JPH11231878A - 音場処理の制御方法 - Google Patents

音場処理の制御方法

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JPH11231878A
JPH11231878A JP10046411A JP4641198A JPH11231878A JP H11231878 A JPH11231878 A JP H11231878A JP 10046411 A JP10046411 A JP 10046411A JP 4641198 A JP4641198 A JP 4641198A JP H11231878 A JPH11231878 A JP H11231878A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音響出力装置の配置形態や音響信号の内容種
別に適合するように音場処理方法を変更する。 【解決手段】 音響信号データは、音場処理部11に入
力され、音場処理決定部12は、音響信号データととも
に、再生出力品質推奨情報を入力する。この再生出力品
質推奨情報は、音響信号データのコンテンツに応じて決
められる。音響信号データがアプリケーションプログラ
ムを実行する過程において発生するものである場合は、
このアプリケーションプログラムの処理の内容種別を認
識することにより音響信号データの内容種別を判定す
る。また、音響出力装置の配置形態切替部3から、複数
組の音響出力装置の取りうる複数の音響出力配置形態情
報を入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響信号をステレ
オスピーカやヘッドホンなどに供給して音場を再生する
音場処理の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、音響信号の立体再生(3Dサウン
ド)を実現するために、音響信号データを入力して予め
音場処理を行ってからスピーカに供給する方法が開発さ
れている。音場は、複数の音響出力装置から出力される
音が聴取者によって聴取されて認識される。音場処理方
式には様々のものがあり、それぞれに特徴がある。例え
ば、定位が優先されるもの、音質が優先されるもの、前
方の定位は音質を優先するが後方の定位は音場定位を優
先するもの、聴取者の頭部移動や頭部回転による許容範
囲(スイートスポット)が広いもの等の特徴がある。一
方、ステレオスピーカやステレオヘッドホンなどの音響
出力装置の配置形態および特性も様々である。パーソナ
ルコンピュータの小型スピーカのようにディスプレイモ
ニタの両横に配置するケースもあれば、本格的なオーデ
ィオ装置のように高品質のスピーカボックスに入れて再
生する場合や、ヘッドフォンで再生する場合もある。そ
して、スピーカとヘッドフォンとを切り替え使用するよ
うに、これらの配置形態を複数組備えたシステムもあ
る。
【0003】上述した音響出力装置の配置形態が、上述
した音場処理に適合していれば十分な音場効果が発揮で
きる。しかし、適合しない配置形態で音場処理された音
響信号を再生した場合には違和感のある再生が行われて
しまった。しかし、従来は、上述した様々な音響出力装
置の配置形態に適合するように音場処理の方式を変更す
るものがなかった。
【0004】また、音場処理は、配置形態のみに適合さ
せるだけでは不十分な場合があり、音響信号の内容(コ
ンテンツ)に合わない音場処理を行う場合があった。電
子楽器などの音楽ソースの音場再生には音質を重視する
必要があるのに対し、ゲーム音などは定位を重視する必
要がある。しかし、従来は、再生する音響信号の内容
(コンテンツ)に適合するように音場処理の方法を変更
するものや、ユーザの好みに応じて音場処理方法を切り
替えるようなものが存在しなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、音響出力装置の
配置形態や音響信号の内容種別に適合するように音場処
理方法を変更する音場処理の制御方法を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、音響信号データを入力して音場処理を行い複
数の音響出力装置に供給して音場を再生する音場処理の
制御方法であって、前記複数の音響出力装置の配置形態
に適した音場処理方法を決定し、前記音響信号データ
を、決定された前記音場処理方法を用いて処理し、前記
複数の音響出力装置に供給するものである。したがっ
て、複数の音響出力装置の配置形態に適した音場処理を
行うことができる。
【0007】請求項2に記載の発明においては、音響信
号データを入力して音場処理を行い複数の音響出力装置
に供給して音場を再生する音場処理の制御方法であっ
て、前記音響信号データの内容種別に適した音場処理方
法を決定し、前記音響信号データを決定された前記音場
処理方法を用いて処理し、前記複数の音響出力装置に供
給するものである。したがって、音響信号データの内容
種別に適した音場処理を行うことができる。具体的に
は、音響信号データとともに、この音響信号データの内
容種別に適した再生出力品質推奨情報を入力し、この再
生出力品質推奨情報に基づいて音場処理方法を決定す
る。あるいは、音響信号データが、アプリケーションプ
ログラムを実行する過程において発生するものである場
合には、アプリケーションプログラムの処理内容種別を
検出することにより前記音響信号データの内容種別を判
定する。
【0008】請求項3に記載の発明においては、音響信
号データを入力して音場処理を行い複数の音響出力装置
に供給して音場を再生する音場処理の制御方法であっ
て、前記複数の音響出力装置の組が複数組設けられてお
り、前記音響信号データの内容種別および前記複数組の
各音響出力装置の取りうる配置形態を検出し、前記音響
信号データの内容種別と前記配置形態との組み合わせに
適した音場処理方法の候補を作成し、作成された前記候
補の中から音場処理方法および前記配置形態が決定され
るようにし、前記音響信号データを、決定された前記音
場処理方法を用いて処理し、決定された前記配置形態の
前記複数の音響出力装置に供給するものである。したが
って、複数の音響出力装置の配置形態および音響信号デ
ータの内容種別に適した音場処理を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の音場処理方法の
実施の一形態を用いた音場処理装置とその出力側の音響
出力装置のブロック構成図である。図中、1は音場処理
装置、2はアンプ部、3は音響出力装置の配置形態切替
部、4は内蔵スピーカ、5はヘッドホン、6は外部スピ
ーカ、7は操作部、11は音場処理部、12は音場処理
決定部である。
【0010】最初に概要を説明する。音響信号データ発
生源から入力された音響信号データは、音場処理装置1
に入力されて、複数の音響出力装置による音響信号の音
場再生のための音場処理をされ、アンプ部2にて増幅さ
れ、音響出力装置の配置形態決定部3に供給される。こ
の音響出力装置の配置形態決定部3は、複数組の音響出
力装置(内蔵スピーカ4,ヘッドホン5,外部スピーカ
6の各1組)の中から1組を選択する。選択された1組
の音響出力装置は、音場処理された音響信号データを入
力して音場再生を行う。
【0011】音場処理装置1は、音場処理部11,音場
処理決定部12を有する。音響信号データは、音場処理
部11に入力される。音場処理決定部12は、音響信号
データとともに、再生出力品質推奨情報が出力される場
合は、これを入力する。この再生出力品質推奨情報は、
音響信号データの内容(コンテンツ)種別に応じて決め
られるものである。音響信号の音場を再生する方式に
は、音質優先、定位優先など、様々な再生品質のものが
ある。また、音響信号データがアプリケーションプログ
ラムを実行する過程において発生するものである場合
は、このアプリケーションプログラムの処理の内容種別
を認識することにより音響信号データの内容種別を判定
する。また、音響出力装置の配置形態切替部3から、複
数組の音響出力装置の取りうる複数の音響出力配置形態
情報を入力する。
【0012】そして、再生出力品質推奨情報あるいは音
響信号データの内容種別、および、複数の音響出力配置
形態の組み合わせに応じ、音響出力装置の配置形態およ
び音場処理方法の候補を作成する。次に、候補の中から
操作部7により音場処理部11が音響信号データに実施
する音場処理方法を決定する。また、音場処理決定部1
2は、決定された音響出力装置の配置形態になるように
音響出力装置の配置形態切替部3を制御する。
【0013】音響出力装置の配置形態切替部3には、内
蔵スピーカ4の左右1対、ヘッドホン5、外部スピーカ
6の左右1対が接続されているとする。内蔵スピーカ4
の有無は最初からわかっている。ヘッドホン5の接続状
態は、装置のジャックにヘッドホンのプラグが挿入され
ていることで接続が確認される。外部スピーカ6につい
ては、同様なプラグジャックを用いれば接続が確認され
る。他のタイプの接続コネクタ形式であっても、機械的
に挿入状態を検出する機構を設ければよい。したがっ
て、音響出力装置の配置形態切替部3は、3種の配置形
態が取れることを示す音響出力装置の配置形態情報を出
力することができる。なお、ヘッドホン5が接続される
と、他のスピーカはアンプ部2とは切り離されるのが通
常であるが、ここでは、ヘッドホン5も音響出力装置の
1つの種類を表すものとして、このような切り離しがな
いものとする。
【0014】まず、音響信号データの内容種別に応じた
再生出力品質推奨情報が出力される場合について説明す
る。この再生出力品質推奨情報は、音響信号の内容種別
に応じて、この音響信号を適切に再生出力するのに望ま
れる品質を指示するフラグであって、音響信号データと
ともに出力される。具体的には、音響再生装置が上述し
た音場処理装置とともにミニディスク(以下、単にMD
という)装置を内蔵している場合である。MDには、曲
名や録音日時等の入力が可能であり、この文字入力機能
を用いて、音楽の音響信号データの録音時にこの音響デ
ータに応じた再生出力品質推奨情報を記録しておく。
【0015】図2は、図1に示した音場処理決定部の動
作概要の説明図である。まず、再生出力品質推奨情報と
しては、a.音質重視,b.音場重視,c.標準の3種
類を設ける。音響出力装置の配置形態の例としては、
A.内蔵スピーカ,B.外部スピーカ,C.ヘッドホン
の3種類が存在する。ここでは、音響出力装置の構造で
名前を付けているが、Aの内蔵スピーカは、2個の左右
のスピーカ間の距離が短く、スピーカ自体が小さく音質
的には良くない音響出力装置を意味する。Bの外部スピ
ーカは、2個の左右のスピーカ間の距離が長く、聴取者
から見て中央線に対し左右各30度の位置に配置され、
スピーカ自体が大きいかあるいは2ウエイ以上の音質的
に良い音響出力装置を意味する。Cのヘッドホンは、頭
に装着する左右1対の音響出力装置を意味し、イヤホン
の場合を含む。
【0016】これら再生出力品質推奨情報および音響出
力装置の配置形態の組み合わせに対して、音場処理方式
の複数の候補を作成する。音場処理方式の例としては、
w.ステレオダイポール(SD)方式、x.±30度ク
ロストークキャンセル方式、y.頭部伝達関数畳み込み
方式の3種類と、z.音場処理なしを設ける。
【0017】ユーザは、最適と自動判定された、音場処
理方式および音響出力装置の配置形態の組み合わせ候補
をそのまま選択したり、気に入らない場合には、次々と
次候補を調べて気に入った組み合わせを選択する。具体
的には、図11,図12を参照して後述する。このよう
にして、1組の音響出力装置は、音響信号データの理想
的な再生出力品質推奨情報フラグに応じて、その配置形
態において適合した音場処理方式を実施する。また、ユ
ーザ側から組み合わせの選択も可能となっている。
【0018】ここで、SD方式とは、2つのスピーカを
聴取者の前方正面に近接配置した場合において、音源を
モノポール、聴取者の頭を剛球と仮定して音場の波動方
程式の解を基礎とした理論モデルに基づいたものであ
る。この理論モデルを用いて右チャンネルのスピーカか
ら左の耳に伝搬する音、および、同様に左チャンネルの
スピーカから右の耳に伝搬する音(クロストーク音)を
キャンセルするシステムをフィルタ処理によって実現し
ている。このSD方式は、聴取可能なエリアが広く、再
生中に聴取者の頭部の移動についても許容範囲が広いと
いう特長を有する。
【0019】しかし、クロストークをキャンセルする成
分を作り出し元の音響信号データに加算したものをA/
D変換して音響出力装置に出力するめ、実際に聴取者が
聞く音圧レベルよりも大きな音響信号データをディジタ
ル信号処理するときがある。しかし、データレジスタの
段数(演算桁数)を際限なく増やすことは製品コストの
点から不可能であるため、信号処理過程において演算結
果がオーバフローしてしまい、出力される音響信号デー
タに歪みが発生し、異様に高い周波数成分の音が発生す
る場合がある。したがって、SD方式は、左右のスピー
カが近接配置された内蔵スピーカの場合に、音場重視で
再生する場合に好適であるが、音質を重視する場合には
不向きである。
【0020】±30度クロストークキャンセル方式と
は、通常の代表的なステレオ再生である±30度の角度
(見込み角60度)で左右のスピーカを配置することを
前提として、上述したSD方式と同様に、クロストーク
音のキャンセルを行うものであるが、単に左右の各耳に
おいてクロストーク音をキャンセルするように制御する
だけであるので、聴取可能なエリアが狭く、再生中の聴
取者の頭部の移動についても許容範囲が狭いという欠点
がある。しかし、フィルタのディジタル信号処理のステ
ップがSD方式に比べて簡単であるため、ディジタルフ
ィルタの構成を簡単にすることができるので、SD方式
よりも音質の劣化が少なくなる。
【0021】頭部伝達関数畳み込み方式とは、左右の音
響出力装置から放音された音が対応する左右の耳に伝達
されるようなヘッドホンで聞くの最適な音場処理方式で
ある。
【0022】次に、音場処理決定部12が、アプリケー
ションプログラムの処理内容の種別を認識することによ
り音響信号データの内容種別を判定する場合について説
明する。音響信号データがCPU(中央演算処理装置)
により実行されるアプリケーションプログラムを実行す
る過程において発生するものである場合は、このアプリ
ケーションプログラムの処理内容によって、音響信号デ
ータに要求される再生出力品質がわかる場合がある。
【0023】例えば、音響信号データが、WAVの拡張
子がついたウエーブフォームのファイルであって音源部
において波形データに変換されるものであれば、人声音
や短時間の擬音、合図音などである場合が多いとして、
音場重視とする。音響信号データが、MIDの拡張子の
ついたMIDIファイルであって音源部において波形デ
ータに変換されるものであれば、楽音であるとして音質
重視とする。
【0024】別の方法で音響信号データに要求される再
生出力品質を知る方法として、アプリケーションがゲー
ムである場合には、この実行中に発生する音響信号デー
タは音場重視とする。そして、これらのアプリケーショ
ンプログラムの処理内容の種別に基づく再生出力品質お
よび音響出力装置の配置形態の組み合わせに対して、図
2に示した再生出力品質推奨情報の場合と同様にして、
音場処理方式の複数の候補を作成することができる。な
お、再生出力品質推奨情報とアプリケーションプログラ
ムの処理内容の種別の両者を考慮して音場処理方式の複
数の候補を作成することも可能である。
【0025】図3は、本発明の音場処理方法の実施の一
形態を実現するためのシステム構成図である。図中、2
1はバス、22は操作子群、23は表示部、24はRO
M、25はRAM、26はCPU、27は電子楽器、2
8はオーディオ装置、29は外部音声入力インターフェ
ース、30はA/D変換器、31はMD等の曲データ記
憶装置、32は音源部、33はDSP、34はD/A変
換器、35はアンプ部である。図中、図1と同様な部分
には同じ符号を付して説明を省略する。この実施の形態
は、CPU26およびDSP(信号処理用プロセッサ)
32で音場処理装置を実現するものである。音場処理専
用の装置あるいは、汎用のパーソナルコンピュータを用
いて実現することができる。
【0026】バス21にはCPU26などの複数のハー
ドウエアブロックが接続されている。操作子群22は、
図1に示した操作部7の機能を実現する操作子や各種の
パラメータを設定する操作子である。表示部23は、音
場処理方法の候補の表示、曲目の表示、その他、各種の
操作子の操作状態を表示する。ROM24には、CPU
26を用いて実行される本発明の音場処理方法を実現す
るプログラムのほか、MDの記録再生を実現するプログ
ラムなどが記憶されている。RAM25には、CPU2
6のワーキングエリア等が設けられている。
【0027】電子楽器27やオーディオ装置28が外部
音声入力インターフェース29の外部入力端子に接続さ
れる場合がある。これらの外部入力がアナログ入力端子
に接続された場合には、A/D変換器30により音響信
号データに変換されてバス21に供給される。一方、例
えば、外部入力がディジタル入力端子に接続された場合
には、音響信号データあるいは楽音パラメータに変換さ
れてバス21に供給される。MD等の曲データ記憶装置
31は、本システムに記録再生部として内蔵されたもの
である。曲データとともに、MDにユーザあるいは音楽
ソフト製作メーカーにより再生出力品質推奨情報が記録
された場合には、曲データの再生時に、音響信号データ
と同時に、この再生出力品質推奨情報を出力する。な
お、MDに曲データとともに本発明の音場処理方法を実
現するプログラムをインストールしておき、最初にこの
プログラムをRAM25にロードして曲データを再生す
るようにすることもできる。
【0028】音源部32は、バス21から楽音パラメー
タを入力して音響信号データを生成しDSP33に出力
する。DSP33は、音源部32あるいはバス21から
出力された音響信号データを入力し、CPU26の制御
の下で本発明の音場処理を実現し、音場処理された音響
信号データをD/A変換器34でアナログ信号に変換
し、アンプ部5に出力する。アンプ部5には図1に示し
た音響出力装置の配置形態切替部3を含むものとする。
アンプ部5は、内蔵スピーカ4,ヘッドホン5,外部ス
ピーカ6に接続される。
【0029】CPU26は、外部音声入力インターフェ
ース29からの入力情報、操作子群22からの操作情
報、MD等の曲データ記憶装置31から入力情報に対
し、RAM25を用いて処理を行い、表示部23を制御
して情報を表示したり、楽音パラメータを基に音源部3
2をコントロールしたり、音場処理をDSP33に実行
させたりする。D/A変換器34もバス21に接続され
て、CPU26に制御されてミキシング処理などを行う
場合もある。音場処理された音響情報データをMD等の
曲データ記憶装置31に記録することも可能である。な
お、音源部32の機能や音場処理もCPU26のプログ
ラムで実現させることも可能である。
【0030】上述した説明では、音響信号データをバス
21を介して各構成要素間を転送するようにしたが、音
響信号データについては、外部音声入力インターフェー
ス、MD等の曲データ記憶装置31,音源部32から直
接DSP31に接続されるようにして、制御情報のみを
バス21を通すようにしてもよい。
【0031】図4〜図10,図13は、本発明の音場処
理方式の実施の一形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。図4は、メインルーチンを説明するため
のフローチャートである。図5は、図4中の「パネル設
定」のステップを説明するためのフローチャートであ
る。図6は、図5中の「再生メディアの設定」のステッ
プを説明するためのフローチャートである。図7は、図
5の中の「再生曲目の設定」のステップを説明するため
のフローチャートである。図8は、図7中の「音場処理
方式の決定」のステップを説明するためのフローチャー
トである。図9は、図5中の「機器の作動」のステップ
を説明するためのフローチャートである。図10は、図
5中の「音響信号出力の処理」のステップを説明するた
めのフローチャートである。図13は、図4中の「音響
信号の再生」のステップを説明するためのフローチャー
トである。図11,図12は、図10の「自動設定され
た電気音響変換器の配置形態および音場処理方式の候補
を順次切り替え選択」の具体例の説明図である。以下、
図4から順に動作を説明する。
【0032】図4のメインルーチンは、電源投入動作に
応じて起動され、S41においては装置全体の初期化を
行い、S42において、パネル上の操作子による各種の
設定を行い、S43において音響信号の再生が行われ、
S42に処理を戻すことにより、S42,S43のステ
ップが繰り返される。なお、このフローチャートにおい
ては、音響信号の再生動作以外の画像信号の再生やゲー
ムの実行の処理ステップについては省略している。これ
らは、このメインルーチンに組込んでもよいし、別の処
理フローで実行してもよい。
【0033】図5のパネル設定においては、S51にお
いて、再生メディアの選択指示があるか否かを判定し、
ある場合にはS52に処理を進めて再生メディアの設定
を行なった後、S53に処理を進め、ない場合には直ち
にS53に処理を進める。S53においては、再生曲目
決定の指示があるか否かを判定し、ある場合にはS54
に処理を進めて再生曲目の決定を行なった後、S55に
処理を進め、ない場合には直ちにS55に処理を進め
る。S55においては、機器の作動指示があるか否かを
判定し、ある場合にはS56に処理を進めて機器の作動
を行なった後S57に処理を進め、ない場合には直ちに
S57に処理を進める。
【0034】ここで、機器とは、図3に示したMD等の
曲データ記憶装置31のような内蔵機器あるいは図3に
おいて、外部音声入力インターフェース29の端子に接
続された外部機器である。S57においては、信号出力
の設定があるか否かを判定し、ある場合にはS58に処
理を進めて音響信号出力の処理を行った後、メインルー
チンにリターンし、ない場合には直ちにリターンする。
次に、それぞれのパネル設定のフローを説明する。
【0035】図6の再生メディアの設定においては、S
61において、選択指示のあったメディアからの入力に
切り替えてメインルーチンにリターンする。メディアと
は、具体的には、第1に内蔵の機器である図3中のMD
等の曲データ記憶装置31、第2に図3中の外部音声入
力インターフェース29のディジタル入力端子に接続さ
れた外部機器、第3に外部音声入力インターフェース2
9のアナログ入力端子に接続された外部機器である。
【0036】図7の再生曲目の決定においては、S71
において、内蔵機器が選択されているか否かを判定し、
選択されているときにはS72に処理を進め、選択され
ていないときには直ちにメインルーチンにリターンす
る。S72においては、曲データが存在するときにはS
73に処理を進め、存在しないときにはS74に処理を
進める。S73においては、曲目を表示した後に、S7
5においてユーザから新たな曲目指定がある場合にはこ
の曲目を変更し、読み出す曲データを決定した後にメイ
ンルーチンにリターンする。曲データが存在しないとき
には、S74に処理を進め、「曲データのある媒体をお
入れください」との表示を行なった後、S76において
音場処理方式の決定を行なってメインルーチンにリター
ンする。
【0037】図8の音場処理方式の決定においては、S
81において、現状の音響出力装置の可能な配置形態を
検出し、S82に処理を進める。具体例としては、図
1,図3に示したように、第1に内蔵スピーカ4、第2
にヘッドホン5、第3に外部スピーカ6である。3つの
いずれの配置形態も可能な場合や、そのうちのただ1つ
の配置形態が可能な場合もある。S82においては、図
7中のS75において指定された曲データに品質推奨情
報があるか否かを判定し、ある場合にはS84に処理を
進め、ない場合にはS83に処理を進める。S83にお
いては、品質推奨情報と音響出力装置の可能な配置形態
とから、最適な音場処理方式および音響出力装置の配置
形態の候補を最適なものから順に作成してメインルーチ
ンにリターンする。一方、S84においては、アプリケ
ーションプログラムの形式と音響出力装置の可能な配置
形態とから、最適な音場処理方式および音響出力装置の
配置形態の候補を最適なものから順に作成してメインル
ーチンにリターンする。
【0038】図9の機器の作動においては、S91にお
いて、パネル上の操作子による再生開始の指示があるか
否かを判定し、ある場合にはS92に処理を進め、ない
場合には直ちにS95に処理を進める。S92において
は、内蔵記憶装置(図3中のMD等の曲データ記憶装置
31)が選択されているか否かを判定し、選択されてい
るときにはS93に処理を進め、選択されていないとき
にはS94に処理を進める。S93においては、指定さ
れている曲、または、指定のない場合には最初の曲、を
読み出し出力してS95に処理を進める。S94におい
ては、外部機器(図3中の電子楽器27やオーディオ装
置28)からの入力信号を出力してS95に処理を進め
る。
【0039】S95においては、パネル上の操作子によ
る停止指示があるか否かを判定し、ある場合にはS96
に処理を進めて出力中の音響信号の出力を停止させた
後、S97に処理を進める。S97においては、パネル
上の操作子による早送りや巻き戻しの指示があるか否か
を判定し、ある場合にはS98に処理を進めて出力中の
曲の読み出し位置を移動して出力した後にメインルーチ
ンにリターンする。なお、外部機器が選択されている場
合には、S95において停止の指示があっても出力され
る音響信号が停止するだけで、外部機器自体の動作は制
御されない。また、S97において早送りや巻き戻しの
指示があっても、一時的なバッファに記憶されている範
囲内で読み出し位置を移動できるだけである。
【0040】図10の信号出力の処理においては、S1
01において、ボリューム操作子の入力があるか否かを
判定し、ある場合にはS102に処理を進め、出力音量
の変更を行った後S103に処理を進め、ない場合には
直ちにS103に処理を進める。S103においては、
音場変更処理の入力があるか否かを判定し、ある場合に
はS104に処理を進め、図8のS83あるいはS84
において自動設定された音響出力装置の配置形態および
音場処理方式の候補を順次切り替え選択して、S105
に処理を進め、ない場合には直接S105に処理を進め
る。
【0041】ここで、図11,図12を参照し、S10
4における「自動設定された電気音響変換器の配置形態
および音場処理方式の候補を順次切り替え選択」の一例
を説明する。この図は、操作時の画面表示状態の一例を
模式的に示すことにより、候補の切り替え状態を説明す
るものである。音響出力装置の取りうる配置形態とし
て、「A.内蔵スピーカ」,「B.外部スピーカ」,
「C.ヘッドホン」の3つの配置が取りうる場合につい
て説明する。取りうる配置が2つ以下である場合には、
取りえない配置形態をとばして候補を作成すればよい。
図中、アンダーラインを付した文字列は、次に切り替え
操作子(押しボタンスイッチ)を操作したときに、切り
替わる対象となるものを示し、実際にこのようなアンダ
ーラインで表示してもよいし、ハイライト表示をしても
よい。
【0042】図11において、「a.音質重視」におい
ては、111〜113において、まず「B.外部スピー
カ」が選択され、その間、音場処理方法が「z.音場処
理なし」,「x.±30度クロストークキャンセル」,
「w.ステレオダイポール」(SD)と、順次切り替わ
って行く。次に、114〜116において「A.内蔵ス
ピーカ」が選択され、最後に117、118において
「C.ヘッドホン」が選択される。「b.音場重視」に
おいては、121,122において、「B.外部スピー
カ」が選択され、その間、音場処理方法が「x.±30
度クロストークキャンセル」,「w.ステレオダイポー
ル」(SD)と切り替わり、次に、123,124にお
いて「C.ヘッドホン」が選択され、最後に「A.内蔵
スピーカ」が選択される。
【0043】図12の「c.標準」においては、13
1,132において、「B.外部スピーカ」が選択さ
れ、その間、音場処理方法が「x.±30度クロストー
クキャンセル」,「z.音場処理なし」と順次切り替わ
る。133,134において「A.内蔵スピーカ」が選
択され、その間、音場処理方法が「x.±30度クロス
トークキャンセル」,「z.音場処理なし」と順次切り
替わる。135,136においてはヘッドホンが選択さ
れ、その間、音場処理方法が「y.頭部伝達関数畳み込
み」,「z.音場処理なし」と順次切り替わる。
【0044】ユーザは、上述した順次候補が切り替わる
間において、好みの組み合わせを見つけたときに、操作
パネル上の設定確定用操作子(押しボタンスイッチ)を
操作すればよい。
【0045】再び、図10に戻って音響信号出力の処理
を説明する。S105においては、パネル上の操作子に
よりイコライザーの設定があるか否かを判定し、ある場
合にはS106に処理を進めて選択された周波数帯域の
出力バランスの変更を行った後、メインルーチンにリタ
ーンし、ない場合には直ちにリターンする。なお、この
イコライザの設定は、音場処理によって高い周波数のノ
イズが発生する場合に、高い周波数帯域のゲインを下げ
るのに有効である。また、音の伝達特性には周波数特性
があり低音域は音の減衰が少ないが、音場処理方式によ
っては、このような周波数特性を考慮しないで設計する
場合があり、そのままでは音の高域成分が強調されて聞
こえることになる。このような場合においても、イコラ
イザの設定により低音域を高めるか高音域を低めて周波
数特性の補償を行うことができる。
【0046】図13の音響信号の再生においては、S1
41において、決定された音場処理方式で音場処理を行
い、S142において、決定された配置形態の音響出力
装置に切り替えて音響信号を出力し、S143において
その他の処理、例えば、音響信号出力に関連する文字,
画像の表示を行い、メインルーチンにリターンする。
【0047】上述した説明では、専用のアプリケーショ
ンプログラムによって本発明の音場処理方法を実現する
ようにした。しかし、オペレーティングシステム側で、
本発明の音場処理をAPI(Application Program Inter
face)化して、システム共通の標準的インターフェース
とすることもできる。APIは、アプリケーションソフ
トウェアのために用意された機能(関数)の集まりであ
って、オペレーティングシステムや他のソフトウエアに
よって提供される。アプリケーションソフトウェアは、
APIを利用することでプログラミングの手間が省け
る。
【0048】本発明においては、音響信号の発生側のシ
ステムから再生出力品質推奨情報あるいはアプリケーシ
ョンプログラムの処理内容種別の情報を、オペレーティ
ングシステムのAPI経由で音場処理プログラムに渡
し、また、音響出力装置の配置形態の情報もオペレーテ
ィングシステムのAPI経由で音場処理プログラムに渡
すようにして、音響信号の発生源から、あるいは、音響
信号の出力側ブロックから、音場処理ブロックの方式の
選択あるいは設定を自動的に行う。このようにすれば、
特定のアプリケーションプログラムに限定されず、音場
処理を行うアプリケーションプログラム一般が本発明の
音場処理方法を共通に利用することができるようにな
る。
【0049】上述した説明では、外部スピーカのレイア
ウトは1種類のみとしたが、中央にセンタースピーカを
設けるもの、ウオールスピーカを設けるものでもよく、
配置角度の異なるスピーカを用いてもよい。また、コネ
クタの機械的な接続によって配置形態の異なる音響出力
装置を認識する場合に限らず、音響出力装置が取りうる
配置形態をユーザが操作子を用いて指定してもよい。こ
のようにユーザが指定する場合には、配置形態に限ら
ず、音響出力装置の特性も入力するようにすれば、音響
出力装置の特性も考慮して音場処理方式を決定すること
も可能となる。
【0050】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明は、実現したい音響信号のコンテンツとこの音響信号
の再生する音響出力装置の配置形態に適応した3Dオー
ディオの音場処理を実現することができるという効果が
ある。したがって、ユーザは音響信号や音響出力装置の
配置形態との適合や相性を考えなくても、現在の状況で
の最も適切な音場再生効果で音響信号を再生することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の音場処理方法の実施の一形態を用い
た音場処理装置とその出力側の音響出力装置のブロック
構成図である。
【図2】 図1に示した音場処理決定部の動作概要の説
明図である。
【図3】 本発明の音場処理方法の実施の一形態を実現
するためのシステム構成図である。
【図4】 本発明の音場処理方式の実施の一形態の動作
を説明するためのメインルーチンを説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】 図4中のS42のステップを説明するための
フローチャートである。
【図6】 図5中のS52のステップを説明するための
フローチャートである。
【図7】 図5の中のS54のステップを説明するため
のフローチャートである。
【図8】 図7中のS76のステップを説明するための
フローチャートである。
【図9】 図5中のS56のステップを説明するための
フローチャートである。
【図10】 図5中のS58のステップを説明するため
のフローチャートである。
【図11】 図10中のS104のステップの具体例の
第1の説明図である。
【図12】 図8中のS104のステップの具体例の第
2の説明図である。
【図13】 図4中のS43のステップを説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 音場処理装置 2 アンプ部 3 音響出力装置の配置形態切替部 4 内蔵スピーカ 5 ヘッドホン 6 外部スピーカ 7 操作部 11 音場処理部 12 音場処理決定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響信号データを入力して音場処理を行
    い複数の音響出力装置に供給して音場を再生する音場処
    理の制御方法であって、 前記複数の音響出力装置の配置形態に適した音場処理方
    法を決定し、 前記音響信号データを、決定された前記音場処理方法を
    用いて処理し、 前記複数の音響出力装置に供給することを特徴とする音
    場処理の制御方法。
  2. 【請求項2】 音響信号データを入力して音場処理を行
    い複数の音響出力装置に供給して音場を再生する音場処
    理の制御方法であって、 前記音響信号データの内容種別に適した音場処理方法を
    決定し、 前記音響信号データを、決定された前記音場処理方法を
    用いて処理し、 前記複数の音響出力装置に供給することを特徴とする音
    場処理の制御方法。
  3. 【請求項3】 音響信号データを入力して音場処理を行
    い複数の音響出力装置に供給して音場を再生する音場処
    理の制御方法であって、 前記複数の音響出力装置の組が複数組設けられており、 前記音響信号データの内容種別および前記複数組の各音
    響出力装置の取りうる配置形態を検出し、 前記音響信号データの内容種別と前記配置形態との組み
    合わせに適した音場処理方法の候補を作成し、 作成された前記候補の中から音場処理方法および前記配
    置形態が決定されるようにし、 前記音響信号データを、決定された前記音場処理方法を
    用いて処理し、 決定された前記配置形態の前記複数の音響出力装置に供
    給することを特徴とする音場処理の制御方法。
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