JPH11233668A - Lsiパッケージ - Google Patents

Lsiパッケージ

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JPH11233668A
JPH11233668A JP10031497A JP3149798A JPH11233668A JP H11233668 A JPH11233668 A JP H11233668A JP 10031497 A JP10031497 A JP 10031497A JP 3149798 A JP3149798 A JP 3149798A JP H11233668 A JPH11233668 A JP H11233668A
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JP
Japan
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chip
integrated circuit
mounting position
circuit chip
guiding
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JP10031497A
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English (en)
Inventor
Tadashi Mimura
忠士 三村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/1517Multilayer substrate
    • H01L2924/15172Fan-out arrangement of the internal vias
    • H01L2924/15174Fan-out arrangement of the internal vias in different layers of the multilayer substrate
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/153Connection portion
    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA

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  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積回路チップ11を正確かつ簡便にチップ
搭載位置Aに搭載すること。 【解決手段】 基体底部に向かって凹形状を有し、集積
回路チップ11に設けられている複数の第1のハンダボ
ール111,…,111の各々と一対一の対応関係で電
気的コンタクトを行うための電極パッド113,…,1
13が配列され、集積回路チップ11を所定のチップ搭
載位置Aに載置する際に集積回路チップ11をチップ搭
載位置Aに誘導するための少なくとも1つ以上の搭載位
置誘導用誘導突起部101,…,101が凹形状の側壁
部分に形成されている収納部13と、基体底面に所定の
ピッチで配列されている複数の第2のハンダボール1
2,…,12と、第1のハンダボール111,…,11
1の各々と第2のハンダボール12,…,12の各々と
を所定の対応関係で電気的に接続する配線手段112,
…,112とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路チップを
実装するためのパッケージ技術に関し、特に、BGA
(Ball Grid Array),CSP(Chi
p Scale(またはSize) Packag
e),QFP(Quad Flat Package)
等のパッケージを実装するためのLSIパッケージに関
する。
【0002】
【従来の技術】図6(a)及び(b)は、従来のLSI
パッケージの構造を説明するための図である。
【0003】従来この種のLSIパッケージとしては、
例えば、図6(a)に示すようなもの(以下、第1従来
技術と呼ぶ)がある。
【0004】第1従来技術においては、平板上のキャッ
プ3が用いられていた。このキャップ3上にCSP用の
集積回路チップ1をフェイスダウン状態で搭載し、この
状態で、CSP用の集積回路チップ1の回路面(上面)
に設けられている複数のハンダボール2,…,2の各々
とキャップ3の下面に設けられている複数のハンダボー
ル4,…,4の各々とを所定の対応関係で配線材料(図
示せず)を介して接続していた。
【0005】一方、従来この種のLSIパッケージとし
ては、例えば、図6(b)に示すようなもの(以下、第
2従来技術と呼ぶ)がある。
【0006】第2従来技術においては、平板上のキャッ
プ3が用いられていた。このキャップ3上にワイヤーボ
ンド接続用の集積回路チップ2をフェイスアップ状態で
搭載し、この状態で、ワイヤーボンド接続用の集積回路
チップ2の回路面(上面)に設けられている複数のボン
ディングパッド(図示せず)の各々とキャップ3の上面
に設けられている電極パッド(図示せず)の各々とを所
定の対応関係でボンディングワイヤー(導電性リード)
5,…,5を介して接続していた。更に、キャップ3の
下面に設けられている複数のハンダボール4,…,4の
各々とを所定の対応関係で配線材料(図示せず)を介し
て接続していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな第1従来技術や第2従来技術のLSIパッケージで
は、平板上のキャップ3上に集積回路チップ2をチップ
搭載位置に誘導するための手段が講じられていないた
め、集積回路チップを正確にチップ搭載位置に搭載する
ことが難しいという技術的課題があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、特に、請求項1に記載の発
明においては、集積回路チップを正確かつ簡便にチップ
搭載位置に搭載することを課題としている。
【0009】請求項2に記載の発明においては、集積回
路チップが搭載される収納部がチップサイズに対して大
きい場合であっても、収納部の周辺部分に電極パッドが
形成されていないため、周辺部分を電極パッドとして使
用することはできなくなるものの、収納部の底面の中央
部分に電極パッドを配列することで、チップサイズの小
さい集積回路チップであってもチップ搭載位置に対する
位置合わせを正確かつ簡便に行うことのできる接続多様
性に富むLSIパッケージを提供することを課題として
いる。
【0010】請求項3に記載の発明においては、搭載位
置誘導用嵌合枠材をチップ搭載位置へのガイド手段とし
て集積回路チップを正確かつ簡便にチップ搭載位置に搭
載することを課題としている。更に、集積回路チップが
搭載される収納部がチップサイズに対して大きい場合で
あっても、収納部の周辺部分に電極パッドが形成されて
いないため、周辺部分を電極パッドとして使用すること
はできなくなるものの、収納部の底面の中央部分に電極
パッドを配列することで、チップサイズの小さい集積回
路チップであってもチップ搭載位置に対する位置合わせ
を正確かつ簡便に行うことのできる接続多様性に富むL
SIパッケージを提供することも課題としている。
【0011】請求項4に記載の発明においては、4つの
搭載位置誘導用コーナー部をチップ搭載位置へのガイド
手段として集積回路チップを正確かつ簡便にチップ搭載
位置に搭載することを課題としている。更に、集積回路
チップが搭載される収納部がチップサイズに対して大き
い場合であっても、収納部の周辺部分に電極パッドが形
成されていないため、周辺部分を電極パッドとして使用
することはできなくなるものの、収納部の底面の中央部
分に電極パッドを配列することで、チップサイズの小さ
い集積回路チップであってもチップ搭載位置に対する位
置合わせを正確かつ簡便に行うことのできる接続多様性
に富むLSIパッケージを提供することも課題としてい
る。
【0012】請求項5に記載の発明においては、4つの
搭載位置誘導用コーナー材をチップ搭載位置へのガイド
手段として集積回路チップを正確かつ簡便にチップ搭載
位置に搭載することを課題としている。更に、集積回路
チップが搭載される収納部がチップサイズに対して大き
い場合であっても、収納部の周辺部分に電極パッドが形
成されていないため、周辺部分を電極パッドとして使用
することはできなくなるものの、収納部の底面の中央部
分に電極パッドを配列することで、チップサイズの小さ
い集積回路チップであってもチップ搭載位置に対する位
置合わせを正確かつ簡便に行うことのできる接続多様性
に富むLSIパッケージを提供することも課題としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された請求項1に記載の発明は、集積回
路チップ11を実装するためのLSIパッケージであっ
て、基体底部に向かって凹形状を有し、集積回路チップ
11に設けられている複数の第1のハンダボール11
1,…,111の各々と一対一の対応関係で電気的コン
タクトを行うための電極パッド113,…,113が配
列され、集積回路チップ11を所定のチップ搭載位置A
に載置する際に当該集積回路チップ11を当該チップ搭
載位置Aに誘導するための少なくとも1つ以上の搭載位
置誘導用誘導突起部101,…,101が当該凹形状の
側壁部分に形成されている収納部13と、基体底面に所
定のピッチで配列されている複数の第2のハンダボール
12,…,12と、当該第1のハンダボール111,
…,111の各々と当該第2のハンダボール12,…,
12の各々とを所定の対応関係で電気的に接続する配線
手段112,…,112とを有する構造のLSIパッケ
ージ10である。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、基体底部
に向かって凹形状を有する収納部13において、集積回
路チップ11を所定のチップ搭載位置Aに載置する際に
搭載位置誘導用誘導突起部101,…,101が凹形状
の側壁部分をガイド手段として集積回路チップ11をチ
ップ搭載位置Aに誘導する。集積回路チップ11に設け
られている複数の第1のハンダボール111,…,11
1の各々と電極パッド113,…,113の各々とを一
対一の対応関係で電気的コンタクトを行う。続いて、配
線手段112,…,112が、基体底面に所定のピッチ
で配列されている複数の第2のハンダボール12,…,
12の各々と第1のハンダボール111,…,111の
各々とを所定の対応関係で電気的に接続する。その結
果、集積回路チップ11を正確かつ簡便にチップ搭載位
置Aに搭載することができるようになる。
【0015】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のLSI
パッケージ10において、前記電極パッド113,…,
113の各々が、前記収納部13の底面の中央部分に前
記チップ搭載位置Aに対応して配列されている構造のL
SIパッケージ10である。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、基体底部に向かって凹形状を有
する収納部13において、集積回路チップ11を所定の
チップ搭載位置Aに載置する際に搭載位置誘導用誘導突
起部101,…,101が凹形状の側壁部分をガイド手
段として集積回路チップ11をチップ搭載位置Aに誘導
する。続いて、収納部13の底面の中央部分にチップ搭
載位置Aに対応して配列されている電極パッド113,
…,113の各々と前述の複数の第1のハンダボール1
11,…,111の各々とを一対一の対応関係で電気的
コンタクトを行う。続いて、配線手段112,…,11
2が、基体底面に所定のピッチで配列されている複数の
第2のハンダボール12,…,12の各々と第1のハン
ダボール111,…,111の各々とを所定の対応関係
で電気的に接続する。
【0017】その結果、集積回路チップ11が搭載され
る収納部13がチップサイズSA(SB)に対して大きい
場合であっても、収納部13の周辺部分に電極パッド1
13,…,113が形成されていないため、周辺部分を
電極パッド113,…,113として使用することはで
きなくなるものの、収納部13の底面の中央部分に電極
パッド113,…,113を配列することで、チップサ
イズSA(SB)の小さい集積回路チップ11であっても
チップ搭載位置Aに対する位置合わせを正確かつ簡便に
行うことのできる接続多様性に富むLSIパッケージ1
0を提供することができるようになる。
【0018】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のLSI
パッケージ10において、搭載される集積回路チップ1
1のチップサイズSA(SB)に応じた厚みを有した枠形
状を有し、前記収納部13に嵌入された状態で、集積回
路チップ11を当該枠形状の内壁面を用いて前記チップ
搭載位置Aに誘導すると共に、当該誘導されてきた集積
回路チップ11を当該チップ搭載位置Aに保持するため
の搭載位置誘導用嵌合枠材14を有する構造のLSIパ
ッケージ10である。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、集積回路チップ11を所定のチ
ップ搭載位置Aに載置する際に、搭載される集積回路チ
ップ11のチップサイズSA(SB)に応じた厚みの枠形
状を有した搭載位置誘導用嵌合枠材14が、収納部13
に嵌入された状態で、集積回路チップ11を枠形状の内
壁面をガイド手段として用いてチップ搭載位置Aに誘導
すると共に、誘導されてきた集積回路チップ11をチッ
プ搭載位置Aに保持する。続いて、収納部13の底面の
中央部分にチップ搭載位置Aに対応して配列されている
電極パッド113,…,113の各々と前述の複数の第
1のハンダボール111,…,111の各々とを一対一
の対応関係で電気的コンタクトを行う。続いて、配線手
段112,…,112が、基体底面に所定のピッチで配
列されている複数の第2のハンダボール12,…,12
の各々と第1のハンダボール111,…,111の各々
とを所定の対応関係で電気的に接続する。
【0020】その結果、搭載位置誘導用嵌合枠材14を
チップ搭載位置Aへのガイド手段として集積回路チップ
11を正確かつ簡便にチップ搭載位置Aに搭載すること
ができるようになる。更に、集積回路チップ11が搭載
される収納部13がチップサイズSA(SB)に対して大
きい場合であっても、収納部13の周辺部分に電極パッ
ド113,…,113が形成されていないため、周辺部
分を電極パッド113,…,113として使用すること
はできなくなるものの、収納部13の底面の中央部分に
電極パッド113,…,113を配列することで、チッ
プサイズSA(SB)の小さい集積回路チップ11であっ
てもチップ搭載位置Aに対する位置合わせを正確かつ簡
便に行うことのできる接続多様性に富むLSIパッケー
ジ10を提供することができるようになる。
【0021】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のLSI
パッケージ10において、搭載される集積回路チップ1
1のチップサイズSA(SB)に応じた厚みを有したL字
形状であって前記収納部13の四隅に形成され、集積回
路チップ11を当該L字形状の内壁面を用いて前記チッ
プ搭載位置Aに誘導すると共に、当該誘導されてきた集
積回路チップ11を当該チップ搭載位置Aに保持するた
めの4つの搭載位置誘導用コーナー部{16,16,1
6,16}を有する構造のLSIパッケージ10であ
る。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、集積回路チップ11を所定のチ
ップ搭載位置Aに載置する際に、搭載される集積回路チ
ップ11のチップサイズSA(SB)に応じた厚みを有し
たL字形状であって収納部13の四隅に形成された4つ
の搭載位置誘導用コーナー部{16,16,16,1
6}が、集積回路チップ11をL字形状の内壁面をガイ
ド手段として用いてチップ搭載位置Aに誘導すると共
に、誘導されてきた集積回路チップ11をチップ搭載位
置Aに保持する。続いて、収納部13の底面の中央部分
にチップ搭載位置Aに対応して配列されている電極パッ
ド113,…,113の各々と前述の複数の第1のハン
ダボール111,…,111の各々とを一対一の対応関
係で電気的コンタクトを行う。続いて、配線手段11
2,…,112が、基体底面に所定のピッチで配列され
ている複数の第2のハンダボール12,…,12の各々
と第1のハンダボール111,…,111の各々とを所
定の対応関係で電気的に接続する。
【0023】その結果、4つの搭載位置誘導用コーナー
部{16,16,16,16}をチップ搭載位置Aへの
ガイド手段として集積回路チップ11を正確かつ簡便に
チップ搭載位置Aに搭載することができるようになる。
更に、集積回路チップ11が搭載される収納部13がチ
ップサイズSA(SB)に対して大きい場合であっても、
収納部13の周辺部分に電極パッド113,…,113
が形成されていないため、周辺部分を電極パッド11
3,…,113として使用することはできなくなるもの
の、収納部13の底面の中央部分に電極パッド113,
…,113を配列することで、チップサイズSA(SB)
の小さい集積回路チップ11であってもチップ搭載位置
Aに対する位置合わせを正確かつ簡便に行うことのでき
る接続多様性に富むLSIパッケージ10を提供するこ
とができるようになる。
【0024】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のLSI
パッケージ10において、搭載される集積回路チップ1
1のチップサイズSA(SB)に応じた厚みを有したL字
形状であって、前記収納部13の四隅に配置された際に
集積回路チップ11を当該L字形状の内壁面を用いて前
記チップ搭載位置Aに誘導すると共に、当該誘導されて
きた集積回路チップ11を当該チップ搭載位置Aに保持
するための4つの搭載位置誘導用コーナー材{15,1
5,15,15}を有する構造のLSIパッケージ10
である。
【0025】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、集積回路チップ11を所定のチ
ップ搭載位置Aに載置する際に、搭載される集積回路チ
ップ11のチップサイズSA(SB)に応じた厚みを有し
たL字形状の4つの搭載位置誘導用コーナー材{15,
15,15,15}が、収納部13の四隅に配置された
際に集積回路チップ11をL字形状の内壁面を用いてチ
ップ搭載位置Aに誘導すると共に、誘導されてきた集積
回路チップ11をチップ搭載位置Aに保持する。続い
て、収納部13の底面の中央部分にチップ搭載位置Aに
対応して配列されている電極パッド113,…,113
の各々と前述の複数の第1のハンダボール111,…,
111の各々とを一対一の対応関係で電気的コンタクト
を行う。続いて、配線手段112,…,112が、基体
底面に所定のピッチで配列されている複数の第2のハン
ダボール12,…,12の各々と第1のハンダボール1
11,…,111の各々とを所定の対応関係で電気的に
接続する。
【0026】その結果、4つの搭載位置誘導用コーナー
部{16,16,16,16}をチップ搭載位置Aへの
ガイド手段として集積回路チップ11を正確かつ簡便に
チップ搭載位置Aに搭載することができるようになる。
更に、集積回路チップ11が搭載される収納部13がチ
ップサイズSA(SB)に対して大きい場合であっても、
収納部13の周辺部分に電極パッド113,…,113
が形成されていないため、周辺部分を電極パッド11
3,…,113として使用することはできなくなるもの
の、収納部13の底面の中央部分に電極パッド113,
…,113を配列することで、チップサイズSA(SB)
の小さい集積回路チップ11であってもチップ搭載位置
Aに対する位置合わせを正確かつ簡便に行うことのでき
る接続多様性に富むLSIパッケージ10を提供するこ
とができるようになる。4つの搭載位置誘導用コーナー
材{15,15,15,15}をチップ搭載位置Aへの
ガイド手段として集積回路チップ11を正確かつ簡便に
チップ搭載位置Aに搭載することができるようになる。
更に、集積回路チップ11が搭載される収納部13がチ
ップサイズSA(SB)に対して大きい場合であっても、
収納部13の周辺部分に電極パッド113,…,113
が形成されていないため、周辺部分を電極パッド11
3,…,113として使用することはできなくなるもの
の、収納部13の底面の中央部分に電極パッド113,
…,113を配列することで、チップサイズSA(SB)
の小さい集積回路チップ11であってもチップ搭載位置
Aに対する位置合わせを正確かつ簡便に行うことのでき
る接続多様性に富むLSIパッケージ10を提供するこ
とができるようになる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
実施形態を説明する。
【0028】(第1実施形態)図1は、請求項1にかか
るLSIパッケージ10の一実施形態を説明する図であ
って、本発明のLSIパッケージ10の構造を説明する
ための斜視図である。また図2は、請求項2にかかるL
SIパッケージ10の一実施形態を説明する図であっ
て、同図(a)は、図1のLSIパッケージ10におけ
るチップポット13の構造及び配線構造を説明するため
の図1のX−X線断面図であり、同図(b)は、図1の
LSIパッケージ10におけるチップ搭載位置A(電極
配列位置)及び電極配列の様子を説明するための上面図
である。
【0029】図1に示すLSIパッケージ10は、集積
回路チップ11を実装するためのLSIパッケージであ
って、BGA(Ball Grid Array),C
SP(Chip Scale(またはSize) Pa
ckage),QFP(Quad Flat Pack
age)等のパッケージを実装するためのパッケージ構
造として有効である。
【0030】集積回路チップ11の回路面(半導体素子
や抵抗などによって回路が形成されている面)には、配
線パターンや等の半導体接続用基板10の外部と半導体
素子との電気的コンタクトを行うための複数の電極ある
いはバンプが数100μm〜数mmのピッチで形成され
ていることが通常である。
【0031】このような電極あるいはバンプの各々は、
電極あるいはバンプの各々と一対一の対応関係を保存し
た状態で導電性接続手段(例えば、導電性樹脂)を介し
て接続されることにより、第2のハンダボール12,
…,12と集積回路チップ11との間における信号また
は電力(例えば、動作電源用の電力)の入出力を媒介す
ることができる。
【0032】このような電極あるいはバンプは、先ず、
膜厚が数μmの銅(Cu)、銀(Ag)、タングステン
(W)等の下地パターンを形成し、続いて、この下地パ
ターン上に1〜2μm程度のニッケル鍍金膜を形成し、
続いて、このニッケル鍍金膜の上に0.2〜1μm程度
の金(Au)鍍金膜を形成することによって作成するこ
とができる。
【0033】LSIパッケージ10は、キャップと呼ば
れ、キャップサイズSC(図2(b)参照)を有し、図
2(a)に示すように、収納部13と複数の第2のハン
ダボール12,…,12と配線手段112,…,112
とをを中心とする構成となっている。
【0034】LSIパッケージ10としては、特に限定
されることなく、セラミック、FR−4やFR−5等に
代表されるガラスエポキシ基板、BTレジン基板、プラ
スチック等の集積回路チップ11と熱膨張率の近い材料
を用いることができる。
【0035】図2(a)に示す収納部13は、ポットサ
イズSD(図2(b)参照)を有し、LSIパッケージ
10の底面部に向かって凹形状(下方に凹んだ形状)を
有し、複数の第1のハンダボール111,…,111の
各々と一対一の対応関係で電気的コンタクトを行うため
の電極パッド113,…,113が配列され、少なくと
も1つ以上の搭載位置誘導用誘導突起部101,…,1
01が凹形状の側壁部分に形成されている。以下の説明
では、このような収納部13をポット13と呼ぶことに
する。
【0036】ここで、複数の第1のハンダボール11
1,…,111の各々は、集積回路チップ11に設けら
れている。
【0037】また複数の電極パッド113,…,113
の各々は、図2(a)に示すように、複数の第1のハン
ダボール111,…,111の各々と一対一の対応関係
で電気的コンタクトを行うためにチップ搭載位置Aに配
列されている。
【0038】少なくとも1つ以上の搭載位置誘導用誘導
突起部101,…,101は、図1に示すように、集積
回路チップ11を所定のチップ搭載位置Aに載置する際
に集積回路チップ11をチップ搭載位置Aに誘導するた
めの手段であって、ポット13の凹形状の側壁部分に形
成されている。
【0039】複数の第2のハンダボール12,…,12
の各々は、基体底面に所定のピッチで配列されている。
【0040】配線手段112,…,112の各々は、図
2(a)に示すように、第1のハンダボール111,
…,111の各々と第2のハンダボール12,…,12
の各々とを所定の対応関係で電気的に接続するために導
体である。
【0041】更にLSIパッケージ10は、図2(b)
に示すように、電極パッド113,…,113の各々
が、ポット13の底面の中央部分にチップ搭載位置Aに
対応して配列されている点に特徴を有している。
【0042】すなわち、集積回路チップ11を所定のチ
ップ搭載位置Aに載置する際に搭載位置誘導用誘導突起
部101,…,101が凹形状の側壁部分をガイド手段
として集積回路チップ11をチップ搭載位置Aに誘導す
る。続いて、ポット13の底面の中央部分にチップ搭載
位置Aに対応して配列されている電極パッド113,
…,113の各々と前述の複数の第1のハンダボール1
11,…,111の各々とを一対一の対応関係で電気的
コンタクトを行う。続いて、配線手段112,…,11
2が、基体底面に所定のピッチで配列されている複数の
第2のハンダボール12,…,12の各々と第1のハン
ダボール111,…,111の各々とを所定の対応関係
で電気的に接続する。
【0043】その結果、集積回路チップ11が搭載され
るポット13がチップサイズSA(SB)に対して大きい
場合であっても、ポット13の周辺部分に電極パッド1
13,…,113が形成されていないため、周辺部分を
電極パッド113,…,113として使用することはで
きなくなるものの、ポット13の底面の中央部分に電極
パッド113,…,113を配列することで、チップサ
イズSA(SB)の小さい集積回路チップ11であっても
チップ搭載位置Aに対する位置合わせを正確かつ簡便に
行うことのできる接続多様性に富むLSIパッケージ1
0を提供することができるようになる。
【0044】(第2実施形態)図3は、請求項3にかか
るLSIパッケージ10の一実施形態を説明する図であ
って、ポット13内に設けられる搭載位置誘導用嵌合枠
材14の配置を説明するための上面図である。なお、前
述の実施形態において既に記述したものと同一の部分に
ついては、同一符号を付し、重複した説明は省略する。
【0045】第2実施形態のLSIパッケージ10は、
図3に示すように、第1実施形態のLSIパッケージ1
0において、搭載位置誘導用誘導突起部101,…,1
01に代えて搭載位置誘導用嵌合枠材14を用いている
点に特徴を有している。
【0046】搭載位置誘導用嵌合枠材14としては、特
に限定されることなく、セラミック、FR−4やFR−
5等に代表されるガラスエポキシ基板、BTレジン基
板、プラスチック等の集積回路チップ11と熱膨張率の
近い材料を用いることができる。
【0047】搭載位置誘導用嵌合枠材14は、搭載され
る集積回路チップ11のチップサイズSA(SB)に応じ
た厚みを有した枠形状を有しており、ポット13に嵌入
された状態で、集積回路チップ11を枠形状の内壁面を
用いてチップ搭載位置Aに誘導すると同時に、誘導され
てきた集積回路チップ11をチップ搭載位置Aに保持す
るための構造体である。
【0048】すなわち、集積回路チップ11を所定のチ
ップ搭載位置Aに載置する際に、搭載される集積回路チ
ップ11のチップサイズSA(SB)に応じた厚みの枠形
状を有した搭載位置誘導用嵌合枠材14が、ポット13
に嵌入された状態で、集積回路チップ11を枠形状の内
壁面をガイド手段として用いてチップ搭載位置Aに誘導
すると同時に、誘導されてきた集積回路チップ11をチ
ップ搭載位置Aに保持する。続いて、ポット13の底面
の中央部分にチップ搭載位置Aに対応して配列されてい
る電極パッド113,…,113の各々と前述の複数の
第1のハンダボール111,…,111の各々とを一対
一の対応関係で電気的コンタクトを行う。続いて、配線
手段112,…,112が、基体底面に所定のピッチで
配列されている複数の第2のハンダボール12,…,1
2の各々と第1のハンダボール111,…,111の各
々とを所定の対応関係で電気的に接続する。
【0049】その結果、搭載位置誘導用嵌合枠材14を
チップ搭載位置Aへのガイド手段として集積回路チップ
11を正確かつ簡便にチップ搭載位置Aに搭載すること
ができるようになる。更に、集積回路チップ11が搭載
されるポット13がチップサイズSA(SB)に対して大
きい場合であっても、ポット13の周辺部分に電極パッ
ド113,…,113が形成されていないため、周辺部
分を電極パッド113,…,113として使用すること
はできなくなるものの、ポット13の底面の中央部分に
電極パッド113,…,113を配列することで、チッ
プサイズSA(SB)の小さい集積回路チップ11であっ
てもチップ搭載位置Aに対する位置合わせを正確かつ簡
便に行うことのできる接続多様性に富むLSIパッケー
ジ10を提供することができるようになる。
【0050】(第3実施形態)図4は、請求項5にかか
るLSIパッケージ10の一実施形態を説明する図であ
って、ポット13内に設けられる搭載位置誘導用コーナ
ー材{15,15,15,15}の配置を説明するため
の上面図である。なお、前述の実施形態において既に記
述したものと同一の部分については、同一符号を付し、
重複した説明は省略する。
【0051】第3実施形態のLSIパッケージ10は、
図4に示すように、第1実施形態のLSIパッケージ1
0において、搭載位置誘導用誘導突起部101,…,1
01に代えて搭載位置誘導用コーナー材{15,15,
15,15}を用いている点に特徴を有している。
【0052】搭載位置誘導用コーナー材{15,15,
15,15}としては、特に限定されることなく、セラ
ミック、FR−4やFR−5等に代表されるガラスエポ
キシ基板、BTレジン基板、プラスチック等の集積回路
チップ11と熱膨張率の近い材料を用いることができ
る。
【0053】4つの搭載位置誘導用コーナー材{15,
15,15,15}の各々は、搭載される集積回路チッ
プ11のチップサイズSA(SB)に応じた厚みを有した
L字形状であって、ポット13の四隅に配置された際に
集積回路チップ11をL字形状の内壁面を用いてチップ
搭載位置Aに誘導すると同時に、誘導されてきた集積回
路チップ11をチップ搭載位置Aに保持する構造体であ
る。
【0054】すなわち、集積回路チップ11を所定のチ
ップ搭載位置Aに載置する際に、搭載される集積回路チ
ップ11のチップサイズSA(SB)に応じた厚みを有し
たL字形状の4つの搭載位置誘導用コーナー材{15,
15,15,15}が、ポット13の四隅に配置された
際に集積回路チップ11をL字形状の内壁面を用いてチ
ップ搭載位置Aに誘導すると同時に、誘導されてきた集
積回路チップ11をチップ搭載位置Aに保持する。続い
て、ポット13の底面の中央部分にチップ搭載位置Aに
対応して配列されている電極パッド113,…,113
の各々と前述の複数の第1のハンダボール111,…,
111の各々とを一対一の対応関係で電気的コンタクト
を行う。続いて、配線手段112,…,112が、基体
底面に所定のピッチで配列されている複数の第2のハン
ダボール12,…,12の各々と第1のハンダボール1
11,…,111の各々とを所定の対応関係で電気的に
接続する。
【0055】その結果、4つの搭載位置誘導用コーナー
材{15,15,15,15}をチップ搭載位置Aへの
ガイド手段として集積回路チップ11を正確かつ簡便に
チップ搭載位置Aに搭載することができるようになる。
更に、集積回路チップ11が搭載されるポット13がチ
ップサイズSA(SB)に対して大きい場合であっても、
ポット13の周辺部分に電極パッド113,…,113
が形成されていないため、周辺部分を電極パッド11
3,…,113として使用することはできなくなるもの
の、ポット13の底面の中央部分に電極パッド113,
…,113を配列することで、チップサイズSA(SB)
の小さい集積回路チップ11であってもチップ搭載位置
Aに対する位置合わせを正確かつ簡便に行うことのでき
る接続多様性に富むLSIパッケージ10を提供するこ
とができるようになる。
【0056】(第4実施形態)図5は、請求項4にかか
るLSIパッケージ10の一実施形態を説明する図であ
って、搭載位置誘導用コーナー部{16,16,16,
16}の構造及びポット13の構造を説明するための斜
視図である。なお、前述の実施形態において既に記述し
たものと同一の部分については、同一符号を付し、重複
した説明は省略する。
【0057】第4実施形態のLSIパッケージ10は、
図5に示すように、第1実施形態のLSIパッケージ1
0において、搭載位置誘導用誘導突起部101,…,1
01に代えて4つの搭載位置誘導用コーナー部{16,
16,16,16}を用いている点に特徴を有してい
る。
【0058】4つの搭載位置誘導用コーナー部{16,
16,16,16}の各々は、搭載される集積回路チッ
プ11のチップサイズSA(SB)に応じた厚みを有した
L字形状であってポット13の四隅に形成され、集積回
路チップ11をL字形状の内壁面を用いてチップ搭載位
置Aに誘導すると同時に、誘導されてきた集積回路チッ
プ11をチップ搭載位置Aに保持するための構造体であ
って、LSIパッケージ10と同一の材料を用いてLS
Iパッケージ10と一体成形されている。
【0059】すなわち、集積回路チップ11を所定のチ
ップ搭載位置Aに載置する際に、搭載される集積回路チ
ップ11のチップサイズSA(SB)に応じた厚みを有し
たL字形状であってポット13の四隅に形成された4つ
の搭載位置誘導用コーナー部{16,16,16,1
6}が、集積回路チップ11をL字形状の内壁面をガイ
ド手段として用いてチップ搭載位置Aに誘導すると同時
に、誘導されてきた集積回路チップ11をチップ搭載位
置Aに保持する。続いて、ポット13の底面の中央部分
にチップ搭載位置Aに対応して配列されている電極パッ
ド113,…,113の各々と前述の複数の第1のハン
ダボール111,…,111の各々とを一対一の対応関
係で電気的コンタクトを行う。続いて、配線手段11
2,…,112が、基体底面に所定のピッチで配列され
ている複数の第2のハンダボール12,…,12の各々
と第1のハンダボール111,…,111の各々とを所
定の対応関係で電気的に接続する。
【0060】その結果、4つの搭載位置誘導用コーナー
部{16,16,16,16}をチップ搭載位置Aへの
ガイド手段として集積回路チップ11を正確かつ簡便に
チップ搭載位置Aに搭載することができるようになる。
更に、集積回路チップ11が搭載されるポット13がチ
ップサイズSA(SB)に対して大きい場合であっても、
ポット13の周辺部分に電極パッド113,…,113
が形成されていないため、周辺部分を電極パッド11
3,…,113として使用することはできなくなるもの
の、ポット13の底面の中央部分に電極パッド113,
…,113を配列することで、チップサイズSA(SB)
の小さい集積回路チップ11であってもチップ搭載位置
Aに対する位置合わせを正確かつ簡便に行うことのでき
る接続多様性に富むLSIパッケージ10を提供するこ
とができるようになる。
【0061】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、LSIパッケージ10の底面部に向かって凹形状を
有するポット13において、集積回路チップ11を所定
のチップ搭載位置Aに載置する際に搭載位置誘導用誘導
突起部101,…,101が凹形状の側壁部分をガイド
手段として集積回路チップ11をチップ搭載位置Aに誘
導する。集積回路チップ11に設けられている複数の第
1のハンダボール111,…,111の各々と電極パッ
ド113,…,113の各々とを一対一の対応関係で電
気的コンタクトを行う。続いて、配線手段112,…,
112が、基体底面に所定のピッチで配列されている複
数の第2のハンダボール12,…,12の各々と第1の
ハンダボール111,…,111の各々とを所定の対応
関係で電気的に接続する。その結果、集積回路チップ1
1を正確かつ簡便にチップ搭載位置Aに搭載することが
できるようになる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、集積回路チップを正確
かつ簡便にチップ搭載位置に搭載することができるよう
になる。
【0063】また、集積回路チップが搭載される収納部
がチップサイズに対して大きい場合であっても、収納部
の周辺部分に電極パッドが形成されていないため、周辺
部分を電極パッドとして使用することはできなくなるも
のの、収納部の底面の中央部分に電極パッドを配列する
ことで、チップサイズの小さい集積回路チップであって
もチップ搭載位置に対する位置合わせを正確かつ簡便に
行うことのできる接続多様性に富むLSIパッケージを
提供することができるようになる。
【0064】また、搭載位置誘導用嵌合枠材をチップ搭
載位置へのガイド手段として集積回路チップを正確かつ
簡便にチップ搭載位置に搭載することを課題としてい
る。更に、集積回路チップが搭載される収納部がチップ
サイズに対して大きい場合であっても、収納部の周辺部
分に電極パッドが形成されていないため、周辺部分を電
極パッドとして使用することはできなくなるものの、収
納部の底面の中央部分に電極パッドを配列することで、
チップサイズの小さい集積回路チップであってもチップ
搭載位置に対する位置合わせを正確かつ簡便に行うこと
のできる接続多様性に富むLSIパッケージを提供する
ことができるようになる。
【0065】また、4つの搭載位置誘導用コーナー部を
チップ搭載位置へのガイド手段として集積回路チップを
正確かつ簡便にチップ搭載位置に搭載することを課題と
している。更に、集積回路チップが搭載される収納部が
チップサイズに対して大きい場合であっても、収納部の
周辺部分に電極パッドが形成されていないため、周辺部
分を電極パッドとして使用することはできなくなるもの
の、収納部の底面の中央部分に電極パッドを配列するこ
とで、チップサイズの小さい集積回路チップであっても
チップ搭載位置に対する位置合わせを正確かつ簡便に行
うことのできる接続多様性に富むLSIパッケージを提
供することができるようになる。
【0066】また、4つの搭載位置誘導用コーナー材を
チップ搭載位置へのガイド手段として集積回路チップを
正確かつ簡便にチップ搭載位置に搭載することを課題と
している。更に、集積回路チップが搭載される収納部が
チップサイズに対して大きい場合であっても、収納部の
周辺部分に電極パッドが形成されていないため、周辺部
分を電極パッドとして使用することはできなくなるもの
の、収納部の底面の中央部分に電極パッドを配列するこ
とで、チップサイズの小さい集積回路チップであっても
チップ搭載位置に対する位置合わせを正確かつ簡便に行
うことのできる接続多様性に富むLSIパッケージを提
供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1にかかるLSIパッケージの一実施形
態を説明する図であって、本発明のLSIパッケージの
構造を説明するための斜視図である。
【図2】請求項2にかかるLSIパッケージの一実施形
態を説明する図であって、同図(a)は、図1のLSI
パッケージにおけるチップ収納部の構造及び配線構造を
説明するための図1のX−X線断面図であり、同図
(b)は、図1のLSIパッケージにおけるチップ搭載
位置(電極配列位置)及び電極配列の様子を説明するた
めの上面図である。
【図3】請求項3にかかるLSIパッケージの一実施形
態を説明する図であって、収納部(ポット)内に設けら
れる搭載位置誘導用嵌合枠材の配置を説明するための上
面図である。
【図4】請求項5にかかるLSIパッケージの一実施形
態を説明する図であって、収納部(ポット)内に設けら
れる搭載位置誘導用コーナー材の配置を説明するための
上面図である。
【図5】請求項4にかかるLSIパッケージの一実施形
態を説明する図であって、搭載位置誘導用コーナー部の
構造及び収納部(ポット)の構造を説明するための斜視
図である。
【図6】同図(a)及び(b)は、従来のLSIパッケ
ージの構造を説明するための図である。
【符号の説明】
10…LSIパッケージ(キャップ) 101…搭載位置誘導用誘導突起部 11…集積回路チップ 111…集積回路チップのハンダボール(第1ハンダボ
ール) 112…配線手段 113…電極パッド 12…キャップのハンダボール(第2ハンダボール) 13…チップ収納部(ポット) 14…搭載位置誘導用嵌合枠材 15…搭載位置誘導用コーナー材 16…搭載位置誘導用コーナー部 A…チップ搭載位置(電極配列位置) SA…第1チップサイズ SB…第2チップサイズ SC…キャップサイズ SD…ポットサイズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路チップを実装するためのLSI
    パッケージであって、 基体底部に向かって凹形状を有し、集積回路チップに設
    けられている複数の第1のハンダボールの各々と一対一
    の対応関係で電気的コンタクトを行うための電極パッド
    が配列され、集積回路チップを所定のチップ搭載位置に
    載置する際に当該集積回路チップを当該チップ搭載位置
    に誘導するための少なくとも1つ以上の搭載位置誘導用
    誘導突起部が当該凹形状の側壁部分に形成されている収
    納部と、 基体底面に所定のピッチで配列されている複数の第2の
    ハンダボールと、 当該第1のハンダボールの各々と当該第2のハンダボー
    ルの各々とを所定の対応関係で電気的に接続する配線手
    段とを有することを特徴とするLSIパッケージ。
  2. 【請求項2】 前記電極パッドの各々が、前記収納部の
    底面の中央部分に前記チップ搭載位置に対応して配列さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のLSIパッ
    ケージ。
  3. 【請求項3】 搭載される集積回路チップのチップサイ
    ズに応じた厚みを有した枠形状を有し、前記収納部に嵌
    入された状態で、集積回路チップを当該枠形状の内壁面
    を用いて前記チップ搭載位置に誘導すると共に、当該誘
    導されてきた集積回路チップを当該チップ搭載位置に保
    持するための搭載位置誘導用嵌合枠材を有することを特
    徴とする請求項1に記載のLSIパッケージ。
  4. 【請求項4】 搭載される集積回路チップのチップサイ
    ズに応じた厚みを有したL字形状であって前記収納部の
    四隅に形成され、集積回路チップを当該L字形状の内壁
    面を用いて前記チップ搭載位置に誘導すると共に、当該
    誘導されてきた集積回路チップを当該チップ搭載位置に
    保持するための4つの搭載位置誘導用コーナー部を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のLSIパッケー
    ジ。
  5. 【請求項5】 搭載される集積回路チップのチップサイ
    ズに応じた厚みを有したL字形状であって、前記収納部
    の四隅に配置された際に集積回路チップを当該L字形状
    の内壁面を用いて前記チップ搭載位置に誘導すると共
    に、当該誘導されてきた集積回路チップを当該チップ搭
    載位置に保持するための4つの搭載位置誘導用コーナー
    材を有することを特徴とする請求項1に記載のLSIパ
    ッケージ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006114957A1 (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. 電子部品モジュール
WO2008096450A1 (ja) * 2007-02-09 2008-08-14 Panasonic Corporation 回路基板、積層回路基板および電子機器
WO2013035337A1 (ja) * 2011-09-09 2013-03-14 日本特殊陶業株式会社 半導体モジュール、回路基板
JP2014132682A (ja) * 2014-03-14 2014-07-17 Renesas Electronics Corp 樹脂封止型半導体装置の製造方法

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