JPH11240583A - 包装袋 - Google Patents

包装袋

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JPH11240583A
JPH11240583A JP10064306A JP6430698A JPH11240583A JP H11240583 A JPH11240583 A JP H11240583A JP 10064306 A JP10064306 A JP 10064306A JP 6430698 A JP6430698 A JP 6430698A JP H11240583 A JPH11240583 A JP H11240583A
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packaging bag
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folded
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Shinichi Osada
慎一 長田
Hidehiko Mazaki
秀彦 真崎
Tetsuhiro Yamamoto
哲浩 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理済あるいは半調理済等の食品を完全に密
封できると共に、前記食品を包装袋に収容したままで電
子レンジにより加熱調理でき、さらに加熱調理中に発生
する蒸気により包装袋に収容された食品を蒸らす効果を
奏しつつ包装袋内の内部圧力を包装袋の一部が自動的に
開口して逃がし、包装袋の破裂や変形を防止することが
できる包装袋を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 内層に易剥離性を有する熱接着性樹脂層
からなる包装材で構成された断面V字形状の折り込み部
を有する包装袋であって、前記断面V字形状の折り込み
部の先端側に向いて張り出して熱接着された張出部を形
成した包装袋において、該張出部に切刃もしくは切欠が
形成されていることを特徴とする包装袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状物、固形物、
あるいは、これらの混合物からなる食品等の内容物を収
容するための包装袋に関し、更に詳しくは、これらの内
容物を包装袋に収容した状態で、電子レンジにより加熱
調理できると共に、加熱調理することにより包装袋内に
発生する蒸気等を逃がし、包装袋の破裂、変形、およ
び、破裂による内容物の吹きこぼれを防止することがで
きる包装袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、調理済あるいは半調理済等の
食品、たとえば、肉まんやあんまん、シュウマイ、餃
子、ハンバーガー、ホットドック、スパゲティー、焼き
そば、焼きうどん、ビーフン等をプラスチック製の包装
袋等に収納し、食べるに際して電子レンジにより加熱調
理する包装食品が市場に出回っている。しかし、このよ
うな食品を収容する包装袋は、電子レンジで包装袋ごと
加熱すると、食品から発生する蒸気や内部空気の熱膨張
により包装袋の内圧があがり、突然に包装袋が破袋し、
包装袋に収容された食品が飛散すると共に、電子レンジ
内を汚すといった問題があった。
【0003】この問題を解決するために、電子レンジで
加熱調理する前に、通常はあらかじめ包装袋に尖ったも
ので孔を開けるなり、包装袋の端部をはさみなどで切り
取るなりして、包装袋の内圧を逃がし包装袋が破袋する
のを防止していた。しかし、これらの内圧を逃がす方法
は結構手間なものであると同時に、加熱調理が開始され
て発生した蒸気は直ちに包装袋外へ放出され、蒸気によ
る加熱蒸らし効果が低減し食味が落ちる。また、この手
間を省くものとして、たとえば、包装袋の基材に樹脂系
の不織布などを用いたり、また、包装袋に弁構造の通気
材を取り付けたり、コールドシール剤を用いて密封した
りすることが行われている。また、実公平2-15789 号公
報に一面にポリプロピレンとポリエチレンの混合樹脂か
らなるフィルムを用い、他面に無延伸ポリプロピレンフ
ィルムを用いて、電子レンジでの加熱調理時に包装袋の
内圧が所定の圧力に達した時に容易に開封するようにし
た電子レンジ用包装袋が開示されている。
【0004】しかしながら、包装袋の基材に不織布など
を使用すると密封ができないといった問題があり、ま
た、包装袋に通気材を取り付ける方法はコストが高くな
るといった問題があり、また、コールドシール剤を用い
る方法は完全に密封することが困難であるのみならず、
シール強度が弱く輸送中等において自然にシールが剥離
してしまうといった問題があり、また、実公平2-15789
号公報で提案されたものは、両面の素材を変えなければ
ならず、取扱面や管理面で煩雑になるといった問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、調理済あるいは半調理済等の食品を完全に密封で
きると共に、前記食品を包装袋に収容したままで電子レ
ンジにより加熱調理でき、さらに加熱調理中に発生する
蒸気により包装袋に収容された食品を蒸らす効果を奏し
つつ包装袋内の内部圧力を包装袋の一部が自動的に開口
して逃がし、包装袋の破裂、変形を防止できる包装袋を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記のよ
うな問題点を解決すべく種々研究を重ねた結果、請求項
1記載の発明の包装袋は、内層に易剥離性を有する熱接
着性樹脂層からなる包装材で構成された断面V字形状の
折り込み部を有する包装袋であって、前記断面V字形状
の折り込み部の折り込み開始部に、前記断面V字形状の
折り込み部の先端側に向いて張り出して熱接着された張
出部を形成した包装袋において、該張出部に切刃もしく
は切欠が形成されていることを特徴とするものである。
このように構成することにより、調理済あるいは半調理
済等の食品を完全に密封できると共に、前記食品を包装
袋に収容したままで電子レンジにより加熱調理でき、さ
らに加熱調理中に発生する蒸気により包装袋に収容され
た食品を蒸らす効果を奏しつつ、前記張出部が包装袋の
内側に張り出していることにより、その他の熱接着部よ
り早く剥離するために包装袋内の内部圧力を前記張出部
に設けられた切刃もしくは切欠より自動的に逃がして破
裂を防止することができる。特にガセットタイプの包装
袋の断面V字形状の折り返し部の折り込み開始部に前記
張出部を設けることにより、加熱調理することにより高
まる包装袋内の内部圧力を自動的に逃がし易くすること
ができる。
【0007】また、請求項2記載の発明の包装袋は、内
層に易剥離性を有する熱接着性樹脂層からなる包装材で
構成された断面V字形状の折り込み部を有する包装袋で
あって、前記断面V字形状の折り込み部の折り込み開始
部に、前記断面V字形状の折り込み部の先端側に向いて
張り出して熱接着された張出部を形成した包装袋におい
て、該張出部に未接着部が設けられ、該未接着部に切刃
もしくは切欠が形成されていることを特徴とするもので
ある。このように構成することにより、包装袋の内側に
張り出した張出部がその他の熱接着部より早く内部圧力
により剥離が始まり、剥離が未接着部に到達した時点で
内部圧力を逃がすと共に内部圧力が未接着部に集中して
張出部を一気に剥離して一層大きく開口するために内部
圧力を逃がし易くすることができる。
【0008】また、請求項3記載の発明の包装袋は、内
層に易剥離性を有する熱接着性樹脂層からなる包装材で
構成された断面V字形状の折り込み部を有する包装袋で
あって、前記断面V字形状の折り込み部の折り込み開始
部に沿って略直線状の熱接着部を形成した包装袋におい
て、前記熱接着部の内側周縁部に前記内側周縁部から前
記断面V字形状の折り込み部の先端側に張り出して熱接
着された張出部を有し、該張出部に切刃もしくは切欠が
形成されていることを特徴とするものである。このよう
に構成することにより、前記張出部を前記熱接着部を形
成すると同時に形成することができる。
【0009】また、請求項4記載の発明の包装袋は、内
層に易剥離性を有する熱接着性樹脂層からなる包装材で
構成された断面V字形状の折り込み部を有する包装袋で
あって、前記断面V字形状の折り込み部の折り込み開始
部に沿って略直線状の熱接着部を形成した包装袋におい
て、前記熱接着部の内側周縁部に前記内側周縁部から前
記断面V字形状の折り込み部の先端側に張り出して熱接
着された張出部を有し、該張出部に未接着部が設けら
れ、該未接着部に切刃もしくは切欠が形成されているこ
とを特徴とするものである。このように構成することに
より、前記張出部および前記張出部に設ける未接着部を
前記熱接着部を形成すると同時に形成することができ
る。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項1〜
4記載の包装袋において、前記切刃もしくは前記切欠が
前記張出部を構成する対向する包装材の一方の包装材に
形成されていることを特徴とするものである。このよう
に構成することにより、加熱調理することで高まる包装
袋内の内部圧力を所望の方向に逃がすことができる。
【0011】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の包装袋において、前記切刃もしくは前記切欠が形成
された包装材が前記断面V字形状の折り込み部を形成す
る包装材ではない包装材であることを特徴とするもので
ある。このように構成することにより、内容物が液状物
の場合などに、切刃もしくは切欠を設けた側を上側とす
ることにより加熱調理時の吹きこぼれ等を防止すること
ができる。
【0012】また、請求項7記載の発明は、請求項1〜
4記載の包装袋において、前記内層に設けられた易剥離
性を有する熱接着性樹脂層がポリプロピレン系樹脂とポ
リエチレン系樹脂とオレフィン系共重合体ゴムとの混合
樹脂からなることを特徴とするものである。このように
構成することにより、耐油性、耐熱性に優れた包装袋と
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】上記の本発明について、以下に詳
述する。まず、上記の本発明において、内層の易剥離性
を有する熱接着性樹脂層に用いる樹脂としては、密封
性、自動包装機適性、易剥離性、とりわけ、耐油性、耐
熱性の点からポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹
脂とオレフィン系共重合体ゴムとの混合樹脂が好適であ
る。
【0014】前記混合樹脂の一組成物であるポリプロピ
レン系樹脂としては、たとえば、結晶性プロピレンラン
ダム共重合体であって、プロピレンとエチレン、ブテン
ー1、ペンテンー1、ヘキセンー1、3ーメチルブテン
ー1、4ーメチルペンテンー1、オクテンー1などのα
ーオレフィンとのランダム共重合体などが挙げられ、な
かでも結晶性プロピレンーエチレンランダム共重合体が
好ましい。なお、ランダム共重合体としては、多段重合
で得られるホモポリプロピレンとの混合物であっても構
わない。
【0015】また、前記混合樹脂の一組成物であるポリ
エチレン系樹脂としては、たとえば、高圧法低密度ポリ
エチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レンおよび高密度ポリエチレン等のいずれのエチレン単
独重合体を使用することができる他に、プロピレン、ブ
テンー1、ペンテンー1、ヘキセンー1、3ーメチルブ
テンー1、4ーメチルペンテンー1、オクテンー1など
のαーオレフィン、または、酢酸ビニルとの結晶性、あ
るいは、低結晶性ないし非結晶性のランダムもしくはブ
ロック共重合体、あるいは、これらの混合物などを用い
ることができるが、なかでも高圧法低密度ポリエチレン
が好ましい。
【0016】また、前記混合樹脂の一組成物であるオレ
フィン系共重合体ゴムとしては、たとえば、エチレン、
プロピレン、ブテンー1、ヘキセンー1、4ーメチルペ
ンテンー1等のモノオレフィンのうちの2種、または、
3種以上のモノオレフィン共重合体ゴム、並びに、上記
モノオレフィンの2種とジシクロペンタジエン、1、4
ーヘキサジエン、シクロオクタジエン、メチレンノルボ
ルネン、エチリデンノルボルネン等の非共役ジオレフィ
ン、または、ブタジエン、イソプレン等の共役ジオレフ
ィンとの共重合体ゴムを用いることができるが、なかで
もエチレンプロピレン共重合体ゴム、エチレンブテン共
重合体ゴム、プロピレンブテン共重合体ゴムが好まし
い。
【0017】次に、内層の易剥離性を有する熱接着性樹
脂層は、上記したようにポリプロピレン系樹脂とポリエ
チレン系樹脂とオレフィン系共重合体ゴムとの混合樹脂
からなるものであり、この混合樹脂の各組成物の配合割
合は、混合樹脂100 重量%に対して、ポリプロピレン系
樹脂は45〜65重量%、ポリエチレン系樹脂は35〜55重量
%、オレフィン系共重合体ゴムは2〜5重量%の範囲で
用いるのが適当である。
【0018】また、上記混合樹脂を内層の熱接着性樹脂
層として単独使用する場合の厚さとしては20〜60μmが
適当であり、好ましくは25〜50μmである。また、必要
に応じて、前記内層の熱接着性樹脂層の支持体として、
ホモポリプロピレンないし結晶性プロピレンランダム共
重合体等を用い、前記支持体と前記ポリプロピレン系樹
脂とポリエチレン系樹脂とオレフィン系共重合体ゴムと
の混合樹脂を共押し出ししたものであってもよく、その
場合の前記混合樹脂の厚さと前記支持体の厚さは食品の
種類等により適宜選択すればよい。
【0019】また、内層の易剥離性を有する熱接着性樹
脂層として用いることができる上記混合樹脂以外のもの
としては、たとえば、エチレンー酢酸ビニル共重合体系
樹脂や変性ポリエチレン,変性ポリプロピレン等の変性
ポリオレフィン系樹脂等を挙げることができ、特に耐油
性を考慮しなくともよい食品の場合には、上記混合樹脂
と同等に用いることができる。
【0020】次に、本発明の包装袋において、外層とし
て使用するフィルムとしては、包装袋を構成する基本素
材となることから、機械的、物理的、化学的等において
優れた性質を有する合成樹脂を用いることができ、たと
えば、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン
系、ポリカーボネート系、ポリアセタール系等の樹脂を
用いることができるし、また、セロハン、合成紙なども
用いることができる。また、前記外層として使用するフ
ィルムは、該フィルムの内層側に一般的には印刷が施さ
れることが多いために、前記外層として使用するフィル
ムは印刷適性が求められ、2軸方向に延伸した延伸フィ
ルムが好適である。このフィルムの厚さとしては基本素
材としての強度、剛性などについて必要最低限に保持さ
れ得る厚さであればよく、コストを考慮すると12〜30μ
m程度が適当である。また、前記フィルムは、必要に応
じてポリ塩化ビニリデンが塗工されたフィルムや酸化珪
素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層が形成された
フィルムとしてバリアー性を有する構成としてもよい。
【0021】さらに、本発明においては、前記内層と前
記外層の間に中間層を設けてもよく、前記中間層は通常
前記内層と前記外層だけでは包装袋としての機能を十分
に果たすことができない場合等に設けられる。前記機能
としては、気体遮断性、機械的強靱性、耐屈曲性、耐突
き刺し性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐熱性、耐薬
品性等であり、包装袋として要求されるこれらの最終的
な機能を中間層を設けることで達成するものである。該
中間層として用いられる基材としては、たとえば、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、
ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、エチレンー
プロピレン共重合体、エチレンー酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物等のフィルムあるいはこれらにポリ塩化ビニリデ
ンを塗工したフィルムないしは酸化珪素、酸化アルミニ
ウム等の無機物の蒸着を施したフィルムあるいはポリ塩
化ビニリデン等のフィルム、あるいは、紙、セロハン、
合成紙、不織布などを用いることができる。また、これ
ら基材の一種ないしそれ以上を組み合わせて使用するこ
とができる。尚、上記基材の厚さとしては、包装袋とし
て要求される機能を満たすことができればよいのであっ
て、必要に応じて適宜に選ぶことができる。
【0022】次に、図面に示す実施例を用いてさらに詳
しく説明する。図1は本発明にかかる包装袋の第1の実
施形態の斜視図、図2は図1のXーX線の断面図、図3
は図1の加熱調理途中のXーX線の断面図、図4は図1
の加熱調理完了時のXーX線の断面図、図5は本発明に
かかる包装袋の第2の実施形態の斜視図、図6は本発明
にかかる包装袋の第3の実施形態の斜視図、図7は図6
のYーY線の断面図、図8は本発明にかかる包装袋の第
4の実施形態の斜視図、図9は本発明にかかる包装袋の
第5の実施形態の斜視図であり、図中の1,1',1",
1''',1"" は包装袋、2,2',2"は前面部、3,3',3"
は背面部、4,4',5,5'は折り込み部、6,6',7,
7',8,8',11は熱接着部、9,9',9",9'''は張出
部、10,10’,10”,10''' は切欠、40は剥離部、50は
積層体、51は内層、53は外層をそれぞれ示す。
【0023】図1は本発明にかかる包装袋の第1の実施
形態の斜視図、図2は図1のXーX線の断面図であっ
て、包装袋1は外層53と、易剥離性を有する熱接着性樹
脂層の内層51とからなる積層体50で構成され、前記積層
体50を前記積層体50の前記内層51が表出するようにV字
形状に折られた2つの折り込み部4、5を、前記積層体
50の前記内層51が対向するように設けられた前面部2と
背面部3との間に前記2つの折り込み部4、5の先端が
向き合うように、かつ、前記2つの折り込み部4、5の
折り込み開始部と前記前面部2と前記背面部3の端辺が
一致するように挿入すると共に、前記折り込み部4、5
のある前記前面部2と前記背面部3の対向する端辺と前
記端辺に直交する前記前面部と前記背面部の他の端辺と
が熱接着されて略コの字形状の熱接着部6、6'、7、
8、8'を有するガセットタイプの包装袋であって、前記
略コの字形状の熱接着部6、7、8のうちの前記折り込
み部のある熱接着部8の略中央部に前記熱接着部8の内
側周縁部から前記折り込み部5の先端側に略半円形状の
熱接着された張出部9が形成されると共に、前記張出部
9の領域内を含むように略円形状の切欠10が前記前面部
2を形成する積層体50に設けられたものである。
【0024】また、図示はしないが包装袋1の中にはビ
ーフン、焼きそば、焼きうどん、肉まん、あんまん、シ
ュウマイ、餃子、ハンバーガー、ホットドック等の調理
済、あるいは、半調理済食品が収容され、食品を食べる
に際してそのまま電子レンジで所定時間加熱調理するタ
イプのものである。
【0025】図3は図1の加熱調理途中のXーX線の断
面図であって、前記調理済、あるいは、半調理済食品が
収容された包装袋1を電子レンジに入れて加熱調理する
と、食品中から発生する蒸気や包装袋内の空気が熱膨張
して内部圧力Fが高まり包装袋1はパンパンに膨れた状
態になる一方で、内部圧力Fにより包装袋1の略半円形
状の張出部9の内層51、51間ないし内層51で、層間剥離
ないし凝集破壊による剥離40が包装袋1の内部側から生
じ始める。最終的には図4に示すように、包装袋1は包
装袋1の略半円形状の張出部9に生じた剥離40が切欠10
に達して内部圧力Fを逃がし、包装袋1の破袋が防止さ
れる。なお、前記張出部9に生じた剥離40が前記切欠10
に達するまでの間、包装袋1に収容された食品を蒸らす
ことができるために、より良い食味を得ることができる
と共に、内部圧力Fを逃がす方向を限定することができ
る。図1においては、略円形状の切欠10を設けた張出部
9は包装袋に1箇所設けたものを示したが、複数箇所設
けてもよいし、また、いずれの熱接着部に設けても構わ
ない。
【0026】図5は本発明にかかる包装袋の第2の実施
形態の斜視図であって、包装袋1'は図1で説明した第1
の実施形態の包装袋1の2つの折り込み部4、5を1つ
の折り込み部5とした以外は同じであり、説明は省略す
る。
【0027】図6は本発明にかかる包装袋の第3の実施
形態の斜視図、図7は図6のYーY線の断面図であっ
て、包装袋1"は矩形状の前記積層体50を、対向する両端
部の内層51を合わせて熱接着することにより合掌貼りさ
れた熱接着部11を有する筒状体となし、該筒状体の胴部
における2箇所を内方へ折り込むことにより断面V字形
状の折り込み部4',5'を対向するように形成し、前記断
面V字形状の折り込み部4',5'を形成した筒状体の一方
の開口部を熱接着して熱接着部7'を設けることにより、
前記合掌貼りされた熱接着部11を有する背面部3'と該背
面部3'と対向する位置にある前面部2'と前記折り込み部
4',5'とからなるガセットタイプの包装袋であって、前
記断面V字形状の折り込み部4',5'によって形成される
四つの角部のうちの一つの角部の垂直方向の稜線の略中
央部に前記折り込み部5'の先端側に向かって略台形状の
熱接着された張出部9'が形成されると共に、前記張出部
9'の領域内に略楕円形状の切欠10’が前記前面部2'を形
成する積層体50に設けられたものである。このように構
成することにより、第1の実施形態で説明した効果と同
じ効果を得ることができる。図6の包装袋1"において
は、略楕円形状の切欠10’を設けた張出部9'を前記断面
V字形状の折り込み部4',5'によって形成される四つの
角部のうちの一つの角部の垂直方向の稜線の略中央部に
1箇所設けたものを示したが、複数箇所設けてもよい
し、また、他のいずれの稜線に設けても構わない。
【0028】今まで第1〜第3の実施形態で説明してき
たものは張出部において、すべて前面部を形成する積層
体に切欠を設けたものであったが、これにこだわること
はなく、前記張出部を構成する折り込み部を形成する積
層体に設けてもよいし、また、図8で示す本発明の第4
の実施形態の包装袋1'''のように、略台形状の切欠10"
が略台形状の張出部9"を構成する前面部と折り込み部の
両方の積層体に設けてあってもよい。図8に示した切欠
10" は張出部9"の折り込み開始部まで達したものを示し
たが、張出部9"で周囲を囲まれた、たとえば、略円形状
等の張出部で閉ざされた形状のものであっても構わな
い。当然、前記張出部は前面部側に限ることなく背面部
側であっても構わない。
【0029】また、切欠については略円形状、略楕円形
状、略台形状に限ることはなく、たとえば、略半円形
状、あるいは、三角形状に代表される多角形状等であっ
てもよいし、張出部についても略半円形状、略台形状に
かぎることはなく、たとえば、略半楕円形状、あるい
は、三角形状に代表される多角形状等であってもよく、
要するに折り込み部の先端へ向かって張り出した形状で
あればよいものである。
【0030】また、説明はしなかったが、張出部に設け
られる未接着部の形状、あるいは、前記未接着部に形成
される切欠の形状についても色々な形状をとることがで
き、たとえば、略円形状、略半円形状、あるいは、三角
形状、略台形状に代表される多角形状等をとることがで
き、また、熱接着された張出部や張出部に形成された未
接着部に形成される切刃の形状についても色々な形状を
とることができ、たとえば、I字形状、半円形状、舟型
形状、十字形状等をとることができる。よって、図示等
を行わなかったが、張出部内に設けられる未接着部の形
状より小さい切欠、切刃とし、未接着部の外側周縁等を
残した形状としたものも当然含まれるものである。
【0031】また、図9は本発明にかかる包装袋の第5
の実施形態の斜視図であって、包装袋1""は、図6で示
した本発明の第3の実施形態のガセットタイプの包装袋
において、前記背面部3'に形成された合掌貼りされた熱
接着部11の端縁辺が前記断面V字形状の折り込み部4',
5'によって形成される四つの角部のうちの一つの角部の
垂直方向の稜線に位置するように設けられたガセットタ
イプの包装袋であって、前記熱接着部11の内側周縁部か
ら前記折り込み部4'の先端側に略半円形状の熱接着され
た張出部9'''が形成されると共に、前記張出部9'''の領
域内を含むように略円形状の切欠10''' が前記背面部3"
を構成する積層体50に設けられたものである。
【0032】
【発明の効果】本発明の包装袋は、今まで縷々説明して
きたように、調理済あるいは半調理済等の食品を完全に
密封できると共に、前記食品を包装体に収納したままで
電子レンジにより加熱調理することができると共に、加
熱調理中に発生する蒸気により包装体に収納された食品
を蒸らす効果を奏するものである。また、包装体内の内
部圧力を包装体の一部が自動的に開口して逃がすことに
より、包装体の破裂、変形を防止することができるとい
った効果を奏するものである。さらに、包装体内の内部
圧力を逃がす方向を限定することができ、内容物の吹き
こぼれ等を防止することができるといった効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる包装袋の第1の実施形態の斜
視図である。
【図2】 図1のXーX線の断面図である。
【図3】 図1の加熱調理途中のXーX線の断面図であ
る。
【図4】 図1の加熱調理完了時のXーX線の断面図で
ある。
【図5】 本発明にかかる包装袋の第2の実施形態の斜
視図である。
【図6】 本発明にかかる包装袋の第3の実施形態の斜
視図である。
【図7】 図6のYーY線の断面図である。
【図8】 本発明にかかる包装袋の第4の実施形態の斜
視図である。
【図9】 本発明にかかる包装袋の第5の実施形態の斜
視図である。
【符号の説明】
1,1',1",1''',1"" 包装袋 2,2',2" 前面部 3,3',3" 背面部 4,4',5,5' 折り込み部 6,6',7,7',8,8',11 熱接着部 9,9',9",9''' 張出部 10,10’,10”,10''' 切欠 40 剥離部 50 積層体 51 内層 53 外層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内層に易剥離性を有する熱接着性樹脂層
    からなる包装材で構成された断面V字形状の折り込み部
    を有する包装袋であって、前記断面V字形状の折り込み
    部の折り込み開始部に、前記断面V字形状の折り込み部
    の先端側に向いて張り出して熱接着された張出部を形成
    した包装袋において、該張出部に切刃もしくは切欠が形
    成されていることを特徴とする包装袋。
  2. 【請求項2】 内層に易剥離性を有する熱接着性樹脂層
    からなる包装材で構成された断面V字形状の折り込み部
    を有する包装袋であって、前記断面V字形状の折り込み
    部の折り込み開始部に、前記断面V字形状の折り込み部
    の先端側に向いて張り出して熱接着された張出部を形成
    した包装袋において、該張出部に未接着部が設けられ、
    該未接着部に切刃もしくは切欠が形成されていることを
    特徴とする包装袋。
  3. 【請求項3】 内層に易剥離性を有する熱接着性樹脂層
    からなる包装材で構成された断面V字形状の折り込み部
    を有する包装袋であって、前記断面V字形状の折り込み
    部の折り込み開始部に沿って略直線状の熱接着部を形成
    した包装袋において、前記熱接着部の内側周縁部に前記
    内側周縁部から前記断面V字形状の折り込み部の先端側
    に張り出して熱接着された張出部を有し、該張出部に切
    刃もしくは切欠が形成されていることを特徴とする包装
    袋。
  4. 【請求項4】 内層に易剥離性を有する熱接着性樹脂層
    からなる包装材で構成された断面V字形状の折り込み部
    を有する包装袋であって、前記断面V字形状の折り込み
    部の折り込み開始部に沿って略直線状の熱接着部を形成
    した包装袋において、前記熱接着部の内側周縁部に前記
    内側周縁部から前記断面V字形状の折り込み部の先端側
    に張り出して熱接着された張出部を有し、該張出部に未
    接着部が設けられ、該未接着部に切刃もしくは切欠が形
    成されていることを特徴とする包装袋。
  5. 【請求項5】 前記切刃もしくは前記切欠が前記張出部
    を構成する対向する包装材の一方の包装材に形成されて
    いることを特徴とする請求項1〜4記載の包装袋。
  6. 【請求項6】 前記切刃もしくは前記切欠が形成された
    包装材が前記断面V字形状の折り込み部を形成する包装
    材ではない包装材であることを特徴とする請求項5記載
    の包装袋。
  7. 【請求項7】 前記内層に設けられた易剥離性を有する
    熱接着性樹脂層がポリプロピレン系樹脂とポリエチレン
    系樹脂とオレフィン系共重合体ゴムとの混合樹脂からな
    ることを特徴とする請求項1〜4記載の包装袋。
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