JPH11233298A - 電源装置及び粒子加速器 - Google Patents

電源装置及び粒子加速器

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JPH11233298A
JPH11233298A JP3700298A JP3700298A JPH11233298A JP H11233298 A JPH11233298 A JP H11233298A JP 3700298 A JP3700298 A JP 3700298A JP 3700298 A JP3700298 A JP 3700298A JP H11233298 A JPH11233298 A JP H11233298A
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JP
Japan
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chopper circuit
chopper
power supply
current
supply device
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JP3700298A
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English (en)
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Shuichi Sekiguchi
周一 関口
Kenichi Onda
謙一 恩田
Hiroshi Kubo
宏 久保
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加速器などに用いられるパルスパワー電源を低
リプル化する。 【解決手段】入力側電源に自己消弧型半導体素子を用い
た高力率コンバータを設け、力率が1となるように制御
し、無効電力による電圧変動を抑制する。 【効果】コンバータ部の力率をほぼ1に保つことで、コ
ンバータ出力部の電圧変動を抑制できるので低リフル化
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源装置に係り、特
に、陽子シンクロトロン等の素粒子加速器の主電磁石を
高速かつ高精度に励磁したり、負荷にパルスパワーを供
給するための電源装置及びこれを用いた粒子加速器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】シンクロトロンなどの粒子加速器では、
磁界の強さにより素粒子の周回軌道を制御しており、強
力な電磁石が用いられている。このような電磁石を励磁
するための電源装置は、大電力のもとで、負荷電流を所
定のパターンで急激に変化させ、繰り返し制御する必要
があり、このため高精度でかつ高速制御応答性が要求さ
れる。
【0003】そこで従来は、例えば特開平4−355667 号
に開示されているように、負荷電流及びサイリスタ変換
装置の出力電圧を制御系に取り込み、負荷電流のリプル
低減を図っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の電源装置は、サイリスタ変換装置を用いているた
め、この出力部においては、電圧変動が大きくなるとい
う問題があった。このため、負荷電流の電流リプルにも
悪影響を及ぼしていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では電源入力側に、高力率コンバータを設け
る。さらに、複数個のチョッパ回路を設け、結合リアク
トルを介して並列多重接続する。また、結合リアクトル
は、その後段にコンデンサを配し、低域通過型フィルタ
としても利用する。
【0006】
【発明の実施の形態】実施例1.この発明の第1の実施
例を図に基づいて説明する。図1は、負荷電流にパルス
状の繰り返し電流を供給する電源の構成を示したもので
ある。交流母線1と、コンバータに必要な電圧に降圧す
る変圧器2と、交流リアクトル3と、IGBT(Insurat
ed Gate Bipolar Transistor)を用いた高力率コンバー
タ4,コンバータの出力電圧を平滑化する平滑コンデン
サ5,IGBTとダイオードの組み合わせた両極性チョ
ッパ回路6,リアクトルとコンデンサによる低域通過型
フィルタ7,電磁石などの負荷装置8,負荷電流を検出
する電流検出器9,負荷に特定の電流パターンを与える
ための指令値と電流検出器9により検出した信号の偏差
を求めるための加算器10と、加算器10とともに負荷
電流を指令値に安定制御するためのACR(定電流制御
回路)11、及び定電流制御回路の出力に基づき両極性
チョッパ回路6におけるIGBTのON/OFFすなわ
ち位相を制御するPHC(位相制御回路)12から構成
されている。
【0007】加速器の場合、負荷装置8の電磁石を励磁
するため、図2のような台形状の電流パターンを1秒か
ら数秒の短周期で繰り返し供給しなければならない。周
期Tで示す電流パターンは、入射(T1の区間),加速
(T2の区間),出射(T3の区間),減速(T4の区
間)を繰り返す。このとき、負荷の両端に印加される電
圧は、図のような出力電圧波形となる。このような短周
期の通電パターンに対して、加速ビームの軌道を安定に
保持するために、電源は10-3以下の誤差で電流を追従
させるトラッキング性能と、外部に取り出すときのビー
ムの強度,均一性を保持するため、出力電流は10-5
ら10-6と極めて高い安定度と極めて低い電流リプルが
要求される。
【0008】そこで、本実施例では、図1のように、電
源入力部に相当するコンバータに高力率コンバータ4を
設けている。この高力率コンバータの動作を図3を用い
て説明する。電圧形インバータは、出力電流の大小や方
向に関わらず、一定の電圧を発生する電圧源であるの
で、電圧に対して電流の極性が逆であれば、いわゆる回
生状態となり、交流側から直流側へ電力を整流すること
ができる。高力率コンバータはこの原理を利用し、電源
電流が力率1の正弦波になるように制御しながら整流す
る方式である。この原理は三相にも適用できるが、ここ
では単相の構成を示している。商用電源13の電圧Esi
nωt と同期した正弦波基準sinωt をPLL19とカ
ウンタ20及び正弦波ROM21で作成する。直流電圧
の設定値とフィードバック値の偏差を電圧制御回路17
の出力と上記のsinωt を掛算形D/Aコンバータ18
で掛けることによって、電源電圧と同相のインバータへ
の正弦波電流指令値を作っている。電流制御回路14が
これを追従制御することによって電源電流は常に力率1
の正弦波に制御される。逆起電圧補償信号として電源電
圧を電流制御回路14の後に加えているが、これは、
(インバータが発生すべき電圧)=(電源電圧)+(リ
アクトルへ印加すべき電圧)という関係があるので、そ
のうちあらかじめわかっている電源電圧をフィードフォ
ワード信号として与えておくことにより、電流制御性能
を向上し、電源電圧の急変動に強くするためである。位
相制御回路12では、三角波比較によるPWM(Pulse
WidthModulation)信号を生成し、高力率コンバータ2
2の各IGBTのゲートを制御する。このような高力率
コンバータにより、力率をほぼ1に保つことができ、出
力電圧の変動を抑制することが可能となる。
【0009】高力率コンバータ22の出力電圧を平滑コ
ンデンサ5で平滑され、チョッパ回路6の入力電圧とな
る。ここで、電流制御回路を含めたチョッパ回路6の動
作を図4を用いて説明する。図4は、図1の位相制御回
路12の内部構成を追加したチョッパ回路6から負荷装
置8までの回路構成を示したものである。位相制御回路
12では、定電流制御回路11の出力と三角波が多く用
いられるキャリア信号とを比較器24にて比較し、PW
M回路23でチョッパ回路6におけるIGBTのゲート
を制御するPWM波形を生成している。この図の場合、
正側チョッパ回路61と負側チョッパ回路62を180
°位相がずれるようにゲートを制御すると、図5に示す
ように負荷装置8にはキャリア信号周波数fの2倍の周
波数成分を持つリプル電流ΔIが生じる。チョッパ回路
の入力電圧をVin、負荷の等価インダクタンスをL、チ
ョッパ回路の通流率(キャリア信号周期に対するオン時
間の比)をd(=Ton/T)とすると、リプル電流ΔI
は(1)式で表せる。
【0010】
【数1】
【0011】この式より、ΔIを低減するためには、キ
ャリア信号周波数fを大きくすればよいことがわかる。
しかし、実際にはキャリア信号周波数を大きくするとチ
ョッパ回路を形成する半導体スイッチング素子のスイッ
チング損失が増大する問題があるため、キャリア信号周
波数には上限がある。そこで、図1ではチョッパの後段
に、インダクタンスとコンデンサで形成する低域通過型
フィルタを挿入し、負荷電流のリプル低減を図ってい
る。フィルタのカットオフ周波数については、負荷電流
に許容されるリプルに応じて、所望の減衰量が得られる
ように決めればよく、図6に示すような受動フィルタで
構成してもよい。ここでは、チョッパ回路として両極性
形を示したが、単一のチョッパ回路であってもよい。ま
た、高力率コンバータ及びチョッパ回路の半導体スイッ
チング素子として、IGBTを用いた例を示したが、T
rやGTOなど他の自己消弧型半導体スイッチング素子
を用いてもよい。
【0012】なお、キャリア信号周波数の上限について
は、図2の100%の負荷電流I1で決まっている。し
かし、I2についてはI1に比較すると大幅に小さな値
である。このため、電流パターンがI2の期間あるいは
負荷電流に対して一定値以下の電流を出力する場合に
は、キャリア信号周波数を高く設定することができる。
この場合、(1)式より負荷電流のリプルを低減するこ
とが可能となる。
【0013】実施例2.この発明の第2の実施例を図に
基づいて説明する。図7は、負荷電流にパルス状の繰り
返し電流を供給する電源の構成を示したもので、主回路
の構成は図1と同一である。図1と異なるのはチョッパ
回路6の出力電圧が一定電圧となるように定電圧制御回
路25を定電流制御回路11の後に設けたことである。
図2に示したように加速器の電流パターンは、加速モー
ドあるいは減速モードのように電流指令が大きく変化す
る点がある。通常、このような急峻な変化を緩和するた
め、図示していないがスムージング処理が行われる。し
かし、この処理を追加しても出力電圧の変化が大きいこ
とから、出力電流の追従性を向上させるために、定電圧
制御回路を設けたものである。高力率コンバータ4を用
いていることで、チョッパ回路6の入力電圧変動が抑制
される点については、図1の場合と同一である。
【0014】実施例3.この発明の第3の実施例を図に
基づいて説明する。図8は、負荷電流にパルス状の繰り
返し電流を供給する電源の構成を示したもので、主回路
の構成は図1とほぼ同一である。図1と異なるのは、チ
ョッパ回路を2つの両極性チョッパ回路61,62を並
列多重化したことであり、これにともない結合リアクト
ルもチョッパ回路の各出力に直列接続している。並列多
重の利点は、負荷電流のリプル電流が大幅に低減できる
ことである。具体的には、チョッパ回路61,62を構
成するスイッチング素子が4個あることから、各スイッ
チング素子の位相を360°/4=90°ずつずれるよ
うに位相制御すると、負荷電流にはスイッチング周波数
fに対して4倍の周波数成分が生じるようになる。した
がって、前述した(1)式よりリプル電流が低減できる
ことがわかる。さらに、このリプルの周波数が大きくな
ることで、低域通過型フィルタによる減衰量も大きくな
るという効果がある。このとき、各チョッパ回路の出力
部に直列接続した結合リアクトルは、後段の負荷と並列
接続したコンデンサと低域通過型フィルタを形成するこ
とになり、低域通過型フィルタ用として新たにリアクト
ルを設ける必要はない。
【0015】n個の半導体スイッチング素子でチョッパ
回路を構成し、各出力電流を並列多重する場合、個々の
半導体スイッチング素子は、360°/nずつ位相がず
れるように制御すると、多重化された出力電流のリプル
が最小となる。また、両極性チョッパを用いる場合に
は、次のように位相制御すると出力電流のリプルを最小
化できる。正群チョッパを構成しているチョッパ回路数
及び負群チョッパを構成しているチョッパ回路数をとも
にpとすると、 (1)正群チョッパを構成する素子に対するキャリア信
号は、360°/pとなるように位相差を設ける。
【0016】(2)負群チョッパを構成する素子に対す
るキャリア信号は、360°/pとなるように位相差を
設ける。
【0017】(3)正群チョッパと負群チョッパは、互
いのキャリア信号の位相差が180°/pとなるように
設定する。
【0018】結果的には、2p個のチョッパ回路は各々
180°/pだけ位相がずれた関係となる。すなわち、
図8のように両極性チョッパ回路を用いる場合には、正
群チョッパP1,P2及び負群チョッパN1,N2は、
図9のように位相制御すると出力電流のリプルが最小と
なる。また、高力率コンバータ4を用いていることで、
チョッパ回路6の入力電圧変動が抑制される点について
は、図1の場合と同一であり、チョッパ回路の多重化と
合わせると相乗効果を発揮する。
【0019】実施例4.この発明の第4の実施例を図に
基づいて説明する。図10は、負荷電流にパルス状の繰
り返し電流を供給する電源の構成を示したもので、主回
路の構成は図8と同一である。図8と異なるのは、チョ
ッパ回路6の出力電圧が一定電圧となるように定電圧制
御回路25を定電流制御回路11の後に設けたことであ
る。この場合の定電圧制御回路25の機能は図7につい
ての説明で前述したとおりである。
【0020】ところで、負荷電流値が指令値どおりにな
った場合でも、チョッパ回路を並列多重化している場合
には、個々のチョッパ回路の出力電流にばらつきがある
と、一部の半導体スイッチング素子に過電流が生じてし
まい、損失が増加したり、過電圧が印加されたり、ある
いは最悪の場合、破壊に至る恐れがある。このため、並
列接続するチョッパ回路間の電流バランスを平均化する
必要がある。具体的な制御方法については図示していな
いが、図10に示すように各チョッパ回路の出力電流を
電流検出器91,92,93,94により検出し、各々
について定電流制御回路を設けて、メインの定電流制御
回路11と組み合わせればよい。個々の定電流制御回路
の指令値については、例えば、n組の両極性チョッパ回
路を多重化している場合には出力電流/nを用いたり、
正群,負群に分けてそれぞれの平均値を用いたりすれば
よい。
【0021】
【発明の効果】入力側のコンバータ部における力率改善
が容易となり、コンバータ出力部の電圧変動を抑制でき
ることで、負荷電流の変動を低減可能となる。さらに、
チョッパ部の多重化により出力リプルを大幅に低減でき
る。また、コンバータ部においては、力率改善のための
複雑な回路が不要であることから回路を簡素化でき、チ
ョッパ部においては、電流多重に用いる結合リアクトル
を直流フィルタとしても利用できるので、小型の電源を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路構成図であ
る。
【図2】負荷電流のパターン波形に対して必要な電圧パ
ターン信号を示す波形図である。
【図3】高力率コンバータの回路構成図である。
【図4】チョッパ回路を駆動する位相制御回路の構成を
示す図である。
【図5】チョッパ回路のスイッチングと負荷電流のリプ
ルの関係を示す波形である。
【図6】パッシブフィルタを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す回路構成図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施例を示す回路構成図であ
る。
【図9】出力電流のリプルを最小化するためのチョッパ
部における位相制御を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施例を示す回路構成図であ
る。
【図11】従来のサイリスタ変換器を用いた回路構成図
である。
【符号の説明】
1…交流母線、2…変圧器、3…交流リアクトル、4,
22…高力率コンバータ、5…平滑コンデンサ、6,6
3,64…両極性チョッパ回路、7,71…低域通過型
フィルタ、8…負荷(電磁石)、9,91,92,9
3,94…電流検出器、10,110,111…加算
器、11…定電流制御回路(AVR)、12,121,
122…位相制御回路(PHC)、13…商用電源、1
4…電流制御回路、15,16…電圧検出回路、17…
電圧制御回路、18…掛算形D/Aコンバータ、19…
PLL、20…カウンタ、21…正弦波ROM、23…
PWM回路、24…比較器、25,251,252…定
電圧制御回路(AVR)、901…サイリスタ変換装置、
902…直流フィルタ、903…電磁石、904…電流
検出器、905…定電流制御回路、906…定電圧制御
回路、907…自動パルス移相器、908…加算器。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の周期で電磁石に電流または電圧また
    は電力を供給する電源装置において、 自己消弧型半導体素子を用いた高力率コンバータを備え
    ることを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】所定の周期で電磁石に電流または電圧また
    は電力を供給する電源装置において、 自己消弧型半導体素子を用いたコンバータと、n個のチ
    ョッパ回路を備え、前記チョッパ回路に対するキャリア
    信号の位相を360°/nずつずらして制御し、前記チ
    ョッパ回路の出力電流を並列多重化することを特徴とす
    る電源装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のものにおいて、n個の結合
    リアクトルを備え、前記結合リアクトルの後段にコンデ
    ンサを負荷と並列接続し、前記結合リアクトルと前記コ
    ンデンサにより低域通過型フィルタの構成することを特
    徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】所定の周期で電磁石に電流または電圧また
    は電力を供給する電源装置において、 n個のチョッパ回路を有する正群チョッパ回路と、n個
    のチョッパ回路を有する負群チョッパ回路とを具備する
    両極性チョッパと、前記両極性チョッパ間を並列接続す
    る結合リアクトルを備え、前記正群チョッパ回路及び前
    記負群チョッパ回路における個々のチョッパ回路に対す
    るキャリア信号の位相を各々360°/nずつずらし、
    さらに、前記正群チョッパ回路のキャリア信号と前記負
    群チョッパ回路のキャリア信号の位相を180°/nず
    つずらして制御し、前記両極性チョッパ回路の出力電流
    を多重化することを特徴とする電源装置。
  5. 【請求項5】所定の周期で電磁石に電流または電圧また
    は電力を供給する電源装置において、 自己消弧型半導体素子を用いたコンバータと、n個のチ
    ョッパ回路を有する正群チョッパ回路と、n個のチョッ
    パ回路を有する負群チョッパ回路とを具備する両極性チ
    ョッパと、前記両極性チョッパ間を並列接続する結合リ
    アクトルを備え、前記正群チョッパ回路及び前記負群チ
    ョッパ回路における個々のチョッパ回路に対するキャリ
    ア信号の位相を各々360°/nずつずらし、さらに、
    前記正群チョッパ回路のキャリア信号と前記負群チョッ
    パ回路のキャリア信号の位相を180°/nずつずらし
    て制御し、前記両極性チョッパ回路の出力電流を多重化
    することを特徴とする電源装置。
  6. 【請求項6】請求項4または請求項5記載のものにおい
    て、2n個の結合リアクトルを備えることを特徴とする
    電源装置。
  7. 【請求項7】請求項4または請求項5記載のものにおい
    て、前記結合リアクトルの後段にコンデンサを負荷と並
    列接続し、前記結合リアクトルと前記コンデンサにより
    低域通過型フィルタの構成することを特徴とする電源装
    置。
  8. 【請求項8】前記チョッパ回路のキャリア信号周波数
    は、負荷に供給する電流が大きい領域では第1の周波数
    に設定し、負荷に供給する前記電流が小さい領域では前
    記第1の周波数よりも低い第2の周波数に設定すること
    を特徴とする請求項2から7のうちいずれか1項に記載
    の電源装置。
  9. 【請求項9】粒子を生成する粒子発生器と、前記粒子発
    生器で生成された粒子を所定のエネルギーレベルまで加
    速する前段加速器と、前記前段加速器で加速された粒子
    を主電磁石により周回させながら高周波加速空洞により
    加速して所定の粒子エネルギーを付与する最終段加速器
    と、前記主電磁石を励磁する電源装置とを有する粒子加
    速器において、前記電源装置は、自己消弧型半導体素子
    を用いたコンバータと、n個のチョッパ回路を有する正
    群チョッパ回路と、n個のチョッパ回路を有する負群チ
    ョッパ回路とを具備する両極性チョッパと、前記両極性
    チョッパ間を並列接続する結合リアクトルを備え、前記
    正群チョッパ回路及び前記負群チョッパ回路における個
    々のチョッパ回路に対するキャリア信号の位相を各々3
    60°/nずつずらし、さらに、前記正群チョッパ回路
    のキャリア信号と前記負群チョッパ回路のキャリア信号
    の位相を180°/nずつずらして制御し、前記両極性
    チョッパ回路の出力電流を多重化することを特徴とする
    粒子加速器。
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