JP2001208439A - 冷却装置、加熱装置及び電子機器 - Google Patents
冷却装置、加熱装置及び電子機器Info
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Abstract
きるようにする。 【解決手段】 加わる力により変形する第1の圧電素子
22がピストンとして配置された第1のシリンダ21
と、第1のシリンダと対向して接続されて、加わる力に
より変形する第2の圧電素子32がピストンとして配置
された第2のシリンダ31と、所定の発熱部材からの熱
で膨張した圧力を第1のピストンの内の第1の圧電素子
に供給する吸熱部11aと、第2のピストン内の第2の
圧電素子の変形で発生した熱を外部に排出する放熱部1
4と、吸熱部と放熱部との間を接続する再生熱交換部1
2と、第1の圧電素子の状態と第2の圧電素子の状態と
が、所定の位相差となるように制御する制御部とを備え
た。
Description
コンピュータ装置に内蔵されたマイクロプロセッサのよ
うな部材の冷却に適用して好適な冷却装置と、電子機器
が備える部材を加熱する加熱装置と、この冷却装置又は
加熱装置を備えた電子機器に関する。
備えるマイクロプロセッサは、動作中の発熱量が大き
く、一般には何らかの冷却装置を取付けるようにしてあ
る。例えば、モータにより回転するファンをマイクロプ
ロセッサの近傍に配置して、そのファンの回転で、マイ
クロプロセッサの近傍の空気を、コンピュータ装置の外
部に排出させて、マイクロプロセッサを冷却させる構成
としたものがある。
ファンを使用した冷却装置は、ファンを回転させるのに
電力が必要であり、コンピュータ装置の消費電力を増大
させてしまう問題がある。また、ある程度の冷却効果を
得るためには、比較的大型のファンが必要であり、ファ
ンの回転に伴ってある程度の騒音が発生する問題があ
る。さらに、マイクロプロセッサを冷却した空気を、装
置の外部に排出させる必要があり、その排出される空気
の熱で、コンピュータ装置が設置された部屋の温度を上
昇させてしまう問題がある。
流れで冷却するものであるため、冷却以外の用途に使用
することは困難であった。
ロプロセッサを例にして説明したが、その機器の動作中
に発熱する種々の電子機器に同様な問題が存在する。
発熱部を、少ない電力で効率良く冷却できるようにする
ことにある。
冷却機構を、他の用途に使用できるようにすることにあ
る。
わる力により変形する第1の圧電素子がピストンとして
配置された第1のシリンダと、第1のシリンダと対向し
て接続されて、加わる力により変形する第2の圧電素子
がピストンとして配置された第2のシリンダと、所定の
発熱部材からの熱で膨張した圧力を第1のピストンの内
の第1の圧電素子に供給する吸熱部と、第2のピストン
内の第2の圧電素子の変形で発生した熱を外部に排出す
る放熱部と、吸熱部と放熱部との間を接続する再生熱交
換部と、第1の圧電素子の変形状態と第2の圧電素子の
変形状態とが、所定の位相差となるように制御する制御
部とを備えたものである。
熱により吸熱部の内部が発熱して、その発熱により充填
された流体が膨張し、その膨張による圧力で第1のシリ
ンダ内の第1の圧電素子が変形する。ここで、第1の圧
電素子と第2の圧電素子が一定の位相関係になるように
制御することで、第2の圧電素子についても変形し、第
2のシリンダに充填された流体に力が加わり、放熱部に
熱が伝わり、その伝わった熱が外部に排出される。この
熱の排出で、放熱部の流体が圧縮し、その圧縮力で第2
のシリンダ内の第2の圧電素子が逆方向に変形すると、
第1の圧電素子についても変形し、元の状態に戻る。そ
して、発熱部材が発熱し続ける限り、この動作を繰り返
す。
する第1の圧電素子がピストンとして配置された第1の
シリンダと、第1のシリンダと対向して接続されて、加
わる力により変形する第2の圧電素子がピストンとして
配置された第2のシリンダと、第1のピストンの内の第
1の圧電素子の変形で加わる力で発生した熱で加熱体を
加熱する加熱部と、第2のピストン内の第2の圧電素子
の変形で発生した熱を外部に排出する放熱部と、加熱部
と放熱部との間を接続する再生熱交換部と、第1の圧電
素子の変形状態と第2の圧電素子の変形状態とが、所定
の位相差となるように制御する制御部とを備えたもので
ある。
ダ内の第1の圧電素子が変形することで、充填された流
体が膨張し、その膨張により発生した熱で、加熱部が加
熱される。ここで、第1の圧電素子と第2の圧電素子が
一定の位相関係になるように制御することで、第2の圧
電素子についても変形し、第2のシリンダに充填された
流体に力が加わるが、放熱部での放熱が行われること
で、放熱部の流体が圧縮し、その圧縮力で第2のシリン
ダ内の第2の圧電素子が逆方向に変形すると、第1の圧
電素子についても変形し、元の状態に戻る。そして、第
1の圧電素子と第2の圧電素子の駆動を行う限り、この
発熱動作を繰り返す。
熱する発熱部材と、加わる力により変形する第1の圧電
素子がピストンとして配置された第1のシリンダと、第
1のシリンダと対向して接続されて、加わる力により変
形する第2の圧電素子がピストンとして配置された第2
のシリンダと、発熱部材からの熱で膨張した圧力を第1
のピストンの内の第1の圧電素子に供給する吸熱部と、
第2のピストン内の第2の圧電素子の変形で発生した熱
を外部に排出する放熱部と、吸熱部と放熱部との間を接
続する再生熱交換部と、第1の圧電素子の変形状態と第
2の圧電素子の変形状態とが、所定の位相差となるよう
に制御する制御部とを備えたものである。
よる発熱部材の発熱により吸熱部の内部が発熱して、そ
の発熱により充填された流体が膨張し、その膨張による
圧力で第1のシリンダ内の第1の圧電素子が変形する。
ここで、第1の圧電素子と第2の圧電素子が一定の位相
関係になるように制御することで、第2の圧電素子につ
いても変形し、第2のシリンダに充填された流体に力が
加わり、放熱部に熱が伝わり、その伝わった熱が外部に
排出される。この熱の排出で、放熱部の流体が圧縮し、
その圧縮力で第2のシリンダ内の第2の圧電素子が逆方
向に変形すると、第1の圧電素子についても変形し、元
の状態に戻る。そして、機器が作動して発熱部材が発熱
し続ける限り、この動作を繰り返す。
添付図面を参照して説明する。
備えた電子機器としたものである。即ち、例えば図3に
示すように、ここでは電子機器として携帯用に小型に構
成されたいわゆるノート型のパーソナルコンピュータ装
置100に適用した例としてある。このパーソナルコン
ピュータ装置100は、キーボード部101と表示パネ
ル部102とが回動自在な状態で接続してあり、例えば
キーボード部101の内部に配置した回路基板111の
所定位置にマイクロプロセッサ112が配置してある
(図3ではマイクロプロセッサ112は破線で示す)。
コンピュータ装置100を作動させたとき、装置内で必
要な演算処理を実行する半導体素子の1つであり、作動
中には比較的高い温度に発熱する発熱体となる。ここで
本例においては、このマイクロプロセッサ112の上に
冷却部10を配置して、その冷却部10でマイクロプロ
セッサ112で生じた熱を外部に排出させる構成として
ある。
ある。この冷却部10は、いわゆるスターリングエンジ
ンの原理で構成したものであり、全体が金属,磁器,合
成樹脂などで構成され、外部熱源による作動流体の閉回
路を構成してある。即ち、本例の冷却部10は内部に、
マイクロプロセッサ112で生じた熱で加熱される吸熱
部11aが設定してある。
セッサ112の表面の最も高温になる部分と接触させて
ある。即ち、例えば図2に示すように、回路基板111
上に配置されたマイクロプロセッサ112の上に、冷却
部10の吸熱部11aを配置する状態で、冷却部10を
回路基板111に固定するようにしてある。図2では冷
却部10を固定する機構については省略してあるが、例
えば何らかの固定用金具を使用して固定したり、ネジ等
の接続用部材を使用して固定する。
10内の吸熱部11aには、流体が充填されたパイプ1
1が配置してある。このパイプ11の一端は、第1のシ
リンダ21の一端部21aに接続してあり、他端は再生
熱変換部12が接続してある。再生熱変換部12につい
ては後述する。
子22が配置してある。第1の圧電素子22は、パイプ
11側から加わる力(膨張力又は圧縮力)により変形す
る素子であり、その膨張力又は圧縮力による変形で、起
電力が発生して電極部から所定の電圧を取り出すことが
できる素子である。この変形が図1に矢印aで示すよう
に起こることで、第1のシリンダ21内の一端部21a
の内部の容積は変化する。また、外部から第1の圧電素
子22の電極部に電圧を印加することで、その電圧値に
対応して変形させることができる。
第2のシリンダ31が配置してある。この第2のシリン
ダ31内には、第2の圧電素子32が配置してある。第
2の圧電素子32についても、第1の圧電素子22と同
様に、接続されたパイプから加わる力膨張力又は圧縮
力)により変形する素子であり、その膨張力又は圧縮力
による変形で起電力が発生して電極部から所定の電圧を
取り出すことができる素子である。膨張及び圧縮の変形
が図1に矢印bで示すように起こることで、第2のシリ
ンダ31内の一端部31aの内部の容積は変化する。ま
た、外部から第2の圧電素子32の電極部に電圧を印加
することで、その電圧値に対応して変形させることがで
きる素子である。
との間には、固定部15が配置してあり、各圧電素子2
2,32は、それぞれの圧電素子22,32の設置位置
が定まるようにしてある。
に接続される回路である電源部60については、ここで
は冷却部10の外部に配置してある。この電源部60で
は、第1の圧電素子22と第2の圧電素子32の状態が
一定の状態となるように、両圧電素子22,32の電極
部に電圧を印加するようにしてある。即ち、両圧電素子
が同じ変形状態であるときを位相差なしとし、一方の圧
電素子が一方に変形した状態で、他方の圧電素子が逆方
向に変形した状態のときを位相差180度としたとき、
両圧電素子22,32の位相差が約90度となるよう
に、電源部60が両圧電素子22,32の電極部の電圧
を常時検出して、その90度の位相差を維持するよう
に、両圧電素子22,32の電極部に電圧を印加するよ
うにしてある。
続され、この二次電池61からの電源で電源部60が作
動する。また、両圧電素子22,32から電力が電源部
60に得られた場合には、その電力で二次電池61を充
電させるようにしてある。
が配置された第2のシリンダ31の一端部31aには、
パイプ13の一端部が接続してある。このパイプ13の
他端部は、再生熱交換部12を介してパイプ11の他端
と接続してある。再生熱交換部12は、パイプ11内の
流体とパイプ13の流体との間で、熱の移動を少なくし
た状態で流体が移動できる状態にしたものである。再生
熱交換部42の具体的な構成としては、例えばメッシュ
状の金属を配置する構成にしたり、スポンジ状の樹脂を
充填する構成などがある。パイプの内部に充填される流
体の特性によって、適切な構成を選択すれば良い。
の間に接続されたパイプ13は、途中が熱交換部14と
して設定された場所に配置してある。熱交換部14は、
パイプ13に近接して熱輸送管50の一端部51が配置
してある。熱輸送管50は、ヒートパイプ等で形成さ
れ、図2に示すように、冷却部10から引き出されて、
その引き出された先端部には放熱板などで構成される熱
交換器52が接続してある。熱輸送管50をヒートパイ
プで構成した場合には、例えば図2に示すように、内壁
部50aを粗面としてあり、その熱輸送管50の内部に
水,フッ化炭素(FC)などの流体を所定量充填してあ
り、その流体により高温側から低温側に熱を輸送できる
構成としてある。
に、ノート型のパーソナルコンピュータ装置100の背
面側の開口部103に露出させたヒートシンクで構成し
てあり、パーソナルコンピュータ装置100の外部に熱
を放出できる構成としてある。なお、熱輸送管50の長
さL(図2参照)は、熱を放出する効率の点からは短い
方が良く、出来るだけ短い距離になるように配置する必
要がある。
内部21a,31aとパイプ11,13及び再生熱変換
部12に充填される流体としては、スターリングエンジ
ンに使用できる各種流体(液体,気体)が適用できる
が、沸点が常温以上でかつ常温に近い流体を使用するの
が好ましい。
マイクロマシンの技術を使用して、半導体上にシリンダ
やパイプなどを形成する構成とすることができる。或い
は、樹脂基板上に金属のエッチングを施して形成した
り、さらには金属,磁器又は樹脂をレーザ加工により形
成しても良い。いずれの場合でも、本例のようなパーソ
ナルコンピュータ装置100のマイクロプロセッサ11
2の冷却用に使用する場合には、マイクロプロセッサ1
12が非常に小型の素子であるため、冷却部10につい
ても出来るだけ小型に構成するのが好ましい。従って、
例えば図2に示した例では、マイクロプロセッサ112
に比べて冷却部10を若干大きな形状としたが、冷却部
10をマイクロプロセッサ112とほぼ同等の形状に製
作できるのであれば、そのような大きさとしても良い。
100に内蔵させた冷却部10の動作を説明する。本例
の冷却部10は、スターリングエンジンの原理を利用し
て冷却動作を行うものであり、第1,第2のシリンダ2
1,31に配置された第1,第2の圧電素子22,32
は、スターリングエンジンにおける作動流体制御ピスト
ン及びパワーピストンとして機能するものである。
パーソナルコンピュータ装置100が作動して、マイク
ロプロセッサ112が発熱したとする。このとき、この
発熱で冷却部10の吸熱部11aが加熱されて、パイプ
11内の流体が発熱して膨張し、その膨張による圧力が
第1のシリンダ21の内部21aに伝わり、第1のシリ
ンダ21内の第1の圧電素子22が第2のシリンダ31
側に変形したとする。この変形が発生すると、第2のシ
リンダ31内の第2の圧電素子32については90度の
位相遅れで同様に変形し、パイプ13内の流体が圧縮さ
れて加熱されて、放熱部14に熱が伝わる。この放熱部
14に熱が伝わることで、熱輸送管50側に熱が移り、
熱輸送管50に接続された熱交換器52で輸送された熱
が、パーソナルコンピュータ装置100の外部に排出さ
れる。
熱されることで、パイプ13内の流体が圧縮することに
なり、その圧縮力で第2のシリンダ31内の第2の圧電
素子32が逆方向に変形(第1のシリンダ21側に変
形)する。この変形が発生すると、第1のシリンダ21
内の第1の圧電素子22については90度の位相遅れで
同様に変形し、第1の圧電素子22が元の状態に戻る。
そして、パーソナルコンピュータ装置100が作動して
マイクロプロセッサ112が発熱し続ける限り、この動
作を繰り返す。このように作動することで、熱輸送管5
0を介して外部に排出される熱量と、マイクロプロセッ
サ112が発生する熱量とバランスされて、マイクロプ
ロセッサ112の表面温度を一定の状態に均衡させるこ
とが可能になり、結局マイクロプロセッサ112を冷却
することになる。
ンピュータ装置100)に取付けられた冷却部10によ
ると、内部の発熱体(マイクロプロセッサ)が発する熱
を機器の外部に排出して、冷却を行うことができる。特
に、本例のようなパーソナルコンピュータ装置のマイク
ロプロセッサのように、発熱部が1箇所(又は数カ所)
に集中している場合に効率の良い冷却ができ、この種の
小型の電子機器に好適である。また、冷却時の作動音と
しては、密閉された空間である冷却部10内での圧電素
子22,32の変形に伴って発生する音だけであり、フ
ァン装置などで冷却を行う場合に比べて非常に静かであ
る。
冷却装置として使用した場合の動作について説明した
が、冷却部10を逆に作動させて、加熱装置として機能
するようにしても良い。即ち、最初に第1のシリンダ2
1内の第1の圧電素子22を、第2のシリンダ31とは
反対側に変形させて、その変形でパイプ11内に圧縮力
を発生させて、パイプ11内の流体を加熱させ、その加
熱で発生した熱で吸熱部11aの近傍に配置したもの
(加熱体)を加熱させる。このとき、第2のシリンダ3
1内の第2の圧電素子32は、第1の圧電素子22と約
90度の位相で変形するように制御することで、冷却時
と同様に熱循環が発生する。
させる際に、周囲温度が低い状態であるとき、最初に冷
却部10を加熱装置として作動させて、その部分をある
程度の温度(機器が安定して作動する温度)まで加熱さ
せてから、機器を起動させた後、その起動後にその箇所
が機器の動作で発熱したとき、冷却部10を冷却装置と
して作動させて、冷却動作を行うようにしても良い。な
お、冷却部10を加熱装置としてだけ作動させて、冷却
動作は行わないようにしても良い。
に本例の冷却部だけを冷却機構として配置したが、他の
冷却用の機構と組み合わせるようにしても良い。例え
ば、冷却用のファンで装置の内部全体を冷却させなが
ら、本例の冷却部で特に発熱温度の高い部分を集中的に
冷却させても良い。この場合のファンを駆動させる電源
として、冷却部で発生した電力を使用しても良い。
ノート型のパーソナルコンピュータ装置内のマイクロプ
ロセッサの冷却装置とした例を説明したが、他のデスク
トップ型のパーソナルコンピュータ装置などの他の形状
のコンピュータ装置用の冷却装置としても良く、或いは
コンピュータ装置以外のその他の各種電子機器における
冷却装置や加熱装置として使用できることは勿論であ
る。
発熱することで、第1の圧電素子と第2の圧電素子が変
形を繰り返しながら、放熱部からその熱が外部に排出さ
れ、効率の良い冷却動作を行うことができる。
電素子と第2の圧電素子が変形を繰り返しながら、加熱
部を加熱させることができ、効率の良い加熱動作を行う
ことができる。この場合、冷却のための機構を逆に作動
させるだけで所定箇所を加熱させることができ、例えば
所定箇所の温度を一定範囲に保つような制御が可能にな
る。
が作動して発熱部材が発熱することで、第1の圧電素子
と第2の圧電素子が変形を繰り返しながら、放熱部から
その熱が外部に排出され、効率の良い冷却動作を行うこ
とができる。
を示す略線図である。
示す側面図である。
部破断して示す斜視図である。
示す斜視図である。
再生熱交換部、13…パイプ、14…放熱部、15…固
定部、21…第1のシリンダ、22…第1の圧電素子、
31…第2のシリンダ、32…第2の圧電素子、50…
熱輸送管、52…熱交換器、100…パーソナルコンピ
ュータ装置、111…回路基板、112…マイクロプロ
セッサ
Claims (6)
- 【請求項1】 加わる力により変形する第1の圧電素子
がピストンとして配置された第1のシリンダと、 上記第1のシリンダと対向して接続されて、加わる力に
より変形する第2の圧電素子がピストンとして配置され
た第2のシリンダと、 所定の発熱部材からの熱で膨張した圧力を上記第1のピ
ストンの内の上記第1の圧電素子に供給する吸熱部と、 上記第2のピストン内の上記第2の圧電素子の変形で発
生した熱を外部に排出する放熱部と、 上記吸熱部と上記放熱部との間を接続する再生熱交換部
と、 上記第1の圧電素子の変形状態と上記第2の圧電素子の
変形状態とが、所定の位相差となるように制御する制御
部とを備えた冷却装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の冷却装置において、 上記第1及び第2のシリンダと、上記吸熱部と、上記放
熱部と、上記再生熱交換部には、所定の流体を充填させ
た冷却装置。 - 【請求項3】 加わる力により変形する第1の圧電素子
がピストンとして配置された第1のシリンダと、 上記第1のシリンダと対向して接続されて、加わる力に
より変形する第2の圧電素子がピストンとして配置され
た第2のシリンダと、 上記第1のピストンの内の上記第1の圧電素子の変形で
加わる力で発生した熱で加熱体を加熱する加熱部と、 上記第2のピストン内の上記第2の圧電素子の変形で発
生した熱を外部に排出する放熱部と、 上記加熱部と上記放熱部との間を接続する再生熱交換部
と、 上記第1の圧電素子の変形状態と上記第2の圧電素子の
変形状態とが、所定の位相差となるように制御する制御
部とを備えた加熱装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の加熱装置において、 上記第1及び第2のシリンダと、上記加熱部と、上記放
熱部と、上記再生熱交換部には、所定の流体を充填させ
た加熱装置。 - 【請求項5】 機器の作動により発熱する発熱部材と、 加わる力により変形する第1の圧電素子がピストンとし
て配置された第1のシリンダと、 上記第1のシリンダと対向して接続されて、加わる力に
より変形する第2の圧電素子がピストンとして配置され
た第2のシリンダと、 上記発熱部材からの熱で膨張した圧力を上記第1のピス
トンの内の上記第1の圧電素子に供給する吸熱部と、 上記第2のピストン内の上記第2の圧電素子の変形で発
生した熱を外部に排出する放熱部と、 上記吸熱部と上記放熱部との間を接続する再生熱交換部
と、 上記第1の圧電素子の変形状態と上記第2の圧電素子の
変形状態とが、所定の位相差となるように制御する制御
部とを備えた電子機器。 - 【請求項6】 請求項5記載の電子機器において、 上記第1及び第2のシリンダと、上記吸熱部と、上記放
熱部と、上記再生熱交換部には、所定の流体を充填させ
た電子機器。
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