JPH11231386A - ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、ストロボユニット、及びストロボユニットの製造方法 - Google Patents
ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、ストロボユニット、及びストロボユニットの製造方法Info
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- JPH11231386A JPH11231386A JP3470298A JP3470298A JPH11231386A JP H11231386 A JPH11231386 A JP H11231386A JP 3470298 A JP3470298 A JP 3470298A JP 3470298 A JP3470298 A JP 3470298A JP H11231386 A JPH11231386 A JP H11231386A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影機構を搭載したユニット本体と、該ユニ
ット本体を前方から被覆する前カバーとの間に、ストロ
ボ回路用電気部品を実装したプリント基板を配置したス
トロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットにおいて、前カ
バーとストロボ用プリント基板との間に従来の如き半田
付けのための間隙を不要とし、その分だけ厚みを薄くす
る。 【解決手段】 前記プリント基板の片面のみに導電性パ
ターンを設け、該導電性パターンを前記ユニット本体に
対向させたこと。
ット本体を前方から被覆する前カバーとの間に、ストロ
ボ回路用電気部品を実装したプリント基板を配置したス
トロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットにおいて、前カ
バーとストロボ用プリント基板との間に従来の如き半田
付けのための間隙を不要とし、その分だけ厚みを薄くす
る。 【解決手段】 前記プリント基板の片面のみに導電性パ
ターンを設け、該導電性パターンを前記ユニット本体に
対向させたこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストロボを内蔵した
レンズ付きフィルムユニットに関するものであり、特に
ストロボ回路用電気部品を実装したプリント基板に関す
る。
レンズ付きフィルムユニットに関するものであり、特に
ストロボ回路用電気部品を実装したプリント基板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ストロボを内蔵したレンズ付きフィルム
ユニットにおいては、ストロボ回路用電気部品を実装し
たプリント基板を、撮影機構を搭載したユニット本体
と、ユニット本体を前方から被覆する前カバーとの間に
配置することが一般的に行われている。そして、ユニッ
ト本体には、被写体光を撮影レンズによってフィルムに
露光して撮影画面を形成する撮影部や、予め未露光のフ
ィルムを巻回しておくロールフィルム室や、ストロボの
電源となる電池を収納する電池室等があり、これらの外
壁の間にはデッドスペースが生ずるので、このスペース
にストロボ回路用電気部品を配置することも通常に行わ
れる。従って、プリント基板におけるユニット本体側に
ストロボ回路用電気部品が配置されるので、プリント基
板における前カバー側に導電性パターンを設けて、スト
ロボ回路用電気部品のリードをユニット本体側からプリ
ント基板に貫通させて導電性パターンに半田付けしてい
た。
ユニットにおいては、ストロボ回路用電気部品を実装し
たプリント基板を、撮影機構を搭載したユニット本体
と、ユニット本体を前方から被覆する前カバーとの間に
配置することが一般的に行われている。そして、ユニッ
ト本体には、被写体光を撮影レンズによってフィルムに
露光して撮影画面を形成する撮影部や、予め未露光のフ
ィルムを巻回しておくロールフィルム室や、ストロボの
電源となる電池を収納する電池室等があり、これらの外
壁の間にはデッドスペースが生ずるので、このスペース
にストロボ回路用電気部品を配置することも通常に行わ
れる。従って、プリント基板におけるユニット本体側に
ストロボ回路用電気部品が配置されるので、プリント基
板における前カバー側に導電性パターンを設けて、スト
ロボ回路用電気部品のリードをユニット本体側からプリ
ント基板に貫通させて導電性パターンに半田付けしてい
た。
【0003】また、導電性を有する薄板から形成された
可動接片の一端がプリント基板の前側にて所定の導電性
パターンに半田付けされ、前カバーに装着されたストロ
ボスイッチ操作部材を摺動操作してこの可動接片を押圧
することにより、可動接片の他端が他の導電性パターン
に圧着して二つの導電性パターンを導通させるようにし
たストロボ用メインスイッチが従来より用いられてい
る。
可動接片の一端がプリント基板の前側にて所定の導電性
パターンに半田付けされ、前カバーに装着されたストロ
ボスイッチ操作部材を摺動操作してこの可動接片を押圧
することにより、可動接片の他端が他の導電性パターン
に圧着して二つの導電性パターンを導通させるようにし
たストロボ用メインスイッチが従来より用いられてい
る。
【0004】また、ストロボの電源となる電池の電極を
圧接する電池接片に関しても、プリント基板の裏側から
一端を挿入し、突出した一端を前側にて半田付けしてい
る。
圧接する電池接片に関しても、プリント基板の裏側から
一端を挿入し、突出した一端を前側にて半田付けしてい
る。
【0005】また、従来のプリント基板の厚みは1.2
mm以上あるが、この厚みを薄くできると、レンズ付き
フィルムユニットの厚みも更に薄くなる。しかし、従来
のプリント基板の製造方法は、集合基板にストロボ回路
用電気部品のリードを挿入する孔やプリント基板の外形
のかなりの部分を予め打ち抜いておき、ストロボ回路用
電気部品を実装した後、更に打ち抜いて個々のプリント
基板に分離する方法である。このため、プリント基板の
厚みを薄くすると剛性が低下してストロボ回路用電気部
品を実装し難くなるという問題があった。なお、従来の
プリント基板の材質は紙フェノールであるため、より剛
性のあるガラス入りエポキシ樹脂を用いることも考えら
れるが、高価なため可能な限り低原価を要求されるレン
ズ付きフィルムユニットには不適である。
mm以上あるが、この厚みを薄くできると、レンズ付き
フィルムユニットの厚みも更に薄くなる。しかし、従来
のプリント基板の製造方法は、集合基板にストロボ回路
用電気部品のリードを挿入する孔やプリント基板の外形
のかなりの部分を予め打ち抜いておき、ストロボ回路用
電気部品を実装した後、更に打ち抜いて個々のプリント
基板に分離する方法である。このため、プリント基板の
厚みを薄くすると剛性が低下してストロボ回路用電気部
品を実装し難くなるという問題があった。なお、従来の
プリント基板の材質は紙フェノールであるため、より剛
性のあるガラス入りエポキシ樹脂を用いることも考えら
れるが、高価なため可能な限り低原価を要求されるレン
ズ付きフィルムユニットには不適である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】レンズ付きフィルムユ
ニットは携帯性等の理由により小型化の競争が激化して
おり、可能な限りデッドスペースをなくす設計が必要で
ある。この点から前述の構成を考えると、前カバーとプ
リント基板との間にはストロボ回路用電気部品のリード
を半田付けするための間隙が必要となっている。
ニットは携帯性等の理由により小型化の競争が激化して
おり、可能な限りデッドスペースをなくす設計が必要で
ある。この点から前述の構成を考えると、前カバーとプ
リント基板との間にはストロボ回路用電気部品のリード
を半田付けするための間隙が必要となっている。
【0007】かかる問題に鑑み、この間隙を不要とする
ことによって、より厚みを薄くできるストロボ内蔵レン
ズ付きフィルムユニット、及びストロボユニットの製造
方法を提案することを本発明が解決すべき第1の課題と
する。
ことによって、より厚みを薄くできるストロボ内蔵レン
ズ付きフィルムユニット、及びストロボユニットの製造
方法を提案することを本発明が解決すべき第1の課題と
する。
【0008】また、従来の如きストロボ用メインスイッ
チも前カバーとプリント基板との間隙に配置されている
ので、前カバーとプリント基板との間隙をなくすとこの
ストロボ用メインスイッチを配置できなくなる。
チも前カバーとプリント基板との間隙に配置されている
ので、前カバーとプリント基板との間隙をなくすとこの
ストロボ用メインスイッチを配置できなくなる。
【0009】かかる問題に鑑み、新たな構成のメインス
イッチを備えたレンズ付きフィルムユニットを提案する
ことを本発明が解決すべき第2の課題とする。
イッチを備えたレンズ付きフィルムユニットを提案する
ことを本発明が解決すべき第2の課題とする。
【0010】また、前述の如く前カバーとプリント基板
との間隙をなくすと、従来の電池接片を用いることがで
きなくなるので、新たな構成の電池接片を備えたレンズ
付きフィルムユニットを提案することを本発明が解決す
べき第3の課題とする。
との間隙をなくすと、従来の電池接片を用いることがで
きなくなるので、新たな構成の電池接片を備えたレンズ
付きフィルムユニットを提案することを本発明が解決す
べき第3の課題とする。
【0011】また、プリント基板の板厚を薄くするた
め、従来のプリント基板の製造方法とは異なる製造方法
となるストロボユニットの製造方法を提案することを本
発明が解決すべき第4の課題とする。
め、従来のプリント基板の製造方法とは異なる製造方法
となるストロボユニットの製造方法を提案することを本
発明が解決すべき第4の課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題は下記の
何れかの手段により解決される。
何れかの手段により解決される。
【0013】撮影機構を搭載したユニット本体と、該
ユニット本体を前方から被覆する前カバーとの間に、ス
トロボ回路用電気部品を実装したプリント基板を配置し
たストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットにおいて、
前記プリント基板の片面のみに導電性パターンを設け、
該導電性パターンを前記ユニット本体に対向させたこと
を特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト。
ユニット本体を前方から被覆する前カバーとの間に、ス
トロボ回路用電気部品を実装したプリント基板を配置し
たストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットにおいて、
前記プリント基板の片面のみに導電性パターンを設け、
該導電性パターンを前記ユニット本体に対向させたこと
を特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト。
【0014】一方の面のみに導電性パターンを設けて
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方から
被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前記
ユニット本体に対向して配置されるストロボユニットに
おいて、前記ストロボ回路用電気部品のリードを前記プ
リント基板に穿設された貫通孔に前記導電性パターンの
側から挿入して前記リードを前記導電性パターンに半田
付けし、前記プリント基板における前記導電性パターン
のない他方の面から突出した前記リードを根本から切断
したことを特徴とするストロボユニット。
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方から
被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前記
ユニット本体に対向して配置されるストロボユニットに
おいて、前記ストロボ回路用電気部品のリードを前記プ
リント基板に穿設された貫通孔に前記導電性パターンの
側から挿入して前記リードを前記導電性パターンに半田
付けし、前記プリント基板における前記導電性パターン
のない他方の面から突出した前記リードを根本から切断
したことを特徴とするストロボユニット。
【0015】一方の面のみに導電性パターンを設けて
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方から
被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前記
ユニット本体に対向して配置されるストロボユニットに
おいて、前記ストロボ回路用電気部品のリードを前記プ
リント基板の導電性パターンに半田付けすることを特徴
とするストロボユニット。
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方から
被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前記
ユニット本体に対向して配置されるストロボユニットに
おいて、前記ストロボ回路用電気部品のリードを前記プ
リント基板の導電性パターンに半田付けすることを特徴
とするストロボユニット。
【0016】一方の面のみに導電性パターンを設けて
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方から
被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前記
ユニット本体に対向して配置されるストロボユニットの
製造方法において、前記ストロボ回路用電気部品のリー
ドを前記プリント基板に穿設された貫通孔に前記導電性
パターンの側から挿入する工程と、前記リードを前記導
電性パターンに半田付けする工程と、前記プリント基板
における前記導電性パターンのない他方の面から突出し
た前記リードを根本から切断する工程とを備えたことを
特徴とするストロボユニットの製造方法。
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方から
被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前記
ユニット本体に対向して配置されるストロボユニットの
製造方法において、前記ストロボ回路用電気部品のリー
ドを前記プリント基板に穿設された貫通孔に前記導電性
パターンの側から挿入する工程と、前記リードを前記導
電性パターンに半田付けする工程と、前記プリント基板
における前記導電性パターンのない他方の面から突出し
た前記リードを根本から切断する工程とを備えたことを
特徴とするストロボユニットの製造方法。
【0017】一方の面のみに導電性パターンを設けて
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方から
被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前記
ユニット本体に対向して配置されるストロボユニットの
製造方法において、前記ストロボ回路用電気部品のリー
ドを前記プリント基板の導電性パターンに半田付けする
工程を備えたことを特徴とするストロボユニットの製造
方法。
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方から
被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前記
ユニット本体に対向して配置されるストロボユニットの
製造方法において、前記ストロボ回路用電気部品のリー
ドを前記プリント基板の導電性パターンに半田付けする
工程を備えたことを特徴とするストロボユニットの製造
方法。
【0018】上記第2の課題は下記の手段により解決さ
れる。
れる。
【0019】一方の面のみに導電性パターンを設けて該
導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電気
部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板は
撮影機構を搭載したユニット本体と、該ユニット本体を
前方から被覆する前カバーとの間にて前記導電性パター
ンを有する面が前記ユニット本体に対向して配置された
ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットであって、導
電性を有する薄板から形成され、前記プリント基板の第
1の導電性パターンに一端が半田付けされた可動接片
と、前記前カバーに装着されて適宜摺動操作可能である
と共に、前記ユニット本体側に突出した脚部が前記プリ
ント基板に穿設した開口部を通して前記可動接片に当接
可能なストロボスイッチ操作部材とを設け、前記ストロ
ボスイッチ操作部材の摺動操作に伴って前記脚部が前記
可動接片を押圧することにより、前記可動接片の他端を
前記プリント基板の第2の導電性パターンに圧着させる
か、若しくは該第2の導電性パターンとの圧着状態を解
除させるかの何れかを行うことにより、前記第1の導電
性パターンと前記第2の導電性パターンとの導通及び非
導通を行うことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフ
ィルムユニット。
導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電気
部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板は
撮影機構を搭載したユニット本体と、該ユニット本体を
前方から被覆する前カバーとの間にて前記導電性パター
ンを有する面が前記ユニット本体に対向して配置された
ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットであって、導
電性を有する薄板から形成され、前記プリント基板の第
1の導電性パターンに一端が半田付けされた可動接片
と、前記前カバーに装着されて適宜摺動操作可能である
と共に、前記ユニット本体側に突出した脚部が前記プリ
ント基板に穿設した開口部を通して前記可動接片に当接
可能なストロボスイッチ操作部材とを設け、前記ストロ
ボスイッチ操作部材の摺動操作に伴って前記脚部が前記
可動接片を押圧することにより、前記可動接片の他端を
前記プリント基板の第2の導電性パターンに圧着させる
か、若しくは該第2の導電性パターンとの圧着状態を解
除させるかの何れかを行うことにより、前記第1の導電
性パターンと前記第2の導電性パターンとの導通及び非
導通を行うことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフ
ィルムユニット。
【0020】上記第3の課題は下記の何れかの手段によ
り解決される。
り解決される。
【0021】一方の面のみに導電性パターンを設けて
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したユニット本体と、該ユニット本体
を前方から被覆する前カバーとの間にて前記導電性パタ
ーンを有する面が前記ユニット本体に対向して配置され
たストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットであって、
導電性を有する薄板からコの字形に形成された電池接片
の一端を前記前カバー側から前記プリント基板に穿設さ
れた貫通孔に挿入して前記導電性パターンに半田付け
し、前記電池接片の他端を前記プリント基板の側端若し
くは前記プリント基板に穿設された他の貫通孔より突出
させ、ストロボの電源である電池の電極に圧着させたこ
とを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト。
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したユニット本体と、該ユニット本体
を前方から被覆する前カバーとの間にて前記導電性パタ
ーンを有する面が前記ユニット本体に対向して配置され
たストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットであって、
導電性を有する薄板からコの字形に形成された電池接片
の一端を前記前カバー側から前記プリント基板に穿設さ
れた貫通孔に挿入して前記導電性パターンに半田付け
し、前記電池接片の他端を前記プリント基板の側端若し
くは前記プリント基板に穿設された他の貫通孔より突出
させ、ストロボの電源である電池の電極に圧着させたこ
とを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト。
【0022】一方の面のみに導電性パターンを有し、
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したユニット本体と、該ユニット本体
を前方から被覆する前カバーとの間にて前記導電性パタ
ーンを有する面が前記ユニット本体に対向して配置され
たストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットであって、
導電性を有する薄板から形成された電池接片の一端をユ
ニット本体に設けた電池室の側壁に穿設された貫通孔に
前記電池室の外側から挿入してストロボの電源である電
池の電極に圧着させ、前記前カバーの装着により前記プ
リント基板の導電性パターンを前記電池接片の他端に圧
着させたことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニット。
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したユニット本体と、該ユニット本体
を前方から被覆する前カバーとの間にて前記導電性パタ
ーンを有する面が前記ユニット本体に対向して配置され
たストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットであって、
導電性を有する薄板から形成された電池接片の一端をユ
ニット本体に設けた電池室の側壁に穿設された貫通孔に
前記電池室の外側から挿入してストロボの電源である電
池の電極に圧着させ、前記前カバーの装着により前記プ
リント基板の導電性パターンを前記電池接片の他端に圧
着させたことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニット。
【0023】上記第4の課題は下記の何れかの手段によ
り解決される。
り解決される。
【0024】ストロボ回路用電気部品を実装したプリ
ント基板の板厚を1.0mm以下としたことを特徴とす
るストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
ント基板の板厚を1.0mm以下としたことを特徴とす
るストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
【0025】複数のプリント基板を一体化した集合基
板にストロボ回路用電気部品を実装してストロボ用基板
を形成するストロボユニットの製造方法において、スト
ロボ回路用電気部品の取り付け用孔と打ち抜き用基準孔
のみを穿設した集合基板に、ストロボ回路用電気部品を
実装した後、前記打ち抜き用基準孔を基準として前記集
合基板を打ち抜くことにより、前記ストロボ用基板を形
成することを特徴とするストロボユニットの製造方法。
板にストロボ回路用電気部品を実装してストロボ用基板
を形成するストロボユニットの製造方法において、スト
ロボ回路用電気部品の取り付け用孔と打ち抜き用基準孔
のみを穿設した集合基板に、ストロボ回路用電気部品を
実装した後、前記打ち抜き用基準孔を基準として前記集
合基板を打ち抜くことにより、前記ストロボ用基板を形
成することを特徴とするストロボユニットの製造方法。
【0026】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の概要を図1に基づ
いて説明する。図1はレンズ付きフィルムユニットの光
軸からストロボ側の横断面図である。
いて説明する。図1はレンズ付きフィルムユニットの光
軸からストロボ側の横断面図である。
【0027】同図において、1はユニット本体であり、
各種の撮影機構を搭載している。また、製造工程で未露
光のフィルムFがパトローネから引き出されて、ユニッ
ト本体1に設けたロールフィルム室1b内にて巻回され
ている。撮影時にはシャッタ8が開放し、被写体光が撮
影レンズLによって未露光のフィルムFに結像し、所定
の画面サイズに露光される。この部所を撮影部1aと称
す。また、ロールフィルム室の隣にはストロボの電源と
なる単3型乾電池、若しくは単4型乾電池からなる電池
Bを収納する電池室1cが配置されている。
各種の撮影機構を搭載している。また、製造工程で未露
光のフィルムFがパトローネから引き出されて、ユニッ
ト本体1に設けたロールフィルム室1b内にて巻回され
ている。撮影時にはシャッタ8が開放し、被写体光が撮
影レンズLによって未露光のフィルムFに結像し、所定
の画面サイズに露光される。この部所を撮影部1aと称
す。また、ロールフィルム室の隣にはストロボの電源と
なる単3型乾電池、若しくは単4型乾電池からなる電池
Bを収納する電池室1cが配置されている。
【0028】2はユニット本体1の前方を被覆する前カ
バーであり、3はユニット本体1の後方を被覆する後カ
バーである。
バーであり、3はユニット本体1の後方を被覆する後カ
バーである。
【0029】4はストロボユニットのプリント基板であ
るが、図1においてはロールフィルム室1bの外壁の方
が電池室1cの外壁より前カバー2側に突出しているの
で、プリント基板4はロールフィルム室1bの外壁に接
して配置されている。プリント基板4はユニット本体1
側の面のみに導電性パターンが設けられており、各種の
ストロボ回路用電気部品が撮影部1aの外壁とロールフ
ィルム室1bの外壁とプリント基板4とが成す空間5、
及びロールフィルム室1bの外壁と電池室1cの外壁と
プリント基板4とが成す空間6に配置されて、プリント
基板4の導電性パターンに半田付けされている。
るが、図1においてはロールフィルム室1bの外壁の方
が電池室1cの外壁より前カバー2側に突出しているの
で、プリント基板4はロールフィルム室1bの外壁に接
して配置されている。プリント基板4はユニット本体1
側の面のみに導電性パターンが設けられており、各種の
ストロボ回路用電気部品が撮影部1aの外壁とロールフ
ィルム室1bの外壁とプリント基板4とが成す空間5、
及びロールフィルム室1bの外壁と電池室1cの外壁と
プリント基板4とが成す空間6に配置されて、プリント
基板4の導電性パターンに半田付けされている。
【0030】従って、従来の如くプリント基板4の前カ
バー2側の面に半田付けされることがないので、前カバ
ー2の裏面がプリント基板4に当接するか、僅かな間隙
を形成するのみで前カバー2を配置でき、略半田付けの
高さだけレンズ付きフィルムユニットの厚みを薄くする
ことができる。
バー2側の面に半田付けされることがないので、前カバ
ー2の裏面がプリント基板4に当接するか、僅かな間隙
を形成するのみで前カバー2を配置でき、略半田付けの
高さだけレンズ付きフィルムユニットの厚みを薄くする
ことができる。
【0031】以上の如く、プリント基板4の導電性パタ
ーン側のみにてストロボ回路用電気部品を実装するに
は、以下の如き実装を行う。
ーン側のみにてストロボ回路用電気部品を実装するに
は、以下の如き実装を行う。
【0032】図2はストロボ回路用電気部品11として
チップ部品を用いて導電性パターン4pに半田付けして
実装した断面図であり、少なくとも抵抗、ダイオード、
及びトランジスタはチップ部品を用いることが望まし
い。
チップ部品を用いて導電性パターン4pに半田付けして
実装した断面図であり、少なくとも抵抗、ダイオード、
及びトランジスタはチップ部品を用いることが望まし
い。
【0033】チップ部品を用いることができない場合は
図3の如く、ストロボ回路用電気部品12のリード12
aをプリント基板4に穿設した貫通孔4aを通し、導電
性パターン4pに半田付けした後、導電性パターン4p
がない面より突出したリード12を根本から切断する。
図3の如く、ストロボ回路用電気部品12のリード12
aをプリント基板4に穿設した貫通孔4aを通し、導電
性パターン4pに半田付けした後、導電性パターン4p
がない面より突出したリード12を根本から切断する。
【0034】また、リードを有するストロボ回路用電気
部品13を用いたときは、図4の如くリード13aを曲
げ加工して導電性パターン4pに半田付けしてもよい
し、図5の如くプリント基板4に穿設した孔4bにスト
ロボ回路用電気部品14を落とし込むことにより、半田
付けの位置決めとなり、また、リード14aを曲げ加工
する必要がない。なお、この場合のストロボ回路用電気
部品14の半径は、プリント基板4の板厚より小さい必
要がある。
部品13を用いたときは、図4の如くリード13aを曲
げ加工して導電性パターン4pに半田付けしてもよい
し、図5の如くプリント基板4に穿設した孔4bにスト
ロボ回路用電気部品14を落とし込むことにより、半田
付けの位置決めとなり、また、リード14aを曲げ加工
する必要がない。なお、この場合のストロボ回路用電気
部品14の半径は、プリント基板4の板厚より小さい必
要がある。
【0035】図6は熱風にて半田付けを行うときの断面
図であり、プリント基板4の上にストロボ回路用電気部
品15を載置し、ストロボ回路用電気部品15の半田付
けする部分と導電性パターン4pとの間にクリーム半田
16を置き、上方に配置した半田付け装置17のノズル
17aから熱風18を吹き出してクリーム半田16を溶
融して半田付けする。なお、クリーム半田とは半田の微
粒粉とペースト状のフラックスとを混合したものであ
り、融点は一般の半田より低い200℃以下のものが多
い。
図であり、プリント基板4の上にストロボ回路用電気部
品15を載置し、ストロボ回路用電気部品15の半田付
けする部分と導電性パターン4pとの間にクリーム半田
16を置き、上方に配置した半田付け装置17のノズル
17aから熱風18を吹き出してクリーム半田16を溶
融して半田付けする。なお、クリーム半田とは半田の微
粒粉とペースト状のフラックスとを混合したものであ
り、融点は一般の半田より低い200℃以下のものが多
い。
【0036】このように、ノズルから熱風を吹き出すこ
とにより、半田付けしたい部分のみが加熱し、他の部分
は加熱されないので、電気部品に熱による悪影響を及ぼ
すことがない。
とにより、半田付けしたい部分のみが加熱し、他の部分
は加熱されないので、電気部品に熱による悪影響を及ぼ
すことがない。
【0037】また、ノズルは半田付けする部所に対応し
て複数個設けられていることが望ましい。
て複数個設けられていることが望ましい。
【0038】図7はシンクロスイッチの斜視図であり、
導電性を有する薄板から形成された可動接片21の根本
部21aがプリント基板4の導電性パターン4aに半田
付けにより固定されている。図示していないが、シャッ
タ開放に伴って移動する部材が矢印方向から可動接片2
1を押圧すると、可動接片21の先端部21bはプリン
ト基板4の他の導電性パターン4bに圧着する。従っ
て、導電性パターン4aと導電性パターン4bが可動接
片21を介して導通してシンクロスイッチがオンとな
り、周知の如くストロボが発光する。
導電性を有する薄板から形成された可動接片21の根本
部21aがプリント基板4の導電性パターン4aに半田
付けにより固定されている。図示していないが、シャッ
タ開放に伴って移動する部材が矢印方向から可動接片2
1を押圧すると、可動接片21の先端部21bはプリン
ト基板4の他の導電性パターン4bに圧着する。従っ
て、導電性パターン4aと導電性パターン4bが可動接
片21を介して導通してシンクロスイッチがオンとな
り、周知の如くストロボが発光する。
【0039】なお、プリント基板4における導電性パタ
ーン4a,4bが配置されている面は、前述の如くユニ
ット本体側である。
ーン4a,4bが配置されている面は、前述の如くユニ
ット本体側である。
【0040】また、可動接片21の両側で折り曲げた脚
部21cはプリント基板4に設けた孔に挿入されていて
位置決めとなっているが、プリント基板4の図の裏面、
即ち前カバー側へは突出していない。
部21cはプリント基板4に設けた孔に挿入されていて
位置決めとなっているが、プリント基板4の図の裏面、
即ち前カバー側へは突出していない。
【0041】次ぎに、ストロボのメインスイッチに関し
て2種の実施の形態を図8乃至図13に基づいて説明す
る。
て2種の実施の形態を図8乃至図13に基づいて説明す
る。
【0042】先ず、第1の実施の形態のメインスイッチ
を図8乃至図11により説明する。図8はメインスイッ
チがオフのときの横断面図、図9はメインスイッチがオ
フのときのB方向からの図、図10は図8におけるA−
A断面図、図11はメインスイッチがオンのときの横断
面図である。
を図8乃至図11により説明する。図8はメインスイッ
チがオフのときの横断面図、図9はメインスイッチがオ
フのときのB方向からの図、図10は図8におけるA−
A断面図、図11はメインスイッチがオンのときの横断
面図である。
【0043】各図において、1はユニット本体、2は前
カバー、4はプリント基板であり、図1にて説明したも
のと同一である。31は導電性を有する薄板から形成さ
れた可動接片であり、その端末部31aにてプリント基
板4の裏に設けた第1の導電性パターン4cに半田付け
により固着されている。32はストロボスイッチ操作部
材であり、前カバー2に装着され左右に摺動する。スト
ロボスイッチ操作部材32には一対のL字形の脚部32
aが設けられ、プリント基板4に穿設された開口部4e
を通してユニット本体1側に突出している。そして、ス
トロボスイッチ操作部材32を摺動操作しないときは図
8の状態に位置し、その脚部32aは図9,図10に示
す如く可動接片31の幅が狭い根本部31bに位置して
いるため、可動接片31とは接触していない。従って、
プリント基板4がユニット本体1に固着された後にスト
ロボスイッチ操作部材32を組み込むことができる。
カバー、4はプリント基板であり、図1にて説明したも
のと同一である。31は導電性を有する薄板から形成さ
れた可動接片であり、その端末部31aにてプリント基
板4の裏に設けた第1の導電性パターン4cに半田付け
により固着されている。32はストロボスイッチ操作部
材であり、前カバー2に装着され左右に摺動する。スト
ロボスイッチ操作部材32には一対のL字形の脚部32
aが設けられ、プリント基板4に穿設された開口部4e
を通してユニット本体1側に突出している。そして、ス
トロボスイッチ操作部材32を摺動操作しないときは図
8の状態に位置し、その脚部32aは図9,図10に示
す如く可動接片31の幅が狭い根本部31bに位置して
いるため、可動接片31とは接触していない。従って、
プリント基板4がユニット本体1に固着された後にスト
ロボスイッチ操作部材32を組み込むことができる。
【0044】次にストロボ撮影を行うときは、図11に
示すようにストロボスイッチ操作部材32を図の左方に
摺動操作する。脚部32aは開口部4eの中で移動可能
であり、この結果、脚部32aの先端が可動接片31に
おける根本部31bより幅の広い傾斜部の裏面31cを
押圧し、先端部31dを第2の導電性パターン4dに圧
着させる。従って、第1の導電性パターン4cと第2の
導電性パターン4dが可動接片31を介して導通し、メ
インスイッチがオンとなる。
示すようにストロボスイッチ操作部材32を図の左方に
摺動操作する。脚部32aは開口部4eの中で移動可能
であり、この結果、脚部32aの先端が可動接片31に
おける根本部31bより幅の広い傾斜部の裏面31cを
押圧し、先端部31dを第2の導電性パターン4dに圧
着させる。従って、第1の導電性パターン4cと第2の
導電性パターン4dが可動接片31を介して導通し、メ
インスイッチがオンとなる。
【0045】なお、図示していないがストロボスイッチ
操作部材32は図8のオフの状態と図11のオンの状態
にて確実に停止してそれ以上移動しないようにストッパ
ーが設けられていると共に、簡単に移動してしまわない
ようにクリックストップ等の位置決めが設けられてい
る。
操作部材32は図8のオフの状態と図11のオンの状態
にて確実に停止してそれ以上移動しないようにストッパ
ーが設けられていると共に、簡単に移動してしまわない
ようにクリックストップ等の位置決めが設けられてい
る。
【0046】次に第2の実施の形態のメインスイッチを
図12及び図13により説明する。図12はメインスイ
ッチがオフのときの横断面図、図13はメインスイッチ
がオンのときの横断面図である。
図12及び図13により説明する。図12はメインスイ
ッチがオフのときの横断面図、図13はメインスイッチ
がオンのときの横断面図である。
【0047】41は導電性を有する薄板から形成された
可動接片であり、端末部41aにてプリント基板4の第
1の導電性パターン4fに半田付けにより固着されてい
る。42は前述と同様のストロボスイッチ操作部材であ
り、前カバー2に摺動自在に装着され、裏面より突出し
た脚部42aがプリント基板4の開口部4gを貫通し、
図12の状態のときは可動接片41の傾斜部41bを押
圧しているので、可動接片41の先端部41cはプリン
ト基板4の第2の導電性パターン4hから離れていてメ
インスイッチはオフとなっている。
可動接片であり、端末部41aにてプリント基板4の第
1の導電性パターン4fに半田付けにより固着されてい
る。42は前述と同様のストロボスイッチ操作部材であ
り、前カバー2に摺動自在に装着され、裏面より突出し
た脚部42aがプリント基板4の開口部4gを貫通し、
図12の状態のときは可動接片41の傾斜部41bを押
圧しているので、可動接片41の先端部41cはプリン
ト基板4の第2の導電性パターン4hから離れていてメ
インスイッチはオフとなっている。
【0048】次にストロボ撮影を行うときは、図13に
示すようにストロボスイッチ操作部材42を図の左方に
摺動操作すると、脚部42aは開口部4eの中で移動し
て、脚部42aの先端が可動接片41の傾斜部41bよ
り離れる。すると、可動接片41は自身の弾性力により
原形状に復元し、先端部41cがプリント基板4の第2
の導電性パターン4hに圧着する。従って、第1の導電
性パターン4fと第2の導電性パターン4hが可動接片
41を介して導通し、メインスイッチがオンとなる。
示すようにストロボスイッチ操作部材42を図の左方に
摺動操作すると、脚部42aは開口部4eの中で移動し
て、脚部42aの先端が可動接片41の傾斜部41bよ
り離れる。すると、可動接片41は自身の弾性力により
原形状に復元し、先端部41cがプリント基板4の第2
の導電性パターン4hに圧着する。従って、第1の導電
性パターン4fと第2の導電性パターン4hが可動接片
41を介して導通し、メインスイッチがオンとなる。
【0049】なお、本実施の形態においては、プリント
基板4がユニット本体1に固着された後に、ストロボス
イッチ操作部材42の位置に拘わらずストロボスイッチ
操作部材42を組み込むことができる。
基板4がユニット本体1に固着された後に、ストロボス
イッチ操作部材42の位置に拘わらずストロボスイッチ
操作部材42を組み込むことができる。
【0050】次に、ストロボの電源である電池の電極に
圧着する電池接片に関する2種の実施の形態を図14乃
至図16に基づいて説明する。
圧着する電池接片に関する2種の実施の形態を図14乃
至図16に基づいて説明する。
【0051】図14は第1の実施の形態の電池接片等の
縦断面図である。51は導電性を有する薄板から形成さ
れた電池接片であり、コの字形に形成され、一端51a
が前カバー2側からプリント基板4に穿設された貫通孔
に挿入されて導電性パターン4iに半田付けされ固着さ
れている。電池接片51の他端はプリント基板4の側端
より後方に突出し、先端部51bにて電池Bの電極に圧
着している。従って、プリント基板4と前カバー2との
間隙は電池接片51の板厚量だけあればよい。
縦断面図である。51は導電性を有する薄板から形成さ
れた電池接片であり、コの字形に形成され、一端51a
が前カバー2側からプリント基板4に穿設された貫通孔
に挿入されて導電性パターン4iに半田付けされ固着さ
れている。電池接片51の他端はプリント基板4の側端
より後方に突出し、先端部51bにて電池Bの電極に圧
着している。従って、プリント基板4と前カバー2との
間隙は電池接片51の板厚量だけあればよい。
【0052】なお、電池接片51の他端はプリント基板
4の側端より後方に突出する形態に限らず、先端部51
bが挿入可能な孔をプリント基板4に開けるようにして
もよい。
4の側端より後方に突出する形態に限らず、先端部51
bが挿入可能な孔をプリント基板4に開けるようにして
もよい。
【0053】図15は第2の実施の形態の電池接片等の
縦断面図、図16は電池接片の斜視図である。
縦断面図、図16は電池接片の斜視図である。
【0054】図1に示すユニット本体1の電池室1cの
外壁に穿設された貫通孔1dに、電池接片61を挿入
し、プリント基板4と前カバー2を組み込む。すると、
電池接片61の逆V形の一端61aがプリント基板4の
導電性パターン4jに圧着し、電池接片61は固定され
る。一方、電池接片61の他端61bは電池Bの電極に
圧着する。なお、両端の61cは電池接片61が電池室
1c内に移動しないようにするストッパーである。
外壁に穿設された貫通孔1dに、電池接片61を挿入
し、プリント基板4と前カバー2を組み込む。すると、
電池接片61の逆V形の一端61aがプリント基板4の
導電性パターン4jに圧着し、電池接片61は固定され
る。一方、電池接片61の他端61bは電池Bの電極に
圧着する。なお、両端の61cは電池接片61が電池室
1c内に移動しないようにするストッパーである。
【0055】ここで、プリント基板4の導電性パターン
4jを上下に長めに形成しておくと、ユニット本体1が
モデルチェンジ等により設計変更されて電池Bが例えば
単3形電池から単4形電池に変化した場合でも、62に
二点鎖線で示す電池接片を電池接片61と共通に使用で
きると共に、少なくともプリント基板4をも共通に使用
することができる。
4jを上下に長めに形成しておくと、ユニット本体1が
モデルチェンジ等により設計変更されて電池Bが例えば
単3形電池から単4形電池に変化した場合でも、62に
二点鎖線で示す電池接片を電池接片61と共通に使用で
きると共に、少なくともプリント基板4をも共通に使用
することができる。
【0056】図17はストロボ発光部の横断面図であ
る。
る。
【0057】ストロボ光を発光する放電管とプリント基
板との接続は、通常はリード線や金属板等により接続さ
れている。本実施の形態においては、放電管71の陽極
端子(若しくは陰極端子)71aをプリント基板4の裏
面に設けた導電性パターン4kに直接半田付けすると共
に、陰極端子(若しくは陽極端子)71bを導電性パタ
ーン4mに直接半田付けしている。なお、72はストロ
ボ光を所定の配光特性になるように反射させる反射傘で
あり、73は発光部の内部を保護するストロボパネルで
ある。
板との接続は、通常はリード線や金属板等により接続さ
れている。本実施の形態においては、放電管71の陽極
端子(若しくは陰極端子)71aをプリント基板4の裏
面に設けた導電性パターン4kに直接半田付けすると共
に、陰極端子(若しくは陽極端子)71bを導電性パタ
ーン4mに直接半田付けしている。なお、72はストロ
ボ光を所定の配光特性になるように反射させる反射傘で
あり、73は発光部の内部を保護するストロボパネルで
ある。
【0058】このように放電管の端子を直接プリント基
板に半田付けする場合、プリント基板の位置を一定とす
ると、プリント基板の背面で半田付けした方が、放電管
の端子の太さとプリント基板の板厚を加えた量だけ、ス
トロボ発光部が突出しないで済む用になる。
板に半田付けする場合、プリント基板の位置を一定とす
ると、プリント基板の背面で半田付けした方が、放電管
の端子の太さとプリント基板の板厚を加えた量だけ、ス
トロボ発光部が突出しないで済む用になる。
【0059】次に、ストロボユニットのプリント基板の
製造方法について述べる。
製造方法について述べる。
【0060】レンズ付きフィルムユニットの厚みを少し
でも薄くするためには、プリント基板の厚みも薄くした
方がよく、板厚が1.0mm以下であることが好まし
い。
でも薄くするためには、プリント基板の厚みも薄くした
方がよく、板厚が1.0mm以下であることが好まし
い。
【0061】また、プリント基板をできるだけ廉価に製
造するためには、材質は紙フェノール材であることが望
ましい。
造するためには、材質は紙フェノール材であることが望
ましい。
【0062】このようなプリント基板の製造方法を図1
8乃至図20に基づいて説明する。図18は製造したい
プリント基板の1例であり、導電性パターンやストロボ
回路用電気部品の図は省いてある。このようなプリント
基板80を製造するために、従来は先ず図19に示す集
合基板81を製造していた。集合基板81にはストロボ
回路用電気部品のリードを挿入するための孔81aやプ
リント基板80の外形のかなりの部分を形取る異形の孔
81b,81c,81d,81eを予め打ち抜いてお
き、その後に各種のストロボ回路用電気部品を実装し、
続いて図の二点鎖線で囲まれた部分を打ち抜いて、多数
のプリント基板80に分離していた。
8乃至図20に基づいて説明する。図18は製造したい
プリント基板の1例であり、導電性パターンやストロボ
回路用電気部品の図は省いてある。このようなプリント
基板80を製造するために、従来は先ず図19に示す集
合基板81を製造していた。集合基板81にはストロボ
回路用電気部品のリードを挿入するための孔81aやプ
リント基板80の外形のかなりの部分を形取る異形の孔
81b,81c,81d,81eを予め打ち抜いてお
き、その後に各種のストロボ回路用電気部品を実装し、
続いて図の二点鎖線で囲まれた部分を打ち抜いて、多数
のプリント基板80に分離していた。
【0063】しかし、材質を紙フェノールにして板厚を
1.0mm以下にすると、図19に示す集合基板81で
は剛性が低く、ストロボ回路用電気部品の安定した実装
が困難であった。
1.0mm以下にすると、図19に示す集合基板81で
は剛性が低く、ストロボ回路用電気部品の安定した実装
が困難であった。
【0064】このために、図20の集合基板の図に示す
ように、集合基板82にはストロボ回路用電気部品のリ
ードを挿入するための孔82aとプリント基板80の外
形の位置を明確にするための基準孔82b,82cとの
最小限の孔のみを予め打ち抜いておくので、材質を紙フ
ェノールにして板厚を1.0mm以下にしても剛性が低
下せず、確実に各種のストロボ回路用電気部品を安定し
て実装することができ、続いて図の二点鎖線で囲まれた
部分をプレス加工にて打ち抜いて、多数のプリント基板
80に分離すればよい。
ように、集合基板82にはストロボ回路用電気部品のリ
ードを挿入するための孔82aとプリント基板80の外
形の位置を明確にするための基準孔82b,82cとの
最小限の孔のみを予め打ち抜いておくので、材質を紙フ
ェノールにして板厚を1.0mm以下にしても剛性が低
下せず、確実に各種のストロボ回路用電気部品を安定し
て実装することができ、続いて図の二点鎖線で囲まれた
部分をプレス加工にて打ち抜いて、多数のプリント基板
80に分離すればよい。
【0065】
【発明の効果】請求項1〜13に記載のストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニット、ストロボユニット、ストロ
ボユニットの製造方法によれば、前カバーとストロボ用
プリント基板との間に従来の如き半田付けのための間隙
が不要となるので、その分だけ厚みが薄いストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニットを実現することができる。
ンズ付きフィルムユニット、ストロボユニット、ストロ
ボユニットの製造方法によれば、前カバーとストロボ用
プリント基板との間に従来の如き半田付けのための間隙
が不要となるので、その分だけ厚みが薄いストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニットを実現することができる。
【0066】また、請求項4に記載のストロボ内蔵レン
ズ付きフィルムユニットにおいては、固定接片が不要に
なり、請求項5に記載のストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいては、リード線や金属板が不要になる
ので、原価低減になる。
ズ付きフィルムユニットにおいては、固定接片が不要に
なり、請求項5に記載のストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいては、リード線や金属板が不要になる
ので、原価低減になる。
【0067】また、請求項12,13に記載のストロボ
ユニットの製造方法によれば、半田付けしたい部所のみ
に熱風を吹き付けることができるので、電気部品に熱に
よる悪影響を及ぼすことがない。
ユニットの製造方法によれば、半田付けしたい部所のみ
に熱風を吹き付けることができるので、電気部品に熱に
よる悪影響を及ぼすことがない。
【0068】請求項14〜16に記載のストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニットによれば、前カバーとプリン
ト基板との間隙がなくなっても、メインスイッチを配置
することができ、しかもプリント基板をユニット本体に
組み立てた後にメインスイッチを作動させるストロボス
イッチ操作部材を組み立てることができる。
ンズ付きフィルムユニットによれば、前カバーとプリン
ト基板との間隙がなくなっても、メインスイッチを配置
することができ、しかもプリント基板をユニット本体に
組み立てた後にメインスイッチを作動させるストロボス
イッチ操作部材を組み立てることができる。
【0069】請求項17,18に記載のストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニットによれば、前カバーとストロ
ボ用プリント基板との間に従来の半田付けのための間隙
の如き大きな間隙がなくなっても、ストロボの電源とな
る電池に圧着する電池接片を安定して組み込むことがで
きる。
ンズ付きフィルムユニットによれば、前カバーとストロ
ボ用プリント基板との間に従来の半田付けのための間隙
の如き大きな間隙がなくなっても、ストロボの電源とな
る電池に圧着する電池接片を安定して組み込むことがで
きる。
【0070】請求項19〜21に記載のストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニット、及びストロボユニットの製
造方法によれば、より厚みの薄いストロボ内蔵レンズ付
きフィルムユニットを実現することができる。
ンズ付きフィルムユニット、及びストロボユニットの製
造方法によれば、より厚みの薄いストロボ内蔵レンズ付
きフィルムユニットを実現することができる。
【図1】レンズ付きフィルムユニットの光軸からストロ
ボ側の横断面図である。
ボ側の横断面図である。
【図2】ストロボ回路用電気部品としてチップ部品を用
いて半田付けした図である。
いて半田付けした図である。
【図3】半田付けしたストロボ回路用電気部品のリード
をプリント基板から突出しないように切断した図であ
る。
をプリント基板から突出しないように切断した図であ
る。
【図4】ストロボ回路用電気部品のリードを半田付けし
た図である。
た図である。
【図5】ストロボ回路用電気部品をプリント基板の孔に
落とし込んでリードを半田付けした図である。
落とし込んでリードを半田付けした図である。
【図6】ノズルから熱風を吹き出して半田付けする図で
ある。
ある。
【図7】シンクロスイッチの斜視図である。
【図8】メインスイッチがオフのときの横断面図であ
る。
る。
【図9】メインスイッチがオフのときのB方向からの図
である。
である。
【図10】図8におけるA−A断面図である。
【図11】メインスイッチがオンのときの横断面図であ
る。
る。
【図12】メインスイッチがオフのときの横断面図であ
る。
る。
【図13】メインスイッチがオンのときの横断面図であ
る。
る。
【図14】第1の実施の形態の電池接片の縦断面図であ
る。
る。
【図15】第2の実施の形態の電池接片の縦断面図であ
る。
る。
【図16】電池接片の斜視図である。
【図17】ストロボ発光部の横断面図である。
【図18】製造したいプリント基板の図である。
【図19】従来の集合基板の図である。
【図20】実施の形態の集合基板の図である。
【符号の説明】 B 電池 1 ユニット本体 1b ロールフィルム室 1c 電池室 2 前カバー 4,80 プリント基板 4p,4a,4b,4i,4j,4k,4m 導電性パ
ターン 4c,4f 第1の導電性パターン 4d,4h 第2の導電性パターン 11,12,13,14,15 ストロボ回路用電気部
品 12a,13a,14a リード 17a ノズル 21,31,41 可動接片 21c,32a,42a 脚部 32,42 ストロボスイッチ操作部材 51,61 電池接片 71 放電管 81,82 集合基板
ターン 4c,4f 第1の導電性パターン 4d,4h 第2の導電性パターン 11,12,13,14,15 ストロボ回路用電気部
品 12a,13a,14a リード 17a ノズル 21,31,41 可動接片 21c,32a,42a 脚部 32,42 ストロボスイッチ操作部材 51,61 電池接片 71 放電管 81,82 集合基板
Claims (21)
- 【請求項1】 撮影機構を搭載したユニット本体と、該
ユニット本体を前方から被覆する前カバーとの間に、ス
トロボ回路用電気部品を実装したプリント基板を配置し
たストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットにおいて、 前記プリント基板の片面のみに導電性パターンを設け、
該導電性パターンを前記ユニット本体に対向させたこと
を特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト。 - 【請求項2】 前記プリント基板における導電性パター
ンを有する面側のみにストロボ回路用電気部品を実装し
たことを特徴とする請求項1に記載のストロボ内蔵レン
ズ付きフィルムユニット。 - 【請求項3】 前記ストロボ回路用電気部品において、
少なくとも抵抗、ダイオード、トランジスタにはチップ
部品が用いられていることを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト。 - 【請求項4】 導電性を有する薄板から形成され一端が
前記プリント基板に設けた所定の導電性パターンに半田
付けされた可動接片が、シャッタ開放に伴って押圧され
て他端が前記プリント基板に設けた他の導電性パターン
に圧着するトリガスイッチを備えたことを特徴とする請
求項1〜3の何れか1項に記載のストロボ内蔵レンズ付
きフィルムユニット。 - 【請求項5】 ストロボ光を発光する放電管の陽極端子
と陰極端子との少なくとも何れか一方が、前記プリント
基板に設けた所定の導電性パターンに直接半田付けされ
ていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記
載のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項6】 一方の面のみに導電性パターンを設けて
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方から
被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前記
ユニット本体に対向して配置されるストロボユニットに
おいて、 前記ストロボ回路用電気部品のリードを前記プリント基
板に穿設された貫通孔に前記導電性パターンの側から挿
入して前記リードを前記導電性パターンに半田付けし、
前記プリント基板における前記導電性パターンのない他
方の面から突出した前記リードを根本から切断したこと
を特徴とするストロボユニット。 - 【請求項7】 一方の面のみに導電性パターンを設けて
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方から
被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前記
ユニット本体に対向して配置されるストロボユニットに
おいて、 前記ストロボ回路用電気部品のリードを前記プリント基
板の導電性パターンに半田付けすることを特徴とするス
トロボユニット。 - 【請求項8】 前記プリント基板に穿設した孔に、半田
付けすべき前記ストロボ回路用電気部品を落とし込んだ
ことを特徴とする請求項7に記載のストロボユニット。 - 【請求項9】 一方の面のみに導電性パターンを設けて
該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用電
気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基板
は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方から
被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前記
ユニット本体に対向して配置されるストロボユニットの
製造方法において、 前記ストロボ回路用電気部品のリードを前記プリント基
板に穿設された貫通孔に前記導電性パターンの側から挿
入する工程と、 前記リードを前記導電性パターンに半田付けする工程
と、 前記プリント基板における前記導電性パターンのない他
方の面から突出した前記リードを根本から切断する工程
とを備えたことを特徴とするストロボユニットの製造方
法。 - 【請求項10】 一方の面のみに導電性パターンを設け
て該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用
電気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基
板は撮影機構を搭載したストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットのユニット本体と、該ユニット本体を前方か
ら被覆する前カバーとの間にて前記導電性パターンが前
記ユニット本体に対向して配置されるストロボユニット
の製造方法において、 前記ストロボ回路用電気部品のリードを前記プリント基
板の導電性パターンに半田付けする工程を備えたことを
特徴とするストロボユニットの製造方法。 - 【請求項11】 前記プリント基板に穿設した孔に、半
田付けすべき前記ストロボ回路用電気部品を落とし込ん
だことを特徴とする請求項10に記載のストロボユニッ
トの製造方法。 - 【請求項12】 ストロボ回路用電気部品のリードをプ
リント基板の導電性パターンに配設し、半田付け装置の
ノズルから熱風を前記リードのみに吹き付けてクリーム
半田を溶融して半田付けすることを特徴とするストロボ
ユニットの製造方法。 - 【請求項13】 前記ノズルは半田付けすべき複数のリ
ードに応じて複数個設けられていることを特徴とする請
求項12に記載のストロボユニットの製造方法。 - 【請求項14】 一方の面のみに導電性パターンを設け
て該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用
電気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基
板は撮影機構を搭載したユニット本体と、該ユニット本
体を前方から被覆する前カバーとの間にて前記導電性パ
ターンを有する面が前記ユニット本体に対向して配置さ
れたストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットであっ
て、 導電性を有する薄板から形成され、前記プリント基板の
第1の導電性パターンに一端が半田付けされた可動接片
と、 前記前カバーに装着されて適宜摺動操作可能であると共
に、前記ユニット本体側に突出した脚部が前記プリント
基板に穿設した開口部を通して前記可動接片に当接可能
なストロボスイッチ操作部材とを設け、 前記ストロボスイッチ操作部材の摺動操作に伴って前記
脚部が前記可動接片を押圧することにより、前記可動接
片の他端を前記プリント基板の第2の導電性パターンに
圧着させるか、若しくは該第2の導電性パターンとの圧
着状態を解除させるかの何れかを行うことにより、前記
第1の導電性パターンと前記第2の導電性パターンとの
導通及び非導通を行うことを特徴とするストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項15】 前記可動接片には幅の狭い部所が形成
されていると共に、前記ストロボスイッチ操作部材の脚
部はL字形に形成された先端部を有していて、前記脚部
の先端部が前記可動接片における幅の狭い部所に位置し
ているときは、前記可動接片の他端は前記プリント基板
の第2の導電性パターンより離れて位置し、前記ストロ
ボスイッチ操作部材を摺動させて前記脚部の先端部によ
り前記可動接片におけるプリント基板と対向する面の裏
面を押圧したときは、前記可動接片の他端が前記プリン
ト基板の第2の導電性パターンに圧着することを特徴と
する請求項14に記載のストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニット。 - 【請求項16】 前記可動接片に外力が加わらないとき
は前記可動接片の他端が前記第2の導電性パタ−ンに圧
着しており、前記ストロボスイッチ操作部材を摺動させ
て前記脚部を前記可動接片の前記プリント基板と対向す
る面に押圧させたときは、前記可動接片の他端が前記第
2の導電性パターンより離脱することを特徴とする請求
項14に記載のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト。 - 【請求項17】 一方の面のみに導電性パターンを設け
て該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路用
電気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント基
板は撮影機構を搭載したユニット本体と、該ユニット本
体を前方から被覆する前カバーとの間にて前記導電性パ
ターンを有する面が前記ユニット本体に対向して配置さ
れたストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットであっ
て、 導電性を有する薄板からコの字形に形成された電池接片
の一端を前記前カバー側から前記プリント基板に穿設さ
れた貫通孔に挿入して前記導電性パターンに半田付け
し、前記電池接片の他端を前記プリント基板の側端若し
くは前記プリント基板に穿設された他の貫通孔より突出
させ、ストロボの電源である電池の電極に圧着させたこ
とを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト。 - 【請求項18】 一方の面のみに導電性パターンを有
し、該導電性パターンを有する面側のみにストロボ回路
用電気部品を実装したプリント基板を有し、該プリント
基板は撮影機構を搭載したユニット本体と、該ユニット
本体を前方から被覆する前カバーとの間にて前記導電性
パターンを有する面が前記ユニット本体に対向して配置
されたストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットであっ
て、 導電性を有する薄板から形成された電池接片の一端をユ
ニット本体に設けた電池室の側壁に穿設された貫通孔に
前記電池室の外側から挿入してストロボの電源である電
池の電極に圧着させ、前記前カバーの装着により前記プ
リント基板の導電性パターンを前記電池接片の他端に圧
着させたことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニット。 - 【請求項19】 ストロボ回路用電気部品を実装したプ
リント基板の板厚を1.0mm以下としたことを特徴と
するストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項20】 前記プリント基板は紙フェノール材よ
り形成されていることを特徴とする請求項19に記載の
ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項21】 複数のプリント基板を一体化した集合
基板にストロボ回路用電気部品を実装してストロボ用基
板を形成するストロボユニットの製造方法において、 ストロボ回路用電気部品の取り付け用孔と打ち抜き用基
準孔のみを穿設した集合基板に、ストロボ回路用電気部
品を実装した後、前記打ち抜き用基準孔を基準として前
記集合基板を打ち抜くことにより、前記ストロボ用基板
を形成することを特徴とするストロボユニットの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3470298A JPH11231386A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、ストロボユニット、及びストロボユニットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3470298A JPH11231386A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、ストロボユニット、及びストロボユニットの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11231386A true JPH11231386A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12421702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3470298A Pending JPH11231386A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、ストロボユニット、及びストロボユニットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11231386A (ja) |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP3470298A patent/JPH11231386A/ja active Pending
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