JPH11230629A - スターリング冷却加熱装置 - Google Patents

スターリング冷却加熱装置

Info

Publication number
JPH11230629A
JPH11230629A JP5157198A JP5157198A JPH11230629A JP H11230629 A JPH11230629 A JP H11230629A JP 5157198 A JP5157198 A JP 5157198A JP 5157198 A JP5157198 A JP 5157198A JP H11230629 A JPH11230629 A JP H11230629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
refrigerant
cold
cooling
stirling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5157198A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sekiya
弘志 関谷
Eiju Fukuda
栄寿 福田
Takashi Inoue
貴至 井上
Nobuhisa Koumoto
伸央 甲元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5157198A priority Critical patent/JPH11230629A/ja
Priority to TW088101604A priority patent/TW426798B/zh
Priority to AU15481/99A priority patent/AU739636B2/en
Priority to CN99103019A priority patent/CN1231407A/zh
Priority to EP99102309A priority patent/EP0935063A3/en
Priority to KR1019990004164A priority patent/KR100551663B1/ko
Priority to US09/246,066 priority patent/US6161389A/en
Priority to NZ334088A priority patent/NZ334088A/en
Publication of JPH11230629A publication Critical patent/JPH11230629A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スターリング冷凍機を使用し、いろいろ
な産業分野に使用できる、きわめて汎用性の高いスター
リング冷却加熱装置を提供する。 【解決手段】 スターリング冷凍機1の冷却ヘッド4に
冷熱冷媒管路5を、放熱用熱交換器12に放熱用冷媒回
路13を夫々接続し、冷熱冷媒管路5及び放熱用冷媒回
路の夫々に設けられた入口栓6、14及び出口栓7、1
5に、冷熱利用機器8及び温熱利用機器16を接続可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スターリング冷凍
機を使用したスターリング冷却加熱装置であり、食品流
通、環境試験、医療、バイオ産業、半導体製造等の産業
用、あるいは暖冷房、給湯等の家庭用のあるゆる分野に
使用できる、冷却及び加熱に併用可能な、きわめて汎用
性の高いスターリング冷却加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、業務用、家庭用の冷熱、温熱関連
機器の冷却加熱装置としては、フロン(単一、混合冷媒
等)を冷媒として使用した二元冷凍、あるいは二段冷凍
システム等が知られている。そして地球環境問題を背景
とした昨今のフロン規制に対しては、HCFC、HFC
を使用した冷却加熱装置が知られている。
【0003】しかしながら、上記従来の構成によると、
次のような問題がある。地球環境問題に対する国際的な
取組みの本格化を背景として、今後、特定フロン及び代
替フロンを含めフロン使用の一層の規制が求められる方
向にあり、他の方式の冷却加熱装置の開発の必要性が重
要となっている。又地球環境問題達成のために炭酸ガス
の排気規制が求められるところであるが、この面からエ
ネルギーの有効利用が重要である。
【0004】又、従来の冷媒としてフロンを使用した冷
却装置は、そのシステムの特性から使用温度領域が狭
く、特に、昨今の各産業分野における技術発展に伴い求
められている超低温領域の実現には、さらなる開発が必
要である。従来の冷却装置は、2元あるいは2段冷凍シ
ステムとなるために構造が複雑であり、コストが高くな
る。そして、従来の冷却装置では恒温維持のための加熱
が難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの従
来の冷却加熱装置の問題を解決することが課題であり、
フロンを使用せずに、広範囲の使用温度での使用が可能
であり、あらゆる分野の冷熱利用機器及び温熱利用機器
の両方又はいずれか一つに着脱自在に接続して利用でき
汎用性及びコンパクト性があり、発生する冷熱及び温熱
の両方を同時に使用可能でエネルギーの有効利用を図る
ことができる冷却加熱装置を提供することである。
【0006】特に冷熱利用機器としては、広範囲の使用
温度での使用を可能とし、冷凍庫、冷蔵庫、投げ込み式
クーラー等の業務用又は家庭用の冷熱利用機器をはじめ
として、低温液循環器、低温恒温器、恒温槽、ヒートシ
ョック試験装置、凍結乾燥機、温度特性試験装置、血液
・細胞保存装置、コールドクーラ、その他各種の冷熱装
置等のあらゆる産業分野の冷熱利用機器に適用可能なス
ターリング冷却加熱装置を提供することを目的とする。
【0007】併せて、業務用又は家庭用の暖房機器、給
湯装置をはじめとして、恒温槽、温度特性試験装置、そ
の他各種の温熱機器等のあらゆる産業分野の温熱利用機
器に適用可能なスターリング冷却加熱装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、作動ガスを封入し、冷却ヘッド及び放熱
用熱交換器を有するスターリング冷凍機と、上記冷却ヘ
ッドにおいて冷却される冷熱冷媒が流される冷熱冷媒管
路と、上記冷熱冷媒管路の一端に設けられた冷熱冷媒の
入口栓及び他端に設けられた出口栓と、上記放熱用熱交
換器において放熱される放熱冷媒が流される放熱冷媒管
路と、上記放熱冷媒管路の一端に設けられた放熱冷媒の
入口栓及び他端に設けられた出口栓とを具備し、上記冷
熱冷媒の出口栓及び入口栓に、冷熱利用機器を着脱可能
に接続することにより、上記冷熱利用機器に冷熱を搬送
可能とし、上記放熱冷媒の出口栓及び入口栓に、温熱利
用機器を着脱自在に接続することにより、上記温熱利用
機器に温熱を搬送可能とすることを特徴とするスターリ
ング冷却加熱装置、を提供する。
【0009】さらに、本発明の冷熱冷媒管路には切換弁
を介して外気と熱交換を行なう吸熱器が接続されてお
り、上記切換弁を切換ることにより、上記冷却ヘッドを
上記冷熱利用機器又は上記吸熱器に選択的に接続可能と
し、上記放熱冷媒管路には別の切換弁を介して外気と熱
交換を行なう放熱器が接続されており、上記別の切換弁
を切換ることにより、上記放熱用熱交換器を上記温熱利
用機器又は上記放熱器に選択的に接続可能とし、上記吸
熱器及び放熱器はスターリング冷却加熱装置内に付設さ
れたものである。
【0010】さらに、本発明のスターリング冷凍機は、
圧縮ピストンを有する圧縮シリンダと、膨張ピストン又
はディスプレーサを有する膨張シリンダとを備えてお
り、上記圧縮ピストンと上記膨張ピストン又はディスプ
レーサとが位相差をもって往復動する。
【0011】さらに、本発明のスターリング冷凍機の作
動ガスは窒素、ヘリウム又は水素等であり、冷熱冷媒は
エチルアルコール、HFE、PFC、窒素、ヘリウム又
は油等である。
【0012】さらに、本発明のスターリング冷凍機の冷
却ヘッドは、膨張シリンダの頂部に冷熱冷媒を流す流路
を設けて成る構成又は膨張シリンダの頂部の周囲に冷熱
冷媒を流すジャケットを配設して成る構成とする。
【0013】さらに、本発明のスターリング冷却加熱装
置は、冷熱利用機器及び温熱利用機器の両方又はいずれ
か一方の温度制御を行なう制御回路を設けており、特
に、スターリング冷凍機の駆動用のモータを、オンオフ
制御、インバータ制御、又は逆回転するように制御し
て、冷熱利用機器及び温熱利用機器の両方又はいずれか
一方の温度を制御する制御回路を設ける。さらに、本発
明のスターリング冷凍機は、モータを逆回転するように
制御して冷熱利用機器の霜取りを可能とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して以下に説明する。図1は、本発明の
スターリング冷却加熱装置の概略を説明する図である。
本発明のスターリング冷却加熱装置は、冷熱利用機器及
び温熱利用機器の両方、あるいはそのいずれか一方に接
続して使用されるユニットである点が特徴であり、実施
例としては、箱型のケースを有するユニットとしてもよ
いし、特にケースを有することのないユニットとしても
よい。以下の実施例のスターリング冷却加熱装置1は、
ケース2を有し、その中にスターリング冷凍機3を配設
して成る構成のものについて説明する。
【0015】スターリング冷凍機3は、冷却ヘッド4
(低温熱交換器)を有する。冷却ヘッド4には、冷熱冷
媒(スターリング冷凍機3で発生した冷熱を冷凍庫等の
冷熱利用機器に搬送するための冷媒)を循環させる冷熱
冷媒管路5が接続されていて、この冷熱冷媒管路5の両
端はケース2を貫通し、ケース2の外部において冷熱冷
媒の入口栓6と出口栓7が設けられている。
【0016】本発明のスターリング冷却装置1の使用に
際しては、この入口栓6と出口栓7には、冷凍庫等の冷
熱利用機器8の冷熱冷媒配管9の出口端10、入口端1
1が着脱自在に接続される。冷熱冷媒管路5の途中には
冷熱冷媒用ポンプP1が配設されており、冷熱冷媒をス
ターリング冷凍機3の冷却ヘッド4と冷熱利用機器8と
の間で循環させている。
【0017】冷熱利用機器8としては、冷凍庫以外に
も、冷蔵庫、投げ込み式クーラー、低温液循環器、各種
の温度特性試験用の低温恒温器、恒温槽、ヒートショッ
ク試験装置、凍結乾燥機、コールドクーラ等があり、本
発明のスターリング冷却装置1は、これらの冷熱利用機
器を選択して上記入口栓6、出口栓7に接続することに
より利用が可能である。
【0018】又、スターリング冷凍機3は、放熱用熱交
換器12(高温熱交換器)を有し、この放熱用熱交換器
12には、放熱冷媒(スターリング冷凍機3で発生した
熱を外部に搬送するための冷媒であり、水等が使用され
る。)を循環させるための放熱冷媒管路13及び放熱冷
媒用ポンプP2が接続されている。放熱冷媒管路13の
両端はケース2を貫通し入口栓14及び出口栓15が設
けられている。
【0019】本発明のスターリング冷却加熱装置1の使
用に際しては、この入口栓14と出口栓15に、温熱利
用機器16の放熱冷媒配管17の出口端18、入口端1
9が着脱自在に接続され、これにより、スターリング冷
凍機3の放熱用熱交換器12の放熱冷媒管路13と温熱
利用機器の放熱冷媒配管17との間で循環回路が形成さ
れ、スターリング冷却加熱装置1により温熱利用機器1
6が加温される。温熱利用機器16としては、恒温槽、
暖房機器、加熱試験装置、給湯機等がある。
【0020】図2において、本発明のスターリング冷却
加熱装置1を詳細に説明する。スターリング冷凍機3の
ハウジング20は鋳物で形成され、ハウジング20の頂
部にはシリンダ21が形成されている。このハウジング
20内は、区画壁22によってモータ室23とクランク
室24とに区画され、このモータ室23には正逆回転可
能なモータ25が、クランク室24には、モータ25の
回転動作を往復動に変換する回転往復変換機構部26が
夫々配設されている。モータ室23の開口27及びクラ
ンク室の開口28は、夫々蓋29、30で閉止され、ハ
ウジング20内が半密閉状態に保持される。
【0021】ハウジング20内には、区画壁22を貫通
し、ハウジング壁20’、区画壁22及び蓋29の軸受
部31に軸支されたクランクシャフト32が回転可能に
配置されている。モータ25は、ステータ33と、この
ステータの内周側に回転可能に配置されたロータ34と
から構成され、このロータ34の中央にクランクシャフ
ト32が固定されている。
【0022】回転往復変換機構部26は、クランク室2
4内に延びたクランクシャフト32のクランク部35
と、このクランク部35に連結されたコンロッド36、
37と、このコンロッド36、37の先端に取り付けら
れたクロスガイドヘッド38、39とで構成され、スタ
ーリング冷凍機3の駆動手段として機能している。
【0023】クロスガイドヘッド38、39は、ハウジ
ング20のシリンダ21の内壁に設けられたクロスガイ
ドライナ40、41内を往復動可能に配置されている。
クランク部35は、モータ25の正転時にクランク35
bがクランク35aより先行して移動するように、位相
差を付けて形成されている。この位相差は、一般的には
90度の位相差が採用される。
【0024】スターリング冷凍機3のハウジング20の
クランク室24の上部には、圧縮シリンダ42と、圧縮
シリンダ42の若干上方に位置した膨張シリンダ43と
が配設されている。ハウジング20、圧縮シリンダ42
及び膨張シリンダ43内には、作動ガスとして、例え
ば、ヘリウム、水素、窒素等が封入されている。圧縮シ
リンダ42は、ハウジング20にボルト等によって固定
される圧縮シリンダブロック44を有し、この圧縮シリ
ンダブロック44の空間内をピストンリング45の付設
された圧縮ピストン46が往復摺動して、この空間の上
部(圧縮空間)が高温室47であり、この中の作動ガス
は圧縮されて高温となる。
【0025】圧縮ピストンロッド48は、一端が圧縮ピ
ストン46に固定し、他端がオイルシール49を介して
伸び、ピンによってクロスガイドヘッド38に回動自在
に連結されている。往復動する圧縮ピストン46は上死
点及び下死点で摺動方向が反転するため、速度がゼロに
なり、上死点及び下死点付近では速度が遅く単位時間当
たりの容積の変化量も小さく、下死点から上死点及び上
死点から下死点に向かって移動するときの夫々の中間点
で最高速度になり、単位時間当たりのピストンの移動に
よる容積の変化量も最大となる。
【0026】一方、膨張シリンダ43は、圧縮シリンダ
42の上部にボルト等によって固定される膨張シリンダ
ブロック50を有し、この膨張シリンダ43の空間内を
ピストンリング51の付設された膨張ピストン52が往
復摺動して、この空間の上部(膨張空間)が低温室53
であり、この中の作動ガスが膨張し低温となる。膨張ピ
ストン52には、膨張ピストンロッド54の一端が固定
され、膨張ピストンロッド54の他端はオイルシール5
5を介して伸び、クロスガイドヘッド39に連結されて
いる。膨張ピストン52は、圧縮ピストン46より90
度の位相だけ先行して移動する。
【0027】膨張シリンダブロック50には、図面下か
ら、圧縮シリンダ42の高温室47(圧縮空間)に対し
て作動ガスが流入又は流出するマニホールド56が連通
するように設けられており、さらに放熱用熱交換器1
2、蓄冷器57及び低温室53への通路58が互いに順
次連通して環状に配設されている。圧縮シリンダブロッ
ク44の上端部近くには、高温室47とマニホールド5
6を連通する連通孔59が形成されており、これによ
り、高温室47(圧縮空間)と低温室53(膨張空間)
は、連通孔59、マニホールド56、放熱用熱交換器1
2、蓄冷器57及び通路58を介して互いに順次連通す
るように構成されている。上記通路58は、この部分に
熱交換器を配してクーラとすることも可能である。
【0028】膨張シリンダブロック50の上部には冷却
ヘッド4が形成されている。冷却ヘッド4は、例えば、
図3、図4に示すように、膨張シリンダブロック50の
頂部に肉厚を大きくした頂壁60を設け、この頂壁60
に冷熱冷媒の熱交換流路61を形成した構成とする。又
は、図7に示すように膨張シリンダブロック50の頂部
に、ジャケット壁63を設け、このジャケット壁63内
に冷熱冷媒を流す構造としてもよい。
【0029】冷却ヘッド4は冷熱冷媒管路5及び冷熱冷
媒用ポンプP1を介して冷熱利用機器8と接続され冷熱
冷媒を循環している。冷熱冷媒としては、エチルアルコ
ール、HFE、PFC、窒素、ヘリウム、油等が使用さ
れる。
【0030】又、冷熱冷媒管路5には切換弁としての三
方弁60、60を介してファン61を有する外部と熱交
換を行なう熱交換器62(吸熱器)が接続されている。
三方弁60を切り換えることにより、冷却ヘッド4は、
吸熱冷媒管路5及び三方弁60、60を介して熱交換器
62に接続され、冷熱冷媒循環路が形成される。
【0031】放熱用熱交換器12は、アニュラータイプ
の熱交換器、例えば、図5、図6に示すようなシェルア
ンドチューブ式熱交換器60(環状の熱交換室61内に
作動ガスを流す多数のチューブ62を軸方向に貫設し
て、放熱用の冷媒(水等)を熱交換室内に流して作動ガ
スの放熱を行う熱交換器。)、あるいは図7に示すよう
に環状の作動ガス流路の周囲に環状のジャケット64を
配設し、このジャケット64内に冷媒を流して作動ガス
の放熱を行なう熱交換器等がある。
【0032】放熱用熱交換器12は放熱冷媒管路13及
び放熱冷媒用ポンプP2を介して入口栓14及び出口栓
15と接続しており、放熱冷媒を流している。放熱用熱
交換器12で加熱された放熱冷媒は入口栓14及び出口
栓15を介して、温熱利用機器16の放熱冷媒配管17
に接続され、放熱冷媒循環路が形成される。
【0033】又、放熱冷媒管路13には切換弁としての
三方弁65、65を介して放熱ファン66を有する放熱
器67が接続されている。三方弁65、65を切り換え
ることにより、放熱用熱交換器12は、放熱冷媒管路1
3及び三方弁65、65を介して放熱器67に接続さ
れ、放熱用熱交換器12で加熱された放熱冷媒循環路が
形成される。
【0034】本発明のスターリング冷却加熱装置1は、
スターリング冷凍機3を圧縮ピストン46と膨張ピスト
ン52を有する2ピストン型とすることにより、スター
リング冷凍機3内の作動ガスの充填された空間の容積変
動を大きくすることによって、冷凍能力及び加熱能力の
大きいスターリング冷凍機3を提供できるようにしてい
る。
【0035】なお、本発明のスターリング冷却加熱装置
1に、温度制御装置を設ければ、冷熱利用機器8及び温
熱利用機器16の夫々に温度センサーを設置するだけ
で、スターリング冷却加熱装置1側から冷熱利用機器8
及び温熱利用機器16夫々について温度制御を行なうこ
とができる。
【0036】即ち、図8において、冷熱利用機器8及び
温熱利用機器の夫々に温度センサーを配設し、スターリ
ング冷却加熱装置に、温度設定パネルにより温度設定を
可能とする温度制御装置を配設する。この温度制御装置
を構成する温度制御回路内の比較回路において、夫々に
温度センサーで検知した冷熱利用機器8及び温熱利用機
器の温度検出信号と、温熱設定パネルにより設定された
温度と比較し、夫々設定された温度を中心とする許容温
度範囲にあるか否かを判断し、その結果に応じてスター
リング冷凍機3のモータ25をオンオフ制御又はインバ
ータ制御して、上記許容温度範囲内の温度を保ちながら
運転を行なうことができる。
【0037】又、モータ25を逆回転すると、圧縮ピス
トン46及び膨張ピストン52は、位相差をもって上記
モータ25の正転動作の場合と全く逆に、圧縮ピストン
46は膨張ピストンとして作用して冷熱を発生し、膨張
ピストン52は圧縮ピストンとして作用して温熱を発生
する。従って、上記温度制御装置の比較回路の結果に応
じてモータ25を逆転させれば、冷熱利用機器8及び温
熱利用機器16の温度を急速に制御することを可能と
し、上記許容温度範囲内の温度を保ちながら運転を行な
うことができる。
【0038】なお、冷熱利用機器8及び温熱利用機器1
6を同時使用する場合には、一方の温度制御を行なうと
他方の温度が設定温度範囲より外れることが考えられ
る。例えば、冷熱利用機器8の温度が許容範囲より上昇
した場合、モータ25の出力を増加すれば、冷熱利用機
器8は許容温度範囲に低下させて戻せるが、温熱利用機
器16の温度が許容範囲より一時的に上昇するようなこ
とが生じる。
【0039】このような場合の対策としていくつかの手
段がある。例えば、温度制御の重点を冷熱利用機器8又
は温熱利用機器16のいずれか一方に絞る。又は、三方
弁65(又は60)を切換えて放熱用熱交換器(又は冷
却ヘッド)を放熱器(又は吸熱器)に接続して、放熱冷
媒(冷熱冷媒)の温熱利用機器16(又は冷熱利用機器
8)へ温熱(又は冷熱)の搬送を停止させる。又は、温
熱利用機器16(又は冷熱利用機器)に電熱ヒータ式加
熱器等の補助加熱手段を利用して補助的な温度制御をす
る。
【0040】そして、電熱ヒータ式加熱器を備えた冷熱
利用機器8に本発明のスターリング冷却加熱装置1を利
用する場合は、上記のようなスターリング冷凍機3のモ
ータ25の運転制御による温度制御に加え、上記温度セ
ンサーからの温度信号と設定温度とを制御装置において
比較演算し、その差に基づき加熱器をPID制御し、さ
らに精密な温度コントロールを図ることができる。
【0041】なお。図8において、温度設定パネルをス
ターリング冷却加熱装置に設けたが、温度設定パネルを
冷熱利用機器8及び温熱利用機器16の夫々に付設し、
夫々に利用機器側から温度設定を行なうような構成とし
てもよい。
【0042】以上、スターリング冷却加熱装置1は、ケ
ース2を有する実施例について説明したが、ケースを特
に有しない実施例の場合は、冷熱冷媒及び放熱用の入口
栓、出口栓等はスターリング冷凍機等のスターリング冷
却加熱装置の構成部分に、適宜支持部材を設けて取付け
てユニット化すればよい。
【0043】次に、本発明の上記実施例のスターリング
冷却加熱装置1の作用を説明する。モータ25によって
クランクシャフト32が正方向に回転し、クランク室2
4内のクランク35a、35bが90度位相がずれて回
転する。このクランク部35a、35bに回動自在に連
結されたコンロッド36、37を介して、このコンロッ
ド36、37の先端に取り付けられたクロスガイドヘッ
ド38、39が、クロスガイドライナ40、41内を往
復摺動する。クロスガイドヘッド38、39の夫々に圧
縮ピストンロッド48及び膨張ピストンロッド54を介
して連結された圧縮ピストン46及び膨張ピストン52
が、互いに90度の位相差をもって往復動する。
【0044】膨張ピストン52が90度先行して上死点
付近でゆっくりと移動中、圧縮ピストン46は中間付近
を上死点に向かって急速に移動して作動ガスの圧縮動作
を行なう。圧縮された作動ガスは、連通孔59及びマニ
ホールド56を通り放熱用熱交換器12に流入する。放
熱用熱交換器12内で放熱用冷媒に放熱した作動ガス
は、蓄冷器57で冷却され、通路58を通って低温室5
3(膨張空間)内に流入する。
【0045】圧縮ピストン46が上死点近辺でゆっくり
と移動している時に膨張ピストン52は急激に下死点に
向かって移動し低温室53(膨張空間)に流入した作動
ガスは急激に膨張し冷熱が発生する。これにより膨張空
間を囲む冷却ヘッド4は冷却され低温となる。
【0046】そして、冷却ヘッド4において、冷熱冷媒
管路5を循環する冷熱冷媒を冷却する。膨張ピストン5
2が下死点から上死点に移動するときには圧縮ピストン
46は中間位置から下死点に向かっており、作動ガスは
低温室53(膨張空間)より通路58を通り蓄冷器57
に流入し作動ガスの有する冷熱を蓄冷器57に蓄熱す
る。蓄冷器57に蓄熱された冷熱は、上記のように高温
室47から放熱用熱交換器12を通して送られてくる作
動ガスを再度冷却するために再利用される。
【0047】スターリング冷却加熱装置1を利用して、
冷熱利用機器8及び温熱利用機器16の同時使用を行な
う場合について、以下説明する。冷熱利用機器及び温熱
利用機器の同時使用を行なう場合は、三方弁を図1、図
2の状態にする。
【0048】冷却ヘッド4において冷却された冷熱冷媒
は、冷熱冷媒管路5、出口栓7から、例えば、冷凍庫等
の冷熱利用機器8内の冷熱冷媒配管9に送られ、冷熱利
用機器8内で冷凍あるいは冷却作用を行なう。冷熱利用
機器8内で、冷熱冷媒は冷却作用を行なって、冷熱冷媒
配管9から、入口栓6に送られ、冷熱冷媒管路5を通
り、冷却ヘッド4に戻され、そこで冷却される。このよ
うに、冷熱冷媒がスターリング冷凍機3の冷却ヘッド4
と冷熱利用機器8との間で循環し、スターリング冷凍機
3で冷熱冷媒は冷却され、この冷熱冷媒が冷熱利用機器
8において冷却作用をする。以下、同様のサイクルが繰
り返される。
【0049】放熱用熱交換器12において加熱された放
熱冷媒は、放熱冷媒管路13、出口栓15から、例え
ば、恒温槽等の温熱利用機器16内の吸熱冷媒配管17
に送られ、温熱利用機器16内で加熱作用を行なう。そ
して放熱冷媒は、放熱冷媒配管17から、加熱装置の放
熱冷媒の入口栓10に送られ、放熱冷媒管路13を通
り、放熱用熱交換器12に戻され、そこで加熱される。
このように、放熱冷媒はスターリング冷凍機3の放熱用
熱交換器12と温熱利用機器16との間で循環し、スタ
ーリング冷凍機3で加熱され、温熱利用機器16におい
て加熱作用をする。以下、同様のサイクルが繰り返され
る。
【0050】次に、スターリング冷却加熱装置1を利用
して、冷熱利用機器8のみ使用する場合は、切換弁6
0、60は図1、図2の状態を保持して冷熱利用機器8
を使用状態にする。一方、切換弁65、65を切換えて
放熱冷媒を放熱用熱交換器12と放熱器67の間で循環
させて、温熱利用機器16は不使用状態にする。
【0051】又、スターリング冷却加熱装置1を利用し
て、温熱利用機器16のみ使用する場合は、切換弁6
5、65は図1、図2の状態を保持して温熱利用機器を
使用状態にする。一方、切換弁60、60を切換えて冷
熱冷媒を冷却ヘッド4と吸熱器62の間で循環させて、
冷熱利用機器8は不使用状態にする。
【0052】スターリング冷却加熱装置の温度設定パネ
ルにより、冷熱利用機器8、温熱利用機器16の温度設
定を行なう。温度設定パネルにより設定された温度と、
冷熱利用機器8及び温熱利用機器16の夫々の温度セン
サーで検知した温度検出信号とが、温度制御回路内の比
較回路において比較され、夫々設定された温度を中心と
する許容温度範囲にあるか否かを判断し、その結果に応
じてスターリング冷凍機3のモータ25をオンオフ制御
又はインバータ制御して、あるいは、モータ25を逆回
転させて、上記許容温度範囲内の温度を保ちながら運転
を行なうことができる。
【0053】そして、電熱ヒータ式加熱器を補助的に備
えた冷熱利用機器8及び温熱利用機器16に本発明のス
ターリング冷却加熱装置1を利用する場合は、上記のよ
うなスターリング冷凍機3のモータ25の運転制御によ
る温度制御に加え、上記温度センサーからの温度検出信
号と設定温度とを制御装置において比較演算し、その差
に基づき電熱ヒータ式加熱器をPID制御し、さらに精
密な温度コントロールを図ることができる。
【0054】次に、冷熱利用機器8の冷熱交換器、冷却
ヘッド4等に生じる霜の霜取り作用について説明する。
霜取りを行なう時には、冷熱利用機器8及び冷却ヘッド
4に設けた着霜センサーにより着霜を検知して、霜取り
用の制御回路によりスターリング冷凍機3のモータ25
を逆回転する。これにより、膨張シリンダ43の膨張空
間内の作動ガスは膨張ピストン52により圧縮され、熱
を発生し、冷却ヘッド4において冷熱冷媒を加熱し冷熱
利用機器8に循環させ、冷熱利用機器8の熱交換器、冷
却ヘッド4等に生じた霜を除去することができる。な
お、冷熱利用機器8の冷熱交換器等の霜の発生する箇所
にヒータ線を装着し、着霜センサーにより着霜を検知し
て、このヒータ線により霜取りが可能である。
【0055】なお、上記実施例では2ピストン型のスタ
ーリング冷凍機3を使用したが、ディスプレーサ型等他
の形式のスターリング冷凍機3を使用してもよいことは
いうまでもない。
【0056】
【発明の効果】本発明によるスターリング冷却加熱装置
によると、次のような効果を奏することができる。 (1)スターリング冷凍機を使用して冷却加熱装置を構
成するようにしたので、フロン以外の冷媒としてエチル
アルコール、窒素、ヘリウム等の低融点の冷媒を作動ガ
スとして使用することにより、従来の冷却装置より使用
温度が広範囲となり広範囲の用途の冷熱利用機器及び加
熱利用装置に適用できるとともに、地球環境問題に適応
したスターリング冷却加熱装置を提供することができ
る。
【0057】(2)本発明のスターリング冷却加熱装置
は、冷熱冷媒用及び温熱冷媒用の夫々の入口栓及び出口
を備えており、これらの栓に冷熱利用機器及び温熱利用
機器の夫々の冷媒配管を着脱自在に接続して、スターリ
ング冷却加熱装置と、冷熱利用機器及び温熱利用機器の
夫々と冷媒の循環路を簡単に形成できるようにしたの
で、各種の冷熱利用機器及び温熱利用機器に簡単且つ汎
用的に利用できる。
【0058】(3)スターリング冷凍機の冷却ヘッドの
冷熱を冷熱利用機器に利用でき、放熱用熱交換器の温熱
を温熱利用機器に利用できるので、発生する冷熱及び温
熱を無駄なく使用することができ、高いCOPが得られ
る。
【0059】(4)スターリング冷凍機の駆動モータを
オンオフ又はインバータ制御することにより、あるいは
逆回転することにより、温度制御を可能とする。又、本
発明の冷却装置のスターリング冷凍機を逆回転し、簡単
な構成で霜取りを可能とする。
【0060】(5)本発明のスターリング冷却加熱装置
は、スターリング冷凍機を圧縮シリンダと膨張シリンダ
の2ピストン型とすることにより、スターリング冷凍機
内の作動ガスの充填された空間の容積変動を大きくで
き、コンパクトの割には、冷凍能力の大きいスターリン
グ冷凍機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスターリング冷却加熱装置の全体概念
図である。
【図2】本発明のスターリング冷却加熱装置を示す図で
ある。
【図3】スターリング冷却加熱装置の冷却ヘッドの一例
を説明する側部断面を示す図である。
【図4】図3の冷却ヘッドの正面を示す図である
【図5】スターリング冷却加熱装置の放熱用熱交換器の
一例を説明する平面図である。
【図6】図5のAーA断面図である。
【図7】スターリング冷却加熱装置の冷却ヘッド及び放
熱用熱交換機の別の例を説明する側部断面を示す図であ
る。
【図8】本発明の冷却加熱装置の温度制御の手段を示す
図である。
【符号の説明】
1 スターリング冷却加熱装置 2 ケース 3 スターリング冷凍機 4 冷却ヘッド(低温熱交換器) 5 冷熱冷媒管路 6、14 入口栓 7、15 出口栓 8 冷熱利用機器 12 放熱用熱交換器(高温熱交換器) 13 放熱冷媒管路 16 温熱利用機器 42 圧縮シリンダ 43 膨張シリンダ 46 圧縮ピストン 47 高温室(圧縮空間) 52 膨張ピストン 53 低温室(膨張空間) 60、65 三方弁(切換弁) 62 熱交換機(吸熱器) 67 放熱器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲元 伸央 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動ガスを封入し、冷却ヘッド及び放
    熱用熱交換器を有するスターリング冷凍機と、 上記冷却ヘッドにおいて冷却される冷熱冷媒が流される
    冷熱冷媒管路と、 上記冷熱冷媒管路の一端に設けられた冷熱冷媒の入口栓
    及び他端に設けられた出口栓と、 上記放熱用熱交換器において放熱される放熱冷媒が流さ
    れる放熱冷媒管路と、 上記放熱冷媒管路の一端に設けられた放熱冷媒の入口栓
    及び他端に設けられた出口栓とを具備し、 上記冷熱冷媒の出口栓及び入口栓に、冷熱利用機器を着
    脱可能に接続することにより、上記冷熱利用機器に冷熱
    を搬送可能とし、 上記放熱冷媒の出口栓及び入口栓に、温熱利用機器を着
    脱自在に接続することにより、上記温熱利用機器に温熱
    を搬送可能とすることを特徴とするスターリング冷却加
    熱装置。
  2. 【請求項2】 上記冷熱冷媒管路には切換弁を介して
    外気と熱交換を行なう吸熱器が接続されており、上記切
    換弁を切換ることにより、上記冷却ヘッドを上記冷熱利
    用機器又は上記吸熱器に選択的に接続可能とし、 上記放熱冷媒管路には別の切換弁を介して外気と熱交換
    を行なう放熱器が接続されており、上記別の切換弁を切
    換ることにより、上記放熱用熱交換器を上記温熱利用機
    器又は上記放熱器に選択的に接続可能とし、 上記吸熱器及び放熱器はスターリング冷却加熱装置内に
    付設されたものであることを特徴とする請求項1記載の
    スターリング冷却加熱装置。
  3. 【請求項3】 上記スターリング冷凍機は、圧縮ピスト
    ンを有する圧縮シリンダと、膨張ピストン又はディスプ
    レーサを有する膨張シリンダとを備え、上記圧縮ピスト
    ンと上記膨張ピストン又はディスプレーサとが位相差を
    もって往復動することを特徴とする請求項1又は2記載
    のスターリング冷却加熱装置。
  4. 【請求項4】 上記スターリング冷凍機の作動ガスは窒
    素、ヘリウム又は水素等であり、冷熱冷媒はエチルアル
    コール、HFE、PFC、窒素、ヘリウム又は油等であ
    ることを特徴とする請求項1、2又は3記載のスターリ
    ング冷却加熱装置。
  5. 【請求項5】 上記スターリング冷凍機の冷却ヘッド
    は、膨張シリンダの頂部に冷熱冷媒を流す流路を設けて
    成る構成又は膨張シリンダの頂部の周囲に冷熱冷媒を流
    すジャケットを配設して成る構成としたことを特徴とす
    る請求項1、2、3又は4記載のスターリング冷却加熱
    装置。
  6. 【請求項6】 上記冷熱利用機器及び温熱利用機器の両
    方又はいずれか一方の温度制御を行なう制御回路を設け
    たことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の
    スターリング冷却加熱装置。
  7. 【請求項7】 上記スターリング冷凍機のモータを、オ
    ンオフ制御、インバータ制御、又は逆回転するように制
    御して、上記冷熱利用機器及び温熱利用機器の両方又は
    いずれか一方の温度を制御する制御回路を設けたことを
    特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のスターリ
    ング冷却加熱装置。
  8. 【請求項8】 上記スターリング冷凍機のモータを逆回
    転するように制御して霜取りを可能とすることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のスター
    リング冷却加熱装置。
JP5157198A 1998-02-06 1998-02-16 スターリング冷却加熱装置 Pending JPH11230629A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5157198A JPH11230629A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 スターリング冷却加熱装置
TW088101604A TW426798B (en) 1998-02-06 1999-02-03 Stirling apparatus
AU15481/99A AU739636B2 (en) 1998-02-06 1999-02-05 Stirling machine with heat exchanger having fin structure
CN99103019A CN1231407A (zh) 1998-02-06 1999-02-05 使用具有翅片结构的热交换器的斯特林装置
EP99102309A EP0935063A3 (en) 1998-02-06 1999-02-05 Stirling machine with heat exchanger having fin structure
KR1019990004164A KR100551663B1 (ko) 1998-02-06 1999-02-06 핀 구조를 지닌 열 교환기를 이용한 스털링 장치
US09/246,066 US6161389A (en) 1998-02-06 1999-02-08 Stirling machine with heat exchanger having fin structure
NZ334088A NZ334088A (en) 1998-02-06 1999-02-08 Stirling cycle refrigerator, with expansion cylinder having integral fins

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5157198A JPH11230629A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 スターリング冷却加熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11230629A true JPH11230629A (ja) 1999-08-27

Family

ID=12890658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5157198A Pending JPH11230629A (ja) 1998-02-06 1998-02-16 スターリング冷却加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11230629A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001208439A (ja) * 2000-01-31 2001-08-03 Sony Corp 冷却装置、加熱装置及び電子機器
JP2001215067A (ja) * 2000-02-02 2001-08-10 Sony Corp 冷却装置、加熱装置及び電子機器
US6279325B1 (en) 1998-11-02 2001-08-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Stirling device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6279325B1 (en) 1998-11-02 2001-08-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Stirling device
JP2001208439A (ja) * 2000-01-31 2001-08-03 Sony Corp 冷却装置、加熱装置及び電子機器
JP2001215067A (ja) * 2000-02-02 2001-08-10 Sony Corp 冷却装置、加熱装置及び電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6161389A (en) Stirling machine with heat exchanger having fin structure
KR100572550B1 (ko) 교반장치
JPH10148411A (ja) スターリング冷凍装置
US5477688A (en) Automotive air conditioning apparatus
JP3280922B2 (ja) スターリング冷凍機利用恒温液循環装置
JPH11230629A (ja) スターリング冷却加熱装置
JPH11223404A (ja) スターリング冷却装置
JP2002098627A (ja) スターリング冷凍機及びヒートショック試験機
JP2000136753A (ja) V型配列スターリング機器
JPH0336468A (ja) 冷却庫
JP3280923B2 (ja) ヒートショック試験機
JP2000205682A (ja) 冷却装置
JP3630993B2 (ja) スターリング冷却装置
JPH11223402A (ja) スターリング加熱装置
JP2000136754A (ja) 凍結乾燥機
JPH1076840A (ja) 自動車用空調装置
JP2525269B2 (ja) 冷凍システム
KR930000941B1 (ko) 스터링 사이클 방식 냉장고
KR100208017B1 (ko) 다중 열교환기 및 그를 사용한 스터링 냉장고
JP3369979B2 (ja) スターリング冷却装置
JPH0996480A (ja) 低温貯蔵庫
KR0125912Y1 (ko) 스터링 사이클을 이용한 냉온장고
JP2000018746A (ja) スターリング冷却装置
JP3634650B2 (ja) 熱機関用シリンダブロック
JP2004286374A (ja) 冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041027

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20041109

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050315

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02