向上する。また、張り出し部15と張り
出し部15との間には窪み部16が形成されているの
で、流し台11の奥行きを大きくすることなくシンク部
14中央の奥行きを大きくでき、大きな鍋や多量の食器
もシンク部14内に納めることができ、調理器具等の手
入れや食器洗いが行い易くなる。
【0013】また、シンク部14の排水口22は、一方
の後側隅部17においてシンク部14の底面に設けられ
ている。従って、シンク部14内で最も広く、使用頻度
の高いシンク部14中央部に、食器や調理器具等を置く
とき、排水口22が邪魔になることがない。すなわち、
シンク部14の中央部に排水口22を設けると、排水口
22の上に食器や調理器具が乗り、排水口22の段差で
不安定になったり、排水口22が調理器具で塞がれて排
水されなくなったりする恐れがあるが、排水口22を後
側隅部17に設けることで、このような不都合を回避す
ることができる。
【0014】シンク部14の底面には、図4に矢印で示
す方向へ向けて次第に底面が低くなるように水勾配を施
している。つまり、排水口22から遠い側の後側隅部1
7と窪み部16以外の領域では、シンク部14の底面に
は、排水口22へ向けて水を集めるように、排水口22
を中心とする緩やかなロート状に傾斜させてあり、シン
ク部14内の水がスムーズに排水口22へ集められて排
水口22から排水されるようにしている。また、排水口
22から遠い側の後側隅部17では、図5に断面を示す
ように、底面に急な傾斜を施してあり、図4に矢印で示
すようにシンク部14の中央へ向けて強制的に排水し、
さらに、そこから排水口22へ向けて排水するようにし
ている。同様に、窪み部16でも、図4に矢印で示すよ
うに、シンク部14の中央へ向けて水を流すように底面
に急な傾斜を施している。このように排水口22から遠
い側の後側隅部17と窪み部16で底面に急な傾斜を施
しているのは、張り出し部15に阻まれて排水性が悪く
ならないようにするためである。
【0015】上記排水口22に被せるための排水口キャ
ップ23の構造を図6(a)(b)に示す。この排水口
キャップ23は、プラスチック製のキャップ本体24の
上面にステンレス製の金属板25を埋め込んだものであ
り、キャップ本体には、比較的小さな排水用の開口26
が設けられており、金属板25は排水用の開口26を除
く領域に設けられている。排水口キャップ23の表面に
シンク部14と同じ素材の金属板25を埋め込むことに
よって排水口キャップ23の外観をシンク部14と同じ
にし、意匠性を高めている。また、金属板を埋め込むこ
とにより、排水口キャップ23の強度が増すとともに汚
れが落ちやすくなる。
【0016】シンク部14の一方の後側隅部17には、
図7(a)(b)及び図8(a)(b)に示すようなバ
スケット状をした生ごみ収納部27が取り付けられる。
生ごみ収納部27は、汚水を逃がすための多数の孔28
が底面に開口されており、フランジ29には取り付け用
孔30が設けられている。一方、シンク部14の水槽部
分外周の上面には、一段低くなった段落とし部31が周
設されており、左右の後側隅部において段落とし部31
にそれぞれ突起32が設けられている。従って、生ごみ
収納部27のフランジ29をシンク部14の段落とし部
31に重ね、シンク部14の突起32を生ごみ収納部2
7のフランジ29に設けた取り付け用孔30にはめ込む
ことにより、生ごみ収納部27はシンク部14の後側隅
部17に三角コーナー状に取り付けられる。この生ごみ
収納部27は、掃除を容易にするためには、底に手が届
く程度の大きさ又は深さとし、また、汚れを落とし易い
ように底面角部には滑らかで比較的曲率の小さなアール
33を施している。
【0017】また、シンク部14の他方の後側隅部17
には、洗剤35等を立てて置くための洗剤収納ポケット
34が取り付けられる。洗剤収納ポケット34として
は、生ごみ収納部27と同じものを用いてもよい(図1
2参照)。あるいは、図3に示されているように、主と
して線材で構成された洗剤収納ポケット34を用い、シ
ンク部14の突起32に引っ掛けて後側隅部17に吊り
下げるようにしてもよい。
【0018】このように生ごみ収納部27や洗剤収納ポ
ケット34をシンク部14内の後側隅部17に配置して
いるので、張り出し部15には水栓18等を取り付ける
だけの寸法があればよく、張り出し部15の出寸法を小
さくすることができ、その分シンク部14内を広くする
ことができる。
【0019】さらに、シンク部14は左右対称な形状と
なっており、生ごみ収納部27と洗剤収納ポケット34
は類似した輪郭を有している。そして、生ごみ収納部2
7及び洗剤収納ポケット34をシンク部14の後側隅部
17に取り付けると、平面視では、生ごみ収納部27及
び洗剤収納ポケット34の前縁から張り出し部15及び
窪み部16にかけて山成りに湾曲した滑らかな曲線が得
られる。従って、シンク部14内の後部では、生ごみ収
納部27及び洗剤収納ポケット34から張り出し部15
間の窪み部16にかけて滑らかに形成され、しかも窪み
部16でシンク部14の奥行きが深くなっており、シン
ク部14の使用領域を中央部で広くして使い勝手を良好
にしている。
【0020】生ごみ収納部27と洗剤収納ポケット34
は、左右どちらの後側隅部17に取り付けてもよいが、
図9に示すように、排水口22のある側に生ごみ収納部
27を設ければ、生ごみ収納部27から落ちた汚水を直
ちに排水口22へ排水でき、衛生上すぐれる。
【0021】なお、生ごみ収納部27は、図10に示す
ように、下面開口した収納部本体36の下側フランジ3
7で孔あきプレート状をした底板38を支持しておき、
収納部本体36から底板38を外せるようにすれば、生
ごみ収納部27内の底面の掃除を行ない易くできる。ま
た、生ごみ収納部27用として、底板38を小さな多数
の孔あきプレートにして提供するとともに、洗剤収納ポ
ケット34用として、底板38を比較的大きな小数の孔
あきプレート、又は線材を組み合わせたものにして提供
することも可能である。このようにすれば、同じ収納部
本体36を共用して、生ごみ収納部27と収納ポケット
34とを各々設けることができる。
【0022】図11(a)(b)はまな板39の表裏面
を示す図である。まな板39は、シンク部14の左側半
部(あるいは、右側半部)よりも小さな領域(後側隅部
17を除く)を覆う形状となっており、表裏で対称な略
台形となっている。まな板39の縁の一部には、まな板
39を掴んでシンク部14に着脱する際の脱落を防止す
るため、リブ状をした滑り止め40を設けている。一
方、シンク部14の水槽部分外周には、段落とし部31
が設けられており、まな板39の厚みは当該段落とし部
31の深さ(段差)と等しくなっている。従って、まな
板39は、外周部をシンク部14の段落とし部31には
め込むことによってシンク部14の左側もしくは右側に
載置することができるようになっており、シンク部14
の上に載置されたまな板39の表面はカウンタトップ1
3とほぼ面一になる。
【0023】また、まな板39の脱落を防止するため、
シンク部14の段落とし部31の中央部分には上方へ向
けて出っ張り部41が突設されており、段落とし部31
の上に載置されたまな板39の縁を出っ張り部41の端
に当て止めすることにより、まな板39が段落とし部3
1の上で動いて段落とし部31から脱落するのを防止し
ている。なお、出っ張り部41の端は、まな板39の縁
に合わせて湾曲させている。
【0024】シンク部14の後側隅部17側では、まな
板39の縁は図12及び図9に示すように、生ごみ収納
部27の前縁と重なっているが、生ごみ収納部27の上
部前端42は斜めにカットされているので、まな板39
は生ごみ収納部27の上に乗らず、まな板39と生ごみ
収納部27との間には隙間があいている。このようにま
な板39は生ごみ収納部27の縁に重なっているので、
図12に示すように、まな板39の上の調理屑43等を
生ごみ収納部27側へ寄せてスムーズにまな板39から
生ごみ収納部27へ落とすことができる。このとき調理
屑がまな板39と生ごみ収納部27の隙間からシンク部
14へこぼれ、シンク部14を汚す恐れがない。しか
も、生ごみ収納部27の上部前端42が斜めにカットさ
れているので、シンク部14の上にまな板39を置いた
ままでも、生ごみ収納部27を斜めに傾けながら上方へ
持上げることにより生ごみ収納部27をシンク部14か
ら外すことができる。また、逆の手順によれば、まな板
39をシンク部14の上に置いたままで生ごみ収納部2
7を取り付けることができる。
【0025】また、まな板39は、図11(c)に示す
ように、その四隅部分(図13でハッチングを施した領
域)は厚みが厚く、それ以外の領域では図11(d)に
示すように中央部で厚みが厚くなっている。従って、ま
な板39の上に溜まった水は、図13に矢印で示すよう
な方向に流れ、まな板39の上に水が溜まることなくス
ムーズに排出される。
【0026】さらに、まな板39の縁の、段落とし部3
1の上に重なる部分には、適宜切り欠き部44を設けて
いる。従って、まな板39の表面の傾斜によりシンク部
14の縁へ排出されたまな板39の上の水は、切り欠き
部44を通ってシンク部14内へ排出される。
【0027】なお、シンク部14の上にまな板39を置
いたままでは生ごみ収納部27を着脱できなくなるが、
生ごみ収納部27の上にまな板39を乗せて生ごみ収納
部27のフランジ29でまな板39の縁を支持できるよ
うにしてもよい。この場合には、シンク部14の段落と
し部31と生ごみ収納部27のフランジ29との段差に
よりまな板39の支持が不安定にならないようにする必
要がある。そのためには、図14(a)(b)に示すよ
うに生ごみ収納部27のフランジ29がはまり込む凹部
45を段落とし部31に設け、まな板39を支持してい
る段落とし部31(凹部45の外部)と生ごみ収納部2
7のフランジ29とが面一になるようにすればよい。
【0028】図15(a)(b)に示すものは表側及び
裏側から見た水切りプレート46であって、孔あきステ
ンレス板(ラス板)47の周囲に、合成樹脂によって断
面T字状をした枠部48を一体成形したものであり、ま
な板39と同じ外形及び寸法を有している。従って、ま
な板39に代えてシンク部14の上に水切りプレート4
6を載置することができる。また、水切りプレート46
も、まな板39と同様、裏返すことによってシンク部1
4の右側でも左側でも用いることができる。
【0029】しかも、図16に示すように、枠部48の
厚みがシンク部14の段落とし部31の深さと同じ寸法
となっているので、水切りプレート46をシンク部14
の上においたときに水切りプレート46がカウンタトッ
プ13よりも上に飛び出さない。さらに、孔あきステン
レス板47は枠部48の中央に保持されていて水切りプ
レート46は表裏で対称な構造を有しているので、水切
りプレート46を表裏いずれで使用しても孔あきプレー
ト47の高さが変わらず、水切りプレート46をシンク
部14の左右いずれで用いても違和感がない。
【0030】この水切りプレート46の上には、図17
に示すように、必要に応じてまな板49を載置できるよ
うにしている。このまな板49は、水切りプレート46
の枠部48内周にはまり込む寸法となっており、水切り
プレート47の上の枠部48の窪みの深さと等しい厚み
を有しているので、シンク部14の上に置かれた水切り
プレート46に重ねると、まな板49の表面と枠部48
及びカウンタトップ13とは面一になる。また、まな板
49は左右対称なほぼ五角形をしているので、表裏いず
れでも使用できる。
【0031】(第2の実施形態)図18は本発明の別な
実施形態による流し台に用いられているシンク部51の
構造を示す平面図である。このシンク部51では、左右
両側の後側隅部17にそれぞれ排水口22を設けてあ
り、生ごみ収納部27と洗剤収納ポケット34のそれぞ
れのほぼ直下に排水口22が位置する。シンク部51の
下面においては、図19に示すように、各排水口22に
対応する排水トラップ52,53が設けられており、両
排水トラップ52,53は連結管54によって連結され
ており、一方の排水口22から排水トラップ52に流れ
込んだ排水は連結管54を通じて他方の排水トラップ5
3へ送られ、両排水口22の排水が一箇所から排水され
る。もちろん、シンク部14の底面は左右領域でそれぞ
れ左右の排水口22に向けて傾斜(水勾配)を施されて
いる。
【0032】このように両側の後側隅部17に排水口2
2を設けることにより、各排水口22の大きさを小さく
できるので、シンク部14内の中央部をより広く使える
ようになる。さらに、図20に示すように、シンク部1
4の下面でも排水トラップ52,53が小さくなるので
(2点鎖線は、排水口22が1つの場合の排水トラッ
プ)、キャビネット12内での出っ張りも小さくなって
キャビネット12の内部空間を広くでき、収納性が向上
する。
【0033】排水口22を左右に設ければ、生ごみ収納
部27を左右どちらの後側隅部17に取り付けても必ず
生ごみ収納部27の下方に排水口22が位置することに
なるので、生ごみ収納部27から垂れた汚水がシンク部
14中央部に流れることがなく、衛生的になる。また、
左右両側に排水口22を設けることによりシンク部14
における水掃けも良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の流し台の構造を示す概略平面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態による流し台を示す一部破
断した斜視図である。
【図3】同上の流し台のシンク部を示す斜視図である。
【図4】同上のシンク部の平面図である。
【図5】図4のX1−X1線断面図である。
【図6】(a)は排水口キャップの平面図、(b)は
(a)のX2−X2線断面図である。
【図7】(a)は生ごみ収納部の平面図、(b)は正面
図である。
【図8】(a)は同上の生ごみ収納部の側面図、(b)
は断面図である。
【図9】同上の流し台の一部破断した断面図である。
【図10】別な構造の生ごみ収納部の構造を示す断面図
である。
【図11】(a)(b)はまな板の表側面と裏側面を示
す平面図、(c)は(a)のX3−X3線断面図、
(d)は(a)のX4−X4線断面図である。
【図12】同上のまな板の使用状態説明図である。
【図13】まな板の水掃け状態を示す図である。
【図14】(a)は生ごみ収納部のフランジをはめるた
めの凹部を設けたシンク部の一部破断した斜視図、
(b)はその凹部に生ごみ収納部のフランジを入れ、そ
の上にまな板を置いた状態を示す図である。
【図15】(a)(b)は水切りプレートの表面側と裏
面側からの平面図である。
【図16】同上の水切りプレートの一部破断した断面図
である。
【図17】水切りプレートの上に置かれたまな板を示す
平面図である。
【図18】本発明の別な実施形態によるシンク部の構造
を示す平面図である。
【図19】同上のシンク部の正面図である。
【図20】同上のシンク部の側面図である。
【符号の説明】
14 シンク部 15 張り出し部 16 窪み部 17 後側隅部 18 水栓 21 浄水器 22 排水口 27 生ごみ収納部 34 洗剤収納ポケット 39 まな板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 繁幸 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 浦田 洋子 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 松本 純弘 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンク部の後部背壁面を部分的に前方へ
    膨出させて2箇所の張り出し部を形成したことを特徴と
    する流し台。
  2. 【請求項2】 前記張り出し部は、シンク部の後部背壁
    面における中央部と後側隅部との中間に位置しているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の流し台。
  3. 【請求項3】 前記シンク部内の、後部背壁面と両側側
    壁面の間に位置する隅部に、生ゴミ収納部や洗剤収納部
    等の収納部を着脱自在に設けたことを特徴とする、請求
    項1に記載の流し台。
  4. 【請求項4】 前記収納部の前縁からシンク部の後部背
    壁面にかけて、平面視で滑らかな曲線を描くように形成
    したことを特徴とする、請求項3に記載の流し台。
  5. 【請求項5】 前記シンク部の後側隅部の少なくとも一
    方において、シンク部の底面に排水口を設けたことを特
    徴とする、請求項1又は3に記載の流し台。
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