JPH11235531A - 精米設備 - Google Patents

精米設備

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JPH11235531A
JPH11235531A JP3946898A JP3946898A JPH11235531A JP H11235531 A JPH11235531 A JP H11235531A JP 3946898 A JP3946898 A JP 3946898A JP 3946898 A JP3946898 A JP 3946898A JP H11235531 A JPH11235531 A JP H11235531A
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JP
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bran
rice
rice milling
discharge
room
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JP3946898A
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English (en)
Inventor
Satoru Satake
覺 佐竹
Toshiyuki Katsura
俊之 桂
Osao Nakade
長生 中出
Nobuyuki Saito
信之 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Satake Engineering Co Ltd
Kubota Corp
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
Kubota Corp
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が精米用作業室内で糠を取り出す際、
精米用作業室内が糠で汚れるのを防止し得る精米設備を
提供する。 【解決手段】 仕切壁5で仕切られた精米用機械室3内
に、精米機から発生した糠を排出する第1排出部19が
設けられ、第1排出部19内に、糠回収用の糠袋34が
出し入れ自在に挿入され、仕切壁5に、精米用作業室4
側と精米用機械室3側とに連通する開口部32が形成さ
れ、第1排出部19は、精米用機械室3内において、開
口部32に臨んだ位置に形成され、精米用作業室4内か
ら開口部32を通して第1排出部19内の糠袋34を取
り出し可能にした。第1排出部19は精米用機械室3内
に設けられているため、第1排出部19内に糠がこぼれ
ても、精米用作業室4内が糠で汚れることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば利用者が
コインを投入することによって自動的に精米を行うよう
な精米設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような精米設備としては例
えば特公平8−202号公報に示されるものがある。す
なわち、機械室と作業室とが隔壁で仕切られており、作
業室内の供給漏斗へ玄米を投入してからコイン投入口に
コインを投入することによって、上記玄米は揚穀装置で
揚穀されてホッパ内から精穀筒内に落下して精穀され
る。
【0003】この際、発生した糠は、糠案内筒を通って
サイクロン内に送り込まれ糠搬送装置内に落下する。そ
して、糠は上記糠搬送装置によって糠タンク内へ搬送さ
れ、糠タンクが糠で満杯になると、糠搬送装置が逆駆動
して糠が糠回収袋へ搬送される。
【0004】利用客が糠を購入する場合は、コイン投入
口にコインを投入して操作することによって、上記糠タ
ンク内に収納されている糠が糠排出筒を通って糠排出口
から排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、上記糠排出筒は、機械室内に設置されてい
る糠タンクから隔壁を貫通して作業室内へ突出してお
り、上記糠排出筒の先端に上記糠排出口が形成されてい
る。したがって、上記糠排出口は作業室内に位置してお
り、このため、糠排出口から糠が排出された際、作業室
内に糠がこぼれて作業室内が汚れるといった問題があ
り、作業室内の掃除を頻繁に行う必要があった。また、
上記糠排出口は作業室内に突出しているため、作業室内
のスペースが狭くなってしまい、さらには作業の邪魔に
なる恐れもあった。
【0006】本発明は、利用者が精米用作業室内で糠を
取り出す際、精米用作業室内が糠で汚れるのを防止し得
るとともに、作業室内のスペースをより広く利用できる
精米設備を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における精米設備は、精米用機械室と精米
用作業室とが仕切壁で仕切られ、上記精米用機械室内
に、精米用作業室内から投入された未精米の米を精米す
る精米機が設けられている精米設備であって、上記精米
用機械室内に、精米機から発生した糠を排出する排出部
が設けられ、上記仕切壁に、上記精米用作業室側と精米
用機械室側とに連通する開口部が形成され、上記排出部
は、精米用機械室内において、上記開口部に臨んだ位置
に形成され、上記精米用作業室内から開口部を通して排
出部内の糠を取り出し可能にしたことを特徴とするもの
である。
【0008】これによると、利用者は、排出部に排出さ
れた糠を、精米用作業室内から開口部を通して取り出す
ことができる。この際、上記排出部は精米用機械室内に
設けられているため、排出部に糠がこぼれても、精米用
作業室内が糠で汚れることはない。また、精米用作業室
内のスペースをより広く確保できる。
【0009】本第2発明における精米設備は、精米用機
械室内に、排出部とは別の他の排出部と、糠の排出を上
記排出部と他の排出部とのいずれかに切換える切換装置
とが設けられているものである。
【0010】これによると、切換装置によって糠の排出
を排出部に切換えると、糠は排出部に排出され、利用者
は、排出部に排出された糠を、精米用作業室内から開口
部を通して取り出すことができる。また、利用者が精米
用作業室内から糠を取り出す必要の無い場合は、切換装
置によって糠の排出を他の排出部に切換え、糠を他の排
出部に排出すればよい。
【0011】本第3発明における精米設備は、仕切壁
に、開口部を開閉する扉が設けられているものである。
これによると、糠が排出部へ排出されている際、扉で開
口部を閉じておくことにより、糠が排出部から精米用作
業室内へ飛散することを防止し得る。その後、扉を開け
て、排出部へ排出された糠を取り出す。
【0012】本第4発明における精米設備は、排出部内
に、糠回収用の糠袋が出し入れ自在に挿入され、上記排
出部内の下部に、上記糠袋を載せかつ糠袋の外に飛散し
た糠を受ける受け台が出し入れ自在に設置されているも
のである。
【0013】これによると、排出部へ排出された糠は糠
袋内に回収され、この際、糠袋の外に飛散した糠は受け
台により受けられる。そして、利用者は、糠袋を、精米
用作業室内から開口部を通して取り出すことができる。
【0014】また、受け台を精米用作業室内から開口部
を通して取り出すことによって、排出部内が糠で汚れる
ことを防止でき、排出部内に飛散した糠を箒等で掃き集
めるといった面倒な清掃作業を不要にでき、清掃作業が
簡易化される。
【0015】本第5発明における精米設備は、糠の排出
先を排出部と他の排出部とのいずれかから選択する操作
部が精米用作業室内に設けられているものである。これ
によると、利用者が精米用作業室内で操作部を操作する
ことによって、糠の排出先を排出部と他の排出部とのい
ずれかに選択することができる。したがって、利用者が
糠を取り出したい場合は操作部によって排出部を選択す
ればよく、また、糠の取り出しを不要とする場合は操作
部によって他の排出部を選択すればよい。
【0016】本第6発明における精米設備は、精米機が
停止すると、操作部に関係なく、糠の排出先が切換装置
で他の排出部へ切換えられるものである。これによる
と、操作部に関係なく、精米機が停止した時点で、糠の
排出先が切換装置で他の排出部へ切換えられるため、精
米が終了する毎に常に糠の排出先は他の排出部へ切換え
られている。したがって、後続の利用者が、糠の持ち帰
りを不要としているにもかかわらず、その意に反して、
排出部へ糠が排出されるといったトラブルを防ぐことが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図7に基づいて説明する。図2〜図5に示すように、
1は、コインを投入することにより自動的に精米作業を
行うコイン式の精米設備である。上記精米設備1の建屋
2内には、精米用機械室3と精米用作業室4とが仕切壁
5で仕切られて形成されている。尚、図3に示すよう
に、上記建屋2には、利用客が精米用作業室4に出入り
可能な一般用出入り口12と、係員が精米用機械室3に
出入り可能な専用出入り口13とが設けられている。
【0018】上記精米用作業室4内に設けられた投入ホ
ッパ6へ投入された玄米は、搬送装置7で精米用機械室
3内へ搬送され、精米用機械室3内に設けられた移送装
置8によって上方へ揚げられ、精米タンク9内に落下す
る。
【0019】上記精米タンク9の下部には精米機10が
設けられ、この精米機10で精米された米は精米用作業
室4内に設けられた白米ホッパ11内へ排出される。
尚、上記白米ホッパ11と投入ホッパ6とは仕切壁5に
取付けられて精米用作業室4内へ突出している。
【0020】精米時、上記精米機10から発生した糠は
糠回収装置14によって回収される。すなわち、上記糠
回収装置14は、第1および第2サイクロン15,16
と、糠を空気と共に上記第1および第2サイクロン1
5,16へ送るファン17と、糠の送り先を第1および
第2サイクロン15,16のいずれかに切換える切換装
置18と、上記第1サイクロン15の下方に形成された
第1排出部19と、上記第2サイクロン16の下方に形
成された第2排出部20(他の排出部に相当)とで構成
されている。
【0021】図2に示すように、上記ファン17は、精
米機10の下方に位置しており、搬送通路22を介して
接続されている。また、上記ファン17の吐出側と切換
装置18の入口側とは搬送通路23を介して接続されて
いる。
【0022】図3,図4に示すように、上記切換装置1
8の出口側には第1および第2出口24,25が形成さ
れており、上記第1出口24と上記第1サイクロン15
の入口側とが第1通路26を介して接続され、上記第2
出口25と上記第2サイクロン16の入口側とが第2通
路27を介して接続されている。
【0023】図1〜図4に示すように、上記第1排出部
19は、左右一対の側板28と奥板29と傾斜した上板
30と床部41とによって、前面が開放された箱状に形
成されている。そして、上記第1サイクロン15の下端
部に設けられた糠排出口31が第1排出部19内に挿入
されている。また、上記仕切壁5には、精米用作業室4
内と精米用機械室3内の第1排出部19の前面とに連通
する開口部32、ならびに、この開口部32を精米用作
業室4側から開閉可能な扉33とが設けられている。
【0024】また、上記第1排出部19内には、糠回収
用の大型の糠袋34が出し入れ自在に挿入され、さら
に、第1排出部19内の下部には、上記糠袋34を載せ
かつ糠袋34の外に飛散した糠を受ける受け台35が出
し入れ自在に設置されている。これにより、図1の仮想
線で示すように、上記精米用作業室4内から開口部32
を通して第1排出部19内の糠袋34を取り出すことが
できる。尚、図2,図6に示すように、上記糠袋34の
上縁は、第1排出部19の左右両側板28に設けられた
クリップ36によって挟まれて固定されている。
【0025】また、図1に示すように、上記受け台35
は、内部に中空部37を有しかつ上面が開放された箱体
38と、この箱体38の上面側に水平に複数本並べて設
けられた丸棒状の支持部材39とで構成されている。そ
して、上記中空部37は、互いに隣合う支持部材39間
に形成された隙間40を通して、受け台35の上方へ連
通している。
【0026】また、図3,図4に示すように、上記第2
排出部20には、第2サイクロン16から下方へ排出さ
れる糠を回収するための回収容器42が設置されてい
る。尚、上記精米タンク9と精米機10と糠回収装置1
4とは精米用機械室3内に設けられている。
【0027】図3,図5に示すように、上記仕切壁5に
は、精米機10と搬送装置7と移送装置8とファン17
と切換装置18とを制御する制御部44が精米用作業室
4内に面して設けられている。この制御部44には、コ
イン投入口45と、糠取出ボタン46(操作部の一例)
と、中止ボタン47(操作部の一例)と、その他の図示
しないボタン類が設けられている。
【0028】上記制御部44は、糠取出ボタン46から
の入力信号によって上記切換装置18を作動させ糠の送
り先を第1サイクロン15へ切換え、中止ボタン47か
らの入力信号によって上記切換装置18を逆作動させ糠
の送り先を第2サイクロン16へ切換え、さらに、精米
機10が停止することによって上記切換装置18を逆作
動させ糠の送り先を第2サイクロン16へ切換える。
【0029】以下に、上記構成における作用を説明す
る。先ず、利用客Aは、精米用作業室4内に入り、玄米
を投入ホッパ6へ投入し、さらに、糠を持って帰りたい
場合は、図3の実線で示すように、扉33を開けて、持
参した糠袋34を第1排出部19内に挿入して受け台3
5上に載置し、図6の実線で示すように、上記糠袋34
の上縁をクリップ36で挟んで固定しておく。
【0030】その後、利用客Aは、扉33を閉じ、コイ
ン投入口45へコインを投入し、糠取出ボタン46を押
す。上記コインの投入によって、精米機10を含む精米
設備1が駆動し、上記投入ホッパ6へ投入された玄米
は、搬送装置7で精米用機械室3内へ搬送され、移送装
置8によって上方へ揚げられて精米タンク9内に落下
し、精米機10で精米される。このようにして精米され
た米は白米ホッパ11内へ排出され、上記利用客は白米
ホッパ11内から精米済みの米を取り出す。
【0031】上記精米時に発生した糠は、精米機10か
ら搬送通路22内を落下し、ファン17によって搬送通
路23内を上方へ移動する。この際、上記糠取出ボタン
46がオンされているため、糠取出ボタン46からの入
力信号によって、制御部44が切換装置18を作動させ
糠の送り先を第1サイクロン15へ切換えている。これ
により、糠は、搬送通路23から切換装置18を経て第
1通路26内を通り、第1サイクロン15内へ流れ込
み、空気が第1サイクロン15の上部から排出され、糠
のみが第1サイクロン15内の下部に落下して糠排出口
31から排出され、糠袋34内に落下する。
【0032】このようにして糠袋34内に糠Bが回収さ
れるのであるが、この際、糠袋34の外に飛散した糠
は、受け台35の上方から支持部材39間の隙間40を
通って受け台35の中空部37内に落下して集められ
る。これにより、第1排出部19の床部41が糠で汚れ
ることを防止し得る。
【0033】そして、精米と糠の排出とが終了すると、
精米機10と搬送装置7と移送装置8とファン17とが
停止する。その後、利用客Aは、扉33を開けて、クリ
ップ36から糠袋34を外し、図1の仮想線で示すよう
に、この糠袋34を精米用作業室4内から開口部32を
通して取り出すことができる。
【0034】この際、上記第1排出部19は精米用機械
室3内に設けられているため、第1排出部19に糠がこ
ぼれても、精米用作業室4内が糠で汚れることはない。
また、糠が糠排出口31から糠袋34内に排出されてい
る際、扉33で開口部32を閉じておくことにより、糠
が第1排出部19から精米用作業室4側へ飛散すること
を防止し得る。
【0035】また、精米時、利用客Aは、糠の持ち帰り
を不要とする場合、中止ボタン47を押してオンにす
る。そして、中止ボタン47からの入力信号によって、
制御部44が切換装置18を逆作動させ糠の送り先を第
2サイクロン16へ切換える。これにより、糠は、搬送
通路23から切換装置18を経て第2通路27内を通
り、第2サイクロン16内へ流れ込み、空気が第2サイ
クロン16の上部から排出され、糠のみが第2サイクロ
ン16内の下部から回収容器42内へ落下して回収され
る。尚、上記回収容器42が糠で満杯になると、係員が
精米用機械室3内に入り、回収容器42を交換する。
【0036】また、図1に示すように、上記扉33を開
けて、受け台35を第1排出部19から開口部32を通
して精米用作業室4内へ取り出し、受け台35を上下逆
さまにすることにより、中空部37内に溜まった糠を容
易に排出することができる。したがって、第1排出部1
9内に飛散した糠を箒等で掃き集めるといった面倒な清
掃作業を不要にでき、清掃作業が簡易化される。
【0037】また、上記中止ボタン47を押さなくて
も、精米機10が停止した時点で、制御部44が切換装
置18を逆作動させて糠の送り先を第2サイクロン16
へ切換える。これにより、精米が終了する毎に常に糠の
送り先が第2サイクロン16へ切換えられているため、
後続の利用客が、糠袋34を第1排出部19内に装着せ
ず糠の持ち帰りを不要としているにもかかわらず、その
意に反して、糠排出口31から第1排出部19へ糠が排
出されるといったトラブルを防ぐことができる。
【0038】上記実施の形態では、図6に示すように、
大型の糠袋34をクリップ36で挟んで固定している
が、糠袋の他の例として、図7に示すように、スーパー
マーケット等の買い物用の小型のビニール袋49を第1
排出部19内へ挿入し、上記ビニール袋49の取手部5
0を上記左右両クリップ36に引っ掛けて吊るしてもよ
い。
【0039】上記実施の形態では、図1に示すように、
第1排出部19内に糠袋34と受け台35とを挿入して
いるが、第1排出部19内に、開口部32を通じて精米
用作業室4側へ出退自在な引き出し部材を設け、この引
き出し部材に上記糠袋34を設置してもよい。これによ
ると、糠袋34を取り出す場合は、引き出し部材を第1
排出部19内から開口部32を通して精米用作業室4内
に引き出せばよく、重い糠袋34であっても楽に取り出
すことができる。
【0040】上記実施の形態では、第1排出部19内に
糠袋34やビニール袋49を挿入しているが、袋の代り
に容器を用いてもよい。また、第2サイクロン16から
排出される糠を回収容器42で回収しているが、容器の
代りに袋を用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、利用
者は、排出部に排出された糠を、精米用作業室内から開
口部を通して取り出すことができる。この際、上記排出
部は精米用機械室内に設けられているため、排出部に糠
がこぼれても、精米用作業室内が糠で汚れることはな
い。また、精米用作業室内のスペースをより広く利用で
きる。
【0042】本第2発明によれば、切換装置によって糠
の排出を排出部に切換えると、糠は排出部に排出され、
利用者は、排出部に排出された糠を、精米用作業室内か
ら開口部を通して取り出すことができる。また、利用者
が精米用作業室内から糠を取り出す必要の無い場合は、
切換装置によって糠の排出を他の排出部に切換え、糠を
他の排出部に排出すればよい。
【0043】本第3発明によれば、糠が排出部へ排出さ
れている際、扉で開口部を閉じておくことにより、糠が
排出部から精米用作業室内へ飛散することを防止し得
る。本第4発明によれば、排出部へ排出された糠は糠袋
内に回収され、この際、糠袋の外に飛散した糠は受け台
により受けられる。そして、利用者は、糠袋を、精米用
作業室内から開口部を通して取り出すことができる。
【0044】また、受け台を精米用作業室内から開口部
を通して取り出すことによって、排出部内が糠で汚れる
ことを防止でき、排出部内に飛散した糠を箒等で掃き集
めるといった面倒な清掃作業を不要にでき、清掃作業が
簡易化される。
【0045】本第5発明によれば、利用者が精米用作業
室内で操作部を操作することによって、糠の排出先を排
出部と他の排出部とのいずれかに選択することができ
る。したがって、利用者が糠を取り出したい場合は操作
部によって排出部を選択すればよく、また、糠の取り出
しを不要とする場合は操作部によって他の排出部を選択
すればよい。
【0046】本第6発明によれば、精米が終了する毎に
常に糠の排出先は他の排出部へ切換えられるため、後続
の利用者が、糠の持ち帰りを不要としているにもかかわ
らず、その意に反して、排出部へ糠が排出されるといっ
たトラブルを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における精米設備の第1排
出部の側面から見た断面図である。
【図2】同、精米設備の精米用機械室内の正面図であ
る。
【図3】同、精米設備の平面図である。
【図4】同、精米設備の一部切欠き側面図である。
【図5】同、精米設備の精米用作業室内の正面図であ
る。
【図6】同、精米設備の第1排出部内に挿入された糠袋
の固定手段を示す正面図である。
【図7】同、精米設備の第1排出部内に挿入されたビニ
ール袋の固定手段を示す正面図である。
【符号の説明】
1 精米設備 3 精米用機械室 4 精米用作業室 5 仕切壁 10 精米機 18 切換装置 19 第1排出部(排出部) 20 第2排出部(他の排出部) 32 開口部 33 扉 34 糠袋 35 受け台 46 糠取出ボタン(操作部) 47 中止ボタン(操作部) 49 ビニール袋(糠袋) B 糠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中出 長生 大阪府八尾市神武町2番35号 株式会社ク ボタ久宝寺工場内 (72)発明者 斉藤 信之 大阪府八尾市神武町2番35号 株式会社ク ボタ久宝寺工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精米用機械室と精米用作業室とが仕切壁
    で仕切られ、上記精米用機械室内に、精米用作業室内か
    ら投入された未精米の米を精米する精米機が設けられて
    いる精米設備であって、上記精米用機械室内に、精米機
    から発生した糠を排出する排出部が設けられ、上記仕切
    壁に、上記精米用作業室側と精米用機械室側とに連通す
    る開口部が形成され、上記排出部は、精米用機械室内に
    おいて、上記開口部に臨んだ位置に形成され、上記精米
    用作業室内から開口部を通して排出部内の糠を取り出し
    可能にしたことを特徴とする精米設備。
  2. 【請求項2】 精米用機械室内に、排出部とは別の他の
    排出部と、糠の排出を上記排出部と他の排出部とのいず
    れかに切換える切換装置とが設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の精米設備。
  3. 【請求項3】 仕切壁に、開口部を開閉する扉が設けら
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の精米設備。
  4. 【請求項4】 排出部内に、糠回収用の糠袋が出し入れ
    自在に挿入され、上記排出部内の下部に、上記糠袋を載
    せかつ糠袋の外に飛散した糠を受ける受け台が出し入れ
    自在に設置されていることを特徴とする請求項1から請
    求項3のいずれかに記載の精米設備。
  5. 【請求項5】 糠の排出先を排出部と他の排出部とのい
    ずれかから選択する操作部が精米用作業室内に設けられ
    ていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれ
    かに記載の精米設備。
  6. 【請求項6】 精米機が停止すると、操作部に関係な
    く、糠の排出先が切換装置で他の排出部へ切換えられる
    ことを特徴とする請求項5記載の精米設備。
JP3946898A 1998-02-23 1998-02-23 精米設備 Pending JPH11235531A (ja)

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JP3946898A JPH11235531A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 精米設備

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100834123B1 (ko) 2007-09-21 2008-06-02 김재덕 곡물 부산물 처리방법 및 장치
JP2017064584A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 井関農機株式会社 精米設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100834123B1 (ko) 2007-09-21 2008-06-02 김재덕 곡물 부산물 처리방법 및 장치
JP2017064584A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 井関農機株式会社 精米設備

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