JPH11237064A - 電気カーペット - Google Patents

電気カーペット

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Publication number
JPH11237064A
JPH11237064A JP4181198A JP4181198A JPH11237064A JP H11237064 A JPH11237064 A JP H11237064A JP 4181198 A JP4181198 A JP 4181198A JP 4181198 A JP4181198 A JP 4181198A JP H11237064 A JPH11237064 A JP H11237064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
cloth
electric carpet
texture
heating wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4181198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Nagano
至幸 永野
Takashi Sugawara
孝 菅原
Takeshi Senoo
健 妹尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP4181198A priority Critical patent/JPH11237064A/ja
Publication of JPH11237064A publication Critical patent/JPH11237064A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Central Heating Systems (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛇行状に配設した発熱体間に、中間生地を設
け、これらを表生地と裏生地で挟持し、本体表面に凹凸
を生じさせることのない電気カーペットを提供する。 【解決手段】 表生地4と裏生地5とにより挟持され、
通電により発熱する発熱体2を蛇行状に配設してなる電
気カーペットにおいて、前記表生地4と裏生地5との間
に、前記蛇行状の発熱体2間に挿入される中間生地14を
配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気カーペットに係
わり、特に表、裏面に発熱体の凹凸を生じさせない構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気カーペットは図2、図4およ
び図5に示すように、通電により発熱する発熱体2を内
蔵した本体1'と、その発熱体2への通電量を制御して本
体1'の温度を制御する制御回路や安全保護装置等を含め
た制御部3とからなっている。本体1'には繊維布からな
る表生地4'と断熱性を有する裏生地5'の間に発熱体2を
蛇行状に配設してあり、発熱体2の端末部分は電気的に
制御部3にまとめて接続されており、制御部3には給電
用のプラグ6が接続してある。
【0003】前記発熱体2は、直線状の撚線で形成した
第1の発熱線7を絶縁層8で被覆し、この絶縁層8の同
軸上に第2の発熱線9を螺旋状に捲回し、その上からナ
イロン等からなる感熱層10を被覆し、同感熱層10の周囲
に短絡線11を螺旋状に捲回し、その上から塩化ビニール
等からなる外被絶縁層12を被覆した3重巻構造となって
いる。第1の発熱線7と第2の発熱線9の電流位相は互
いに180度ズレた逆位相関係とすることにより各々の
発熱線から発生する磁力線どうしが互いに打ち消し合う
ことになり、本体1'の表面からの電磁波の放射を防止す
るようになされている。
【0004】上記構成において、発熱体2は電磁波の放
射を防止するため3重巻構造となっており、線径も太く
なっている。この太い線径の発熱体2を表生地4'と裏生
地5'とで挟持し、蛇行状に配設した場合、本体1'の表面
が凹凸状となり、使用者が座ったとき違和感が生じると
いう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、蛇行状に配設した発熱体間に、中
間生地を設け、これらを表生地と裏生地で挟持し、本体
表面に凹凸を生じさせることのない電気カーペットを提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、表生地と裏生地とにより
挟持され、通電により発熱する発熱体を蛇行状に配設し
てなる電気カーペットにおいて、前記表生地と裏生地と
の間に、前記蛇行状の発熱体間に挿入される中間生地を
配設した構成となっている。
【0007】また、前記中間生地の厚さを前記発熱体の
直径と同一とした構成となっている。
【0008】また、前記中間生地は前記裏生地上に敷設
した基布に短冊状に配設した構成となっている。
【0009】また、前記中間生地をポリエステルフェル
トで形成した構成となっている。
【0010】また、前記発熱体は少なくとも、第1の発
熱線と、同第1の発熱線との間に絶縁層を介在させ同軸
上に螺旋状に捲回された第2の発熱線とから構成されて
いる。
【0011】また、前記絶縁層をポリエステル繊維とし
た構成となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明によ
る電気カーペットの実施の形態を説明する。図1は電気
カーペットの外観概略図で、図2は発熱体の拡大構造図
で、図3は本発明による一実施例を示す要部拡大断面図
である。図において、電気カーペットの基本的な構成
は、通電により発熱する発熱体2を内蔵した本体1と、
その発熱体2への通電量を制御して本体1の温度を制御
する制御回路や安全保護装置等を含めた制御部3とから
なっている。
【0013】本体1には繊維布からなる表生地4と断熱
性を有する裏生地5の間に、発熱体2を蛇行状に配設し
てあり、発熱体2の端末部分は電気的に制御部3にまと
めて接続されており、制御部3には給電用のプラグ6が
接続してある。
【0014】前記発熱体2は、直線状の撚線で形成した
第1の発熱線7をポリエステル繊維からなる絶縁層8で
被覆し、この絶縁層8の同軸上に第2の発熱線9を螺旋
状に捲回し、その上からナイロン等からなる感熱層10を
被覆し、同感熱層10の周囲に短絡線11を螺旋状に捲回
し、その上から塩化ビニール等からなる外被絶縁層12を
被覆した3重巻構造となっている。
【0015】前記第1の発熱線7と前記第2の発熱線9
を直列に接続し、両端に電源を接続することにより、発
熱体2は通電により発熱する。前記第2の発熱線9が異
常過熱した時、第2の発熱線9を被覆する前記感熱層10
のインピーダンスが小さくなり(又は溶け)、第2の発
熱線9と前記短絡線11との間に短絡電流が流れる結果、
短絡線11に接続された発熱抵抗が発熱して温度ヒューズ
を溶断させ電源回路を切る。第1の発熱線7と第2の発
熱線9の電流位相は互いに180度ズレた逆位相関係と
することにより各々の発熱線から発生する磁力線どうし
が互いに打ち消し合うことになり、本体1の表面からの
電磁波の放射を防止するようになされている。
【0016】前記裏生地5の上に基布13を敷設し、同基
布13上に短冊状の中間生地14を接着し、互いに相隣接す
る中間生地14間は前記発熱体2の直径と同一の溝15を形
成し、同溝15に蛇行状の発熱体2を配設した構成となっ
ている。前記中間生地14は例えばポリエステルフェルト
で形成し、高さが同一となった中間生地14と発熱体2の
上面に表生地4を配設した構成となっている。
【0017】上記構成のように、表生地4と裏生地5の
間に、発熱体2の直径と同一の厚さを有する中間生地14
を発熱体2間に配設することにより、本体1の表面およ
び裏面が凹凸のない平らな面を備えた電気カーペットと
なる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、表生地と裏生地の間に、発熱体の直径と同一の厚さ
を有する中間生地を発熱体間に配設することにより、本
体の表面および裏面が凹凸のない平らな面を備えた電気
カーペットとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における電気カーペットの外観概略図で
ある。
【図2】本発明に使用される発熱体の拡大構造図であ
る。
【図3】本発明による要部拡大断面図である。
【図4】従来例における電気カーペットの外観概略図で
ある。
【図5】従来例における要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 発熱体 3 制御部 4 表生地 5 裏生地 6 プラグ 7 第1の発熱線 8 絶縁層 9 第2の発熱線 10 感熱層 11 短絡線 12 外被絶縁層 13 基布 14 中間生地 15 溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表生地と裏生地とにより挟持され、通電
    により発熱する発熱体を蛇行状に配設してなる電気カー
    ペットにおいて、 前記表生地と裏生地との間に、 前記蛇行状の発熱体間
    に挿入される中間生地を配設してなることを特徴とする
    電気カーペット。
  2. 【請求項2】 前記中間生地の厚さを前記発熱体の直径
    と同一としたことを特徴とする請求項1記載の電気カー
    ペット。
  3. 【請求項3】 前記中間生地は前記裏生地上に敷設した
    基布に短冊状に配設してなることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の電気カーペット。
  4. 【請求項4】 前記中間生地をポリエステルフェルトで
    形成してなることを特徴とする請求項1、2または請求
    項3記載の電気カーペット。
  5. 【請求項5】 前記発熱体は少なくとも、第1の発熱線
    と、同第1の発熱線との間に絶縁層を介在させ同軸上に
    螺旋状に捲回された第2の発熱線とから構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の電気カーペット。
  6. 【請求項6】 前記絶縁層をポリエステル繊維としたこ
    とを特徴とする請求項5記載の電気カーペット。
JP4181198A 1998-02-24 1998-02-24 電気カーペット Pending JPH11237064A (ja)

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JPH11237064A true JPH11237064A (ja) 1999-08-31

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