JPH11236996A - 安全扉 - Google Patents

安全扉

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JPH11236996A
JPH11236996A JP6053498A JP6053498A JPH11236996A JP H11236996 A JPH11236996 A JP H11236996A JP 6053498 A JP6053498 A JP 6053498A JP 6053498 A JP6053498 A JP 6053498A JP H11236996 A JPH11236996 A JP H11236996A
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JP
Japan
Prior art keywords
door
detector
doors
closed
machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP6053498A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Nakatsuka
吉久 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Original Assignee
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Machinery and Metal Co Ltd filed Critical Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Priority to JP6053498A priority Critical patent/JPH11236996A/ja
Publication of JPH11236996A publication Critical patent/JPH11236996A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、信頼性が高く、安価な安全扉
を提供する。 【解決手段】少なくとも隣接する2枚の扉(1),(2)を有
し、一方の扉(2)に扉の開閉状態を検出するための検出
器(5)が取り付けられており、他方の扉(1)には2枚の扉
が共に閉まった際に前記検出器(5)に扉が閉状態である
ことを検出させるための検出対象体(6)が備えられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発泡成形機や自動工
作機械等に作業者等が接触しないように、これらの機械
と作業者等を隔てるための安全扉に関するものであり、
特に扉が開状態では安全装置が働いて、機械を稼働させ
ないものに関する。
【0002】
【従来の技術】発泡成形機や自動工作機械等は作業者等
が挟まれたり巻き込まれることを防止するために、その
機械の稼働部や高温部等の危険箇所の近傍に安全のため
の柵等を設置することが多い。
【0003】しかしながら、機械のメンテナンス等の際
にはこれらの機械に近づいて作業しなければならない。
そこで、柵の一部に扉を設けて開閉可能とし、機械に近
づくことができるようにしている。メンテナンス作業の
終了後は扉を閉めてから機械を稼働することになるが、
扉が完全に閉まっていない状態で機械を稼働させるとう
っかりと稼働中の機械に接触してしまうような事故の原
因となる。又、機械の稼働中に誤って扉を開けて機械に
近づくようなことがあっても危険である。
【0004】そこで、これらの扉が「閉」の場合のみ機
械を作動可能とし、扉が「開」状態では機械のスイッチ
を入れても機械が作動しないようにすることが望まし
い。そのため、扉の開閉状態を検知するための検出器を
備えた安全扉が用いられることが多い。
【0005】図6はこのような安全扉を上方より見た図
である。図中(10)は発泡成形機等の機械である。(21)及
び(22)は扉であり、夫々ヒンジ(3a),(3b)を軸として機
械と反対側に(図中の矢印で示したように)観音開きに開
くようになっている。
【0006】(23),(24)は検出器であり、扉(21),(22)の
フレーム(21a),(22a)が接触しているときは扉(21),(22)
が「閉」状態であることを検出する。これらの検出器と
しては電気式のスイッチや、流体式の検出器が用いられ
る。(25)は検出器(23),(24)を取り付けるための柱等で
ある。
【0007】図6からも明らかなように、少なくとも扉
の枚数と同じ数の検出器が必要であった。そのため、ド
アの数が増えると、それに伴い検出器やそのための配線
も多く必要となり、設備費が高くなるだけでなく、故障
が生じる可能性も検出器の数に対応して大きくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、簡単な構成
で、信頼性の高い安全扉が求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
安全扉は、少なくとも隣接する2枚の扉(1),(2)を有
し、一方の扉(2)に扉の開閉状態を検出するための検出
器(5)が取り付けられており、他方の扉(1)には2枚の扉
が共に閉まった際に前記検出器(5)に扉が閉状態である
ことを検出させるための検出対象体(6)が備えられてい
ることを特徴とする。
【0010】これによれば、少なくともいずれか一方の
扉が「開」状態の場合には、検出器(5)と検出対象体(6)
が離れているので、扉が「開」状態であると判断され、
安全装置が働いて機械が作動しないようにする。扉が2
枚共しまっている場合には検出器と検出対象体とが接触
して、又は検出対象体が検出器の流体の流れを阻害して
扉が「閉」状態であると判断され、機械を作動可能とす
る。
【0011】請求項2記載の安全扉は、請求項1の安全
扉において、検出器は電気式又は流体式であることを特
徴とする。
【0012】本発明に用いる検出器は、特に限定される
ものではないが、価格や取り扱い安さから、電気式又は
流体式の検出器を利用することが望ましい。
【0013】請求項3記載の安全扉は、請求項1記載の
安全扉において、電気式の検出器と流体式の検出器を備
えたことを特徴とする。
【0014】これによれば、異なる形式の複数の検出器
を採用しているため、万一、一方の形式の検出器が故障
しても、他方の形式の検出器が作動するので、二重の安
全性が得られる。
【0015】請求項4記載の安全扉は、請求項1,請求
項2又は請求項3記載の安全扉において、扉はヒンジ扉
もしくはスライド扉のいずれか、又はヒンジ扉とスライ
ド扉の組合わせであることを特徴とする。
【0016】扉の形式は機械の設置場所や工場のスペー
スとの関係から、ヒンジ扉が望ましい場合や、スライド
扉が望ましい場合があるが、本発明は扉の形式がいずれ
の場合でも、さらにはこれら形式の組合わせであっても
適用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施例を用
いて説明する。 [実施例1]図1は、発泡成形機(10)と、その可動部の
両側に配された安全扉を示した図である。
【0018】図中(1)及び(2)は扉であり、(11)は側方に
配された固定式の柵である。扉(1),(2)も、柵も金属製
のフレームに金網を配したものとしたが、その形式は問
わず、他の形状、例えば金属板よりなる板状のものや、
パイプ等を組み合わせた格子状のものでもよい。
【0019】図2は本実施例を上方より見た図である。
(3a)及び(3b)は夫々の扉(1),(2)のヒンジである。(4)は
一方の扉(2)に取り付けられた検出器取付板である。(5)
は検出器であり、(6)は他方の扉(1)に取り付けられた検
出対象体である。
【0020】本実施例では電気式のスイッチを用いた
が、空気や油圧を用いた流体式の検出器等も使用するこ
とができる。流体式の検出器の場合は必ずしも扉(1),
(2)が閉まっているときに検出器取付板と接触させる必
要はなく、検出器取付板が近接して検出器の流体の流れ
を阻害できるようになっていればよい。
【0021】2枚の扉(1),(2)は図中の矢印に示したよ
うは、ヒンジ(3a),(3b)を軸として観音開きするように
なっている。
【0022】図2は2枚の扉が閉じた状態を示してい
る。この状態では検出器(5)と検出対象体(6)とが接触し
ており、扉が2枚共閉まっていることを検出している。
したがって、機械(発泡成形機)は作動可能な状態となっ
ている。
【0023】図3は、本実施例の安全扉が開いているた
状態を上方から見た図である。図3(A)は、検出対象体
(6)を備えた側の扉(1)のみが開いており、検出器(5)を
備えた扉(2)は閉じている状態である。この状態では、
検出器(5)と検出対象体(6)とは離れているので、扉は
「開」状態であると検出される。したがって、機械(発
泡成形機)は作動できない状態となっている。
【0024】図3(B)は、検出対象体(6)を備えた側の扉
(1)が閉じており、検出器(5)を備えた扉(2)は開いてい
る状態である。この状態でも、検出器(5)と検出対象体
(6)とは離れているので、扉は「開」状態であると検出
される。
【0025】図3(C)は、検出対象体(6)を備えた側の扉
(1)と、検出器(5)を備えた扉(2)が共に開いている状態
である。この状態でも、検出器(5)と検出対象体(6)とは
離れているので、扉は「開」状態であると検出され、機
械(発泡成形機)は作動できない。
【0026】このように、本発明の安全扉では、検出器
(5)を1つしか使用していないにも拘わらず、2枚の扉が
共に閉まっている状態を検出することができ、扉が一枚
でも開いていれば安全のために機械を作動できないよう
に制御することができる。
【0027】[実施例2]図4は本実施例の安全扉を上
方より見た図である。実施例1は扉が2枚共ヒンジ扉で
あったが、本実施例では一方の扉(2)のみがヒンジ扉で
あり、他方の扉(7)は側方にスライド移動するスライド
扉である。
【0028】本実施例の場合も、一方の扉が「開」状態
にあるときは、検出器(5)と検出対象体(6)とが接触せ
ず、機械(10)は作動できないように制御される。そし
て、2枚の扉(2),(7)が共に閉じている場合のみ検出器
(5)と検出対象体(6)とが接触し、機械(10)が作動できる
状態となる。
【0029】[実施例3]図5は本実施例の安全扉を上
方より見た図である。本実施例は扉(7),(8)が2枚共、
側方にスライド移動するスライド扉である。
【0030】本実施例の場合も、一方の扉が「開」状態
にあるときは、検出器(5)と検出対象体(6)とが接触せ
ず、機械(10)は作動できないように制御される。そし
て、2枚の扉(7),(8)が共に閉じている場合のみ検出器
(5)と検出対象体(6)とが接触し、機械(10)が作動できる
状態となる。
【0031】いずれの実施例の場合でも、2枚の扉が共
に閉状態であることを1つの検出器で検出することがで
きる。そのため、検出器の数は従来の1/2にすることが
でき、それに伴い検出器の故障の可能性も半減して、よ
り安全性の高い安全扉とすることができる。そして、検
出器の数やそのための配線,配管等が1/2になるので、
設備費用の低減することができる。
【0032】上記の各実施例に示したように、扉の形式
が、ヒンジ扉であってもスライド扉であっても、更には
それらの組合わせであっても本発明を適用することがで
きる。そのため、機械(10)の設置場所やスペースの等に
適した扉形式を採用すればよい。
【0033】尚、上記各実施例では扉のフレームに検出
対象体を取り付けたが、フレーム自体を検出対象体とし
て直接検出器と接触させるようにしてもよい。
【0034】又、実施例では検出器として電気式のもの
を1つ使用したが、流体式の検出器と電気式の検出器(ス
イッチ)を組み合わせて用いると、たとえ一方の形式の
検出器が故障した場合でも、異なる形式の検出器が同時
に故障する可能性は極めて小さく、他方の形式の検出器
が働いているために、二重の安全性が得られる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明により、簡単な
構成で、信頼性が高く、安価な安全扉を提供することが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の安全扉を示した図。
【図2】実施例1の安全扉を上方より見た図(閉じた状
態)。
【図3】実施例1の安全扉を上方より見た図(開いた状
態)。
【図4】実施例2の安全扉を上方より見た図。
【図5】実施例3の安全扉を上方より見た図。
【図6】従来の安全扉を上方より見た図。
【符号の説明】
(1) 扉 (2) 扉 (3a),(3b) ヒンジ (5) 検出器 (6) 検出対象体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも隣接する2枚の扉を有し、一
    方の扉に扉の開閉状態を検出するための検出器が取り付
    けられており、他方の扉には2枚の扉が共に閉まった際
    に前記検出器に扉が閉状態であることを検出させるため
    の検出対象体が備えられていることを特徴とする安全
    扉。
  2. 【請求項2】 検出器は電気式又は流体式であることを
    特徴とする請求項1記載の安全扉。
  3. 【請求項3】 電気式の検出器と流体式の検出器を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の安全扉。
  4. 【請求項4】 扉はヒンジ扉もしくはスライド扉のいず
    れか、又はヒンジ扉とスライド扉の組合わせであること
    を特徹とする請求項1,請求項2又は請求項3記載の安
    全扉。
JP6053498A 1998-02-24 1998-02-24 安全扉 Pending JPH11236996A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014001012A1 (de) 2012-06-26 2014-01-03 Abb Technology Ag Ausfallsichere mehrfach-türverriegelung
JP2021003764A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 株式会社ケー・デー・イー 作業ロボット安全システム
WO2022097525A1 (ja) * 2020-11-09 2022-05-12 株式会社村田製作所 電子機器

Cited By (4)

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