JPH11238564A - 接続変換アダプタ - Google Patents

接続変換アダプタ

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JPH11238564A
JPH11238564A JP10041691A JP4169198A JPH11238564A JP H11238564 A JPH11238564 A JP H11238564A JP 10041691 A JP10041691 A JP 10041691A JP 4169198 A JP4169198 A JP 4169198A JP H11238564 A JPH11238564 A JP H11238564A
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electric device
conductive
terminal
case
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Hatsuo Mizuno
初男 水野
Takanobu Tanaka
孝信 田中
Yoshiya Nakamichi
義也 中道
Akihiko Hirao
昭彦 平尾
Tomoyuki Sawada
知行 澤田
Toshihiro Oido
敏宏 大井戸
Yasuhiro Sumino
安弘 住野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/08Terminals; Connections
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H11/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
    • H01H11/0006Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches for converting electric switches
    • H01H11/0031Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches for converting electric switches for allowing different types or orientation of connections to contacts
    • H01H2011/0037Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches for converting electric switches for allowing different types or orientation of connections to contacts with removable or replaceable terminal blocks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気機器と導電バーとの接続作業を容易にする
ことができるとともに、定格電圧が異なる場合であって
も電気機器の部品の共通化が図れる接続変換アダプタを
提供する。 【解決手段】導電バー5〜7を挿通する挿通溝8〜10
を形成するとともに電気機器11の端子12、13に対
向した電気機器接続用通し部14、15を形成したケー
ス1と、受刃19、20を一端側に形成し端子12、1
3に接続される電気機器接続部17、18を他端側に形
成した導電性接続部材2、3とを備え、電気機器接続用
通し部15は、端子13と同じ高さ位置に形成され、か
つ挿通溝9、10の間の中央高さに形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、導電バーを差込
み接続して回路遮断器やマグネット等の電気機器にねじ
締め接続される接続変換アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、回路遮断器やマグネット等の電
気機器はねじ締め接続式でり、主幹用の回路遮断器に接
続されたメインの導電バーに分岐用の回路遮断器やマグ
ネットを接続する場合、メインの導電バーと分岐用の回
路遮断器やマグネットとの間に分岐用の導電バーを介在
させ、各々ねじ締め接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、分岐用の導電
バーのねじ締め箇所が二箇所あり、回路遮断器やマグネ
ット等の電気機器とメインの導電バーとの接続作業が煩
わしいという問題があった。一方、回路遮断器やマグネ
ット等の電気機器自体に受刃を設けてメインの導電バー
に差込み接続するものも存在する。
【0004】しかしながら、各電気機器の定格電圧に応
じて受刃の位置を対応ずる導電バーの高さ位置に合わす
ため、ボディの受刃収納場所を定格電圧に応じた形状に
作製する必要があり、部品の共通化が図れないという問
題がある。したがって、この発明の目的は、電気機器と
導電バーとの接続作業を容易にすることができるととも
に、定格電圧が異なる場合であっても電気機器の部品の
共通化が図れる接続変換アダプタを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の接続変換
アダプタは、上下に等間隔に並設された複数の導電バー
を各々挿通する挿通溝を形成するとともに電気機器の端
子に対向した少なくとも1つの電気機器接続用通し部を
形成したケースと、このケース内に収納されて前記挿通
溝に挿入された前記導電バーの少なくとも1つに差込み
接続する受刃を一端側に形成するとともに前記電気機器
接続用通し部を通して前記端子に接続される電気機器接
続部を他端側に形成した1または複数の導電性接続部材
とを備え、少なくとも1つの前記電気機器接続用通し部
は、前記電気機器の前記端子と同じ高さ位置に形成さ
れ、かつ少なくとも2つの前記挿通溝の間の中央高さに
形成されたことを特徴とするものである。
【0006】請求項1記載の接続変換アダプタによれ
ば、受刃と電気機器接続部とに段差を有するように導電
性接続部材を折曲形成し、この導電性接続部材を上下反
転して配設することにより、電気機器接続用通し部を挾
む2つの挿通溝のどちらにも配設することができるの
で、導電性接続部材の共通化が図れる。請求項2記載の
接続変換アダプタは、請求項1において、前記導電バー
が単相3線式の中性極が中間に位置するように上下に配
設された3本からなり、前記ケースは前記導電バーを挿
通する3つの前記挿通溝を形成するとともに、前記電気
機器接続用通し部は上下に配設された2極の電気機器の
各端子と同じ高さ形成され、前記電気機器接続用通し部
の1つは前記挿通溝の隣合う2つの前記挿通溝の上下間
隔の中央高さに位置するものである。
【0007】請求項2記載の接続変換アダプタによれ
ば、請求項1と同様な効果のほか、導電性接続部材が導
電バーの電圧極と中性極との間の差換えを容易に行なう
ことができ、100V用の電気機器と200V用の電気
機器との接続に適用することができる。請求項3記載の
接続変換アダプタは、請求項1において、前記導電バー
が三相3線式の3本の等間隔に配設された導電バーから
なり、前記電気機器は各端子が横並びに並設された3極
の電気機器であり、前記ケースは前記導電バーに対応す
る3つの前記挿通溝を形成するとともに前記電気機器接
続用通し部は前記端子の各々に対応しかつ中間の前記挿
通溝と同じ高さ位置に形成されているものである。
【0008】請求項3記載の接続変換アダプタによれ
ば、請求項1と同様な効果のほか、3つの導電性接続部
材のうちの2つを受刃と電気機器接続部とに段差を有す
る同一の形状となし、残りの1つを受刃から電気機器接
続部まで真っ直ぐに形成することによって、三相3線式
の3本の導電バーのうちの2つの相すなわち同一形状の
2つの導電性接続部材に対応する相を間違えたとき等の
変更が容易に行なえる。
【0009】請求項4記載の接続変換アダプタは、上下
方向に並設された三相3線式配線路の3本の導電バーを
各々挿通する3つの挿通溝が形成されるとともに端子が
横並びに並設された3極の電気機器の各1つの前記端子
に対応する高さ位置に電気機器接続用通し部が形成され
た3つのケースと、これらのケース内に各々収納されて
前記挿通溝から挿通された3本の導電バーのうちの1本
を差込み接続する受刃を一端側に形成するとともに前記
電気機器接続用通し部から外部に挿通されて前記電気機
器の端子に接続される電気機器接続部を他端側に形成し
各極の導電バーを電気機器に電気的に接続する3つの導
電性接続部材とを備えたものである。
【0010】請求項4記載の接続変換アダプタによれ
ば、請求項1と同様な効果のほか、各ケースの各導電性
接続部材の電気機器接続部を接続する端子を変更するこ
とによって、各相の導電バーと電気機器の端子との接続
箇所を変更することができ、例えば相を間違えたときの
変更が容易にできる。請求項5記載の接続変換アダプタ
は、単相3線式の中性極を中間として上下方向に並設さ
れた3本の導電バーを各々挿通する3つの挿通溝が形成
されるとともに端子が上下2段に配設された2極の電気
機器の各端子と同じ高さ位置にそれぞれ電気機器接続用
通し部が形成されたケースと、このケース内に収納され
て前記挿通溝から挿通された導電バーを差込み接続する
受刃を一端側に形成するとともに前記電気機器の端子に
接続される電気機器接続部を他端側に形成して前記中性
極および1つの電圧極の導電バーを前記電気機器の各端
子に電気的に接続する2つの導電性接続部材とを備えた
接続変換アダプタにおいて、最上段の前記挿通溝と上段
の前記電気機器接続用通し部間の間隔を、最下段の前記
挿通溝と下段の前記電気機器接続用通し部間の間隔と略
同一としたことを特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の接続変換アダプタによれ
ば、請求項1と同様な効果のほか、単相3線式のR相と
N相とに接続しているアダプタを逆さまにして使用する
とT相とN相とに接続することにより、負荷バランスが
合わせ易くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1から図4により説明する。すなわち、この接続変換ア
ダプタは、ケース1と、導電性接続部材2、3とを有す
る。ケース1は、上下に等間隔に並設された複数の導電
バー5〜7を各々挿通する挿通溝8〜10を形成すると
ともに、電気機器11の端子12、13に対向した電気
機器接続用通し部14、15を形成している。実施の形
態の導電バー5〜7は単相3線式の中性極が中間に位置
するように上下に配設された3本からなっている。すな
わち導電バー6が中性極であり、導電バー5、7が電圧
極である。導電バー5〜7の間には絶縁板40、41が
介在されている。またケース1は導電バー5〜7を挿通
する3つの挿通溝8〜10を形成する第1ケース22
と、第1ケース22の開口を塞ぐとともに電気機器接続
用通し部14、15を有する第2ケース23からなって
いる。電気機器接続用通し部14、15は上下に配設さ
れた2極の電気機器11の各端子12、13と同じ高さ
形成され、電気機器接続用通し部15は挿通溝8〜10
の隣合う2つの挿通溝9、10の上下間隔の中央高さに
位置する。すなわち、1つの電気機器接続用通し部15
は、電気機器11の端子13と同じ高さ位置に形成さ
れ、かつ2つの挿通溝9、10の間の中間の高さとして
挾む位置である、中央高さに形成されている。
【0013】電気機器11は回路遮断器を実施の形態と
している。24は第1ケース22に設けた係止突起、2
5は第2ケース23を第1ケース22に取付けるための
引掛爪である。26は端子12、13の上方を覆うよう
に第1ケース22に一体に設けた端子カバーであり、端
子ねじ操作用工具挿入孔27を形成している。36は第
1ケース22に形成された絶縁仕切り板であり、37は
第2ケース23に形成されて絶縁仕切り板36を挿入さ
せる絶縁用溝である。42、43は絶縁板40、41を
挿入させる溝であり、第1ケース22の挿通溝8〜10
の間に形成されている。
【0014】導電性接続部材2、3は、ケース1内に収
納されて挿通溝8〜10に挿入された導電バー5〜7に
差込み接続する受刃19、20を一端側に形成するとと
もに、電気機器接続用通し部14、15を通して端子1
2、13に接続される電気機器接続部17、18を他端
側に形成している。また導電性接続部材2、3は絶縁仕
切り板36で仕切られる。各受刃19、20は、電気機
器接続部17、18側で連結されて板状の導電バー5、
7を挾む一対の挾み片29、30からなり、これらの挾
み片29、30を略コ字形のばね部材31で抱持して挾
み力を付与している。挾み片29、30の先端は挿通溝
8〜10の縁部に係止可能に支持されている。33は電
気機器接続部17、18と受刃19、20との間の折曲
部であり、第2ケース23の内面に当接して支持してい
る。34は挾み片29、30の側部に形成された突起で
あり、第1ケース22の受け部46に支持させて挿通溝
8〜10に接近する方向の移動を規制するように位置決
めしている。
【0015】電気機器接続部17、18を端子12、1
3の端子ねじに締めつけると電気的機械的に接続され
る。図1において、前記したように導電バー6の中性極
に対して導電バー5、7が電圧極である。図1の状態の
接続変換アダプタは、導電接続部材2、3が導電バー
5、7に接続されるので、200V用の電気機器11に
適用している。つぎに100Vの電気機器11に適用す
る場合、導電性接続部材3の上下(表裏)を反転して受
刃20が図1の想像線のように挿通溝9の内側に位置す
るように配置する。これにより導電性接続部材2、3は
導電バー5、6間に接続され、100Vが供給できるこ
ととなる。
【0016】第1の実施の形態によれば、受刃19、2
0と電気機器接続部17、18とに段差を有するように
導電性接続部材2、3を折曲形成し、この導電性接続部
材2、3を上下反転して配設することにより、電気機器
接続用通し部15を挾む2つの挿通溝9、10のどちら
にも配設することができるので、導電性接続部材2、3
の共通化が図れる。
【0017】また、導電性接続部材2、3が導電バー5
〜7の電圧極と中性極との間の差換えを容易に行なうこ
とができ、100V用の電気機器11と200V用の電
気機器11との接続に適用することができる。なお、こ
の発明において、受刃を有する導電性接続部材および電
気機器接続用通し部は少なくとも1つあればよい。また
電気機器接続用通し部15に対して等しい距離にある挿
通溝は少なくとも2つあればよい。
【0018】この発明の第2の実施の形態を図5により
説明する。すなわち、この接続変換アダプタは、第1の
実施の形態において、導電バーが三相3線式の3本の等
間隔に配設された導電バー5〜7からなるものである。
図5には示していないが図1と同形態である。導電バー
5〜7に対応して導電性接続部材2〜4を設けている。
具体的には導電バー5に対して導電性接続部材2を対応
し、導電バー6に対して導電性接続部材4を対応し、導
電バー7に対して導電性接続部材3を対応している。こ
の場合、導電性接続部材2、3は電気機器接続部48と
受刃49との間に形成された上下方向の段差距離が等し
いので、両者を同一形状にして上下反転して適用してい
る。導電性接続部材4は、受刃49から電気機器接続部
48までほぼ真っ直ぐに形成されている。なお受刃49
は二股形に形成され、それぞれにばね部材31を介在し
ている。
【0019】また電気機器11はその各端子が横並びに
並設された3極の電気機器11である。図5には示して
いないが、後述の図6に示すような構成である。さらに
ケース1は導電バー5〜7に対応する3つの挿通溝8〜
10を形成するとともに、電気機器接続用通し部45は
端子の各々に対応しかつ中間の挿通溝9と同じ高さ位置
に形成されているものである。実施の形態のケース1は
3つの導電性接続部材2〜4を収納する第1ケース22
と、第1ケース22の開口を分担して塞ぐように着脱自
在に取付けられてそれぞれに電気機器接続用通し部45
を形成した3つの第2ケース23からなっている。46
は端子カバーであり、第1ケース22に形成した取付溝
47に取付部46aが着脱自在に取付けられている。6
0は第2ケース23間を仕切る仕切り板で第1ケース2
2に形成されている。
【0020】その他、第1の実施の形態と共通する構成
について、同一符号を付して説明を省略している。図5
において、導電性接続部材2、3は同一であるから、第
2ケース23を外して導電性部材2、3の受刃の上下を
反転すると、電気機器11の端子に接続される導電バー
5〜7を変更することが可能となる。
【0021】第2の実施の形態によれば、3つの導電性
接続部材2〜4のうちの2つを受刃49と電気機器接続
部48とに段差を有する同一の形状となし、残りの1つ
を受刃49から電気機器接続部48まで真っ直ぐに形成
することによって、三相3線式の3本の導電バー5〜7
のうちの2つの相すなわち同一形状の2つの導電性接続
部材2、3に対応する相を間違えたとき等の変更が容易
に行なえる。
【0022】その他第1の実施の形態と同様な効果があ
る。この発明の第3の実施の形態を図6から図9により
説明する。すなわち、この接続変換アダプタは、3つの
ケース1a〜1cが、上下方向に並設された三相3線式
配線路の3本の導電バー5〜7を各々挿通する3つの挿
通溝8〜10を形成するとともに、端子51〜53が横
並びに並設された3極の電気機器の各1つの端子51〜
53に対応する高さ位置に電気機器接続用通し部54を
形成している。
【0023】各ケース1a〜1cに設けられる3つの導
電接続部材2〜4は、これらのケース1a〜1c内に各
々収納されて挿通溝8〜10から挿通された3本の導電
バー5〜7のうちの1本を差込み接続する受刃55を一
端側に形成するとともに、電気機器接続用通し部54か
ら外部に挿通されて電気機器11の端子51〜53に接
続される電気機器接続部56を他端側に形成し、各極の
導電バー5〜7を電気機器11に電気的に、また機械的
に接続する。具体的には、導電接続部材2が図9に示す
ように導電バー5に接続されるように受刃55が挿通溝
8に位置し、導電接続部材3が図8に示すように導電バ
ー7に接続されるように受刃55が挿通溝10に位置
し、導電接続部材4が図7に示すように導電バー6に接
続されるように受刃55が挿通溝9に位置する。
【0024】その他、第1の実施の形態および第2の実
施の形態と共通する部分に同一符号を付して説明を省略
する。接続変換アダプタの各ケース1a〜1cは電気機
器接続部56を任意の端子51〜53に接続することが
できるので、導電バー5〜7と端子51〜53との接続
変換すなわち、相変換が可能となる。
【0025】第3の実施の形態によれば、各ケース1a
〜1cの各導電性接続部材2〜4の電気機器接続部56
を接続する端子51〜53を変更することによって、各
相の導電バー5〜7と電気機器11の端子51〜53と
の接続箇所を変更することができ、例えば相を間違えた
ときの変更が容易にできる。その他、第1の実施の形態
と同様な効果がある。
【0026】この発明の第4の実施の形態を図10およ
び図11により説明する。すなわち、この接続変換アダ
プタは、ケース1が、単相3線式の中性極を中間として
上下方向に並設された3本の導電バー5〜7を各々挿通
する3つの挿通溝8〜10を形成するとともに、端子が
第1の実施の形態の図1と同様に上下2段に配設された
2極の電気機器11の各端子12、13と同じ高さ位置
にそれぞれ電気機器接続用通し部14、15を形成して
いる。
【0027】導電性接続部材2、3は、ケース1内に収
納されて挿通溝8〜10から挿通された導電バー5〜7
を差込み接続する受刃19、20を一端側に形成すると
ともに、電気機器11の端子12、13に接続される電
気機器接続部17、18を他端側に形成して、中性極お
よび1つの電圧極の導電バー例えば5、6を電気機器1
1の各端子12、13に電気的に、また機械的に接続す
る。
【0028】この場合、最上段の挿通溝8と上段の電気
機器接続用通し部14間の間隔H1を、最下段の挿通溝
10と下段の電気機器接続用通し部15間の間隔H2
略同一としている。その他、第1の実施の形態と共通す
る部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0029】図10は導電性接続部材2を導電バー5に
接続し、導電性接続部材3を導電バー6に接続するが、
図11は図10の電気機器接続部17を端子12から外
し、電気機器接続部18を端子13から外して上下を反
転し、端子12に電気機器接続部18を接続し、端子1
3に電気機器接続部17を接続したものであり、導電性
接続部材2の受刃20は導電バー7に接続され、導電性
接続部材3の受刃20は導電バー6に接続される。
【0030】第4の実施の形態によれば、単相3線式の
R相とN相とに接続しているアダプタを逆さまにして使
用するとT相とN相とに接続することにより、負荷バラ
ンスが合わせ易くなる。その他、第1の実施の形態と同
様な効果がある。なお、この発明において、導電バーが
板状で受刃がこれを挟着する構成であったが、反対の構
成例えば受刃が板状で導電バーがこれを挟着するコ字形
等の構成でもよい。また上記の各実施の形態では電気機
器は回路遮断器をとしたが、他の機器でもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の接続変換アダプタによれ
ば、受刃と電気機器接続部とに段差を有するように導電
性接続部材を折曲形成し、この導電性接続部材を上下反
転して配設することにより、電気機器接続用通し部を挾
む2つの挿通溝のどちらにも配設することができるの
で、導電性接続部材の共通化が図れる。
【0032】請求項2記載の接続変換アダプタによれ
ば、請求項1と同様な効果のほか、導電性接続部材が導
電バーの電圧極と中性極との間の差換えを容易に行なう
ことができ、100V用の電気機器と200V用の電気
機器との接続に適用することができる。請求項3記載の
接続変換アダプタによれば、請求項1と同様な効果のほ
か、3つの導電性接続部材のうちの2つを受刃と電気機
器接続部とに段差を有する同一の形状となし、残りの1
つを受刃から電気機器接続部まで真っ直ぐに形成するこ
とによって、三相3線式の3本の導電バーのうちの2つ
の相すなわち同一形状の2つの導電性接続部材に対応す
る相を間違えたとき等の変更が容易に行なえる。
【0033】請求項4記載の接続変換アダプタによれ
ば、請求項1と同様な効果のほか、各ケースの各導電性
接続部材の電気機器接続部を接続する端子を変更するこ
とによって、各相の導電バーと電気機器の端子との接続
箇所を変更することができ、例えば相を間違えたときの
変更が容易にできる。請求項5記載の接続変換アダプタ
によれば、請求項1と同様な効果のほか、単相3線式の
R相とN相とに接続しているアダプタを逆さまにして使
用するとT相とN相とに接続することにより、負荷バラ
ンスが合わせ易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の断面図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】回路遮断器と接続変換アダプタとの接続前の斜
視図である。
【図4】回路遮断器と接続変換アダプタとの接続状態の
正面図である。
【図5】第2の実施の形態の分解斜視図である。
【図6】第3の実施の形態の回路遮断器と接続変換アダ
プタとの接続前の斜視図である。
【図7】その1つの接続変換アダプタの断面図である。
【図8】別の接続変換アダプタの断面図である。
【図9】その別の接続変換アダプタの断面図である。
【図10】第4の実施の形態の断面図である。
【図11】その上下を反転した状態の断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 1a〜1c ケース 2〜4 導電性接続部材 5〜7 導電バー 8〜10 挿通溝 11 電気機器 12、13 端子 14、15 電気機器接続用通し部 17、18 電気機器接続部 19、20 受刃 45 電気機器接続用通し部 48 電気機器接続部 49 受刃 51〜53 端子 54 電気機器接続用通し部 55 受刃 56 電気機器接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平尾 昭彦 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 澤田 知行 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 大井戸 敏宏 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 住野 安弘 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に等間隔に並設された複数の導電バ
    ーを各々挿通する挿通溝を形成するとともに電気機器の
    端子に対向した少なくとも1つの電気機器接続用通し部
    を形成したケースと、このケース内に収納されて前記挿
    通溝に挿入された前記導電バーの少なくとも1つに差込
    み接続する受刃を一端側に形成するとともに前記電気機
    器接続用通し部を通して前記端子に接続される電気機器
    接続部を他端側に形成した1または複数の導電性接続部
    材とを備え、 少なくとも1つの前記電気機器接続用通し部は、前記電
    気機器の前記端子と同じ高さ位置に形成され、かつ少な
    くとも2つの前記挿通溝の間の中央高さに形成されたこ
    とを特徴とする接続変換アダプタ。
  2. 【請求項2】 前記導電バーは単相3線式の中性極が中
    間に位置するように上下に配設された3本からなり、前
    記ケースは前記導電バーを挿通する3つの前記挿通溝を
    形成するとともに、前記電気機器接続用通し部は上下に
    配設された2極の電気機器の各端子と同じ高さ形成さ
    れ、前記電気機器接続用通し部の1つは前記挿通溝の隣
    合う2つの前記挿通溝の上下間隔の中央高さに位置する
    請求項1記載の接続変換アダプタ。
  3. 【請求項3】 前記導電バーは三相3線式の3本の等間
    隔に配設された導電バーからなり、前記電気機器は各端
    子が横並びに並設された3極の電気機器であり、前記ケ
    ースは前記導電バーに対応する3つの前記挿通溝を形成
    するとともに前記電気機器接続用通し部は前記端子の各
    々に対応しかつ中間の前記挿通溝と同じ高さ位置に形成
    されている請求項1記載の接続変換アダプタ。
  4. 【請求項4】 上下方向に並設された三相3線式配線路
    の3本の導電バーを各々挿通する3つの挿通溝が形成さ
    れるとともに端子が横並びに並設された3極の電気機器
    の各1つの前記端子に対応する高さ位置に電気機器接続
    用通し部が形成された3つのケースと、これらのケース
    内に各々収納されて前記挿通溝から挿通された3本の導
    電バーのうちの1本を差込み接続する受刃を一端側に形
    成するとともに前記電気機器接続用通し部から外部に挿
    通されて前記電気機器の端子に接続される電気機器接続
    部を他端側に形成し各極の導電バーを電気機器に電気的
    に接続する3つの導電性接続部材とを備えた接続変換ア
    ダプタ。
  5. 【請求項5】 単相3線式の中性極を中間として上下方
    向に並設された3本の導電バーを各々挿通する3つの挿
    通溝が形成されるとともに端子が上下2段に配設された
    2極の電気機器の各端子と同じ高さ位置にそれぞれ電気
    機器接続用通し部が形成されたケースと、このケース内
    に収納されて前記挿通溝から挿通された導電バーを差込
    み接続する受刃を一端側に形成するとともに前記電気機
    器の端子に接続される電気機器接続部を他端側に形成し
    て前記中性極および1つの電圧極の導電バーを前記電気
    機器の各端子に電気的に接続する2つの導電性接続部材
    とを備えた接続変換アダプタにおいて、 最上段の前記挿通溝と上段の前記電気機器接続用通し部
    間の間隔を、最下段の前記挿通溝と下段の前記電気機器
    接続用通し部間の間隔と略同一としたことを特徴とする
    接続変換アダプタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006331986A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Nitto Electric Works Ltd プラグイン端子装置
JP2016086474A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 日東工業株式会社 増設ユニット
WO2024110697A1 (fr) * 2022-11-22 2024-05-30 Hager-Electro Sas Ensemble d'addition d'un module de connexion a un appareil electrique modulaire et module de connexion associe

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WO2024110697A1 (fr) * 2022-11-22 2024-05-30 Hager-Electro Sas Ensemble d'addition d'un module de connexion a un appareil electrique modulaire et module de connexion associe

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