JPH11235067A - モータへの電力供給制御システム - Google Patents

モータへの電力供給制御システム

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JPH11235067A
JPH11235067A JP10173419A JP17341998A JPH11235067A JP H11235067 A JPH11235067 A JP H11235067A JP 10173419 A JP10173419 A JP 10173419A JP 17341998 A JP17341998 A JP 17341998A JP H11235067 A JPH11235067 A JP H11235067A
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JP
Japan
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motor
current
switch
circuit
window
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Application number
JP10173419A
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English (en)
Inventor
Ignacio Michel
マイケル イグナシオ
Bogdan Baurceanu
ボルスヌー ボグタン
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11235067A publication Critical patent/JPH11235067A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/08Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors
    • H02H7/085Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors against excessive load
    • H02H7/0851Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors against excessive load for motors actuating a movable member between two end positions, e.g. detecting an end position or obstruction by overload signal

Abstract

(57)【要約】 【課題】車のウィンドウにおける急速ダウン動作用のリ
フトモータを駆動するための方法を提供すること。 【解決手段】ウィンドウのリフトモータの駆動システム
が、急速ダウン機能を有し、モータ電流が、モータの突
入電流またはピーク電流に対応して設定された閾値を越
えるとき、過電流保護回路10がモータへの電力供給を中
断する。モータ電流は、分流回路間の小さな電圧降下と
して測定され、電流レベルがセットされた閾値よりも動
的に大きく上昇したとき、モータの駆動を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車のパワーウィン
ドウ用リフトモータにおける制御装置に関し、特にモー
タの起動時の過電流による損傷からモータ及び駆動回路
を保護するための回路に関する。
【0002】
【従来の技術】車のパワーウィンドウ用リフトモータ
は、ウィンドウを2点間またはある位置に上げ下げする
のに用いられる。一般的に、作動スイッチを保持してい
る限り、ウィンドウは指定した方向に移動する。これま
での多くのパワーウィンドウ回路に「急速ダウン動作(e
xpress down)」の機能を付加することにより、急速ダウ
ンスイッチの急速ダウンまたはダウンスイッチの更なる
下げ動作を与えなくてもウィンドウを下方向に移動する
ことができる。
【0003】この回路が急速ダウンモードにあるとき、
ウィンドウは、アップスイッチまたはダウンスイッチの
一方が作動するまで、あるいは、移動制限の端部を感知
するまで動き続ける。
【0004】ウィンドウが移動制限の端部に達したとき
等の潜在的に負荷が持続しているモータの停止状態中
に、ウィンドウ用リフトモータおよびその駆動回路を過
熱から保護するために、モータの制御装置は、通常、モ
ータ電流が所定の閾値または基準電流値以上に上昇した
場合には、モータへの電流の流れを中断するための過電
流保護回路を備えている。
【0005】この基準値は、一般的に、モータ及びその
駆動回路の電流及び/または電力容量を考慮して経験的
に選択される。しかし、全作動温度範囲に渡り、かつ回
路状態の変化がある場合においても有効な、単一固定の
閾値を選択するのは大変難しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような事情に鑑み
て、本発明の目的は、ウィンドウの移動制限範囲の端部
を感知する能力を備えた、車のウィンドウにおける急速
ダウン動作用のリフトモータを駆動するシステムを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は各請求項に記載の構成を有している。本発
明の方法によれば、この制御回路は、ウィンドウ用モー
タを流れる電流、即ち、分路に流れる電流の小さな電圧
降下として測定される電流を監視する。過電流保護回路
は、モータ電流が動的に設定された閾値、モータの突入
電流比に基づいて動的に設定される閾値を越えた時、モ
ータの作動を中断する。
【0008】この突入電流は、電力がモータに供給され
た後、すぐに起こる瞬時電流ピーク値に相当する。その
後、この電流値は、ウィンドウの移動位置の端部により
モータが停止するまで一般的に下がる。このモータの停
止によりモータ電流は、急激に立上り、突入時の電流値
を越える。モータ電流が選択された閾値を越えるとき、
停止状態にあると見なされ、モータはターンオフされ
る。
【0009】ウィンドウの下降移動の開始は、気候が高
温であろと低温であろうと、さらに車両エンジンの作動
中あるいは停止中においても起こり得るものであるの
で、同一作動状態下で達成された突入電流値におけるモ
ータ停止の検知に基づいて、移動位置の端部に到達した
ことを、より正確に決定するために回路と外部環境状態
を考慮に入れて変化させることができる。
【0010】本発明の上記及び他の特徴及び利点は、以
下に記載の詳細な説明とこれに付随する図面により明ら
かになるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図面、特に、図1を参照す
ると、本発明のウィンドウ用モータの制御回路は、参照
番号10で概略示されている。回路10は、以下で説明
する図2により詳細が示されたASICμ1を含みかつ
この回りに構成されるものである。
【0012】ASICμ1は、ピン端子VDDに車両用電
源B+から、抵抗R6を介して9Vないし16Vの電圧
が加えられる。ASICμ1のピン端子VDDと抵抗R6
は、キャパシタC1及びC3を介して、さらにダイオー
ドD10を介してアースに接続され、これらすべてが直
流5Vの規定電圧VDDを与えるために並列に接続されて
いる。
【0013】発振器出力ピン端子Vos outは、抵抗R8
を介して発振器入力ピン端子os inに接続されて、クロ
ック周波数を発生するのに用いられ、さらにキャパシタ
C5を介してアースに接続される。ピン端子REF−O
UT(抵抗R5を介して)及びピン端子REF−IN
は、抵抗R4を介してピン端子AGNDに接続されてい
る。以下に詳細に説明するように、停止基準電圧(百分
率)は、ピン端子REF−OUTとREF−INを介し
てASICμ1に加えられ、電圧駆動回路に対して突入
電流に相当する蓄積電圧を印加するのに用いられる。ピ
ン端子AGNDは、アナログ基準出力を供給し、本実施
形態では、VDDの1/4である。
【0014】スイッチS1は、アクチュエータとしての
車に乗車する者または運転者による操作に応答して閉じ
られ、VDDとダウン入力ピン端子DOWNの間に電気的
に接続される。ここに記載される本実施形態では、連結
されたアクチュエータの作動により回路がトリガされ
て、ダウンモードと急速ダウンモードの両モードが可能
になる。
【0015】スイッチが第1デテント位置へ押下げられ
たとき、ダウンモードが実行され、操作者がアクチュエ
ータを解除するまでウィンドウが下降する。第2デテン
ト位置にアクチュエータを押下げると、スイッチS3が
閉じて、システムは、急速ダウンモードになり、移動位
置の端部に到達するまで、またはユーザがモードをキャ
ンセルされるまで、ウィンドウの下降が続く。
【0016】急速ダウンモードがすでに開始された後
に、2度目にアクチュエータが押下げられた場合、急速
ダウンモードは解除される。また、「アップ」スイッチ
を押圧する場合にも、急速ダウンモードは解除される。
こうして、スイッチS3は、単一のボタンを介してスイ
ッチS1を機械的に制御することができる場合でも、こ
のスイッチは、電気的に分離している。
【0017】スイッチS3は、車両用電源とアースの間
に電気的に接続され、電源は抵抗R9を介し、また、ア
ースはキャパシタC7を介してASICμ1の急速ダウ
ン入力ピン端子EXPRESSに接続される。しかし、
当業者であれば、この回路構成は、独立した急速ダウン
アクチュエータを設ける等の他の作動機構によって効果
的に作動させ得ることは容易に見い出せる。
【0018】ASICμ1のピン端子V−REFは、キ
ャパシタC8を介してアースされ、このキャパシタは、
モータの突入電流に相当する電圧で充電される。分路電
圧入力ピン端子Vsは、ウィンドウ用リフトモータM1
からの信号を受け、モータM1はコイルKにより作動す
るリレーSPDIを介して車両用電源に接続される。モ
ータM1が作動中のとき、分路電圧がASICμ1によ
ってその状態(突入、走行、または停止の状態)を決め
るために使用される。
【0019】また、ピン端子Vsは、抵抗R3を介して
スイッチS2に接続されており、このスイッチS2は、
ウィンドウの上方移動を開始するために作動可能となっ
ている。これに対して、抵抗R3は、アップスイッチS
2が閉じられない限り、電流センサとして作用する。出
力ピン端子OUTは、トランジスタQ1に出力駆動電流
を供給し、トランジスタQ1のエミッタが、ダイオード
D5を介してアースに接続され、またコレクタがダイオ
ードD6を介して車両用電源に接続されている。ダイオ
ードD6の他端側は、コイルK1に接続されている。ピ
ン端子OUTは、回路10がダウンモードまたは急速ダ
ウンモードのいずれかにある時、ハイレベルにあり、さ
もなければローレベルである。
【0020】通常時では、ASICμ1は、車両用電源
により駆動され、DOWNまたはEXPRESSのいず
れかのピン端子への入力を待っている待機状態である。
これらの入力は、通常、30kΩの抵抗を介してアース
に接続されている。ピン端子OUTは、このときローレ
ベルにあり、トランジスタQ1はカットオフの状態に維
持される。入力端子Vsは、アースに関連してゼロボル
トである。
【0021】使用者がダウンスイッチS1を作動する
と、ピン端子のDOWNとVDDが接続され、ピン端子D
OWNの電圧は、所定のトリガ電圧VH 以上となり、ダ
ウンアクチュエータの正動作を示すようにセットされ
る。この状態が少なくとも10ミリ秒間持続された場
合、ASICμ1は、これを、ダウンアクチュエータを
作動させる正しい信号とみなす。
【0022】この時点では、ピン端子OUTはローレベ
ルであるが、ダウンスイッチS1の作動が起こらない
と、ピン端子OUTはハイレベルに移行する。これによ
り、駆動トランジスタQ1は、5mAで飽和し、コイル
K1を介してパワーリレーSPDTを起動する。ピン端
子OUTは、モータM1を介して流れる電流に係わらず
ダウンアクチュエータスイッチS1が開くまでハイレベ
ルにある。
【0023】ピン端子DOWNの電圧は、少なくとも1
0ミリ秒の間、トリガ電圧より下方の電圧VL に降下
し、一般的に、ダウンスイッチS1が開いたことを示
し、ピン端子OUTはローレベルに戻り、また、ASI
Cμ1も待機状態に戻る。ピン端子DOWNがハイレベ
ルになったとき、ピン端子OUTがすでにハイレベルに
ある場合、ピン端子OUTはローレベルに引き戻され
る。これは、急速ダウン機能をキャンセルさせる。ピン
端子OUTは、ピン端子DOWNがハイレベルであって
もローレベルに留まる。ピン端子DOWNがローレベル
になると、ASICμ1は、リセットされ、そして、手
動のダウン作動の用意ができる。
【0024】ウィンドウの急速ダウン動作を実行するた
めに、ASICμ1は、待機状態で、かつ操作者が最初
にダウンアクチュエータを作動させなければならない。
これによりスイッチS1が閉じ、ピン端子DOWNでの
電圧を、強制的にトリガ電圧のハイレベルVH 以上の電
圧にする。
【0025】ピン端子OUTがローレベルの場合、これ
はハイレベルに移行し、そして、リレーSPDTを介し
てモータがパワーアップされる。入力ピン端子Vsの電
圧は、(本実施形態では、約12回まで)読み取られて
増幅され、外部分流回路間で電圧降下(一般的に、28
〜120mVdc)が生じる。
【0026】モータが最初にターンオンすると、突入電
流が入力ピン端子Vsに短いスパイク電圧を生じさせ、
このスパイク電圧は、増幅されて、ピーク検出器、サン
プル/ホールド回路によって蓄積され、ピン端子REF
−INの基準電圧として用いられる。
【0027】サンプル/ホールド回路動作において、ピ
ン端子V−REFは、モータの突入電流によりピーク電
圧に充電するために外部キャパシタを充電する。このピ
ーク電圧は、約12回増幅される入力ピン端子Vsでの
突入電流スパイクを直接測定する。このピーク電圧は、
ピン端子OUTがローレベルになるまで、ピン端子V−
REFに蓄積される。これは、13秒間で行うことがで
きる。ピン端子REF−OUTは、ピン端子V−REF
のバッファ出力であり、抵抗R4と抵抗R5によって形
成される外部電圧デバイダは、電圧を分割し、ピン端子
REF−INに接続される。このREF−IN電圧は、
入力ピン端子Vs上の停止電流を検出するために用いら
れる閾値電圧である。
【0028】この実施形態において、閾値は、突入電流
に相当する固定の電圧百分率として設定され、好ましく
は、突入電流の約87%に等しい。しかし、突入電流に
基づく閾値を選択する同様の他の手段が代わりに用いら
れることは明白である。
【0029】操作者が急速ダウンスイッチS3を作動さ
せると、ピン端子DOWN上の入力がVH を越え、そし
てピン端子OUTがハイレベルに達した後、入力ピン端
子EXPRESSは、ハイレベルVH となる。この状態
が少なくとも10ミリ秒の間維持されると、ピン端子の
EXPRESSとDOWNがローレベル(即ち、操作者
は急速及びダウンアクチュエータを解除した。)であっ
てもピン端子OUTがハイレベルとなるので、ASIC
μ1は内部的にラッチされる。
【0030】ピン端子のEXPRESSとDOWNの一
方がハイレベルの場合には、ピン端子OUTはハイレベ
ルにとどまる。ASICμ1の内部発振器は、ASIC
μ1が急速ダウンモード側に作動している時間中、内部
カウンタをインクメントする。
【0031】回路10が、一旦、急速ダウンモードに置
かれた場合、これを解除する6つのモードがある。第1
の解除は、タイムアウト動作である。ASICμ1は、
急速ダウンモードにあるとき、ピン端子OUTはハイレ
ベルである。この時間中に、ピン端子VOS−OUTと
VOS−IN上の発振器は、内部タイムアウトカウンタ
をインクメントする。これらのカウンタは、特定のカウ
ント手順を発振周波数が10kHzで約10秒で完了す
ると、ピン端子OUTはハイレベルに引き上げられる。
このタイムアウトは、ある時間経過後、ウィンドウの下
降動作が停止されることを確実にし、そして、ある理
由、または他の回路あるい機械的異常が起ったために停
止電流が閾値を越えられないという不測の状態に対して
モータを保護する。
【0032】急速ダウンモードの第2の解除は、ウィン
ドウの移動位置の端部で通常発生するモータ停止の場合
に起る。ピン端子Vsでの電圧レベルが、ピン端子RE
F−INでの基準電圧よりも高い場合に、ASICμ1
は、停止状態を検出し、内部停止遅延カウンタのインク
メントを開始する。この停止状態は、予め規定された停
止遅延時間(本実施例では、約0.5秒)以上維持され
ると、その時、ピン端子Vsは、ローレベル値に戻り、
ASICμ1は、停止遅延カウンタをリセットする。こ
の最近のピーク値が突入電流よりも高い場合、ピーク検
出器によって記憶され、新しい閾値として用いられる。
【0033】停止及びタイムアウト時間との比率は、修
正することができる。ピン端子RATIOをハイレベル
に引き上げると、停止時間(TSTALL)とタイムアウト
時間(TTOUT)の比率、即ち、TSTALL /TTOUT=0.
35/10であり、ピン端子RATIOをローレベルに
引き下げると、TSTALL /TTOUT=0.65/10とな
る。本形態の好ましい例では、このピン端子RATIO
が左側に浮動しており、この比率は、0.5/10であ
る。
【0034】この急速ダウンモードは、ダウンアクチュ
エータの更なる作動を行うことにより解除することもで
きる。ピン端子OUTがハイレベルにあるとき、ピン端
子DOWNがハイレベルになると、ASICμ1はリセ
ットされかつピン端子OUTをローレベルに引き下げ
る。ピン端子OUTは、ピン端子DOWNがハイレベル
のままであっても、ローレベルに留まる。同様に、急速
ダウンアクチュエータの2度目の作動により、このダウ
ンモードが解除される。上述のように、ダウンモードが
解除された後、ピン端子DOWNがハイレベルに維持さ
れると、ASICμ1はリセットされかつピン端子OU
Tをローレベルに引き下げる。ピン端子OUTは、ピン
端子DOWNがハイレベルのままであっても、ローレベ
ルに留まる。
【0035】アップスイッチS2がASICμ1の急速
ダウンモード中に作動する場合、ピン端子OUTがハイ
であるとき、ASICμ1はアースされないまま運転停
止する。アース状態であることが記憶されると、回路の
内部カウンタ及びレジスタはすべてリセットされ、ピン
端子OUTをローレベルに引き下げる。短絡回路電流
が、急速ダウンモード時に検出されると、即ち、本実施
形態では、Isc=45Aに対応してVs=0.263V
が検出されると、ピン端子OUTは、直ちにローレベル
に引き下げられる。
【0036】こうして、本発明の回路は、急速ダウンモ
ードにおいて、モータへの印加電力を有効に中断するこ
とができる。ASICμ1の構成部品に関する更なる詳
細は、図2に包含されている。図3で機能ブロック形式
で示すように、ASICμ1は、増幅器、ピーク検出
器、バッファ、短絡回路比較器、停止比較器、状態マシ
ーン、および出力駆動用補助回路を含んでいる9つの主
機能サブ回路を有する。これらのサブ回路は、図1に付
随して説明された方法に従って作動する。
【0037】上述した説明は、本発明の典型的な実施形
態についてのみ記載したものである。当業者には本発明
の様々な変更および修正が明らかになると思われる。そ
のよう変更および修正は、添付の請求項の範囲に入って
いる限り、本発明に含まれるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における急速ダウン用のウィンドウのリ
フトモータ制御回路を説明するための概略図である。
【図2】図1の制御回路に使用される特別仕様の集積回
路(ASIC)を詳細に示す回路図である。
【図3】図1,図2に示す回路の種々の部品の機能の相
互関係を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
10 制御回路 S1 スイッチ S2 スイッチ S3 スイッチ M1 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 ボグタン ボルスヌー アメリカ合衆国 イリノイ 60634 シカ ゴ ノース ニューランド 2915

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気モータへ供給する電力を制御する方法
    であって、 使用者が操作するスイッチを設け、このスイッチが閉じ
    ることにより前記モータに電源からの電力供給が開始さ
    れ、 前記モータに供給される電流値を測定し、 その電流ピーク値を検出し、 前記モータにおける電流ピーク値の百分率をある閾値に
    設定し、 前記測定された電流値が前記閾値を越える時、前記モー
    タへの電力供給を停止する各ステップを有することを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記モータとアース間に抵抗を接続するス
    テップをさらに含み、前記電流値は、前記抵抗間の電圧
    降下として測定されることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】前記電流ピーク値の百分率が、約87%で
    あることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記電流ピーク値は、モータの突入電流値
    であるか、または前記スイッチを閉じた後に生じる電流
    のピーク値であることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  5. 【請求項5】車両のウィンドウを開閉するためのモータ
    を制御するのに用いられ、さらに、前記モータの出力が
    前記ウィンドウに機械的に連結されることを含んでいる
    請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】前記スイッチを閉じてタイマを作動させ、
    所定の時間経過後、前記モータに電力を付加するのを中
    断するステップをさらに含んでいることを特徴とする請
    求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】使用者が作動可能な第2のスイッチを設
    け、この第2のスイッチが閉じたままである限り、前記
    第2のスイッチは、前記電源から前記モータへ電流の流
    れを生じさせることを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】第1,第2のスイッチは、単一のトグルア
    クチュエータを押し下げることにより、運転者または乗
    車した者によって作動可能であることを特徴とする請求
    項7記載の方法。
  9. 【請求項9】第3の作動可能なスイッチを設け、このス
    イッチが閉じたままである限り、前記第3のスイッチ
    は、前記電源から前記モータへ電流の流れを生じさせ、
    さらに、前記第1,第2のスイッチよって生じる方向と
    は反対側の方向に、この第3のスイッチにより、前記モ
    ータがウィンドウを移動させることを特徴とする請求項
    7記載の方法。
  10. 【請求項10】電源から電気モータに電力を選択的に供
    給及び停止するための回路であって、 前記モータの電力の供給を開始するための作動可能なス
    イッチと、 前記モータに流れる電流の測定値を示す信号を供給する
    ための電流センサと、 このセンサからの電流値信号を受け入れるとともに、モ
    ータの突入電流値を識別し、さらに前記突入電流値の百
    分率としてある閾値を設定するようにプログラムされて
    いるプロセッサと、 このプロセッサに応答して、前記測定されたモータ電流
    値が閾値を越えるとき、前記モータへの電力を中断する
    ための回路手段とを備えていることを特徴とする回路。
  11. 【請求項11】プロセッサは、データ処理用の特定の集
    積回路を含んでいることを特徴とする請求項10記載の
    回路。
  12. 【請求項12】電流センサは、モータとアースとの間に
    接続された抵抗を含み、モータ電流値は、この抵抗間の
    電圧降下として測定されることを特徴とする請求項10
    記載の回路。
  13. 【請求項13】中断するための回路手段は、リレーを含
    んでいることを特徴とする請求項10記載の回路。
  14. 【請求項14】前記回路は、車のウィンドウに機械的に
    連結されたモータを制御するために車に設置され、モー
    タ電流が加えられたときにウィンドウの移動を実行する
    ようになることを特徴とする請求項10記載の回路。
JP10173419A 1997-06-19 1998-06-19 モータへの電力供給制御システム Pending JPH11235067A (ja)

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US08/878,698 US5867357A (en) 1997-06-19 1997-06-19 Dynamic protection circuit for a motor type load
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AT (1) ATE273582T1 (ja)
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